JP3306770B2 - 鉛及び鉛−錫合金めっき浴 - Google Patents

鉛及び鉛−錫合金めっき浴

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JP3306770B2
JP3306770B2 JP14912297A JP14912297A JP3306770B2 JP 3306770 B2 JP3306770 B2 JP 3306770B2 JP 14912297 A JP14912297 A JP 14912297A JP 14912297 A JP14912297 A JP 14912297A JP 3306770 B2 JP3306770 B2 JP 3306770B2
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真 木下
正好 小日向
清貴 辻
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Daiwa Fine Chemicals Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3473Plating of solder

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  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉛めっき浴または
鉛−錫合金めっき浴に関するものであり、鉛が20〜1
00%含有するPbまたはPb−Sn合金めっき浴に関
するものであって、このめっき浴は、はんだ付けが必要
な一般電子部品へのめっきまたは半導体ウエハ表面への
Pb−Sn合金突起電極の形成用として使用することが
できる。
【0002】
【従来の技術】従来、有機スルホン酸浴にノニオン系界
面活性剤と所定のスルファニル酸およびトリアジンのよ
うな添加剤を加えた鉛−錫合金めっき浴を用いて得られ
ためっきは、灰白色であるうえ、電着物粒子の微細な錫
−鉛合金めっき皮膜が得られることが知られている。し
かしながら耐食性が要求される80〜100%の鉛組成
のPbまたは高Pb−Sn合金めっき浴に上記の様な界
面活性剤と添加剤を加えても良好なめっき外観が得られ
ず、色合いは黒灰色で表面粒子は比較的粗いめっき皮膜
となる。また鉛組成が20〜100%の広範囲のPbま
たはPb−Sn合金めっき浴も存在するが、このめっき
浴では析出皮膜の厚さのバラツキが大きくなり、さら
に、電析物のPb/Sn組成比についてもめっき条件に
よる変化が大きく、かつめっき浴中のPb/Sn組成比
と一致しない場合がある。
【0003】また、特開平8−78424号には、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルアミンお
よびアルドールスルファニル酸を添加剤として使用した
めっき液が提示されており、半導体ウエハ表面に高さバ
ラツキが小さく、平滑なPb−Sn合金突起電極が形成
されることが開示されている。しかしながら、半導体ウ
エハに形成するPb−Sn合金突起電極は一般に数十μ
mの膜厚が必要とされ、特開平8−78424号に示さ
れている2A/dm2 のような電流密度で作業した場合には
目標膜厚を得るのに、40μmの場合で45分から1時
間を要し、作業性に非常に劣る。これを改善するため
に、5〜10A/dm2 のような高電流密度でめっきする
と、表面状態が黒色化し、粒子も粗くなり、突起状電析
も発生して極端な場合にはバンプ同士が短絡し良好なマ
ッシュルーム形状が得られず、高さバラツキが大きくな
ると共に電析物中のPb/Sn組成比は液組成に一致し
なくなる。
【0004】なお、前記SiウエハやGa−Asウエハ
などの半導体ウエハの表面に、1個の寸法が直径:20〜
250μm×高さ:20〜100μmのPb−Sn合金(はんだ)
からなる突起電極を1〜5万個の割合で形成する方法
は、電気めっき法により行われることは一般に知られて
おり、その具体的な方法は「Microelectronics Packagi
ng Handbook」(VAN NOSTRAND REINHOLD発行)第368
〜371頁にも詳細に記載されているのでここでは詳述
しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで一般の錫−鉛
合金めっき浴に使用されている界面活性剤や添加剤は、
Sn%が81〜100%のSnまたは高Sn−Pb合金
めっき浴に添加した場合、めっき表面を平滑にする効果
があったが、前述した鉛組成が20〜100%のPbま
たはPb−Sn合金めっき浴に対しては有効な平滑化効
果および皮膜厚さ均一効果はない。従来の電気めっき浴
を用いてPbまたはPb−Sn合金突起電極を形成した
場合、最近の半導体ウエハの大径化および高集積化と相
まって、半導体ウエハ表面に形成される突起電極には、
相互高さにバラツキが現れるほか、表面の平滑性が失わ
れるのが現状である。
【0006】さらに、このような突起電極では、めっき
