JP3694203B2 - 物体検出スイッチ機構 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、物体が所定の位置に存在するか否かを検出するのに適用される物体検出スイッチ機構、更に具体的には、静電複写機、レーザプリンタ等の画像形成機に離脱自在に装着されるプロセスユニットあるいは給紙カセット等の物体が所定の装着位置に装着されたか否かを検出するために適用することができる、物体検出スイッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成機、例えば静電複写機には、物体、例えば給紙カセット(以下、単に「カセット」と略称する)が所定の装着位置に装着されたか否かを検出するための物体検出スイッチ機構である、カセット検出スイッチ機構が配設されている。このカセット検出スイッチ機構は、カセットが所定の装着位置に装着されていない場合にはスイッチがOFFとなり、カセットが所定の装着位置に装着された場合にはスイッチがONとなるよう構成されている。複写機のレイアウト上、カセットの所定の装着位置とスイッチの取付部との間が比較的離れている場合には、上記スイッチ機構は、その間に、例えばプッシュロッドを介在させてスイッチをON−OFFさせるよう構成されている。この形態のカセット検出スイッチ機構の具体例は、スイッチと、スイッチをON−OFFさせるプッシュロッドとを備えている。スイッチは複写機内におけるフレームのスイッチ取付部に装着されている。プッシュロッドは、複写機内におけるフレームのプッシュロッド支持部に形成された支持孔にその一端部側が軸方向に移動可能に支持されかつ他端部側のスイッチ作動端部が、スイッチを押圧してONさせる作動位置及びスイッチの押圧を解除してOFFさせる非作動位置との間を移動自在である。フレームのプッシュロッド支持部とプッシュロッドとの間には、プッシュロッドを非作動位置に常時付勢する圧縮コイルばねが配設されている。
【0003】
カセットが複写機における所定の装着位置に差し込まれて装着されると、プッシュロッドは、その一端がカセットの一部によって軸方向の他端方向に圧縮コイルばねに抗して押し込まれることにより強制移動させられる。これによりプッシュロッドは非作動位置から作動位置に強制移動させられる。スイッチはONとなり、カセットが所定の装着位置に装着されていることを検出する。カセットが所定の装着位置から引き出されると、プッシュロッドは圧縮コイルばねによって作動位置から非作動位置まで戻される。スイッチはOFFとなり、カセットが所定の装着位置に装着されていないことが示される。カセットの、複写機における所定の装着位置への差込み操作が不十分である場合においても、スイッチはOFFの状態が保持され、カセットが所定の装着位置に装着されていないことが示される。なおプッシュロッドのスイッチ作動端部によるスイッチのON−OFF作動は、プッシュロッドのスイッチ作動端部がスイッチ本体から突出するよう配設された可動検出アーム(作動アーム)を押圧するか否かにより遂行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記形態のカセット検出スイッチ機構において、小型のスイッチが使用される場合には、そのONとOFFとの間の作動範囲が小さいため、すなわちスイッチ本体に設けられた上記可動検出アームの移動範囲が少ないため、製作誤差及び/又は組付誤差に起因して、スイッチのフレームに対する取付位置の誤差及び/又はプッシュロッドのスイッチ作動端部のセット位置の誤差が生じた場合には、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の所定の相対位置にずれが生じてスイッチが誤作動されるおそれがある。上記のような誤差に起因して、特に、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間に対向方向に相互に離れるずれが生じた場合には、カセットが所定の装着位置に装着されて、プッシュロッドが非作動位置から作動位置に強制移動させられても、プッシュロッドのスイッチ作動端部がスイッチ本体の可動検出アームから離れた位置を通過して、あるいはプッシュロッドのスイッチ作動端部による可動検出アームの押圧(押し込み)が不十分であって、スイッチがONされないおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の事実に基づいてなされたもので、その目的は、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の所定の相対位置にずれが生じた場合においても、確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする、新規な物体検出スイッチ機構を提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間に対向方向に相互に離れるずれが生じた場合においても、確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする、新規な物体検出スイッチ機構を提供することである。
