JP3308477B2 - 無菌液体調理ソースの製造方法及び装置 - Google Patents

無菌液体調理ソースの製造方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カレーや
シチューなどの液状調理ソースを連続的に無菌処理及び
容器への充填操作を行う容器入り液状調理ソースの製造
方法及び該製造に好適に用いることができる製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、液状カレールーや調理済カレ
ーなどは、先ず、カレールーや調理済カレーなどを調製
し、これを個々にレトルト容器に充填し、レトルト処理
に付された後、レトルト製品として市販されている。こ
のような商品は、レトルト容器ごと温めて、次いで御飯
にかけて食するといった具合に調理が簡便であるため
に、多くのレトルト製品が上市されている。ところが、
レトルト製品を製造するには、上述したように、最終形
態のレトルト容器に内容物を充填した後、容器ごと加圧
加熱殺菌に付すため、殺菌時に処理物が熱劣化し、むれ
臭が発生するなどの欠点がある。これとは別に、無菌充
填技術(アセプティック処理)が知られており、この方
法によると、レトルト処理に比べて殺菌時間が大幅に短
縮でき、処理物の熱劣化が少なくなるとの利点がある。
かかる無菌充填技術は、『新しい食品加工技術と装置』
(1991年1月10日発行、株式会社 産業調査会辞
典出版センター)の第513頁の図1に示されているよ
うに、配管を通る処理物を加熱殺菌し、無菌状態で容器
に充填するものである。具体的に、殺菌は、(1)圧送
ポンプ(ロータリーポンプ)、(2)殺菌機、(3)冷
却機及び(4)背圧装置(ロータリーポンプ)を含むラ
インにおいて、(1)と(4)の間で圧力(背圧)をか
け、つまり、吐出量を(1)>(4)として、背圧によ
り処理物に圧力をかけながら該処理物を100℃以上に
加熱し、かつ沸騰を抑制した状態で行うものである。し
かしながら、この方法により液状調理ソースを連続的に
無菌充填処理すると、粘度が低下し、又香り立ちの低下
と色調の変化とが生じて所望の製品が得られないとの問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘度の低下
が少なく、色調の変化がなく、高品質の無菌処理された
液体調理ソースを製造できる方法を提供することを目的
とする。本発明は、上記製造方法を効率的に行うことが
できる製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、殺菌工程の入
口の圧力と出口の圧力の差違を10kg/cm2 以下に保っ
て、チューブ状殺菌器内において背圧をかけながら液体
調理ソースを加熱殺菌すると、上記課題を効率的に解決
できるとの知見に基づいてなされたのである。すなわ
ち、本発明は、(a) 液体調理ソースの原料を混合して該
ソースを調製する工程、(b) 調製したソースをチュー
ブ状殺菌器に移送する工程、(c) チューブ状殺菌器内
において該ソースを加熱殺菌する工程、(d) 殺菌工程
に背圧をかける工程、及び(e) 殺菌済ソースを容器に
充填する工程を採用し、(f) 工程(c) 〜(e) を無菌状
態を維持しながら行い、かつ(g) 殺菌工程の入口の圧
力と出口の圧力の差違が10kg/cm2 以下であることを
特徴とする無菌液体調理ソースの製造方法を提供する。
本発明は、又、 (i)液体調理ソースの原料の混合装置、
(ii)混合して得られたソースをチューブ状殺菌器に移送
するための移送装置、(iii) 該ソースを加熱殺菌する
ためのチューブ状殺菌器、(iv) 該殺菌器に背圧をか
けるための背圧装置、及び(v) 殺菌済ソースを容器に
無菌充填するための装置を含むことを特徴とする無菌液
体調理ソースの製造装置を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明で対象とする液体調理ソー
スとしては、カレー、シチュー、ハヤシライス用ソース
等の食品ソースがあげられる。これらのうち、フライパ
ン等で調理した具材に加えて煮込むことにより最終喫食
状態となるものが好ましい。特に、これらのソースに
