JP3313599B2 - エレベーター用操作盤 - Google Patents

エレベーター用操作盤

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JP3313599B2
JP3313599B2 JP33611596A JP33611596A JP3313599B2 JP 3313599 B2 JP3313599 B2 JP 3313599B2 JP 33611596 A JP33611596 A JP 33611596A JP 33611596 A JP33611596 A JP 33611596A JP 3313599 B2 JP3313599 B2 JP 3313599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種操作ボタ
ン、表示器が設けられたエレベーター用操作盤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図20〜図23は、例えば実公平2−2
1500号公報に示さた従来のエレベーター用操作盤を
示す図で、図20はかご操作盤の正面図、図21は図2
0のA−A線断面拡大図、図22は図20の表板片を分
離して示す斜視図、図23は図21の取付板の正面図で
ある。図において、1は一側が開放されたケース、2は
ケース1の開放部を覆って装着された表板で、中央部に
嵌合空所3が設けられている。
【0003】4は表板2の裏面に装着されて嵌合空所3
縁部よりも突出して配置された板ばねからなる取付板
で、互いに対向した嵌合空所3縁部にそれぞれ設けられ
ている。5は表板片で、表面から引退して形成されて嵌
合空所3幅に対応した嵌合部6、嵌合部6面に凹設され
て取付板4の突部に対応した嵌合穴7、上面に突設され
て隣接した他の表板片5の下面に凹設された係止穴(図
示しない)に嵌合する突子8及び表面に設けられて後述
する操作ボタン等が装着される装着孔9が設けられて、
嵌合空所3に図20に示すように複数個が一列に配置さ
れている。
【0004】10は嵌合空所3の上部寄りに配置された
表板片5の装着孔9に設けられた方向表示灯、11は方
向表示灯10の下方の表板片5の装着孔9に設けられた
行先ボタンからなる操作ボタン、12は嵌合空所3の下
部寄りに配置された表板片5の装着孔9に設けられた戸
開ボタン、戸閉ボタンからなる操作ボタンである。
【0005】従来のエレベーター用操作盤は上記のよう
に構成され、ケース1に装着された表板2の嵌合空所3
に表板片5が嵌合部6を押し込まれる。これにより、取
付板4の突部が弾性変形して嵌合穴7に嵌合し、また突
子8を隣接した他の表板片5の係止穴に嵌合させる。こ
のようにして、複数個の表板片5が一列に配置されて表
板2に装着されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター用操作盤において、表板片5の一体化のため
に表板2が不可欠である。また、表板2に表板片5が圧
入されて装着されるので、表板片5の幅方向の端面が露
出し、さらに複数個の表板片5それぞれの表面が一平面
に配置されず美観が損なわれるという問題点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、複数個の表板片によって構成さ
れて容易に精度よく組立てできるエレベーター用操作盤
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター用操作盤においては、表面の上下縁部に裏面側へ突
出した連結面が形成され、この縁部に開口した溝状の切
欠部からなる嵌合溝が設けられ少なくとも一側の連結面
の嵌合溝には溝底部に開口端部よりも幅広の連結係止部
が設けられた連結溝が形成された表板片と、横断面溝形
をなす棒状体からなり溝形外側壁の溝底側外面が拡幅し
た外部係止部及び溝形内側壁の溝底側内面が拡幅した内
部係止部が形成されて、複数の表板片がそれらの連結面
を互いに対面させて一列に配置された表板片列における
連結面に挿通されて連結溝の連結係止部に外部係止部が
嵌合され、溝形内に配置された締結具を介して対応した
表板片に締結されて表板片列を一体化した連結材とが設
けられる。
【0009】また、この発明に係るエレベーター用操作
盤においては、互いに隣接した表板片の互いに対面した
連結面の両者の一方に突設されて上記両者の他方に設け
