JP3314044B2 - スポーク・リムアセンブリ、自転車リム及び自転車スポーク - Google Patents

スポーク・リムアセンブリ、自転車リム及び自転車スポーク

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車フレームに
取り付けられるハブと、環状リムと、リムからハブまで
内向きに延出した複数のスポークとを有する自転車の車
輪に関する。特に、本発明は、自転車の車輪のスポーク
とリムとの間の連結に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車は、交通手段と共に、一種のレク
リエーションとして益々人気が高まっている。さらに、
自転車は、アマチュア及びプロの両方の競技スポーツと
して非常に一般的になっている。自転車をレクリエーシ
ョン、交通手段または競技のいずれに使用するにして
も、自転車業界は常に自転車の様々な部品を改良してい
る。長年にわたって広範に設計変更されてきた1つの特
定の自転車部品は、車輪である。自転車の車輪は、軽量
化、空力的に優れた構造、さらに簡単な製造及び組み立
てが得られるように常に設計変更されている。
【0003】現在では、非常に様々な形式の自転車の車
輪を市場で入手することができる。最も基本的な自転車
の車輪は、ハブ部分と、複数のスポークと、環状リムと
を備えている。ハブ部分は、自転車のフレームの一部に
相対回転可能に取り付けられている。スポークの内端部
は、ハブに連結されて、ハブから外向きに延出してい
る。環状リムは、スポークの外端部に連結されて、空気
タイヤを支持するための外側部分を有している。一般的
に、車輪のスポークは細い金属ワイヤのスポークであ
る。そして、ハブの端部にフランジが設けられており、
それを使用してスポークをハブに連結するようになって
いる。特に、ハブフランジに穴が設けられている。一般
的に、ワイヤスポークの内端部を曲げて、爪の頭の形状
に形成されたフランジを設けている。そして、内端部を
1つのハブフランジの1つの穴にはめ込む。一般的にス
ポークの外端部にねじが形成されて、ワイヤスポークの
外端部をリムに取り付けるスポークニップルと螺合でき
るようになっている。特に、スポークニップルは、リム
の内表面と係合するフランジを備えている。
【0004】スポークがこのように形成されている場
合、ニップルをリムに形成されたニップル穴にはめ込
み、スポークをハブフランジの穴から挿入して、スポー
クの内端部のフランジをハブフランジの穴と係合させ
る。スポークの外端部の雄ねじをリムの開口に取り付け
られたスポークニップルの雌ねじにねじ込む。このよう
な従来型のスポークの1つの問題は、リムに加えられる
集中応力である。すなわち、従来型スポークはリムの内
縁部に取り付けられる。すると、スポークがリムに加え
ることができる力の量は、リムの内縁部の厚さに応じて
決まる。スポークからの応力に耐えるために、リムの内
縁部を厚くすることができる。しかし、それによってリ
ムの重量が増加する。さらに、従来型のスポークはあま
り空力的に優れた構造ではない。
【0005】上記の点から、軽量でありながら強く、ま
た空気抵抗を減少させるように空力的に優れた改良型自
転車車輪が必要とされている。本発明は、従来技術にお
けるこの要望と共に、本開示から当該分野の専門家に明
らかになる他の要望に取り組むものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、空気抵抗を減少させるように空力的に優れた構造を
有する自転車の車輪を提供することである。本発明の別
の目的は、軽量化した構造を有する自転車の車輪を提供
することである。
【0007】本発明のさらに別の目的は、リムとハブの
間に延在するスポーク数を減らした自転車の車輪を提供
することである。本発明のさらに別の目的は、従来の製
造技術で比較的容易に製造できる自転車の車輪を提供す
ることである。本発明のさらに別の目的は、他の高性能
自転車車輪に比べて製造コストが比較的低い自転車の車
輪を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスポーク・
リムアッセンブリは、環状リムと複数のスポークとを備
えている。環状リムは、タイヤを受けるように構成され
た外側環状表面、外側環状表面から半径方向内向きに延
出している1対の向き合ったスポーク取り付け部分、及
びスポーク取り付け部分間に延在している内側環状表面
を有しており、スポーク取り付け部分に、円周方向に並
んだ複数の開口及び開口の半径方向内側に隣接した位置
で半径方向に延在するとともに表面から窪んで形成され
たリセスを有している。また、複数のスポークは、少な
くとも部分的に環状リムの開口の1つ及びリセスの1つ
にはまっている外端部分、外端部分の半径方向内側に位
する中央部分、及び中央部分の半径方向内側に位置す
る内端部分を各々が有し、内向きに延出している。そし
て、スポークの外端部分の各々は、リムの内表面と係合
するように第1方向に面した第1接触面を有する第1部
分、第1部分と段違いに形成されるとともにリセスと係
合するように第2方向に面した第2接触面を有する第2
部分、及び第1部分と第2部分との間に形成された屈曲
部を有している。
【0009】本発明に係る自転車リムは、外端部分が、
第1部分、第1部分と段違いに形成された第2部分、及
び第1部分と第2部分との間に形成された屈曲部を有す
