JP3306795B2 - 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム - Google Patents

包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム

Info

Publication number
JP3306795B2
JP3306795B2 JP07766694A JP7766694A JP3306795B2 JP 3306795 B2 JP3306795 B2 JP 3306795B2 JP 07766694 A JP07766694 A JP 07766694A JP 7766694 A JP7766694 A JP 7766694A JP 3306795 B2 JP3306795 B2 JP 3306795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
folded
packaging
peripheral edge
rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07766694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07274867A (ja
Inventor
忠男 斎藤
Original Assignee
中国パール販売株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中国パール販売株式会社 filed Critical 中国パール販売株式会社
Priority to JP07766694A priority Critical patent/JP3306795B2/ja
Publication of JPH07274867A publication Critical patent/JPH07274867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3306795B2 publication Critical patent/JP3306795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、にぎり飯を海苔と分離
状態に包装する包装おにぎりとその製造方法及び包装フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、にぎり飯と海苔とを分離状態で包
装し、衛生的で、かつ海苔が新鮮であると共に、食する
時には海苔をにぎり飯に合体させ、海苔巻きおにぎりが
得られる包装おにぎりが種々の構成で提案されている。
これらの中には、矩形体の外フィルムの内側にこれの外
形より小形の海苔を重ね、さらにその内側に、外フィル
ムの長手方向二分割した幅より若干大きい幅を有する内
フィルム二枚を、外フィルムの中央部で一部分を互いに
重ねると共に、外周縁部を外フィルムの外周縁部に重
ね、外周縁部に沿って内外フィルムを接着した包装フィ
ルムを用い、この包装フィルムの内フィルム一半部上
に、にぎり飯を載置し、これに沿わせて他半部を折り重
ね、内外フィルムの三角状の突出部分を折り込んでその
上にラベルを張りつけた包装おにぎりがある。
【0003】この包装おにぎりは、食する時には、ラベ
ルを剥がして包装フィルムを開放し、内フィルム一半部
側ににぎり飯を載置しながら、他半部側の内フィルムを
剥がし、露出した海苔をにぎり飯の上に折り重ね、そし
て今度は内フィルム他半部側に海苔を下にしてにぎり飯
を載置し直し、一半部側の内フィルムを剥がして海苔を
にぎり飯の上に折り重ね、海苔巻きおにぎりが得られる
ものである。ところが、この包装おにぎりは、海苔を合
体する時、にぎり飯と海苔とが内フィルムから露出して
不衛生となるおそれがあり、しかも、内フィルム上でに
ぎり飯を載置し直して海苔を合体するので、にぎり飯が
包装フィルムから滑り落ちたりしやすく、海苔巻きおに
ぎりを得るのが煩わしいものであった。
【0004】こうした欠点を解決するものとして、三角
状にぎり飯の外形に略沿うように適宜円錐状に形成し、
先端部を分離して小孔を形成し得るミシン目を形成した
外フィルムと、これと略同形状の内フィルムとの間に海
苔を介在させた包装フィルムを使用し、この包装フィル
ムの内フィルムの内側ににぎり飯を挿入し、開口部を折
り込んでラベルを貼りつけた包装おにぎりがある。
【0005】この包装おにぎりは、ミシン目を切裂いて
先端部を除去すれば内フィルムの先端部が露出し、ラベ
ルを剥がすと折り込み部分が開放されるため、先端部を
引っ張り内フィルムを抜き取ると海苔巻きおにぎりを得
られ、食する時の操作が簡便でかつ衛生的なものであ
る。しかしながら、内フィルムがにぎり飯の周囲にくっ
つきやすく、しかも、これを外フィルムの小孔から抜き
取らねばならないため、スム−ズには抜き取ることがで
きず、無理に抜き取ろうとするとにぎり飯を強くにぎり
締めて型を崩しやすいといった欠点があった。
【0006】この欠点を解決するものとしては、矩形体
の中央部長手方向にカットテ−プ等の分断手段を形成し
た外フィルムの内側に、これより適宜小形の海苔を重