後にリフロー処理が実施されるのが一般的であるため、
電析物のPb/Sn組成比のばらつきが少ないことが要
求されるが、従来の電気めっき浴では電流密度等の変化
により電析物のPb/Snが目標値より大きくはずれる
場合がある。また、突起電極は一般電子部品のはんだ皮
膜よりも厚いため、通常の電流密度で作業した場合に
は、作業効率が非常に悪くなる。
【0007】また、5A/dm2 以上の高い電流密度でめっ
きすると、アノード電流密度も高くなり、特にアノード
電極が不溶性のアノード電極(例えば、Ptをめっきし
たTiメッシュ板などで構成したアノード電極)である
場合には、その表面から酸素が多く発生し、この酸素が
アノード電極表面に黒色の鉛または鉛と錫の酸化物を析
出せしめ、この析出した黒色の鉛または鉛と錫の酸化物
がめっき浴中に分散してめっき浴に濁りを発生せしめる
と共に被めっき物へ付着するなどの弊害が見られた。こ
の黒色の鉛または鉛と錫の酸化物の析出は、めっき浴中
の鉛または鉛と錫の濃度を低下させ、めっき浴を長期間
使用するとはんだとしての組成比が目標の組成比からず
れるなどしてめっき浴の管理が難しくなるために、めっ
き浴の長期使用が困難となる。
【0008】さらに、従来のPbまたはPb−Sn合金
めっき浴は、有機酸を主体とし、また電着物表面に平滑
性を付与するために各種の有機物が添加されているの
で、形成されためっき皮膜中に有機物が多く取り込ま
れ、この有機物が取り込まれためっき皮膜をリフロー処
理すると、リフロー処理時に有機物がガス化し、めっき
皮膜にボイドが発生することが多々あり、めっき皮膜に
ボイドが発生しないようにリフロー処理するための条件
の制御は難しかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
述の様な課題を解決すべく研究を行った結果、(a)ア
ルカンスルホン酸鉛又はアルカノールスルホン酸鉛の内
の1種または2種とアルカンスルホン酸又はアルカノー
ルスルホン酸の内の1種または2種を含有する水溶液
に、下記の化1に示される芳香族化合物とこれらを浴中
に分散させる界面活性剤並びに平滑化剤を含有するめっ
き浴を用いて電気めっき法により通常の電子部品表面に
Pb皮膜を形成すると、外観は灰白色で表面は平滑であ
り、また、半導体ウエハの表面にPb突起電極を形成す
ると、前記半導体ウエハが大径化し、かつ高集積化して
も、形成されたPb突起電極は相互高さが均一化すると
共に、表面が平滑化し、しかも要求される高さのPb突
起電極が短時間で得られる、(b)アルカンスルホン酸
鉛又はアルカノールスルホン酸鉛の内の1種または2種
とアルカンスルホン酸錫又はアルカノールスルホン酸錫
の内の1種または2種にアルカンスルホン酸又はアルカ
ノールスルホン酸の内の1種または2種を含有する水溶
液に、下記の化1に示される芳香族化合物とこれらを浴
中に分散させる界面活性剤並びに平滑化剤を含有するめ
っき浴を用いて電気めっき法により通常の電子部品表面
にPb−Sn合金皮膜を形成すると、外観は灰白色で表
面は平滑であり、しかも要求される高膜厚が短時間で得
られ、また、半導体ウエハの表面にPb−Sn合金突起
電極を形成すると、前記半導体ウエハが大径化し、かつ
高集積化しても、形成されたPb−Sn合金突起電極は
相互高さが均一化すると共に、表面が平滑化し、電析物
のPb−Sn合金突起電極のPb/Sn比がめっき浴中
のPb/Snとほぼ一致しかつその変化も少なく、しか
も要求される高さのPb−Sn合金突起電極が短時間で
得られる、(c)前記(a)および(b)記載のめっき
浴に、さらにリン化合物を添加すると、めっき浴やアノ
ード表面でのPbあるいはPbとSnの酸化を抑制し、
めっき浴の一層の長寿命化を計ることができると共にめ
っき皮膜中に取り込まれる有機物が少なくなり、従って
リフロー処理時に有機物がガス化し、めっき皮膜にボイ
ドが発生することはない、(d)前記(c)記載のリン
化合物を添加しためっき浴に、さらに酸化防止剤を添加
すると、めっき浴やアノード表面でのPbあるいはPb
とSnの酸化をさらに一層抑制し、めっき浴のさらに一
層の長寿命化を計ることができる、ことを見い出し、本
発明を完成した。
【0010】従って、この発明は、(1)アルカンスル
ホン酸鉛およびアルカノールスルホン酸鉛の内の1種ま
たは2種、アルカンスルホン酸およびアルカノールスル
ホン酸の内の1種または2種、並びにリン化合物を含有
する水溶液に、下記の化1の一般式で示される芳香族化
合物と、これらを浴中に分散させる界面活性剤および平
滑化添加剤を含有する鉛めっき浴、(2)アルカンスル
ホン酸鉛およびアルカノールスルホン酸鉛の内の1種ま
たは2種、アルカンスルホン酸錫およびアルカノールス
ルホン酸錫の内の1種または2種、アルカンスルホン酸
およびアルカノールスルホン酸の内の1種または2種、
並びにリン化合物を含有する水溶液に、下記の化1の一
般式で示される芳香族化合物と、これらを浴中に分散さ
せる界面活性剤および平滑化添加剤を含有する鉛−錫合
金めっき浴、(3)アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