るスポークが装着される自転車リムである。このリム
は、タイヤを受けるように構成された外側環状表面と、
外側環状表面から半径方向内向きに延出している1対の
向き合ったスポーク取り付け部分と、スポーク取り付け
部分間に延在している内側環状表面とを有しており、ス
ポーク取り付け部分に、円周方向に並んで形成されスポ
ーク外端部分の第1部分が挿入される複数の開口と、開
口の各々の半径方向内側に隣接した位置で半径方向に延
在するとともに表面から窪んで形成されスポークの第2
部分が係合するリセスとが形成されている。
【0010】本発明に係る自転車スポークは、円周方向
に並んで形成された複数の開口と、開口の各々の半径方
向内側に隣接した位置で半径方向に延在するとともに表
面から窪んで形成されたリセスとを有する1対の向き合
ったスポーク取り付け部分を備えたリムに装着されるス
ポークであって、外端部分と中央部分と内端部分とを有
している。外端部分は、リムの開口にはまるように構成
されており、第1方向に延在する第1所定幅と、第1方
向にほぼ垂直な第2方向に延在する第1所定厚さとを有
し、第1所定幅は第1所定厚さの少なくとも10倍にな
るように形成されている。中央部分は外端部分につなが
っている。内端部分は、中央部分につながって、ハブに
取り付けられるように構成されている。そして、スポー
クの外端部分は、リムの内表面と係合するように第1方
向に面した第1接触面を有する第1部分、第1部分と段
違いに形成されるとともにリセスと係合するように第2
方向に面した第2接触面を有する第2部分、及び第1部
分と第2部分との間に形成 された屈曲部を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】第1実施形態 まず図1及び図2を参照すると、本発明の1つの実施形
態に従った自転車前輪10が示されており(図1)、本
発明の別の実施形態に従った自転車後輪12が示されて
いる(図2)。前輪10は、中央ハブ20aと、複数の
外向きに延出したスポーク22aと、環状リム24aと
を含み、この環状リム24aに空気タイヤ26aが従来
通りに取り付けられている。同様に、後輪12は、後ハ
ブ20bと、複数の外向きに延出したスポーク22b
と、環状リム24bとを含み、この環状リム24bに空
気タイヤ26bが従来通りに取り付けられている。基本
的に、自転車前輪10及び自転車後輪12の全体構造
は、異なった数のスポークを取り付けることができるよ
うにリム及びハブが変更されている点を除いて、ほぼ同
一である。
【0012】図示の第1実施形態では、自転車前輪10
は12本のスポーク22aを備えているのに対して、自
転車後輪12は16本のスポーク22bを備えている。
もちろん、本開示から、前後輪10及び12のスポーク
数を同じにしたり、図示のものより増減させることもで
きることは、当該技術の専門家には明らかであろう。自
転車前輪10と自転車後輪12が類似していることか
ら、ここでは自転車前輪10についてだけ詳細に説明す
る。従って、本開示から、前輪10の構造に関する記載
は自転車後輪12にも当てはまることは、当該技術の専
門家には明らかであろう。
【0013】次に図3を参照すると、前ハブ20aは、
ほぼ従来通りにしてハブ車軸30aに回転可能に支持さ
れている円筒形ハブシェル28aを備えている。ハブシ
ェル28aの両端部の位置に1対のフランジが設けら
れ、各フランジには3つの外向きに延出したスポーク取
り付け部分32aが設けられている。スポーク取り付け
部分32aは、後述するように、2本のスポーク22a
を受け取るように構成されている。特に、各スポーク取
り付け部分32aは、好ましくは1対の段差付き内孔ま
たは貫通穴34aを備えて、各スポーク取り付け部分3
2aに1対のスポーク22aを連結できるようにしてい
る。もちろん、必要及び要望またはそのいずれかに応じ
て、各スポーク取り付け部分32aに連結するスポーク
22aの数を増減することができる。スポーク取り付け
部分の数及び形状は、スポークの数及び形状に応じて決
まる。従って、他の形式及び形状のハブを本発明に組み
合わせて用いることができることは、当該技術の専門家
には明らかであろう。
【0014】ハブ20a及び20bの特別な構造及びそ
れらとスポーク22aの連結は、米国特許出願第08/
784,460号にさらに詳細に記載されている。米国
特許出願第08/784,460号の開示内容は、ハブ
20a及び20bの正確な構造及びそれらとスポーク2
2a及び22bの連結を説明するために、参考として本
説明に含まれる。
【0015】スポーク22a及び22bは、好ましくは
同一であり、従ってここではスポーク22aについてだ
け詳細に説明する。スポーク22aは、好ましくはスポ
ークの構造に使用される従来の金属材料、例えば板金、
ステンレス鋼、アルミニウムまたは炭素繊維複合材料で
形成される。もちろん、本開示から、必要及び要望また
はそのいずれかに応じて、他の適当な材料を使用できる
ことは、当該技術の専門家には明らかであろう。
【0016】スポーク22aは、ハブ20aの左右端部
からリム24aに向かって延出している。言い換える
と、12本スポークの実施形態では、6本のスポークが
ハブ20aの右端部からリム24aまでほぼ外向きに延
出しており、また6本のスポークがハブ20aの左端部
からリム24aまでほぼ外向きに延出している。スポー
ク22aは、ハブ20aから外向きに延出する時にハブ