は、予め具材が含まれていないことが好ましく、通常、
水を加えることなく具材を加えて加熱調理することによ
り食せる形態のものが、より高品質のソースを供する上
から好ましい。勿論、水で希釈して食する形態のもので
もよい。さらに、本発明では、粘性材として野菜・果実
の繊維質を含有する液体調理ソースが好ましく、さら
に、該繊維質の含有量が、液体調理ソースの粘度が少な
くとも50cp(60℃)とできる量であるのが好まし
く、より好ましくは粘度が200〜3000cpとなる
量で含有するのが好ましい。このような野菜・果実の繊
維質は、種類に限定はなく、野菜として人参、大根等の
根菜類、ホウレンソウ、コマツナ、ケール、キャベツ、
レタス等の葉菜類、カボチャ、ナス、キュウリ、トマ
ト、ピーマン等の果菜類、タマネギ、アスパラガス等の
茎、鱗茎菜類、グリーンピース等の豆類が、果物とし
て、マンゴ、リンゴ、オレンジ、キウイ、バナナ等が挙
げられる。繊維質は、野菜、果実の裁断物、ペースト等
として用いればよく、野菜、果物のパルプを用いてもよ
い。
【0005】野菜、果物、特に、人参、タマネギ、カボ
チャ、ホウレンソウ等をブランチング、蒸煮又は焙煎し
たものを用いれば、これらに基づいてソースに良好なこ
く味、香りを付与し得るので望ましい。ブランチング、
蒸煮又は焙煎の条件は、80〜150℃で、1〜120
分間がよい。特に、焙煎玉葱が望ましい。かかる材料を
用いることにより、無菌処理された液体調理ソースの安
定な粘性と同時に、より好ましい風味・口どけが得られ
る。特に、レトルト食品の場合には、上記焙煎物を多量
に用いると、熱劣化により液体調理ソースの風味が著し
く損なわれ、これを本来の量用いることができないが、
本発明の無菌処理液体調理ソースでは、熱劣化が可及的
に回避され、焙煎物を量的な制限なく用いることができ
る。このため、シェフのレシピと同じようにして作った
液体調理ソースの本格的な風味・食感が得られ、同時
に、好適に粘性材を兼ねることから、品質、処理適性の
両面で改善がなされる。本発明では、先ず、上記粘性材
と他の液体調理ソースの原料を混合して液体調理ソース
を調製する。例えば、攪拌機付きのタンク、例えば、ク
ッカーなどに液体調理ソースの原料を全て加え、例えば
85〜95℃で1〜60分間攪拌して、粘度(60℃)
が200〜3000cp程度の液状ソースを調製する。
このようにして調製したソースを配管を通して、圧送ポ
ンプによりチューブ状殺菌器に移送する。チューブ状殺
菌器としては、比較的配管径の太いものが、粘性に与え
るダメージが少ない点から好ましく(具体的には2.54
cm(1インチ)以上)、更に、大口径、低流速を実現
するためには、内部にスタティックミキサーを有するも
のが好ましく、例えば、ノリタケカンパニーリミテド社
製スタティックミキサー、新光産業社製ひねり羽根など
を好適に用いることができる。殺菌器内において、圧力
2〜13kg/cm2 、温度130〜150℃で約2秒〜2
分間加熱殺菌するのがよい。
【0006】本発明では、上記圧力を、殺菌工程に背圧
をかける工程を採用することにより達成する。背圧は、
ロータリーポンプや背圧用タンクなどを用いることによ
り行うことができる。具体的には、殺菌機、該殺菌機に
処理物を圧送するための圧送ポンプ、空気圧の制御が可
能な無菌タンク及び補助背圧用タンク、排水用の圧力制
御弁、並びに該補助背圧用タンクから処理物を引き抜く
ための引き抜き用ポンプからなり、該無菌タンクは移送
用管により殺菌装置と連結され、該補助背圧用タンク及
び引き抜き用ポンプは該移送用管から分岐する補助背圧
用管に設けられ、該圧力制御弁は該移送用管又は該補助
背圧用管から分岐する排水用管に設けられている殺菌装
置を用いることにより好適に行うことができる。このよ
うな装置は、例えば、特公昭61−21417号公報に
記載されている。この公報における殺菌及び背圧装置に
ついての記載は、本明細書の記載に含まれるもののとす
る。なお、下記の冷却器の配管抵抗を利用して、殺菌機
に背圧をかけることもでき、このような場合には、上記
特定の背圧装置を必要としないことがある。本発明で
は、殺菌工程の入口、つまりチューブ状殺菌器入口の圧
力と、殺菌工程の出口、つまりチューブ状殺菌器出口の
