JP3254450B1 - 指 輪 - Google Patents

指 輪

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JP3254450B1 JP2001166507A JP2001166507A JP3254450B1 JP 3254450 B1 JP3254450 B1 JP 3254450B1 JP 2001166507 A JP2001166507 A JP 2001166507A JP 2001166507 A JP2001166507 A JP 2001166507A JP 3254450 B1 JP3254450 B1 JP 3254450B1
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C9/00Finger-rings
    • A44C9/02Finger-rings adjustable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C9/00Finger-rings
    • A44C9/0038Finger-rings openable or able to be broken for safety reasons
    • A44C9/0046Finger-rings openable or able to be broken for safety reasons comprising a hinge

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Abstract

【要約】 【課題】 円環状態を保ちながら、指に適切にフィット
させることができるフリーサイズ機能を持った指輪の提
供。 【解決手段】 回動環構成体1とスライド側環構成体3
とは、スライド側環構成体3に形成されたガイド溝30
に回動環構成体1に備え付けられた案内ピン12を入れ
込ませて組み付けられている。回動環構成体1と軸受け
側環構成体2とは、回動軸20によって回動環構成体1
の指輪の内径を広げさせる向きの回動を許容した状態で
組み付けられている。軸受け側環構成体2の内側には、
バネの一端を一方の回動環構成体1の一端部における回
動軸20より先の末端部13に内側13aから押し当て
させ、かつ、バネの他端を他方の回動環構成体1の一端
部における回動軸20より先の末端部13に内側13a
から押し当てさせる板バネ4が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内径を弾性的に
広げ出させる機能を備えた指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】内径を拡大可能に構成された指輪とし
て、公開特許公報所載の特開平8−182519号に開
示された指輪のように、指輪の一部に切離部を設けたも
のがある。
【0003】また、公開特許公報所載の特開平9−23
8720号に開示された指輪のように、チェーンの両端
間に引きバネを設けて円環体を構成させたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のタイ
プでは、切離部があるため、フリーサイズの指輪とはな
るものの、切れ目のない指輪を構成することができな
い。
【0005】また、後者のタイプでは、引きバネの伸縮
量が直ちに指輪の内径の変化量に反映するため、指輪を
指にフィットさせようとすると引きバネの弾性復帰力が
強くなりすぎ指を締め付けすぎるきらいがあり、また、
指を締め付けすぎないようにしようとすると当該フィッ
ト感を低下させてしまうきらいがあった。
【0006】そこでこの発明は、円環状態を保ちなが
ら、指に適切にフィットさせることができるフリーサイ
ズ機能を持った指輪を提供することを主たる目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、指輪が以下の
(1)〜(6)の構成を備えたものとした。 (1)一対の回動環構成体と、(2)この一対の回動環
構成体の一端部間に亘るように備えられる軸受け側環構
成体と、(3) この一対の回動環構成体の他端部間に
亘るように備えられるスライド側環構成体とから構成さ
れる円環状をなす指輪であって、(4)前記回動環構成
体と前記スライド側環構成体とは、当該回動環構成体及