20aに対して好ましくは接線方向に配置されている。
もちろん、必要及び要望またはそのいずれかに応じて、
スポーク22aをより半径方向に、すなわちハブ20a
の外周接線に対してより大きな角度を持たせて配置する
こともできる。
【0017】図6ないし図9に示されているように、各
スポーク22aは、外端部分40と、中央部分42と、
内端部分44とを備えている。外端部分すなわちスポー
クヘッド40は、リム24aに連結されている。直線状
の中央部分42は、外端部分40の半径方向内側に位置
しており、内端部分44は、中央部分42の半径方向内
側に位置している。中央部分42は、従来の方法でハブ
20aに連結されている。好ましくは、外端部分40、
中央部分42及び内端部分44は一体部材として構成さ
れており、ハブ20aに連結するために各スポーク22
aの内端部分44にスポークニップル46が螺着されて
いる。
【0018】図6ないし図9に示されているように、各
スポーク22aの外端部分40は、第1所定幅Wと第1
所定厚さTとを有している。各スポーク22aの外端部
分40の幅Wは第1方向に延在しているのに対して、各
スポーク22aの外端部分40の厚さTは、第1方向に
対してほぼ垂直な第2方向に延在している。外端部分4
0は、外端部分40の厚さTの好ましくは少なくとも1
0倍の幅Wを有している。好ましくは、外端部分40
は、外端部分40の厚さTの約30倍の幅Wを有してい
る。例えば、スポーク22aの外端部分40は、約1
5.0mmの幅と、約0.5mmの厚さを有することが
できる。
【0019】第1実施形態では、スポーク22aの外端
部分40は矩形または長楕円の断面等の細長い断面を有
しているのに対して、中央部分42及び内端部分44は
それぞれ円形または楕円形の断面を有している。もちろ
ん、必要及び要望またはそのいずれかに応じて、スポー
ク22aの全長を全断面に沿ってほぼ均一にすることも
できることは、当該技術の専門家には明らかであろう。
また、必要及び要望またはそのいずれかに応じて、一定
断面のスポークを様々な断面形状にすることができるこ
とは、当該技術の専門家には明らかであろう。例えば、
楕円形の断面のスポークを本発明に従って用いることが
できる。いずれにしても、外端部分40は、外端部分4
0の厚さTの好ましくは少なくとも10倍の幅Wを有し
ている。好ましくは、外端部分40は、外端部分40の
厚さTの少なくとも30倍の幅Wを有している。
【0020】図6ないし図9に示されているように、ス
ポーク22aの外端部分40は、スポーク22aの自由
端部で屈曲して、第2部分52から段違いの第1部分5
0を形成している。第1及び第2部分50及び52のこ
段違いによって、以下に説明するようにスポーク22
aをリム24a上に保持する屈曲すなわちオフセット部
分54がその間に形成される。好ましくは、各スポーク
22aの第2部分52は、それぞれの中央部分とほぼ同
一平面上に位置している。他方、第1部分50は、第2
部分52の平面から、好ましくはそれに平行に離れた平
面上に位置している。もちろん、本開示から、図示の形
状及び断面と異なった形状及び断面またはそのいずれか
を有するように第1部分50を屈曲または形成できるこ
とは、当該技術の専門家には明らかであろう。いずれに
しても、各スポークの第1部分50、第2部分52及び
屈曲すなわちオフセット部分54の形状及び断面は、ス
ポークが設置位置にある時にリム24aに対するスポー
クの軸方向移動を防止できる構造でなければならない。
【0021】図4ないし図9に示されているように、各
スポーク22aの第1部分50は、リム24aの内表面
と係合するように第1方向に面した第1接触表面56を
備えている。各スポーク22aの第2部分52は、リム
24aの外表面と係合するように第2方向に面した第2
接触表面58を備えている。第1部分50の第1接触表
面56と第2接触表面58との間の横空間は、好ましく
はリム24aの厚さよりわずかに大きい。従って、スポ
ーク22aをリム24a内に設置した時、スポーク22
aはリム24aに、その間の実質的な移動を防止できる
ように係合する。
【0022】任意であるが、スポーク22aの外端部分
40を環状リム24aのスポーク取り付け部分にさらに
しっかり固定させるために、接着剤またはセメント等の
追加固着手段を用いることができる。請求項を含めた本
説明で使用する「接着剤」とは、セメント等を含めて物
質を接合するために使用できるいずれの化合物または材
料も含む。さらに、必要及び要望またはそのいずれかに
応じて、スポット溶接、リベットまたはねじ付き留め具
等の締結具または締結手段(図示せず)を用いることが
できる。そのような締結具は、第1接触表面56または
第2接触表面58のいずれかを貫通してリム24aの側
部に貫入することができる。また、締結具を接着剤等と
組み合わせて使用することもできる。
【0023】スポーク22aの中央部分42は、ほぼ楕
円形断面を有するほぼ直線状のワイヤ形スポークとして
図示されている。しかし、本開示から、スポーク22a
の中央部分42を他の形式の断面及び形状またはそのい
ずれかに構成できることは、当該技術の専門家には明ら
かであろう。例えば、中央部分42をもっと矩形の断面
にして、中央部分42の全長に沿って均一な形状にする
ことができる。あるいは、中央部分42の断面を長さ方
向に沿って変化させて、中央部分42がハブ24aに近
づくのに伴ってその断面の幅が広くなるようにすること
