JP4781875B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数種類の媒体を設置することが可能な媒体設置部を備えてこれらの複数種類の媒体を使用することが可能な画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置において、両面が白い普通の用紙以外の用紙に画像を形成する場合がある。
例えば、資源の節約のため、片面が印刷済みの用紙、いわゆる裏紙を用いて印刷する場合がある。また、オーバーヘッドプロジェクタ用の用紙、いわゆるOHPシートに印刷する場合もある。
これらの特殊用紙に対する印刷を行えるようにした画像形成装置として、特許文献1に開示された従来技術がある。
この従来技術では、複数の用紙トレイを備え、普通紙の専用のトレイと特殊用紙の専用のトレイとを設けており、印刷ジョブにおいて指定された用紙の属性に応じてトレイを選択して用紙を搬入して印刷をしている。
しかしながら、複数のトレイを備えない画像形成装置を使用したい場合など、何らかの理由で特殊紙専用のトレイを確保できない場合があった。
このような場合においては、特殊用紙への印刷を行いたいユーザは、印刷ジョブを情報処理装置から画像形成装置に送信した後、当該画像形成装置の設置されている場所に出向いて、用紙トレイに特殊用紙をマニュアルでセットして印刷を行う必要がある。
その場合、当該画像形成装置において処理中となっている先行の印刷ジョブがあるとき、ユーザは十分な注意を払わなければならない。すなわち、当該先行の印刷ジョブよりも優先して印刷ジョブを実行する場合、当該先行の印刷ジョブを確実に中断させなければならない。
そうしないと、セットされた特殊用紙に当該先行の印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されてしまうという不都合が生じ得た。
特開2004−272765号公報
解決しようとする問題点は、セットされた特殊用紙に当該先行の印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されてしまうという点である。
<構成1>
本発明は、外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、印刷ジョブを受信する受信部と、受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、画像形成装置で行われている先行刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、先行印刷処理が中断すると、印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、手差しトレイ及び自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、手差しトレイから特殊用紙を給紙すべきであると判定すると、ユーザに対し該手差しトレイへの特殊用紙の設置を促すメッセージを表示部に表示させ、一方、自動給紙トレイから特殊を給紙すべきであると判定すると、ユーザに対し該自動給紙トレイへの特殊用紙の設置を促すメッセージを該表示部に表示させる制御部と、表示したいずれかのメッセージに該当する手差しトレイ又は自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、印刷処理が終了すると、一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部とを備えることを特徴とする。
<構成2>
また、本発明は、外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、印刷ジョブを受信する受信部と、受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、画像形成装置で行われている先行印刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、先行印刷処理が中断すると、印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、手差しトレイ及び自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、手差しトレイ又は自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、手差しトレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部と、自動給紙トレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、該自動給紙トレイの最上部に区切り媒体があるか否かを判別する区切り媒体検出部と、区切り媒体が検出されるまで自動給紙トレイから用紙を給紙して装置外に排出すると共に、該区切り媒体を装置外に排出する残余媒体排出制御部とを備え、ジョブ再開処理部は、区切り媒体が装置外に排出されると、一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開することを特徴とする。
