JP3314284B2 - 荷崩れ防止装置 - Google Patents
荷崩れ防止装置Info
- Publication number
- JP3314284B2 JP3314284B2 JP30114893A JP30114893A JP3314284B2 JP 3314284 B2 JP3314284 B2 JP 3314284B2 JP 30114893 A JP30114893 A JP 30114893A JP 30114893 A JP30114893 A JP 30114893A JP 3314284 B2 JP3314284 B2 JP 3314284B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- luggage
- net
- present
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用自動車のトランク
ルームに設置して好適である荷崩れ防止装置に関するも
のである。
ルームに設置して好適である荷崩れ防止装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】昨今の乗用自動車では、例えばゴルフバ
ッグが最大4個積載可能であるような積載スペースの大
きなトランクルームをもったものが要求されるようにな
り、これがセールスポイントのひとつとなっていて、一
般的に広いトランクルームをもった乗用車が増加してい
る。
ッグが最大4個積載可能であるような積載スペースの大
きなトランクルームをもったものが要求されるようにな
り、これがセールスポイントのひとつとなっていて、一
般的に広いトランクルームをもった乗用車が増加してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、荷物の収容ス
ペースが大きなトランクルームは荷物が多い場合にはき
わめて便利である反面、例えばスーパーマーケットでの
買物袋をトランクルームに積載するように荷物の容積が
小さい場合には、自動車の加減速時、制動時等に買物袋
が倒れて、袋内の品物の散乱、これに伴う破損、さらに
は汚れ等の不具合が生じてしまう。かかる問題を回避す
るために、ゴルフバッグや段ボール等で荷物を挟むなど
の対策を講じているのが現状である。
ペースが大きなトランクルームは荷物が多い場合にはき
わめて便利である反面、例えばスーパーマーケットでの
買物袋をトランクルームに積載するように荷物の容積が
小さい場合には、自動車の加減速時、制動時等に買物袋
が倒れて、袋内の品物の散乱、これに伴う破損、さらに
は汚れ等の不具合が生じてしまう。かかる問題を回避す
るために、ゴルフバッグや段ボール等で荷物を挟むなど
の対策を講じているのが現状である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、自動車の加減速時、制動時などにおいても荷物が
倒れないように保持できる荷崩れ防止装置を提供するこ
とを目的とするものである。
あり、自動車の加減速時、制動時などにおいても荷物が
倒れないように保持できる荷崩れ防止装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、一端が固定部材に枢支されると共にロック機
構によって適宜の回動位置にてロックされるように構成
され、他端が自由端となった本体と、本体に内蔵された
巻き取り機構と、本体から引き出されて使用に供される
と共に巻き取り機構によって巻き取られる荷物を保持す
るためのネット等の可撓性部材とを備えたことを特徴と
するものである。
本発明は、一端が固定部材に枢支されると共にロック機
構によって適宜の回動位置にてロックされるように構成
され、他端が自由端となった本体と、本体に内蔵された
巻き取り機構と、本体から引き出されて使用に供される
と共に巻き取り機構によって巻き取られる荷物を保持す
るためのネット等の可撓性部材とを備えたことを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】上記構成とすることにより、ネット等の可撓性
部材を本体より引き出して荷物に被覆させれば、荷物は
確実に保持され荷崩れは生じない。また、不使用時には
ネット等の可撓性部材を巻き取り機構によって本体内に
収納すれば全く邪魔にならない。さらに、ネット等の可
撓性部材の張り出し方向は適宜に変更調整が可能なの
で、荷物の大小に種々対応できると共に、荷物配置の自
由度も大幅に向上させることができる。
部材を本体より引き出して荷物に被覆させれば、荷物は
確実に保持され荷崩れは生じない。また、不使用時には
ネット等の可撓性部材を巻き取り機構によって本体内に
収納すれば全く邪魔にならない。さらに、ネット等の可
撓性部材の張り出し方向は適宜に変更調整が可能なの
で、荷物の大小に種々対応できると共に、荷物配置の自
由度も大幅に向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図に基づいて
説明する。図1は本発明に係る一実施例の斜視図、図2
(a),(b)はそれぞれ使用状態の違う図1のA−A
線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、
図4は本発明に係る一実施例の要部の分解斜視図、図5
は本発明に係る一実施例の巻き取り機構の分解斜視図、
図6及び図7はそれぞれ本発明に係る一実施例の違う使
用状態の斜視図である。
説明する。図1は本発明に係る一実施例の斜視図、図2