ができる。言い換えると、必要及び要望またはそのいず
れかに応じて、中央部分42の厚さ及び幅の両方または
いずれか一方を均一にするか、または変化させることが
できる。
【0024】スポーク22aの内端部分44は、従来型
のスポークニップル46を受け取ることができるように
ねじが形成されている。すなわち、スポーク22aの内
端部分44をハブ20aの内孔34aの一端部にはめ込
み、スポークニップル46aを内孔34aの他端部に挿
入する。スポークニップル46のヘッドまたはフランジ
付き部分を内孔34の内部当接表面に当接させることに
よって、スポーク22aの内端部分44をハブ20aに
固着することができる。従って、スポーク22aをほぼ
従来通りにハブ20aとリム24aの間に締め付けるこ
とによって、スポーク22aの内端部分44をそれに固
定することができる。
【0025】リム24aは、リム高さがリム幅よりも大
きいいわゆる深型リムであって、タイヤセメントによっ
て空気タイヤ26aをそれに固定できるように構成され
ている。もちろん、リム24aは、本発明の範囲から逸
脱しないで必要及び要望またはそのいずれかに応じて、
他の形式のタイヤを収容できる他の形状にすることもで
きる。環状リム24aは、当該技術で使用することが既
知である相当に剛直な材料で構成される。例えば、リム
24aは、板金、ステンレス鋼、アルミニウムまたはチ
タン等の適当な金属材料、及び自転車の車輪に使用でき
る炭素繊維複合材等の他の非金属材料で構成することが
できる。
【0026】リム24aは、側面から見た時(図1)に
ほぼ円形であり、外側環状表面68、1対の環状ブレー
キ部分70及び1対の環状スポーク取り付け部分72を
備えている。外側環状表面68は、空気圧タイヤ26a
を受けることができる。環状ブレーキ部分70は、リム
24aの側部に位置している。環状スポーク取り付け部
分72も、図5に示されているように、環状ブレーキ部
分70の半径方向内側でリム24aの側部に位置してい
る。リム24aは、中空の環状内部を有する管状部材で
ある。リム24aの外側環状表面68の形状は、必要及
び要望またはそのいずれかに応じて、「クリンチャー」
等の異なった形式のタイヤを収容できるように変更する
ことができることは、当該技術の専門家には明らかであ
ろう。好適な実施形態では、リム24aの外側環状表面
68は、外側環状表面68に接着される「管状」または
「縫合(sew-up)」形タイヤに使用するように構成されて
いる。
【0027】ブレーキ部分70は、車輪10の回転を低
速化または停止させるようにブレーキ装置のブレーキパ
ッドと係合するように構成されたほぼ平坦な円形表面で
あることが好ましい。ブレーキ部分70は、好ましくは
互いに平行であって、外側環状表面68と一方のスポー
ク取り付け部分の間に配置されている。スポーク取り付
け部分72は、リム24aの外側環状表面68及びブレ
ーキ部分70に対して半径方向内側の位置にある。好ま
しくは、スポーク取り付け部分72を互いに傾斜させ
て、先端が車輪10の中心に向いたほぼV字形のリム2
4aの断面部分を形成するようにする。各スポーク取り
付け部分72は、スポーク22aの第1部分50を受け
取るための複数の開口74と、外端部分40の少なくと
も一部分を受け取るために表面から内側に窪んで形成さ
れた複数の半径方向リセス76とを備えている。
【0028】開口74は、好ましくはスポーク取り付け
部分72の周囲に等間隔に配置されており、半径方向リ
セス76は、開口74の半径方向内側に位置している。
この第1実施形態では、複数の開口74は、好ましくは
スポークの外端部分を受け取ることができる大きさ及び
形状の細長い開口またはスロットである。細長い開口7
4は、リム24aに加わる力を通常の丸形スポークより
も広い面積に分散させるため、リム24aの応力による
割れ及び裂けの両方またはいずれか一方が最小限に抑え
られる。好ましくは、開口74は、少なくとも約5.0
mmの円周方向長さを有している。例えば、スポーク2
2aの外端部分40が、約15.0mmの幅と約0.5
mmの厚さを有する場合、好ましくは開口74は約1
7.0mmの円周方向長さと約0.7mmの半径方向幅
を有する。
【0029】リム24aの耐破壊性を向上させるため、
好ましくは開口74をリム24aの内側縁部から少なく
とも5.0mm離す。開口74の内側縁部からリム24
aの内側縁部までの半径方向距離は、開口74の円周方
向長さの少なくとも1/3であることが好ましい。開口
74がリム24aの内周縁部から離れるほど、スポーク
22aとリム24aの間の連結部が強くなる。開口74
aの半径方向幅は、好ましくはスポーク22aの幅とほ
ぼ同じか、それよりもわずかに大きくすることによっ
て、リム24aの中空部分にゴミや埃等が侵入しないよ
うにする。
【0030】好適な実施形態では、スポーク22aの第
1端部分50の厚さが約0.5mmから約3.0mmの
範囲内である。従って、開口74は、約0.5mmから
約5.0mmの範囲内の半径方向幅を有することができ
る。例えば、各スポーク22aの第1端部分50の厚さ
が約1.0mmである場合、各開口74の半径方向幅は
約1.2mmにすることができる。
【0031】図10に示されているように、リセス76
は、好ましくは外端部分40の第2部分52の厚さとほ
ぼ同じ軸方向深さを有している。この構造は、空気抵抗
を減少させるように空力的に優れた構造を与える。本発