<構成3>
更に、本発明は、外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、印刷ジョブを受信する受信部と、受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、画像形成装置で行われている先行印刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、先行印刷処理が中断すると、印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、手差しトレイ及び自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、手差しトレイ又は自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、手差しトレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、媒体設置検出部により該手差しトレイに特殊媒体がないことが検出されるまで該手差しトレイから用紙を給紙して装置外に排出する手差しトレイ残余媒体排出部と、手差しトレイに設置された用紙がないことが検出されると、一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部と、自動給紙トレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、該自動給紙トレイの最上部に区切り媒体があるか否かを判別する区切り媒体検出部と、区切り媒体が検出されるまで自動給紙トレイから用紙を給紙して装置外に排出すると共に、該区切り媒体を装置外に排出する自動給紙トレイ残余媒体排出部とを備え、ジョブ再開処理部は、区切り媒体が装置外に排出されると、一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、外部から複数の印刷ジョブを受信して処理を行う画像形成装置において、前記印刷ジョブを受信する受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、前記画像形成装置で行われている印刷ジョブの処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、前記ジョブ割り込み処理部により一時中断された印刷ジョブの処理を再開するジョブ再開処理部と、前記判定部により、前記受信部で受信した印刷ジョブが特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定された場合は、前記割り込み処理部を実行し、前記受信した特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブを処理した後、前記ジョブ再開処理部を実行するよう制御する制御部とを備えたので、セットされた特殊用紙に当該先行の印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されてしまうことを防止できるという利点がある。
セットされた特殊用紙に当該先行の印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されてしまうことを防止するという目的を、プリンタで、実現した。
図1は、実施例1の画像形成装置の機能ブロック図である。
画像形成装置10は、機構部20と、機構部20を制御するための機構制御部30とから構成される。
機構部20は、機構制御部30より印刷データを受信し印刷出力する画像形成部21、印刷する媒体を設置する媒体設置部22、媒体設置部22から媒体を供給する給紙部23、媒体設置部22への媒体の設置を検出する媒体設置検出部24、利用者に対してメッセージ表示を行うための表示部25、利用者が画像形成装置10に対する指示を入力するための入力部26の各機能ブロックから成る。
図2は、実施例1の機構部の構成図である。
図1で示した画像形成部21は、図2において、機構部の本体内部の上部に設置されている。画像形成部21の内部構成については、本発明では問題とせず、種々の方式のものを採用し得るが、一般には、電子写真式のものが用いられる。
図1の媒体設置部22は、図2の手差しトレイ22aおよび自動給紙トレイ22bに対応する。
図1の給紙部23は、給紙ローラ23a、23b、23cに対応する。
図1の媒体設置検出部24は、センサ24a、24bに対応する。
図1の表示部25および入力部26は、操作パネル27に対応する。
図2において、手差しトレイ22aを用いて特殊用紙への印刷を行う場合は、ユーザは、手差しトレイ22aに特殊用紙をセットする。そして、これを媒体設置検出部24aが検出すると、給紙ローラ23aによって媒体が画像形成部21に供給される。
