JP4276487B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷装置においては、1枚の媒体の表面と裏面とに、それぞれ、画像データを印刷する両面印刷を行うことのできるものが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。上位装置から受信して前記印刷装置が保持する両面印刷ジョブのデータには、1枚の媒体の表面に印刷するための表面ページ用の画像データと裏面に印刷するための裏面ページ用の画像データとが含まれている。また、前記印刷装置は、両面印刷を行うための両面印刷ユニットを有する。そして、媒体を収容する給紙トレイから新規な媒体を給紙し、該新規な媒体の裏面に裏面ページを印刷して前記両面印刷ユニットに一時的に保持させる。続いて、前記両面印刷ユニットから裏面ページが印刷された媒体、すなわち、裏面印刷済みの媒体を給紙し、該媒体の表面に表面ページを印刷するようになっている。
【0003】
しかし、前記両面印刷ユニットに保持することができる媒体の数には上限が存在する。そこで、両面印刷を行う場合、前記上限に達するまで、給紙トレイから新規な媒体を給紙し、該媒体に裏面ページを先行して印刷して前記両面印刷ユニットに一時的に保持させる。その後は、該両面印刷ユニットから給紙された裏面印刷済みの媒体への表面ページの印刷と、給紙トレイから給紙された新規な媒体への裏面ページの印刷とを交互に行うようになっている。例えば、両面印刷ユニットが最大2枚の媒体を保持することができる場合、1枚目の裏面ページ、2枚目の裏面ページ、1枚目の表面ページ、3枚目の裏面ページ、2枚目の表面ページ、4枚目の裏面ページの順で印刷を行うようになっている。これにより、印刷効率を向上させることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−151425号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の印刷装置においては、両面印刷ジョブを受信した場合に、給紙トレイに収容されている媒体が両面印刷不可媒体であることを認識すると、ジャムが発生したとして印刷を停止するようになっている。この場合、上位装置において作成され、印刷装置に送信された両面印刷ジョブは、データが破棄されてしまうので、媒体に印刷されず無駄になってしまう。
【0006】
通常、上位装置において両面印刷ジョブを作成しているときには、印刷装置の給紙トレイに収容されている媒体が両面印刷不可媒体であることが認識されることがない。そして、作成された両面印刷ジョブを受信した後に、前記印刷装置が有する媒体種別(メディアタイプ)や媒体厚さ(メディアウェイト)などの媒体の判別機構によって、給紙トレイに収容されている媒体が両面印刷不可媒体であることが認識される。この場合、ジャムが発生したとして印刷を停止するので、作成された両面印刷ジョブが無駄になってしまう。
【0007】
本発明は、前記従来の印刷装置の問題点を解決して、両面印刷ジョブを受信した場合に、給紙トレイに収容されている媒体が両面印刷不可媒体であることを認識しても、前記両面印刷ジョブを無駄にすることがない印刷装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の印刷装置においては、媒体を収容する収容手段と、該収容手段から給紙した媒体の裏面である第2面、表面である第1面の順番で両面に画像データを印刷するために媒体の表裏を反転する媒体反転手段と、前記収容手段から給紙した媒体に対して、両面印刷を実現することが可能な種別の媒体であるか否かを判別する媒体判別手段と、該媒体判別手段によって媒体が両面印刷不可媒体であると判別された場合、前記第1面の画像データを先行して片面印刷して媒体を排出し、続いて、別の媒体に前記第2面の画像データを片面印刷する制御手段とを有する。
【0009】
本発明の他の印刷装置においては、媒体を収容する収容手段と、該収容手段から給紙した媒体の表裏両面に画像データを印刷するために媒体の表裏を反転する媒体反転手段と、前記収容手段から給紙した媒体に対して、両面印刷を実現することが可能な種別の媒体であるか否かを判別する媒体判別手段と、前記収容手段から給紙した媒体が前記媒体判別手段によって両面印刷不可媒体であると検出された時に両面印刷の第1面の画像データが未印刷であり、かつ、対となる両面印刷の第2面の画像データの印刷動作を行っている場合、その時点で第2面の画像データに対する印刷動作を一旦(たん)停止し、前記媒体に対して両面印刷の第1面の画像データを優先して片面印刷する制御手段とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
【0014】
図において、12は印刷装置であり、11は該印刷装置12に通信可能に接続された上位装置である。本実施の形態において、前記印刷装置12は、ある給紙トレイから給紙した媒体が、後述される媒体自動判別機構23等によって、両面印刷不可媒体であることが認識されている場合には、両面印刷指定ジョブを実行するときに、媒体の裏表に印刷するデータを、連続して片面に印刷することができるようになっている。
【0015】
前記上位装置11は、印刷装置12に対して印刷データ及び印刷装置制御データを含む印刷ジョブを送信する外部装置であり、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションであるが、印刷ジョブを作成することのできる装置であればいかなる装置であってもよい。また、印刷データとしては、例えば、Post ScriptやPCLのようなPDL(Page descriptionLanguage)形式のデータであるが、いかなるものであってもよい。さらに、印刷装置制御データとしては、例えば、PJL(Printer JobLanguage)形式のデータであるが、いかなるものであってもよい。また、上位装置11と印刷装置12との間の接続方法としては、例えば、セントロニクスインターフェイスやUSB(Universal Serial Bus)などであるが、いかなるものであってもよい。
【0016】
そして、前記印刷装置12は、受信処理部13、ジョブ制御部14、印刷処理部15、及び、プリンタユニット制御部16を有する。ここで、前記受信処理部13は、印刷装置12の内部処理部であり、前記上位装置11から印刷ジョブを受信する処理を行う。主な役割は、データ受信の検出、ジョブ種類(PDL種類)の判別、ジョブ境界の判別等である。
【0017】
また、前記ジョブ制御部14は、印刷装置12の内部処理部であり、印刷ジョブの処理の流れを制御し、媒体に印刷するページを生成する。また、ジョブ制御部14は、印刷ジョブの翻訳も行う。そして、印刷ジョブの翻訳においては、印刷データを処理し、印刷可能なビデオデータ(画像データ)に変換する。
【0018】
さらに、前記印刷処理部15は、印刷装置12の内部処理部であり、制御手段として機能し、ジョブ制御部14によって生成されたページを受け付け、それぞれのページに関してプリンタユニット制御部16との間でコマンドの送受信を行うことによって、媒体へのビデオデータの印刷をプリンタユニット制御部16に対して指示する。本実施の形態において、印刷処理部15における印刷方式は、例えば、インクジェット方式、熱転写方式、電子写真方式等であるが、いかなるものであってもよい。
【0019】
さらに、前記プリンタユニット制御部16は、印刷装置12の内部処理部であり、制御手段として機能し、印刷制御部15との間で印刷に必要なコマンドの送受信を行うことによって印刷を実現する。そして、プリンタユニット制御部16は、前記印刷制御部15の指定に基づいて後述される給紙トレイから媒体を給紙し、指定に基づいて後述される両面印刷ユニット25又は排出口26に媒体を排出する。なお、前記プリンタユニット制御部16は、媒体判別機構を制御する。
【0020】
図2は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示す概略側断面図である。
【0021】
図において、22は、媒体を収容する収容手段である給紙トレイとしての第1のトレイであり、印刷装置12のユーザは媒体を前記第1のトレイ22にセットする。そして、第1のトレイ22には媒体有無を検出する媒体有無センサ、又は、第1のトレイ22のカセットの抜差しを検出するセンサが装着されている。なお、本実施の形態において、給紙トレイの数は1個でもよいし、複数個であってもよい。
【0022】
また、23は媒体判別手段としての媒体自動判別機構であり、両面印刷を実現することが可能であるか否かを判別するための媒体種別や媒体厚さなどを自動判別するセンサから成る。該センサは、例えば、媒体種別がOHP(Over Head Projector)投影などで使用される透過性媒体であるか、通常の普通紙であるかを判別するセンサや媒体厚さが何〔μm〕であるかを測定するセンサであるが、いかなるものであってもよい。
【0023】
なお、媒体の寸法を検知する場合、媒体の走行経路に設けた接触センサによって、媒体走行時の媒体のセンサ検知時間とあらかじめ設定された媒体走行速度とに基づいて、媒体の走行方向の長さを検知する。また、接触センサを媒体走行方向に対して垂直で媒体面に平行に複数並べることによって、媒体が接触したセンサの位置情報に基づいて媒体の横幅を検知する。さらに、媒体種別を判別する場合、光学センサと接触センサとを使用し、接触センサが媒体を検知し、光学センサが検知しないときには、OHP投影などで使用する透過性媒体であると判別する。さらに、媒体厚さを判別する場合、媒体の走行経路に媒体面と垂直方向の距離センサを配設して媒体の厚さを計測し、媒体厚さを判別する。
【0024】
また、24は第1の用紙走行経路であり、第1のトレイ22から給紙された媒体は、媒体自動判別機構23を経由し、前記第1の用紙走行経路24に送り込まれる。なお、前記第1の用紙走行経路24上においてビデオデータの媒体上への印刷が行われる。さらに、25は媒体反転手段としての両面印刷ユニットであり、両面印刷が行われる媒体は前記両面印刷ユニット25内で表裏が反転される。なお、媒体は第1のトレイ22、又は、両面印刷ユニット25から給紙される。そして、両面印刷が行われる場合、媒体は、前記第1の用紙走行経路24を通過した後に、両面印刷ユニット25に送り込まれ、該両面印刷ユニット25内で反転され、再び前記第1の用紙走行経路24に送り込まれる。また、両面印刷が行われない場合、又は、両面に印刷された両面印刷済みの媒体は、前記第1の用紙走行経路24を通過した後に、排出口26から排出される。
【0025】
そして、27は媒体の印刷順序決定限界地点である。前記プリンタユニット制御部16は印刷制御部15に対してページをどのような順序で印刷するかを通知する必要があり、印刷制御部15は、通知されたページに基づいて、該ページのビデオデータを設定するようになっている。そして、該ビデオデータの設定を媒体の走行経路における所定の地点までに実行しないと、印刷を停止せずに前記第1の用紙走行経路24上を走行する媒体に対して適切にビデオデータを印刷することができない。前記所定の地点が前記印刷順序決定限界地点27である。
【0026】
そして、片面印刷の場合は、その媒体に印刷される片面印刷のページの順が無条件で印刷順として決定される。また、両面印刷が可能である場合、第1のトレイ22から媒体が給紙されたときには該媒体に印刷される裏面ページが、また、両面印刷ユニット25から給紙されたときには該媒体に印刷される表面ページが印刷順序として決定される。ただし、第1のトレイ22にセットされている媒体が両面印刷不可媒体であることが判別されている場合には、第1のトレイ22から給紙されたときでも、表面ページが印刷順序として決定される。
【0027】
また、印刷装置12の構成上、図2に示されるように、媒体の走行経路上で、媒体自動判別機構23より前に印刷順序決定限界地点27が存在する場合には、印刷順序が決定された後で、両面印刷不可媒体であると判別される。その場合には、両面印刷を行うことができないので、片面印刷に切り替えられ、媒体には裏面ページから先に印刷されることになる。
【0028】
なお、28は給紙トレイとしての手差しトレイであり、第1のトレイ22のようなカセットを備えておらず、媒体の補給の際には媒体を置くだけで補給することができる。
【0029】
次に、前記構成の印刷装置12の動作について説明する。
【0030】
図3は本発明の第1の実施の形態における通常の両面印刷のときの印刷順序を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す第2の図である。
【0031】
