JP3315431B2 - マイクロカプセル化された農薬 - Google Patents

マイクロカプセル化された農薬

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JP3315431B2 JP14414692A JP14414692A JP3315431B2 JP 3315431 B2 JP3315431 B2 JP 3315431B2 JP 14414692 A JP14414692 A JP 14414692A JP 14414692 A JP14414692 A JP 14414692A JP 3315431 B2 JP3315431 B2 JP 3315431B2
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    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロカプセル化さ
れた農薬、それらを含む組成物およびそれらの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】農薬を適当な適用形態に製剤化する場
合、標的生物に対する有効成分の効果を最適化すると同
時に、環境、特に標的ではない動物および植物に対する
その影響を最少限にする製剤が望ましい。近年農薬に関
して充分に研究されてきたそれらの一製剤化技術は、マ
イクロカプセル化技術である。特に農薬および染料につ
いては、ある程度前から様々なマイクロカプセル化技術
が知られている。それらの技術の例は、例えばEP14
8169、USP4417916、USP357751
5、USP4354783、USP4557755、U
SP4105823、USP3516941、EP25
2896、USP4601863、USP489869
6に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある種の農薬、特に除
草剤を土壌へ適用するときに直面する特定の問題は、そ
れらが、粗いまたは中程度に粗いきめの土壌、および有
機物質含有率が低い、例えば有機物質含有率が<2.0
重量%である土壌を含む軽い土壌において降雨(rainfa
ll)または潅がい(irrigation)を被ったときに適用ま
たは標的箇所から急速に流亡または溶脱する傾向を示す
ことである。この問題により、雑草発芽前の適用に対す
る上記農薬の使用は通常除外または制限される。すなわ
ち、この欠点をもつ除草剤の場合、幼雑草の発芽が行な
われる土壌範囲で持続させるには、若い作物が損害を被
る危険を高めるか、または不経済で環境上望ましくない
反復適用または高率での適用を行う方法しかない。場合
によっては数十年も前から多くの様々なマイクロカプセ
ル化技術が存在するにも拘わらず、現在まで、雑草の制
御を維持し、標的土壌範囲の下層への溶脱または流亡を
減少させ、土壌、特に雑草種子が発芽する土壌範囲での
持続性を向上させ、および作物に対する損害を防止する
という4つの主目的を達成する上記急速浸出性農薬(rap
idly leaching agrochemical)の商業的に存立し得るマ
イクロカプセル化形態の供給は不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】現在、驚くべきことに、
架橋ポリエステルポリマー中に急速浸出性農薬をマイク
ロカプセル化することにより優れた成果が達成されるこ
とが見出された。ここに「急速浸出性農薬」とは、降雨
や潅がいのように自然的または人為的に水の適用を受け
たとき、標的場所から流亡または溶脱しやすい、任意の
農業用活性成分をいう。
【0005】
【発明の構成】従って、本発明は、 a)不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモノマーを含む
非水性液体混合物に農薬を溶解または懸濁し、 b)水中で溶液または懸濁液を所望の粒子サイズに乳化
し、 c)不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモノマーの架橋
を形成させることによりマイクロカプセルを製造すると
いう段階を含む、急速浸出性農薬のマイクロカプセル化
方法を提供する。本発明の別の態様は、農業上許容し得
