JP3311132B2 - プリンティングシステム - Google Patents

プリンティングシステム

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JP3311132B2
JP3311132B2 JP01512994A JP1512994A JP3311132B2 JP 3311132 B2 JP3311132 B2 JP 3311132B2 JP 01512994 A JP01512994 A JP 01512994A JP 1512994 A JP1512994 A JP 1512994A JP 3311132 B2 JP3311132 B2 JP 3311132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
などにおける複数のプリントジョブを同時に受け付けて
プリンターを制御するプリンティングシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、コンピュータ等のマルチタス
クシステム、あるいはネットワークワークで接続された
システムにおけるプリントジョブの制御には、キューイ
ング機構が用いられてきた。これは、プリントコマンド
がプリントジョブを一度、システム内のキューに入れ、
プリントマネージャープログラムがそのキューを検査し
て、キューの内部にプリントジョブがあったならば、そ
のプリントを順次、行なうものである。
【0003】また、システムのプリント出力能力以上に
プリントコマンドを同時に発行しても、プリントジョブ
はキューに蓄積されるだけであり、プリントはコマンド
の発行順に行なわれることにより、プリンタ資源の公平
な利用が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タが多機能化するとともに、その機能を対話的に制御し
て同一のデータをプリントしたい場合、具体的には、カ
ラープリンタ等での調整、マージン設定調整などを行な
う場合、ユーザからみればプリンタを専有的に使用する
ことになる。
【0005】このような要求があった場合、上記従来の
プリントジョブのキューイング機構を使用していると、
再度、機能設定を行なってプリント要求を出しても、キ
ューに他のジョブが残っているときには、容易には目的
のジョブが出力されないことになる。
【0006】また、キューを使用せずに、専用のプリン
タ対話制御プログラムを使用してプリンタを専有使用し
た場合、そのプリンタを使用したい、他のプリントジョ
ブの出力ができず、不当な資源の専有を行なってしまう
という問題がある。
【0007】さらに、手差し給紙を行ないたい場合、上
記従来のプリントジョブのキューイング機構を使用して
いると、プリント要求を出しても、キューに他のジョブ
が残っているときには目的のジョブが出力されず、ユー
ザは長時間待たされせるという問題がある。そして、ユ
ーザには、手差し給紙要求を出したプリントジョブのプ
リントタイミングが分からず、手差し給紙したくないプ
リントジョブに対して手差し給紙したり、あるいは、そ
の逆のことを行なうという失敗が生じやすいという問題
もある。
【0008】すなわち、ユーザがプリント要求を出して
から実際にプリントジョブがキューから出されるまで時
間がかかり、かつ、そのタイミングをユーザが知ること
ができないという問題がある。
【0009】一方、プリントステータスを検出して次の
プリント実行に反映させたい場合、上記従来のプリント
ジョブのキューイング機構では、一度、キューに入れた
ジョブは、プリント実行を指示したプロセスからはアク
セスできない。従って、プリント結果を次の実行に反映
させたい場合には、プリントデータを変更して再度プリ
ントコマンドを発行してから、ジョブをキューに入れて
出力するのを待つ必要がある。
【0010】また、実際のプリントが、プリントジョブ
が要求するプリンタ設定と異なる設定で行なわれたとし
ても、その内容をプリント実行を指示したプロセスに報
告する手段がない、換言すれば、プリンタ側の操作パネ
ルでの設定値を、プリントの実行を指示したプロセスで
利用できないという問題がある。
【0011】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、ユーザーが要求を出し
てから短時間でプリントアウトを行なうプリンティング
システムを提供することである。
【0012】また、本発明の他の目的は、プリントデー
タに変更を加えずプリンタ設定機能の変更が可能なプリ
ンティングシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、キュー内に格納されてい
るプリントジョブに従って、順次、プリントアウトを実
行するプリンティングシステムであって、プリントジョ