ノールスルホン酸鉛の内の1種または2種、アルカンス
ルホン酸およびアルカノールスルホン酸の内の1種また
は2種、並びにリン化合物を含有する水溶液に、下記の
化1の一般式で示される芳香族化合物と、これらを浴中
に分散させる界面活性剤、平滑化添加剤および酸化防止
剤を含有する鉛めっき浴、(4)アルカンスルホン酸鉛
およびアルカノールスルホン酸鉛の内の1種または2
種、アルカンスルホン酸錫およびアルカノールスルホン
酸錫の内の1種または2種、アルカンスルホン酸および
アルカノールスルホン酸の内の1種または2種、並びに
リン化合物を含有する水溶液に、下記の化1の一般式で
示される芳香族化合物と、これらを浴中に分散させる界
面活性剤、平滑化添加剤および酸化防止剤を含有する鉛
−錫合金めっき浴、に特徴を有するものである。
【0011】
【化1】
【0012】この発明のアルカンスルホン酸鉛およびア
ルカノールスルホン酸鉛の内の1種または2種からなる
有機スルホン酸鉛、並びにアルカンスルホン酸錫および
アルカノールスルホン酸錫の内の1種または2種からな
る有機スルホン酸錫塩を製造するに際し、原料として用
いられるものは、放射性同位元素の含有量が50ppb
以下であるPbを含むPb酸化物、Pb水酸化物もしく
はPb炭酸化物または金属Pb、及び/又は放射性同位
元素の含有量が50ppb以下であるSnを含むSn酸
化物、Sn水酸化物もしくはSn炭酸化物または金属S
nを使用することが好ましい。
【0013】従って、この発明は、(5)前記(1)ま
たは(3)の鉛めっき浴のアルカンスルホン酸鉛および
アルカノールスルホン酸鉛の内の1種または2種の鉛に
含まれる放射性同位元素不純物の合計量が50ppb以
下である鉛めっき浴、(6)前記(2)または(4)の
鉛めっき浴のアルカンスルホン酸鉛およびアルカノール
スルホン酸鉛の内の1種または2種の鉛並びにアルカン
スルホン酸錫およびアルカノールスルホン酸錫の内の1
種または2種の錫に含まれる放射性同位元素不純物の合
計量が50ppb以下である鉛−錫合金めっき浴、に特
徴を有するものである。
【0014】また、前記アルカンスルホン酸鉛およびア
ルカノールスルホン酸鉛の内の1種または2種の鉛並び
にアルカンスルホン酸錫およびアルカノールスルホン酸
錫の内の1種または2種の錫から放射されるα粒子のカ
ウント数が0.1CPH/cm2 以下であることが好ま
しい。従って、この発明は、(7)前記(1)または
(3)の鉛めっき浴のアルカンスルホン酸鉛およびアル
カノールスルホン酸鉛の内の1種または2種の鉛から放
射されるα粒子のカウント数が0.1CPH/cm2
下である鉛めっき浴、(8)前記(2)または(4)の
鉛めっき浴のアルカンスルホン酸鉛およびアルカノール
スルホン酸鉛の内の1種または2種の鉛並びにアルカン
スルホン酸錫およびアルカノールスルホン酸錫の内の1
種または2種の錫から放射されるα粒子のカウント数が
0.1CPH/cm2 以下である鉛−錫合金めっき浴、
に特徴を有するものである。
【0015】次に、この発明の鉛または鉛−錫合金めっ
き浴の構成成分を具体的に説明する。
【0016】(a)アルカンスルホン酸およびアルカノ
ールスルホン酸 アルカンスルホン酸およびアルカノールスルホン酸は、
鉛めっき浴および鉛−錫合金めっき浴を構成する成分と
して単用又は併用することができ、Pb及びSn塩の水
溶液中への溶解を促進し、半導体ウエハ表面への密着性
を向上させる作用があるが、その含有割合が20g/ι
未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方その含
有割合が400g/ιを越えると、めっき速度が低下す
るようになることから、その含有割合を20〜400g
/ι、好ましくは50〜150g/ιと定めた。
【0017】上記アルカンスルホン酸は、一般式:R−
SO3 H(式中、RはC1〜11のアルキル基)で示さ
れ、具体的には、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、プロパンスルホン酸、2−プロパンスルホン酸、ブ
タンスルホン酸、2−ブタンスルホン酸、ペンタンスル
ホン酸、ヘキサンスルホン酸、デカンスルホン酸、ドデ
カンスルホン酸などである。なお、この発明で、アルカ
ンスルホン酸とは、前記一般式:R−SO3H(式中、
RはC1〜11のアルキル基)で示される各種アルカン
スルホン酸の内の1種または2種以上を含むものであ
る。
【0018】上記アルカノールスルホン酸は、一般式:
HO−R−SO3 H(式中、R=C1〜11のアルキル
基、但しOH基はアルキル基の任意の位置にあって良
い)で示され、具体的には、イセチオン酸(2−ヒドロ
キシエタン−1−スルホン酸)、2−ヒドロキシプロパ
ン−1−スルホン酸、1−ヒドロキシプロパン−2−ス
ルホン酸、3−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸、
2−ヒドロキシブタン−1−スルホン酸、4−ヒドロキ