る担体と一緒に架橋不飽和ポリエステル/ビニルポリマ
ー中にマイクロカプセル化された急速浸出性農薬を含む
農業組成物に関するものである。本発明のさらに別の態
様は、望ましくない害虫または植物の生育の場所または
それが予想される場所に架橋不飽和ポリエステル/ビニ
ルポリマー中にマイクロカプセル化された急速浸出性農
薬の有効量を適用することを含む、望ましくない害虫ま
たは植物の生育を制御する方法に関するものである。
【0006】本発明によるマイクロカプセル化は、撲滅
すべき害虫または望ましくない植物の生育の通常の場所
が土壌の上層部に位置する場合の農薬に特に適してい
る。また、本発明によるマイクロカプセルは、水を多く
含んだ場所、例えば蚊の繁殖領域または水田で使用され
得る。本発明によるマイクロカプセル化は、急速な浸出
性故に発芽前の長時間にわたる適用が除外または制限さ
れるような農薬に特に適している。それらの農薬の例
は、カルボン酸基を含むものである。それらの化合物の
好ましい例は、除草剤、特に雑草発芽前除草剤、例えば
安息香酸およびフェノキシカルボン酸誘導体、例えばジ
カンバ、MCPA、2,4−Dである。本発明によるカ
プセル化により有利となり得る他の除草剤の例には、グ
リホセート、アラクロール、アセトクロール、メトラク
ロール、クロロピリジンカルボキシレート、例えばピク
ロラム、および2−クロロ−N−[1−メチル−2−メ
トキシ]−N−(2,4−ジメチル−チエン−3−イル)ア
セトアミドがあり、これはアメリカ合衆国特許第466
6502号に記載されている。
【0007】上記農薬は、固体結晶もしくは無定形また
は液体形態、例えば油状物であり得る。好ましくは、農
薬は、不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモノマーを
含む非水性液体に可溶性であり、水溶性は乏しいのが好
ましい。しかしながら、不飽和ポリエステル樹脂および
ビニルモノマーを含む非水性液体に不溶性の固体農薬
は、適当な粒子サイズに粉砕し、非水性相に分散させる
ことによりカプセル化され得る。さらに、水溶性の高い
液体または固体農薬もまた、水相を農薬で飽和させて非
水相からの抽出を阻止すれば、不飽和ポリエステル樹脂
およびビニルモノマーを含む非水性液体にカプセル化さ
れ得る。農薬は、遊離基ビニル重合反応に対して不活性
であるべきであり、特にビニル基を含むべきではない。
前述の除草剤の適当な形態には、遊離酸、無機塩および
アミン塩がある。ジカンバの例の場合、遊離酸、鉄、コ
バルト、ニッケル、マンガン、亜鉛、トリアミルアミ
ン、ジメチルドデシルアミンおよびジメチルヘキサデシ
ルアミン塩類は、不飽和ポリエステル樹脂およびビニル
モノマーを含む非水性液体には可溶性であり、水溶性は
乏しい。水並びに不飽和ポリエステルおよびビニルモノ
マーを含む非水性液体の両方にあまり溶けないジカンバ
のアルミニウム塩は、後者を水相に分散させる前に非水
相にアルミニウム塩を分散させることによりマイクロカ
プセル化され得る。さらに、ジカンバの水溶性塩類、例
えばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムお
よびカルシウム塩類は、同塩で飽和させた水相に後者を
分散させる前に不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモ
ノマーを含む非水性液体に塩を分散させることによりマ
イクロカプセル化され得る。ジカンバ、MCPAおよび
2,4−Dの遊離酸および鉄塩形態は好ましい形態であ
る。塩類は常法により製造され得る。
【0008】不飽和ポリエステル樹脂およびそのビニル
モノマーとの架橋形態並びにそれらの製法は、技術文
献、例えば、キルク-オトマー・エンサイクロペディア
・オブ・ケミカル・テクノロジー(KIRK-OTHME
REycyclopedia of Chemical Technology)、第3
版、18巻、575−594頁により公知であり、これ
を引用して説明の一部とする。それらは、不飽和酸また
は無水物および多価アルコールの相互作用から誘導され
たポリエステル・バックボーンを伴う巨大分子である。
それらをビニルモノマーと混合し、次いで遊離ラジカル
(基)開始剤により硬化させ得る。開始剤からの遊離ラジ
カルの生成は、増進剤または促進剤、照射、例えば紫外