られた嵌合孔に嵌合し、互いに隣接した表板片相互を位
置決めする嵌合子が設けられる。
【0010】また、この発明に係るエレベーター用操作
盤においては、溝形外側壁の外部係止部寄りが狭幅して
形成され、表板片の連結溝の開口端における連結面自由
端側縁部に係止する開口端側係止部を有する連結材が設
けられる。
【0011】また、この発明に係るエレベーター用操作
盤においては、上縁部には幅方向の一側に連結溝が他側
には連結材の外部係止部に対応して開口した切欠部から
なる嵌合溝が設けられた連結面が形成され、下縁部には
上縁部連結面の連結溝に対向して嵌合溝が設けられると
共に上縁部連結面の嵌合溝に対向して連結溝が設けられ
た連結面が形成された表板片が設けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図13は、この発明の実施の形態
の一例を示す図で、図1は正面図、図2は図1のB−B
線断面拡大図、図3は図1の表板の裏面に相当する拡大
参考図、図4は図1の最上部に配置された第一第一種表
板片の裏面拡大図、図5は図1における図4の第一第一
種表板片の下側に配置された第一第二種表板片の斜視
図、図6は図1における図5の第一第二種表板片の下側
に配置された第二第二種表板片の斜視図である。
【0013】また、図7は図1における図6の第二第二
種表板片の下側に配置された第三第二種表板片の斜視
図、図8は図1における最下部に配置された第二第一種
表板片の裏面拡大図、図9は図8のC−C線断面図、図
10は図8の上面拡大図、図11は図2の締結板の正面
図、図12は図11の右側面図、図13は図2の連結材
の拡大斜視図である。図において、1は一側が開放され
たケース、2はケース1の開放部を覆って装着された表
板で、後述する複数の表板片によって構成されている。
【0014】13は表板2の最上部を形成する第一第一
種表板片で、表面の4辺がそれぞれ裏面側に屈折され、
上下縁部に裏面側へ突出した連結面14、上縁部側に後
述する締結板の取付用ボス15、上縁部寄りに非常呼び
ボタン用の開口部16、下縁部連結面14の幅方向の両
側縁部寄りにそれぞれ連結溝17が設けられている。ま
た、連結溝17は連結面14の自由端側縁部に開口した
溝状の切欠部からなり嵌合溝の一種を形成し、溝底部に
開口端18部よりも幅広の連結係止部19が形成されて
いる。
【0015】20は表板2を形成し第一第一種表板片1
3の下側に、図1に示すように上下に連続して二枚が配
置された第一第二種表板片で、第一第一種表板片13と
同様に構成され、上縁部連結面14に連結溝17、二つ
の行先ボタン用開口部21及び下縁部連結面14に上縁
部連結面14の連結溝17に対応して配置され、連結面
14の自由端側縁部に開口した溝状の切欠部からなり嵌
合溝22が設けられている。
【0016】23は表板2を形成し第一第二種表板片2
0の下側に配置された第二第二種表板片で、第一第一種
表板片13と同様に構成され、上縁部連結面14に連結
溝17、一つの行先ボタン用開口部21及び下縁部連結
面14に上縁部連結面14の連結溝17に対応して嵌合
溝22が設けられている。
【0017】24は表板2を形成し第二第二種表板片2
3の下側に配置された第三第二種表板片で、第一第一種
表板片13と同様に構成され、上縁部連結面14に連結
溝17及び下縁部連結面14に上縁部連結面14の連結
溝17に対応して嵌合溝22が設けられている。
【0018】25は表板2の最下部を形成する第二第一
種表板片で、第一第一種表板片13と同様に構成され、
上縁部連結面14に連結溝17、戸開ボタン用開口部2
6、戸閉ボタン用開口部27、後述する連結材締結用ボ
ス28、サービススイッチ部29及び開き戸装着部30
が設けられている。31は横断面L字状をなす締結板
で、両端部に締結具孔32及び締結具孔32から中心寄
りに第一第一種表板片13の取付用ボス15に対応した
取付孔33が設けられている。
【0019】310は第二第一種表板片25、第三第二
種表板片24、第二第二種表板片23、第一第二種表板
片20及び第一第一種表板片13の複数の表板片がそれ
らの連結面14を互いに対面させて一列に配置されてな
る表板片列、34は横断面溝形をなす棒状体からなる連
結材で、溝形外側壁の溝底側外面が拡幅して連結溝17
の連結係止部19に対応した外部係止部35及び溝形内
側壁の溝底側内面が拡幅した内部係止部36が形成さ
れ、また第二第一種表板片25の連結材締結用ボス28