ブを、通常のプリントジョブが格納される通常キューに
設定する手段と、プリントジョブが所定の優先条件を満
たすか否かを判定する優先条件判定手段と、所定の優先
条件を満たすと前記優先条件判定手段により判定された
プリントジョブを、当該プリントジョブに従ってプリン
トアウトを実行した後に、前記通常キューのプリントジ
ョブよりも優先的に処理されるプリントジョブが格納さ
れる優先キューに設定する手段と、前記優先キューに格
納されているプリントジョブに従ってプリントアウトを
実行するかどうかを判定する手段とを備え、前記優先キ
ューに格納されているプリントジョブに従ってプリント
アウトを実行すると判定された場合、前記通常キューに
プリントジョブが存在していても、前記優先キューに格
納されているプリントジョブに従ってプリントアウトを
実行する。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、キュー内
に格納されているプリントジョブに従って、順次、プリ
ントアウトを実行するプリンティングシステムであっ
て、プリントジョブを、通常のプリントジョブが格納さ
れる通常キューに設定する手段と、プリントジョブが所
定の優先条件を満たすか否かを判定する優先条件判定手
段と、所定の優先条件を満たすと前記優先条件判定手段
により判定されたプリントジョブを、前記通常キューの
プリントジョブよりも優先的に処理されるプリントジョ
ブが格納される優先キューに設定する手段と、前記優先
キューに格納されているプリントジョブのプリント条件
に合うかどうかを判定するプリント条件判定手段とを備
え、前記優先キューに格納されているプリントジョブの
プリント条件に合うと判定された場合、前記通常キュー
にプリントジョブが存在していても、前記優先キューに
格納されているプリントジョブに従ってプリントアウト
を実行する。また、請求項9に記載の発明は、キュー内
に格納されているプリントジョブに従って、順次、プリ
ンタにてプリントアウトを実行するプリンティングシス
テムであって、プリントジョブのプリントデータと当該
プリントジョブに対応するジョブ情報とをプリントキュ
ーに設定する手段と、前記プリントキュー内で指定され
たプリントジョブに対応するジョブ情報に含まれるプリ
ンタ機能設定情報を編集する手段と、編集されたプリン
タ機能設定情報に従って優先的にプリンタを設定する設
定手段とを備える。
【0015】
【作用】以上の構成において、通常のプリントキューイ
ング機構の機能を損なわずに、ユーザが要求を出してか
ら短時間でプリント出力を行なうよう機能する。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は、本発明の第1の実施例に係るプ
リンティングシステムの構成を示すブロック図である。
図中、符号101は、プリントジョブを発行するアプリ
ケーションションプログラム、102は、プリントジョ
ブを制御するプリントジョブコントローラである。ま
た、103は 通常のプリントジョブのキューイングを
行なう通常キュー、104は、優先的なプリントジョブ
のキューイングを行なう優先キューである。
【0017】符号105は、プリンタ機能に関して、後
述するプリンタドライバ106及びアプリケーション1
01と通信し、実際のプリンタ機能の設定を保持するプ
リンタファンクションコントローラ、106は、プリン
トデータ、機能設定コマンドをプリンタ107に転送す
るプリンタドライバである。
【0018】次に、本実施例に係るプリンティングシス
テムの動作について説明する。
【0019】図2は、本実施例に係るプリントジョブコ
ントローラのアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【0020】図2において、ステップS1でプリント要
求があると判断された場合、アプリケ−ション101
は、ステップS8で、不図示のプリントコマンドを介し
てプリントジョブを通常キュー103にセットする。こ
こで、優先キュー104にプリントジョブが入っていな
いとした場合、ステップS2ではNOと判断されるの
で、プリントジョブコントローラ102は、通常キュー
103を検査し、プリントジョブがその中に入っていれ
ば、つまり、ステップS3での判断がYESであれば、
プリンタドライバ106に指示して、そのジョブのプリ
ントアウトを実行する(ステップS4)。
【0021】続くステップS5では、上記のプリントジ
ョブに優先要求があるかどうかの判断を行なう。そし
て、プリントジョブに優先要求があれば、ステップS7
で、プリントアウトジョブを優先キュー104にセット
する。しかし、優先要求がなければ、プリントジョブを
キューから削除する(ステップS6)。
【0022】なお、この優先要求は、アプリケ−ション
101がプリントジョブに付加して、通常キュー103