線照射または加熱により助長され得る。これらの構成要
素の各々の詳細な例は、上記参考文献に記載されてい
る。
【0009】酸、アルコール、ビニルモノマー、開始剤
等の選択は、概してカプセル化される生成物の性質並び
に最終生成物の目的とする特性および特徴により決定さ
れる。本発明では、グリコール、例えばエチレングリコ
ールによるフマル酸およびイソフタル酸を含む不飽和ポ
リエステル樹脂が好ましい。それらの樹脂は、詳しくは
明記されていない組成物の予め混合された販売形態で入
手可能な場合が多く、例えばアロポール(商標)樹脂(ア
シュランド・ケミカルズ)、例えばアロポール(商標)7
242T-15、アロポール(商標)7241がある。こ
れらの樹脂は、適当な増進剤/促進剤、好ましくは金属
カルボン酸塩、例えばカルボン酸コバルト、または第3
級アミン、例えばジメチルアニリンを既に含み得るが、
また第4級アミン塩類、強酸もしくは塩基または粘土を
含み得る。適当なビニルモノマーには、スチレン、ジビ
ニルベンゼン、ビニルトルエン、アルファ-メチルスチ
レン、ジアリルフタレートおよびアクリレートがある。
本発明による使用に好ましいビニルモノマーはスチレン
である。ビニルモノマー、例えばスチレンは、好ましく
は25重量%〜60重量%の濃度で液体樹脂中に存在す
る。
【0010】検討した通り、樹脂の硬化は、遊離ラジカ
ルを生成させる開始剤を用いて達成される。上記開始剤
は、不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモノマーを含
む非水性液体には可溶性であり、水相にはあまり溶けな
いのが好ましい。それらの好ましい開始剤の例には、ペ
ルオキソ酸、例えばベンゾイルペルオキシド、ケトンペ
ルオキシド、例えばメチルエチルケトンペルオキシド、
ペルオキソケタール、例えば1,1−ジ(t−アミルペル
オキシ)シクロヘキサン(USP 90MD(商標)、ウィ
トコ)、ペルオキソエステル、例えば2,5−ジメチル−
2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサ
ン(USP245(商標)、ウィトコ)、t−ブチルペルオ
キシベンゾエート(エスペロクス(商標)10、ウィト
コ)、ヒドロペルオキシド、例えばクメンヒドロペルオ
キシド、ペルオキソカルボナート、例えばt−ブチルペ
ルオキシ−2−エチルヘキシルカルボナート(エスペロ
クス(商標)C−496、ウィトコ)、ジアルキルペルオ
キシド、例えばジ−t−ブチルペルオキシドまたはアゾ
化合物、例えば2,2−アゾジイソブチロニトリル(フィ
セル(商標)AZDN、シェレックス)がある。また、水
溶性遊離ラジカル開始剤、例えば過酸化水素または過硫
酸塩類も使用され得るが、一般的に懸濁重合には好まし
くない。様々な遊離ラジカル開始剤が単独または組み合
わせた形で使用され得る。上述の増進剤のうちの一つま
たはそれ以上を用いることによって遊離ラジカルの生成
が助長され得るか、または反応を単に加熱することによ
り、増進剤の存在または非存在下で、開始剤による遊離
ラジカルの生成が誘発され得る。上記開始剤の多くは市
販されており、適当な溶媒、例えばジメチルフタレート
またはミネラルスピリット中に溶解またはそれらにより
希釈された製剤として提供される。場合によって、硬化
は、UV光または他の放射線、例えばX線を用いても行
なわれ得る。
【0011】マイクロカプセル化された生成物の要求さ
れる特性によっては、不飽和ポリエステル樹脂/ビニル
モノマーを適当な非揮発性溶媒、油または可塑剤で希釈
するのが望ましい場合もあり得る。それらの希釈剤の例
には、フタレートエステル、例えばジメチルフタレート
またはジオクチルフタレート(ウノカル・ケミカル・カ
ンパニー)、グリコールジベンゾエート、例えばベンゾ
フレックス(商標)9−88(ベルシコール・ケミカル・
カンパニー)、アルキル芳香族化合物、例えばT500
−100(テネコ)またはアロマティック200(エクソ
ン・カンパニー)、または脂肪酸エステル、例えばメチ
ルカプリレート(クアンタム)またはメチルオレエート
(エメリー)がある。
【0012】本発明方法の乳化段階では、例えば好まし
くは0.1〜2000マイクロメーター、特に2〜10
0マイクロメーターの望ましい粒子サイズが得られる条
件が選択される。これは、適当な混合または配合装置、