シブタン−1−スルホン酸、2−ヒドロキシペンタン−
1−スルホン酸、2−ヒドロキシヘキサン−1−スルホ
ン酸、2−ヒドロキシデカン−1−スルホン酸、2−ヒ
ドロキシドデカン−1−スルホン酸などである。なお、
この発明で、アルカノールスルホン酸は、一般式:HO
−R−SO 3 H(式中、R=C1〜11のアルキル基、
但しOH基はアルキル基の任意の位置にあって良い)で
示される各種アルカンスルホン酸の内の1種または2種
以上を含むものである。
【0019】(b)アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
ノールスルホン酸鉛 アルカンスルホン酸鉛およびアルカノールスルホン酸鉛
は鉛めっき浴および鉛−錫合金めっき浴を構成する成分
として単用又は併用することができ、アルカンスルホン
酸鉛およびアルカノールスルホン酸鉛の内の1種または
2種をPb含有割合で1〜300g/ι、好ましくは5
〜100g/ι添加することができる。
【0020】上記アルカンスルホン酸鉛の具体的なもの
は、メタンスルホン酸鉛、エタンスルホン酸鉛、プロパ
ンスルホン酸鉛、2−プロパンスルホン酸鉛、ブタンス
ルホン酸鉛、2−ブタンスルホン酸鉛、ペンタンスルホ
ン酸鉛、ヘキサンスルホン酸鉛、デカンスルホン酸鉛、
ドデカンスルホン酸鉛などである。なお、この発明で、
アルカンスルホン酸鉛とは、前述の各種アルカンスルホ
ン酸鉛の内の1種または2種以上を含むものである。
【0021】また、上記アルカノールスルホン酸鉛の具
体的なものは、イセチオン酸鉛(2−ヒドロキシエタン
−1−スルホン酸鉛)、2−ヒドロキシプロパン−1−
スルホン酸鉛、1−ヒドロキシプロパン−2−スルホン
酸鉛、3−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸鉛、2
−ヒドロキシブタン−1−スルホン酸鉛、4−ヒドロキ
シブタン−1−スルホン酸鉛、2−ヒドロキシペンタン
−1−スルホン酸鉛、2−ヒドロキシヘキサン−1−ス
ルホン酸鉛、2−ヒドロキシデカン−1−スルホン酸
鉛、2−ヒドロキシドデカン−1−スルホン酸鉛などで
ある。なお、この発明で、アルカノールスルホン酸鉛と
は、前述の各種アルカノールスルホン酸鉛の内の1種ま
たは2種以上を含むものである。
【0022】(c)アルカンスルホン酸錫およびアルカ
ノールスルホン酸錫 アルカンスルホン酸錫およびアルカノールスルホン酸錫
は、Pb−Sn合金の組成の突起電極を形成するための
めっき浴の構成成分であるが、含有割合としてアルカン
スルホン酸鉛およびアルカノールスルホン酸鉛の内の1
種または2種:Pb含有割合で1〜300g/ι(好ま
しくは5〜100g/ι)に対してアルカンスルホン酸
錫およびアルカノールスルホン酸錫の内の1種または2
種:Sn含有割合で240g/ι以下(ただし、0を含
まず)[好ましくは100g/ι以下(ただし、0を含
まず)]を添加する。
【0023】上記アルカンスルホン酸錫の具体的なもの
は、メタンスルホン酸錫、エタンスルホン酸錫、プロパ
ンスルホン酸錫、2−プロパンスルホン酸錫、ブタンス
ルホン酸錫、2−ブタンスルホン酸錫、ペンタンスルホ
ン酸錫、ヘキサンスルホン酸錫、デカンスルホン酸錫、
ドデカンスルホン酸錫などである。なお、この発明で、
アルカンスルホン酸錫とは、前述の各種アルカンスルホ
ン酸錫の内の1種または2種以上を含むものである。
【0024】また、上記アルカノールスルホン酸錫の具
体的なものは、イセチオン酸錫(2−ヒドロキシエタン
−1−スルホン酸錫)、2−ヒドロキシプロパン−1−
スルホン酸錫、1−ヒドロキシプロパン−2−スルホン
酸錫、3−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫、2
−ヒドロキシブタン−1−スルホン酸錫、4−ヒドロキ
シブタン−1−スルホン酸錫、2−ヒドロキシペンタン
−1−スルホン酸錫、2−ヒドロキシヘキサン−1−ス
ルホン酸錫、2−ヒドロキシデカン−1−スルホン酸
錫、2−ヒドロキシドデカン−1−スルホン酸錫などで
ある。なお、この発明で、アルカノールスルホン酸錫と
は、前述の各種アルカノールスルホン酸錫の内の1種ま
たは2種以上を含むものである。
【0025】(d)芳香族化合物 芳香族化合物は、上記化1の一般式で表され、めっき速
度を半導体ウエハ全面において均一化し、もって形成さ
れる突起電極の高さのバラツキを著しく小さくし、さら
に高電流密度でも平滑なめっき粒子が得られる作用があ
るが、その含有割合が0.1g/ι未満では前記作用に
所望の効果が得られず、一方その含有割合が10g/ι
を越えると、めっき液への溶解性が悪くなることから、
その添加量を0.1〜10g/ι、好ましくは0.3〜
2g/ιと定めた。
【0026】化1の一般式で表される芳香族化合物の具
体的なものとしては、4,4´−ジヒドロキシシ゛フェ
ニルスルフィド、4,4´−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、2,4,4´−トリヒドロキシジフェニルスル