びスライド側環構成体のいずれか一方に形成された前記
指輪の円周方向に沿ったガイド溝に当該回動環構成体及
びスライド側環構成体の他方に備え付けられた案内ピン
を入れ込ませて組み付けられていると共に、(5)前記
回動環構成体と軸受け側環構成体とは、回動軸によって
当該回動軸を中心とした当該回動環構成体の前記指輪の
内径を広げさせる向きの回動を許容した状態で組み付け
られており、(6)しかも、前記軸受け側環構成体の内
側には、バネの一端を一方の回動環構成体の一端部にお
ける前記回動軸より先の末端部に当該末端部の内側から
押し当てさせ、かつ、バネの他端を他方の回動環構成体
の一端部における前記回動軸より先の末端部に当該末端
部の内側から押し当てさせる板バネが備えられている。
【0008】かかる構成によれば、前記ガイド溝の長さ
寸法の範囲内において、前記回動軸を中心として、前記
一対の回動環構成体をそれぞれ、その他端部間の間隔を
広げ出させる向きに回動させることができ、この回動に
よって指輪の内径を広げ出させることができる。
【0009】また、前記一対の回動環構成体の指輪の内
径を広げ出させる向きの回動が弾性的になされるものと
することができる。
【0010】すなわち、前記一対の回動環構成体を指輪
の内径を広げ出させる向きに回動させるような力が作用
された場合、前記板バネの両端部にはそれぞれ前記末端
部によって当該両端部を指輪の内方に押し込ませる向き
の力が作用される。これにより、このように一対の回動
環構成体が回動された場合、板バネが弾性変形されるこ
ととなり、この板バネの弾性変形によって一対の回動環
構成体は指輪の内径を狭めさせる向きの付勢力を受けさ
せられた状態で当該指輪の内径を広げ出させる向きに回
動されることとなる。
【0011】これにより、この実施の形態にかかる指輪
にあっては、指輪の円環状をなす形態を崩すことなく、
指輪の内径を一定の範囲で広げ出させることができ、フ
リーサイズの指輪としての機能を持つ。
【0012】また、かかる指輪の内径の広げ出しを前記
のように弾性的に行わしむるものであることから、かか
る弾性的な広げ出しによって指の関節の部分を乗り越え
た後、指の付け根の部分での弾発によって指輪の内径を
当該指の付け根にフィットする大きさまで狭めるように
機能され、指輪の装着箇所に適切にはめ付けることがで
きる特長を有する。
【0013】また、このような弾性的な指輪の内径の広
げ出し機能を、前記回動環構成体の一端部側にバネの端
部を押し当てる前記板バネによって確保していることか
ら、この板バネの弾発力を大きく設定しなくとも指輪の
内径を広がり出させる向きに一旦回動された当該回動環
構成体の前記板バネの弾発力によるその他端部側の内向
きへの移動寸法を大きく確保することができる。この結
果、かかる弾性的な指輪の内径の広げ出し機能を持ちな
がら、指輪が指輪の装着箇所を必要以上に強く締め付け
るようなことがないようにしておくことができ、指輪の
装着感を常時良好なものとしておくことができる。
【0014】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の指輪における回動環構成体の末端部の外面
が、指輪の内径を広げさせる向きに当該回動環構成体が
回動されない状態において、軸受け側環構成体の内面に
面的に接するようにしてあることを特徴としている。
【0015】かかる構成によれば、指輪の内径を広がさ
せる向きへの前記回動環構成体の回動がなされていない
基本状態においては、当該回動環構成体が当該指輪の内
径を狭めさせる向きへ回動されることがなく、かかる状
態において指輪の円環状をなす態様を安定的に維持する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図5に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0017】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる指輪を構成する各部品を分離した状態で示してお
り、また、図2及び図3は、指輪の内径を広がり出させ
ていない当該指輪の基本状態を、また、図4及び図5
は、指輪の内径を最も広がり出させた状態を、それぞれ
示している。
【0018】この実施の形態にかかる指輪は、指輪の内
径を弾性的に広げ出させる機能を備えたものである。
【0019】かかる指輪は、(1)一対の回動環構成体
