JP3311922B2 - 発光ダイオードアレイ - Google Patents

発光ダイオードアレイ

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JP3311922B2 JP3846896A JP3846896A JP3311922B2 JP 3311922 B2 JP3311922 B2 JP 3311922B2 JP 3846896 A JP3846896 A JP 3846896A JP 3846896 A JP3846896 A JP 3846896A JP 3311922 B2 JP3311922 B2 JP 3311922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光ダイオードアレ
イに関し、特にページプリンタ用感光ドラムの露光源な
どに用いられる発光ダイオードアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光ダイオードアレイを図6およ
び図7に示す。図7は、図6のA−A線断面図である。
図6および図7において、21は半導体基板、22は第
一の島状半導体層、23は第二の島状半導体層、24は
個別電極、25は共通電極である。
【0003】半導体基板21は、例えばシリコン(S
i)やガリウム砒素(GaAs)などの単結晶半導体基
板などから成る。第一の島状半導体層22は、ガリウム
砒素やアルミニウムガリウム砒素などの化合物半導体層
などから成り、例えば一導電型不純物を含有する。第二
の島状半導体層23は、ガリウム砒素やアルミニムガリ
ウム砒素などの化合物半導体層などから成り、例えば逆
導電型不純物を含有する。一導電型不純物を含有する第
一の島状半導体層22と逆導電型不純物を含有する第二
の島状半導体層23との界面部分で半導体接合部が形成
される。この第一の島状半導体層22と第二の島状半導
体層23は、例えばMOCVD(有機金属化学気相成
長)法やMBE(電子ビームエピタキシ)法でガリウム
砒素膜やアルミニウムガリウム砒素膜などから成る単結
晶半導体層を形成した後にメサエッチングなどによって
島状に形成される。この場合、第一の半導体層22が、
第二の島状半導体層23から一部露出するように、第二
の島状半導体23が第一の島状半導体層22よりも小面
積に形成される。
【0004】第一の島状半導体層22の露出部分と第二
の島状半導体層23の表面部分に、例えば窒化シリコン
膜(Six y )などから成る保護膜26が形成されて
いる。第一の島状半導体層22の露出部分から半導体基
板21の端部側にかけて共通電極25が形成されてお
り、第二の半導体層23の上面部分から壁面部分を経由
して半導体基板21の他方の端面側にかけて個別電極2
4が形成されている。第一の島状半導体層22、第二の
島状半導体層23、個別電極24、及び共通電極25で
個々の発光ダイオードが構成され、この発光ダイオード
は半導体基板21上に一列状に並ぶように配置されてい
る個別電極24はその広幅部分において外部回路(不図
示)とボンディングワイヤなどで接続される。。
【0005】図8に示すように、例えば個別電極24が
発光ダイオードL1 〜Ln のアノード電極となり、共通
電極25がカソード電極となる。なお、図8は、図6に
示す発光ダイオードアレイの電気的構成を示す図であ
る。
【0006】このような発光ダイオードアレイでは、例
えば個別電極24から共通電極25に向けて順方向に電
流を流すと、逆導電型不純物を含有する第二の島状半導
体層23には電子が注入され、一導電型不純物を含有す
る第一の島状半導体層22には正孔が注入される。これ
らの少数キャリアの一部が多数キャリアと発光再結合す
ることによって光を生じる。また、一列状に形成された
発光ダイオードL1 〜Ln 素子のいずれかの個別電極2
4を選択して電流を流して発光させることにより、例え
ばページプリンタ用感光ドラムの露光用光源として用い
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
発光ダイオードアレイでは、それぞれの発光ダイオード
に個別電極24が設けられており、個別電極24が発光
