JP3308262B2 - ふとん篭及びそれによる擁壁 - Google Patents

ふとん篭及びそれによる擁壁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、護岸工事や宅地造
成工事等において使用されるふとん篭と、該ふとん篭を
段積して構築した擁壁とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、山や谷、道路、住宅地、川岸
等における傾斜地の保護や緑化等のために、複数のふと
ん篭(角形蛇篭)を階段状に段積して擁壁を構築する技
術は公知である。このような擁壁構築技術の一例が特許
第2657900号公報に開示されている。このもの
は、図7に示すような、底面網21と、前後及び左右の
側面網22a及び22bと、上面の前端部だけに被設さ
れる補助蓋23とからなるふとん篭20を、図8に示す
ように、上記補助蓋23の幅分だけ前後に位置をずらし
て階段状に段積したもので、上段のふとん篭20と重な
る部分の蓋網を省略することにより、素材の重複による
無駄をなくしたものである。
【0003】ところが、上記従来のふとん篭20は、上
段のふとん篭20と重なる部分に蓋網が取り付けられて
いないため、図6に鎖線で示すように、構築後しばらく
して充填物24が引き締まったり、移動によって納まり
が良くなったりすると、その部分で充填物24の表面が
沈下することがあり、これが原因で上段のふとん篭20
が傾斜し易いという問題があった。また、充填物24の
圧力等により蓋網のない部分で側面網22b,22b間
の間隔が広がり、上段のふとん篭がその間に落ち込み易
いという問題も有った。特に、上下のふとん篭20,2
0を前後に少しずつ位置をずらして階段状に段積した場
合には、上段のふとん篭20の先端部分20aが下段の
ふとん篭20によって十分に支持されないために非常に
不安定になり、該先端部分20aが下段のふとん篭20
の内部に落ち込んで前のめり状態に傾斜し易い。
【0004】ふとん篭の上面全体に蓋を取り付ければ問
題ないが、上下のふとん篭が重なる部分で素材が重複す
るため不経済である。特に、充填物としてバラスのよう
な小径の充填物を使用するような場合には、多くの線材
からなる網目の小さい金網が用いられるため、容積の大
きいふとん篭を多数設置する場合に、素材が重複するか
しないかということによる経済的な差異は非常に大き
い。
【0005】このため、素材の重複による不経済性をで
きるだけ軽減しながら、同時に充填物の保持性と段積時
の安定性とを確保することが可能なふとん篭の出現が望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、複数のふとん篭を階段状に段積して擁壁を構築する
に際し、各ふとん篭を、素材の重複による無駄をできる
だけ少なく抑えながら、充填物の保持性を損なうことな
く、上下に安定した姿勢で段積できるようにすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によれば、前後及び/又は左右に複数個並設する
と共に上下に階段状に段積して設置するための矩形のふ
とん篭であって、複数の矩形の側面網からなる胴網と、
該胴網の上面を覆う矩形の蓋網とで形成され、上記蓋網
が、胴網の上面全体を覆う主体部と、該主体部から胴網
の後方に向けて延出する延出部とからなっていて、上記
主体部が、段積時に上段のふとん篭と重なる幅の広い後
方側の第1部分と、上段のふとん篭と重ならない幅の狭
い前方側の第2部分とを有し、かつ該第2部分と上記延
出部とが実質的に同じ幅に形成されていることを特徴と
するふとん篭が提供される。
【0008】上記構成を有するふとん篭は、蓋網の第2
部分の幅だけ上段のふとん篭を後退させた状態で上下に
段積することにより、下段のふとん篭の蓋網によって上
段のふとん篭の底面がちょうど塞がれるため、金網の重
複による無駄を生じることなくふとん篭を階段状に段積
することができる。しかも、下段のふとん篭の蓋網で上
段のふとん篭が確実に支持されるため、充填物が引き締
まったり納まりが良くなったりして表面が沈下しても、
上端のふとん篭が下段のふとん篭内に落ち込んで傾斜す
ることがなく、充填物の圧力で側面網間の間隔が広がる
こともなく、安定した姿勢で段積することができる。
【0009】本発明においては、上記蓋網における第2
部分及び延出部のうち少なくとも第2部分を、第1部分
とは別個に形成することができる。
【0010】その具体的構成の一例として、上記蓋網
を、該蓋網の全周を取り囲む矩形の外周枠に金網を張設
することにより形成し、上記第1部分と第2部分との境
に1本の仕切枠線を取り付けて、この仕切枠線に上記第
1部分と第2部分とを共通に取り付けた構成とすること