本実施の形態において、通常の両面印刷を行う場合、図3に示されるように、1枚目の裏面ページ、2枚目の裏面ページ、1枚目の表面ページ、3枚目の裏面ページ、2枚目の表面ページ・・・の順で媒体に印刷するようになっている。なお、両面印刷ユニット25に保持することができる媒体は2枚であるとする。
【0032】
また、給紙トレイにセットされている媒体が両面印刷不可媒体であることが印刷前に判別されている場合、図4に示されるように、1枚目の表面ページ、1枚目の裏面ページ、2枚目の表面ページ、2枚目の裏面ページ、3枚目の表面ページ・・・の順で媒体に片面印刷するようになっている。
【0033】
さらに、n−1枚目までの媒体に両面印刷が行われた後、給紙トレイの入れ替え等によって媒体の種別が不明となり、n枚目の媒体の印刷開始後に両面印刷不可媒体であることが判別された場合、図5に示されるように、n枚目の裏面ページ、n枚目の表面ページ、n+1枚目の表面ページ、n+1枚目の裏面ページ、n+2枚目の表面ページ、n+2枚目の裏面ページ・・・の順で媒体に片面印刷するようになっている。
【0034】
次に、前記受信処理部13の動作について説明する。
【0035】
図6は本発明の第1の実施の形態における受信処理部の動作を示すフローチャートである。
【0036】
まず、受信処理部13は上位装置11から印刷ジョブを受信すると、ジョブ制御部14に対して翻訳を指示をする。そして、このような動作をすべての印刷ジョブの処理が終了するまで繰り返す。
【0037】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 ジョブ制御部14に翻訳を指示をする。
ステップS2 すべての印刷ジョブの処理が終了したか否かを判断する。すべての印刷ジョブの処理が終了した場合は処理を終了し、すべての印刷ジョブの処理が終了していない場合はステップS1に戻る。
【0038】
次に、前記ジョブ制御部14の動作について説明する。
【0039】
図7は本発明の第1の実施の形態におけるジョブ制御部の動作を示すフローチャートである。
【0040】
まず、ジョブ制御部14は、イベント待ちをしている。そして、印刷ジョブを受け付けると、ジョブ受信開始処理を行い、該ジョブ受信開始処理によって印刷ジョブの翻訳が完了すると、ジョブ翻訳完了処理を行う。続いて、ジョブ翻訳完了処理によってページの生成が完了すると、ページ生成完了処理を行い、印刷処理部15に対してビデオデータを有するページを引き渡す。
【0041】
続いて、前記印刷制御部15においてページの印刷が完了し、印刷制御部15からページ印刷完了を受け付けると、ページ印刷完了処理を行ってページのビデオデータなどをメモリ上から消去する。
【0042】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 イベントを待つ。
ステップS12 印刷ジョブを受信したか否かを判断する。印刷ジョブを受信した場合はステップS13に進み、受信していない場合はステップS14に進む。
ステップS13 ジョブ受信開始処理を行う。
ステップS14 印刷ジョブの翻訳が完了したか否かを判断する。印刷ジョブの翻訳が完了した場合はステップS15に進み、完了していない場合はステップS16に進む。
ステップS15 ジョブ翻訳完了処理を行う。
ステップS16 ページの生成が完了したか否かを判断する。ページの生成が完了した場合はステップS17に進み、完了していない場合はステップS18に進む。
ステップS17 ページ生成完了処理を行う。
ステップS18 ページの印刷が完了したか否かを判断する。ページの印刷が完了した場合はステップS19に進み、完了していない場合はステップS11に戻る。ステップS19 ページ印刷完了処理を行う。
【0043】
次に、前記印刷制御部15の動作について説明する。
【0044】
図8は本発明の第1の実施の形態における印刷制御部の動作を示すフローチャートである。
【0045】
まず、印刷制御部15は、イベント待ちをしている。そして、ページを受け付けると、給紙トレイからの給紙開始処理を行い、給紙トレイからの給紙開始処理によって、プリンタユニット制御部16がページの印刷順序を決定する。そして、該プリンタユニット制御部16からの印刷順序決定通知を受け付けると、印刷順序が決定したページのビデオデータ設定処理を行う。
【0046】
続いて、給紙トレイから給紙された媒体上にビデオデータが印刷されると、両面印刷の場合、媒体は両面印刷ユニット25に挿入される。そして、プリンタユニット制御部16から両面印刷ユニット25への媒体搬入通知を受け付けると、媒体搬入処理を行う。
【0047】
次に、両面印刷ユニット25に媒体が搬入され、両面印刷ユニット25からの印刷準備が整うと、再びプリンタユニット制御部16は、印刷順序決定を印刷制御部15に通知する。該印刷制御部15はプリンタユニット制御部16からの印刷順序決定通知を受け付けると、ビデオデータ設定処理を行う。そして、媒体へのページの印刷が終了すると、プリンタユニット制御部16は、媒体排出完了を印刷制御部15に通知する。
【0048】
続いて、印刷制御部15はプリンタユニット制御部16からの媒体排出通知を受け付けると、媒体排出処理を行い、媒体自動認識の結果、プリンタユニット制御部16が第1のトレイ22に給紙されている媒体では、両面印刷を継続することができないと判別した場合には、印刷制御部15にその旨を通知する。該印刷制御部15は、両面印刷不可媒体を検出した通知を受け付けると、両面印刷不可媒体通知受付処理を行う。
【0049】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 イベントを待つ。
ステップS22 ページを受け付けたか否かを判断する。ページを受け付けた場合はステップS23に進み、受け付けていない場合はステップS24に進む。
ステップS23 給紙トレイからの給紙開始処理を行う。
ステップS24 印刷順序決定通知を受け付けたか否かを判断する。印刷順序決定通知を受け付けた場合はステップS25に進み、受け付けていない場合はステップS26に進む。
ステップS25 ビデオデータ設定処理を行う。
ステップS26 両面印刷ユニット25への媒体搬入通知を受け付けたか否かを判断する。媒体搬入通知を受け付けた場合はステップS27に進み、受け付けていない場合はステップS28に進む。
ステップS27 媒体搬入処理を行う。
ステップS28 媒体排出通知を受け付けたか否かを判断する。媒体排出通知を受け付けた場合はステップS29に進み、受け付けていない場合はステップS30に進む。
ステップS29 媒体排出処理を行う。
ステップS30 両面印刷不可媒体検出通知を受け付けたか否かを判断する。両面印刷不可媒体検出通知を受け付けた場合はステップS31に進み、受け付けていない場合はステップS21に戻る。
ステップS31 両面印刷不可媒体通知受付処理を行う。
【0050】
次に、図8のステップS23における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンについて説明する。
【0051】
図9は本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示す第1のフローチャート、図10は本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示す第2のフローチャートである。
【0052】
本実施の形態においては、印刷制御部15はページの様々な状態をキューによって管理する。
【0053】
まず、印刷制御部15は、ページを受け付けると、給紙開始待ちページキュー(行列)にページを入れる。次に、媒体の給紙が可能な状態であるか否かを判断し、印刷装置12の内部に許容範囲の限界で媒体が挿入されている場合には、媒体の給紙を開始することはできないので、排出待ちをする。
【0054】
また、給紙が可能な状態である場合は、前記ページが両面印刷指定があるページであるか否かを判断し、両面印刷指定があるページである場合は、表面ページ及び裏面ページの両面がそろうまで待つ。そして、表面ページ及び裏面ページの両面がそろった場合は、印刷待ちページキューから前記表面ページ及び裏面ページを取り出し、ページから給紙トレイの情報を取り出し、プリンタユニット制御部16に対して給紙トレイを指定する。
【0055】
次に、印刷制御部15は、プリンタユニット制御部16に対して前記給紙トレイから給紙する媒体に対して両面印刷を行うように通知する。その後、印刷制御部15及びプリンタユニット制御部16が、それぞれ、該当ページを唯一に特定するためのページID(ユニークなID)をページに付与し、プリンタユニット制御部16に対してその媒体に印刷すべきページのページIDとして、表面のページIDと裏面のページIDとを通知する。
【0056】
前記ページIDによって、プリンタユニット制御部16は、ページの印刷順序を決定したときに、印刷制御部15に対してページIDによってどのページを次に印刷するかを通知することができるようになる。
【0057】
また、前記ページが両面印刷指定があるページでない場合、印刷制御部15は、印刷待ちページキューから前記ページを取り出し、ページから給紙トレイの情報を取り出し、プリンタユニット制御部16に対して給紙トレイを指定する。その後、プリンタユニット制御部16に対して前記給紙トレイから給紙する媒体に対して片面印刷を行うように通知する。次に、印刷制御部15及びプリンタユニット制御部16が、それぞれ、該当ページを唯一に特定するためのページIDをページに付与し、プリンタユニット制御部16に対して、前記媒体に印刷すべきページのページIDとして、片面印刷ページのページIDを通知する。そして、給紙開始待ちページキューから取り出したページを印刷開始待ちキューに入れる。
【0058】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS23−1 給紙開始待ちページキューにページを入れる。
ステップS23−2 媒体の給紙が可能な状態であるか否かを判断する。媒体の給紙が可能な状態である場合はステップS23−4に進み、媒体の給紙が不可能な状態である場合はステップS23−3に進む。
ステップS23−3 媒体の排出待ちをする。
ステップS23−4 ページが両面印刷指定のページであるか否かを判断する。両面印刷指定のページである場合はステップS23−5に進み、両面印刷指定のページでない場合はステップS23−11に進む。
ステップS23−5 1枚目の両面印刷の表面ページと裏面ページとがそろったか否かを判断する。表面ページと裏面ページとがそろった場合はステップS23−6に進み、表面ページと裏面ページとがそろっていない場合はステップS23−16に進む。
ステップS23−6 印刷待ちページキューから2ページ(1枚目の表面ページ及び裏面ページ)を取り出す。
ステップS23−7 ページから給紙トレイの情報を取り出す。
ステップS23−8 プリンタユニット制御部16に対して給紙トレイを指定する。
ステップS23−9 プリンタユニット制御部16に対して両面印刷であることを通知する。
ステップS23−10 表面ページ及び裏面ページにユニークなIDを付与し、プリンタユニット制御部16に対してそのページIDを通知する。
ステップS23−11 印刷待ちページキューからページ(1枚目の片面印刷のページ)を取り出す。
ステップS23−12 ページから給紙トレイの情報を取り出す。
ステップS23−13 プリンタユニット制御部16に対して給紙トレイを指定する。
ステップS23−14 プリンタユニット制御部16に対して片面印刷であることを通知する。
ステップS23−15 片面印刷ページにユニークなIDを付与し、プリンタユニット制御部16に対してそのページIDを通知する。
ステップS23−16 取り出したページを印刷開始待ちキューに入れ、処理を終了する。
【0059】
次に、図8のステップS25におけるビデオデータ設定処理のサブルーチンについて説明する。
【0060】
図11は本発明の第1の実施の形態におけるビデオデータ設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0061】
まず、印刷制御部15は、印刷順序決定通知としてプリンタユニット制御部16から受け付けた次に印刷するページのページIDに基づいて、次に印刷すべきページを特定する。前述されたように、前記印刷制御部15は、それぞれのページに対して唯一のページIDを付与しているので、次に印刷すべきページの特定を容易に行うことができる。
【0062】