【0007】
本発明の更に他の目的は、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の所定の相対位置に対する誤差の許容値を比較的大きくすることを可能にし、しかも確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする、新規な物体検出スイッチ機構を提供することである。
【0008】
本発明の更に他の目的は、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の対向方向に相互に離れる誤差の許容値を比較的大きくすることを可能にし、しかも確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする、新規な物体検出スイッチ機構を提供することである。
【0009】
本発明のその他の目的及び特徴は、本発明に従って構成された物体検出スイッチ機構の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する後の記載から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、フレームの取付部に装着されたスイッチと、フレームの支持部に一端部側が支持されかつスイッチ作動端部が、スイッチを押圧してONさせる作動位置及び該押圧を解除してOFFさせる非作動位置との間を軸方向に移動可能なプッシュロッドと、プッシュロッドを非作動位置に付勢するばね手段とを備えた物体検出スイッチ機構において、
スイッチは、本体と、本体の表面から外方に突出するよう配設された可動検出アームとを備え、
プッシュロッドは円形断面を有する本体部を備え、プッシュロッドのスイッチ作動端部は、半径方向外側に向かってかつプッシュロッドの一端方向に軸線に対し傾斜して延在するよう形成された平坦面からなる傾斜面を備え、
フレームの支持部には支持孔が形成され、プッシュロッドは支持孔に軸方向に移動可能にかつ回動が規制されるよう嵌合支持され、
プッシュロッドの、支持孔に支持された部分と、スイッチ作動端部との間には、半径方向外側に延び出る被強制突起部が形成され、
被強制突起部は、プッシュロッドの外周面から半径方向外側に向かってかつプッシュロッドの一端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッドの外周面に向かってほぼ垂直に延びる面とを備え、
被強制突起部近傍のフレームには被強制突起部の移動軌跡上に突出する強制突起部が形成され、
強制突起部は、プッシュロッドの外周面に向かってプッシュロッドの他端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッドの外周面に沿って隙間をおいてあるいは接触して平行に延びる平坦面とを備え、
プッシュロッドが非作動位置に位置付けられた状態で、プッシュロッドの被強制突起部の傾斜面はフレームの強制突起部の傾斜面に対し隙間をおいて対向するよう位置付けられ、スイッチ作動端部の傾斜面は、可動検出アームに対し、プッシュロッドの軸方向の一端側に隙間をおいて位置付けられ、プッシュロッドの本体部における外周面の一部は、スイッチの、可動検出アーム突出側の表面に近接して又は接触して位置付けられ、
プッシュロッドが非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッドの被強制突起部の傾斜面が対向していた強制突起部の傾斜面に当接されて該傾斜面に沿って移動させられ、更に、被強制突起部の頂部が、強制突起部の傾斜面の頂部から延びる平坦面に乗り上げて若干該平坦面に沿って移動した後に停止させられ、プッシュロッドのスイッチ作動端部は、支持部の支持孔を支点として半径方向外側に強制移動させられることにより、プッシュロッドの本体部の外周面の一部がスイッチの可動検出アーム突出側の表面に弾性的に押圧されながら軸方向に移動させられて、可動検出アームが押圧されて押し込まれ、スイッチがONさせられる、
ことを特徴とする物体検出スイッチ機構、が提供される。