明の好適な実施形態では、第1端部分50及び屈曲部分
54がリム24aの開口74を自由に通過できる形状で
ある。このため、この形状では各スポークの中央部分4
2または内端部分44のいずれも開口74を通過させる
必要がない。さらに、開口74は、スポーク22aの屈
曲部分54の断面とほぼ同じ形状で、上記のようにわず
かに大きいだけである構造であることが好ましい。これ
によって、スポーク22aが設置位置にある時、開口7
4は屈曲部分54の円周方向移動を制限する。特に、各
スポークの第1部分50、第2部分52及び屈曲部分5
4の形状及び断面は、スポークが設置位置にある時にリ
ム24aに対するスポークの軸方向移動を防止できるよ
うに構成する必要がある。
【0032】第2実施形態 図11には、本発明に従った自転車リム124の部分断
面図が示されている。本実施形態は、各リセス176の
深さを減少させている点を除いて、図1ないし図10の
第1実施形態とほぼ同じである。従って、スポーク12
2の外端部分140は、スポーク取り付け部分172の
外表面と面一ではない。むしろ、スポーク122の外端
部分140はスポーク取り付け部分172の外表面から
外側へ突出している。特に、リム124のリセス176
は、外端部分140の第2部分152の厚さより小さい
軸方向深さを有している。この構造は、空気抵抗を減少
させる空力的に優れた構造を与える。
【0033】本実施形態は本発明の第1実施形態と類似
していることから、本実施形態についてはここではさら
に詳細に説明しない。第1実施形態の本発明を説明する
部分の記載は、本実施形態に当てはまる。第3実施形態 図12には、本発明に従った自転車リム224の部分断
面図が示されている。本実施形態は、各リセスの深さを
増加させている点を除いて、図1ないし図10の第1実
施形態とほぼ同じである。従って、スポーク222の外
端部分240は、スポーク取り付け部分272の外表面
と面一ではない。むしろ、スポーク222の外端部分2
40はスポーク取り付け部分272の外表面から窪んで
いる。特に、リム224のリセス276は、外端部分2
40の第2部分252の厚さより大きい軸方向深さを有
している。この構造は、空気抵抗を減少させる空力的に
優れた構造を与える。
【0034】本実施形態は本発明の第1実施形態と類似
していることから、本実施形態についてはここでは詳細
に説明しない。第1実施形態の本発明を説明する部分の
記載は、本実施形態に当てはまる。第4実施形態 次に、図13ないし図15には、本発明の別の態様に従
った変更形スポーク322が示されている。スポーク3
22は、車輪10または12のいずれにも使用できる構
造である。言い換えると、スポーク322は、ハブ20
aまたは20bとリム24aまたは24bとの間に延在
している。第1実施形態と同様に、スポーク322は、
外端部分340と、ほぼ直線状の中央部分(図示せず)
と、内端部分(図示せず)とを備えている。好ましく
は、外端部分340、中央部分及び内端部分は一体部材
として構成されて、ハブ20aまたは20bに連結する
ために連結部材またはスポークニップルが内端部分に連
結されている。
【0035】スポーク322の外端部分340を屈曲さ
せて、スポーク322の自由端部に第1部分350と第
2部分352とを形成している。第1及び第2部分35
0及び352のこの段違いによって、スポーク322を
リム24aまたは24b上に保持する屈曲すなわちオフ
セット部分354がその間に形成される。言い換える
と、第1部分350は、第1及び第2部分350及び3
52に対してほぼ垂直に延在するオフセット部分354
によって第2部分352と段違いになっている。好まし
くは、各スポーク322の第2部分352は、それぞれ
の中央部分とほぼ同一平面上に位置している。他方、第
1部分350は、第2部分352の平面から、好ましく
はそれに平行に離れた平面上に位置している。もちろ
ん、本開示から、図示の形状及び断面と異なった形状及
び断面またはそのいずれか一方を有するように第1部分
350を屈曲または形成できることは、当該技術の専門
家には明らかであろう。いずれにしても、各スポークの
第1部分350、第2部分352及び屈曲部分354の
形状及び断面は、スポーク322が設置位置にある時に
リム24aまたは24bに対するスポーク322の軸方
向移動を防止できる構造でなければならない。
【0036】スポーク322が通常は緊張状態にあるの
で、屈曲すなわちオフセット部分354はリム24aま
たは24bに力を加えるか、その逆である。このため、
本実施形態では、屈曲すなわちオフセット部分354
は、第1部分350または第2部分352のいずれより
も厚くなっている。任意であるが、スポーク322の外
端部分340を環状リム24aまたは24bのスポーク
取り付け部分にさらにしっかり固定させるために、接着
剤またはセメント等の追加固着手段を用いることができ
る。請求項を含めた本説明で使用する「接着剤」とは、
セメント等を含めて物質を接合するために使用できるい
ずれの化合物または材料も含む。さらに、必要及び要望
またはそのいずれかに応じて、スポット溶接、リベット
またはねじ付き留め具等の締結具または締結手段(図示
せず)を用いることができる。また、締結具を接着剤等
と組み合わせて使用することもできる。
【0037】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明を説明している先行の実施形態