に入れる。
【0023】一方、ステップS2で、プリントジョブコ
ントローラ102が優先キュー104を検査して、ここ
で優先キューにプリントジョブがあると判断されれば、
そのジョブをプリントアウトせずに、ステップS9で、
ジョブが一定時間以上キューに存在しているかどうかを
チェックする。そして、ジョブが存在していれば、その
ジョブを優先キュー104から削除する。なお、この時
間検査は、ウェイトタイマー108を介して行なう。
【0024】優先キューに一定時間以上経過したジョブ
が存在していなければ、ステップS10で、プリントジ
ョブの削除要求の有無を判断する。そして、その要求が
あれば、ステップS13で、そのジョブを削除する。し
かし、ジョブの削除要求がなければ、ステップS11
で、以下に述べるプリンタファンクション処理を実行す
る。
【0025】図3は、本実施例に係るプリンタファンク
ションコントロ−ラでのプリンタファンクション処理手
順を示すフローチャートである。
【0026】このプリンタファンクション処理では、ジ
ョブをプリントアウトするか削除するか、あるいは、プ
リンタに設定する機能を決定するため、プリンタファン
クションコントロ−ラ105が、対話的にアプリケ−シ
ョン101と通信を行なう。つまり、プリンタ107の
機能設定、あるいは、現在、プリンタに設定されている
機能のチェックをプリンタファンクションコントローラ
105を介して行なうものである。
【0027】図3のステップS21で、プリンタファン
クションの設定要求があった場合、ステップS22で、
設定要求をプリンタファンクションコントローラ105
にセットする。そして、ステップS23で、プリンタフ
ァンクションのチェック要求の有無を判定し、当該要求
があれば、プリンタドライバ106に対してプリンタフ
ァンクション設定のアップロードを指示する(ステップ
S24)。続くステップS25では、プリンタファンク
ションコントローラ105の内容をアプリケーション1
01へ転送する。
【0028】なお、プリンタファンクションコントロー
ラ105を介して機能設定を行なう場合、設定内容がプ
リントデータ内容と重複する場合でも、プリンタファン
クションコントローラ105側の内容を優先してプリン
トアウトを行なう。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
アプリケ−ションからの要求で通常プリントアウト後、
優先キューに入ったプリントジョブはアプリケ−ション
と対話的に操作ができ、プリンタ機能の対話的制御や手
差支給しタイミングの検知が可能となるので、優先的に
機能設定及びプリントアウトが可能となる。
【0030】また、優先キュー中のジョブをプリントア
ウトしない場合には、通常キューのジョブ処理を行なう
ことにより、目的とするジョブの実行を即時に行なうこ
とができる。
【0031】さらに、一定時間プリントアウトされずに
優先キューに存在するジョブは不要とみなして削除する
ことで、不要ファイルがキューを占有し続けることを防
止できる。 [第2実施例]以下、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0032】図4は、本発明の第2実施例に係るプリン
ティングシステムの構成を示すブロック図である。ま
た、図5は、本実施例に係るプリントジョブ処理手順を
示すフローチャートである。
【0033】そこで、本実施例に係るプリンティングシ
ステムの動作について、図4,図5を参照して説明す
る。
【0034】プリント要求があれば(図5のステップS
31でYES)、図4のアプリケ−ション205は、プ
リント条件を付加したプリント要求をコマンドを介して
プリントジョブ判定部201へ送る。プリントジョブ判
定部201はプリント条件(手差し給紙モード)をチェ
ックし(ステップS39)、この優先条件に合致したも
のを優先キュー204に入れるが(ステップS41)、
合致しないものは、通常キュー203に入れる(ステッ
プS40)。
【0035】プリントジョブコントローラ202は、通
常キュー203の中のジョブついては、そのままプリン
トアウトを行なうが(ステップS37)、優先キュー2
04にプリントジョブがある場合には(ステップS32
でYES)、プリンタドライバ206を介して、プリン
タ207の機能設定状態などがプリント条件に合うかど
うかをチェックする(ステップS33)。
【0036】上記の手差し給紙モードというチェッ条件
に合う場合は、ステップS37でプリントアウトを実行
するが、条件に合わない場合はウェイト状態に入り、プ
リンタがプリント条件に合うのを監視する(ステップS
34)。そして、一定時間ウェイトしてもプリント条件
に合致しない場合は(ステップS34でYES)、プリ
ントジョブコントローラ202は、ステップS35で、