例えばワーリング・ブレンダーまたはアイカ・ディスパ
ーサーを用いて油相を水に分散させることにより達成さ
れる。好都合には、水は界面活性剤またはさらに好まし
くは分散剤を含み得る。適当な分散剤の例は、ポリビニ
ルアルコール(例、ビノール(商標)、エアボール(商
標)、エア・プロダクツ)、リグノスルホン酸塩類(例、
リークス(商標)、ポリフォン(商標)、ウエストベイ
コ)、ポリ(メチルビニルエーテル/マレイン酸)(ガント
レツ(商標)、アグリマーVEMA(商標)、GAF)、ポ
リエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシド・ブロッ
クコポリマー(例、プルロニック(商標)、BASF)、ま
たはナフタレンスルホネート-ホルムアルデヒドコポリ
マー(ダクサド(商標)、グレース)である。
【0013】マイクロカプセルに混入される有効成分の
量は、目的とする最終生成物により変化するが、有効成
分の量を50重量%以下にするとマイクロカプセル化が
容易に達成され得ることが見出された。マイクロカプセ
ルの有効成分含有率は、適当な溶媒により抽出し、生成
した溶液を内部または外部標準を用いてHPLCによっ
て分析することにより決定され得る。マイクロカプセル
は、慣用的技術、例えばろ過、遠心分離および/または
乾燥(噴霧乾燥)により反応から分離され得るか、または
水相に懸濁放置され得る。適用し易くするため、本発明
のマイクロカプセルは、単純な噴霧乾燥によるか、また
は例えば慣用的担体または所望による他のアジュバント
を用いた粉末、か粒、溶液、エマルジョン、水和剤また
は水分散性濃厚懸濁剤、懸濁液などとして、常法で製剤
化され得る。固体製剤が好ましい。上記要領で製剤化さ
れたマイクロカプセルは、常法、例えば混合、噴霧乾燥
などにより製造され得る。有効当量の有効成分を用いた
雑草もしくは害虫またはそれらの場所に対する本発明の
マイクロカプセルの適用は、慣用的方法に従い行なわれ
る。
【0014】市販されている製品の場合、有効量は、マ
イクロカプセルの有効成分含有率および放出プロフィー
ルに基づいて既知有効適用割合に対応させており、例え
ばジカンバの場合0.05〜2ポンド/エーカー(約0.
055〜2.2kg/ha)、特に0.1〜1ポンド/エーカ
ー(約0.11〜1.1kg/ha)である。本発明のマイクロ
カプセルの最適用量は、常用試験、例えば温室試験およ
び小プロット試験を用いて当業界の一通常熟練者により
容易に決定される。例えば、雑草の発芽前制御の場合、
7−60日、好ましくは40−60日の半減期(有効成
分の50%がマイクロカプセルから放出されるのに必要
とされる時間)が望ましい。
【0015】適当な製剤は、0.01〜99重量%の割
合の有効成分当量、0〜20%の割合の界面活性剤およ
び1〜99.99%の割合の固体または液体希釈剤(複数
もあり得る)を含有する。有効成分に対する界面活性剤
の割合の高い方が望ましい場合もあり、製剤中への混入
またはタンク・ミキシングにより達成される。組成物の
適用形態は、一般に重量当量にして0.01ないし25
%の率で有効成分を含む。勿論、目的とされる用途、マ
イクロカプセルの物理特性および適用方法によっては、
存在する有効成分レベルが低い場合も高い場合もあり得
る。使用前希釈を意図した組成物の濃縮形態は、一般に
重量当量にして2ないし90%、好ましくは5ないし8
1%の割合で有効成分を含有する。また、この発明に包
含されるマイクロカプセルは、シクロデキストリンまた
は農薬の他の大環状複合体の封入に使用され得る。農業
的に許容し得る添加剤を組成物に使用することにより、
例えば性能が改善され、発泡、固化および腐食が低減化
され得る。
【0016】本明細書で使用されている「界面活性剤」
は、乳化性、拡散性、湿潤性、分散性または他の界面修
飾特性を付与する農業的に許容し得る物質を包含する。
それらの界面活性剤の例は、ナフタレンスルホネート、
スルホスクシネート、アルキルスルホネート、脂肪族エ
ステルスルフェート、エトキシル化アルコールスルフェ
ートおよびスルホネート、脂肪族アルコール、エトキシ
ル化アルコール、グリセリドおよび脂肪酸および燐酸化
エステル、エーテル、アルコールまたは酸である。
【0017】本明細書で使用されている「希釈剤」は、濃
縮物質を使用可能または望ましい強度に希釈するのに使