スイッチの取付位置はプッシュロッドの軸方向に移動可能である、ことが好ましい。
プッシュロッドの、支持孔に支持された部分よりも軸方向の他端寄りに間隔をおいた部分は、フレームのガイド部に形成されたガイド溝に軸方向に移動可能に係合され、
ガイド溝は、プッシュロッドの軸線方向に見て、断面がほぼU形状をなすように形成され、プッシュロッドは、ガイド溝内に嵌合された状態でその底部に位置付けられかつ、ガイド溝内をその開放端に向かって半径方向外側へ移動することは許容されるが、それと直交する方向への移動は規制され、
プッシュロッドが非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッドは、ガイド溝内をその開放端に向かって半径方向外側へ移動させられる、ことが好ましい。
【0011】
プッシュロッドは合成樹脂から形成されかつ弾性的に撓むことができる、ことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、図示しない画像形成機、例えば静電複写機に離脱自在に装着される、本発明に従って構成された物体検出スイッチ機構の実施形態を詳細に説明する。なお図1〜図7において、実質上同一部分は同一符号で示されている。最初に図1〜図5を参照して、物体検出スイッチ機構は、スイッチ10と、プッシュロッド20とを含んでいる。スイッチ10は、図示しない静電複写機内に配設されたフレーム2の取付部、すなわちスイッチ取付部に、スイッチ10に固定された一対の取付ブラケット2a、2aを介してビス2b、2bにより離脱自在に装着されている。それ自体は周知の構成を利用することでよいスイッチ10は、直方体形状をなす本体12と、本体12の平坦な表面から外方に突出するよう配設された可動検出アーム14とを備えている。スイッチ10は、可動検出アーム14が本体12の表面から外方に突出した非作動位置に位置付けられた状態でOFF、また可動検出アーム14が本体12内に押し込まれた作動位置に位置付けられた状態ではONとなるよう構成されている。検出アーム14は、それ自体のばね力又は別に設けられた適宜のばね手段によって常時非作動位置に位置付けられるよう付勢されている。
【0013】
例えば、ポリアセタール(POM)等の合成樹脂から形成されかつ弾性的に撓むことができるよう構成された丸棒部材からなるプッシュロッド20は、図示しない静電複写機内に配設されたフレーム3の支持部、すなわちプッシュロッド支持部4に形成された貫通孔である支持孔5に、軸方向に移動可能にその一端部側が嵌合・支持されている。プッシュロッド20の、支持孔5に支持された部分よりも軸方向の他端寄りに間隔をおいた部分は、フレーム3に形成されたガイド部6に形成されたガイド溝7に軸方向に移動可能に係合されている。なお、プッシュロッド20の一端とは図1において右端、他端とは図1において左端を指すものである。フレーム3は、この実施形態においては合成樹脂から形成され、支持部4及びガイド部6は、フレーム3の平坦面から直角に一定の厚さで突出するよう一体に形成されている。支持部4の、円形の内周面を有する支持孔5の周方向の一部には、半径方向外方に突出しかつ軸方向に延在する係止溝5aが形成されている。この係止溝5aは軸線方向に見て実質上矩形状に形成されている。プッシュロッド20の一端部側における外周面の一部には、半径方向外方に突出しかつ軸方向に所定の長さ延在する被係止凸部21が一体に形成されている。この被係止凸部21は横断面が実質上矩形状をなすように形成されている。プッシュロッド20の被係止凸部21は、支持部4の支持孔5の係止溝5aにスライド自在に嵌合させられ、その回動が規制されると共にその回動方向の取付位置が規定される。
【0014】
上記ガイド部6のガイド溝7は、プッシュロッド20の軸線方向に見て、断面がほぼU形状をなすように形成されている。プッシュロッド20は、ガイド溝7内に嵌合された状態でその底部に位置付けられているが、ガイド溝7内をその開放端に向かって半径方向外側へ移動することは許容され、それと直交する方向への移動は規制される。なおフレーム3の平坦面の延長方向であってプッシュロッド20の他端部側に上記スイッチ10が位置付けられている。上記プッシュロッド20の他端部側はスイッチ作動端部22を規定する。スイッチ作動端部22は、プッシュロッド20の他端から一端方向に所定の長さを延在するよう形成された半円部22aと、半円部22aの終端とプッシュロッド20の円形断面を有する本体部との間に形成された傾斜面22bとから構成されている。半円部22aは、軸線を直交しかつ軸方向に延びる平坦面と半円周面とから形成され、傾斜面22bは、半円部22aの平坦面から半径方向外側に向かってかつプッシュロッド20の一端方向に軸線に対し傾斜して延在するよう形成された平坦面から形成されている。