の記載は、本実施形態に当てはまる。第5実施形態 次に、図16ないし図18には、本発明の別の態様に従
った変更形スポーク422が示されている。スポーク4
22は、車輪10または12のいずれにも使用できる構
造である。言い換えると、スポーク422は、ハブ20
aまたは20bとリム24aまたは24bとの間に延在
している。第1実施形態と同様に、スポーク422は、
外端部分440と、ほぼ直線状の中央部分(図示せず)
と、内端部分(図示せず)を備えている。好ましくは、
外端部分440、中央部分及び内端部分は一体部材とし
て構成されて、ハブ20aまたは20bに連結するため
に連結部材またはスポークニップルが内端部分に連結さ
れている。
【0038】スポーク422の外端部分440を屈曲さ
せて、スポーク422の自由端部に第1部分450と第
2部分452とを形成している。第1及び第2部分45
0及び452のこの段違いによって、スポーク422を
リム24aまたは24b上に保持する屈曲すなわちオフ
セット部分454がその間に形成される。言い換える
と、第1部分450は、第1及び第2部分450及び4
52に対してほぼ垂直に延在するオフセット部分454
によって第2部分452と段違いになっている。好まし
くは、各スポーク422の第2部分452は、それぞれ
の中央部分とほぼ同一平面上に位置している。他方、第
1部分450は、第2部分452の平面から、好ましく
はそれに平行に離れた平面上に位置している。もちろ
ん、本開示から、図示の形状及び断面と異なった形状及
び断面またはそのいずれか一方を有するように第1部分
450を屈曲または形成できることは、当該技術の専門
家には明らかであろう。いずれにしても、各スポークの
第1部分450、第2部分452及び屈曲部分454の
形状及び断面は、スポーク422が設置位置にある時に
リム24aまたは24bに対するスポーク422の軸方
向移動を防止できる構造でなければならない。
【0039】スポーク422が通常は緊張状態にあるの
で、屈曲すなわちオフセット部分454はリム24aま
たは24bに力を加えるか、その逆である。このため、
本実施形態では、屈曲すなわちオフセット部分454
は、波形になって強度を追加している。オフセット部分
454を波形にすることによって、オフセット部分45
4の有効厚さが、第1部分450または第2部分452
のいずれの有効厚さよりも大きくなる。
【0040】任意であるが、スポーク422の外端部分
440を環状リム24aまたは24bのスポーク取り付
け部分にさらにしっかり固定させるために、接着剤また
はセメント等の追加固着手段を用いることができる。請
求項を含めた本説明で使用する「接着剤」とは、セメン
ト等を含めて物質を接合するために使用できるいずれの
化合物または材料も含む。さらに、必要及び要望または
そのいずれかに応じて、スポット溶接、リベットまたは
ねじ付き留め具等の締結具または締結手段(図示せず)
を用いることができる。また、締結具を接着剤等と組み
合わせて使用することもできる。
【0041】本実施形態は本発明の先行の実施形態と類
似していることから、本実施形態についてはここでは詳
細に説明しない。本発明を説明している先行の実施形態
の記載は、本実施形態に当てはまる。以上に本発明を説
明するために特定の実施形態を選択したが、添付の請求
項に定義されている発明の範囲から逸脱しない様々な変
更及び修正を加えることができることは、当該技術の専
門家には理解されるであろう。さらに、本発明の好適な
実施形態の上記説明は説明のためだけのものであって、
添付の請求項及びそれらの同等物によって定められる本
発明を制限することはない。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明では、空力的に優れ
た構造とすることができ、軽量化が可能となる。また、
リムとハブの間に延在するスポーク数を減らすことがで
きる。さらには、製造が比較的容易であり、製造コスト
が比較的低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に従った前ハブ、12本
のスポーク及びリムを備えた自転車前輪の側面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態に従った後ハブ、16本
のスポーク及びリムを備えた自転車後輪の側面図であ
る。
【図3】図1に示されている自転車前ハブ及びそれに連
結されたスポークの内端部分の拡大側面図である。
【図4】図1に示されている自転車の車輪のリムと2本
のスポークの間の連結部を示す自転車前輪の一部分の部
分拡大側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に従った前自転車リムの
一部分の部分拡大斜視図である。
【図6】図4の6−6線に沿った自転車リムの部分断面
図であり、自転車の車輪の2本のスポークが立面図で示
されている。
【図7】本発明の第1実施形態に従って図1ないし図6
に示されているスポークの拡大部分側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態に従って図7に示されて
いるスポークの拡大部分端面図である。
【図9】本発明の第1実施形態に従って図7及び図8に
示されている、自転車の車輪に使用される1本のスポー
クの拡大斜視図である。
【図10】本発明の第1実施形態に従った図4の10−