その後、画像形成部21で画像形成が行われ、画像が形成された媒体が排出ローラ28によって排出トレイ29に排出される。
自動給紙トレイ22bを用いて特殊用紙への印刷を行う場合は、ユーザは、自動給紙トレイ22bを引き出し、自動給紙トレイ22bに特殊用紙を載せる。そして、自動給紙トレイ22bを押し込んでセットする。これを媒体設置検出部24bが検出すると、給紙ローラ23b、23cによって媒体が画像形成部21に供給される。
その後、画像形成部21で画像形成が行われ、画像が形成された媒体が排出ローラ28によって排出トレイ29に排出される。
一方、図1において、CPUやメモリ等から成る電子回路として実現される機構制御部30は、以下の各機能ブロックから成る。
ジョブ受信部31は、外部の情報処理装置から印刷ジョブを受信する。
ジョブ格納部32は、受信した印刷ジョブを一時格納する。
印刷データ送信部33は、画像形成部21に印刷データを送信する。
ジョブ情報格納部34は、ジョブ格納部32に一時格納されている印刷ジョブのうち、処理対象である印刷ジョブに関する情報を抽出して格納する。
ジョブ情報更新部35は、ジョブ情報格納部34の内容を更新する。
画像形成制御部36は、ジョブ情報格納部34の内容を参照し、印刷データ送信部33、給紙部23、ジョブ情報更新部35の各部を制御して画像形成処理を行う。
ジョブ判定部37は、ジョブ受信部31の受信した印刷ジョブが特殊用紙への印刷の指定がされたものであるか否かを判定する。そして、その判定の結果に基づき、ジョブ情報更新部35およびジョブ退避処理部38に各所定の処理の実行を指示する。
ジョブ退避処理部38は、ジョブ情報格納部34の現在の内容を、退避ジョブ情報格納部39に退避する。これにより、ジョブ退避処理部38は、印刷ジョブの処理を一時中断するジョブ割り込み処理を可能とする。
退避ジョブ情報格納部39は、ジョブ情報格納部34の内容を一時的に退避し格納するために用いられる。
ジョブ復旧処理部40は、退避ジョブ情報格納部39に一時退避されている内容をジョブ情報格納部34に戻す。これにより、ジョブ復旧処理部40は、一時中断された印刷ジョブの処理を再開するジョブ再開処理を可能とする。
図3は、実施例1の機構制御部の構成図である。
図3において、CPU301、読み出し専用の記憶素子であるROM302、読み書き可能な不揮発性記憶素子であるRAM303、ハードディスク装置304、機構部20とのインターフェースである機構部インターフェース305、装置外部とのインターフェースである外部送受信インターフェース306とが互いにバス307によって接続されている。
図1におけるジョブ格納部32、ジョブ情報格納部34、退避ジョブ情報格納部39の各機能ブロックは、図3に示すように、RAM303により実現している。しかしながら、これに限らず、格納と取り出しの処理時間が多少かかるが、ハードディスク装置304により実現する構成であってもよい。また、更に処理時間がかかっても差し支えなければ、外部送受信インターフェース306を通じてアクセス可能な図示しない外部記憶装置を用いる構成としてもよい。
ジョブ受信部31は、外部送受信インターフェース306によりその機能を実現する。すなわち、外部送受信インターフェース306は、図示しない外部の複数の情報処理装置とLAN等の通信回線を介して接続されており、当該各情報処理装置から画像形成装置10に対して送信される印刷ジョブを受信する。
機構制御部30のその他の機能ブロック、すなわちジョブ判定部37、ジョブ退避処理部38、ジョブ情報更新部35、ジョブ復旧処理部40、画像形成制御部36、印刷データ送信部33は、ROM302に格納されたプログラムがCPU301で実行されることにより、その機能が実現される。
しかしながら、これに限らず、これらの機能ブロックを実現するプログラムをハードディスク装置304または外部送受信インターフェース306を通じてアクセス可能な装置外部に設けられた図示しない記憶装置に格納しておき、画像形成装置10の起動時にこれらの格納場所からRAM303に読み出したプログラムをCPU301で実行することにより実現してもよい。
図4は、印刷ジョブデータの格納形態を示す図である。
これは、ジョブ格納部32内での印刷ジョブデータの格納形態を模式的に示している。
ジョブ格納部32は、ジョブデータ格納部32a、ジョブ管理テーブル32bから成る。ジョブ受信部31により受信された印刷ジョブは、ジョブデータの実体がジョブデータ格納部32aに格納される。
これとともに、ジョブデータの管理情報としてのジョブデータの開始アドレス、データ長、特殊用紙への印刷が指定されているかどうかを示す属性情報の3つから成るレコードがジョブ管理テーブル32bに格納される。
これらの格納は、すでに格納されているデータ乃至はレコードに新たに受信した印刷ジョブのデータ乃至はレコードを追加する形態で行われる。
図5は、ジョブ情報格納部内の情報を示す図である。
ジョブ情報格納部34には、現在処理すべき印刷ジョブに関する情報が格納される。図5に示すように、印刷ジョブデータが格納されている開始アドレス、印刷ジョブデータのデータ長、印刷データ送信部33を通じて画像形成部21に送信し終わった印刷ジョブデータのデータ長の3つの値が格納される。