ができる。
【0011】あるいは他の構成例として、上記第1部分
と第2部分との間に2本の仕切枠線を移動自在に取り付
け、一方の仕切枠線に上記第1部分を取り付けると共
に、他方の仕切枠線に第2部分を取り付け、またこれら
の第1及び第2部分のうち少なくとも第2部分を菱形金
網により前後方向に伸縮自在なるように形成して、伸縮
により開閉自在とすることもできる。
【0012】本発明の好ましい実施形態によれば、上記
各側面網及び蓋網がそれぞれ菱形金網により形成されて
いて、蓋網の第1部分と延出部とが他の各側面網と同じ
大きさの網目を有し、第2部分がそれより小さい網目を
有している。
【0013】また、本発明によれば、上記ふとん篭を内
部に充填物を充填した状態で、下段のふとん篭の蓋網に
おける第1部分及び延出部の上に上段のふとん篭が位置
するように上下に階段状に段積することにより、擁壁が
構築される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい幾つかの
実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1及
び図2は本発明に係るふとん篭の第1実施例を示すもの
である。この第1実施例のふとん篭1Aは、図3に示す
ように上下に階段状に段積して設置されるもので、前後
の側面網2a,2b及び左右の側面網2c,2dを順次
連結してなる矩形の胴網2と、該胴網2の上面を覆う矩
形の蓋網3とで形成されている。これらの各側面網2
a,2b,2c,2d及び蓋網3は、菱形金網や溶接金
網、亀甲金網、硬質合成樹脂製ネット等の網素材により
形成することができるが、図示した例では菱形金網が用
いられている。
【0015】上記各側面網2a,2b,2c,2dはそ
れぞれ、それらの外周全体を取り囲む矩形の外周枠5を
有していて、この外周枠5に菱形金網を張設することに
より形成されている。そして、隣接する側面網2a,2
b,2c,2dの相接する外周枠5,5同士を螺旋状連
結線等の適宜の連結部材(図示せず)で順次連結するこ
とにより、上記胴網2が組み立てられている。上記外周
枠5は、針金等からなる長尺の金属線材を矩形に折曲す
るか、又は各辺毎に分かれた短尺の金属線材を矩形に連
結することにより形成される。
【0016】上記蓋網3もまた、その外周全体を取り囲
む矩形の外周枠6を有し、この外周枠6に菱形金網を張
設することにより形成されている。そしてこの蓋網3
は、上記胴網2の上面全体を覆う主体部8と、該主体部
8から胴網2の後方に向けて延出する延出部9とからな
っていて、上記主体部8が、段積時に上段のふとん篭と
重なる後方側の幅W1 の広い第1部分8aと、上段のふ
とん篭と重ならない前方側の幅W2 の狭い第2部分8b
とに区分され、この第2部分8bの幅W2 と上記延出部
9の幅W3 とが実質的に同じ大きさに形成されている。
【0017】なお、この第1実施例においては、上記蓋
網3は1枚の金網により形成されていて、上記第1部分
8aと第2部分8bとの間及び第1部分8aと延出部9
との間に、それらを区画するための特別な仕切りは形成
されていない。しかし、上記各部を識別し易くするた
め、上記第1部分8aと第2部分8bとの間、及び第1
部分8aと延出部9との間にそれぞれ、区画用の枠線を
挿通しても良い。
【0018】また、上記各側面網2a,2b,2c,2
dと蓋網3とは、互いに同じ種類の金網により形成さ
れ、その網目の大きさは、内部に充填される栗石又はバ
ラス等の充填物が該網目から外部に漏出しない程度の大
きさであるが、それは使用する充填物によって決められ
る。
【0019】上記ふとん篭1Aの内部には、図1に鎖線
で示すように、金属線材からなる矩形の保形枠10を適
宜位置に1つ以上取り付けることができる。あるいは、
この保形枠10の代わりに、矩形の外周枠に金網を張設
して形成した仕切網を取り付けても良い。
【0020】上記構成を有するふとん篭1Aを図3に示
すように複数段段積して擁壁を構築する場合、第1段目
のふとん篭1Aには底網12を取り付け、このふとん篭
を所定の場所に前後及び左右に必要数並べて配置し、蓋
網3を開放した状態でその内部に栗石やバラス等の充填
物を充填したあと、蓋網3を閉じることにより設置す
る。次に、この第1段目のふとん篭1Aの上に第2段目
のふとん篭1Aを、下段のふとん篭の蓋網3の第2部分
8bの幅W2 分だけ後方に位置をずらした状態で載置し
て上下のふとん篭同士を連結し、それらの内部に蓋網3
を開放した状態で同様に充填物を充填したあと、該蓋網
3を閉じることにより設置する。このとき上段のふとん
篭の底面は、下段のふとん篭の蓋網3の第1部分8aと
延出部9とによってちょうど塞がれることになる。この
場合、前後、左右の隣接するふとん篭同士も適宜の連結