次に、印刷制御部15は、印刷開始待ちキューから印刷順序が決定したページを取り出し、該印刷順序が決定したページからビデオデータを取り出し、ビデオデータの印刷設定を行う。前記印刷順序が決定したビデオデータの印刷設定によって、印刷制御部15からプリンタユニット制御部16に対して、このページのビデオデータが送信されることになる。
【0063】
続いて、印刷制御部15は、印刷を開始するようにプリンタユニット制御部16に対して通知する。そして、前記印刷順序が決定したページが両面印刷の裏面ページであるか否かを判断し、ページが両面印刷の裏面ページである場合は、ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューに入れ、裏面ページでない場合は、ページを排出待ちキューに入れる。
【0064】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS25−1 プリンタユニット制御部16から通知されたページIDからページを特定する。
ステップS25−2 印刷順序が決定したページを印刷開始待ちキューから取り出す。
ステップS25−3 前記印刷順序が決定したページからビデオデータを取り出し、ビデオデータの印刷設定を開始する。
ステップS25−4 印刷を開始するようにプリンタユニット制御部16に対して通知する。
ステップS25−5 前記印刷順序が決定したページが両面印刷の裏面ページであるか否かを判断する。両面印刷の裏面ページである場合はステップS25−6に進み、裏面ページでない場合はステップS25−7に進む。
ステップS25−6 ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューに入れ、処理を終了する。
ステップS25−7 ページを排出待ちキューに入れ、処理を終了する。
【0065】
次に、図8のステップS27における媒体搬入処理のサブルーチンについて説明する。
【0066】
図12は本発明の第1の実施の形態における媒体搬入処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0067】
まず、両面印刷ユニット25に媒体が搬入された場合、プリンタユニット制御部16は、媒体が搬入された旨を該媒体に印刷されたページのページIDとともに印刷制御部15に通知する。
【0068】
続いて、該印刷制御部15は、プリンタユニット制御部16から通知されたページIDに基づいてページを特定し、両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから前記ページを取り出し、ページを排出待ちキューに入れる。
【0069】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS27−1 プリンタユニット制御部16から通知されたページIDからページを特定する。
ステップS27ー2 プリンタユニット制御部16に搬入したページを両面印刷ユニット25から取り出す。
ステップS27−3 前記ページを排出待ちキューに入れ、処理を終了する。
【0070】
次に、図8のステップS29における媒体排出処理のサブルーチンについて説明する。
【0071】
図13は本発明の第1の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0072】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体を排出口26から排出すると、その媒体に印刷されたページのページIDとともに媒体の排出完了を印刷制御部15に通知する。該印刷制御部15は、媒体の排出通知を受け付けると、プリンタユニット制御部16から通知されたページIDに基づいて排出されたページを特定する。
【0073】
続いて、印刷制御部15は、排出されたページが排出待ちキューに存在するか否かを判断し、排出待ちキューに存在する場合、前記ページを排出待ちキューから取り出す。なお、両面印刷でその媒体に表面ページ及び裏面ページの両面が印刷されている場合は、表面ページ及び裏面ページに対して実施する。
【0074】
また、排出されたページが排出待ちキューに存在しない場合は、両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出す。なお、両面印刷ユニット25の排出待ちキューにページが存在するということは、本来両面印刷されるべき両面印刷ページが、両面印刷不可媒体であり、片面のページだけ印刷されて排出されたことを意味する。
【0075】
そして、印刷制御部15は、排出されたページの印刷完了をジョブ制御部14に通知する。この通知によってこのページの後始末処理が行われる。
【0076】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS29−1 プリンタユニット制御部16から通知されたページIDからページを特定する。
ステップS29−2 排出されたページが排出待ちキューに存在するか否かを判断する。排出待ちキューに存在する場合はステップS29−3に、排出待ちキューに存在しない場合はステップS29−4に進む。
ステップS29−3 ページを排出待ちキューから取り出す。
ステップS29−4 ページを搬入待ちキューから取り出す。
ステップS29−5 前記ページの印刷完了をジョブ制御部14に通知し、処理を終了する。
【0077】
次に、図8のステップS31における両面印刷不可媒体通知受付処理のサブルーチンについて説明する。
【0078】
図14は本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可媒体通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0079】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙した媒体に対して媒体自動判別機構23によって媒体の自動判別を行い、その媒体が両面印刷不可媒体であることを認識した場合は、その給紙トレイに挿入されている媒体は両面印刷不可である旨を通知する。
【0080】
そして、印刷制御部15は、両面印刷不可である旨の通知を受け付けると、両面印刷指定がTRUE(正しい)であるか否かを判断し、両面印刷指定がFALSE(正しくない)である場合は処理を終了する。また、両面印刷指定がTRUEである場合、印刷制御部15は両面印刷不可媒体通知によってその媒体に印刷するページの裏面と表面の印刷順序が入れ替わっているか否かを判断し、片面印刷になって裏面ページ、表面ページの順になったときは、両面印刷不可媒体検出と印刷順序の入れ替わりの旨をLCDパネル等に表示する。さらに、片面印刷になって表面ページ、裏面ページの順になったときは、両面印刷不可媒体検出をLCDパネル等に表示する。
【0081】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31−1 両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断する。両面印刷指定がTRUEである場合はステップS31−2に進み、両面印刷指定がFALSEである場合は処理を終了する。
ステップS31−2 裏面と表面の印刷順序が入れ替わっているか否かを判断する。印刷順序が入れ替わっている場合はステップS31−3に進み、印刷順序が入れ替わっていない場合はステップS31−4に進む。
ステップS31−3 LCDパネル等に両面印刷を行うことができず、片面印刷になって印刷順次が入れ替わったことを表示し、処理を終了する。
ステップS31−4 LCDパネル等に両面印刷を行うことができず、片面印刷になったことを表示し、処理を終了する。
【0082】
次に、前記プリンタユニット制御部16の動作について説明する。
【0083】
図15は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタユニット制御部の動作を示すフローチャートである。
【0084】
まず、プリンタユニット制御部16は、イベント待ちをしている。そして、給紙トレイからの給紙開始処理を受け付けると、給紙トレイからの給紙開始処理を行い、給紙トレイ又は両面印刷ユニット25からの給紙を開始し、媒体の供給が完了通知を受け付けると、媒体の印刷順序決定処理を行う。
【0085】
続いて、プリンタユニット制御部16は、媒体の印刷順序決定処理後に、更に媒体を走行して媒体自動判別機構23が媒体を判別して、媒体自動判別結果を受け付けると、両面印刷判断処理を行う。また、印刷制御部15から印刷開始通知を受け付けると、印刷開始処理を行う。さらに、印刷を行って媒体を両面印刷ユニット25への搬入を検出すると、両面印刷ユニット25からの給紙開始処理を行う。
【0086】
そして、プリンタユニット制御部16は、媒体の排出を検出すると、媒体排出処理を行う。また、給紙トレイのカセットの引抜きを検出すると、カセット引抜き処理を行う。
【0087】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 イベントを待つ。
ステップS42 給紙開始通知を受け付けたか否かを判断する。給紙開始通知を受け付けた場合はステップS43に進み、給紙開始通知を受け付けていない場合はステップS44に進む。
ステップS43 給紙トレイからの給紙開始処理を行う。
ステップS44 給紙完了通知を受け付けたか否かを判断する。給紙完了通知を受け付けた場合はステップS45に進み、給紙完了通知を受け付けていない場合はステップS46に進む。
ステップS45 印刷順序決定処理を行う。
ステップS46 媒体自動判別結果を受け付けたか否かを判断する。媒体自動判別結果を受け付けた場合はステップS47に進み、媒体自動判別結果を受け付けていない場合はステップS48に進む。
ステップS47 両面印刷判断処理を行う。
ステップS48 印刷開始通知を受け付けたか否かを判断する。印刷開始通知を受け付けた場合はステップS49に進み、印刷開始通知を受け付けていない場合はステップS450に進む。
ステップS49 印刷開始処理を行う。
ステップS50 両面印刷ユニットへ25の搬入を検出したか否かを判断する。両面印刷ユニット25への搬入を検出した場合はステップS51に進み、両面印刷ユニット25への搬入を検出していない場合はステップS52に進む。
ステップS51 両面印刷ユニット25からの給紙開始処理を行う。
ステップS52 媒体の排出を検出したか否かを判断する。媒体の排出を検出した場合はステップS53に進み、媒体の排出を検出していない場合はステップS54に進む。
ステップS53 媒体排出処理を行う。
ステップS54 カセットの引抜きを検出したか否かを判断する。カセットの引抜きを検出した場合はステップS55に進み、カセットの引抜きを検出していない場合はステップS41に戻る。
ステップS55 カセット引抜き処理を行う。
【0088】
次に、図15のステップS43における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンについて説明する。
【0089】
図16は本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0090】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙トレイから給紙するか両面印刷ユニット25から給紙するかを印刷装置12内の媒体数、媒体位置から判断する。そして、両面印刷ユニット25から給紙する場合は、両面印刷ユニット25からの給紙処理を行う。また、給紙トレイから給紙する場合は、給紙トレイに挿入されている媒体が媒体自動判別済であるか否かを、給紙トレイの媒体自動判別済フラグがTRUE/FALSEであるか否かによって判断する。
【0091】
続いて、プリンタユニット制御部16は、判別済でない場合、すなわち、給紙トレイの媒体自動判別済フラグがFALSEである場合、媒体自動判別機構23に対して媒体を自動判別するように通知する。そして、この給紙トレイの媒体自動判別済フラグをTRUEにする。これにより、前記給紙トレイについては、次に給紙トレイのカセットが引き抜かれるまで、又は、用紙なしが検出されるまで、媒体自動判別は行わない。
【0092】
また、プリンタユニット制御部16は、判別済である場合、すなわち、給紙トレイの媒体自動判別済フラグがTRUEである場合、給紙トレイの媒体が両面印刷が可能であるか否かを判断する。そして、両面印刷が可能である場合は、この媒体については両面印刷可能フラグをTRUEにし、両面印刷が不可能である場合は、この媒体については両面印刷可能フラグをFALSEにする。
【0093】