フィド、2−クロロ−4,4´−ジヒドロキシジフェニ
ルスルフィド、3,6−ジ−t−ジブチル−4,4´−
ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4´−ジヒド
ロキシ−3−メチルジフェニルスルフィド、4,4´−
ジヒドロキシ−2−メトキシジフェニルスルフィド、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、4,4´−ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、4,4´−ジヒドロキシジ
フェニルアミン、4,4´−ジヒドロキシジフェニルジ
スルフィドなどがあり、その中でも好ましいものは、
4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4
´−ジヒドロキシ−3−メチルジフェニルスルフィド、
4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4´
−ジヒドロキシジナフトスルフィドである。
【0027】(e)界面活性剤 芳香物化合物をめっき浴に分散させ、密着性が良くて平
滑なめっきを得るために、界面活性剤を添加することが
でき、その添加量は0.5g/ι未満では前記作用に所
望の効果が得られず、100g/ιを越えると、めっき
速度が急激に低下するようになることから、めっき浴に
対して0.5〜100g/ι、好ましくは1〜50g/
ιと定めた。
【0028】前記界面活性剤としては、非イオン系界面
活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤
および両性界面活性剤の中から少なくとも1種を使用す
ることができる。 (i)非イオン系界面活性剤の具体例としては、C1
20アルカノール、フェノール、ナフトール、ビスフェ
ノール類、C1 〜C25アルキルフェノール、アリールア
ルキルフェノール、C1 〜C25アルキルナフトール、C
1 〜C25アルコキシル化燐酸(塩)、ソルビタンエステ
ル、スチレン化フェノール、ポリアルキレングリコー
ル、C1 〜C22脂肪族アミン、C1 〜C22脂肪族アミド
などにエチレンオキシド(EO)および/またはプロピ
レンオキシド(PO)を2〜300モル付加重合させた
ものや、C1 〜C25アルコキシル化燐酸(塩)などが挙
げられる。 (ii)カチオン系界面活性剤としては、ラウリルトリメ
チルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウ
ム塩、ラウリルジメチルエチルアンモニウム塩、オクタ
デシルジメチルエチルアンモニウム塩、ジメチルベンジ
ルラウリルアンモニウム塩、セチルジメチルベンジルア
ンモニウム塩、オクタデシルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、トリメチルベンジルアンモニウム塩、トリエチ
ルベンジルアンモニウム塩、ヘキサデシルピリジニウム
塩、ラウリルピリジニウム塩、ドデシルピリジニウム
塩、ステアリルアミンアセテート、ラウリルアミンアセ
テート、オクタデシルアミンアセテートなどが挙げられ
る。 (iii)アニオン系界面活性剤としては、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸またはその塩などが挙げられる。アルキル硫酸塩と
してはラウリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウ
ムなどが挙げられる。ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩としてはポリオキシエチレン(EO12)ノ
ニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(E
O15)ドデシルエーテル硫酸ナトリウムなどが挙げら
れる。ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫
酸塩としてはポリオキシエチレン(EO15)ノニルフ
ェニルエーテル硫酸塩などが挙げられる。アルキルベン
ゼンスルホン酸塩としてはドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウムが挙げられる。アルキルナフタレンスルホン
酸としてはジブチルナフタレンスルホン酸が挙げられ
る。 (iv)両性界面活性剤としては、ベタイン、スルホベタ
イン、アルミノカルボン酸などが挙げられる。また、エ
チレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとア
ルキルアミンまたはジアミンとの縮合生成物の硫酸化あ
るいはスルホン酸化付加物も使用できる。
【0029】(f)平滑化剤 更に、この発明のめっき浴は、めっき表面の平滑性を向
上するために、平滑化剤を含有させることができる。当
該平滑化剤は各種の前記界面活性剤と併用することによ
り、さらに相乗的な効果を奏するが、その添加量が0.