圧力の差違を10kg/cm2 以下とすることが必要であ
る。このような圧力差は、配管の直径、チューブ状殺菌
器内部構造による圧力損失、処理される液状調理ソース
の流体特性などを考慮し、調製したソースをチューブ状
殺菌器に圧送する圧送ポンプの吐出圧力と、背圧とを調
整することにより行うことができる。この際、圧力差を
8kg/cm2 以下とするのがより好ましく、さらに6〜1
kg/cm2 とするのが好ましい。尚、後記のようにホール
ディングチューブあるいは冷却器が設けられる場合に
は、上記殺菌工程の出口とは、これらの内の下流側に位
置するものの出口を指す。具体的には、殺菌器にホール
ディングチューブや冷却器が接続されている場合には、
殺菌工程の出口とは冷却器の出口を指す。より詳しくは
充填機の入口である。
【0007】又、1)該ソースの粘度、2)該ソースの流速
及び3)殺菌器の構造から選ばれる1以上を調整すること
により行うこともできる。特に、1)該ソースの粘度を2
00〜3000cp、2)該ソースの流速を5〜100cm/
秒となるように調整するのが好ましい。本発明では、次
いで、殺菌済ソースを容器に無菌充填する。無菌充填
は、予め無菌処理された容器、例えば、パウチやボトル
などに過酸化水素などの殺菌剤を用いて無菌化処理した
後、HEPAフィルターなどで除菌処理された無菌エア
ーを充満させたNASA規格クラス1000以下といっ
た無菌条件下で充填し、次いでキャップやヒートシール
などによりシールするのがよい。本発明では、殺菌から
容器への充填・シールまでを無菌条件下で行うことが必
要である。このような無菌条件は、チューブ状殺菌器と
充填機とを配管で接続してなる密閉系で行い、かつa)
容器用紙ロールを過酸化水素などの殺菌剤などにより殺
菌処理した後、成形、殺菌済ソースの充填、液中シール
を順に行い、上下部を切断し、タブ部を成形するテトラ
ブリック型無菌充填機や、b)予め成形されたプラスチ
ックカップやトレイを同様に殺菌処理した後、無菌環境
下で殺菌済ソースの充填及び殺菌済蓋材のシールを行う
カップ型無菌充填機などにより殺菌済ソースを容器に無
菌充填することにより達成することができる。本発明の
方法は、例えば、図1に示す好ましい態様により行うこ
とができる。
【0008】具体的には、ジャケット・攪拌機付きのク
ッカー1に液体調理ソースの原料を全て加え、攪拌・加
熱して液状ソースを調製する。このようにして調整され
た液状ソースを配管2を通してバランスタンク3に供給
し、次いで配管4を通り、圧送ポンプ5によってチュー
ブ状殺菌機6に送入される。圧送ポンプ5は、少なくと
も背圧以上の吐出圧をもつもので、比較的定量性の高い
モノスクリュー型ポンプ、ピストン型ポンプ、ロータリ
ー型ポンプ等を使用することが好ましい。また殺菌機6
としては、チューブ状のもので、内部に可動部分がない
ものが好ましい。特にスタティックミキサー(例えば、
ノリタケカンパニーリミテド社製や新光産業(株)社製
等)を内蔵するものが好ましい。該殺菌機6は、公知の
如くそれに続くホールディングチューブ13を有してい
てもよい。本発明では、上記のような殺菌機に一定の背
圧をかけ、液状ソースを充分に高温で処理するために背
圧用タンク7を設ける。製品用背圧用タンク7は、圧力
センサー18及び圧力コントローラー17を備え、圧力
センサー18でタンク内の圧力を感知し、圧力コントロ
ーラー17でタンク内の圧力を、空気によって絶えず一
定に制御する機能を有するのがよい。このような製品用
背圧用タンク7により、液体ソースは圧送ポンプ5によ
って順次殺菌機6に送入されるが、圧送ポンプ5を通過
後は、製品用背圧用タンク7において一定に制御された
空気圧によって圧送ポンプ5側に押し戻される形にな
り、これによって、殺菌機6には絶えず一定の背圧がか
けられ、液状ソースは順次一定の高温条件下で処理され
る。本発明の場合、製品用背圧用タンク7に注入される
空気は、無菌エアーフィルターを通した無菌エアーであ
る必要がある。図1において、開閉弁ロとハは開放さ
れ、開閉弁イ、ニとホは閉鎖された状態にある。
【0009】本発明の場合、上記のように背圧の制御を
空気を媒体として行なうと、背圧の制御は極めて正確か