続いて、プリンタユニット制御部16は、前記媒体に印刷するページが両面印刷ページであるか否かを判断し、両面印刷の表面ページ及び裏面ページである場合は、両面印刷指定フラグをTRUEにする。また、片面印刷ページである場合は、両面印刷指定フラグをFALSEにし、指定された給紙トレイから給紙を開始する。
【0094】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS43−1 印刷装置12内部の媒体数、媒体位置から、給紙トレイから給紙するか両面印刷ユニット25から給紙するかを判断する。給紙トレイから給紙するか場合はステップS43−3に進み、両面印刷ユニット25から給紙する場合はステップS43−2に進む。
ステップS43−2 両面印刷ユニット25からの給紙開始処理を行う。
ステップS43−3 給紙トレイに挿入されている媒体が媒体自動判別済であるか否かを判断する。媒体自動判別済である場合はステップS43−6に進み、媒体自動判別済でない場合はステップS43−4に進む。
ステップS43−4 媒体自動判別機構23に対して媒体を自動判別するように通知する。
ステップS43−5 給紙トレイの媒体自動判別済フラグをTRUEにする。
ステップS43−6 給紙トレイの媒体が両面印刷が可能であるか否かを判断する。両面印刷が可能である場合はステップS43−7に進み、両面印刷が不可能である場合はステップS43−8に進む。
ステップS43−7 両面印刷可能フラグをTRUEにする。
ステップS43−8 両面印刷可能フラグをFALSEにする。
ステップS43−9 媒体に印刷するページが両面印刷ページであるか否かを判断する。両面印刷ページである場合はステップS43−10に進み、両面印刷ページでない場合はステップS43−11に進む。
ステップS43−10 両面印刷指定フラグをTRUEにする。
ステップS43−11 両面印刷指定フラグをFALSEにする。
ステップS43−12 指定された給紙トレイから給紙を開始し、処理を終了する。
【0095】
次に、図15のステップS45における印刷順序決定処理のサブルーチンについて説明する。
【0096】
図17は本発明の第1の実施の形態における印刷順序決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0097】
まず、プリンタユニット制御部16は、両面印刷指定フラグがTRUEであるか否かを判断する。そして、両面印刷指定フラグがTRUEでない場合は、片面印刷であるので、その媒体に印刷される予定ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0098】
また、両面印刷指定フラグがTRUEである場合は、両面印刷であるので、プリンタユニット制御部16は、その媒体の給紙元が給紙トレイであるか両面印刷ユニット25であるか否かを判断する。そして、給紙元が両面印刷ユニット25である場合は、既に媒体の裏面は印刷済であるので、プリンタユニット制御部16は、表面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0099】
また、給紙元が給紙トレイである場合、プリンタユニット制御部16は、両面印刷可能フラグがFALSEであるか否かを判断する。そして、両面印刷可能フラグがFALSEでない場合、すなわち、媒体の両面印刷が可能である場合、プリンタユニット制御部16は、媒体の裏面ページから印刷することとし、裏面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を両面印刷ユニット25とする。
【0100】
また、両面印刷可能フラグがFALSEである場合、すなわち、媒体の両面印刷が不可能である場合、プリンタユニット制御部16は、両面指定のページを片面で、それぞれ、表面ページの片面印刷、裏面ページの片面印刷の順で印刷する。
【0101】
次に、プリンタユニット制御部16は、媒体の表面ページの片面印刷が済であるか否かを判断する。そして、表面ページの片面印刷が済でない場合、プリンタユニット制御部16は、表面ページから印刷するとして表面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、続いて、印刷制御部15に両面印刷不可であることを通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0102】
また、表面ページの片面印刷が済である場合、プリンタユニット制御部16は、裏面ページから印刷するとして裏面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0103】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS45−1 両面印刷指定フラグがTRUEであるか否かを判断する。両面印刷指定フラグがTRUEである場合はステップS45−4に進み、両面印刷指定フラグがTRUEでない場合はステップS45−2に進む。
ステップS45−2 片面印刷であるので、印刷制御部15から通知された媒体のページIDを今回印刷するページとする。
ステップS45−3 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
ステップS45−4 媒体の給紙元が給紙トレイであるか両面印刷ユニット25であるか否かを判断する。給紙元が給紙トレイである場合はステップS45−7に進み、給紙元が両面印刷ユニット25である場合はステップS45−5に進む。
ステップS45−5 両面印刷中であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の表面ページのページIDを今回印刷するページとする。
ステップS45−6 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
ステップS45−7 両面印刷可能フラグがFALSEであるか否かを判断する。両面印刷可能フラグがFALSEである場合はステップS45−10に進み、両面印刷可能フラグがTRUEである場合はステップS45−8に進む。
ステップS45−8 両面印刷が可能であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の裏面ページのページIDを今回印刷するページとする。
ステップS45−9 媒体の行き先を両面印刷ユニット25とし、処理を終了する。
ステップS45−10 媒体の表面ページが印刷済であるか否かを判断する。表面ページが印刷済である場合はステップS45−13に進み、表面ページが印刷済でない場合はステップS45−11に進む。
ステップS45−11 両面印刷不可であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の表面ページのページIDを今回印刷するページとする。
ステップS45−12 両面印刷不可であることを印刷制御部15に通知する。
ステップS45−13 両面印刷不可であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の裏面ページのページIDを今回印刷するページとする。
ステップS45−14 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
【0104】
次に、図15のステップS47における両面印刷判別処理のサブルーチンについて説明する。
【0105】
図18は本発明の第1の実施の形態における両面印刷判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0106】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体自動判別機構23から媒体の自動判別結果を受け付け、該自動判別結果に基づいて、給紙トレイから給紙した媒体が両面印刷が可能であるか否かを判断する。
【0107】
そして、両面印刷が可能である場合、プリンタユニット制御部16は、給紙トレイ内部に存在する残りの媒体すべてを両面印刷可能であるとし、両面印刷可能フラグをTRUEにする。また、両面印刷が不可能である場合、プリンタユニット制御部16は、給紙トレイ内部に存在する残りの媒体すべてを両面印刷が不可能であるとし、両面印刷可能フラグをFALSEにする。続いて、両面印刷不可媒体を検出したことを印刷制御部15に通知する。さらに、プリンタユニット制御部16は、媒体の行き先が両面印刷ユニット25であっても行き先を切り替え、排出口26に変更する。
【0108】
これにより、媒体給紙時には両面印刷する予定であった媒体も、媒体自動判別処理において両面印刷が不可能であると判断され、媒体は片面印刷で排出されることになる。
【0109】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS47−1 判別された媒体が両面印刷可能媒体であるか否かを判断する。両面印刷可能媒体である場合はステップS47−2に、両面印刷不可媒体である場合はステップS47−4に進む。
ステップS47−2 この媒体を給紙した給紙トレイ内の媒体はすべて両面印刷可能媒体であるとする。
ステップS47−3 両面印刷可能フラグをTRUEにし、処理を終了する。
ステップS47−4 この媒体を給紙した給紙トレイ内の媒体はすべて両面印刷不可媒体であるとする。
ステップS47−5 両面印刷可能フラグをFALSEにする。
ステップS47−6 両面印刷不可媒体を検出した旨を印刷制御部15に通知する。
ステップS47−7 この媒体の行き先を排出口26に変更し、処理を終了する。
【0110】
次に、図15のステップS49における印刷開始処理のサブルーチンについて説明する。
【0111】
図19は本発明の第1の実施の形態における印刷開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0112】
まず、プリンタユニット制御部16は、印刷制御部15からの印刷開始を受け付けると、給紙済の媒体に対してビデオデータを印刷する。
【0113】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS49−1 給紙した媒体に対してビデオデータを印刷し、処理を終了する。
【0114】
次に、図15のステップS51における両面印刷ユニットからの給紙開始処理のサブルーチンについて説明する。
【0115】
図20は本発明の第1の実施の形態における両面印刷ユニットからの給紙開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0116】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙トレイから給紙するか両面印刷ユニット25から給紙するかを、印刷装置12内の媒体数及び媒体位置に基づいて判断する。そして、給紙トレイから給紙する場合は、給紙トレイからの給紙開始処理を行う。
【0117】
また、両面印刷ユニット25から給紙する場合は、媒体を両面印刷ユニット25内に搬入したことを搬入した媒体に印刷したページのページIDとともに、印刷制御部15に通知し、両面印刷ユニット25から媒体の給紙を開始する。
【0118】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS51−1 印刷装置12内の媒体数、媒体位置から給紙トレイから給紙するか両面印刷ユニット25から給紙するかを判断する。給紙トレイから給紙する場合はステップS51−4に進み、両面印刷ユニット25から給紙する場合はステップS51−2に進む。
ステップS52−2 媒体を両面印刷ユニット25内に搬入したことを印刷制御部15に通知する。
ステップS52−3 両面印刷ユニット25から給紙を開始し、処理を終了する。
ステップS51−4 トレイからの給紙開始処理を行い、処理を終了する。
【0119】
次に、図15のステップS53における媒体排出処理のサブルーチンについて説明する。
【0120】
図21は本発明の第1の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0121】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体の排出を検出すると、該媒体上に印刷されたページのページIDとともに、排出完了を印刷制御部15に通知する。
【0122】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS53−1 媒体を排出したことを印刷制御部15に通知し、処理を終了する。
【0123】