に対応した取付孔37が溝形内の溝底面に設けられてい
る。
【0020】38は頭部が連結材34の内部係止部36
に係止されたボルト及びこのボルトの先端にねじ込まれ
たナットからなる第一種締結具、39は締結板31の取
付孔33に挿通されて第一第一種表板片13の取付用ボ
ス15にねじ込まれたボルトからなる締結具である。
【0021】40は連結材34の取付孔37に挿通され
て第二第一種表板片25の連結材締結用ボス28にねじ
込まれたボルトからなる第二種締結具、41は両端が連
結材34に係止された第一種締結具38によって連結材
34に締結された装着板、42は装着板41の表板片側
に締結されたボタン基板、43はボタン基板42に設け
られて行先ボタン用開口部21に嵌合状態に配置された
行先ボタンである。
【0022】上記のように構成されたエレベーター用操
作盤において、第二第一種表板片25の連結溝17に連
結材34を挿通し、連結溝17の連結係止部19に外部
係止部35を嵌合する。そして、第二第一種表板片25
の連結材締結用ボス28に対応した取付孔37を一致さ
せ、第二種締結具40を取付孔37に挿通して連結材締
結用ボス28にねじ込んで第二第一種表板片25に連結
材34の下端部が締結される。
【0023】次いで、第二第一種表板片25に締結され
た連結材34に第三第二種表板片24の嵌合溝22が嵌
合され、また第三第二種表板片24の連結溝17の連結
係止部19に連結材34の外部係止部35が挿通されて
第二第一種表板片25の上に第三第二種表板片24が連
結面14を相互に対面させて配置される。そして、連結
材34による第三第二種表板片24の連結と同様に、第
二第二種表板片23、第一第二種表板片20及び第一第
一種表板片13が嵌合溝22、連結溝17を介して連結
材34に結合される。
【0024】そして、両側の連結材34の上端部にそれ
ぞれ保持された第一種締結具38が、締結板31の締結
具孔32に挿通されて連結材34と締結板31が締結さ
れる。また、締結板31の取付孔33に締結具39が挿
通されて第一第一種表板片13の取付用ボス15にねじ
込まれる。これによって、連結材34の上端部が締結板
31を介して第一第一種表板片13に締結される。
【0025】このようにして、図1に示すように第二第
一種表板片25、第三第二種表板片24、第二第二種表
板片23、第一第二種表板片20及び第一第一種表板片
13の複数の表板片がそれらの連結面14を互いに対面
させて一列に配置されてなる表板片列310が構成され
る。そして、それぞれの表板片に連結材34が挿通され
連結溝17の連結係止部19に外部係止部35が嵌合さ
れ、連結材34の溝形内に配置された第一種締結具3
8、第二種締結具40を介して対応した表板片に連結材
24が締結されて表板片列310が一体化される。
【0026】次いで、図2に示すように行先ボタン43
等の所要のボタン類、表示灯類が設けられたボタン基板
42を装着板41に装着して、連結材34に保持された
第一種締結具38によって、ボタン基板42が装着され
た装着板41の両端が連結材34に締結される。このよ
うにして組立てられたエレベーター用操作盤において、
前述の図20における中央部に嵌合空所3のある表板2
を要せずに、複数の表板片からなる表板片列310が一
体化されて表板2が構成される。
【0027】これによって、エレベーター用操作盤の主
要部をなし中央部に嵌合空所3のある表板2を省くこと
ができ生産性を向上することができる。また、複数個の
表板片それぞれの幅方向の端面が露出することがなく、
また複数個の表板片それぞれを所定位置に配置すること
ができ、複数個の表板片の表面を容易に一平面に配置す
ることができる。したがって、複数個の表板片によって
構成されて美観を呈するエレベーター用操作盤を容易に
精度よく組立てることができ、生産性を向上することが
できる。
【0028】なお、図1における第三第二種表板片2
4、第二第二種表板片23及び第一第二種表板片20の
それぞれの配置枚数又は配置順序は、エレベーターの停
止箇所数等のエレベーターの仕様に対応して適宜に決定
される。例えば図3に示すような組合わせに第三第二種
表板片24、第二第二種表板片23及び第一第二種表板
片20が配置されて組立られることもある。
【0029】実施の形態2.図14及び図15は、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図14は前述