用される液体または固体の農業的に許容し得る物質を包
含する。粉末またはか粒の場合、それは、例えばタル
ク、粘土、珪藻土、セルロース、澱粉または微細有機物
質、例えば地上トウモロコシ穂軸または穀物籾殻であり
得る。液体濃縮形態の場合、それは、例えば植物油、鉱
油、(脂肪族または芳香族)アルコール、ケトン、エーテ
ル、エステルまたは複素環化合物であり得、液体適用形
態の場合、例えば水または鉱油または植物油であり得
る。
【0018】マイクロカプセル製剤は、所望によりさら
に別の有効成分、例えば他の除草剤、殺虫剤、ダニ駆除
剤、殺菌剤などを含み得る。例えば、同一または他の有
効成分の非カプセル化形態と一緒に本発明によるマイク
ロカプセルを製剤化することによって、マイクロカプセ
ルからの制御型放出の開始前に初期制御を達成するか、
またはマイクロカプセル化物質により与えられる制御よ
りも広範または異なる範囲(スペクトル)の制御を達成す
るのが有利であり得る。前記の非カプセル化物質は、マ
イクロカプセルと乾燥混合され得るか、またはマイクロ
カプセルと一緒に水分散性もしくは非分散性か粒中へ混
入され得るか、または例えば噴霧乾燥によるマイクロカ
プセル上へのコーティングとして適用され得る。別法と
して、非カプセル化物質とカプセル化物質のプレミック
スまたはタンクミックスも適当であり得る。
【0019】非カプセル化およびカプセル化物質の組み
合わせは、過度の作物損傷を誘発することなく初期雑草
制御を達成するのに充分な量で製剤化され、充分な割合
で適用されるべきである。ジカンバの場合、非カプセル
化形態を約0.125〜0.25ポンド/エーカー(約0.
138〜0.28kg/ha)の範囲の割合で適用し、カプセ
ル化形態を約1.0ポンド/エーカー(約1.1kg(有効成
分)/ha)以下の割合で適用すると、満足すべき結果が得
られる。すなわち、非カプセル化およびカプセル化物
質、例えばジカンバを含有する製剤に適した重量割合
は、1:8〜1:1、例えば1:8〜1:4または1:4〜
1:1の非カプセル化:カプセル化有効成分の範囲であ
る。さらに別の方法として、製剤は、様々なプレポリマ
ー対有効成分重量割合を有するマイクロカプセルの混合
物により構成され得る。上述の組み合わせを用いると、
1〜75日間程度の長い期間にわたる有効な連続制御が
可能となり得る。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。温度
は摂氏で与えられている。 実施例1 ジカンバ・マイクロカプセルの製造 a)水相の製造: 266gの蒸留水に2.7gのエアボール
(商標)-523ポリビニルアルコール(エア・プロダク
ツ)を溶解させるため、周囲温度でエアボール(商標)-5
23を撹はんした水に加え、撹はんしながら約1時間8
0℃に温めることにより完全に溶解させる。溶液を周囲
温度に冷却し、ポリビニルアルコール溶液に1.3gのガ
ントレズ(商標)S−95メチルビニルエーテル/マレイ
ン酸コポリマー(GAF)を撹はんしながら加える。撹は
んしながら約0.5時間80℃に温めて完全に溶解させ
る。貯蔵するため周囲温度に冷却する。 b)非水相の製造: 75.0gの90%検定用精製ジカン
バ酸を、195gのアロポール(商標)7242T−15
ポリエステル/スチレン液体樹脂(アシュランド・ケミ
カルズ)に溶解する。好都合には、撹はんし、40−5
0℃に温めて溶解させる。貯蔵するため周囲温度に冷却
する。
【0021】c)マイクロカプセルの製造: 1000ml
のステンレス鋼またはガラス製ワーリング・ブレンダー
カップに、270gの上記水相を充填する。個別容器中
で、4.0gのUSP-245(商標)ペルオキシエステル
(ウィトコ)を、270gの上記非水相と充分に混合す
る。最大速度の約20%で水相の混合を始め、非水相を
水相に加える。混合速度を最大速度の約50%に高め、
約8分間混合する。ブレンダーを止め、生成した懸濁液
をガラスまたはステンレス鋼製反応フラスコに移す。
5.4gのリークス(商標)88Bリグノスルホネート(ウ
エストベイコ)を加える。混合物を撹はんし、4時間7
0℃に温める。周囲温度に冷却する。 d)粒子サイズの測定: 上記製剤の平均粒子サイズおよ
び粒子サイズ分布は、標準技術、例えば光学もしくは電
子顕微鏡、光散乱または伝導性測定法により測定され得
る。