金具で連結することが望ましい。また、上段のふとん篭
と下段のふとん篭との横方向の位置関係は、下段のふと
ん篭の真上に上段のふとん篭が位置していても良いが、
左右2つのふとん篭1A,1Aを跨ぐように上段のふと
ん篭を載置しても良い。
【0021】そして、同様の段積作業を所要回数繰り返
すことにより、図3に示すような擁壁が構築される。な
お、最上段のふとん篭については、延出部9を持たない
蓋網を取り付けても良い。
【0022】このように、ふとん篭を上下に段積するに
当たり、上段のふとん篭を下段のふとん篭の蓋網3の第
2部分8bの幅分だけ後退させて段積することにより、
下段のふとん篭の蓋網3の第1部分8aと延出部9とに
よって上段のふとん篭の底面がちょうど塞がれるため、
金網の重複による無駄を生じることがない。しかも、下
段のふとん篭の蓋網3で上段のふとん篭が確実に支持さ
れるため、充填物が引き締まったり納まりが良くなった
りして表面が沈下しても、上端のふとん篭が下段のふと
ん篭内に落ち込んで傾斜することがなく、充填物の圧力
で側面網2a,2b及び2c,2d間の間隔が広がるこ
ともなく、安定した姿勢で段積することができる。
【0023】図4はふとん篭の第2実施例を示すもの
で、このふとん篭1Bが上記第1実施例のふとん篭1A
と相違する点は、第1実施例では蓋網3が1枚の金網に
より形成されているのに対し、この第2実施例のふとん
篭1Bにおいては、蓋網3の第2部分8bが第1部分8
aとは別個の金網で形成されている点である。そしてこ
れらの第1部分8aと第2部分8bとの境には、外周枠
6の左右の枠辺6a,6aに両端を連結することにより
1本の仕切枠線14が取り付けられ、この仕切枠線14
に上記第1部分8aと第2部分8bとが共通に取り付け
られている。それ以外の構成は実質的に第1実施例と同
じであるから、同一の構成部分に第1実施例と同一の符
号を付してその説明は省略する。
【0024】なお、図示した例では、上記第2部分8b
が第1部分8aより小さい網目の金網で形成されている
が、第1部分8aと同じ網目の金網であっても良く、あ
るいは第1部分8aより大きい網目の金網で形成するこ
ともできる。
【0025】また、第1部分8aと延出部9とが一枚の
金網で一体に形成されているが、延出部9も上記第2部
分8bと同様に、第1部分8aとは別個の金網で形成す
ることができる。
【0026】図5は本発明のふとん篭の第3実施例を示
すもので、このふとん篭1Cが上記第2実施例のふとん
篭1Bと相違する点は、蓋網3における第1部分8aと
第2部分8bとの相対する側辺が2本の仕切枠線15
a,15bに個別に取り付けられると共に、少なくとも
第2部分8bが開閉自在となっている点である。
【0027】即ち、両端にそれぞれ環16,16を備え
た上記2本の仕切枠線15a,15bが、それらの環1
6,16を外周枠6の左右の枠辺6a,6aに嵌合させ
ることにより該枠辺に沿って移動自在なるように取り付
けられ、一方の仕切枠線15bに上記第2部分8bが取
り付けられると共に、他方の仕切枠線15aに第1部分
8aが取り付けられている。また、上記第1部分8a及
び第2部分8bのうち少なくとも第2部分8bが、図6
に示すように、菱形金網を形成する列線17を蓋網3の
左右方向に向けて張設することにより、該列線17を蓋
網3の前後方向に集束させることによって伸縮自在なる
ように形成され、その伸縮により該第2部分8bを開閉
できるようになっている。
【0028】このような第3実施例のふとん篭1Cは、
上記第1実施例のふとん篭1Aと同様にして設置される
が、あとから充填物を補充する必要がある場合には、第
2部分8bに対応する位置で外周枠6の両側辺6a,6
aと側面網2c,2dとの連結を部分的に解除し、該第
2部分8bの列線17をふとん篭の前面側に集束させて
その部分を開放することにより、そこから充填物を補充
することができる。なお、第3実施例の上記以外の構成
及びその変形例等については第2実施例と同じであるか
ら、主要な同一構成部分に第2実施例と同じ符号を付し
てその説明は省略する。
【0029】上記各実施例のふとん篭1A,1B,1C
は、胴網2が前後及び左右の4つの側面網2a,2b,
2c,2dで形成されているが、ふとん篭を前後及び左
右に並設する場合にそれらの接合面で側面網が重複する
のを防止して素材の節約を図るため、何れか1つの側面
網を省略するか、あるいは前後の側面網2a,2bの何
れか1つと左右の側面網2c,2dの何れか1つの、合
計2枚の側面網を省略することもできる。また、上記各
側面面及び蓋網のうち少なくとも一部を、他のものとは
異なる種類の金網で形成しても良い。
【0030】なお、上記擁壁は、地形等に応じて異なる
構成を持つ擁壁と組み合わせて設置することができる。