ね、さらに、内側に短手幅が外フィルムの二分割した幅
より若干幅広な二枚を内フィルムを、外フィルム外周縁
に合わせかつ中央部が互いに重合するようにして重ね、
外フィルム外周縁に沿って内外フィルムを熱融着した包
装フィルムで包装された包装おにぎりがある。
【0007】この包装おにぎりは、分断手段によって外
フィルムを左右に分断すれば、内フィルムは2枚のフィ
ルムを中央部で重合させた分断形であるため、包装フィ
ルム全体が二分割状態となり、片半部をそれぞれ左右に
引き抜けば、海苔をにぎり飯に合体させ、手軽に海苔巻
きおにぎりを得ることができるものである。しかしなが
ら、にぎり飯の一辺を中央部短手方向に沿わせて2つ折
り状に折り合わせ さらに三角状に突出した両隅部をに
ぎり飯上に順次折り重ね、この重なり部分にラベルを貼
着してあるため、分断手段による分断が上記重なり部分
で引掛かってしまい、簡便かつ正確な分断がしにくかっ
た。このことから、分断手段上への重なり部分を少なく
し、分断を阻害しないようにとの思想により、互いに重
ならないように両隅部を斜めに切欠くなどして、隅部に
切欠部を形成したものが既に提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の切欠部
を形成したものは、分断手段への重なりが少なくなる
分、分断自体を容易にするという点では好適であるもの
の、両隅部が切欠部の分だけ少なくなるため、にぎり飯
の被覆が不十分となって部分的に露出したり、或いは、
重なりが少なくなる分、折り込み部が少なくなって止着
可能部分が少なく限定され、ラベルによる止着が不十分
となるおそれがあった。
【0009】一方、切欠部を形成するか否かに関わら
ず、両折り込み部を止着するには、折り込み部のつけ根
側部分を熱融着して止着し、分断手段上に折り重ねた両
隅部にラベルを貼着して行っている。そのため、分断す
る際にはラベル自体も分断しなければならず、例えば、
分断手段がカットテープであれば、分断途中でカットテ
ープが切れたり、或いは、無理に分断しようとして、に
ぎり飯に無理な力を加えてにぎり飯の型崩れを起こした
りするなど、スム−ズな分断が出来にくいこともあっ
た。また、分断後であっても、折り込みつけ根側部分が
熱融着したままであるため、一半部を左右に挽き抜く時
にスムーズに挽き抜きにくく、しかも、折り込み部分に
挟まれていた海苔部分がちぎれやすいなどの問題点があ
った。
【0010】本発明は、上記の問題点が包装フィルムを
幾重にも折り込んで、さらに、開封用の分断手段上にラ
ベルを貼着することによって包装した包装おにぎりとそ
の製造方法、及び、包装フィルムに問題点があることを
見いだし、その解決を図るべく、包装おにぎりの構成と
その製造方法、及び、包装フィルムの構成を根本的に改
善してなしたものであり、その目的とする所は、ラベル
を貼着することなく内外フィルム及び海苔を二つ折り状
態にすることによって、にぎり飯を簡便かつ確実に包装
でき、しかも、製造後において食するときには、簡便に
開封し、手軽に海苔巻きおにぎりを得ることができるよ
うな包装おにぎりとその製造方法、及び、包装フィルム
を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、二つ折りに重ね合わせた状態における外
周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
二つ折り辺部分を上記分離片部分に重ねて包装フィルム
となし、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎ
り飯を載せ、にぎり飯を包被する如く内フィルムを二つ
折り状に折り返し、さらに、外フィルムを海苔と共に折
返してこの外側に重ね合わせ、外フィルムの分離片部分
と内フィルムの上記二つ折り辺部分とを熱融着等により
接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等によ
り接着した構成を有して包装おにぎりとしたものであ
る。
【0012】また、上記外フィルムの分離片部分に対し
ては、内フィルムの二つ折り辺と隣接する辺部分を重ね
て包装フィルムとなすと共に、にぎり飯を載せた後、両
部分を接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着
等により接着した構成を有した包装おにぎりとすること
もできる。なお、上記の包装おにぎりは、外周縁部を熱
融着等により接着する際に、包装フィルム内の空気を抜
き取ってなる構成を有したものが好ましい。
【0013】さらに、本発明は、二つ折りに重ね合わせ
た状態における外周縁部の一部を分離片となし得るよう
に分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代として
なる外フィルムの内面に海苔を重ね、その内側の略半面
部分上に内フィルムの略半面部分を重ね合わせると共
に、内フィルムの二つ折り辺部分を上記分離片部分に重
ねて包装フィルムとなし、この重ね合わせた内フィルム
部分の内側ににぎり飯を載せ、にぎり飯を包被する如く
内フィルムを二つ折り状に折り返し、さらに、外フィル