つ安定的に行なわれ、処理物がポンプ等の狭隙を通過す
ることが回避され、本発明本来の作用とあいまって、高
品質のソースを製造することができる。殺菌後の液状ソ
ースは、徐々に製品用背圧用タンク7に蓄えられ、製品
用背圧用タンク7が液状ソースで満たされると、開閉弁
ロが閉鎖され、開閉弁ホが開放されて、液状ソースは充
填包装工程等の次工程に送られる。あるいは、開閉弁ホ
を開放して、ソースを製品用背圧用タンク7に蓄えなが
ら、上記背圧をかけると同時に、ソースを充填包装工程
などの次工程に連続的に送ることもできる。尚、製品用
背圧用タンク7の材質は耐圧性のものであればよく、形
状についても特に限定されない。また、本発明では、殺
菌後の液状ソースを冷却器8によって、一定品温にまで
冷却することもできる。この場合、冷却器8も殺菌機6
と同様の構成からなるチューブ式であるのが好ましい。
本発明では、移送装置(圧送ポンプ5)とチューブ状殺
菌器(6と8)を含むユニットを複数設け、各ユニット
に背圧をかけるための単一の背圧装置(7)を設けて、
無菌液体調理ソースを製造すると、各ラインの殺菌工程
の出入口の圧力の差異を一定以内に抑えながら処理量を
増し、作業効率を非常に高めることができるので好まし
い。尚、以上の各タンクは、これらをCIP洗浄するた
めのCIPユニットと適当な配管により結合してもよい
(これらは図示せず)。
【0010】本発明の方法を実際に稼働させる場合に
は、図1に示した装置において、先ず最初の装置滅菌の
段階では、開閉弁21が開放され、水タンク11から供
給された水は、圧送ポンプ5によって殺菌機6に送入さ
れ、通常130〜150℃に加熱される。この段階で、
開閉弁イは開放され、開閉弁ロは閉鎖されており、また
冷却器8は稼働していない。したがって、加熱後の熱水
は、移送用管12、13、14及び排水用管15を通
り、圧力制御弁16によって、殺菌機6、冷却機8、移
送用管12、13、14及び排水用管15の熱水が通る
部分には、一定の背圧がかけられ、100℃以上の殺菌
後の熱水によって、製品となる液状ソースが通るホール
ディングチューブ13、冷却器8、移送用管12、1
3、14の滅菌が行なわれる。尚、上記の装置滅菌の段
階で、排水用管15から排出される熱水は、100℃を
越える高温である場合が多く、これがそのままシステム
外に排出された場合には、排出と同時に激しく沸騰す
る。したがって、排水用管15の末端に冷却器30を設
けることが好ましい。この場合の冷却器は、プレート
式、チューブ式等の各種熱交換器を使用することができ
る。一方、背圧用タンク7及び9、充填機10及びこれ
らをつなぐ配管類は、エア配管などを介して適宜系内に
供給される加圧蒸気によって、各々の内部が滅菌され
る。
【0011】液状ソースが通るホールディングチューブ
13以降の配管類の滅菌完了後、冷却器8が稼働され、
水タンク11からシステム内に供給された水は、加熱後
に冷却器8で冷却され、冷却された水は排水用管15を
通り、再び水タンク11に戻されて循環して系内を流れ
る。このようにして、系内の無菌状態を維持した状態で
水運転が行われる。更に、背圧用タンク7及び9、充填
機10及びこれらをつなぐ配管類は、背圧用タンクに供
給される無菌エアによって冷却され、かつ加圧・無菌状
態が維持される。上記の水運転が終了すると、開閉弁2
1は閉鎖され、開閉弁22が開放されて、バランスタン
ク3から液状ソースが配管4に供給される。次いで、開
閉弁イとハとホが閉鎖され、開閉弁ロとニが開放され
る。これによりライン内は次第に水から処理物に置換わ
り、初期の水が混じった処理物は、回収用背圧タンク9
に回収される。したがって、本発明においては、上記の
回収用背圧タンク9を設けることによって、殺菌装置6
に一定の背圧をかけながら、しかも連続的に水の混じっ
た処理物を回収することが可能となる。そして、殺菌機
6、冷却機8、移送用管12、13、14の内部が全
て、液体ソースで置代わった後、開閉弁ハを開放し、開
閉弁ニを閉鎖して、殺菌済の液状ソースを製品用背圧用
タンク7に供給し、貯蔵する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、粘度の低下が少なく、
色調の変化がなく、高品質の無菌処理された液体調理ソ