1g/ι未満では前記作用に所望の効果が得られず、3
0gιを越えると、電着物組成のバラツキが大きくなる
ことから、添加量を0.1〜30g/ι、好ましくは
0.5〜15g/ιに定めた。平滑化剤として特に有用
なものは、2−メルカプトベンゾチアゾールのシクロヘ
キシルアミン塩、クロトンアルデヒド、β−N−(2−
エチルヘキシロキシプロピルアミノ)プロピオグァナミ
ン、アルドールスルファニル酸、1−ドデシル−2−メ
チル−3−ベンジルイミダゾリウムクロライド、チオ尿
素、2−ナフトール−6−スルホン酸ナトリウム、2−
ナフトール、ニトリロ三酢酸、1,4−ブチンジオー
ル、1−ナフトアルデヒド等である。
【0030】(g)酸化防止剤 上記酸化防止剤は、基本的に錫の2価から4価への酸化
を防止するために使用され、具体的にはハイドロキノ
ン、レゾルシン、カテコール、フロログルシン、ピロガ
ロール、α又はβ−ナフトール、フェノールスルホン
酸、クレゾールスルホン酸などである。その添加量は
0.05g/ι未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方5g/ιを越えると、めっき液への溶解性が悪
くなることから、酸化防止剤の添加量はめっき浴に対し
て0.05〜5g/ι、好ましくは0.2〜2g/ιと
定めた。
【0031】(h)リン化合物 この発明で使用するリン化合物は、いかなるリン化合物
であっても良いが、具体的には次亜リン酸、亜リン酸、
リン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、ポリリン酸およ
びこれらのナトリウム塩やカリウム塩などが好ましく、
これらの内でも特に次亜リン酸が好ましい。これらリン
化合物は還元剤として作用し、これを添加することによ
りめっき浴中の金属の酸化を抑制してめっき浴の使用寿
命の長期化を図ることができる。まためっき皮膜中に取
り込まれる有機物の量を少なくしてリフロー処理時に有
機物がガス化してめっき皮膜にボイドが発生するのを防
止する作用がある。これらリン化合物の添加量はめっき
浴に対して0.01〜10g/ι、好ましくは0.03
〜5.0g/ιである。
【0032】
【発明の実施の形態】下記の本発明めっき浴1〜24を
建浴した。 《実施例1》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 30g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシ−3−メチルジフェニルスルフィド 1g/ι ラウリルアミンポリエトキシレート(EO10)− ポリプロポキシレート(PO3) 20g/ι クロトンアルデヒド 0.2g/ι 次亜リン酸 1g/ι
【0033】 《実施例2》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 38g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 2g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 30g/ι アルドールスルファニル酸 2g/ι ジブチルナフタレンスルホン酸 0.5g/ι カテコール 1g/ι 次亜リン酸 0.75g/ι
【0034】 《実施例3》 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸鉛(Pb2+として)57g/ι 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 100g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルアミン 2g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルアミン 25g/ι 1−ナフトアルデヒド 1g/ι ハイドロキノン 0.5g/ι 次亜リン酸 0.5g/ι
【0035】 《実施例4》 エタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 19g/ι エタンスルホン酸錫(Sn2+として) 1g/ι 遊離エタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン 1g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 20g/ι ベンジルアンモニウムクロライド 2g/ι カテコール 1g/ι 次亜リン酸 0.5g/ι
【0036】 《実施例5》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシシ゛フェニルスルフィド 0.5g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 30g/ι アルドールスルファニル酸 1g/ι カテコール 1g/ι 次亜リン酸 0.1g/ι
【0037】 《実施例6》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 54g/ι 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫(Sn2+として) 6g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 30g/ι ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド 1g/ι アルドールスルファニル酸 1g/ι ハイドロキノン 1g/ι 次亜リン酸 0.05g/ι
【0038】 《実施例7》 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸鉛(Pb2+として)48g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 12g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン 0.5g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 30g/ι クロトンアルデヒド 1g/ι カテコール 1g/ι ピロリン酸 1g/ι
【0039】 《実施例8》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι ビスフェノールAポリエトキシレート 0.3g/ι スチレン化フェノール 1g/ι ラウリルジメチルアンモニウムベタイン 1g/ι 1−ナフトアルデヒド 1g/ι カテコール 0.1g/ι ピロリン酸 0.3g/ι
【0040】 《実施例9》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルエーテル 10g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 10g/ι ベンジルアンモニウムクロライド 1g/ι ハイドロキノン 0.1g/ι 亜リン酸 0.1g/ι