次に、図15のステップS55におけるカセット引抜き処理のサブルーチンについて説明する。
【0124】
図22は本発明の第1の実施の形態におけるカセット引抜き処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0125】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙トレイのカセットの引抜き、又は、用紙なしを検出すると、前記給紙トレイの媒体判別済フラグをFALSEにする。また、両面印刷可能フラグをTRUEにする。これにより、初期状態では、両面印刷は可能となる。
【0126】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS55−1 カセットが引き抜かれた給紙トレイの媒体判別済フラグをクリア(FALSE)にする。
ステップS55−2 両面印刷可能フラグをTRUEにし、処理を終了する。
【0127】
このように、本実施の形態においては、給紙トレイから給紙した媒体が、媒体自動判別機構23等によって既に両面印刷不可媒体であることが認識されている場合には、両面印刷指定の印刷ジョブを印刷するときに、両面印刷ジョブの1枚目の表面ページ、1枚目の裏面ページ、2枚目の表面ページ、2枚目の裏面ページの順で印刷することによって、1枚の裏表に印刷するデータを連続して片面印刷することができる。
【0128】
また、給紙トレイでのカセット引抜き、又は、用紙なしが検出された場合、媒体自動判別機構23は、一旦、前記給紙トレイでの両面印刷可・不可情報をクリアする。そのため、クリア後の最初の1枚目の媒体に対して両面印刷を行う場合には、最初の2ページについては、裏面の片面印刷、表面の片面印刷の順となるが、その次の媒体からは、表面の片面印刷、裏面の片面印刷となる。
【0129】
ところで、前記第1の実施の形態においては、給紙トレイの媒体の自動判別が終了していない状態で、両面印刷指定のページを印刷する場合、ページの印刷順序決定後に両面印刷不可媒体が検出されると、その時点で片面印刷に切り替えるので、最初の2ページは裏面の片面印刷、表面の片面印刷となってしまう。
【0130】
そこで、給紙トレイの媒体の自動判別が終了していない状態で、両面印刷指定のページを印刷する場合において、ページの印刷順序決定後に両面印刷不可媒体が検出されたときに、決定済の印刷順序を一旦クリアして印刷順序を再決定することによって、両面印刷不可媒体を片面印刷に切り替えても、常に、表面ページの片面印刷、裏面ページの印刷順序になる本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0131】
なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、第1の実施の形態と同じ動作及び効果についてもその説明を省略する。
【0132】
図23は本発明の第2の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す図である。
【0133】
本実施の形態において、n−1枚目までの媒体に両面印刷が行われた後、給紙トレイの入れ替え等によって媒体の種別が不明となり、n枚目の媒体の印刷開始後に両面印刷不可媒体であることが判別された場合、図23に示されるように、n枚目の表面ページ、n枚目の裏面ページ、n+1枚目の表面ページ、n+1枚目の裏面ページ、n+2枚目の表面ページ、n+2枚目の裏面ページ・・・の順で媒体に片面印刷するようになっている。
【0134】
なお、本実施の形態において、受信制御部13の動作及びジョブ制御部14の動作については、前記第1の実施の形態(図6及び7)と同様であるので説明を省略する。
【0135】
次に、前記印刷制御部15の動作について説明する。
【0136】
なお、印刷制御部15のメイン動作については、前記第1の実施の形態における印刷制御部15のメイン動作(図8)と同様であるので説明を省略する。さらに、印刷制御部15におけるトレイからの給紙開始処理(図9及び10)、ビデオデータ設定処理(図11)、媒体搬入処理(図12)、及び、媒体排出処理(図13)の動作についても、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0137】
次に、図8のステップS31における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンについて説明する。
【0138】
図24は本発明の第2の実施の形態における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0139】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙した媒体に対して媒体の自動判別を行い、該媒体が両面印刷不可媒体であることを認識した場合は、給紙トレイに挿入されている媒体は両面印刷不可である旨を通知する。
【0140】
そして、印刷制御部15は、両面印刷不可を受け付けると、両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断し、両面印刷指定がFALSEである場合は処理を終了する。また、両面印刷指定がTRUEである場合は、印刷順序変更通知とともに印刷順序変更後のページIDを受け付けたか否かを判断する。そして、印刷順序変更通知及び印刷順序変更後のページIDを受け付けていない場合は、図示されないLCDパネル等に両面印刷を行うことができず、片面印刷になった旨を表示する。
【0141】
また、印刷制御部15は、印刷順序変更通知及び印刷順序変更後のページIDを受け付けた場合は、印刷順序の変更処理を行う。この時点においては、両面印刷時には裏面ページのビデオデータを設定済であるが、裏面のビデオデータの印刷を停止する。次に、印刷制御部15は、ビデオデータの印刷を停止した裏面ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出し、印刷開始待ちキューに入れる。
【0142】
続いて、印刷制御部15は、プリンタユニット制御部16から通知されたページID(表面ページ)を印刷開始待ちキューから取り出して排出完了待ちキューに入れ、ビデオデータの印刷設定を行う。そして、印刷設定が終了すると、印刷順序を入れ替えた旨をプリンタユニット制御部16に通知する。
【0143】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31−11 両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断する。両面印刷指定がTRUEである場合はステップS31−12に進み、両面印刷指定がFALSEである場合は処理を終了する。
ステップS31−12 印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けたか否かを判断する。印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けた場合はステップS31−13に進み、印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けていない場合はステップS31−18に進む。
ステップS31−13 既に設定した裏面のビデオデータの印刷を停止する。
ステップS31−14 この裏面ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出し、印刷開始待ちキューの先頭に入れる。
ステップS31−15 通知されたページIDのページを印刷開始待ちキューから取り出し、排出完了待ちキューに入れる。
ステップS31−16 通知されたページIDのビデオデータの印刷設定を行う。
ステップS31−17 印刷順序を入れ替えた旨をプリンタユニット制御部16に通知する。
ステップS31−18 LCDパネル等に両面印刷を行うことができず、片面印刷になったことを表示し、処理を終了する。
【0144】
次に、前記プリンタユニット制御部16の動作について説明する。
【0145】
図25は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタユニット制御部の動作を示すフローチャートである。
【0146】
まず、プリンタユニット制御部16は、イベント待ちをしている。そして、給紙トレイからの給紙開始処理を受け付けると、給紙トレイからの給紙開始処理を行う。そして、給紙トレイ又は両面印刷ユニット25からの給紙を開始し、媒体の給紙が完了すると、媒体の印刷順序決定処理を行う。
【0147】
続いて、プリンタユニット制御部16は、媒体の印刷順序決定処理後に、更に媒体を走行して媒体自動判別機構23が媒体を判別すると、両面印刷判断処理を行う。そして、印刷制御部15から印刷開始を受け付けると、印刷開始処理を行う。そして、印刷して、媒体を両面印刷ユニット25に搬入すると、両面印刷からの給紙開始処理を行う。
【0148】
続いて、プリンタユニット制御部16は、媒体の排出を検出すると、媒体排出処理を行う。そして、給紙トレイのカセットの引抜きを検出すると、カセット引抜き処理を行う。続いて、プリンタユニット制御部16は、両面印刷不可媒体の検出によって、印刷制御部15に印刷順序が入れ替わった旨を通知する。これにより、印刷制御部15から印刷順序入替え済が通知されると、印刷再開処理を行う。
【0149】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS61 イベントを待つ。
ステップS62 給紙開始通知を受け付けたか否かを判断する。給紙開始通知を受け付けた場合はステップS63に進み、給紙開始通知を受け付けていない場合はステップS64に進む。
ステップS63 給紙トレイからの給紙開始処理を行う。
ステップS64 給紙完了通知を受け付けたか否かを判断する。給紙完了通知を受け付けた場合はステップS65に進み、給紙完了通知を受け付けていない場合はステップS66に進む。
ステップS65 印刷順序決定処理を行う。
ステップS66 媒体自動判別結果を受け付けたか否かを判断する。媒体自動判別結果を受け付けた場合はステップS67に進み、媒体自動判別結果を受け付けていない場合はステップS68に進む。
ステップS67 両面印刷判断処理を行う。
ステップS68 印刷開始通知を受け付けたか否かを判断する。印刷開始通知を受け付けた場合はステップS69に進み、印刷開始通知を受け付けていない場合はステップS470に進む。
ステップS69 印刷開始処理を行う。
ステップS70 両面印刷ユニット25への搬入を検出したか否かを判断する。両面印刷ユニット25への搬入を検出した場合はステップS71に進み、両面印刷ユニット25への搬入を検出していない場合はステップS72に進む。
ステップS71 両面印刷ユニット25からの給紙開始処理を行う。
ステップS72 媒体の排出を検出したか否かを判断する。媒体の排出を検出した場合はステップS73に進み、媒体の排出を検出していない場合はステップS74に進む。
ステップS73 媒体排出処理を行う。
ステップS74 カセットの引抜きを検出したか否かを判断する。カセットの引抜きを検出した場合はステップS75に進み、カセットの引抜きを検出していない場合はステップS76に進む。
ステップS75 カセット引抜き処理を行う。
ステップS76 印刷順序変更済通知を受け付けたか否かを判断する。印刷順序変更済通知を受け付けた場合はステップS77に進み、印刷順序変更済通知を受け付けていない場合はステップS61に戻る。
【0150】
なお、本実施の形態においては、プリンタユニット制御部16におけるトレイからの給紙開始処理(図16)、印刷順序決定処理(図17)、印刷処理、両面印刷ユニットからの給紙開始処理(図20)、媒体排出処理(図21)及びカセット引抜き処理(図22)の動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0151】
次に、図25のステップS67における両面印刷判別処理のサブルーチンについて説明する。
【0152】
図26は本発明の第2の実施の形態における両面印刷判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0153】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体自動判別機構23から媒体の自動判別結果を受け付け、該自動判別結果から、給紙トレイの媒体が両面印刷が可能であるか否かを判断する。
【0154】