ースを製造できる方法を提供することができる。又、こ
の製造方法を効率的に行うことができる製造装置を提供
することができる。従って、本発明の製造方法によれ
ば、シェフのレシピと同じようにして作った本物の液体
調理ソース(例えばカレーやシチュー)の作りたての状
態を損なわずに、液体調理ソースを得ることができる。
より具体的には、別に適宜前処理を施した新鮮な具材と
共に、フライパン等での短時間の加熱調理を行うだけ
で、本格的な風味や食感を有する液体調理ソースを得る
ことができる。本発明の方法により製造された液体調理
ソースは、カレー、シチュー、ハヤシライス用ソースな
どとしてはもとより、各種調味料としても幅広く使用す
ることができる。次に実施例により本発明を説明する。
【0013】
【実施例】実施例1 下記の原料(1)〜(4)を用いて、液状調理ソースを
図1に示す装置を用いて調製した。原料 (1)小麦粉ルウ原料 油脂(ラード) 2重量部(以下、部と略称する) 小麦粉 2部 カレーパウダー 0.8部 (2)ペースト原料(次の原料を混合したもの) 牛のフォン 6部 鶏のフォン 2部 フルーツ調味料 3部 香辛料 1部 食塩 1部 砂糖 0.5部 その他の調味料 4.5部 水 7部 (3)焙煎野菜原料 油脂(バター) 2部 玉葱 34部 香辛料 2部 水 20部 (4)水 40部
【0014】カレーソースの調製 油脂と小麦粉を直火平型焙煎釜(図示せず)で約15分
間かけて約110℃まで加熱攪拌し、カレーパウダーを
加えて更に約40分間かけて約130℃まで加熱攪拌し
て小麦粉ルウを製造した。一方、これとは別に、調味料
類に水を加え、攪拌混合してペースト原料を製造した。
また、油脂と約8mm角に裁断した玉葱と香辛料を直火平
型焙煎釜で約150分間かけて歩留り約30%まで加熱
攪拌後、水とともに粉砕装置にかけてペーストにして焙
煎玉葱ペーストを製造した。上記の小麦粉ルウをクッカ
ー1(蒸気式斜軸焙煎釜)に入れ、そこに、前記のよう
にして製造した焙煎玉葱ペーストとペースト原料と水4
0部を加えて、再びで約20分間かけて約95℃まで加
熱攪拌して調製したカレーソースを配管2を通してバラ
ンスタンク3に収容した。カレーソースの粘度は、12
00cpであった(60℃、B型粘度計により測定した
もの)。このようにして調製したカレーソースを、配管
4を通して圧送ポンプ(兵神装備社製モノポンプあるい
はモノスクリュー型ポンプ)に供給した。ノリタケカン
パニーリミテド社製のスタティックミキサを内蔵したチ
ューブ式殺菌機(入口〜出口の配管の延べ長さ:60
m)に供給した。尚、スタティックミキサは、平板を左
右に180°捻ったものと、右に180°捻ったもの
を、90°交差させて連ねた構造のエレメントからな
り、左右各エレメントの外径62mm、長さ30mm、エレ
メントの延べ長さ(冷却器部分を含む)は55mであ
る。又、図1における配管の内径は62mm、材質はステ
ンレスである。この殺菌機6には、背圧タンク7が接続
されており、背圧タンク7内の圧力を空気圧(無菌エア
ー)によって一定に制御する機能(圧力センサー18及
び圧力コントローラー17を備えている)を有し、空気
圧により殺菌器6に背圧をかけている。尚、回収用背圧
タンク9は、製品用背圧タンク7と同様の構造である
が、製品運転前の装置滅菌時に水の混じった製品を回収
するためのものである。このようにして、背圧を受けな
がら加熱殺菌され、製品用背圧タンク7に収容された殺
菌済の液状ソースは、充填機10(アルミパウチ型充填
機)により無菌充填される。このような装置(図1)を
用いて、表−1に示す条件により、各バルブを開閉させ
て、無菌液体調理ソースを製造した。
【0015】
【表1】 表−1 バルブ イ ロ ハ ニ ホ ヘ 装置滅菌 1)熱水運転 開 閉 開 開 開 閉 2)水運転 開 閉 開 開 開 閉3)水の混ざった製品の運転 閉 開 閉 開 閉 閉 4)製品運転 閉 開 開 閉 閉 閉 5)充填処理 閉 開 開 閉 開 閉
【0016】運転 先ず、上述したように、水を図1の製造ラインに流し、
熱水をラインに通して殺菌し、無菌状態とした。製品運転 次いで、図1の製造ラインにカレーソースを供給し、次