【0022】e)粒子サイズの制御: 平均粒子サイズお
よび粒子サイズ分布は、好都合には公知技術、例えばブ
レンダーまたはミキサーにより与えられるせん断速度お
よび使用される分散剤の濃度およびタイプにより制御さ
れ得る。アーシャディおよびレドウィズ、「リアクティ
ブ・ポリマーズ」(Reactive Polymers)、1、159−
174頁(1983)、ジャコビック、ドキックおよびゼ
ファー「ジャーナル・オブ・ディスパージョン・サイエ
ンス・アンド・テクノロジー」(J.Dispersion Scien
ce and Technology)、10(1)、59−76頁(198
9)およびチャーチ、「ケミカル・エンジニアリング」(C
hemical Engineering)、79頁、8月1日(1966)
参照。 f)架橋の完全さの測定: 未反応スチレンモノマーは、
好都合には反応懸濁液試料からのスチレンを共沸蒸留す
ることにより測定され得る。上記の例の場合、250ml
の3頚フラスコに、50gの蒸留水と一緒に反応混合物
の50g試料を充填する。混合物を撹はんしながら10
0℃に温める。スチレン/水共沸混合物を、ショートパ
ス蒸留ヘッドを通して93.9℃で集める。水が100
℃で集められるまで、蒸留を続ける。スチレンは、好都
合には目盛り付き採集フラスコを用いて測定され得る。
【0023】g)マイクロカプセルにおける有効成分の濃
度: 上記例では、マイクロカプセルにおけるジカンバ
の濃度は、アロポール(商標)7242T-15の25重
量%であった。この濃度は、所望により増加または低減
化され得る。濃度は、溶解している部分もあれば、固体
粒子として分散している部分もある状態となるように、
目的とする濃度で液体ポリエステル/スチレン樹脂に微
細分割固体ジカンバを単に分散させることにより高めら
れ得る。しかしながら、ジカンバの全てが、マイクロカ
プセルの形成および架橋前に液体ポリエステル/スチレ
ン樹脂に溶解しているのが好ましい。これは、好都合に
はジカンバおよび液体ポリエステルスチレン樹脂の混合
物を温めて、ジカンバの溶解度を増加させることにより
達成され得る。これは実施例2で説明されている。
【0024】実施例2 ジカンバ・マイクロカプセルの製造 a)水相の製造: 2.50gのエアボール(商標)−523
ポリビニルアルコール(エア・プロダクツ)および1.2
5gのガントレズ(商標)S−95メチルビニルエーテル
/マレイン酸コポリマー(GAF)および1.00gのリー
クス(商標)915リグノスルホネート(ウエストベイコ)
を、周囲温度で撹はんしながら195.25gの蒸留水に
加えることにより、それらの固体を水に溶かす。約0.
5−1.0時間撹はんしながら80℃に温めることによ
り、完全に溶解させる。80℃に保つ。 b)非水相の製造: 500mlの円筒形フラスコに、10
0.0gの90%検定用ジカンバ酸および100.0gのア
ロポール(商標)7241ポリエステル/スチレン液体樹
脂(アシュランド・ケミカルズ)を充填する。撹はんしな
がら80℃に温めて、ジカンバ酸を溶かす。80℃に保
つ。
【0025】c)マイクロカプセルの製造: 非水相を8
0℃で撹はんしながら、4.0gのエスペロックス(商標)
10t−ブチルペルオキシベンゾエート(ウィトコ)を加
える。3.0分間撹はんすることにより、一様な溶解を
確実にする。スターラーを停止し、上記の200.0gの
水相を加え、2.0分間最大速度の約45%で稼動する
アイカS25N-25Fウルトラ-ターバックス(商標)デ
ィスパーザーを用いて水相に非水相を分散させる。分散
用器具を除去し、80℃で1.0時間反応物の撹はんを
続行する。周囲温度に冷却する。上記と同じ要領で、粒
子サイズの制御および測定並びに重合の完成度の測定が
行なわれ得る。
【0026】実施例3 有効成分含有率の検定 適当な溶媒で抽出し、生成した溶液を内部または外部標
準を用いてHPLCによって分析することにより、マイ
クロカプセルの有効成分含有率を測定する。例えば、ア
ロポール(商標)7242T-15にカプセル化したジカ
ンバ酸の場合、0.1〜0.4gのカプセルを100.0ml
のメタノールに懸濁し、1〜24時間振り混ぜる。抽出
されたカプセルを静置し、20.0mlの透明な上清をピ
ペットにより移し取る。適当な内部標準、例えばハロフ
ェノールまたはハロ安息香酸、好ましくはパラ-ブロモ