そして、プリンタユニット制御部16は、両面印刷が可能である場合、給紙トレイ内部の引き続きの媒体すべてを両面印刷可能であるとし、両面印刷可能フラグをTRUEにする。また、両面印刷が不可能である場合は、給紙トレイ内部に存在する残りの媒体すべてを両面印刷が不可能であるとし、両面印刷可能フラグをFALSEにする。さらに、媒体の行き先が両面印刷ユニット25であっても行き先を切り替え、排出口26に変更する。
【0155】
これにより、媒体給紙時には両面印刷する予定であった媒体も、媒体自動判別処理において両面印刷が不可能であると判断され、媒体は片面印刷で排出されることになる。
【0156】
次に、プリンタユニット制御部16は、現在印刷中の媒体が両面印刷の裏面ページであるか否かを判断する。そして、両面印刷の裏面ページでない場合は処理を終了する。また、両面印刷の裏面ページである場合は、媒体への印刷を裏面ページではなく表面ページに変更するために、印刷制御部15に対して印刷順序の変更通知とともに表面ページのページIDを通知する。なお、印刷順序決定限界地点27以降の媒体印刷順序の変更であるので、印刷を保証するために一旦媒体の走行を停止する。
【0157】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS67−1 判別された媒体が両面印刷可能媒体であるか否かを判断する。両面印刷可能媒体である場合はステップS67−2に進み、両面印刷不可媒体である場合はステップS67−4に進む。
ステップS67−2 この媒体を給紙した給紙トレイ内の媒体はすべて両面印刷可能媒体であるとする。
ステップS67−3 両面印刷可能フラグをTRUEにし、処理を終了する。
ステップS67−4 この媒体を給紙した給紙トレイ内の媒体はすべて両面印刷不可媒体であるとする。
ステップS67−5 両面印刷可能フラグをFALSEにする。
ステップS67−6 この媒体の行き先を排出口26に変更する。
ステップS67−7 現在印刷中の媒体は両面印刷の裏面ページであるか否かを判断する。両面印刷の裏面ページでない場合は処理を終了し、両面印刷の裏面ページである場合はステップS67−8に進む。
ステップS67−8 両面印刷不可媒体を検出し、印刷制御部15から通知されたこの媒体の表面ページのページIDを今回印刷するページに変更するように印刷制御部15に通知する。
ステップS67−9 印刷順序変更済通知があるまで媒体の走行再開を待ち、処理を終了する。
【0158】
次に、図25のステップS77における印刷再開処理のサブルーチンについて説明する。
【0159】
図27は本発明の第2の実施の形態におけるカセット引抜き処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0160】
まず、プリンタユニット制御部16は、印刷順序変更通知を印刷制御部15に通知した後は、印刷制御部15からの印刷順序変更済通知を待つために、媒体の走行を停止する。そして、プリンタユニット制御部16は、印刷順序変更済通知を受け付けると、媒体の走行を再開する。
【0161】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS77−1 停止していた媒体の走行を再開し、処理を終了する。
【0162】
このように、本実施の形態においては、給紙トレイの媒体の自動判別が終了していない状態で、両面印刷指定のページを印刷する場合において、ページの印刷順序決定後に両面印刷不可媒体が検出されたとき、決定済の印刷順序を一旦クリアして印刷順序を再決定することによって、両面印刷不可媒体を片面印刷に切り替えても、常に表面ページの片面印刷、裏面ページの印刷順序にすることができる。
【0163】
これにより、両面印刷不可媒体が検出された場合には、その媒体に対しては常に片面印刷の表面ページ、裏面ページの印刷順序を保つことができる。
【0164】
次に、給紙トレイから給紙した媒体が既に両面印刷不可媒体であるこが認識されている場合に、両面印刷ジョブの片面だけを印刷して一旦媒体を排出し、その後、媒体の印刷されていないもう片面への印刷を行うために、ユーザーに対して片面印刷済の媒体を再度給紙トレイに置くように促し、同じ媒体を給紙トレイから引き込んでもう片面の印刷を行うことによって両面印刷を実現する本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0165】
なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び効果についてもその説明を省略する。
【0166】
図28は本発明の第3の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
【0167】
本実施の形態において、印刷装置12は入力手段としてのオペレータパネル制御部37を有する。該オペレータパネル制御部37は、印刷装置12の内部処理部であり、印刷装置12の図示されないオペレータパネルからのキー入力を処理し、印刷装置12の図示されない表示装置にメッセージを表示する。
【0168】
なお、本実施の形態における印刷装置12のその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、本実施の形態において、媒体は給紙トレイとしての第1のトレイ22、給紙トレイとしての手差しトレイ28、又は、両面印刷ユニット25から給紙される。
【0169】
次に、前記構成の印刷装置12の動作について説明する。なお、受信制御部13の動作及びジョブ制御部14の動作については、前記第1の実施の形態(図6及び7)と同様であるので説明を省略する。
【0170】
次に、前記印刷制御部15の動作について説明する。
【0171】
図29は本発明の第3の実施の形態における印刷制御部の動作を示すフローチャートである。
【0172】
まず、印刷制御部15は、イベント待ちをしている。そして、印刷制御部15は、ページを受け付けると、トレイからの給紙開始処理を行い、給紙トレイからの給紙ジョブ受信開始処理によって、プリンタユニット制御部16がページの印刷順序を決定する。そして、該プリンタユニット制御部16からの印刷順序決定通知を受け付けると、印刷制御部15は、印刷順序が決定したページのビデオデータ設定処理を行う。
【0173】
続いて、給紙トレイから給紙された媒体上にビデオデータが印刷されると、両面印刷の場合、媒体は両面印刷ユニット25に挿入される。そして、プリンタユニット制御部16から両面印刷ユニット25への媒体搬入通知を受け付けると、媒体搬入処理を行う。
【0174】
次に、両面印刷ユニット25に媒体が搬入され、両面印刷ユニット25からの印刷準備が整うと、再びプリンタユニット制御部16は、印刷順序決定を印刷制御部15に通知する。該印刷制御部15はプリンタユニット制御部16からの印刷順序決定通知を受け付けると、ビデオデータ設定処理を行う。そして、媒体へのページの印刷が終了すると、プリンタユニット制御部16は、媒体排出完了を印刷制御部15に通知する。
【0175】
続いて、印刷制御部15は、プリンタユニット制御部16からの媒体排出通知を受け付けると、媒体排出処理を行い、媒体自動認識の結果、プリンタユニット制御部16が第1のトレイ22に給紙されている媒体で、両面印刷を継続することができないと判別した場合には、印刷制御部15にその旨を通知する。該印刷制御部15は、両面印刷不可媒体を検出した通知を受け付けると、両面印刷不可媒体受付処理を行う。
【0176】
また、両面印刷不可媒体が片面印刷だけで排出された場合には、印刷装置12は、片面印刷されて排出された媒体を、手差しトレイ28に置くようにユーザに促す。そして、ユーザが媒体を手差しトレイ28にセットした旨を認識すると、印刷制御部15は手差しトレイ28からの印刷開始処理を行う。
【0177】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS81 イベントを待つ。
ステップS82 ページを受け付けたか否かを判断する。ページを受け付けた場合はステップS83に進み、受け付けていない場合はステップS84に進む。
ステップS83 給紙トレイからの給紙開始処理を行う。
ステップS84 印刷順序決定通知を受け付けたか否かを判断する。印刷順序決定通知を受け付けた場合はステップS85に進み、受け付けていない場合はステップS86に進む。
ステップS85 ビデオデータ設定処理を行う。
ステップS86 両面印刷ユニット25への媒体搬入通知を受け付けたか否かを判断する。媒体搬入通知を受け付けた場合はステップS87に進み、受け付けていない場合はステップS88に進む。
ステップS87 媒体搬入処理を行う。
ステップS88 媒体排出通知を受け付けたか否かを判断する。媒体排出通知を受け付けた場合はステップS89に進み、受け付けていない場合はステップS90に進む。
ステップS89 媒体排出処理を行う。
ステップS90 両面印刷不可媒体検出通知を受け付けたか否かを判断する。両面印刷不可媒体検出通知を受け付けた場合はステップS91に進み、受け付けていない場合はステップS92に進む。
ステップS91 両面印刷不可媒体通知受付処理を行う。
ステップS92 ユーザ確認を受け付けたか否かを判断する。ユーザ確認を受け付けた場合はステップS93に進み、ユーザ確認を受け付けていない場合はステップS81に戻る。
【0178】
なお、印刷制御部15におけるトレイからの給紙開始処理(図9及び10)、ビデオデータ設定処理(図11)、及び、媒体搬入処理(図12)の動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0179】
次に、図29のステップS89における媒体排出処理のサブルーチンについて説明する。
【0180】
図30は本発明の第3の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0181】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体を排出口26から排出すると、その媒体に印刷されたページのページIDとともに媒体の排出完了を印刷制御部15に通知する。また、両面印刷手差しモード、すなわち、両面印刷不可媒体に対して両面印刷ページの表面ページだけを先に媒体に印刷して、その後、同じ媒体を手差し口から給紙して裏面ページを同じ媒体に印刷するモードである場合は、印刷待ちキューのページをすべて給紙待ちキューに移し変え、未印刷のページをすべてリセットする。前記印刷制御部15は、媒体の排出通知を受け付けると、ページIDから排出されたページを特定する。
【0182】
続いて、排出されたページが排出待ちキューに存在するかどうかを判断し、排出待ちキューに存在する場合は、そのページを排出待ちキューから取り出す。なお、両面印刷でその媒体に表面ページ及び裏面ページの両面が印刷されている場合は、表面ページ及び裏面ページに対して実施する。
【0183】
また、排出されたページが排出待ちキューに存在しない場合は、両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出す。なお、両面印刷ユニット25の排出待ちキューにページが存在するということは、本来両面印刷されるべき両面印刷ページが、両面印刷不可媒体であり、片面のページだけ印刷されて排出されたことを意味する。
【0184】
そして、排出されたページの印刷完了をジョブ制御部14に通知する。次に、両面印刷手差しモードであるかどうかを判断し、両面印刷手差しモードでない場合は処理を終了する。また、両面印刷手差しモードである場合は、オペレータパネル制御部37に対して、ユーザに排出した媒体の手差しトレイ28への設定を促すメッセージを表示するように依頼する。続いて、印刷開始待ちキューにあるページをすべて印刷開始待ちするのを停止し、給紙開始待ちキューに入れなおす。
【0185】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS89−1 プリンタユニット制御部16から通知されたページIDからページを特定する。
ステップS89−2 排出されたページが排出待ちキューに存在するか否かを判断する。排出待ちキューに存在する場合はステップS89−3に進み、排出待ちキューに存在しない場合はステップS89−4に進む。
ステップS89−3 ページを排出待ちキューから取り出す。
ステップS89−4 ページを搬入待ちキューから取り出す。
ステップS89−5 ページの印刷完了をジョブ制御部14に通知する。
ステップS89−6 両面印刷手差しモードであるか否かを判断する。両面印刷手差しモードでない場合は処理を終了し、両面印刷手差しモードである場合はステップS89−7に進む。