図6は、実施例1の画像形成装置10で印刷ジョブを受信した場合の処理を示す図である。
ステップS601では、ジョブ受信部31が印刷ジョブを受信し、ジョブ格納部32に格納する。
ステップS602では、ジョブ判定部37により、ステップS601で受信した印刷ジョブについて、特殊用紙の指定のある印刷ジョブであるか否かを判定する。この判定は、印刷ジョブのヘッダ部に含まれる情報を参照して行う。この判定の結果が否定Nであるときは、処理を終了する。この判定の結果が肯定Yであるときは、ステップS603以降の処理に移る。
ステップS603では、ジョブ退避処理部38が、ジョブ情報格納部34に格納されている、現在処理されている印刷ジョブの情報を、退避ジョブ情報格納部39に退避する。
ステップS604では、ジョブ情報更新部35が、ジョブ情報格納部34の開始アドレス、データ長を、ステップS601で受信した印刷ジョブの情報で初期化する。この場合、送信済みデータ長は、数値0で初期化する。
ステップS605では、後述の画像形成処理を行う。
ステップS606では、ジョブ復旧処理部40が、退避ジョブ情報格納部39に格納されている内容を、ジョブ情報格納部34に戻す。
図7は、実施例1での印刷ジョブの処理を示す図である。
図7においては、実施例1の画像形成装置10が、ジョブ格納部32に格納されている印刷ジョブを、先頭のものから順番に処理する。
ステップS701では、ジョブ格納部32に印刷ジョブが格納されていなければ、処理を終了する。格納されていれば、ステップS702に進む。
ステップS702では、ジョブ情報更新部35が、ジョブ情報格納部34の開始アドレス、データ長を、ジョブ格納部32の中にある先頭ジョブの情報で初期化する。この場合、送信済みデータ長は、数値0で初期化する。
ステップS703では、後述の画像形成処理を行う。
ステップS704では、処理が済んだ印刷ジョブをジョブ格納部32から削除し、ステップS701に戻る。
図8は、実施例1の画像形成処理を示す図である。
図8に示す画像形成処理は、図6のステップS605、および図7のステップS703において実行される。
ステップS801では、画像形成制御部36は、図4に示すジョブ格納部32内のジョブ管理テーブル32bにおける属性情報を参照し、処理対象の印刷ジョブが特殊用紙への印刷を指定した印刷ジョブであるか否かを判定する。その判定の結果が否定Nであれば、ステップS802に進み、その判定の結果が肯定Yであれば、ステップS805に進む。
以下、ステップS802、S803、S804で、特殊用紙への印刷を指定しない場合の画像形成処理を説明する。
ステップS802では、画像形成制御部36が図5に示すジョブ情報格納部34の内容を参照して制御を行うことにより、印刷データ送信部33が、ジョブ格納部32から1ページ分の印刷データを画像形成部21に送信するとともに、給紙部23によって画像形成部21に給紙が行われ、1ページ分の印刷が実行される。
ステップS803では、印刷データ送信部33によって送信された印刷データのデータ長に基づき、ジョブ情報更新部35が、ジョブ情報格納部34の送信済みデータ長の値を更新する。
ステップS804では、印刷ジョブの所要ページの印刷が完了したか否かを判定する。この判定は送信済みデータ長が印刷ジョブのデータ長に等しくなったか否かにより行う。所要ページの印刷が完了し、この判定が肯定Yとなれば、処理を終了する。終了しておらず、判定が否定Nであれば、ステップS802に戻る。
ステップS805では、印刷ジョブにおける給紙先が手差しトレイであるか否かを判定する。この判定は、印刷ジョブのヘッダ部に含まれる入力トレイの指定を参照することにより行う。この判定が、肯定Yであれば、ステップS806に進み、否定Nであれば、ステップS812に進む。
以下、ステップS806、S807、S808、S809、S810、S811で、特殊用紙への印刷を指定し、手差しトレイから給紙を行う場合の画像形成処理を説明する。
ステップS806では、画像形成制御部36は表示部25に指示を出し、表示部25により、手差しトレイへ特殊用紙を設置することをユーザに促すメッセージを表示する。
ステップS807では、手差しトレイにユーザが特殊用紙を設置したことが媒体設置検出部24により検出されたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、ステップS808に進み、否定Nであれば、ステップS811に進む。
ステップS808では、ステップS802と同様の処理により、1ページ分の印刷が実行される。
ステップS809では、印刷ジョブの所要ページの印刷が完了したか否かを判定し、印刷が完了すれば、処理を終了する。終了していなければ、ステップS810に進む。
ステップS810では、ユーザによる印刷終了指示が入力部26から行われたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS806に戻る。