フェノールを加え、抽出物をHPLCにより分析する。
パラメーターを導く適当な器具には4.6mm×150mm
18逆相カラムがあり、これは最初60%の2%酢酸水
溶液および40%のメタノールを含み、1分間当たり
1.0mlの流速で、20分間にわたって90%メタノー
ルにプログラム化された移動相により溶離する。280
ナノメートルでの紫外線検出器を用いると、ジカンバは
9.6分で検出され、パラ-ブロモフェノールは12.5
分で検出される。別法として、例えばアロポール(商標)
7241にカプセル化されたジカンバ酸の場合、0.1
〜0.4gのカプセルを約90mlのテトラヒドロフランに
懸濁し、内部標準として適量の3,5−ジクロロ安息香
酸を加える。周囲温度で0.5〜1.0時間振り混ぜる。
約5mlの試料を採取し、約5mlの1:1メタノール/水
で希釈する。ろ過し、HPLCにより分析する。適当な
器具条件としては、最初60%の2%酢酸水溶液および
40%メタノールを含み、1分間当たり1.0mlの流速
で10分間にわたって90%メタノールにプログラム化
された移動相により溶離する、4.6mm×150mmC18
逆相カラムがある。280ナノメートルでの紫外線検出
器を用いると、ジカンバは5.6分で検出され、3,5−
ジクロロ安息香酸は12.5分で検出される。
【0027】実施例4 マイクロカプセルからの放出速度の測定方法 有効成分がマイクロカプセルから放出される速度を特性
検定する好都合な方法を、ジカンバに関する下記の例に
より説明する。0.005gのジカンバを含む若干のマイ
クロカプセルを秤量して2オンスの瓶に入れ、50.0g
の蒸留水を加える。試料を30℃の恒温浴槽中に置き、
1分間当たり100振動で振り混ぜる。様々な時点で3
mlのアリコートを試料から採取し、0.2マイクロメー
トルの酢酸セルロース膜フィルターでろ過することによ
り、マイクロカプセルを除去する。次に、ろ過された試
料は、外部または内部標準に対してHPLCにより分析
され得る。
【0028】実施例5 水和剤の製剤化 下記成分を合わせることにより、水和剤が得られる。 a)実施例によるマイクロカプセル:94% b)アエロゾール(商標)OT−B(ジオクチルスルホこは
く酸ナトリウム:アメリカン・シアナミド):3%および c)モーウェット(商標)D425:(ナトリウムナフタレン
ホルムアルデヒド凝縮液:ウィトコ):3% カプセル破損を回避するため、マイクロカプセルとの混
合前に不活性物質を予め粉砕しておく。
【0029】実施例6 実施例1におけるマイクロカプセルのスラリー100部
に、0.075部のケルザン・キサンゴム(商標)S(メル
ク・アンド・カンパニーのケルコ事業部)を加え、0.2
5〜1.0時間混合することにより、ケルザン(商標)S
を分散および溶解させる。これによって、粒子による沈
降が阻止されるマイクロカプセル懸濁液濃縮物が得ら
れ、これは水によって容易に希釈されるため、噴霧可能
な懸濁液が生成され得る。
【0030】実施例7 浸出特性の評価 長さ3cmおよび直径9cmのガラス製浸出性カラムに土壌
を詰め込んで、田畑の密度と同様の約1.4g/cm3の体
積密度を達成する。この土壌は、砂72.1%およびシ
ルト16.9%および粘土11.0%により構成される。
有機物質含有率は1.8%であり、pHは7.5である。
まず、土壌が詰め込まれたカラムに約400mlの脱イオ
ン水を通すことにより、それらを水で飽和させる。それ
らを一夜静置することにより、過剰の水をカラムから排
出させる。次いで、噴霧装置を用いて、各カラムの土壌
表面に、2.5mgの有効成分(a.e.)(4kg a.e./haに相
当)を含む製剤の5ml溶液を噴霧する(各製剤について3
カラムおよび3対照カラム)。次いで、0.5、1.0ま
たは3.0インチ降雨当量に対応する85、170また
は510mlの水を、処理カラムに通す。水の流速を約1
ml/分に調節する。各カラムからの浸出液を集め、未処
理対照カラムからの浸出液を較正用に使用し、高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)を用いて分析する。第一
潅水後、カラムをアルミホイルに包むことにより、過剰
の水分喪失を阻止して光を排し、24℃で2週間培養室
でインキュベーションし、再び潅水する。さらに2週間
のインキュベーション後、この操作を3回反復する。