ムを海苔と共に折返してこの外側に重ね合わせ、外フィ
ルムの分離片部分と内フィルムの上記二つ折り辺部分と
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を熱融着等により接着した構成を有して包装おにぎり
を製造する方法も特徴とするものである。
【0014】上記外フィルムの分離片部分に対し、内フ
ィルムの二つ折り辺と隣接する辺部分を重ねて包装フィ
ルムとなすと共に、にぎり飯を載せた後、両部分を接着
し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等により接
着した構成を有する包装おにぎりを製造する方法も特徴
とするものである。なお、上記のようにして包装おにぎ
りを製造するには、外周縁部を熱融着等により接着する
際に、包装フィルム内の空気を抜き取るのが好ましい。
【0015】また、本発明は、二つ折りに重ね合わせた
状態における外周縁部の一部を分離片となし得るように
分離手段を設け、かつ、他の外周縁部を接着代としてな
る外フィルムの内面に海苔を重ね、その内側の略半面部
分上に内フィルムの略半面部分を重ね合わせると共に、
内フィルムの二つ折り辺部分を上記分離片部分に重ね、
外フィルムの分離片部分と内フィルムの二つ折り辺部分
とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装フィ
ルムとしたものである。上記包装フィルムは、外フィル
ムの分離片部分に内フィルムの二つ折り辺と隣接する辺
部分を重ね、両部分を接着したものとすることもでき
る。
【0016】
【作用】海苔を重ねた外フィルムの略半面部分上に内フ
ィルムの略半面部分を重ね、この内フィルムの略半面部
分上ににぎり飯を載せ、内外フィルムを二つ折り状に折
り返してにぎり飯を包被し、外フィルムの分離片部分同
士で内フィルムの二つ折り辺部分を挟んだ状態で両部分
を熱融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同
士を接着して包装おにぎりとしてあるため、包装フィル
ムを二つ折りにした状態で、かつ、ラベルを貼り付けな
くても包装おにぎりを製造することができる。
【0017】この内フィルムは、二つ折り辺部分若しく
はその隣接辺部分を外フィルムの分離片で挟んだ状態で
外フィルムに接着してあり、しかも、他の包被部はにぎ
り飯を包装してはいるものの、接着されていない自由端
となっており、内フィルムの外側は、海苔を介在させた
二つ折りの外フィルムによって包装した状態となる。し
たがって、分離手段によって外フィルムの分離片を分離
すれば、外フィルムからこの分離片と共に内フィルムを
引き抜くことができ、容易に海苔とにぎり飯を合体させ
て海苔巻きおにぎりを得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。本発明に係る包装おにぎり1は、図1乃至図3に
示す如く、外フィルム2と、内フィルム3との間に小形
の海苔4を介在させて包装フィルムとなし、この包装フ
ィルムを用いてにぎり飯5を包装したものである。
【0019】この外フィルム2は、任意合成樹脂製の矩
形体のフィルムであって、好ましくは二軸延伸したもの
であり、その長手方向に二つ折りにした状態で、三角状
にぎり飯5を包装できる大きさとし、両短手辺に沿って
この短手辺部を分離して分離片6とする分離手段として
のミシン目7を設けると共に、その両端部に切裂き案内
用の切込み8を設け、分離片6以外の外周縁部を接着代
(接着可能なゆとり幅)9としたものである。
【0020】内フィルム3は、任意合成樹脂、好ましく
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、
或いは、マット加工を施したマットフィルム等、表面が
高い滑り性を有するように(摩擦抵抗が小さくなるよう
に)、表面を処理加工した合成樹脂からなる矩形体のフ
ィルムであって、外フィルム6の外形より小形或いは少
なくとも短手幅が小形のものであり、これを長手方向に
二つ折りにした時の二つ折り辺部分を、上記分離片6部
分と共に接着する二つ折り接着代(接着可能なゆとり
幅)10とし、この二つ折り接着代10の両側フィルム
面を、それぞれにぎり飯包被部11、12としたもので
ある。
【0021】上記内外フィルム2、3及び海苔4を用
い、下記のようにして、本発明の包装おにぎり1を製造
することができる。先ず、外フィルム2の内側面上に、
その接着代9より内方に海苔4を重ね、さらにその内側
の略半面上に内フィルム3を全面重合状態から半分程度
ずらした状態、すなわち、内フィルム3の包被部11が
外フィルム2の接着代9より内方において、海苔4の略
半面上に重なり、かつ、二つ折り接着代10部分が外フ
ィルム2の分離片6部分に重なるようにして重ね合わ
せ、さらにその上で、この包被部11の上ににぎり飯5
を載せる。
【0022】次に、内フィルム3を二つ折り接着代10
部分で二つ折り状に折り返して包被部12をにぎり飯5
の反対面側に折り重ね、さらにその上に、略他半面の外
フィルム2を海苔4と共に折り返して重ね合わせ、外フ
ィルム2の分離片6部分同士の間に、二つ折り接着代1
