JP3307260B2 - オキセタニル基を有する化合物およびその製造方法 - Google Patents

オキセタニル基を有する化合物およびその製造方法

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JP3307260B2 JP02205397A JP2205397A JP3307260B2 JP 3307260 B2 JP3307260 B2 JP 3307260B2 JP 02205397 A JP02205397 A JP 02205397A JP 2205397 A JP2205397 A JP 2205397A JP 3307260 B2 JP3307260 B2 JP 3307260B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開環重合および付
加反応などに有用なオキセタニル基を有する化合物およ
びその製造方法に関するものであり、該オキセタニル基
を有する化合物は、例えば、紫外線の照射により硬化す
る紫外線硬化型組成物などに用いることができる。
【0002】
【従来の技術】紫外線の照射による樹脂の硬化は、その
速い硬化速度、一般に無溶剤であることによる良好な作
業性および極めて低いエネルギー必要量などの特性によ
り、木材のコーティング、金属塗装および印刷などの分
野での利用が検討されている。これらの分野における初
期の開発においては、多官能アクリレートおよび不飽和
ポリエステル等を対象とした紫外線開始ラジカル重合に
研究が集中しており、多官能アクリレートおよび不飽和
ポリエステル等からなる組成物が使用された。現在にお
いても、これらの研究の大部分は紫外線開始ラジカル重
合に向けられているが、光開始イオン重合も多くの応用
分野でかなり有望であることが認められてきている。光
開始イオン重合においては、多種多様なモノマーを用い
ることが可能であるため、種々の化学的および物理的特
性を有する硬化物が得られる可能性がある。これまでの
光開始カチオン重合の開発は、3員環環状エーテルであ
るオキシラン環を有するエポキシ樹脂に集中しており、
光硬化型エポキシ樹脂は、接着性、耐熱性および耐薬品
性等の物性に優れていることが知られている。しかしな
がら、従来の光硬化型エポキシ樹脂には光硬化速度が遅
いという問題があり、このため、速やかな光硬化が必要
な紙およびプラスチックのコーティングなどの用途には
使用することが出来なかった。従って、エポキシ樹脂の
特性を生かしながら、硬化速度を向上させることが熱望
されている。一方、4員環環状エーテルであるオキセタ
ニル基を一分子中に複数個有する多官能オキセタンモノ
マーは対応する多官能エポキシドと同様、あるいはそれ
以上の光硬化性を有することが報告されており(ジャー
ナル オブ マクロモレキュー サイエンス、A29
巻、10号、915頁、1992年;同A30巻、2&
3号、173頁、1993年;同A30巻、2&3号、
189頁、1993年)、また多官能オキセタンモノマ
ーを主成分とする光硬化型組成物が提案されている(特
開平6−16804号公報)。この多官能オキセタンモ
ノマーを用いた紫外線硬化型樹脂の場合、紫外線照射に
おける硬化速度はエポキシ樹脂と比較して非常に速い。
しかしながら、光硬化型樹脂において、硬化速度が速い
ことは重要な課題であるが、同時に硬化物の物性も優れ
ていることが要求され、これまでに報告されているオキ
セタン化合物を用いた光硬化型樹脂は、エポキシ樹脂を
主剤とするものと比較して、硬化後の塗膜の諸特性が劣
り、このため、オキセタニル基を重合性基とする光硬化
型樹脂は速やかな光硬化性を有しているが、接着性およ
び伸び等の特性が必要な用途に応用することは困難であ
った。
【0003】
【発明が開発しようとする課題】本発明の目的は、紫外
線硬化型樹脂に用いた場合に、短時間の光照射により速
やかな硬化性を有し、かつ接着性および伸び等の諸特性
に優れた硬化物を与えるオキセタニル基を有する化合物
およびその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、オキセタニル基を有する特定な構造の化合物
が前記課題を解決することを見出し、また該化合物の工
業的に有利な製法も見出し、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は、下記式(1)で表されるオキ
セタニル基を有する化合物である。
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1 はメチル基またはエチル基を
示し、R2 は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
直鎖状もしくは分枝状アルキル基、フェニル基、フェノ
キシメチル基またはフェノキシプロピル基を示す)
【0007】また本発明における第3発明は、アルカリ
金属水酸化物の存在下、下記式(2)で表される3−
〔(オキシラニルメトキシ)メチル〕オキセタンとフェ
ノール類を反応させることを特徴とする前記式(1)で
表されるオキセタニル基を有する化合物の製造方法であ
る。
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1 はメチル基またはエチル基を
示す)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるオキセタニル基を有する化合物は、例え
ば、アルカリ金属水酸化物の存在下、前記3−〔(オキ
シラニルメトキシ)メチル〕オキセタンにフェノール類
を付加反応させることにより製造される。オキセタニル
基を有する化合物の製造原料の1つである3−〔(オキ
シラニルメトキシ)メチル〕オキセタンは前記式(2)
で表される化合物であり、この化合物は、例えば、下記
式(3)で表される3−ヒドロキシメチルオキセタンと
下記式(4)で表されるエピクロルヒドリンとの反応に
より高収率で製造することができる。
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R1 はメチル基またはエチル基を
示す)
【0013】
【化6】
【0014】また、他方の製造原料であるフェノール類
は、下記式(5)で表されるフェノールまたは置換基を
有するフェノールである。
【0015】
【化7】
【0016】(式中、R2 は水素原子、ハロゲン原子、
炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル基、フェ
ニル基、フェノキシメチル基またはフェノキシプロピル
基を示す)
【0017】前記反応における3−〔(オキシラニルメ
トキシ)メチル〕オキセタンとフェノール類の使用割合
は、3−〔(オキシラニルメトキシ)メチル〕オキセタ
ン1.0モルに対してフェノール類が0.5〜1.5モ
ルであることが好適である。
【0018】また、前記アルカリ金属水酸化物として
は、アルカリ金属の水酸化物であれば特に限定されない
が、反応性および入手の容易さの面より、水酸化ナトリ
ウムおよび水酸化カリウムが好ましい。アルカリ金属水
酸化物の使用量は、フェノール類1モルに対して0.0
1〜0.3モルが好適である。
【0019】前記反応は有機溶媒の存在下または無溶媒
のいずれでも進行するが、反応速度が速いことから無溶
媒で行うことが好ましい。また、用いる有機溶媒として
は、反応温度を維持できるものであれば特に限定されな
いが、トルエンおよびキシレンが好ましい。さらに、好
ましい反応における好適な反応温度は100〜200℃
の範囲であり、特に好ましくは120〜150℃であ
る。反応時間は、反応温度により適時選択すればよい
が、1〜20時間の範囲が好適である。
【0020】反応終了後は、有機化合物の反応で一般的
に用いられている抽出、分液および濃縮などの処理を行
い、さらに蒸留およびクロマトグラフィーなどによって
精製することが望ましい。
【0021】本発明におけるオキセタニル基を有する化
合物、光開始重合剤および必要に応じてその他の添加剤
を混合して樹脂組成物を調製し、得られた樹脂組成物を
紫外線の照射などにより硬化させることにより各種用途
に使用することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例および応用例により本発明をさ
らに詳しく説明する。 (実施例1)2000mlのガラス製フラスコに、3−
エチル−3−〔(オキシラニルメトキシ)メチル〕オキ
セタンを172.2g(1.0モル)、フェノールを9
4.1g(1.0モル)および水酸化カリウムを1.7
g(0.03モル)入れ、マグネチックスターラーによ
り攪拌させながら、130℃で3時間反応させた。反応
終了後、トルエン300mlおよび水500mlを添加
した後、分液ロートを用いて有機層と水層を分離させ、
この分離させた有機層を2回水洗した。トルエンを留去
後、蒸留により下記式(6)で表される化合物1を23
1.6g得た。収率は87モル%であった。化合物1の
沸点は175℃(0.8mmHg)であり、その構造は
図1に示す 1H−NMRにより確認した。
【0023】
【化8】
【0024】(実施例2)有機溶媒としてトルエンを3
00ml使用し、反応時間を8時間とした以外は、実施
例1と同様に反応を行い、収率85モル%で化合物1を
得た。
【0025】(実施例3)フェノールの代わりにp−t
−ブチルフェノールを150.2g(1.0モル)を用
いた以外は、実施例1と同様に反応を行った。蒸留が困
難であったためトルエン留出のみを行い、ほぼ定量的に
下記式(7)で表される化合物2を得た。
【0026】
【化9】
【0027】(実施例4)フェノールの代わりにp−ク
ミルフェノールを212.3g(1.0モル)を用いた
以外は、実施例1と同様に反応を行った。蒸留が困難で
あったためトルエン留出のみを行い、ほぼ定量的に下記
式(8)で表される化合物3を得た。
【0028】
【化10】
【0029】(応用例)実施例1、3および4で得られ
た化合物1〜3、下記式(9)で表される2官能オキセ
タン化合物および光開始剤UV−1699(ユニオンカ
ーバイド社製)を後記表1に示す割合で混合し、下記に
示す条件で密着性試験を行った。その結果を表1に示
す。 1)紫外線硬化条件:フェージョン社製紫外線ランプ
(Hバブル)にて、紫外線照射を行い硬化させた(積算
光量2J/cm2 )。 2)密着性評価:鋼板上にバーコーターを用いて、10
ミクロンの膜圧で塗布し上記条件で硬化させた後、碁盤
目試験により評価した。 ○:ハガレなし、△:一部ハガレあり、×:全面的にハ
ガレあり
【0030】
【化11】
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明におけるオキセタニル基を有する
化合物は、短時間の光照射により速やかに硬化し、かつ
得られた硬化物が接着性および伸び等に優れているの
で、木材のコーティング、金属塗装および印刷などの分
野において有用であり、その工業的利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で合成された化合物1の 1
−NMRを示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 305/06 C07D 407/12 C08G 65/22 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)で表されるオキセタニル基を
    有する化合物。 【化1】 (式中、R1 はメチル基またはエチル基を示し、R2
    水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の直鎖状もしく
    は分枝状アルキル基、フェニル基、フェノキシメチル基
    またはフェノキシプロピル基を示す)
  2. 【請求項2】請求項1記載の式(1)において、R1
    エチル基およびR2 が水素原子である、オキセタニル基
    を有する化合物。
  3. 【請求項3】アルカリ金属水酸化物の存在下、下記式
    (2)で表される3−〔(オキシラニルメトキシ)メチ
    ル〕オキセタンとフェノール類を反応させることを特徴
    とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載のオキセタ
    ニル基を有する化合物の製造方法。 【化2】 (式中、R1 はメチル基またはエチル基を示す)
JP02205397A 1997-01-21 1997-01-21 オキセタニル基を有する化合物およびその製造方法 Expired - Lifetime JP3307260B2 (ja)

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