ダイオードと同数必要で、外部回路と接続するためのワ
イヤーボンディング数が多く、発光ダイオードを高密度
化する場合に支障になると共に、個別電極24や共通電
極25にバンプ(不図示)などを形成してこのバンプを
外部回路(不図示)に対峙させて接続するようなフリッ
プチップ化する場合にも障害になるという問題があっ
た。
【0008】また、ワイヤーボンディング数が多いと、
製造コストが高くなり、ワイヤーボンディング工程にお
ける歩留り低下の原因にもなるという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、発光ダイオードに接続され
る個別電極24の数を極力減少させた発光ダイオードア
レイを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発光ダイオードアレイでは、半導体基
板上に一導電型を呈する第一の島状半導体層と第二の島
状半導体層を第一の島状半導体層の一部が露出するよう
に積層して列状に設け、この第一の島状半導体層と第二
の島状半導体層に共通電極または個別電極をそれぞれ接
続して設けた発光ダイオードアレイにおいて、前記個別
電極を近傍の二つの第一の島状半導体層と二つの第二の
島状半導体層ごとに設け、一方の第一の島状半導体層上
の第二の島状半導体層と一方の第二の島状半導体層下の
第一の島状半導体層とを、他方の第一の島状半導体層上
の第二の島状半導体層と他方の第二の島状半導体層下の
第一の島状半導体層とは、異なる共通電極に接続した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係る発光
ダイオードアレイの一実施形態を示す図、図2は図1の
A−A線断面図であり、1は半導体基板、2は第一の島
状半導体層、3は第二の島状半導体層、4は個別電極、
5は共通電極である。
【0012】半導体基板1は、例えばシリコン(Si)
やガリウム砒素(GaAs)などの単結晶半導体基板か
ら成り、例えば1000〜2000Ωcm程度の電気抵
抗率を有する高抵抗半導体基板が用いられる。なお、第
一の島状半導体層2間の電気的絶縁が保障される場合
は、高抵抗半導体基板でなくてもよい。
【0013】第一の島状半導体層2は、ガリウム砒素や
ガリウム砒素とアルミニウムガリウム砒素(Alx Ga
1-x As)の二層膜などから成り、一導電型不純物を含
有する。この第一の島状半導体層2は、例えばMOCV
D法やMBE法などで形成される。すなわち、半導体基
板1としてシリコン基板を用いる場合は、自然酸化膜を
800〜1000℃の高温で除去し、次に450℃以下
の低温で核となるアモルファスシリコンガリウム砒素膜
をMOCVD法やMBE法で0.01〜0.1μm程度
の厚みに成長させた後、500〜700℃まで昇温して
再結晶化し、再度ガリウム砒素単結晶膜を1〜3μmの
厚みに成長させる(二段階成長法)。この場合、ガリウ
ムの原料としてはトリメチルガリウム((CH3 3
a)などが用いられ、砒素の原料としてはアルシン(A
sH3 )などが用いられる。なお、0.01〜0.1μ
mの厚みに形成するアモルファスシリコンガリウム砒素
層には、導電型を制御する不純物を含有させなくてもよ
い。次に、750℃〜1000℃の高温でのアニールと
600℃以下の低温への急冷を数回を繰り返す(熱サイ
クル法)等のポストアニールを行う。ガリウム砒素とア
ルミニウムガリウム砒素の二層構造にする場合は、アル
ミニウムの原料としてはトリメチルアルミニウム((C
3 3 Al)などが用いられる。
【0014】前記第一の島状半導体層2上には、隣接す
る第一の島状半導体層2の一端部が交互に露出するよう
に、第二の島状半導体層3がMOCVD法やMBE法な
どで1〜2μm程度の厚みに形成される。この第二の島
状半導体層3も、ガリウム砒素膜やアルミニウムガリウ
ム砒素膜などの化合物半導体膜から成り、逆導電型不純
物を含有する。一導電型不純物を含有する第一の島状半
導体層2と逆導電型不純物を含有する第二の島状半導体
層3の界面部分で半導体接合部が形成される。なお、第
二の島状半導体層3は、アルミニウム砒素(AlAs)
とガリウム砒素(GaAs)の混晶比が異なる複数の層