アラーム209を起動してアラーム処理を行ない、プリ
ントアウトを正常に実行できなかった旨をユーザに知ら
せるとともに、続くステップS36で、優先キュー20
4からジョブを削除する。
【0037】一方、ステップS34での判断がNO、つ
まり、一定時間ウェイトした結果、プリント条件に合致
した場合には、ステップS37でのプリントアウト処理
に移行する。
【0038】なお、上記の一定時間のウェイトは、ここ
では、ウェイトタイマー208で行なうが、これはホス
ト側にあってもよく、また、プリンタ207側に実装し
て、プリントジョブコントローラ202がプリンタ20
7と交信して、タイムアウト機能を実現してもよい。さ
らに、アラーム機能は、プリンタ側、ホスト側、あるい
はそれらの両方に実装してもよい。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
優先キューにジョブを設定するプリント条件を手差し給
紙とし、プリントジョブコントローラが優先キューのジ
ョブを処理するときに、一定時間、プリンタの手差しト
レイに給紙されるのを待ち、給紙が行なわれた時点でプ
リントアウトを実行することで、手差し給紙を指定し、
アプリケ−ションよりプリント要求が出されてからユー
ザが手差し給紙するタイミングを容易に察知できるとい
う効果がある。 [第3実施例]図6は、本実施例に係るプリンティング
システムの構成を示すブロック図である。同図に示すプ
リンティングシステム301はホストとして機能し、プ
リント実行を指示するアプリケ−ションプログラム30
2、プリントデータをキューイングするプリントキュー
303、プリント制御システム305、そして、プリン
タドライバ309にて構成される。
【0040】プリントキュー303は、キューイングさ
れるデータ304を有し、このデータは、プリンタ機能
設定、プリントジョブを発行したホスト/プロセス情報
を含むジョブ情報304−1と、プリントデータ304
−2からなる。また、プリント制御システム305は、
ジョブ情報304−1中のプリンタ機能設定を編集する
機能エディタ306、プリントジョブコントロ−ラ30
7、そして、機能エディタ306の出力結果とプリント
実行時のプリンタの機能設定を比較してステータスを作
成し、アプリケ−ションプログラム302と通信をする
ステータスエディタ308からなる。
【0041】以下、図6に示すプリンティングシステム
の動作を説明する。
【0042】アプリケ−ションプログラム302は、プ
リントコマンドを介してプリントジョブをプリントキュ
ー303にセットする。このとき、プリントキュー30
3には、ジョブデータ304−2のみならず、そのジョ
ブに対応したジョブ情報304−1をも設定できるもの
とする。
【0043】また、機能エディタ306は、アプリケ−
ションプログラム302と通信を行ない、指定されたプ
リントジョブに対応したジョブ情報の内、プリンタ機能
設定について、アプリケ−ションプログラム302の指
示に従って、編集、変更を行なう。そして、この機能エ
ディタ306の出力は、そのジョブを実行するときにプ
リントジョブコントロ−ラ307に渡され、プリントジ
ョブコントロ−ラ307は、それをジョブデータととも
にプリンタドライバ309に渡す。
【0044】プリンタドライバ309は、プリンタ機能
設定情報に従ってプリンタ機能を設定する。すなわち、
ジョブデータレベルでプリンタ機能の設定内容が記述さ
れていても、実際の設定は、機能エディタ306の出力
内容が優先する。また、プリンタドライバ309は、ジ
ョブデータをプリンタ310へ転送し、プリントを実行
する。
【0045】図7は、図6に示すプリンタ310の構成
を示すブロック図である。同図に示すように、プリンタ
310は、インタフェース401、ホストであるプリン
ティングシステム301から転送されたプリンタ機能設
定を保持する機能バッファ402、ジョブデータを保持
するデータバッファ403、操作パネル404、切り換
えスイッチ405、プリンタエンジン406にて構成さ
れる。
【0046】インタフェース401は、ホストから転送
されたデータが機能設定コマンドであれば、それを機能
バッファ402へ格納し、また、それがプリントデータ
であれば、データバッファ403へ格納する。切り換え
スイッチ405は、実際のプリント実行時に使用する機
能設定をホスト側で行なうか、あるいは、操作パネル4
04側で行なうかを選択する。なお、この選択は、操作
パネル404側で行なう。
【0047】プリンタエンジン406は、プリント実行
コマンドに従って、切り換えスイッチ405で選択され
た機能設定にてデータバッファ403の内容をプリント
アウトする。この切り換えスイッチ405で選択された
実際のプリンタ機能の設定内容は、インタフェース40
1を介してホストへ返送する。
【0048】ホスト側では、このプリンタ機能の設定内
容を、一度、プリンタドライバ309を介してステータ
スエディタ308に入力する。ステータスエディタ30
8は、プリンタ310から返送された、この機能設定内
容と機能エディタ306の内容とを比較し、そのときの
プリントジョブに対するジョブステータスを作成して、
アプリケ−ションプログラム302へ送信する。アプリ
ケ−ションプログラム302は、このステータス情報を
ユーザーに通知するとともに、その内容を保持して、次
のプリントに利用できるようにする。
【0049】以上説明したように、本実施例によれば、
プリントキューにプリントジョブと対応したプリンタ機
能設定情報を含むジョブ情報を保持し、これをアプリケ
−ションとの通信を介して編集、変更することで、プリ
ントデータ自体に変更を加えずにプリンタ機能設定の変
更が可能となる。
【0050】また、実際にプリントアウトで使用したプ
リンタ設定をホストにアップロードしておき、それと、
先にプリンタへ送信したプリンタ機能設定情報とを比較
してステータス情報を作成してアプリケーションに通信
することで、ユーザーは、プリントステータス及び設定
情報を容易に知ることができ、それを次のプリントアウ
トに使用できる。
【0051】なお、上記第3実施例では、ジョブ情報3
04−1をジョブデータ304−2に付加した場合につ
いて説明したが、これに限定されず、例えば、ジョブデ
ータ304−2のみをキュー303にセットしてもよ
い。この場合、プリントジョブコントロ−ラ307は、
ジョブデータのみをプリンタドライバ309に渡し、機
能エディタは、このジョブに対しては動作しない。
【0052】また、アプリケーシヨン302は、同一の
ホスト上のプロセスには限定されず、例えば、ネットワ
ークで接続されたリモートホストとしてもよい。この場
合でも、ジョブ情報304−1がホスト/プロセス情報
を持つので、プリント実行を指示したアプリケーシヨン
との交信が可能である。
【0053】さらに、図8に示すように、図6に示す上
記第3実施例に係るプリンティングシステムに対して、
ステータスエディタ308にステータスロゴ501を設
けることで、過去に遡ってプリントステータスを取り出
すことができ、プリント実行時点でステータスエディタ
308がアプリケーシヨン302と通信できなくても、
ステータスが失われることがない。
【0054】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても1つの機器から成る装置に適用しても
良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントキュー機構に優先キューを設けることによりプ
リンタ機能を対話的に制御でき、プリンティングシステ
ムにおいて良好なマンマシンインタフェース環境の提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るプリンティングシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係るプリントジョブコントローラ
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図3】第1実施例に係るプリンタファンクションコン
トロ−ラでのプリンタファンクション処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例に係るプリンティングシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施例に係るプリントジョブ処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】第3実施例に係るプリンティングシステムの構
成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すプリンタ310の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図6に示すプリンティングシステムの変形例に
係るシステムブロック図である。
【符号の説明】
101 アプリケ−ションプログラム 102 プリントジョブコントローラ 103 通常キュー 104 優先キュー 105 プリンタファンクションコントローラ 106 プリンタドライバ 107 プリンタ 108 ウェイトタイマー 201 プリントジョブ判定部 202 ウェイトタイマー 203 アラーム 305 プリント制御システム 310 プリンタ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キュー内に格納されているプリントジョ
    ブに従って、順次、プリントアウトを実行するプリンテ
    ィングシステムであって、 プリントジョブを、通常のプリントジョブが格納される
    通常キューに設定する手段と、 プリントジョブが所定の優先条件を満たすか否かを判定
    する優先条件判定手段と、所定の優先条件を満たすと前記優先条件判定手段により
    判定されたプリントジョブを、当該プリントジョブに従
    ってプリントアウトを実行した後に、前記通常キューの
    プリントジョブよりも優先的に処理されるプリントジョ
    ブが格納される優先キューに設定する 手段と、 前記優先キューに格納されているプリントジョブに従っ
    プリントアウトを実行するかどうかを判定する手段と
    を備え、 前記優先キューに格納されているプリントジョブに従っ
    てプリントアウトを実行すると判定された場合、前記
    常キューにプリントジョブが存在していても、前記優先
    キューに格納されているプリントジョブに従ってプリン
    トアウトを実行することを特徴とするプリンティングシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 プリントアウトを優先的に実行させる場
    合にプリントジョブに優先要求情報を付加する手段を
    らに備え、前記 優先要求情報が付加されたプリントジョブは、前記
    通常キューに格納されてプリントアウトされた後に、前
    記優先条件判定手段において前記優先要求情報が検出さ
    て、前記優先キューに入れられることを特徴とする請
    求項1に記載のプリンティングシステム。
  3. 【請求項3】 プリントジョブが前記優先キューに存在
    する時間を検出する時間検出手段と、 前記時間検出手段にて、前記優先キューに格納されてい
    プリントジョブがプリントアウトされずに前記優先キ
    ューに所定時間以上存在していると判断された場合、
    記優先キューから当該プリントジョブを削除する手段と
    さらに備えることを特徴とする請求項1或いは2に記
    載のプリンティングシステム。
  4. 【請求項4】 前記時間検出手段にて、前記優先キュー
    に格納されているプリントジョブがプリントアウトされ
    ずに前記優先キューに所定時間以上存在していると判断
    された場合、所定の警報を発生するアラーム手段をさら
    備えることを特徴とする請求項3に記載のプリンティ
    ングシステム。
  5. 【請求項5】 前記優先条件判定手段は、プリントジョ
    ブに優先要求があるかどうかを判断することを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載のプリンティングシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 キュー内に格納されているプリントジョ
    ブに従って、順次、プリントアウトを実行するプリンテ
    ィングシステムであって、 プリントジョブを、通常のプリントジョブが格納される
    通常キューに設定する手段と、 プリントジョブが所定の優先条件を満たすか否かを判定
    する優先条件判定手段と、 所定の優先条件を満たすと前記優先条件判定手段により
    判定されたプリントジョブを、前記通常キューのプリン
    トジョブよりも優先的に処理されるプリントジョブが格
    納される優先キューに設定する手段と、 前記優先キューに格納されているプリントジョブのプリ
    ント条件に合うかどうかを判定するプリント条件判定手
    段とを備え、 前記優先キューに格納されているプリントジョブのプリ
    ント条件に合うと判定された場合、前記通常キューにプ
    リントジョブが存在していても、前記優先キューに格納
    されているプリントジョブに従ってプリントアウトを実
    行することを特徴とするプリンティングシステム。
  7. 【請求項7】 前記プリント条件判定手段は、プリント
    条件が手差し給紙になっている場合、プリンタの手差し
    トレイに給紙されたかどうかを判定し、給紙が行われた
    時点でプリント条件に合うと判定することを特徴とする
    請求項6に記載のプリンティングシステム。
  8. 【請求項8】 前記優先条件判定手段は、プリントジョ
    ブのプリント条件が手差し給紙である場合、所定の優先
    条件を満たすと判断することを特徴とする請求項6乃至
    7のいずれかに記載のプリンティングシステム。
  9. 【請求項9】 キュー内に格納されているプリントジョ
    ブに従って、順次、プリンタにてプリントアウトを実行
    するプリンティングシステムであってプリントジョブの プリントデータと当該プリントジョブ
    に対応するジョブ情報とをプリントキューに設定する
    段と、 前記プリントキュー内で指定されたプリントジョブに対