【0015】
プッシュロッド20の一端部は、支持部4から更にスイッチ10と反対方向に突出しており、この突出部にはリテーナ部23が一体に形成されている。リテーナ部23は、プッシュロッド20の軸方向に一定の厚さを有しかつプッシュロッド20よりも大径の外周を有するように形成されている。リテーナ部23は、プッシュロッド20に形成された上記被係止凸部21の一端に隣接した位置に形成されており、支持部4に対し軸方向に間隔をおいて位置付けられる。プッシュロッド20の、支持部4に隣接した位置であって、リテーナ部23に対し軸方向の反対側には図示しない環状溝が形成され、この環状溝には止め輪である、いわゆるEリング24が嵌合・装着されている。そして支持部4とリテーナ部23との間にはばね手段である圧縮コイルばね25が介在させられている。プッシュロッド20は、圧縮コイルばね25によって、スイッチ10とは反対の軸方向(一端方向)に所定のセット荷重をもって付勢される。プッシュロッド20は、Eリング24が支持部4に当接することによって、その一端方向への移動が阻止される。
【0016】
圧縮コイルばね25により一端方向に付勢された状態で、プッシュロッド20は、フレーム3の平坦面に対し間隔をおいて実質上平行に延在するよう位置付けられる。スイッチ10の可動検出アーム14突出側の表面はプッシュロッド20の軸線にほぼ平行に位置付けられる。この付勢状態において、プッシュロッド20のスイッチ作動端部22は、スイッチ10の可動検出アーム14に対向して位置付けられるが、スイッチ10を押圧していない非作動位置に位置付けられる。すなわち、スイッチ作動端部22の半円部22aの平坦面は、スイッチ10の可動検出アーム14突出側の表面に対し隙間をおいて実質上平行に面し(対向し)かつ可動検出アーム14を押圧することなく位置付けられ、スイッチ作動端部22の傾斜面22bは、可動検出アーム14に対し、プッシュロッド20の軸方向の一端側に隙間をおいて位置付けられている。プッシュロッド20の、円形断面を有する本体部の外周面の一部は、スイッチ10の可動検出アーム14突出側の表面に近接して位置付けられる。なお先に述べたように、プッシュロッド20は、ガイド溝7の底部に嵌合された状態でガイド溝7内の半径方向外側への移動が許容されるが、この様な移動に付随して、プッシュロッド20のスイッチ作動端部22は、スイッチ10の可動検出アーム14突出側の表面に接近する方向に移動させられてスイッチ10の該表面を押圧する、したがって可動検出アーム14を押し込んでONさせるよう、ガイド溝7とスイッチ10との位置関係が規定されている。
【0017】
プッシュロッド20の、スイッチ作動端部22と、支持部4の支持孔5に支持された一端部との間、更に具体的には、プッシュロッド20における、ガイド部6のガイド溝7に支持された部分と、支持部4の支持孔5に支持された部分との間の位置には、半径方向外側に延び出る被強制突起部26が形成されている。実質上一定の周方向幅(厚さ)を有する被強制突起部26は、プッシュロッド20の外周面から半径方向外側に向かってかつプッシュロッド20の一端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッド20の外周面に向かってほぼ垂直に延びる面とを備え、その幅方向に見て三角形状をなしている。被強制突起部26近傍のフレーム3には、更に具体的には、支持部4とガイド部6との間であって、被強制突起部26の、プッシュロッド20の他端側に隙間をおいた位置におけるフレーム3には、被強制突起部26の移動軌跡上に突出する強制突起部8が配設(形成)されている。フレーム3の平坦面から実質上一定の厚さ(幅)でプッシュロッド20の外周面に向かって延び出すように一体に形成された強制突起部8は、プッシュロッド20の外周面に向かってプッシュロッド20の他端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッド20の外周面に沿って隙間をおいてあるいは接触して平行に延びる平坦面と、該平坦面からフレーム3の平坦面に向かってほぼ垂直に延びる面とを備え、その幅方向に見て三角形状をなしている。なお、プッシュロッド20における上記被強制突起部26は、合成樹脂によりその本体部と一体に形成されているので、プッシュロッド20を支持部4の支持孔5に嵌合・支持するに際しては、プッシュロッド20を支持孔5に対して他端方向への軸方向に強制することにより支持孔5を通過させればよい。被強制突起部26は上記のような傾斜面を有しているので、支持孔5に対する強制通過の円滑な遂行に寄与するものである。被強制突起部26はまた、上記のような垂直面を有しているので、支持孔5を上記方向に強制通過させた後、逆方向への抜け止めとしても機能する。