で形成してもよい。この第二の島状半導体層3の最上部
は電極とのオーミックコンタクトをとるために逆導電型
不純物を高濃度に含有するガリウム砒素膜などで形成し
てもよい。第一の島状半導体層2は、例えばZn Cd
などの半導体不純物を1018〜1019cm-3程度含有
し、第二の島状半導体層3は、例えばS、Se、Te、
Ge、Siなどの半導体不純物を1016〜1019cm-3
程度含有する。
【0015】このような第一の島状半導体層2と第二の
島状半導体層3は、半導体層1上の全面もしくは一部
に、第一の半導体層2と第二の半導体層3を積層して形
成した後に、第一の半導体層2と第二の半導体層3を同
じ形状の島状にエッチングし、さらに第一の島状半導体
層2の一端部がが交互の向きで露出するように第二の島
状半導体層3をエッチングする。
【0016】第一の島状半導体層2と第二の島状半導体
層3は、例えば0.1〜1μm程度の厚みを有する窒化
シリコン膜などから成る保護膜6で被覆され、この保護
膜6に形成されたスルーホールを介して電極と接続され
る。
【0017】図1に示す発光ダイオードアレイでは、一
番目の第一の島状半導体層2(a)、二番目の第二の島
状半導体層3(b)、三番目の第二の島状半導体層3
(c)、及び四番目の第一の島状半導体層2(d)が一
番目の個別電極4(a)に接続されている。また、五番
目の第一の島状半導体層2(e)、六番目の第二の島状
半導体層3(f)、七番目の第二の島状半導体層3g、
及び八番目の第一の島状半導体層2(h)は二番目の個
別電極4(b)に接続されている。以下、同様に4個の
島状半導体層ごとに個別電極4が1つ設けられる。
【0018】一方、一番目の第二の島状半導体層3
(a)と二番目の第一の島状半導体層2(b)が一方の
共通電極5(a)に接続され、三番目の第一の島状半導
体層2(c)と四番目の第二の島状半導体層3(d)が
他方の共通電極5(b)に接続されている。以下同様
に、五番目の第二の島状半導体層3(e)、六番目の第
一の島状半導体層2(f)が一方の共通電極5(a)に
接続され、七番目の第一の島状半導体層2(g)、八番
目の第二の島状半導体層3(h)が他方の共通電極5
(b)に接続されている。つまり、個別電極4を近傍の
二つの第一の島状半導体層2と二つの第二の島状半導体
層3ごとに設け、一方の第一の島状半導体層2上の第二
の島状半導体層3と一方の第二の島状半導体層3下の第
一の島状半導体層2とを、他方の第一の島状半導体層2
上の第二の島状半導体層3と他方の第二の島状半導体層
3下の第一の島状半導体層2とは、異なる共通電極5
(a)、5(b)に接続した。
【0019】図3は、上述のように構成した発光ダイオ
ードL1 〜Ln の電気的な接続状態を示す図である。一
番目〜四番目の発光ダイオードL1 〜L4 が一番目の個
別電極4(a)に接続され、五番目〜八番目の発光ダイ
オードL5 〜L8 が二番目の個別電極4(b)に接続さ
れている。また、一番目の発光ダイオードL1 、二番目
の発光ダイオードL2 、五番目の発光ダイオードL5
六番目の発光ダイオードL6 が一方の共通電極5(a)
に接続され、三番目の発光ダイオードL3 、四番目の発
光ダイオードL4 、七番目の発光ダイオードL7 、八番
目の発光ダイオードL8 が他方の共通電極5(b)に接
続される。一番目の発光ダイオードL1、二番目の発光
ダイオードL2 、三番目の発光ダイオードL3 、四番目
の発光ダイオードL4 など隣接する発光ダイオードL1
〜Ln はアノード端子とカソード端子がそれぞれ逆にな
るように、個別電極4と共通電極5に接続されている。
【0020】これらの発光ダイオードL1 〜Ln は、図
4に示すようなI−V特性を示すように形成する。すな
わち、発光ダイーオドL1 〜Ln を点灯させる時の電圧
を2V0 とした時、V0 の電圧印加時に、感光体が感光
しない発光強度になるように2V0 を設定する。
【0021】図5は、本発明に係る発光ダイオードアレ
イの駆動方法を示す図である。まず、共通電極5aに+
0 の電圧を印加して個別電極4aに−V0 の電圧を印
加する。他方の共通電極5bと他のすべての個別電極4
bは接地(GND)する。すると、一番目の発光ダイオ
ードL1 には+2V0 の電圧がかかりI1 の電流が流れ
て発光する。この場合、二番目の発光ダイオードL2
も電圧が印加されることになるが、−2V0 の逆バイア
スになって発光することはない。発光ダイオードL3
4 、L5 、L6 にもV0 の電圧が印加されるが、L3
とL6 には逆バイアスとなり、L3 とL6 が点灯するこ
とはない。またL4 とL5 には順バイアスV0 の電圧が
印加されるが、図4の如く、V0 の順バイアスでは、感
光体に感光されないようにV0 を設定してあるため、L
4 とL5 により感光することはない。L7 とL8 に関し
ては、個別電極と共通電極の双方が接地(GND)され
ており、発光することはない。つまり、この状態では、
一番目の発光ダイオードL1 だけでを選択的に感光体に
感光させるように発光させることができる。
【0022】共通電極5aに−V0 の電圧を印加して個
別電極4aに+V0 の電圧を印加する。他方の共通電極
5bと他のすべての個別電極4bは接地(GND)す
る。すると、二番目の発光ダイオードL2 には+2V0
の電圧がかかりI1 の電流が流れて発光する。この場
合、一番目の発光ダイオードL1 にも電圧が印加される
ことになるが、−2V0 の逆バイアスになって発光する
ことはない。発光ダイオードL3 、L4 、L5 、L6
もV0 の電圧が印加されるが、L4 とL5 には逆バイア
スとなり、L4 とL5 が点灯することはない。またL3
とL6 には順バイアスV0 の電圧が印加されるが、図4
の如く、V0 の順バイアスでは、感光体に感光されない
ようにV0 を設定してあるため、L3 とL6 により感光
することはない。L7 とL8 に関しては、個別電極と共
通電極の双方が接地(GND)されており、発光するこ
とはない。つまり、この状態では、二番目の発光ダイオ
ードL2 だけでを選択的に感光体に感光させるように発
光させることができる。
【0023】共通電極5aを接地(GND)して個別電
極4aに+V0 の電圧を印加し、他のすべての個別電極
4b等は接地(GND)する。他方の共通電極5bに−
0の電圧を印加する。すると、三番目の発光ダイオー
ドL3 には+2V0 の順バイアスがかかりI1 の電流が
流れて発光する。この場合、四番目の発光ダイオードL
4 にも電圧が印加されることになるが、−2V0 の逆バ
イアスになって発光することはない。さらに、発光ダイ
オードL1 、L2 、L7 、L8 にもV0 の電圧が印加さ
れるが、L1 とL8 には逆バイアスとなり、L1 とL8
が点灯することはない。またL2 とL7 には順バイアス
0 の電圧が印加されるが、図4の如く、V0 の順バイ
アスでは、感光体に感光されないようにV0 を設定して
あるため、L2 とL7 により感光することはない。L5
とL6 に関しては、個別電極と共通電極の双方が接地
(GND)されており、発光することはない。つまり、
この状態では、三番目の発光ダイオードL3 だけでを選
択的に感光体に感光させるように発光させることができ
る。
【0024】共通電極5aを接地(GND)して個別電
極4aに−V0 の電圧を印加し、他のすべての個別電極
4b等は接地(GND)する。他方の共通電極5bに+
0の電圧を印加する。すると、四番目の発光ダイオー
ドL4 には+2V0 の順バイアスがかかりI1 の電流が
流れて発光する。この場合、三番目の発光ダイオードL
3 にも電圧が印加されることになるが、−2V0 の逆バ
イアスになって発光することはない。さらに、発光ダイ
オードL1 、L2 、L7 、L8 にもV0 の電圧が印加さ
れるが、L2 とL7 には逆バイアスとなり、L2 とL7
が点灯することはない。またL1 とL8 には順バイアス
0 の電圧が印加されるが、図4の如く、V0 の順バイ
アスでは、感光体に感光されないようにV0 を設定して
あるため、L1 とL8 により感光することはない。L5
とL6 に関しては、個別電極と共通電極の双方が接地
(GND)されており、発光することはない。つまり、
この状態では、四番目の発光ダイオードL4 だけでを選
択的に感光体に感光させるように発光させることができ
る。
【0025】共通電極5aに+V0 の電圧を印加して個
別電極4bに−V0 の電圧を印加する。他方の共通電極
5bと他のすべての個別電極4aは接地(GND)す
る。すると、五番目の発光ダイオードL5 には+2V0
の順バイアスがかかりI1 の電流が流れて発光する。こ
の場合、六番目の発光ダイオードL6 にも電圧が印加さ
れることになるが、−2V0 の逆バイアスになって発光
することはない。さらに、発光ダイオードL1 、L2
7 、L8 にもV0 の電圧が印加されるが、L2とL7
には逆バイアスとなり、L2 とL7 が点灯することはな
い。またL1 とL8 には順バイアスV0 の電圧が印加さ
れるが、図4の如く、V0 の順バイアスでは、感光体に
感光されないようにV0 を設定してあるため、L1 とL
8 により感光することはない。L3 とL4 に関しては、
個別電極と共通電極の双方が接地(GND)されてお
り、発光することはない。つまり、この状態では、五番
目の発光ダイオードL5 だけでを選択的に感光体に感光
させるように発光させることができる。
【0026】以上のように、四個の発光ダイオード毎に
個別電極を設けた場合でも、発光ダイオードL1 〜Ln
を個々に選択して発光させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る発光ダイオ
ードによれば、個別電極を近傍の二つの第一の島状半導
体層と二つの第二の島状半導体層ごとに設け、一方の第
一の島状半導体層上の第二の島状半導体層と一方の第二
の島状半導体層下の第一の島状半導体層とを、他方の第
一の島状半導体層上の第二の島状半導体層と他方の第二
の島状半導体層下の第一の島状半導体層とは、異なる共
通電極に接続したことから、個別電極の数を従来の1/
4に減少させることができる。もって、外部回路との接
続個所が減少して発光ダイオードを高密度化できると共
に、個別電極や共通電極にバンプなどを形成してこのハ゛
ンフ゜ 外部回路に対峙させて接続するフリップチップ化も
容易にできる。
【0028】また、外部回路とワイヤーボンディングで
接続する場合でも、ワイヤーボンディング数が少なく、
底コストでワイヤーボンディングができると共に、ワイ
ヤーボンディング工程における歩留りも向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光ダイオードアレイの一実施形
態を示す図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係る発光ダイオードアレイの電気的構
成を示す図である。
【図4】本発明に係る発光ダイオードアレイのI−V特
性を示す図である。
【図5】本発明に係る発光ダイオードアレイの発光方式
を説明するための図である。
【図6】従来の発光ダイオードアレイを示す図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】従来の発光ダイオードアレイの電気的構成を示
す図である。
【符号の説明】
1・・・半導体基板、2・・・第一の島状半導体層、3
・・・第二の島状半導体層、4・・・個別電極、5・・
・共通電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に一導電型を呈する第一の
    島状半導体層と第二の島状半導体層を第一の島状半導体
    層の一部が露出するように積層して列状に設け、この第
    一の島状半導体層と第二の島状半導体層に共通電極また
    は個別電極をそれぞれ接続して設けた発光ダイオードア
    レイにおいて、前記個別電極を近傍の二つの第一の島状
    半導体層と二つの第二の島状半導体層ごとに設け、一方
    の第一の島状半導体層上の第二の島状半導体層と一方の
    第二の島状半導体層下の第一の島状半導体層とを、他方
    の第一の島状半導体層上の第二の島状半導体層と他方の
    第二の島状半導体層下の第一の島状半導体層とは、異な
    る共通電極に接続したことを特徴とする発光ダイオード
    アレイ。
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