の図1における第一第二種表板片に相当する第一第二種
表板片の斜視図、図15は連結材を配置した状態を示す
図14の平面図であり、図14及び図15の他は前述の
図1〜図13と同様にエレベーター用操作盤が構成され
ている。図において、図1〜図13と同符号は相当部分
を示す。
【0030】44は第一第二種表板片20の上縁部連結
面14から突設された嵌合子、45は第一第二種表板片
20の下側に隣接する表板片(図示しない)に突設され
た嵌合子(図示しない)に対応して下縁部連結面14に
けられた嵌合孔、46は第一第二種表板片20の上側に
隣接する表板片(図示しない)に突設された嵌合子(図
示しない)に対応して上縁部連結面14にけられた嵌合
孔である。
【0031】なお、図示が省略してあるが第二第一種表
板片25、第三第二種表板片24、第二第二種表板片2
3、第一第二種表板片20及び第一第一種表板片13の
表板片の互いに対面した連結面14にも、嵌合子44、
嵌合孔45,46が設けられている。47は連結溝17
に嵌合された連結材34における外部係止部36と連結
溝17の連結係止部19との間に形成された隙間であ
る。
【0032】上記のように構成されたエレベーター用操
作盤においても、第二第一種表板片25、第三第二種表
板片24、第二第二種表板片23、第一第二種表板片2
0及び第一第一種表板片13の複数の表板片により表板
片列310が形成される。そして、表板片列310が連
結溝17に嵌合され連結材34により一体化されてエレ
ベーター用操作盤が構成される。したがって、詳細な説
明を省略するが図14及び図15の実施の形態において
も図1〜図13の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0033】また、図14及び図15の実施の形態にお
いて、連結面14に突設された嵌合子44が対面した他
の表板片の連結面14の嵌合孔45に嵌合する。これに
よって、互いに隣接した表板片の連結面14相互が所定
位置に位置決めされて、それぞれの表板片の表面、幅方
向縁部が一直線上に配置されて美観のよいエレベーター
用操作盤が得られる。
【0034】しかも、連結材34の外部係止部36と、
連結溝17の連結係止部19との間の隙間47が形成さ
れるので、複数の表板片による表板片列310に連結材
34を容易に嵌合することができ、連結材34による表
板片列310の一体化作業が容易にでき、生産性を向上
することができる。
【0035】実施の形態3.図16及び図17も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図16は連結
材の横断面図、図17は図16の連結材が表板片に嵌合
した状態を示す表板片の連結面における平面図であり、
図16及び図17の他は前述の図1〜図13と同様にエ
レベーター用操作盤が構成されている。図において、図
1〜図13と同符号は相当部分を示す。
【0036】48は連結材34の開口端側係止部で、連
結材34の溝形外側壁の外部係止部寄りが狭幅して形成
されて、引退面が表板片の連結面14の自由端側縁部に
対向する。49は表板片における連結溝17の連結係止
部19と連結材34の外部係止部35との間において、
表板片の連結面14の自由端側縁部に沿う方向に形成さ
れる空隙である。
【0037】上記のように構成されたエレベーター用操
作盤においても、第二第一種表板片25、第三第二種表
板片24、第二第二種表板片23、第一第二種表板片2
0及び第一第一種表板片13の複数の表板片により表板
片列310が形成される。そして、表板片列310が連
結溝17に嵌合され連結材34により一体化されてエレ
ベーター用操作盤が構成される。したがって、詳細な説
明を省略するが図16及び図17の実施の形態において
も図1〜図13の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0038】また、図16及び図17の実施の形態にお
いて、連結材34が表板片の連結溝17に嵌合された状
態で、連結溝17の連結係止部19と連結材34の外部
係止部35が相互に係合し、また連結材34の開口端側
係止部48と表板片における連結面14の自由端側縁部
が相互に係合する。これによって、連結材34が表板片
の連結溝17に対して空隙49を生じることなく嵌合さ
れるので、連結材34に対する表板片の表面における前