1、1と、(2)軸受け側環構成体2と、(3)スライ
ド側環構成体3とを、備えている。
【0020】そして、かかる指輪は、これらの環構成体
1、2、3を以下のように組み付け合わせて構成されて
おり、組み付け合わされるこれらの環構成体1、2、3
によって円環状をなすように構成されている。
【0021】すなわち、これらの環構成体1、2、3
は、いずれも、湾曲片状に構成されており、以下のよう
に組み付け合わされることによって、円環状をなす指輪
を構成するものとされている。
【0022】前記軸受け側環構成体2は、前記一対の回
動環構成体1、1の一端部10間に亘るように備えられ
る。すなわち、かかる一対の回動環構成体1、1の一方
の一端部10とかかる軸受け側環構成体2の一端部とを
組み付けると共に、かかる一対の回動環構成体1、1の
他方の一端部10とかかる軸受け側環構成体2の他端部
とを組み付けることによって、かかる軸受け側環構成体
2が、前記一対の回動環構成体1、1の一端部10間に
亘るように備えられている。
【0023】また、前記スライド側環構成体3は、一対
の回動環構成体1、1の他端部11間に亘るように備え
られる。すなわち、かかる一対の回動環構成体1、1の
一方の他端部11とかかるスライド側環構成体3の一端
部とを組み付けると共に、かかる一対の回動環構成体
1、1の他方の他端部11とかかるスライド側環構成体
3の他端部とを組み付けることによって、かかるスライ
ド側環構成体3が、前記一対の回動環構成体1、1の他
端部11間に亘るように備えられている。
【0024】また、前記回動環構成体1と前記スライド
側環構成体3とは、当該回動環構成体1及びスライド側
環構成体3のいずれか一方に形成された前記指輪の円周
方向に沿ったガイド溝30に当該回動環構成体1及びス
ライド側環構成体3の他方に備え付けられた案内ピン1
2を入れ込ませて組み付けられている。
【0025】一方、前記回動環構成体1と軸受け側環構
成体2とは、回動軸20によって当該回動軸20を中心
とした当該回動環構成体1の前記指輪の内径を広げさせ
る向きの回動を許容した状態で組み付けられている。
【0026】この結果、この実施の形態にかかる指輪に
あっては、前記ガイド溝30の長さ寸法の範囲内におい
て、前記回動軸20を中心として、前記一対の回動環構
成体1、1をそれぞれ、その他端部11間の間隔を広げ
出させる向きに回動させることができ、この回動によっ
て指輪の内径を広げ出させることが可能とされている。
【0027】また、前記軸受け側環構成体2の内側に
は、バネの一端を一方の回動環構成体1の一端部10に
おける前記回動軸20より先の末端部13に当該末端部
13の内側13aから押し当てさせ、かつ、バネの他端
を他方の回動環構成体1の一端部10における前記回動
軸20より先の末端部13に当該末端部13の内側13
aから押し当てさせる板バネ4が備えられている。
【0028】この結果、この実施の形態にかかる指輪に
あっては、前記一対の回動環構成体1、1の指輪の内径
を広げ出させる向きの回動が弾性的になされるものとさ
れる。
【0029】すなわち、前記一対の回動環構成体1、1
を指輪の内径を広げ出させる向きに回動させるような力
が作用された場合、前記板バネ4の両端部にはそれぞれ
前記末端部13によって当該両端部を指輪の内方に押し
込ませる向きの力が作用される。これにより、このよう
に一対の回動環構成体1、1が回動された場合、板バネ
4が弾性変形されることとなり、この板バネ4の弾性変
形によって一対の回動環構成体1、1は指輪の内径を狭
めさせる向きの付勢力を受けさせられた状態で当該指輪
の内径を広げ出させる向きに回動されることとなる。
【0030】これにより、この実施の形態にかかる指輪
にあっては、指輪の円環状をなす形態を崩すことなく、
指輪の内径を一定の範囲で広げ出させることができ、フ
リーサイズの指輪としての機能を持つ。
【0031】また、かかる指輪の内径の広げ出しを前記
のように弾性的に行わしむるものであることから、かか
る弾性的な広げ出しによって指の関節の部分を乗り越え
た後、指の付け根の部分での弾発によって指輪の内径を
当該指の付け根にフィットする大きさまで狭めるように
機能され、指輪の装着箇所に適切にはめ付けることがで
きる特長を有する。
【0032】また、このような弾性的な指輪の内径の広
げ出し機能を、前記回動環構成体1の一端部10側にバ
ネの端部を押し当てる前記板バネ4によって確保してい
ることから、この板バネ4の弾発力を大きく設定しなく
とも指輪の内径を広がり出させる向きに一旦回動された
当該回動環構成体1の前記板バネ4の弾発力によるその
他端部11側の内向きへの移動寸法を大きく確保するこ
とができる。この結果、かかる弾性的な指輪の内径の広
げ出し機能を持ちながら、指輪が指輪の装着箇所を必要
以上に強く締め付けるようなことがないようにしておく
ことができ、指輪の装着感を常時良好なものとしておく
ことができる。また、前記板バネ4の弾発力を必要最小
限のものに留めさせることができることから、この板バ
ネ4に抗した前記回動環構成体1の外向きへの回動及び
当該板バネ4の弾発による当該回動環構成体1の内向き
への回動が繰り返されることによる指輪の各部の劣化な
どが生じ難く、さらに、必要最小限の部品点数をもって
上記の機能を備えた指輪を構成し得る特長を有する。
【0033】より具体的には、図1ないし図5に示され
る例にあっては、前記のように組み合わされる各環構成
体1、2、3は、各環構成体1、2、3の外縁x及び内
縁yを仮想の円弧上にほぼ位置させると共に、各環構成
体1、2、3の端面z(当該外縁xと内縁yとの間にあ
る面)をほぼ同面上に位置させるように構成されてい
る。また、前記一対の回動環構成体1、1は、ほぼ同
寸、同形をなすように構成されている。
【0034】また、かかる回動環構成体1は、その他端
部11側において、指輪の円周方向に沿うように形成さ
れた割溝14によって二つに分岐されている。
【0035】また、かかる回動環構成体1は、その一端
部を細幅部15とするように構成されており、さらに、
この細幅部15の先端から前記末端部13を突き出し状
に備えている。
【0036】また、前記軸受け側環構成体2は、その両
端部にそれぞれ前記回動環構成体1の細幅部15を間に
入れ込む間隔を開けて形成された分岐部21を有してい
る。
【0037】また、この軸受け側環構成体2は、その内
側に、この分岐部21の根本において当該分岐部21間
の空間に溝端を開放させるように形成された溝22を備
えている。
【0038】また、この軸受け側環構成体2は、かかる
溝22の長さ方向ほぼ中程の位置に当該溝22を挟んだ
両内面部間に亙る架橋部23を有しており、この架橋部
23の内面と当該溝22の溝底面22aとの間に、当該
溝22の溝幅内に納まる幅の前記板バネ4を差し入れさ
せ、このように差し入れられた板バネ4の中央部を当該
架橋部23において保持するように構成されている。
【0039】また、前記スライド側環構成体3は、その
両端部が前記回動環構成体1の割溝14内に入り込む太
さに構成されていると共に、その長さ方向ほぼ中程の位
置に当該スライド側環構成体3の幅方向両側に突き出す
突き出し部31を備えている。
【0040】そして、かかる図1ないし図5に示される
例にあっては、前記軸受け側環構成体2の一対の分岐部
21、21にそれぞれ軸穴24が形成されていると共
に、前記回動環構成体1の細幅部15に、この一対の分
岐部21、21間に当該細幅部15を入れ込ませ、か
つ、前記末端部13を前記溝22内に入り込ませた状態
において当該分岐部21の軸穴24に連通する軸穴16
が形成されており、このように連通される各軸穴16、
24にピン状をなす回動軸20を差し通すことによっ
て、当該回動環構成体1と軸受け側環構成体2とが、当
該回動軸20によって当該回動軸20を中心とした当該
回動環構成体1の前記指輪の内径を広げさせる向きの回
動を許容した状態で組み付けられている。
【0041】また、かかる例にあっては、前記板バネ4
は、指輪の内側を湾曲内側とするように湾曲されてい
る。そして、このように構成され、かつ、前記架橋部2
3と溝22の溝底面22aとの間に中央部を支持される
ように当該溝22内に入れ込まれた板バネ4のバネの端
部が、前記のように軸受け側環構成体2にそれぞれ前記
回動軸20によって組み付けられた前記一対の回動環構
成体1、1の末端部13の内側13aにそれぞれ押し当
てられるようにしてある。
【0042】また、かかる例にあっては、前記スライド
側環構成体3における前記割溝14内に入り込まされる
部分に、当該スライド側環構成体3の両端面z(当該ス
ライド側環構成体3の外面と内面との間にある面)にお
いてそれぞれ外方に開放されたガイド溝30が形成して
あると共に、前記回動環構成体1の割溝14によって二
つに分岐された他端部11にそれぞれ、この割溝14内
に前記スライド側環構成体3の端部を入り込ませた状態
で前記ガイド溝30に連通されるピンの通し孔17が形
成してあり、このように連通されるガイド溝30と通し
孔17とに案内ピン12を差し通し、当該案内ピン12
を当該通し孔17側において止め付けることにより、当
該回動環構成体1とスライド側環構成体3とを、前記ガ
イド溝30の長さ寸法の範囲内において、前記回動軸2
0を中心として、当該一対の回動環構成体1、1をそれ
ぞれ、その他端部11間の間隔を広げ出させる向きに回
動させることができるように組み付け合わせている。
【0043】かかる例にあっては、指輪の内径を広げさ
せる向きに当該回動環構成体1が回動されない状態にお
いて、前記回動環構成体1の他端部11の先端が前記ス
ライド側環構成体3の突き出し部31に突き当てられる
ようにしてあり、かかる状態において指輪の円環状をな
す態様が安定的に維持されるようにしてある。(図2、
図3)
【0044】また、かかる例にあっては、前記回動環構
成体1の末端部13の外面13b(前記溝22内にあっ
て指輪の外側に向けられる面)が、指輪の内径を広げさ
せる向きに当該回動環構成体1が回動されない状態にお
いて、軸受け側環構成体2の内面に面的に接するように
してある。
【0045】具体的には、この例にあっては、前記軸受
け側環構成体2の溝22の溝底面22aが、構成される
指輪の円弧に倣った弧状をなす面としてあると共に、前
記末端部13の外面13bも当該指輪の円弧に倣った弧
状をなす面となるようにしてあり、かかる両面13b、
22aが指輪の内径を広げさせる向きに当該回動環構成
体1が回動されない状態において互いに面的に接するよ
うにしてある。
【0046】この結果、かかる例にあっては、指輪の内
径を広がさせる向きへの前記回動環構成体1の回動がな
されていない基本状態においては、当該回動環構成体1
が当該指輪の内径を狭めさせる向きへ回動されることが
なく、かかる状態において指輪の円環状をなす態様を安
定的に維持することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明にかかる指輪によれば、円環状
態を保った状態で、指に適切にフィットさせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】指輪の分解斜視図
【図2】指輪の斜視図
【図3】図2の状態における指輪の断面構成図
【図4】指輪の斜視図
【図5】図4の状態における指輪の断面構成図
【符号の説明】
1 回動環構成体 10 一端部 11 他端部 12 案内ピン 2 軸受け側環構成体 20 回動軸 3 スライド側環構成体 30 ガイド溝 4 板バネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の回動環構成体と、 この一対の回動環構成体の一端部間に亘るように備えら
    れる軸受け側環構成体と、 この一対の回動環構成体の他端部間に亘るように備えら
    れるスライド側環構成体とから構成される円環状をなす
    指輪であって、 前記回動環構成体と前記スライド側環構成体とは、当該
    回動環構成体及びスライド側環構成体のいずれか一方に
    形成された前記指輪の円周方向に沿ったガイド溝に当該
    回動環構成体及びスライド側環構成体の他方に備え付け
    られた案内ピンを入れ込ませて組み付けられていると共
    に、 前記回動環構成体と軸受け側環構成体とは、回動軸によ
    って当該回動軸を中心とした当該回動環構成体の前記指
    輪の内径を広げさせる向きの回動を許容した状態で組み
    付けられており、 しかも、前記軸受け側環構成体の内側には、バネの一端
    を一方の回動環構成体の一端部における前記回動軸より
    先の末端部に当該末端部の内側から押し当てさせ、 かつ、バネの他端を他方の回動環構成体の一端部におけ
    る前記回動軸より先の末端部に当該末端部の内側から押
    し当てさせる板バネが備えられていることを特徴とする
    指輪。
  2. 【請求項2】 回動環構成体の末端部の外面が、指輪の
    内径を広げさせる向きに当該回動環構成体が回動されな
    い状態において、軸受け側環構成体の内面に面的に接す
    るようにしてあることを特徴とする請求項1記載の指
    輪。
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