(a),(b)はそれぞれ使用状態の違う図1のA−A
線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、
図4は本発明に係る一実施例の要部の分解斜視図、図5
は本発明に係る一実施例の巻き取り機構の分解斜視図、
図6及び図7はそれぞれ本発明に係る一実施例の違う使
用状態の斜視図である。
【0008】図1乃至図5において、荷崩れ防止装置1
は、一端2aが後述する固定部材としてのヒンジブラケ
ットに枢支されると共にロック機構3によって適宜の回
動位置にてロックされるように構成され他端2bが自由
端となった本体2と、本体2に内蔵された巻き取り機構
4と、本体2から引き出されて使用に供されると共に巻
き取り機構4によって巻き取られる可撓性部材としての
ネット5とから大略構成されている。
は、一端2aが後述する固定部材としてのヒンジブラケ
ットに枢支されると共にロック機構3によって適宜の回
動位置にてロックされるように構成され他端2bが自由
端となった本体2と、本体2に内蔵された巻き取り機構
4と、本体2から引き出されて使用に供されると共に巻
き取り機構4によって巻き取られる可撓性部材としての
ネット5とから大略構成されている。
【0009】本体2の構成部品である後述するコルゲー
トは、ガイドブラケット6,7によってその両端が回動
可能に支持されており、その一方のガイドブラケット6
はボデー側面に固定されている固定部材としてのヒンジ
ブラケット8にセレーションピン9を介して枢支されて
いる。ヒンジブラケット8にはロックプレート10が取
り付けられており、セレーションピン9の頭部の切欠き
溝部9a(図4の図示例では2箇所)にロックプレート
10の爪部が係合して本体2の回転を規制している。
トは、ガイドブラケット6,7によってその両端が回動
可能に支持されており、その一方のガイドブラケット6
はボデー側面に固定されている固定部材としてのヒンジ
ブラケット8にセレーションピン9を介して枢支されて
いる。ヒンジブラケット8にはロックプレート10が取
り付けられており、セレーションピン9の頭部の切欠き
溝部9a(図4の図示例では2箇所)にロックプレート
10の爪部が係合して本体2の回転を規制している。
【0010】ロックプレート10に組付けられる解除キ
ャップ11をリターンスプリング12の付勢力と反対方
向へ操作することにより、ロックは解除され、本体2と
セレーションピン9は回転軸13を中心に回転可能とな
り、90度回転した位置でセレーションピン9のもう1
つの切欠き溝9aにロックプレート10の爪部が再び係
合し、本体2の回転は規制される。
ャップ11をリターンスプリング12の付勢力と反対方
向へ操作することにより、ロックは解除され、本体2と
セレーションピン9は回転軸13を中心に回転可能とな
り、90度回転した位置でセレーションピン9のもう1
つの切欠き溝9aにロックプレート10の爪部が再び係
合し、本体2の回転は規制される。
【0011】本体2内には図5に示すような捩りばね1
5による巻き取り機構4が設けられており、ネット5の
引き出し部16を引張り、本体2とは対向側のボデーに
あるフック(図示省略)にリング17を引っ掛けること
によりネット5で荷物(図示省略)を保持固定するよう
になっている(図6及び図7参照)。
5による巻き取り機構4が設けられており、ネット5の
引き出し部16を引張り、本体2とは対向側のボデーに
あるフック(図示省略)にリング17を引っ掛けること
によりネット5で荷物(図示省略)を保持固定するよう
になっている(図6及び図7参照)。
【0012】コルゲート18は図1及び図3に示すよう
に、その両端がガイドブラケット6,7に内接(または
外接)しており、該コルゲート18はガイドブラケット
6,7に対して回転自在となっている。また、ガイドブ
ラケット6,7には巻き取り機構4の軸心となるロッド
パイプ19がスプリングピン20によって固定されてい
るため、図2に示すようにネット5の引き出し方向差に
応じてコルゲート18が回転するようになっている。
に、その両端がガイドブラケット6,7に内接(または
外接)しており、該コルゲート18はガイドブラケット
6,7に対して回転自在となっている。また、ガイドブ
ラケット6,7には巻き取り機構4の軸心となるロッド
パイプ19がスプリングピン20によって固定されてい
るため、図2に示すようにネット5の引き出し方向差に
応じてコルゲート18が回転するようになっている。
【0013】尚、図4において22は樹脂カバー、23
はEリング、24はボデー取付けブラケット、25はボ
ルト、26はカシメピンをそれぞれ示している。また、
図5に示す巻き取り機構4において、28はブッシュ、
29はインナーパイプ、30,31はサイレンサ、32
はクリップをそれぞれ示している。また、図6及び図7
において、Tはトランクルームを示している。
はEリング、24はボデー取付けブラケット、25はボ
ルト、26はカシメピンをそれぞれ示している。また、
図5に示す巻き取り機構4において、28はブッシュ、
29はインナーパイプ、30,31はサイレンサ、32
はクリップをそれぞれ示している。また、図6及び図7
において、Tはトランクルームを示している。
【0014】以上のような実施例においては、荷崩れが
確実に防止できるのみならず、使用状態の選択自由度も
あり、また、コルゲート18がネット5の引き出し方向
差に関係なく回動するので外観見栄えも常時良好に保て
る等種々の利点がある。
確実に防止できるのみならず、使用状態の選択自由度も