    応するジョブ情報に含まれるプリンタ機能設定情報を編
    集する手段と、 編集されたプリンタ機能設定情報に従って優先的にプリ
    ンタ設定する設定手段とを備えることを特徴とするプ
    リンティングシステム。
  10. 【請求項10】 前記プリンタプリントアウト実行
    した後のプリンタの機能設定状態を検出する手段と、 編集されたプリンタ機能設定情報と、検出された機能設
    定状態とを比較する手段と、編集プリンタ機能設定情報と、検出された機能設定状態
    との 比較結果をもとに、ステータス情報を作成する手段
    と、 前記ステータス情報を、前記ジョブ情報に含まれる情報
    に基づいて通知する手段とをさらに備えることを特徴と
    する請求項9に記載のプリンティングシステム。
  11. 【請求項11】 アプリケーションプログラムの指示に
    従って、指定されたプリントジョブに対応するジョブ情
    報に含まれるプリンタ機能設定情報を編集することを特
    徴とする請求項9或いは10に記載のプリンティングシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 キュー内に格納されているプリントジ
    ョブに従って、順次、プリンタにてプリントアウトを実
    行する方法であって、 プリントジョブを、通常のプリントジョブが格納される
    通常キューに入れるステップと、 プリントジョブが所定の優先条件を満たすか否かを判定
    するステップと、 所定の優先条件を満たすと判定されたプリントジョブ
    を、当該プリントジョブに従ってプリントアウトを実行
    した後に、前記通常キューのプリントジョブよりも優先
    的に処理されるプリントジョブが格納される優先キュー
    に入れるステップと、 前記優先キューに格納されているプリントジョブに従っ
    てプリントアウトを実行するかどうかを判定するステッ
    プと、 前記優先キューに格納されているプリントジョブに従っ
    てプリントアウトを実行すると判定された場合、前記通
    常キューにプリントジョブが存在していても、前記優先
    キューに格納されているプリントジョブに従ってプリン
    トアウトを実行するステップとを有することを特徴とす
    る方法。
  13. 【請求項13】 キュー内に格納されているプリントジ
    ョブに従って、順次、プリンタにてプリントアウトを実
    行する方法であって、 プリントジョブを、通常のプリントジョブが格納される
    通常キューに入れるステップと、 プリントジョブが所定の優先条件を満たすか否かを判定
    するステップと、 所定の優先条件を満たすと判定されたプリントジョブ
    を、前記通常キューのプリントジョブよりも優先的に処
    理されるプリントジョブが格納される優先キューに入れ
    るステップと、 前記優先キューに格納されているプリントジョブのプリ
    ント条件に合うかどうかを判定するステップと、 前記優先キューに格納されているプリントジョブのプリ
    ント条件に合うと判定された場合、前記通常キューにプ
    リントジョブが存在していても、前記優先キューに格納
    されているプリントジョブに従ってプリントアウトを実
    行するステップとを有することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 プリント条件が手差し給紙になってい
    る場合、プリンタの手差しトレイに給紙されたかどうか
    を判定し、給紙が行われた時点でプリント条件に合うと
    判定することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 プリントキュー内に格納されているプ
    リントジョブに従って、順次、プリンタにてプリントア
    ウトを実行する方法であって、 プリントジョブのプリントデータと当該プリントジョブ
    に対応するジョブ情報とをプリントキューに設定するス
    テップと、 前記プリントキュー内で指定されたプリントジョブに対
    応するジョブ情報に含まれるプリンタ機能設定情報を編
    集するステップと、 編集されたプリンタ機能設定情報に従って優先的にプリ
    ンタを設定するステップとを有することを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 アプリケーションプログラムの指示に
    従って、指定されたプリントジョブに対応するジョブ情
    報に含まれるプリンタ機能設定情報を編集することを特
    徴とする請求項14に記載の方法。
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