ステップS811では、媒体設置待ちのタイムアウト時間が経過したか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS806に戻る。
以下、ステップS812、S813、S814、S815、S816、S817で、特殊用紙への印刷を指定し、自動給紙トレイから給紙を行う場合の画像形成処理を説明する。
ステップS812では、画像形成制御部36は表示部25に指示を出し、表示部25により、自動給紙トレイへ特殊用紙を設置することをユーザに促すメッセージを表示する。
ステップS813では、自動給紙トレイにユーザが特殊用紙を設置したことが媒体設置検出部24により検出されたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、ステップS814に進み、否定Nであれば、ステップS817に進む。
ステップS814では、ステップS802と同様の処理により、1ページ分の印刷が実行される。
ステップS815では、印刷ジョブの所要ページの印刷が完了したか否かを判定し、印刷が完了すれば、処理を終了する。終了していなければ、ステップS816に進む。
ステップS816では、ユーザによる印刷終了指示が入力部26から行われたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS814に戻る。
ステップS817では、給紙待ちのタイムアウト時間が経過したか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS813に戻る。
以上説明したように、実施例1の画像形成装置によれば、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブを受信した場合、その時点で処理中の先行印刷ジョブの処理を一時停止し、受信した特殊用紙への印刷指定の印刷ジョブを直ちに実行し、その後、一時停止した印刷ジョブの処理を再開するようにした。これにより、特殊用紙への印刷を行いたいユーザがセットした特殊用紙に、先行印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されることを防止することができる。
また、上述のように構成することにより、次のような付帯的な効果も奏する。すなわち、特殊用紙への印刷を行いたいユーザは、印刷ジョブを送信した後、直ちに印刷を実行でき、先行印刷ジョブの処理の完了を待つ必要がない。更に、先行印刷ジョブの終了を待つ必要がないので、先行印刷ジョブの終了を待っている場合に先行印刷ジョブが終了したことに気づくのが遅れ、その結果、特殊用紙の設置が遅れ、後続の印刷ジョブのユーザに対し、余分な待ち時間を与えてしまうことを防止できる。
図9は、実施例2の画像形成装置の機能ブロック図である。
画像形成装置10は、機構部20と、機構部20を制御するための機構制御部30とから構成される。
実施例2の画像形成装置は、実施例1とは、機構部20が、区切り媒体収納部201、区切り媒体搬送部202、区切り媒体検出部203を更に備える点が異なる。また、機構制御部30が、区切り媒体設置制御部41、残余媒体排出制御部42を更に備える点も異なる。
区切り媒体収納部201は、ユーザが自動給紙トレイに設置した特殊用紙の区切りを識別するために使用する区切り媒体を予め収納している。
区切り媒体搬送部202は、区切り媒体収納部201から区切り媒体を搬送し、自動給紙トレイに設置する。
区切り媒体検出部203は、自動給紙装置の最上部にある媒体が区切り媒体であるか否かを検出する。
区切り媒体設置制御部41は、自動給紙トレイに区切り媒体を設置する処理を実行するために、区切り媒体搬送部202に制御信号を送る。
残余媒体排出制御部42は、媒体設置検出部24または区切り媒体検出部203からの制御信号に基づき、給紙部23に対して制御信号を送り、特殊用紙印刷の実行後に媒体設置部22に残っている特殊用紙を排出する。
図10は、実施例2の機構部の構成図である。
区切り媒体収納部201は、図10に示すように、機構的には、自動給紙トレイ22bに収納された普通用紙の上に区切り媒体を供給し得る位置に設けられている。
区切り媒体搬送部202は、機構的には、搬送ローラ202a、202bによって構成される。
区切り媒体検出部203は、自動給紙トレイ22bに収納された最上部の媒体に対向するように設けられた光学センサから成る。この光学センサは、例えば、図13に示すような区切り媒体の図中左端に描かれた所定のパターンを光学的に検出する。これによって、最上部の媒体が区切り媒体であるか否かを検出する。
図11は、実施例2の機構制御部の構成図である。
図11において、新たに追加された区切り媒体設置制御部41と、残余媒体排出制御部42は、ROM302に格納されたプログラムがCPU301で実行されることにより、それらの機能が実現される。
図12は、実施例2の画像形成装置10で印刷ジョブを受信した場合の処理を示す図である。
ステップS1201では、ジョブ受信部31が印刷ジョブを受信し、ジョブ格納部32に格納する。