10線に沿った自転車リム及び1本の自転車スポークの
拡大部分断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態に従った変更形の自転
車リム及び1本の自転車スポークの、図10と同様な拡
大部分断面図である。
【図12】本発明の第3実施形態に従った変更形の自転
車リム及び1本の自転車スポークの、図10及び図11
と同様な部分断面図である。
【図13】本発明の第4実施形態に従った変更形の自転
車スポークの部分側面図である。
【図14】本発明の第4実施形態に従った変更形の自転
車スポークの部分端面図である。
【図15】本発明の第4実施形態に従った変更形の自転
車スポークの平面図である。
【図16】本発明の第5実施形態に従った変更形の自転
車スポークの部分側面図である。
【図17】本発明の第5実施形態に従った変更形の自転
車スポークの部分端面図である。
【図18】本発明の第5実施形態に従った変更形の自転
車スポークの平面図である。
【符号の説明】
22a、22b スポーク 24a、24b 環状リム 40 リム外端部分 42 リム中央部分 44 リム内端部分 68 外側環状表面 72 スポーク取り付け部分 74 開口 76 リセス

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤを受けるように構成された外側環状
    表面(68)、前記外側環状表面(68)から半径方向内向きに
    延出している1対の向き合ったスポーク取り付け部分(7
    2)、及び前記スポーク取り付け部分(72)間に延在してい
    る内側環状表面を有しており、前記スポーク取り付け部
    分(72)に、円周方向に並んだ複数の開口(74)及び前記開
    口(74)の半径方向内側に隣接した位置で半径方向に延在
    するとともに表面から窪んで形成されたリセス(76)を有
    する環状リム(24a)と、 少なくとも部分的に前記環状リム(24a)の前記開口(74)
    の1つ及び前記リセス(76)の1つにはまっている外端部
    分(40)、前記外端部分(40)の半径方向内側に位置する中
    央部分(42)、及び前記中央部分(42)の半径方向内側に位
    置する内端部分(44)を各々が有する複数の内向きに延出
    したスポーク(22a)とを含み、 前記スポーク(22a)の前記外端部分(40)の各々は、前記
    リム(22a)の内表面と係合するように第1方向に面した
    第1接触面を有する第1部分(50)、前記第1部分(50)と
    段違いに形成されるとともに前記リセス(76)と係合する
    ように第2方向に面した第2接触面を有する第2部分(5
    2)、及び前記第1部分(50)と第2部分(52)との間に形成
    された屈曲部(54)を有している、 スポーク・リムアセンブリ。
  2. 【請求項2】記外端部分(40)は、第1方向に延在した
    第1所定幅と、前記第1方向にほぼ垂直な第2方向に延
    在した第1所定厚さを有しており、前記外端部分(40)の
    前記第1所定幅は前記外端部分の前記第1所定厚さの少
    なくとも10倍である、 請求項1に記載の スポーク・リムアセンブリ。
  3. 【請求項3】前記スポークの前記外端部分(40)の各々
    は、前記スポーク取り付け部分(72)の前記リセス(76)に
    円周方向に隣接した位置にある前記スポーク取り付け部
    分(72)の外表面とほぼ面一になる外向きの表面を有して
    いる、請求項1又は2記載のスポーク・リムアセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】前記スポークの前記外端部分(40)の各々
    は、前記スポーク取り付け部分(72)の前記リセス(76)の
    深さより大きい所定厚さを有している請求項1又は2
    記載のスポーク・リムアセンブリ。
  5. 【請求項5】前記スポーク(322)の前記外端部分(340)の
    前記第1及び第2部分(350)(352)は、前記スポークの前
    記外端部分の前記屈曲部(354)より薄くなっている、請
    求項1又は2記載のスポーク・リムアセンブリ。
  6. 【請求項6】前記スポーク(422)の前記外端部分(440)の
    前記オフセット部分(454)は波形になっている、請求項
    1又は2記載のスポーク・リムアセンブリ。
  7. 【請求項7】前記スポークの前記外端部分の前記第1部
    分は細長い断面を有しており、前記リムの前記開口は細
    長いスロットである、請求項1から6のいずれかに記載
    のスポーク・リムアセンブリ。
  8. 【請求項8】前記外端部分の前記第1部分の前記細長い
    断面を前記リムの前記開口の断面とほぼ同一か、それよ
    り小さくすることによって、前記第1部分が前記開口
    通過できるようにした、請求項記載のスポーク・リム
    アセンブリ。
  9. 【請求項9】前記スポークの前記内端部分にねじ(44)が
    形成されている、請求項1から8のいずれかに記載のス
    ポーク・リムアセンブリ。
  10. 【請求項10】前記スポークの前記内端部分は、ハブの
    一部と係合する当接部分を含む、請求項1から9のいず
    れかに記載のスポーク・リムアセンブリ。
  11. 【請求項11】前記当接部分は、スポークの長さ調節を