【0041】 《実施例10》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 11.1g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 18.9g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.3g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 15g/ι アルドールスルファニル酸 0.5g/ι カテコール 0.5g/ι 次亜リン酸 0.1g/ι
【0042】 《実施例11》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι イセチオン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離イセチオン酸 70g/ι 2−クロロ−4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 50g/ι 1−ナフトアルデヒド 5g/ι カテコール 1g/ι リン酸 0.1g/ι
【0043】 《実施例12》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι エタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離エタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 1g/ι ラウリルアミンポリエトキシレート(EO10)− ポリプロポキシレート(PO3) 10g/ι アルドールスルファニル酸 2g/ι カテコール 1g/ι リン酸 0.05g/ι
【0044】 《実施例13》 イセチオン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン 2g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 30g/ι 1−ナフトアルデヒド 10g/ι ハイドロキノン 10g/ι リン酸 0.01g/ι
【0045】 《実施例14》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 15g/ι イセチオン酸鉛(Pb2+として) 15g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシ−3−メチルジフェニルスルフィド 1g/ι ラウリルアミンポリエトキシレート(EO10)− ポリプロポキシレート(PO3) 10g/ι クロトンアルデヒド 0.2g/ι 亜リン酸 1g/ι
【0046】 《実施例15》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 38g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 1g/ι 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫(Sn2+として) 1g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 30g/ι アルドールスルファニル酸 2g/ι カテコール 1g/ι 亜リン酸 0.5g/ι
【0047】 《実施例16》 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸鉛(Pb2+として)57g/ι 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 100g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルアミン 2g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルアミン 25g/ι 1−ナフトアルデヒド 1g/ι ハイドロキノン 0.5g/ι ピロリン酸 0.08g/ι
【0048】 《実施例17》 エタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 19g/ι エタンスルホン酸錫(Sn2+として) 1g/ι 遊離エタンスルホン酸 25g/ι 遊離メタンスルホン酸 50g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン 1g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 20g/ι ベンジルアンモニウムクロライド 2g/ι カテコール 1g/ι ピロリン酸 0.01g/ι
【0049】 《実施例18》 イセチオン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι イセチオン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離イセチオン酸 30g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシシ゛フェニルスルフィド 0.5g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 30g/ι アルドールスルファニル酸 1g/ι カテコール 1g/ι トリポリリン酸 10g/ι
【0050】 《実施例19》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 54g/ι 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸錫(Sn2+として) 6g/ι 遊離メタンスルホン酸 60g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 30g/ι 4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 30g/ι アルドールスルファニル酸 1g/ι ハイドロキノン 1g/ι トリポリリン酸 5g/ι
【0051】 《実施例20》 2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸鉛(Pb2+として)48g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 12g/ι 遊離2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸 70g/ι 2,4,4´−トリヒドロキシジフェニルスルフィド 10g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 30g/ι クロトンアルデヒド 1g/ι カテコール 1g/ι ポリリン酸 0.5g/ι