後方向位置を精度よく所定位置に配置することができ
る。
【0039】このため、複数個の表板片それぞれを容易
に所定位置に配置することができ、複数個の表板片それ
ぞれの表面を一層容易に一平面に配置することができ
る。したがって、複数個の表板片からなる表板片列31
0によって構成されて美観を呈するエレベーター用操作
盤を容易に精度よく組立てることができる。
【0040】実施の形態4.図18も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す図で、図18は前述の図1にお
ける第一第二種表板片に相当する第一第二種表板片の斜
視図であり、図18の他は前述の図1〜図13並びに図
14及び図15と同様にエレベーター用操作盤が構成さ
れている。
【0041】図において、図1〜図13並びに図14及
び図15と同符号は相当部分を示す。17は連結溝で、
表板片の上縁部連結面14において幅方向の両端部寄り
にそれぞれ配置されると共に、下縁部連結面14にも上
縁部連結面14の連結溝17に対応してそれぞれ設けら
れている。
【0042】上記のように構成されたエレベーター用操
作盤においても、第二第一種表板片25、第三第二種表
板片24、第二第二種表板片23、第一第二種表板片2
0及び第一第一種表板片13の複数の表板片により表板
片列310が形成される。そして、表板片列310が連
結溝17に嵌合され連結材34により一体化されてエレ
ベーター用操作盤が構成される。したがって、詳細な説
明を省略するが図18の実施の形態においても図1〜図
13並びに図14及び図15の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0043】また、図18の実施の形態において、表板
片の上縁部連結面14と下縁部連結面14に互いに対応
してそれぞれ連結溝17が設けられる。すなわち、上縁
部連結面と下縁部連結面を制約なくどちらの連結面とで
も自由に連結できる連結係合手段が設けられる。このた
め、各表板片の上縁部連結面14と下縁部連結面14に
制約されることなく表板片を連結して、表板片列310
を形成することができる。したがって、複数個の表板片
によって構成されるエレベーター用操作盤を一層容易に
組立てることができ生産性を向上することができる。
【0044】実施の形態5.図19も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す図で、図19は前述の図1にお
ける第一第二種表板片に相当する第一第二種表板片の斜
視図であり、図19の他は前述の図1〜図13並びに図
14及び図15と同様にエレベーター用操作盤が構成さ
れている。
【0045】図において、図1〜図13並びに図14及
び図15と同符号は相当部分を示す。17は連結溝で、
表板片の上縁部連結面14における幅方向の一側及び表
板片の下縁部連結面14における幅方向の他側に配置さ
れている。22は嵌合溝で、表板片の上縁部連結面14
における幅方向の他側に下縁部連結面14に配置された
連結溝17に対応して設けられ、また表板片の下縁部連
結面14における幅方向の一側に、上縁部連結面14に
配置された連結溝17に対応して設けられている。
【0046】上記のように構成されたエレベーター用操
作盤においても、第二第一種表板片25、第三第二種表
板片24、第二第二種表板片23、第一第二種表板片2
0及び第一第一種表板片13の複数の表板片により表板
片列310が形成される。そして、表板片列310が連
結溝17に嵌合され連結材34により一体化されてエレ
ベーター用操作盤が構成される。したがって、詳細な説
明を省略するが図18の実施の形態においても図1〜図
13並びに図14及び図15の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0047】また、図19の実施の形態において、表板
片の上縁部連結面14と下縁部連結面14に互いに対応
してそれぞれ連結溝17及び嵌合溝22が設けられる。
すなわち、上縁部連結面と下縁部連結面を制約なくどち
らの連結面とでも自由に連結できる連結係合手段が設け
られる。このため、各表板片の上縁部連結面14と下縁
部連結面14に制約されることなく表板片を連結して、
表板片列310を形成することができる。したがって、
複数個の表板片によって構成されるエレベーター用操作