ステップS1202では、ジョブ判定部37により、ステップS1201で受信した印刷ジョブについて、特殊用紙の指定のある印刷ジョブであるか否かを判定する。この判定は、印刷ジョブのヘッダ部に含まれる情報を参照して行う。この判定の結果が否定Nであるときは、処理を終了する。この判定の結果が肯定Yであるときは、ステップS1203以降の処理に移る。
ステップS1203では、ジョブ退避処理部38が、ジョブ情報格納部34に格納されている、現在処理されている印刷ジョブの情報を、退避ジョブ情報格納部39に退避する。
ステップS1204では、ジョブ情報更新部35が、ジョブ情報格納部34の開始アドレス、データ長を、ステップS1201で受信した印刷ジョブの情報で初期化する。この場合、送信済みデータ長は、数値0で初期化する。
ステップS1205では、区切り媒体の設置処理を行う。
ステップS1206では、後述の画像形成処理を行う。
ステップS1207では、残余媒体の排出処理を行う。
ステップS1208では、ジョブ復旧処理部40が、退避ジョブ情報格納部39に格納されている内容、ジョブ情報格納部34に戻す。
区切り媒体収納部201には、特殊用紙への印刷を実行するユーザが自動給紙トレイに設置した特殊用紙と普通用紙との境界を認識するために使用する区切り媒体を予め格納しておく。
図13は、実施例2の区切り媒体の一例を示す図である。
図13に示すように、区切り媒体には、所定の位置に識別用のパターンを印字しておく。
区切り媒体検出部203は、この所定の識別用パターンを読み取ることにより、区切り媒体を検出して特殊用紙と普通用紙との境界を認識する。
図14は、実施例2の区切り媒体を設置する処理を示す図である。
ステップS1401では、処理対象の印刷ジョブの給紙先が手差しトレイであるか否かを判定する。この判定は、印刷データのヘッダ部に含まれる給紙トレイの指定情報を参照することにより行う。この判定の結果が肯定Yであれば、区切り媒体の設置は必要ないので、処理を終了する。
ステップS1402では、ステップS1401の判定の結果が否定Nで、給紙先が手差しトレイではなく、自動給紙トレイであるときに、区切り媒体搬送部202により区切り媒体収納部201から区切り媒体を搬送して自動給紙トレイに設置する。
図15は、実施例2の画像形成処理を示す図である。
図15に示す画像形成処理は、図7のステップS703、および図12のステップS1206において実行される。図15において、ステップS1501からS1511までの各ステップは、それぞれステップS801からS811までの各ステップと同じ処理を行うステップであるので、これらのステップの説明は省略する。
ステップS1512では、特殊用紙への印刷を指定し、自動給紙トレイから給紙を行う場合の画像形成処理を行う。
図16は、実施例2の自動給紙トレイから給紙する場合の処理を示す図である。
ステップS1601では、画像形成制御部36は表示部25に指示を出し、表示部25により、自動給紙トレイへ特殊用紙を設置することをユーザに促すメッセージを表示する。
ステップS1602では、自動給紙トレイにユーザが特殊用紙を設置したことが媒体設置検出部24により検出されたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、ステップS1603に進み、否定Nであれば、ステップS1607に進む。
ステップS1603では、自動給紙トレイの最上部に設置された媒体が区切り媒体であるか否かを区切り媒体検出部203により検出する。その結果、最上部の媒体が区切り媒体であるときは、処理を終了する。そうでなければ、ステップS1604に進む。
ステップS1604では、図8のステップS802と同様の処理により、1ページ分の印刷が実行される。
ステップS1605では、印刷ジョブの所要ページの印刷が完了したか否かを判定し、印刷が完了すれば、処理を終了する。終了していなければ、ステップS1606に進む。
ステップS1606では、ユーザによる印刷終了指示が入力部26から行われたか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS1603に戻る。
ステップS1607では、給紙待ちのタイムアウト時間が経過したか否かを判定する。この判定が、肯定Yであれば、処理を終了し、否定Nであれば、ステップS1602に戻る。
図17は、実施例2で残余媒体を排出する処理を示す図である。
ステップS1701では、印刷ジョブの給紙先が手差しトレイであるか否かを判定する。この判定の結果が肯定Yであれば、ステップS1702に進み、否定Nであれば、ステップS1704に進む。
ステップS1702では、媒体設置検出部24により、手差しトレイに媒体が設置されているか否かを判定する。設置されていなければ、処理を終了する。設置されていれば、ステップS1703に進む。
ステップS1703では、給紙部23の給紙ローラ23aを動作させて、手差しトレイに設置されている媒体を排出し、処理を終了する。
ステップS1704では、自動給紙トレイの最上部に設置された媒体が区切り媒体であるか否かを区切り媒体検出部203により検出する。その結果、最上部の媒体が区切り媒体であるときは、ステップS1706に進む。そうでなければ、ステップS1705に進む。