の条件で無菌液体カレーソースを製造した。 殺菌条件:135℃、10秒間 背圧: 3.5kg/cm2 (ゲージ圧) ソースの流速: 0.094m/秒 圧力差* :6.3kg/cm2 (ゲージ圧) *上記ソースを流した場合に、殺菌器(冷却器を含む)
の入口部の配管内圧力から出口部の配管内圧力を差し引
いた値(殺菌工程の入口の圧力と出口の圧力の差違に相
当する) このようにして運転し、製品用背圧タンク7に収容され
た殺菌済ソースを、メタルボックス社製カップ型無菌充
填機で400gずつカップ型容器に充填して無菌液体カ
レーソース(製品)を製造した。製品の性能 得られた無菌液体カレーソースの粘度は2000cp
(60℃)であり、色調を目視したところ、白濁は認め
られず、殺菌前と同じ本来の色調であった。この無菌液
体カレーソース75部と炒めた牛肉25部を、フライパ
ンで混合しながら一煮立ちさせてカレーを調理したとこ
ろ、本来の粘度と粒感のある舌触りを有し、風味、香り
とも優れた高品質のものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無菌液体調理ソースの製造装置の概
略図を示す。 図中、1──クッカー 3──バランスタンク 5──圧送ポンプ 6──殺菌機 7──製品用背圧用タンク 9──回収用背圧用タンク 10──充填機 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−91763(JP,A) 特公 昭61−21417(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/36 - 1/48 A23L 3/00 - 3/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)液体調理ソースの原料を混合して該
    ソースを調製する工程、 (b)調製したソースをチューブ状殺菌器に移送する工
    程、 (c)チューブ状殺菌器内において該ソースを加熱殺菌す
    る工程、 (d)殺菌工程に背圧をかける工程、及び (e)殺菌済ソースを容器に充填する工程を採用し、 (f)工程(c)〜(e)を無菌状態を維持しながら行い、かつ (g)殺菌工程の入口の圧力と出口の圧力の差違が10kg
    /cm2 以下であることを特徴とする無菌液体調理ソース
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 1)該ソースの粘度、2)該ソースの流速及
    び3)殺菌器の構造から選ばれる1以上を調整することに
    より(g) の圧力の差違を達成する請求項1記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 1)該ソースの粘度を200〜3000c
    p、2)該ソースの流速を5〜100cm/秒の条件範囲内
    で設定する請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 (i)液体調理ソースの原料の混合装置、 (ii)混合して得られたソースをチューブ状殺菌器に移送
    するための移送装置、 (iii)該ソースを加熱殺菌するためのチューブ状殺菌
    器、 (iv)該殺菌器に背圧をかけるための背圧装置、及び (v)殺菌済ソースを容器に無菌充填するための装置を含
    み、チューブ状殺菌器を、配管径の太いものにするか、
    スタティクミキサを内設したものとするか、又はこれら
    の両者を備えたものにすることにより、該液体調理ソー
    スとの関係で、殺菌工程の入口の圧力と出口の圧力の差
    違が10kg/cm2 以下となるような構造になっているこ
    とを特徴とする無菌液体調理ソースの製造装置。
  5. 【請求項5】 背圧装置が空気圧の制御が可能なタンク
    である請求項4記載の製造装置。
  6. 【請求項6】 移送装置とチューブ状殺菌器を含むユニ
    ットを複数設け、各ユニットに背圧をかけるための単一
    の背圧装置を設けてなる請求項4又は5記載の製造装
    置。
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