例えば、基礎部分に“だるま篭”と称される円筒形のじ
ゃ篭を一段又は複数段設置して壁を形成し、この壁の上
に上記擁壁を形成するといった具合である。
【0031】
【発明の効果】このように本発明によれば、複数のふと
ん篭を階段状に段積して擁壁を構築するに際し、各ふと
ん篭を、素材の重複による無駄を少なく抑えながら、充
填物の保持性を損なうことなく、上下に安定した姿勢で
段積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るふとん篭の第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1のふとん篭の断面図である。
【図3】図1のふとん篭で構築した擁壁の斜視図であ
る。
【図4】本発明に係るふとん篭の第2実施例を示す斜視
図である。
【図5】本発明に係るふとん篭の第3実施例を示す斜視
図である。
【図6】図5のふとん篭における蓋網3の平面図であ
る。
【図7】従来のふとん篭の斜視図である。
【図8】従来のふとん篭で構築した擁壁の問題点を説明
するための断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C ふとん篭 2 胴網 2a,2b,2c,2d 側面網 3 蓋網 6 外周枠 8 主体部 8a 第1部分 8b 第2部分 9 延長部 14,15a,15b 仕切枠線 17 列線

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後及び/又は左右に複数個並設すると共
    に上下に階段状に段積して設置するための矩形のふとん
    篭であって、複数の矩形の側面網からなる胴網と、該胴
    網の上面を覆う矩形の蓋網とで形成され、 上記蓋網が、胴網の上面全体を覆う主体部と、該主体部
    から胴網の後方に向けて延出する延出部とからなってい
    て、上記主体部が、段積時に上段のふとん篭と重なる幅
    の広い後方側の第1部分と、上段のふとん篭と重ならな
    い幅の狭い前方側の第2部分とを有し、かつ該第2部分
    と上記延出部とが実質的に同じ幅であることを特徴とす
    るふとん篭。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のふとん篭において、上記
    蓋網における第2部分及び延出部のうち少なくとも第2
    部分が、第1部分とは別個に形成されていることを特徴
    とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のふとん篭において、上記
    蓋網が、該蓋網の全周を取り囲む矩形の外周枠を有し、
    この外周枠内に金網を張設することにより形成され、か
    つ上記第1部分と第2部分との境には、上記外周枠の左
    右の枠辺に両端を連結することにより1本の仕切枠線が
    取り付けられ、この仕切枠線に上記第1部分と第2部分
    とが共通に取り付けられていることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のふとん篭において、上記
    蓋網が、該蓋網の全周を取り囲む矩形の外周枠を有し、
    この外周枠内に金網を張設することにより形成され、か
    つ上記第1部分と第2部分との間には、上記外周枠の左
    右の枠辺に両端を連結することにより2本の仕切枠線が
    該枠辺に沿って移動自在に取り付けられ、一方の仕切枠
    線に上記第1部分が取り付けられると共に、他方の仕切
    枠線に第2部分が取り付けられ、またこれらの第1及び
    第2部分のうち少なくとも第2部分が、菱形金網により
    前後方向に伸縮自在なるように形成されていて、伸縮に
    より開閉自在であることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項2から4までの何れかに記載のふと
    ん篭において、上記各側面網及び蓋網がそれぞれ菱形金
    網により形成されていて、蓋網の第1部分と延出部とが
    他の各側面網と同じ大きさの網目を有し、第2部分がそ
    れより小さい網目を有することを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の何れかに記載のふとん篭
    を、内部に充填物を充填した状態で、下段のふとん篭の
    蓋網における第1部分及び延出部の上に上段のふとん篭
    が位置するように上下に階段状に段積して構築したこと
    を特徴とする擁壁。
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