0部分を挟んだ状態で熱融着等の任意手段により、これ
らを一体的に接着すると共に、外フィルム2の接着代9
同士を熱融着等の任意手段により接着して外周を略密封
状とし、包装おにぎり1を製造することができる。
【0023】次に、この包装おにぎり1の製造工程の一
例を図4乃至図7に示す。加工金型13は、にぎり飯の
厚みに略等しい厚みを有する厚肉円盤状の金型であっ
て、にぎり飯の外形に略等しい大きさに円盤部分を軸方
向にくり抜いて形成した加工孔14を複数個、円周沿い
に設け、軸15を中心として間欠的に回転自在としたも
のである。なお、図4に示した例では、円盤上に6か所
の加工孔14を設けてある。また、この加工金型13の
周囲には、包装おにぎり1の製造に必要な各作業、例え
ば、フィルムと海苔の供給などの作業を行う各装置(図
示せず)が、各加工孔14毎に対応して個別に設置して
ある。
【0024】包装おにぎり1の各製造過程は、先ず、図
4の所定位置aにおいて、加工孔14上に外フィルム2
が供給され、次に、加工金型13が同図bまで1ピッチ
回転すると共に、bにおいて外フィルム2の上の前記所
定位置に海苔4が供給され、加工金型13が次の間欠回
転位置cまで1ピッチ回転する。ここで、この海苔4の
上に内フィルム3が前記所定位置に供給され、所定長さ
だけずれて外フィルム2及び海苔4の上に重なる。次
に、加工金型13が次の所定位置dまで1ピッチ回転し
た後、加工孔14に合うようににぎり飯5が供給されて
内フィルム3上に重なり、さらに、加工金型13が同図
eまで1ピッチ回転する。
【0025】この状態で(または、図4dのにぎり飯供
給と同時、より好ましくはにぎり飯5が加工孔14内に
適度に押し込まれ、それに伴ってにぎり飯5の周囲のフ
ィルム部分が加工金型13から適度に浮き上がった状態
で)、図5及び図6(A)、(B)に示した如く、作業
アーム(図示せず)で内フィルム3を、二つ折り接着代
10部分で折り返してにぎり飯5の上に重ねると共に、
別の作業アーム(図示せず)で外フィルム2を海苔4と
共に折り返し、既に折り込んである内フィルム3の上に
重ね合わせる。
【0026】次に、加工金型13が図4fまで1ピッチ
回転し(または上記重ね合わせ位置のままでも良い)、
図7(A)のように、図示しないプレスシール機により
外フィルム2の分離片6部分同士で、内フィルム3の二
つ折り接着代10を挟んで両者を熱融着等して接着する
と共に、外フィルム2の接着代9同士を熱融着等により
接着して包装おにぎりとなし、さらに別の作業アーム
(図示せず)でこの包装おにぎりを加工孔14から下方
に押し出す(同図B)。
【0027】このようにして、包装おにぎり1を1個製
造することができる。また、加工金型13が図4aまで
1ピッチ回転することによって、製造作業の一工程が終
了し、引き続いて上記の工程を繰り返すことができるの
で、次々と包装おにぎり1を製造することができる。
【0028】さらに、この包装おにぎり1は、包装完了
時に隅部がにぎり飯5から三角状に突出した状態となっ
て、フィルム内に空隙が生じるので、接着代9同士を接
着する際に、例えば、図7(A)の如く接着代9同士を
図示しないプレスシール機により接着する際に、外フィ
ルム2内の空気を抜き取りながら真空パック状に製造す
れば、にぎり飯5と内外フィルム2、3及び海苔4が密
封状態で安定してずれることがないので、劣化防止と合
わせ一層好ましいものとなる。また、出来上がった包装
おにぎり1の方形状平面部16には、ミシン目7に掛か
っても良いが、好ましくは掛からないよう、製造年月
日、品名等所望の表示を施したラベル17を貼着してお
くことができる。
【0029】上記構成の包装おにぎりであれば、食する
時には、先ず図8(A)に示した如く、切り込み8から
ミシン目7を左右に切り裂いて分離片6を分離し、その
まま同図(B)の如く上方向へ引っ張れば、内フィルム
3は、分離片6部分で熱融着されているので、内フィル
ム3を二つ折り状態のままで分離片6と共に引き出すこ
とができる。このとき、ミシン目7にはラベル等を貼着
していなければ、切り裂きは妨害されることなく一層ス
ムーズに行われる。
【0030】内フィルム3を引き出し終わると、にぎり
飯5は二つ折りの海苔4で包まれた状態となり、しか
も、外フィルム2の分離片6の部分がそっくり開口部分
となるから、この開口部分からにぎり飯5を海苔巻き状
態で取り出すことができる(同図(C))。このよう
に、海苔4は、内外フィルムの二つ折り状態のままにぎ
り飯5を包むことになるので、その一部がちぎれたりせ
ず完全な海苔巻きおにぎりを極めて容易に得ることがで
きる。
【0031】なお、図9(A)に示したように、上記の
内外フィルム2、3と海苔4とを使用し、外フィルム2
の内側面上に、その接着代9より内方に海苔4を重ね、
さらにその内側の略半面上に内フィルム3を、その包被
部11が外フィルム2の接着代9より内方においてその
略半面上に重なり、かつ、二つ折り接着代10部分が外
フィルム2の分離片6部分に重なるようにして重ね合わ
せ、さらにその上で、この二つ折り接着代10部分を分
離片6部分に熱融着などして接着18することにより、
包装フィルム19を予め形成しておき、上記で示した図
4dからfまでの製造工程を経ることにより、包装おに