【0031】 結果 放出されたジカンバの量(mg) 潅水量 形態 第一潅水 第二潅水 第三潅水 適用総量の放出% 0.5インチ A 0.7 1.3 0.6 104% B 0.2 0.9 0.9 80% 1.0インチ A 2.7 0.0 0.0 108% B 0.4 1.1 0.1 64% 3.0インチ A 2.6 0.1 0.0 108% B 0.6 0.7 0.1 56% A=バンベル(商標)(標準市販形態のジカンバ(DMA塩
として))。 B=実施例1の方法に従い製造された製剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/28 A01N 25/32 A01N 37/40 A01N 39/04

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモ
    ノマーを含む非水性液体混合物に農薬を溶解または懸濁
    し、 b)水中で溶液または懸濁液を所望の粒子サイズに乳化
    し、 c)不飽和ポリエステル樹脂およびビニルモノマーの架橋
    を形成させることによりマイクロカプセルを製造すると
    いう段階を含む、急速浸出性農薬のマイクロカプセル化
    方法。
  2. 【請求項2】 マイクロカプセル化される農薬が、非水
    性液体混合物に可溶性であり、水には僅かしか溶けない
    ものである、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 農薬が、カルボン酸基を有するものであ
    る、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 農薬が、ジカンバ、MCPAおよび2,
    4−Dから選択される、請求項1または2記載の方法。
  5. 【請求項5】 ビニルモノマーがスチレンである、請求
    項1〜4のいずれか記載の方法。
  6. 【請求項6】 不飽和ポリエステル樹脂が、グリコール
    と共にフマル酸およびイソフタル酸を含む、請求項1〜
    5のいずれか記載の方法。
  7. 【請求項7】 樹脂の硬化が開始剤を用いて行なわれ
    る、請求項1〜6のいずれか記載の方法。
  8. 【請求項8】 硬化が、ペルオキソ酸、ケトンペルオキ
    シド、ペルオキソケタール、ペルオキソエステル、ヒド
    ロペルオキシド、ペルオキソカルボナート、ジアルキル
    ペルオキシドまたはアゾ化合物から成る群から選択され
    た開始剤を用いることにより達成される、請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 硬化が、金属カルボン酸塩、第3級アミ
    ン、第4級アミン塩、強酸もしくは塩基または粘土から
    選択された促進剤の存在下で行なわれる、請求項1〜8
    のいずれか記載の方法。
  10. 【請求項10】 促進剤がカルボン酸コバルトである、
    請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 得られたマイクロカプセルの粒子サイ
    ズが0.1〜2000マイクロメーターである、請求項
    1〜10のいずれか記載の方法。
  12. 【請求項12】 得られたマイクロカプセルの粒子サイ
    ズが2〜100マイクロメーターである、請求項11記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 架橋不飽和ポリエステル/ビニルポリ
    マー中にマイクロカプセル化された急速浸出性農薬を含
    むマイクロカプセル。
  14. 【請求項14】 農業上許容し得る担体と一緒に架橋不
    飽和ポリエステル/ビニルポリマー中にマイクロカプセ
    ル化された急速浸出性農薬を含む農業組成物。
  15. 【請求項15】 望ましくない害虫または植物の生育の
    場所またはそれが予想される場所に架橋不飽和ポリエス
    テル/ビニルポリマー中にマイクロカプセル化された急
    速浸出性農薬の有効量を適用することを含む、望ましく
    ない害虫または植物の生育を制御する方法。
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