あり、また、コルゲート18がネット5の引き出し方向
差に関係なく回動するので外観見栄えも常時良好に保て
る等種々の利点がある。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、ネッ
ト等の可撓性部材を固定部材にロックされた本体より引
き出して荷物に被覆させれば、荷物は確実に保持され荷
崩れを確実に防止することができる。また、不使用時に
はネット等の可撓性部材を巻き取り機構によって本体内
に収納すれば全く邪魔にならず極めて便利なものとする
ことができる。さらに、ネット等の可撓性部材の張り出
し方向は適宜に変更調整が可能なので、荷物の大小に種
々対応できると共に、荷物配置の自由度も大幅に向上さ
せることができる。
ト等の可撓性部材を固定部材にロックされた本体より引
き出して荷物に被覆させれば、荷物は確実に保持され荷
崩れを確実に防止することができる。また、不使用時に
はネット等の可撓性部材を巻き取り機構によって本体内
に収納すれば全く邪魔にならず極めて便利なものとする
ことができる。さらに、ネット等の可撓性部材の張り出
し方向は適宜に変更調整が可能なので、荷物の大小に種
々対応できると共に、荷物配置の自由度も大幅に向上さ
せることができる。
【図1】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ相互に使用状態の違
う場合の図1のA−A線に沿う断面図である。
う場合の図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例の要部の分解斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明に係る一実施例の巻き取り機構の分解斜
視図である。
視図である。
【図6】本発明に係る一実施例の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明に係る一実施例の別の使用状態の斜視図
である。
である。
1 荷崩れ防止装置 2 本体 2a 一端 2b 他端 3 ロック機構 4 巻き取り機構 5 ネット(可撓性部材) 8 ヒンジブラケット(固定部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 7/06
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が固定部材に枢支されると共にロッ
ク機構によって適宜の回動位置にてロックされるように
構成され、他端が自由端となった本体と、本体に内蔵さ
れた巻き取り機構と、本体から引き出されて使用に供さ
れると共に巻き取り機構によって巻き取られる荷物を保
持するためのネット等の可撓性部材とを備えたことを特
徴とする荷崩れ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30114893A JP3314284B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 荷崩れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30114893A JP3314284B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 荷崩れ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132772A JPH07132772A (ja) | 1995-05-23 |
JP3314284B2 true JP3314284B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=17893368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30114893A Expired - Fee Related JP3314284B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 荷崩れ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3314284B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103568972B (zh) * | 2013-11-19 | 2016-08-17 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种汽车后备箱的行李固定装置 |
DE102019122052B4 (de) * | 2019-08-16 | 2021-03-04 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Fahrzeug zum Transportieren von Ladegut |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP30114893A patent/JP3314284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07132772A (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
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