ぎり1を製造することができる。
【0032】また、上記実施例とは別の実施例として、
図9(B)に示したように、矩形体の長手辺に沿ってそ
の長手一側辺部を分離して分離片20とし得る分離手段
としてのミシン目21を設けると共に、その両端に切り
裂き案内用切り込み22を設け、分離片20以外の外周
縁部を接着代23とした外フィルム24と、上記包装お
にぎり1の製造に使用した内フィルム3及び海苔4とを
使用し、
【0033】この外フィルム24の内側面上に、その接
着代23より内方に海苔4を重ね、さらにその内側の略
半面上に、内フィルム3の略半面部分を縦横交差状に、
すなわち、内フィルム3の略半面の包被部11が外フィ
ルム24の接着代23より内方において、海苔4の略半
面上に重なり、かつ、二つ折り接着代10部分が外フィ
ルム24の分離片20部分に重なるようにして重ね合わ
せ、さらにその上でにぎり飯5を包被部11上に載せ、
その後は前記包装おにぎり1を製造した時と同様にして
包装おにぎりを製造することもできる。
【0034】この場合も、内外フィルムを重ねた状態
で、分離片20部分を熱融着などにより接着して予め包
装フィルムを形成しておき、これを使用して包装おにぎ
りを製造することもできるし、もちろん、接着時に外フ
ィルム24内の空気を抜き取り真空状にして包装するこ
とも可能である。この包装おにぎりも、分離片20の部
分に内フィルム6の二つ折り接着代10が接着してある
ため、開封は、前記包装おにぎり1と同様に簡易であ
る。
【0035】図10は、上記実施例とはさらに異なる実
施例を示してある。包装おにぎり25は、長手方向に二
つ折りにした状態でにぎり飯を包装できるように、矩形
体の両長手辺部分を、その両端部から長手辺に対して斜
めに大きく切欠いて三角状に切除し、短手辺に沿ってこ
の短手辺部分を分離して分離片26とする分離手段とし
てのカットテープ(切断用細幅テープ)27を設けると
共に、その両端部に切り裂き案内用にスリット28を設
け、分離片26以外の外周縁部を接着代29とした外フ
ィルム30と、
【0036】矩形体を長手方向に二つ折りにして外フィ
ルム30の三角状片半分の外周縁部内方に重なるよう
に、その隅部を切り欠くと共に、長手方向二つ折りにし
た時の二つ折り辺部分を二つ折り接着代31とし、これ
以外の三角状の両フィルム面をそれぞれ包被部32、3
3とした内フィルム34とを使用し、
【0037】外フィルム30の内側面上に、その接着代
29より内方に小形の海苔35を重ね、さらにその内側
の三角状の略半面上に、内フィルム34を、その包被部
32が外フィルム30の接着代29より内方において、
海苔35の略半面上に重なり、かつ、二つ折り接着代3
1部分が外フィルム30の分離片26部分に重なるよう
にして重ね合わせ、さらにその上で、この包被部32の
上ににぎり飯5を載せ、
【0038】次に、内フィルム34を二つ折り接着代3
1部分で二つ折り状に折り返して包被部33をにぎり飯
5の反対面側に折り重ね、さらにその上に、略他半面の
外フィルム30を海苔35と共に折り返して重ね合わ
せ、外フィルム30の分離片26部分同士の間に、二つ
折り接着代31部分を挟んだ状態で熱融着などして一体
的に接着すると共に、外フィルム30の接着代31同士
を熱融着などにより接着し、外周を略密封状とすること
によって製造したものである。
【0039】この内外フィルム30、34と海苔35と
で包装おにぎりを製造するには、スリット28の間を除
き、二つ折り状態の外フィルム30の他の外周縁部同士
を接着する外、上記包装おにぎり1の製造方法と同様に
して製造することができるし、上記のようにして内外フ
ィルム30、34を海苔35を介在させて重ねた状態
で、予め分離片26の部分を熱融着等により接着して包
装フィルムを形成しておき、これを使用して包装おにぎ
り25を製造することもできる。
【0040】この包装おにぎりであれば、カットテープ
27を切り裂き、分離片26を外方へ引っ張れば、後は
上記の包装おにぎり1と同様にして海苔巻きおにぎりを
得ることができる。すなわち、この場合も、引き裂きは
ラベル等に妨害されることなく極めてスムーズに行わ
れ、分離片26と共に内フィルム34を引出し終われ
ば、二つ折りの海苔35による海苔巻きおにぎりを容易
に得ることができる。
【0041】なお、外フィルムの形状は、上記実施例に
限定されることは無く、にぎり飯を包装し得れば、任意
形状とすることもでき、内フィルムと海苔とは、この外
フィルムに対応して任意形状とすることができる。ま
た、分離手段は、上記ミシン目、カットテープ、その他
分離可能な手段若しくはフィルム構成とすることがで
き、分離手段の形成線も曲線その他任意に設定すること
ができる。
【0042】一方、図11(A)に示したように、上記
の外フィルム24の内側面上に、その接着代23より内
方に海苔4を重ね、さらにその内側の略半面上に上記で
使用した内フィルム36を、その略半面部分が外フィル
ム24の接着代23より内方において、海苔4の略半面
上に重なり、かつ、その二つ折り辺と隣接する辺、すな
わち、長手辺部分37の一部が外フィルム24の分離片
26部分に重なるようにして重ね合わせ、さらにその上