盤を一層容易に組立てることができ生産性を向上するこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、表面の
上下縁部に裏面側へ突出した連結面が形成され、この縁
部に開口した溝状の切欠部からなる嵌合溝が設けられ少
なくとも一側の連結面の嵌合溝には溝底部に開口端部よ
りも幅広の連結係止部が設けられた連結溝が形成された
表板片と、横断面溝形をなす棒状体からなり溝形外側壁
の溝底側外面が拡幅した外部係止部及び溝形内側壁の溝
底側内面が拡幅した内部係止部が形成されて、複数の表
板片がそれらの連結面を互いに対面させて一列に配置さ
れた表板片列における連結面に挿通されて連結溝の連結
係止部に外部係止部が嵌合され、溝形内に配置された締
結具を介して対応した表板片に締結されて表板片列を一
体化した連結材とを設けたものである。
【0049】これによって、表板片に嵌合した連結材に
よって複数の表板片からなる表板片列が一体化されてエ
ベーター用操作盤が構成される。このため、操作盤の主
要部をなす部品を省くことができ、また複数個の表板片
それぞれの幅方向の端面が露出することがなく、また複
数個の表板片それぞれの表面を容易に一平面に配置する
ことができる。したがって、複数個の表板片によって構
成されて美観を呈する操作盤を容易に精度よく組立てる
ことができ、生産性を向上する効果がある。
【0050】また、この発明は以上説明したように、互
いに隣接した表板片の互いに対面した連結面の両者の一
方に突設されて上記両者の他方に設けられた嵌合孔に嵌
合し、互いに隣接した表板片相互を位置決めする嵌合子
を設けたものである。
【0051】これによって、互いに隣接した表板片の連
結面相互が所定位置に位置決めされて、複数の表板片に
よる表板片列に連結材を容易に嵌合することができ、組
立作業を容易化して生産性を向上する効果がある。ま
た、互いに隣接した表板片相互が所定位置に精度よく配
置されて一層美観を向上する効果がある。
【0052】また、この発明は以上説明したように、溝
形外側壁の外部係止部寄りが狭幅して形成され、表板片
の連結溝の開口端における連結面自由端側縁部に係止す
る開口端側係止部を有する連結材を設けたものである。
【0053】これによって、連結材が表板片の連結溝に
嵌合された状態で、連結溝の連結係止部と連結材の外部
係止部が相互に係合し、また連結材の開口端側係止部と
表板片における連結面の自由端側縁部が相互に係合す
る。これによって、連結材が開口端側係止部により、表
板片の連結溝に対して連結面の自由端側縁部に密接状態
に嵌合されるので、連結材に対する表板片の表面におけ
る前後方向位置を精度よく所定位置に配置することがで
きる。このため、また複数個の表板片それぞれの表面を
一層容易に一平面に配置することができる。したがっ
て、複数の表板片が所定位置に精度よく配置されて一層
美観を向上する効果がある。
【0054】また、この発明は以上説明したように、上
縁部には幅方向の一側に連結溝が他側には連結材の外部
係止部に対応して開口した切欠部からなる嵌合溝が設け
られた連結面が形成され、下縁部には上縁部連結面の連
結溝に対向して嵌合溝が設けられると共に上縁部連結面
の嵌合溝に対向して連結溝が設けられた連結面が形成さ
れた表板片を設けたものである。
【0055】このように、表板片の上縁部連結面と下縁
部連結面に互いに対応してそれぞれ連結溝及び嵌合溝が
設けられる。すなわち、上縁部連結面と下縁部連結面を
制約なくどちらの連結面とでも自由に連結できる連結係
合手段が設けられる。このため、各表板片の上縁部連結
面と下縁部連結面に制約されることなく表板片を相互に
連結して、表板片列を形成することができる。したがっ
て、複数個の表板片によって構成されるエレベーター用
操作盤を一層容易に組立てることができ生産性を向上す
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す正面図。
【図2】 図1のB−B線断面拡大図。
【図3】 図1の表板の裏面に相当する図で、拡大して
示す参考図。
【図4】 図1の最上部に配置された第一第一種表板片
の裏面拡大図。
【図5】 図1における図4の第一第一種表板片の下側
に配置された第一第二種表板片の斜視図。
【図6】 図1における図5の第一第二種表板片の下側
に配置された第二第二種表板片の斜視図。
【図7】 図1における図6の第二第二種表板片の下側
に配置された第三第二種表板片の斜視図。