    行うことができるように前記スポークの前記内端部分に
    調節可能に連結されたスポークニップル(46)の一部であ
    る、請求項10記載のスポーク・リムアセンブリ。
  12. 【請求項12】前記リムの前記開口は、少なくとも約
    5.0mmの円周方向長さを有する、請求項1から11
    のいずれかに記載のスポーク・リムアセンブリ。
  13. 【請求項13】前記リムの前記開口は、約0.5mmか
    ら約2.0mmの範囲の半径方向幅を有している、請求
    項1から12のいずれかに記載のスポーク・リムアセン
    ブリ。
  14. 【請求項14】前記リムは、前記第1及び第2環状スポ
    ーク取り付け部分の間の位置に環状中空部分を含む、請
    求項1から13のいずれかに記載のスポーク・リムアセ
    ンブリ。
  15. 【請求項15】外端部分(40)が、第1部分(50)、前記第
    1部分(50)と段違いに形成された第2部分(52)、及び前
    記第1部分(50)と第2部分(52)との間に形成された屈曲
    部(54)を有するスポークが装着される自転車リムであっ
    て、 タイヤを受けるように構成された外側環状表面(68)と、 前記外側環状表面(68)から半径方向内向きに延出してい
    る1対の向き合ったスポーク取り付け部分(72)と、 前記スポーク取り付け部分(72)間に延在している内側環
    状表面とを有しており、 前記スポーク取り付け部分(72)に、円周方向に並んで形
    成され前記スポーク外端部分(40)の第1部分(50)が挿入
    される複数の開口(74)と、前記開口(74)の各々の半径方
    内側に隣接した位置で半径方向に延在するとともに表
    面から窪んで形成され前記スポークの第2部分(52)が係
    合するリセス(76)とが形成されている、自転車リム。
  16. 【請求項16】前記リムの前記開口は、ほぼ円周方向に
    延在する細長いスロットである、請求項15記載の自転
    車リム。
  17. 【請求項17】前記リムの前記開口は、約0.5mmか
    ら約2.0mmの範囲の半径方向幅を有している、請求
    16記載の自転車リム。
  18. 【請求項18】前記リムの前記開口は、少なくとも約
    5.0mmの円周方向長さを有している、請求項15か
    ら17のいずれかに記載の自転車リム。
  19. 【請求項19】前記リムは、前記第1及び第2環状スポ
    ーク取り付け部分の間の位置に環状中空部分を含む、請
    求項14から18のいずれかに記載の自転車リム。
  20. 【請求項20】前記第1及び第2スポーク取り付け部分
    は少なくとも12個の前記スポーク開口を有しており、
    前記開口の少なくとも6個は前記第1及び第2環状スポ
    ーク取り付け部分に貫設されている、請求項14から1
    9のいずれかに記載の自転車リム。
  21. 【請求項21】円周方向に並んで形成された複数の開口
    (74)と、前記開口(74)の各々の半径方向内側に隣接した
    位置で半径方向に延在するとともに表面から窪んで形成
    されたリセス(76)とを有する1対の向き合ったスポーク
    取り付け部分(72)を備えたリムに装着されるスポークで
    あって、 前記リムの開口(74)にはまるように構成されており、第
    1方向に延在する第1所定幅と、前記第1方向にほぼ垂
    直な第2方向に延在する第1所定厚さとを有し、前記第
    1所定幅は前記第1所定厚さの少なくとも10倍になる
    ようにした外端部分(40)と、 前記外端部分(40)につながった中央部分(42)と、 前記中央部分(42)につながって、ハブに取り付けられる
    ように構成されている内端部分(44)とを有し、 前記スポークの外端部分(40)は、前記リム(22a)の内表
    面と係合するように第1方向に面した第1接触面を有す
    る第1部分(50)、前記第1部分(50)と段違いに形成され
    るとともに前記リセス(76)と係合するように第2方向に
    面した第2接触面を有する第2部分(52)、及び前記第1
    部分(50)と第2部分(52)との間に形成さ れた屈曲部(54)
    を有している、 自転車スポーク。
  22. 【請求項22】記外端部分(340)の前記第1及び第2
    部分(350)(352)は、前記スポークの前記外端部分(340)
    の前記屈曲部(354)より薄くなっている、請求項21
    記載の自転車スポーク。
  23. 【請求項23】前記外端部分(440)の前記屈曲部(354)は
    波形になっている、請求項21記載の自転車スポーク。
  24. 【請求項24】前記内端部分にねじ(44)が形成されてい
    る、請求項20から23のいずれかに記載の自転車スポ
    ーク。
  25. 【請求項25】前記外端部分は実質的に細長い断面を有
    する、請求項20から24のいずれかに記載の自転車ス
    ポーク。
  26. 【請求項26】前記外端部分の前記第1所定幅は約1
    5.0mmであり、前記外端部分の前記第1所定厚さは
    約0.5mmである、請求項20から25のいずれかに
    記載の自転車スポーク。
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