で、この内フィルム36の内側の略半面上ににぎり飯5
を載せ、
【0043】次に、内フィルム36の他の略半面部分を
にぎり飯5の反対面側に折り重ね、さらにその上に、外
フィルム24の略他半面部分を海苔4と共に折り返して
重ね合わせ、外フィルム24の分離片26部分同士の間
に、上記長手辺部分37を挟んだ状態で熱融着等して一
体的に接着すると共に、外フィルム24の接着代23同
士を熱融着等して接着して外周を略密封状とし、包装お
にぎりを製造することもできるし、
【0044】さらにまた、同図(B)の如く、上記包装
おにぎり1の製造に使用した外フィルム2の接着代9の
内方に海苔4を重ね、さらにその内側の略半面上に上記
内フィルム36を外フィルム2に対して縦横交差状に、
すなわち、内フィルム36の略半面部分が外フィルム2
の接着代9より内方において、海苔4の略半面上に重な
り、かつ、内フィルム36の長手辺部分37の一部が外
フィルム2の長手方向端部の分離片6に重なるようにし
て重ね合わせ、その後は、上記図11(A)と同様にし
て包装おにぎりを製造することもできる。
【0045】これらの場合でも、内外フィルムを重ねた
状態で内フィルムの長手辺部分の一部を、外フィルムの
分離片部分に熱融着などして接着して包装フィルムを形
成しておき、これを使用して包装おにぎりを製造するこ
ともできるし、もちろん、接着時に外フィルム24或い
は2内の空気を抜き取り真空状にして包装することもで
き、さらに、内外フィルムの形状も矩形体に限らず、図
10に示したものの他、他の形状のものを使用しても、
外フィルムの略半面部分に内フィルムの略半面部分を重
ねることができる限りは、同様にして包装おにぎりを製
造することができる。
【0046】なお、上記で示した実施例の中で、図4乃
至図7或いは図9(A)に示す如く内外フィルムを重ね
る場合においては、外フィルムに重ねた内フィルムの短
手幅部分ににぎり飯の三角状の一側面を起立するように
して載せ、先ず、内フィルムを両面から被覆する如くに
ぎり飯に合わせ、ついで両側から外フィルムを折り込
み、外フィルムの分離片部分で内フィルムの二つ折り辺
部分を挟んで熱融着などして一体的に接着し、同時に外
フィルムの接着代同士を熱融着などして接着して包装お
にぎりを製造することもできる。
【0047】なお、上記いずれの実施例においても、ミ
シン目に代えてカットテープを設け、或いは両方を兼用
し、或いはまたフィルムを切り裂き方向に方向性のある
フィルムを用いて切り裂き開始案内用の切り込みを設
け、或いはこれらの兼用構成としても良いものである。
【0048】
【発明の効果】上記の如く本発明によれば、外フィルム
の内側面上にその接着代より内方において海苔を重ね、
さらにその内側の海苔の略半面上に内フィルムの略半面
部分を重ね合わせ、この内フィルムの内側の略半面上に
にぎり飯を載置すると共に、他の略半面部分をにぎり飯
の上に折り重ね、さらにその上に、海苔と共に外フィル
ムの略半面部分を折り返して重ね合わせ、或いはそのよ
うな構成の包装フィルムを用い、その上で、内フィルム
の二つ折り接着代部分、或いは、隣接辺部分を、外フィ
ルムの分離片部分同士で挟んで熱融着等により接着する
と共に、外フィルムの外周縁部を接着して包装おにぎり
を製造することができる。
【0049】したがって、包装フィルムの両隅部を折り
込んだり、また、折り込み部分にラベルを貼りつけなく
ても簡便かつ確実に包装おにぎりを製造することができ
る。しかも、分離手段を外フィルムの外周縁に沿って設
けたので、所望の表示用のラベルは、分離手段以外の部
分上に貼着することができ、分離手段による分離はラベ
ルによっては妨害されず、極めてスムーズに行うことが
できる。また、内外フィルムを熱融着などして接着する
際に、外フィルム内の空気を抜き取って製造すれば、内
外フィルム及び海苔が略密封状態で安定してずれること
がなくなり、劣化防止と合わせて一層好ましいものとな
る。
【0050】さらに、包装フィルムは幾重にも折り込ま
れず、単に二つ折り状にしてにぎり飯を包被し、しか
も、海苔巻き状態のおにぎりを得るには、分離手段によ
る分離後の分離片と共に、内フィルムを引き抜くだけで
行えるので、内外フィルに挟まれていた海苔が千切れる
ことなく、手軽に完全な海苔巻きおにぎりを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装おにぎりの一例を示す正面図であ
る。
【図2】図1の包装おにぎりのII-II 線断面図である。
【図3】本発明の包装フィルムの分解斜視図である。
【図4】包装おにぎりの製造方法の一例を示す説明図で
ある。
【図5】図4のdとeの状態において、加工金型上に載
置した内外フィルムと海苔の上に、さらに、にぎり飯を
載せて内フィルムを一部折り返す状態を示した部分拡大
斜視図である。
【図6】図4のeからfまでの包装おにぎりの製造過程
を示しており、(A)は、内外フィルム及び海苔を重ね
た上に、さらににぎり飯を載せて内外フィルムを折り返
す状態を示す断面図であり、(B)は、にぎり飯を載
せ、垂直状態まで折り返した内外フィルムを、さらに、
にぎり飯の上に折り返す状態を示す断面図である。
【図7】図4のeからfまでの包装おにぎりの製造過程