ステップS89−7 オペレータパネル制御部37に対して排出した媒体を手差しトレイ28に置くメッセージを表示するように依頼する。
ステップS89−8 印刷開始待ちキューのページをすべて給紙開始待ちキューに入れ、処理を終了する。
【0186】
次に、図29のステップS91における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンについて説明する。
【0187】
図31は本発明の第3の実施の形態における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0188】
まず、プリンタユニット制御部16は、給紙した媒体に対して媒体の自動判別を行い、媒体が両面印刷不可媒体であることを認識した場合は、給紙トレイに挿入されている媒体は両面印刷不可である旨を通知する。
【0189】
そして、印刷制御部15は、両面印刷不可を受け付けると、両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断し、両面印刷指定がFALSEである場合は処理を終了する。また、両面印刷指定がTRUEである場合は、印刷順序変更通知とともに印刷順序変更後のページIDを受け付けたか否かを判断する。そして、印刷順序変更通知及び印刷順序変更後のページIDを受け付けていない場合は、両面印刷手差しモードをTRUEとする。
【0190】
また、印刷順序変更通知及び印刷順序変更後のページIDを受け付けた場合は、印刷順序の変更処理を行う。その時点において、両面印刷時には裏面ページのビデオデータを設定済であるが、裏面のビデオデータの印刷を停止する。次に、印刷制御部15は、ビデオデータの印刷を停止した裏面ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出し、印刷開始待ちキューに入れる。
【0191】
続いて、印刷制御部15は、プリンタユニット制御部16から通知されたページID(表面ページ)を印刷開始待ちキューから取り出して排出完了待ちキューに入れ、ビデオデータの印刷設定を行う。そして、印刷設定が終了すると、印刷順序を入れ替えた旨をプリンタユニット制御部16に通知する。
【0192】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS91−1 両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断する。両面印刷指定がTRUEである場合はステップS91−2に進み、両面印刷指定がFALSEである場合は処理を終了する。
ステップS91−2 印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けたか否かを判断する。印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けた場合はステップS91−3に進み、印刷順序変更通知及び変更後のページIDを受け付けていない場合はステップS91−7に進む。
ステップS91−3 既に設定した裏面のビデオデータの印刷を停止する。
ステップS91−4 裏面ページを両面印刷ユニット25の搬入待ちキューから取り出し、印刷開始待ちキューの先頭に入れる。
ステップS91−5 通知されたページIDのビデオデータの印刷設定を行う。
ステップS91−6 印刷順序を入れ替えた旨をプリンタユニット制御部16に通知する。
ステップS91−7 両面印刷手差しモードをTRUEにし、処理を終了する。
【0193】
次に、図29のステップS93における手差しからの印刷開始処理のサブルーチンについて説明する。
【0194】
図32は本発明の第3の実施の形態における手差しからの印刷開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0195】
まず、オペレータパネル制御部37は、オペレータパネルに手差しトレイ28への媒体セットを促す表示を行い、該表示に対してユーザ確認を受け付けたことを印刷制御部15に通知する。そして、印刷制御部15は、手差しトレイ28に媒体がセットされているか否かを判断し、セットされている場合は前記媒体上に両面印刷ページの片面分のページを片面印刷する。
【0196】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS93−1 手差しトレイ28に媒体が挿入されているか否かを判断する。手差しトレイ28に媒体が挿入されている場合はステップS93−2に進み、手差しトレイ28に媒体が挿入されていない場合はステップS93−6に進む。
ステップS93−2 プリンタユニット制御部16に対して給紙トレイとして手差しトレイ28を指定する。
ステップS93−3 プリンタユニット制御部16に対して片面印刷であることを通知する。
ステップS93−4 プリンタユニット制御部16に対して既に付与済のページのページIDを通知する。
ステップS93−5 ページを印刷開始待ちキューに入れ、処理を終了する。
ステップS93−6 オペレータパネル制御部37に排出した媒体を手差しトレイ28に置くメッセージを表示するように依頼し、処理を終了する。
【0197】
次に、前記プリンタユニット制御部16の動作について説明する。
【0198】
なお、プリンタユニット制御部36のメイン動作については、前記第2の実施の形態におけるプリンタユニット制御部16のメイン動作(図25)と同様であるので説明を省略する。また、プリンタユニット制御部16における給紙トレイからの給紙開始処理(図16)、両面印刷判別処理(図26)、印刷開始処理(図19)、カセット引抜き検出処理(図22)、及び、印刷再開処理(図27)の動作についても、前記第1又は第2の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0199】
次に、図25のステップS65における印刷順序決定処理のサブルーチンについて説明する。
【0200】
図33は本発明の第3の実施の形態における印刷順序決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0201】
まず、プリンタユニット制御部16は、両面印刷指定フラグがTRUEであるか否かを判断し、両面印刷指定フラグがTRUEでない場合、片面印刷であるので、媒体に印刷される予定ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を両面印刷ユニット25とする。
【0202】
また、両面印刷指定フラグがTRUEである場合は、両面印刷であるので、前記媒体の給紙元が給紙トレイであるか両面印刷ユニット25であるかを判断する。そして、給紙元が両面印刷ユニット25である場合は、既にこの媒体の裏面は印刷済であるので、表面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0203】
また、給紙元が給紙トレイである場合は、両面印刷可能フラグがFALSEであるか否かを判断する。そして、両面印刷可能フラグがFALSEでない場合、すなわち、媒体の両面印刷が可能である場合は、前記媒体の裏面ページから印刷することとし、裏面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、媒体の行き先を両面印刷ユニット25とする。
【0204】
また、両面印刷可能フラグがFALSEである場合、すなわち、媒体の両面印刷が不可能である場合は、両面指定のページの表面を片面印刷する。そして、片面印刷した媒体を排出した後で、ユーザが前記媒体を手差しトレイ28にセットすると、印刷装置32は手差しトレイ28から前記媒体を給紙し、裏面ページの片面印刷を実施する。
【0205】
次に、プリンタユニット制御部16は、表面ページから印刷するとして表面ページのページIDを印刷制御部15に通知し、続いて、印刷制御部15に両面印刷不可であることを通知し、媒体の行き先を排出口26とする。
【0206】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS65−1 両面印刷指定フラグがTRUEであるか否かを判断する。両面印刷指定フラグがTRUEである場合はステップS65−4に進み、両面印刷指定フラグがTRUEでない場合はステップS65−2に進む。
ステップS65−2 片面印刷であるので、印刷制御部15から通知された媒体用のページIDを今回印刷するページとする。
ステップS65−3 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
ステップS65−4 この媒体の給紙元が給紙トレイであるか両面印刷ユニット25であるかを判断する。給紙元がトレイである場合はステップS65−7に、給紙元が両面印刷ユニット25である場合はステップS65−5に進む。
ステップS65−5 両面印刷中であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の表面ページのページIDを今回印刷するページとする。
ステップS65−6 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
ステップS65−7 両面印刷可能フラグがFALSEであるか否かを判断する。両面印刷可能フラグがFALSEである場合はステップS65−10に進み、両面印刷可能フラグがTRUEである場合はステップS65−8に進む。
ステップS65−8 両面印刷が可能であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の裏面用のページIDを今回印刷するページとする。
ステップS65−9 媒体の行き先を両面印刷ユニット25とし、処理を終了する。
ステップS65−10 両面印刷不可であるので、印刷制御部15から通知されたこの媒体の表面用のページIDを今回印刷するページとする。
ステップS65−11 両面印刷不可であることを印刷制御部15に通知する。
ステップS65−12 媒体の行き先を排出口26とし、処理を終了する。
【0207】
次に、図25のステップS73における媒体排出処理のサブルーチンについて説明する。
【0208】
図34は本発明の第3の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0209】
まず、プリンタユニット制御部16は、媒体の排出を検出すると、該媒体上に印刷されたページのページIDとともに、排出完了を印刷制御部15に通知する。
【0210】
続いて、両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUE、すなわち、両面印刷ページであるが両面印刷不可媒体が検出されたか否かを判断する。そして、両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUEである場合は、印刷を停止し、手差しトレイ28からの印刷開始を待つ。また、両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUEでない場合は処理を終了する。
【0211】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS73−1 媒体を排出したことを印刷制御部15に通知する。
ステップS73−2 両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUEであるか否かを判断する。両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUEである場合はステップS73−3に進み、両面印刷可能フラグがFALSEであり、かつ、両面印刷指定がTRUEでない場合は処理を終了する。
ステップS73−3 印刷を停止し、手差しトレイ28からの印刷開始を待ち、処理を終了する。
【0212】
次に、前記オペレータパネル制御部37の動作について説明する。
【0213】
図35は本発明の第3の実施の形態におけるオペレータパネル制御部の動作を示すフローチャートである。
【0214】
まず、オペレータパネル制御部37は、イベント待ちをしていて、キー入力を受け付けると、キー入力判断処理を行う。
【0215】
続いて、ジョブ受信開始処理によってジョブの翻訳を完了すると、ジョブ翻訳完了処理を行い、パネル表示依頼を受け付けると、LCDパネル等に依頼を受けた文字列を表示する。
【0216】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS101 イベント待ちをする。