ステップS1705では、給紙部23の給紙ローラ23b、cを動作させて、自動給紙トレイに設置されている特殊用紙たる媒体を排出し、処理を終了する。
ステップS1706では、給紙部23の給紙ローラ23b、cを動作させて、自動給紙トレイに設置されている区切り媒体を排出し、処理を終了する。
なお、上述した実施例2では、区切り媒体収納部201、区切り媒体搬送部202、区切り媒体検出部203を設けて区切り媒体を自動的に普通用紙の上に供給できるようにしたが、これに限らず、これらの部分を設けずにユーザが特殊用紙を自動給紙トレイに設置するときは区切り媒体の上に特殊用紙を載せてセットするようにしてもよい。
以上説明したように、実施例2の画像形成装置によれば、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブを受信した場合、その時点で処理中の先行印刷ジョブの処理を一時停止し、受信した特殊用紙への印刷指定の印刷ジョブを直ちに実行し、その後、一時停止した印刷ジョブの処理を再開するようにしたので、特殊用紙への印刷を行いたいユーザがセットした特殊用紙に、先行印刷ジョブの印刷データが誤って印刷されることを防止することができる。
更に、実施例2の画像形成装置によれば、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブを実行した後に用紙トレイに残った不要な特殊用紙を排出してから、一時停止したジョブの実行を再開するようにしたので、特殊用紙への印刷の実行時に必要な枚数よりも多い特殊用紙がセットされた場合でも、印刷に使用されずに余った特殊用紙に、再開されたジョブや後続のジョブの印刷データが誤って印刷されてしまう不都合が生じることを防止できる。
なお、上述した実施例1および実施例2では、画像形成装置の例として、画像形成機能を単独で備えるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、画像の読み取り機能やファクシミリ通信機能などを兼ね備えるMFP装置にも適用することができる。
実施例1の画像形成装置の機能ブロック図である。 実施例1の機構部の構成図である。 実施例1の機構制御部の構成図である。 印刷ジョブデータの格納形態を示す図である。 ジョブ情報格納部内の情報を示す図である。 実施例1で印刷ジョブを受信した場合の処理を示す図である。 実施例1での印刷ジョブの処理を示す図である。 実施例1の画像形成処理を示す図である。 実施例2の画像形成装置の機能ブロック図である。 実施例2の機構部の構成図である。 実施例2の機構制御部の構成図である。 実施例2で印刷ジョブを受信した場合の処理を示す図である。 実施例2の区切り媒体の一例を示す図である。 実施例2の区切り媒体を設置する処理を示す図である。 実施例2の画像形成処理を示す図である。 実施例2の自動給紙トレイから給紙する場合の処理を示す図である。 実施例2で残余媒体を排出する処理を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
20 機構部
30 機構制御部
21 画像形成部
22 媒体設置部
23 給紙部
24 媒体設置検出部
31 ジョブ受信部
32 ジョブ格納部
33 印刷データ送信部
34 ジョブ情報格納部
35 ジョブ情報更新部
36 画像形制御部
37 ジョブ判定部
38 ジョブ退避処理部
39 退避ジョブ情報格納部
40 ジョブ復旧処理部
41 区切り媒体設置制御部
42 残余媒体排出制御部
201 区切り媒体収納部
202 区切り媒体搬送部
203 区切り媒体検出部

Claims (3)

  1. 外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、
    前記印刷ジョブを受信する受信部と、
    前記受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、
    前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、前記画像形成装置で行われている先行刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、
    前記先行印刷処理が中断すると、前記印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、前記手差しトレイ及び前記自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、
    前記手差しトレイから特殊用紙を給紙すべきであると判定すると、ユーザに対し該手差しトレイへの特殊用紙の設置を促すメッセージを表示部に表示させ、一方、前記自動給紙トレイから特殊を給紙すべきであると判定すると、ユーザに対し該自動給紙トレイへの特殊用紙の設置を促すメッセージを該表示部に表示させる制御部と、
    前記表示したいずれかのメッセージに該当する手差しトレイ又は自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、
    前記該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、
    前記印刷処理が終了すると、前記一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、
    前記印刷ジョブを受信する受信部と、
    前記受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、
    前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、前記画像形成装置で行われている先行印刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、
    前記先行印刷処理が中断すると、前記印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、前記手差しトレイ及び前記自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、
    前記手差しトレイ又は前記自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、
    前記該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、
    前記手差しトレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、前記一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部と、
    前記自動給紙トレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、該自動給紙トレイの最上部に区切り媒体があるか否かを判別する区切り媒体検出部と、
    前記区切り媒体が検出されるまで前記自動給紙トレイから用紙を給紙して装置外に排出すると共に、該区切り媒体を装置外に排出する残余媒体排出制御部とを備え、
    前記ジョブ再開処理部は、前記区切り媒体が装置外に排出されると、前記一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開することを特徴とする画像形成装置。
  3. 外部から複数の印刷ジョブを受信して手差しトレイ又は自動給紙トレイから用紙を給紙して各印刷ジョブに基づく印刷処理を行う画像形成装置において、
    前記印刷ジョブを受信する受信部と、
    前記受信部で受信した印刷ジョブに付加された属性情報に基づいて、特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであるか否かを判定する判定部と、
    前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブであると判定すると、前記画像形成装置で行われている先行印刷処理を一時中断するジョブ割り込み処理部と、
    前記先行印刷処理が中断すると、前記印刷ジョブに付加された給紙トレイ情報に基づいて、前記手差しトレイ及び前記自動給紙トレイのいずれの給紙トレイから特殊用紙を給紙すべきかを判定する給紙トレイ判定部と、
    前記手差しトレイ又は前記自動給紙トレイに特殊用紙が設置されたか否かを検出する媒体設置検出部と、
    前記該当する給紙トレイへの特殊用紙の設置を検出すると、前記特殊用紙への印刷が指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像形成部と、
    前記手差しトレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、前記媒体設置検出部により該手差しトレイに特殊媒体がないことが検出されるまで該手差しトレイから用紙を給紙して装置外に排出する手差しトレイ残余媒体排出部と、
    前記手差しトレイに設置された用紙がないことが検出されると、前記一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開するジョブ再開処理部と、
    前記自動給紙トレイから給紙した特殊用紙への印刷処理が終了すると、該自動給紙トレイの最上部に区切り媒体があるか否かを判別する区切り媒体検出部と、
    前記区切り媒体が検出されるまで前記自動給紙トレイから用紙を給紙して装置外に排出すると共に、該区切り媒体を装置外に排出する自動給紙トレイ残余媒体排出部とを備え、
    前記ジョブ再開処理部は、前記区切り媒体が装置外に排出されると、前記一時中断された先行印刷ジョブに基づく印刷処理を再開することを特徴とする画像形成装置。
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