を示しており、(A)は、内外フィルムを折り重ねた状
態でにぎり飯を上方から押し込む状態を示す断面図であ
り、(B)は、外周縁部を熱融着等して接着した後、加
工金型の加工孔を通過させた状態を示す断面図である。
【図8】包装おにぎりの開封方法の一例を示す正面図で
あり、(A)は、ミシン目を一部切り裂いた状態を表
し、(B)は、分離片と共に内フィルムを一部引き出し
た状態を表し、(C)は、海苔巻きおにぎりを外フィル
ムから一部取り出した状態をそれぞれ表している。
【図9】(A)は、包装フィルムの一実施例を示す正面
図であり、(B)は、(A)とは異なる別実施例の包装
フィルムを示す正面図である。
【図10】包装フィルムと包装おにぎりのさらに別の実
施例を示しており、(A)は、包装フィルムを示す正面
図であり、(B)は、包装完了状態の包装おにぎりを示
す正面図である。
【図11】包装フィルムのさらにまた別の実施例を示し
ており、(A)は、その一例を示す正面図であり、
(B)は、別の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 包装おにぎり 2 外フィルム 3 内フィルム 4 海苔 5 にぎり飯 6 分離片 7 ミシン目 9 接着代 10 二つ折り接着代 11,12 包被部 17 ラベル 19 包装フィルム 20 分離片 21 ミシン目 23 接着代 24 外フィルム 25 包装おにぎり 26 分離片 27 カットテープ 29 接着代 30 外フィルム 31 二つ折り接着代 32,33 包被部 34 内フィルム 35 海苔 36 内フィルム

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺部分を上記分離片部分に重ねて包装フィルム
    となし、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎ
    り飯を載せ、にぎり飯を包被する如く内フィルムを二つ
    折り状に折り返し、さらに、外フィルムを海苔と共に折
    返してこの外側に重ね合わせ、外フィルムの分離片部分
    と内フィルムの上記二つ折り辺部分とを熱融着等により
    接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等によ
    り接着した構成を有する包装おにぎり。
  2. 【請求項2】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺と隣接する辺部分を上記分離片部分に重ねて
    包装フィルムとなし、この重ね合わせた内フィルム部分
    の内側ににぎり飯を載せ、にぎり飯を包被する如く内フ
    ィルムを二つ折り状に折り返し、さらに、外フィルムを
    海苔と共に折返してこの外側に重ね合わせ、外フィルム
    の分離片部分と内フィルムの上記隣接する辺部分とを熱
    融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を
    熱融着等により接着した構成を有する包装おにぎり。
  3. 【請求項3】 上記外フィルムの外周縁部を熱融着等に
    より接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取って
    なる構成を有する請求項1又は2に記載の包装おにぎ
    り。
  4. 【請求項4】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺部分を上記分離片部分に重ねて包装フィルム
    となし、この重ね合わせた内フィルム部分の内側ににぎ
    り飯を載せ、にぎり飯を包被する如く内フィルムを二つ
    折り状に折り返し、さらに、外フィルムを海苔と共に折
    返してこの外側に重ね合わせ、外フィルムの分離片部分
    と内フィルムの上記二つ折り辺部分とを熱融着等により
    接着し、同時に外フィルムの接着代同士を熱融着等によ
    り接着することを特徴とする包装おにぎりの製造方法。
  5. 【請求項5】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺と隣接する辺部分を上記分離片部分に重ねて
    包装フィルムとなし、この重ね合わせた内フィルム部分
    の内側ににぎり飯を載せ、にぎり飯を包被する如く内フ
    ィルムを二つ折り状に折り返し、さらに、外フィルムを
    海苔と共に折返してこの外側に重ね合わせ、外フィルム
    の分離片部分と内フィルムの上記隣接する辺部分とを熱
    融着等により接着し、同時に外フィルムの接着代同士を
    熱融着等により接着することを特徴とする包装おにぎり
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記外フィルムの外周縁部を熱融着等に
    より接着する際に、包装フィルム内の空気を抜き取るよ
    うにすることを特徴とする請求項4又は5に記載の包装
    おにぎりの製造方法。
  7. 【請求項7】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺部分を上記分離片部分に重ね、外フィルムの