【0018】
プッシュロッド20が非作動位置に位置付けられた状態(図1に示す状態)において、プッシュロッド20の被強制突起部26の傾斜面は、フレーム3の強制突起部8の傾斜面に対し、隙間をおいて対向するよう位置付けられている。図6を参照して、静電複写機内の所定の装着位置にカセット30(図6において2点鎖線でその一部を示す)が矢印方向に向かって差し込まれて装着されると、プッシュロッド20の一端がカセット30の一部に当接させられて、軸方向に他端方向に圧縮コイルばね25に抗して強制移動させられる。プッシュロッド20は、図1に示す非作動位置から図6に示す作動位置まで移動させられる。プッシュロッド20が非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッド20の被強制突起部26がフレーム3に配設された強制突起部8に干渉してスイッチ作動端部22が半径方向に強制移動させられてスイッチ10を押圧する。
【0019】
更に具体的に説明すると、プッシュロッド20の被強制突起部26の傾斜面が対向していた強制突起部8の傾斜面に当接され、該傾斜面に沿って移動させられ、更に、被強制突起部26の頂部が、強制突起部8の傾斜面の頂部から延びる平坦面に乗り上げて若干該平坦面に沿って移動した後に停止させられる。プッシュロッド20の非作動位置から作動位置までの移動ストロークはそのように規定されている。プッシュロッド20は、支持部4の支持孔5を支点として半径方向外側に強制移動させられる。スイッチ作動端部22は、プッシュロッド20の本体部の外周面の一部がスイッチ10の可動検出アーム突出側の表面に弾性的に押圧されながら軸方向に移動させられるので、可動検出アーム14が押圧されて押し込まれ、スイッチ10がONさせられる。その結果、静電複写機内の所定の装着位置にカセット30が装着されたことが検出される。図6に示すように、プッシュロッド20が作動位置に停止させられた状態において、プッシュロッド20の被強制突起部26は強制突起部8に乗り上げた状態に位置付けられているので、プッシュロッド20のスイッチ作動端部22は、スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面に弾性的に押圧された状態に保持される。プッシュロッド20は、一端部側が支持孔5に支持されスイッチ作動端部22がスイッチ10の表面に圧接された状態で(それらを支点として)、被強制突起部26が強制突起部8によって半径方向外側に向かう強制力を受けるので、その弾性により撓まされる。プッシュロッド20の被強制突起部26の頂部は、強制突起部8の平坦面に対し、撓まされたプッシュロッド20の弾性復帰力によって押圧された状態に保持される。
【0020】
給紙のため、あるいは他のカセットへの変更等のために、カセット30が上記所定の装着位置から引き出されると、カセット30によるプッシュロッド20に対する、上記他端方向への軸方向の押圧作用が解除されるので、プッシュロッド20は圧縮コイルばね25のばね力により、図6に示す作動位置から図1に示す非作動位置まで軸方向に戻し移動させられる。プッシュロッド20の被強制突起部26は、撓まされたプッシュロッド20の弾性復帰力によって、その頂部が強制突起部8の平坦面に圧接されながら該平坦面に沿って上記軸方向に移動させられた後、その傾斜面が強制突起部8の傾斜面に圧接されながらそれに沿って移動し、元の対向位置まで移動させられる。プッシュロッド20の撓みは解除され、プッシュロッド20は直線に延在する元の形状に復帰させられる。プップッシュロッド20のスイッチ作動端部22によるスイッチ10の可動検出アームに対する押圧が解除され、スイッチ10はOFFとされる。
【0021】
本発明による上記物体検出スイッチ機構は、プッシュロッド20のスイッチ作動端部22が、スイッチ10を押圧してONさせる作動位置及び該押圧を解除してOFFさせる非作動位置との間を移動自在であり、プッシュロッド20は、圧縮コイルばね25により常時非作動位置に付勢されている。本発明による上記物体検出スイッチ機構においては、プッシュロッド20の、スイッチ作動端部22と支持部4との間の位置には、半径方向外側に延び出る被強制突起部26が形成され、被強制突起部26近傍のフレーム3には被強制突起部26の移動軌跡上に突出する強制突起部8が形成され、プッシュロッド20が非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッド20の被強制突起部26が強制突起部8に干渉してスイッチ作動端部22が半径方向に強制移動させられてスイッチ10を押圧するよう構成されていることが重要である。その結果、スイッチ10(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面)とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間の所定の相対位置にずれが生じた場合においても、特に、スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に対向方向に(図1において上下方向に)相互に離れるずれが生じた場合においても、プッシュロッド20が非作動位置から作動位置に移動させられる過程における被強制突起部26と強制突起部8との間の上記協働作用によって、スイッチ作動端部22が半径方向に(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面に近付く方向に)強制移動させられかつスイッチ10の該表面に圧接させられるので、スイッチ10のON作動は確実に遂行され、したがってスイッチ10のON−OFF作動が確実に行なわれる。
【0022】
図7は、図6と比較して容易に理解されるように、スイッチ10(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面)とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に、上記対向方向に相互に離れるずれがかなり大きく生じた場合においても、プッシュロッド20が非作動位置から作動位置に移動させられる過程における被強制突起部26と強制突起部8との間の上記協働作用によって、プッシュロッド20のスイッチ作動端部22が半径方向に(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面に近付く方向に)強制移動させられてスイッチ10の該表面を押圧することにより、スイッチ10をONさせた状態を具体的に示している。したがって本発明による上記物体検出スイッチ機構によればまた、スイッチ10(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面)とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間の所定の相対位置に対する誤差の許容値、特に、スイッチ10(スイッチ10の可動検出アーム突出側の表面)とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間の上記対向方向における、相互に離れる誤差の許容値を比較的大きくすることを可能にし、しかも確実にスイッチ10のON−OFF作動が行なわれることを可能にするものである。プッシュロッド20を合成樹脂から形成しかつ弾性的に撓むことができるよう構成した場合には、金属製のプッシュロッドを使用する場合に比較して大幅なコストダウンを図ることができ、しかも上記作用効果を確実に達成することができる。
【0023】
なお、スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に生成される相対位置の誤差の他の形態としては、対向方向に相互に接近する方向にずれを生ずる誤差がある。この場合には、スイッチ10の取付位置をプッシュロッド20の一端方向である軸方向に移動させることにより、その本体12の可動検出アーム突出側の表面を、プッシュロッド20の円形断面を有する本体部の外周面に当接させることによって、プッシュロッド20が非作動位置にあるときに、スイッチ作動端部22が可動検出アームを押圧してスイッチ10を誤作動(ON作動)させないようにすればよい。この微調整は、例えば、スイッチ10に固定された一対の取付ブラケット2a、2aに形成された、ビス2b、2bを挿通するための図示しない取付孔を長孔(上記軸方向に延びる長孔)に形成しておくことで容易に対応することが可能である。スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に生成される相対位置の誤差の更に他の形態としては、相互にプッシュロッド20の軸方向にずれを生ずる誤差がある。この場合においても、上記した手段によりスイッチ10の取付位置をプッシュロッド20の軸方向のいずれかに移動させる微調整により容易に対応することが可能である。しかしながら、スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に対向方向に相互に離れるずれが生じた場合においては、その調整はシムを使用する等、著しく困難となるが、本発明による上記物体検出スイッチ機構によれば、自動的に調整が行なわれ、スイッチ10のON−OFF作動が確実に行なわれるので、実用上きわめて有用である。以上を総合すると、本発明による上記物体検出スイッチ機構によれば、スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間の所定の相対位置にずれが生じた場合においても、確実にスイッチ10のON−OFF作動が行なわれることを可能にする。また、スイッチ10とプッシュロッド20のスイッチ作動端部22との間に対向方向に相互に離れるずれが生じた場合においても、確実にスイッチ10のON−OFF作動が行なわれることを可能にするものである。
【0024】
以上、本発明による物体検出スイッチ機構を実施形態に基づいて説明したが、本発明は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば、本発明の上記物体検出スイッチ機構においては、検出すべき物体として、静電複写機のカセット30をその実施形態として挙げているが、これに限定される理由はなく、例えば静電複写機に離脱自在に装着されるプロセスユニット、静電複写機の開閉カバー、あるいはレーザプリンタにおける用紙(巻紙)、あるいは画像形成機以外の機器、装置における他の様々な物体であっても、本発明は適用可能である。また上記実施形態において、プッシュロッド20は合成樹脂から形成されかつ弾性的に撓むことができるよう構成されているが、金属材料から形成されかつ弾性的に撓むことができるよう構成する他の実施形態もある。更にはまた、上記実施形態において、プッシュロッド20の軸方向の移動及び撓みを容易にするため、支持部4の支持孔5を、プッシュロッド20との間に適宜の隙間を設けることが好ましいが、この隙間を相当大きく設定する、いわゆるばか孔とする実施形態もある。この実施形態の場合、プッシュロッド20を実質上撓まない剛体のロッドから構成してもよい。プッシュロッド20を剛体のロッドから構成した場合、プッシュロッド20が非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッド20の被強制突起部26が強制突起部8に干渉してスイッチ作動端部22が半径方向外側に強制移動させられてスイッチ10を押圧するが、プッシュロッド20は実質上撓むことなく、ばか孔内の隙間を半径方向外側に移動することにより、スイッチ作動端部22の上記変位を可能にするものである。更にはまた、上記実施形態において、被強制突起部26はプッシュロッド20の外周部に1個形成されているが、2個以上形成する他の実施形態もある。例えば、被強制突起部26を、プッシュロッド20の周方向の180°反対側の対称位置に設ける他の実施形態もある。この実施形態は、バランス上、支持孔5に対する上記強制通過を一層円滑に遂行することを可能にし、またプッシュロッド20の一端方向へ抜けを一層安定して防止することを可能にするものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明に従って構成された物体検出スイッチ機構によれば、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の所定の相対位置にずれが生じた場合においても、確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする。またスイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間に対向方向に相互に離れるずれが生じた場合においても、確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする。更にはまた、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の所定の相対位置に対する誤差の許容値を比較的大きくすることを可能にし、しかも確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする。更にはまた、スイッチとプッシュロッドのスイッチ作動端部との間の対向方向に相互に離れる誤差の許容値を比較的大きくすることを可能にし、しかも確実にスイッチのON−OFF作動が行なわれることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物体検出スイッチ機構の実施形態の構成を概略的に示す側面図であって一部を破断して示す側面図。
【図2】図1に示す物体検出スイッチ機構に含まれるプッシュロッドの斜視図。
【図3】図1のA−A矢視断面図。
【図4】図1のB−B矢視断面図。
【図5】図1のC−C矢視断面図。
【図6】図1に示す物体検出スイッチ機構の他の作動状態(スイッチONの状態)を示す側面図。
【図7】図1に示す物体検出スイッチ機構において、スイッチとプッシュロッドの一端部の各々の取付位置間に相互に離れる方向のずれが生じた場合の作動状態(スイッチONの状態)を示す側面図。
【符号の説明】
2、3 フレーム
4 支持部
5 支持孔
8 強制突起部
10 スイッチ
14 可動検出アーム
20 プッシュロッド
22 スイッチ作動端部
23 リテーナ
25 圧縮コイルばね(ばね手段)
27 被強制突起部
30 給紙カセット
Claims (4)
- フレームの取付部に装着されたスイッチと、フレームの支持部に一端部側が支持されかつスイッチ作動端部が、スイッチを押圧してONさせる作動位置及び該押圧を解除してOFFさせる非作動位置との間を軸方向に移動可能なプッシュロッドと、プッシュロッドを非作動位置に付勢するばね手段とを備えた物体検出スイッチ機構において、
スイッチは、本体と、本体の表面から外方に突出するよう配設された可動検出アームとを備え、
プッシュロッドは円形断面を有する本体部を備え、プッシュロッドのスイッチ作動端部は、半径方向外側に向かってかつプッシュロッドの一端方向に軸線に対し傾斜して延在するよう形成された平坦面からなる傾斜面を備え、
フレームの支持部には支持孔が形成され、プッシュロッドは支持孔に軸方向に移動可能にかつ回動が規制されるよう嵌合支持され、
プッシュロッドの、支持孔に支持された部分と、スイッチ作動端部との間には、半径方向外側に延び出る被強制突起部が形成され、
被強制突起部は、プッシュロッドの外周面から半径方向外側に向かってかつプッシュロッドの一端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッドの外周面に向かってほぼ垂直に延びる面とを備え、
被強制突起部近傍のフレームには被強制突起部の移動軌跡上に突出する強制突起部が形成され、
強制突起部は、プッシュロッドの外周面に向かってプッシュロッドの他端方向に軸線に対し傾斜して延在する傾斜面と、傾斜面の頂部からプッシュロッドの外周面に沿って隙間をおいてあるいは接触して平行に延びる平坦面とを備え、
プッシュロッドが非作動位置に位置付けられた状態で、プッシュロッドの被強制突起部の傾斜面はフレームの強制突起部の傾斜面に対し隙間をおいて対向するよう位置付けられ、スイッチ作動端部の傾斜面は、可動検出アームに対し、プッシュロッドの軸方向の一端側に隙間をおいて位置付けられ、プッシュロッドの本体部における外周面の一部は、スイッチの、可動検出アーム突出側の表面に近接して又は接触して位置付けられ、
プッシュロッドが非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッドの被強制突起部の傾斜面が対向していた強制突起部の傾斜面に当接されて該傾斜面に沿って移動させられ、更に、被強制突起部の頂部が、強制突起部の傾斜面の頂部から延びる平坦面に乗り上げて若干該平坦面に沿って移動した後に停止させられ、プッシュロッドのスイッチ作動端部は、支持部の支持孔を支点として半径方向外側に強制移動させられることにより、プッシュロッドの本体部の外周面の一部がスイッチの可動検出アーム突出側の表面に弾性的に押圧されながら軸方向に移動させられて、可動検出アームが押圧されて押し込まれ、スイッチがONさせられる、
ことを特徴とする物体検出スイッチ機構。 - スイッチの取付位置はプッシュロッドの軸方向に移動可能である、
請求項1記載の物体検出スイッチ機構。 - プッシュロッドの、支持孔に支持された部分よりも軸方向の他端寄りに間隔をおいた部分は、フレームのガイド部に形成されたガイド溝に軸方向に移動可能に係合され、
ガイド溝は、プッシュロッドの軸線方向に見て、断面がほぼU形状をなすように形成され、プッシュロッドは、ガイド溝内に嵌合された状態でその底部に位置付けられかつ、ガイド溝内をその開放端に向かって半径方向外側へ移動することは許容されるが、それと直交する方向への移動は規制され、
プッシュロッドが非作動位置から作動位置に移動させられると、プッシュロッドは、ガイド溝内をその開放端に向かって半径方向外側へ移動させられる、請求項1又は請求項2記載の物体検出スイッチ機構。 - プッシュロッドは合成樹脂から形成されかつ弾性的に撓むことができる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の物体検出スイッチ機構。
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