JP5869595B2 - 液体散布ノズル - Google Patents

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この発明は、薬剤の散布や散水を行う液体散布装置の液体散布ノズル、詳しくは、液体噴霧パターンの切り替え機能を確保しながら操作杆の簡単かつ正確な長さ調整を可能となした液体散布ノズルに関する。
首記の液体散布ノズルの従来技術として、例えば、下記特許文献1,2,3に示されたようなものがある。
特許文献1,2の液体散布ノズルは、インナーパイプとアウターパイプを組み合わせた操作杆の内部(操作杆の根元の液体導入口から操作杆の先端に設けた噴霧ヘッドに至る液体供給路の途中)にバルブを設け、そのバルブで操作杆の内部の液体通路の接続状態を切り替えて操作杆の先端の噴霧ヘッドから噴出する液体の噴霧パターンを変化させるようにしている。
この液体散布ノズルは、ソケットとニップルを組み合わせた管継手の前記ニップルに操作杆のインナーパイプを、前記ソケットに操作杆のアウターパイプをそれぞれ固定している。
また、前記バルブの弁体を操作杆のインナーパイプに、弁座を操作杆のアウターパイプにそれぞれ設けており、前記ソケットに対するニップルのねじ込み量を変化させると前記インナーパイプとアウターパイプに軸方向の相対移動が生じて前記バルブの弁体が弁座に対して接離し、これにより、操作杆の内部の液体通路の接続状態が切り替わって噴霧パターンが狭角噴霧(直進噴射)から広角噴霧に、又はその逆に変化する。
一方、前記特許文献3の液体散布ノズルは、操作杆の長手途中に回転管継手を設け、その回転管継手を介して操作杆の先端側と後部側を長手方向に対して直角な軸を支点にして回転できるように連結しており、操作杆の先端側と後部側を別々に連結した回転管継手の2部材を相対回転させることで操作杆を折り畳んで操作杆の全長を短縮することができる。
特開平1−228564号公報 特開2008−110318号公報 特開2004−66083号公報
上記特許文献1,2に記載された液体散布ノズルは、操作杆のインナーパイプとアウターパイプの軸方向相対移動を利用して噴霧パターン切り替え用のバルブを開閉させるので、構造上の規制により操作杆を長さ調整可能となすことができない。
これに対し、上記特許文献3の液体散布ノズルは、操作杆の長さを縮めることができるが、操作管が一重のパイプで構成されているので、特許文献1の液体散布ノズルのように、噴霧パターンを変えることができない。
また、特許文献3の液体散布ノズルは、操作杆を折り畳んだときにその操作杆の先端側と後部側が並列配置になるため、サイズ縮小の効果が十分でなく、取り扱いもし辛いものになる。
そこで、この発明は、液体散布ノズルについて、液体噴霧パターンの切り替え機能を確保し、なおかつ、コンパクトな機構によって操作杆の長さ調整を簡単かつ正確に行えるようにすることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、操作杆の根元の液体導入口から操作杆の先端に設けた噴霧ヘッドに至る液体供給路にバルブを設け、そのバルブで前記噴霧ヘッド内の液体通路に対する前記液体供給路の接続状態を切り替えて前記噴霧ヘッドからの液体の噴霧パターンを変化させる液体散布ノズルを以下の如く構成した。
即ち、前記操作杆を、液体供給路を構成する第1噴管及びその第1噴管に片端を固定して第1噴管の外周に配置するガイド管と、前記第1噴管の外周に液密、かつ、軸方向スライド自在に嵌める第2噴管と、管軸方向に定ピッチで配列される係止用凹部と管軸方向に延びるキー溝を外周に有し、前記第2噴管の外周に同心的に配置されて一端が前記第2噴管の一端近傍に固定され、他端側が第2噴管とともに前記第1噴管と前記ガイド管との間にスライド自在に挿入されるロック管とで構成した。
そして、その操作杆と、前記ガイド管の自由端側の端部に取り付けるロック部材と、前記噴霧ヘッドと、この噴霧ヘッドと前記操作杆との間に介在するソケット及びそのソケットにねじ込まれるニップルを備えた管継手と、前記バルブを組み合わせ、
前記ロック部材に、ばねに付勢されて前記ロック管の外周の係止用凹部に入り込む可動係止爪と、その可動係止爪に前記ばねによる付勢方向と反対向きの力を加えるロック解除レバーと、前記キー溝に遊嵌するキーを含ませた。
また、前記管継手のソケットとニップルのいずれか一方を前記噴霧ヘッドに、他方を噴霧ヘッドが接続される側の噴管にそれぞれ連結し、前記バルブの弁体を前記噴霧ヘッドが接続される側の噴管に、弁座を前記噴霧ヘッドにそれぞれ設けた。
この液体散布ノズルは、第1噴管を操作杆の前側に配置することも可能であるが、それよりも、第2噴管を操作杆の前側に配置してその第2噴管の先端側に噴霧ヘッドを接続したものが好ましい。
また、前記ロック部材のロック解除レバーを、操作管の軸と直交する向きの支軸を支点にしてシーソー運動する構造にし、そのロック解除レバーの一端に前記可動係止爪を設け、前記支軸を間に挟んだ他端側にレバー操作部を形成すると好ましい。
さらに、前記ロック管の前記第1噴管とガイド管との間に挿入される側の端部に円筒状のピストンを固定し、そのピストンを前記第2噴管のピストン設置側の端部に液密に装着し、そのピストンを第1噴管の外周に液密かつスライド自在に嵌めて第1噴管と第2噴管の間をシールするのも好ましい。
この発明の液体散布ノズルは、第2噴管とそれに固定されたロック管を第1噴管とその外周のガイド管に対して長手方向にスライドさせることができ、そのスライドによって操作杆が伸縮する。
また、ロック部材の可動係止爪をロック管の外周の係止用凹部に入り込ませると操作杆の伸縮後の状態がロックされ、可動係止爪を前記係止用凹部から抜け出させるとそのロックが解除されるため、操作杆の長さ調整が簡単かつ正確に行え、長さ調整後の状態も安定して保持される。
第2噴管とロック管が第1噴管とガイド管の間から出没して操作杆の長さが変化するようにしてあるので、前掲の特許文献3に記載されたものに比べて操作杆の長さ短縮時のサイズ縮小の効果が高く、取り扱い性にも優れる。
さらに、前記管継手のソケットに対するニップルのねじ込み量を調整によって前記バルブの弁体が弁座に対して接離し、これにより、操作杆の内部の液体通路の接続状態を切り替るため、液体の噴霧パターンの切り替え機能も確保される。
なお、第2噴管を操作杆の前側に配置したものは、操作管の先端側が重くならず、第2噴管を操作杆の後ろ側に配置したものよりも操作性に優れる。また、操作管の先端側が太くならず、外観も優れる。
また、前記ロック部材のロック解除レバーをシーソー運動する構造にしてそのロック解除レバーの一端に前記可動係止爪を、他端側にレバー操作部をそれぞれ形成するものは、ロック解除レバーを指先で押して所謂ワンタッチ操作でロックを解除することができ、ロック部材の操作性に優れ、そのロック部材の小型化も図りやすい。
このほか、ロック管の端部にピストンを固定し、そのピストン第2噴管端部に液蜜に装着し、そのピストンで第1噴管と第2噴管の間をシールするものは、シールの信頼性を高め易い。また、ピストンを拘束部材にして第2噴管のピストン接続側端部の径方向への振れも止めることができる。
この発明の液体散布ノズルの一形態を示す部分省略断面図である。 図1の液体散布ノズルの操作杆の長さを縮めた状態を示す部分省略断面図である。 図1の液体散布ノズルの要部の狭角噴霧状態の拡大断面図である。 図1の液体散布ノズルの先端部の広角噴霧状態の拡大断面図である。 図4のX−X線に沿った拡大断面図である。 図3のY−Y線に沿った拡大断面図である。 図1の液体散布ノズルに設けたロック部材の分解斜視図である。
以下、この発明の液体散布ノズルの実施の形態を添付図面の図1〜図7に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、例示の液体散布ノズル1は、操作杆2、噴霧ヘッド3、ロック部材4、管継手5及びバルブ6を組み合わせて構成されている。
操作杆2は、液体供給路7を構成する第1噴管2a及びその第1噴管2aに片端を固定して第1噴管2aの外周に同心的に配置するガイド管2cと、第1噴管2aの外周に液密、かつ、軸方向スライド自在に嵌める第2噴管2bと、ロック管2dとで構成されており、根元に液体導入口2gを有する。
第2噴管2bの後端(第1噴管2aとガイド管2cとの間に挿入される側の端部)には、円筒状のピストン8が液密に装着されており、そのピストン8を第1噴管2aの外周に液密かつスライド自在に嵌めることで第1噴管2aと第2噴管2b間のシールがなされている。
ガイド管2cは、図示の構造では後端が第1噴管2aに固定されており、このガイド管2cの自由端、即ち、図示の構造では先端にロック部材4が取り付けられている。
ロック管2dは、第2噴管2bの外周に同心的に配置されて一端(図のそれは先端)が第2噴管2bの一端近傍に固定されている。また、このロック管2dは、ピストン8を固定した他端(図のそれは後端)側が第2噴管2bとともに第1噴管2aとガイド管2cとの間にスライド自在に挿入されている。
このロック管2dは、図1,図2,図5に示した係止用凹部2eと管軸方向に延びるキー溝2fを外周に有する。係止用凹部2eは、管軸方向に定ピッチで配列されている。そのために、その配列ピッチに応じて操作杆2の長さを段階的に調整することができる。
係止用凹部2eは、ロック管2dを径方向に貫通した凹部(穴で構成される凹部)、非貫通の底のある凹部のどちらであっても構わない。
噴霧ヘッド3は、図3に詳しく示すように、ケーシング3aの内部に中子3bを組み込み、さらに、その中子3bの前方に噴出口3cを有する噴板3dを配置し、さらに、外周をフード3eで覆ったものを例示した。
この噴霧ヘッド3の内部には、2つに分岐された液体通路9が設けられている。その液体通路9は、狭角噴霧通路(直進噴射通路とも称されている)9aとその狭角噴霧通路の周囲に中心対称に配置される広角噴霧通路9b(図3,図4参照)からなる。
広角噴霧通路9bは、中子3bの外周に設けた旋回用溝の働きによってその溝に通した液体を旋回させるものであって旋回流生成通路とも称されている。
ここで述べた噴霧ヘッド3の内部構成は前掲の特許文献1に詳しく記載されているので、ここでの詳細説明は省く。
なお、噴霧ヘッド3は、噴出口を有する噴板を、前掲の特許文献2が示しているように、直列配置にして2個設け、その2個の噴板間に吸気孔を設け、その吸気孔から吸入される気体を液体と混合して噴霧する構造であってもよい。
ロック部材4は、図3,図7に詳しく示すように、ガイド管2cの自由端に固定される環状の本体部4aにレバー挿入溝4bを設け、そのレバー挿入溝4bに、ロック解除レバー4cとそのロック解除レバー4cをロック方向に付勢するばね4dを組み込んだものが設けられている。
ロック解除レバー4cは、操作管の軸心と直交する向きの支軸4eを支点にしてシーソー運動するレバーにしてあり、そのロック解除レバー4cの一端にばね4dの力でガイド管の凹部2eに入り込む可動係止爪4fが設けられている。可動係止爪4fは、例示の形状のものに限定されない。例えば、ピン状のものであってもよい。
ロック解除レバー4cの支軸4eを間に挟んだ他端側には、レバー操作部4gが形成されており、そのレバー操作部4gを指先で押し下げることで操作杆2の長さ調整後の位置のロック(凹部2eに対する可動係止爪4fの係止状態)が解除されるようになっている。
図3,図6,図7の4hは、本体部4aの内周に設けたキーであり、このキー4hを図6に示すように、ロック管2dの外周のキー溝2fに遊嵌させることで、ロック部材4をガイド管2cの外周において周り止めするようになっている。
凹部2eに対する可動係止爪4fの係止箇所は、例示の液体散布ノズルでは180°位置のずれた2箇所にしているが、少なくとも1箇所あればよい。
図3,図7の4iは、本体部4aの外周に嵌めるカバーであり、このカバー4aによってレバー挿入溝4bに組み込まれたロック解除レバー4cの可動係止爪4fを設置した一端側の外周が覆い隠されている。このカバー4iは好ましい要素であるが、必須ではない。
図3,図7の10は、ガイド管2cの先端に固定する接続用ニップル、4jは、ロック部材4の本体部4aを接続用ニップル10に連結するジョイントである。
管継手5は、図3、図4に詳細に示したように、ソケット5aとそのソケットにねじ込むニップル5bとからなる。ソケット5aは第2噴管2aの先端近傍に連結されており、ニップル5bは噴霧ヘッドのケーシング3aの後端に連結されている。
バルブ6は、弁体6aと弁座6bを組み合わせたものであって、弁体6aは第2噴管2bの先端に設けられている。また、弁座6bは、噴霧ヘッド3の内部に設けられている。
このバルブ6は、弁体6aを弁座6bに接離させることによって噴霧ヘッド3内の狭角噴霧通路9aと広角噴霧通路9bに対する液体供給路7の接続状態を切り替えるものであって、その切り替えにより、噴霧ヘッド3からの液体の噴霧パターンが変化する。
バルブ6の開閉調節は、管継手のソケット5aに対するニップル5bのねじ込み量を変化させることによって行われる。
ニップル5bのねじ込み量を減少させると、バルブ6の弁体6aが弁座6bから離れてバルブが開く。このときには、液体供給路7を通って供給される液体が狭角噴霧通路9aを通って噴霧ヘッド3から直進状態に噴射される。
また、ニップル5bのねじ込み量を増加させると、バルブ6の弁体6aが弁座6bに接してバルブが閉じられ、液体供給路7を通って供給される液体が広角噴霧通路7bに流れて噴霧ヘッド3から広く拡散する状態に噴射される。
例示の液体散布ノズル1は、液体の狭角(直進)噴霧と広角噴霧のパターンを切り替えるものになっているが、この発明は、バルブの開度調節によって液体の噴霧量を変動させる液体散布ノズルに適用してもその有効性が発揮される。この場合の液体の噴霧量の変動も、この発明では噴霧パターンの切り替えと考える。
図1、図2の11は、ガイド管2cの外周に設けたグリップである。このグリップ11は、2個設けると操作杆2を左右の手で確実に掴んで安定して操作することができる。
図3、図4の12は、ソケット5aに含ませたバルブ開度の調整用ニップルである。この調整用ニップル12をソケット5aにねじ込み、この調整用ニップル12に設けたねじ孔にニップル5bをねじ込むようにしており、この調整用ニップル12のソケット5aに対するねじ込みを変えることでバルブ6の開閉量を微調整することができる。
以上の如く構成された例示の液体散布ノズル1は、ロック部材4のロック解除レバー4cを操作して可動係止爪4fをロック管の係止用凹部2eから抜き出すと、第2噴管2bとロック管2dを組み合わせた操作杆2の先端側を第1噴管2aとガイド管2cを組み合わせた操作杆2の後端側から出没させて操作杆2の長さを段階的に変化させることができる。
また、可動係止爪4fをロック管の係止用凹部2eに入り込ませることで長さ調整後の状態も安定して保持される。
操作杆の長さ短縮後は、操作杆の先端側が後端側の内部に納まるため、長さ短縮時のサイズ縮小効果が高く、取り扱いもし易いものになる。
さらに、噴霧ヘッド3と操作杆2との間に管継手5を設け、その管継手のソケット5aに対するニップル5bのねじ込み量の増減によってバルブの開度が変化して噴霧ヘッド3内の液体通路9に対する液体供給路7の接続状態が変化するようにしたので、液体の噴霧パターンの切り替え機能も確保される。
このほか、第2噴管2bの内側に第1噴管2aが液密に挿入された状態になっているので、第2噴管2bとロック管2dからなる操作杆の先端側に液圧による推進力が働く心配がなく、ロック部材の可動係止爪4fなどに無用の負担が加わることもない。
なお、この発明の液体散布ノズル1は、図1において第1噴管2aの右端に管継手5を介して噴霧ヘッド3を接続し、の図中左端側の外周にグリップ10を設けてロック管2dのある側を操作杆の後部となす構造にしても発明の目的が達成される。
ただし、図示した構造のものが操作管の先端側が重くならず、操作性に優れる。また、操作管の先端側が太くならず、外観も優れる。
1 液体散布ノズル
2 操作杆
2a 第1噴管
2b 第2噴管
2c ガイド管
2d ロック管
2e 係止用凹部
2f キー溝
2g 液体導入口
3 噴霧ヘッド
3a ケーシング
3b 中子
3c 噴出口
3d 噴板
3e フード
4 ロック部材
4a 本体部
4b レバー挿入溝
4c ロック解除レバー
4d ばね
4e 支軸
4f 可動係止爪
4g レバー操作部
4h キー
4i カバー
5 管継手
5a ソケット
5b ニップル
6 バルブ
6a 弁体
6b 弁座
7 液体供給路
8 ピストン
9 液体通路
9a 狭角噴霧通路
9b 広角噴霧通路
10 接続用ニップル
11 グリップ
12 調整用ニップル

Claims (4)

  1. 操作杆(2)の根元の液体導入口(2g)から操作杆の先端に設けた噴霧ヘッド(3)に至る液体供給路(7)にバルブ(6)を設け、そのバルブで前記噴霧ヘッド(3)内の液体通路(9)に対する前記液体供給路(7)の接続状態を切り替えて前記噴霧ヘッド(3)からの液体の噴霧パターンを変化させる液体散布ノズルであって、
    前記操作杆(2)を、前記液体供給路(7)を構成する第1噴管(2a)及びその第1噴管に片端を固定して第1噴管の外周に同心的に配置するガイド管(2c)と、前記第1噴管(2a)の外周に液密、かつ、軸方向スライド自在に嵌める第2噴管(2b)と、管軸方向に定ピッチで配列される係止用凹部(2e)と管軸方向に延びるキー溝(2f)を外周に有し、前記第2噴管(2b)の外周に同心的に配置されて一端が前記第2噴管(2b)の一端近傍に固定され、他端側が第2噴管(2b)とともに前記第1噴管(2a)と前記ガイド管(2c)との間にスライド自在に挿入されるロック管(2d)とで構成し、
    その操作杆(2)と、前記ガイド管(2c)の自由端側の端部に取り付けるロック部材(4)と、前記噴霧ヘッド(3)と、この噴霧ヘッドと前記操作杆(2)との間に介在するソケット(5a)及びそのソケットにねじ込まれるニップル(5b)を備えた管継手(5)と、前記バルブ(6)を組み合わせ、
    前記ロック部材(4)に、ばね(4d)に付勢されて前記ロック管の外周の係止用凹部(2e)に入り込む可動係止爪(4f)と、その可動係止爪に前記ばね(4d)による付勢方向と反対向きの力を加えるロック解除レバー(4c)と、前記キー溝(2f)に遊嵌するキー(4h)を含ませ、
    前記管継手のソケット(5a)とニップル(5b)のいずれか一方を前記噴霧ヘッド(3)に、他方を前記噴霧ヘッド(3)が接続される側の噴管にそれぞれ連結し、前記バルブの弁体(6a)を前記噴霧ヘッド(3)が接続される側の噴管に、弁座(6b)を前記噴霧ヘッド(3)にそれぞれ設けた液体散布ノズル。
  2. 前記第2噴管(2b)を前記操作杆(2)の前側に配置してその第2噴管の先端側に前記噴霧ヘッド(3)を接続した請求項1に記載の液体散布ノズル。
  3. 前記ロック解除レバー(4c)を、前記操作杆(2)の軸心と直交する向きの支軸(4e)を支点にしてシーソー運動する構造にし、そのロック解除レバー(4c)の一端に前記可動係止爪(4f)を設け、前記支軸(4e)を間に挟んだ他端側にレバー操作部(4g)を形成した請求項1又は請求項2に記載の液体散布ノズル。
  4. 前記ロック管(2d)の前記第1噴管(2a)とガイド管(2c)との間に挿入される側の端部に円筒状のピストン(8)を固定し、そのピストン(8)を前記第2噴管(2b)のピストン設置側の端部に液蜜に装着し、そのピストン(8)を前記第1噴管(2a)の外周に液密かつスライド自在に嵌めて第1噴管(2a)と第2噴管(2b)の間をシールするようにした請求項1〜請求項3のいずれかに記載の液体散布ノズル。
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