    分離片部分と内フィルムの二つ折り辺部分とを熱融着等
    により接着してなる構成を有する包装フィルム。
  8. 【請求項8】 二つ折りに重ね合わせた状態における外
    周縁部の一部を分離片となし得るように分離手段を設
    け、かつ、他の外周縁部を接着代としてなる外フィルム
    の内面に海苔を重ね、その内側の略半面部分上に内フィ
    ルムの略半面部分を重ね合わせると共に、内フィルムの
    二つ折り辺と隣接する辺部分を上記分離片部分に重ね、
    外フィルムの分離片部分と内フィルムの上記隣接する辺
    部分とを熱融着等により接着してなる構成を有する包装
    フィルム。
JP07766694A 1994-04-15 1994-04-15 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム Expired - Fee Related JP3306795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07766694A JP3306795B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07766694A JP3306795B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07274867A JPH07274867A (ja) 1995-10-24
JP3306795B2 true JP3306795B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=13640211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07766694A Expired - Fee Related JP3306795B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3306795B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4562382B2 (ja) * 2003-12-05 2010-10-13 朋和産業株式会社 米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具
JP6103666B1 (ja) * 2016-03-07 2017-03-29 達夫 舟橋 包装おにぎり

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07274867A (ja) 1995-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5864551B2 (ja) 再密閉可能なフレキシブル包装(flexiblepackaging)およびそのフレキシブル包装を製造するための方法
EP2571781B1 (en) Easy open and reclosable flexible film packaging products and methods of manufacture
JP2018535900A (ja) コールドシールされた可撓性フィルムパッケージ及び方法
JP3168096B2 (ja) 包装材料および包装材料の生産方法
JP2002002805A (ja) ピロー包装品
JP3306795B2 (ja) 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム
JPH09104449A (ja) 包装容器
JP3307500B2 (ja) 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム
JP3404544B2 (ja) 包装おにぎりとその製造方法及び包装フィルム
JP2002238478A (ja) 三角おにぎり用包装体及び三角おにぎり包装品
JP2006264758A (ja) 包装体を用いた米飯加工食品の包装方法及びこれに用いられる包装体
JP3338170B2 (ja) 包装フィルムと包装おにぎり及びその製法
JPH0646312Y2 (ja) 包装材
JP2598167Y2 (ja) 包装材
JP4131138B2 (ja) 易開封性に優れた包装体
JP2002159271A (ja) 包装飯塊
JP2012184007A (ja) 包装材及びその製造方法
JP3062654U (ja) パン用包装袋
JP2000109047A (ja) 円錐状包装容器
JP2543396Y2 (ja) コーンカップ用包装袋
JPH11309792A (ja) 包装用袋の製造方法
JPH09156681A (ja) コーンカップ用包装袋およびその製造方法
JPH07112745A (ja) 密封小分け袋の構造及びその製造方法
JPH0350698Y2 (ja)
JP3020307U (ja) 開封用テープ付き包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees