JP3314937B2 - エラストマー/アラミド繊維分散体 - Google Patents
エラストマー/アラミド繊維分散体Info
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Description
ら本質的に成るエラストマー組成物に関するものであ
り、これには補強用充填材も粒子状添加剤も入っていな
い。この組成物は、アラミド繊維をエラストマーの中に
ブレンドすることを容易にするマスターバッチとして有
用である。本発明はまたこのエラストマー組成物の製造
方法にも関する。
国特許第4,514,541号には、エラストマーとアラミドパ
ルプと補強用充填材が入っているマスターバッチ組成物
が開示されている。補強用充填材を用いることが必要と
されており、そしてこのエラストマーへのパルプ分散を
容易にする目的で、エラストマーの有機溶媒溶液の中に
パルプを分散させる前にその補強用充填材をパルプと一
緒にすることが行われている。上記特許は、パルプをそ
のエラストマーの中に成功裏に分散させるに充填材が必
要であると言った教示として有効である。
国特許第4,543,377号には、ポリマーの中にパルプ材料
を分散させた分散体を製造する方法が開示されている。
この分散体は、ポリマーの有機溶媒溶液とパルプの水系
混合物とをブレンドしそしてそのパルプが水相から有機
相に移った後その水と有機溶媒を除去することによって
製造されている。
9−A号には、アラミドパルプとゴム状ポリマーが入っ
ている組成物が開示されている。パルプ濃度に関して繊
維量をポリマー100部当たり約20部以上にするとその組
成物を製造するのが不可能になること、そして繊維の最
大量としてはポリマー100部当たり約12部の繊維が好適
であることが明確に述べられている。
全体に渡って均一に分布しているアラミド短繊維と、か
ら本質的に成る組成物を製造する方法を提供し、この方
法は、エラストマーを有機溶媒の中に溶解させることで
エラストマー溶液を生じさせ、このエラストマー溶液の
中にアラミド繊維を分散させ、そしてこのエラストマー
の中にアラミド繊維が入っている分散液から有機溶媒を
蒸発させる段階を含んでいる。
渡って均一に均質分布しているアラミド繊維と、から本
質的に成るマスターバッチ組成物も提供し、ここで、こ
のアラミド繊維粒子は約0.1から6ミリメートルの平均
長を有しておりそしてこのアラミド繊維はエラストマー
100重量部当たり約30から300重量部を占めている。
トリックスの中にアラミド繊維を非常に高い濃度で入れ
る。エラストマーの中に繊維が低濃度で入っている組成
物の製造はよく知られておりそして充填材または分配用
(partitioning)材料を用いる限り繊維が高濃度で入っ
ている組成物を製造することもよく知られているが、以
前には、繊維が高濃度で入っていて充填材が全く入って
いないマスターバッチ組成物の製造は知られていなかっ
た。
維には、アラミドパルプおよびフロックとして知られて
いるアラミド短繊維が含まれる。アラミドフロックの製
造は、連続アラミド繊維を切断して長さを短くして約0.
1から6ミリメートルにすることで行われている。アラ
ミドパルプの製造はアラミド繊維を精製することで行わ
れており、これは約8ミリメートルに及ぶ長さ分布を有
しており、その平均長は約0.1から4ミリメートルであ
る。本発明の実施ではアラミドパルプを用いるのが好適
であり、本明細書では以後、この言葉パルプをパルプと
フロックの両方を表す目的で用いる。
ムおよび合成のゴム状化合物の両方が含まれる。合成の
ゴム状化合物は、通常の有機溶媒に溶解する如何なるゴ
ム状化合物であってもよく、これらには、とりわけ、ポ
リクロロプレンおよび硫黄改質クロロプレン、炭化水素
ゴム、ブタジエン−アクリロニトリルのコポリマー類、
スチレンブタジエンゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、フルオロエラストマー類、ポリブタジエンゴム、ポ
リイソプレンゴムなどが含まれ得る。
せるに必要な量でエラストマーを安全かつ有効に溶かす
如何なる溶媒であってもよい。望ましい溶媒は、脂肪族
および芳香族の、極性および非極性溶媒であり、これら
にはとりわけ、アセトン、トルエン、エチルメチルケト
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、ナフサなどが含まれ
る。好適には必ずしもでないが、該エラストマーを15−
25℃の温度で容易に溶かす溶媒を使用すべきである。製
造中の組成物からその溶媒を除去しそしてこの溶媒除去
を行っている間の溶媒回収を容易にする目的で、より少
ない量で溶媒を用いるのが好適である。
し、これらには、好適な材料としてアラミドパルプが含
まれる。アラミドパルプは、例えば高強度で高モジュラ
スの芳香族ポリアミド繊維から誘導される繊維、例えば
米国特許第3,869,429号および3,869,430号などに記述さ
れている繊維を機械的に粉砕することで製造される如き
合成パルプを意味している。特に好適なアラミドパルプ
は、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)繊維から
誘導されるアラミドパルプである。好適には、紙産業で
用いられている精製方法に類似したパルプ精製方法を用
いてアラミドパルプの製造を行う。このアラミド繊維を
横方向および縦方向の両方で粉砕し、この得られる繊維
の長さは精製度合に依存する。これらの繊維に微細な原
繊維が付着しており、この原繊維の直径は、この繊維の
主要(幹)部分が有する直径である約12ミクロメートル
に比較して0.1ミクロメートルの如く小さい。アラミド
パルプ粒子は毛状繊維の外観を有する。
の教示とは逆である。最初に、完全な溶液をもたらすに
充分な量の有機溶媒の中にエラストマー樹脂を溶解させ
る。樹脂100重量部当たり約30から約100重量部の量(ph
r)でアラミドパルプが入っている組成物を製造する場
合、一般に、そのエラストマー溶液に入れる溶媒量はエ
ラストマー1重量部当たり1から4重量部になるであろ
う。アラミドパルプがより多い量(即ち200から300ph
r)で入っている組成物を製造する場合、そのエラスト
マー溶液に入れる溶媒量はエラストマー1重量部当たり
10から20重量部の如き多い量になるであろう。通常の手
段を用い、個々の何らかの状況で必要または望まれるな
らば、よく知られている撹拌または掻き混ぜ力と熱を利
用して、この溶液の調製を行う。
いてアラミドパルプを加えることにより、個々のパルプ
粒子を完全に分散させる。過去のパルプ分散方法では、
パルプ粒子の完全な分散を達成するにはパルプがエラス
トマー内に分散し得る前にそのパルプを分散助剤として
の補強用充填材または分配用粒子と組み合わせる必要が
あると信じられていた。完全な分散を得る目的でそのよ
うな充填材または分配用粒子の分散助剤を用いる必要が
ないことをここに見い出した。エラストマーの完全な溶
解が生じるのを待ってその溶液の中にパルプを分散させ
る必要がないことを明確に示す必要があるであろう。こ
のエラストマーが完全に溶解する前にパルプを加えても
よく、そしてその溶媒を加える前でも、そのエラストマ
ーの乾燥粒子とパルプを一緒にしてもよい。この溶媒が
そのエラストマーを溶かすにつれて、そのエラストマー
溶液の中にパルプが分散して来る。新規であり特許を受
けることができると考えている本発明の要素は、パルプ
を分散させる時の補助として働く他の如何なる粒子状材
料も用いることなくアラミドパルプの本質的に完全な分
散を達成すると言った、今まで認識されていなかった性
能である、ことを強調することができるであろう。
点で、必ずしもではないが好適には連続した撹拌力下
で、溶媒をその分散液から蒸発させる。この分散液を加
熱して強制空気または不活性ガスを用いるか或は真空を
かけることによって、この溶媒除去を促進させることが
できる。連続撹拌力下で溶媒をその系から追い出すにつ
れてエラストマーとアラミドパルプの組成物が砕けて小
さい粒子になることが本発明の方法の驚くべき結果であ
る。アラミドパルプ濃度が比較的低いと(20−30phrの
ように)この組成物は砕けて小さい粒子になるが、濃度
が高くなると(約50phr以上)この組成物はフレークを
形成し、そしてこの組成物の粒子サイズは、明らかにこ
の方法の詳細および生成物の組成の関数であるが、平均
直径が数センチメートルの桁で小さくて、取り扱いが極
めて容易である。これらの粒子は典型的に小片またはフ
レークの形態を取り、このサイズは、1センチメートル
未満から数センチメートル、より典型的には1センチメ
ートルから約3センチメートルの長さで変化する。アラ
ミドパルプの濃度を約50から150phrにすると、その粒子
は一般にフレーク様になり、その厚さは約0.05から2ミ
リメートル、より通常には0.1から0.6ミリメートルであ
り、そして幅に対する長さ比(アスペクト比)は約1か
ら約30である。この粒子サイズは一般にこの組成物内の
パルプ濃度を高くするにつれて小さくなり、そしてパル
プ濃度が約150phr以上になると、この粒子は一般にフレ
ーク様でなくなり、より繊維状になる。
驚くべきほどユニークで極めて有用であることを見い出
した。この薄いフレーク様の粒子は、乾燥が容易であ
り、取り扱いおよび包装が容易であり、そして高い表面
積を有するフレーク形態にあることで、他のエラストマ
ー材料とのコンパンド化が容易である。小片またはフレ
ーク形態の本発明の生成物は、マスターバッチとして、
他のエラストマーと一緒にしてコンパンドを生じさせる
準備が出来ている。アラミドパルプ濃度を約200phr以上
にするとこの分散体の品質が若干低下することを注目す
べきである。
とアラミドパルプから成っているが、エラストマーの中
でアラミドパルプが示す分散性に影響を与えない非粒子
状添加剤、例えば可塑剤、粘着付与剤、安定剤、硬化
剤、抗酸化剤などをこの製品に少量含有させてもよい。
ルプとエラストマーの分散体が示す均一性に関する尺度
である。この均一性は、この組成物を加熱加圧下で平ら
にしたサンプルを観察することで容易に直接測定され
る。
では、この組成物の小サンプル(約0.5グラム)を厚板
の間に入れて約100メガパスカルの圧力をかける。この
圧力下でサンプルを120℃(250度F)に加熱し、その温
度で約5分間維持した後、約25℃に冷却する。適当な厚
さにまで平らにしたサンプルを透過光で観察することで
分散品質を得ることができる。分散が充分な製品は、裸
眼で見て全く繊維小片を示さない。
発明の方法がいかに良好に助長するかを示すことによっ
て、本発明が示す実際の価値および有効性を評価する。
にアラミドパルプを分散させた後、その分散体が示す品
質を測定した。
de Nemours & Co.)が販売している硫黄硬化性低粘炭
化水素ゴム)。
クロロスルホン化ポリエチレン)。
ロロプレン)。
ているシリコンエラストマー)。
るフルオロエラストマー)。
トマーで、溶液の調製を、1重量部のエラストマーを4
重量部の溶媒に溶解させることで行った。天然ゴムの場
合、1重量部のゴムを6重量部の溶媒に溶解させ、そし
てViton(商標)B−200の場合、1重量部のエラストマ
ーを2重量部の溶媒に溶解させた。
ar(商標)、merge 6F543の下で販売しているポリ(p
−フェニレンテレフタルアミド)のパルプであった。
プを分散させた後、この分散液から溶媒を蒸発させた。
このアラミドパルプの濃度はエラストマー100重量部当
たり35から100重量部(phr)の範囲であり、そしてこの
溶媒は、表1に示すようにヘキサン、トルエンおよびア
セトンであった。この分散液の組成および結果を表1に
示す。
良好であった。これらの分散体を平らにしたサンプル全
部で、エラストマー全体に渡ってアラミドパルプが均一
に分布していることを確認した。本発明の上記組成物お
よび他の組成物は、完全に分散しているパルプ成分をエ
ラストマー製品に導入する手段として他のエラストマー
成分と一緒にしてコンパンドを生じさせるためのマスタ
ーバッチ材料として使用される。
トマーの中にアラミドパルプを分散させる試みを行った
が、このパルプの分散は不均一で不完全であり、このパ
ルプは小片として残存した。
ブラックなどと一緒にした後このパルプと充填材の組み
合わせをエラストマー溶液とブレンドする従来技術方法
を用いることでも、このエラストマー類の中にアラミド
パルプを完全に分散させることができる。しかしなが
ら、そのような従来技術方法では、そのアラミドパルプ
のマスターバッチに常に補強用充填材を含める必要があ
り、一方、本発明では、ただ1つの粒子状材料としてア
ラミドパルプを用いており、補強用充填材を用いること
なくマスターバッチを製造する。
か、或は存在させる必要なく、均一に分散しているアラ
ミドパルプが入っているマスターバッチを製造すること
ができる。
ーバッチ組成物が示す分散品質を調査する目的で、実施
例1でNordel(商標)2252と識別するエラストマーと、
実施例1のアラミドパルプと、溶媒としてのヘキサン
を、実施例1に記述したのと同じ方法で一緒にしたが、
ここでは、表2に示すパルプ濃度と溶媒濃度を用いた。
味しており、 「かなり良好」は、繊維の小片がいくらか存在している
こと意味しており、そして 「良好でない」は、光を透過しないことを意味してい
る。
す目的で、実施例1および2で得られる組成物の数種を
エラストマーサンプルの中に入れてコンパンドを生じさ
せた後、硬化させた。この硬化させたサンプルを、パル
プ分散品質に関して試験して評価した。
ここでは、アラミドパルプの量が20phrになるようにマ
スターバッチの量を調整した。
ロプレンエラストマーである。
である。
プトベンゾチアゾールである。
テトラメチルチウラムジスルフィドである。
ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛である。
1−3分間200−240度Fで混合し、2本ロールのロール
ミルで更に3−5分間混合した後、厚さが約2mmのシー
ト状にした。これらの組成物の詳細を表3に示す。
意味している。
ンパンドの中に存在していることを意味している。
チ成分が示す利点も用いることなくアラミドパルプをエ
ラストマーの中に直接分散させることを除き、この実施
例に含めるその他の組成物と同じであった。
成物として示す有効性の追加的実証を示す。この実施例
で用いたエラストマーは、デュポンが販売しているクロ
ロプレンであるNeoprene GRTであった。
っているエラストマー溶液を用い、実施例1のパルプを
50phrの量で用い、かつ実施例1の本発明に従う操作を
用いて、分散体組成物を製造した。
−220度Fで上記分散体をコンパンド化したが、ここで
は、アラミドパルプの量が5phrになるようにマスターバ
ッチ分散体の量を調整した。
カーボンブラックであり、 「Sundex 790」は、R.E.Carroll Corp.が販売してい
る芳香族油(ASTM D 2226、タイプ101)であり、 「Maglite D」は、Whitaker,Clark and Danielsが
販売している酸化マグネシウムであり、 「AC PE 617A」は、Allied Chemicalが販売している
ポリエチレン加工助剤であり、 「Octamine」は、R.T.Vanderbiltが販売しているオクチ
ル化ジフェニルとアミン抗酸化剤の混合物である。
なくアラミドパルプをエラストマーの中に直接分散させ
る以外は本発明の組成物と同じ様式で対照組成物を製造
した。
ラストマー全体に渡って均一に分散しており、裸眼で見
て気付く程のパルプ小片を全く有していなかった。他
方、対照組成物には、エラストマーの中に均一に分散し
ていないアラミドパルプの小片が斑点として存在してい
た。
を用い、実施例3に記述した如く、実施例3の組成に従
ってコンパンドを生じさせ、そしてこの組成物を硬化さ
せたサンプルを破壊強度、モジュラスおよび破壊伸びに
関して試験した。
なるマスターバッチ成分が示す利点も用いることなくア
ラミドパルプを20phrの量で組成物の中に直接入れてコ
ンパンドを生じさせた比較も含めた。試験結果を表5に
示す。
伸び試験を実施した。
改良されたことで、コンパンド化した組成物が示す物性
が改良された。
Claims (1)
- 【請求項1】エラストマーと、唯一の粒子状成分として
エラストマー100重量部当たり30から300重量部の繊維量
で全体に渡って均一に均質分布している平均長が0.1か
ら6ミリメートルのアラミド繊維との、0.05から2ミリ
メートルの厚さと1から30のアスペクト比を示すフレー
ク様粒子から本質的に成る組成物を製造する方法におい
て、 a)有機溶媒がエラストマー1重量部当たり1から20重
量部の量で存在している有機溶媒中エラストマー溶液に
アラミド繊維を分散させ、そして b)このエラストマーの中にアラミド繊維が入っている
分散液からその有機溶媒を連続撹拌力下で蒸発させる、 段階を含む方法。
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