【図8】 図1における最下部に配置された第二第一種
表板片の裏面を示す拡大図。
【図9】 図8のC−C線断面図。
【図10】 図8の上面拡大図。
【図11】 図2の締結板の正面図。
【図12】 図11の右側面図。
【図13】 図2の連結材の拡大斜視図。
【図14】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述
の図1における第一第二種表板片に相当する第一第二種
表板片の斜視図。
【図15】 連結材を配置した状態を示す図14の平面
図。
【図16】 この発明の実施の形態3を示す図で、連結
材の横断面図。
【図17】 図16の連結材が表板片に嵌合した状態を
示す図で、表板片の連結面における平面図。
【図18】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述
の図1における第一第二種表板片に相当する第一第二種
表板片の斜視図。
【図19】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述
の図1における第一第二種表板片に相当する第一第二種
表板片の斜視図。
【図20】 従来のエレベーター用操作盤を示す正面
図。
【図21】 図20のA−A線断面拡大図。
【図22】 図20の表板片を分離して示す斜視図。
【図23】 図21の取付板の正面図。
【符号の説明】
13 第一第一種表板片(表板片)、14 連結面、1
7 連結溝、18 開口端、19 連結係止部、20
第一第二種表板片(表板片)、22 嵌合溝、23 第
二第二種表板片(表板片)、24 第三第二種表板片
(表板片)、25第二第一種表板片25(表板片)、3
10 表板片列、34 連結材、35外部係止部、36
内部係止部、38 第一種締結具(締結具)、40
第二種締結具(締結具)、44 嵌合子、45 嵌合
孔、48 開口端側係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/50 B66B 11/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の上下縁部に裏面側へ突出した連結
    面が形成され、この縁部に開口した溝状の切欠部からな
    る嵌合溝が設けられ少なくとも一側の上記連結面の嵌合
    溝には溝底部に開口端部よりも幅広の連結係止部が設け
    られた連結溝が形成された表板片と、横断面溝形をなす
    棒状体からなり上記溝形外側壁の溝底側外面が拡幅した
    外部係止部及び上記溝形内側壁の溝底側内面が拡幅した
    内部係止部が形成されて、複数の上記表板片がそれらの
    連結面を互いに対面させて一列に配置された表板片列に
    おける連結面に挿通されて上記連結溝の連結係止部に上
    記外部係止部が嵌合され、上記溝形内に配置された締結
    具を介して対応した上記表板片に締結されて上記表板片
    列を一体化した連結材とを備えたエレベーター用操作
    盤。
  2. 【請求項2】 互いに隣接した表板片の互いに対面した
    連結面の両者の一方に突設されて上記両者の他方に設け
    られた嵌合孔に嵌合し、上記表板片相互を位置決めする
    嵌合子を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ーター用操作盤。
  3. 【請求項3】 溝形外側壁の外部係止部寄りが狭幅して
    形成され、表板片の連結溝の開口端における連結面自由
    端側縁部に係止する開口端側係止部を有する連結材を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用操
    作盤。
  4. 【請求項4】 上縁部には幅方向の一側に連結溝が他側
    には連結材の外部係止部に対応して開口した切欠部から
    なる嵌合溝が設けられた連結面が形成され、下縁部には
    上記上縁部連結面の連結溝に対向して上記嵌合溝が設け
    られると共に上記上縁部連結面の嵌合溝に対向して上記
    連結溝が設けられた連結面が形成された表板片を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに
    記載のエレベーター用操作盤。
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