ステップS102 キー入力を受け付けたか否かを判断する。キー入力を受け付けた場合はステップS103に進み、キー入力を受け付けていない場合はステップS104に進む。
ステップS103 キー入力判断処理を行う。
ステップS104 パネル表示依頼を受け付けたか否かを判断する。パネル表示依頼を受け付けた場合はステップS105に進み、パネル表示依頼を受け付けていない場合はステップS101に戻る。
ステップS105 パネル表示処理を行い、処理を終了する。
【0217】
このように、本実施の形態においては、給紙トレイから給紙した媒体が既に両面印刷不可媒体であることが認識されている場合、両面印刷ジョブの片面だけを印刷して一旦媒体を排出する。そして、その後、媒体の印刷されていないもう片面への印刷を行うために、ユーザーに対して片面印刷済の媒体を再度給紙トレイに置くように促し、同じ媒体を給紙トレイから引き込んでもう片面の印刷を行う。これにより、一つの媒体の両面への印刷を行うことができる。
【0218】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0219】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、印刷装置においては、媒体を収容する収容手段と、該収容手段から給紙した媒体の裏面である第2面、表面である第1面の順番で両面に画像データを印刷するために媒体の表裏を反転する媒体反転手段と、前記収容手段から給紙した媒体に対して、両面印刷を実現することが可能な種別の媒体であるか否かを判別する媒体判別手段と、該媒体判別手段によって媒体が両面印刷不可媒体であると判別された場合、前記第1面の画像データを先行して片面印刷して媒体を排出し、続いて、別の媒体に前記第2面の画像データを片面印刷する制御手段とを有する。
【0220】
この場合、両面印刷ジョブを受信した場合に、収容手段に収容されている媒体が両面印刷不可媒体であることを認識しても、印刷ジョブを無駄にすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示す概略側断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における通常の両面印刷のときの印刷順序を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す第1の図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す第2の図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における受信処理部の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるジョブ制御部の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態における印刷制御部の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示す第1のフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示す第2のフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるビデオデータ設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態における媒体搬入処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態における両面印刷不可媒体通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態におけるプリンタユニット制御部の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態における給紙トレイからの給紙開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1の実施の形態における印刷順序決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図18】本発明の第1の実施の形態における両面印刷判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1の実施の形態における印刷開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図20】本発明の第1の実施の形態における両面印刷ユニットからの給紙開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図21】本発明の第1の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図22】本発明の第1の実施の形態におけるカセット引抜き処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施の形態における両面印刷不可のときの片面印刷順序を示す図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図25】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタユニット制御部の動作を示すフローチャートである。
【図26】本発明の第2の実施の形態における両面印刷判別処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図27】本発明の第2の実施の形態におけるカセット引抜き処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図28】本発明の第3の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
【図29】本発明の第3の実施の形態における印刷制御部の動作を示すフローチャートである。
【図30】本発明の第3の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図31】本発明の第3の実施の形態における両面印刷不可通知受付処理のサブルーチンを示すフローチャーである。
【図32】本発明の第3の実施の形態における手差しからの印刷開始処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図33】本発明の第3の実施の形態における印刷順序決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図34】本発明の第3の実施の形態における媒体排出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図35】本発明の第3の実施の形態におけるオペレータパネル制御部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 印刷装置
22 第1のトレイ
23 媒体自動判別機構
25 両面印刷ユニット
28 手差しトレイ
37 オペレータパネル制御部
Claims (18)
- (a)媒体を収容する収容手段と、
(b)該収容手段から給紙した媒体の裏面である第2面、表面である第1面の順番で両面に画像データを印刷するために媒体の表裏を反転する媒体反転手段と、
(c)前記収容手段から給紙した媒体に対して、両面印刷を実現することが可能な種別の媒体であるか否かを判別する媒体判別手段と、
(d)該媒体判別手段によって媒体が両面印刷不可媒体であると判別された場合、前記第1面の画像データを先行して片面印刷して媒体を排出し、続いて、別の媒体に前記第2面の画像データを片面印刷する制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。 - (a)媒体を収容する収容手段と、
(b)該収容手段から給紙した媒体の表裏両面に画像データを印刷するために媒体の表裏を反転する媒体反転手段と、
(c)前記収容手段から給紙した媒体に対して、両面印刷を実現することが可能な種別の媒体であるか否かを判別する媒体判別手段と、
(d)前記収容手段から給紙した媒体が前記媒体判別手段によって両面印刷不可媒体であると検出された時に両面印刷の第1面の画像データが未印刷であり、かつ、対となる両面印刷の第2面の画像データの印刷動作を行っている場合、その時点で第2面の画像データに対する印刷動作を一旦停止し、前記媒体に対して両面印刷の第1面の画像データを優先して片面印刷する制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。 - 前記制御手段は、両面印刷のために前記収容手段から給紙した媒体に対して、該媒体の後端が印刷順序決定限界地点に達するまでに、前記媒体判別手段によって両面印刷不可媒体であると判別されたか否かを判断する請求項1又は2に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、両面印刷のために前記収容手段から給紙した媒体に対して、前記媒体判別手段によって媒体が両面印刷不可媒体であると判別された場合、前記第1面の画像データが未印刷であり、かつ、前記第2面の画像データの印刷動作を行っているときには、前記第2面の画像データの印刷動作を停止し、前記媒体に対して前記第1面の画像データを優先して片面印刷し、続いて、別の媒体に前記第2面の画像データを片面印刷する請求項1に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は前記媒体の長さを判別する請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は接触センサである請求項5に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は前記媒体の種類を判別する請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記媒体の種類は透過性媒体及び普通紙である請求項7に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は光学センサである請求項7に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は前記媒体の厚さを判別する請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記媒体判別手段は距離センサである請求項10に記載の印刷装置。
- 前記媒体反転手段は媒体を複数枚保持する請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記媒体反転手段は媒体を2枚保持する請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、両面印刷のために前記収容手段から給紙した媒体に対して、前記媒体判別手段によって媒体が両面印刷不可媒体であると判別された場合、前記媒体反転手段が保持する枚数の媒体の第2面に画像データを印刷した後、第2面に画像データが印刷され前記媒体反転手段に保持されている媒体の第1面に画像データを印刷する請求項12又は13に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、前記媒体判別手段によって前記収容手段に収容されている媒体が両面印刷を実現することが可能か否かが判別されると、前記媒体判別手段の判別結果を前記収容手段が前記印刷装置から引き出されるまで保持する請求項1〜14のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、両面印刷を実現することが不可能である場合、表示部に片面印刷となったことを表示する請求項1〜15のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、両面印刷を実現することが不可能であって片面印刷となった場合、前記第1面と第2面の印刷順番が入れ替わったか否かを判断し、印刷順番が入れ替わったと判断すると印刷順番の入れ替わりを表示する請求項16に記載の印刷装置。
- LCDパネルを更に有し、前記制御手段は、両面印刷の可否又は印刷順番の入れ替わりの判断結果の少なくともいずれか一方を前記LCDパネルに表示する請求項16又は17に記載の印刷装置。
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