【0052】 《実施例21》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 22.2g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 37.8g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι ビスフェノールFポリエトキシレート 0.1g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 1g/ι 1−ナフトアルデヒド 1g/ι カテコール 0.1g/ι ポリリン酸 0.1g/ι
【0053】 《実施例22》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 6g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 24g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 4,4´−ジヒドロキシ−2−メトキシジフェニルスルフィド 10g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 10g/ι ベンジルアンモニウムクロライド 1g/ι ハイドロキノン 0.1g/ι トリポリリン酸ナトリウム 0.1g/ι
【0054】 《実施例23》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι メタンスルホン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離メタンスルホン酸 70g/ι 3,6−ジ−t−ジブチル−4,4´−ジヒドロキシジフェニル スルフィド 0.5g/ι ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルアミン 0.5g/ι クロトンアルデヒド 1g/ι ハイドロキノン 1g/ι トリポリリン酸 1.0g/ι
【0055】 《実施例24》 メタンスルホン酸鉛(Pb2+として) 57g/ι イセチオン酸錫(Sn2+として) 3g/ι 遊離イセチオン酸 70g/ι 2−クロロ−4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド 0.5g/ι スチレン化フェノールポリエトキシレート 100g/ι 1−ナフトアルデヒド 5g/ι カテコール 1g/ι ポリリン酸ナトリウム 0.01g/ι
【0056】なお、実施例1〜24のめっき浴作製に使
用したアルカンスルホン酸鉛、アルカノールスルホン酸
鉛、アルカンスルホン酸錫及びアルカノールスルホン酸
錫はすべて放射性同位元素の含有量を低下した金属Pb
及び金属Snを原料として作製した。
【0057】《比較例1》実施例9のめっき浴から化1
に示した芳香族化合物およびリン化合物を除いためっき
浴を建浴し、比較例1のめっき浴とした。
【0058】前記実施例1〜24および比較例1のめっ
き浴を用い、下記の条件で平板めっき試験A〜Yおよび
半導体ウエハへのバンプめっき試験A〜Yを行った。
【0059】(I) 平板めっき試験A〜Y 陽極:Pb/Sn=95/5はんだ(低αはんだ使
用)、 試料:0.3×25×25mmの銅板、 めっき浴温度:23〜25℃、 液量:300ml、 カソードロッカー:2m/minで電流密度を表1〜6
に示される1〜9A/dm2 の範囲内で変化させ、約1
0μmのPbまたはPb−Sn合金めっきを施す平板め
っき試験A〜Yを行い、得られためっき表面外観の平滑
性を肉眼で観察し、さらにめっき表面の中央部およびエ
ッジ部に発生する粒子を顕微鏡で観察し、これらの結果
を表1〜6に示した。表1〜6において、◎は白色系微
細粒子、○は灰白色系やや微細粒子、△は灰白色系やや
粗い粒子、×は暗色系粗い粒子が顕微鏡でそれぞれ観察
されたことを示す。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【表6】
【0066】表1〜6に示される平板めっき試験A〜Y
の結果から、この発明の化1に示した芳香族化合物およ
びリン化合物を含む実施例1〜24のめっき浴を用いれ
ば、平板メッキにおいては外観が少なくとも灰白色で表
面平滑なPb及び高Pb−Sn合金皮膜が低電流密度か
ら高電流密度の幅広い電流密度領域で得られるが、化1
に示した芳香族化合物およびリン化合物を含まない比較
例1のめっき浴を用いて得られた平板メッキは表面の粒
子が暗色系で粗くなり良好な特性が得られないことが明
らかである。
【0067】(II) 半導体ウエハへのバンプめっき試
験A〜Y めっき面に厚さ:2μmの銅めっき膜を介して厚さ:2
0μmのレジスト膜が形成され、このレジスト膜に直
径:100μm微小孔が5万個規制正しく等間隔で、感
光及びエッチング処理により形成された直径:15cm
(6インチ)のSiウエハを用意した。また、内径が1
5cmのめっき槽内の下方位置に、Ptめっきされた純
Tiメッシュからなる同じく直径:15cmの陽極を水
平に配置した構造の噴流型めっき装置を用意した。
【0068】上記めっき装置のめっき槽頂面に、上記S
iウエハをめっき面を下側にして上蓋式に載置して陰極
とし、前記めっき槽内に実施例1〜24および比較例1
の各種電気めっき浴をそれぞれ充填装入し、めっき浴を
めっき槽の下方から上方へ噴流循環させながら、 電流密度および時間:2A/dm2−45min、5A/dm2-25mi
n、7A/dm2-19minまたは9A/dm2-16min 噴流速度:6L/min、 電圧:2〜4V、 めっき浴温度:20℃、 の条件で電気めっきを行うことにより上記Siウエハレ
ジスト膜の表面に目標高さ:40μmのPbまたはPb
−Sn合金突起電極を形成し、バンプめっき試験A〜Y
を行った。この結果得られたSiウエハ表面上のPbま
たはPb−Sn合金突起電極について、前記Siウエハ
の十字直径線上の任意100個の高さを高さゲージ付き
光学顕微鏡を用いて測定した。表面外観は電子顕微鏡に
て観察し、100個中に占める平滑なマッシュルーム形
状の割合を測定した。さらに得られた突起電極の組成分
析は無機酸に溶解しプラズマ発光分析装置(ICP)で
測定しSn%で評価し、これらの測定結果を表7〜12
に示した。
【0069】また、PbまたはPb−Sn合金皮膜から
の放射性α粒子のカウント数測定用には、陽極にPb/
Sn=95/5の低α線放出量はんだ、試料に0.3×
100×100mmの銅板を用い、浴温23〜25℃、
カソードロッカー:2m/minで電流密度を2〜9A
/dm2 の範囲内で変化させ、厚さ約10μmのめっき
を施した試料を使用し、ガスフロー比例計数管式α粒子
カウント測定装置により測定し、これらの測定結果を表13
〜24に示した。なお、表7〜12における高さバラツ
キの◎、○、△および×の印は、◎:37.5〜42.
5μm 、○:35.0〜45.0μm 、△:32.5〜
47.5μm のそれぞれの範囲内にあることを示し、さ
らに、×は32.5〜47.5μm の範囲外にあること
を示す。
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】
【表10】
【0074】
【表11】
【0075】
【表12】
【0076】表7〜12に示される半導体ウエハへのバ
ンプめっき試験A〜Yの結果から、この発明の化1に示
した芳香族化合物およびリン化合物を含む実施例1〜2
4のめっき浴を用いれば、幅広い電流密度領域で高さの
バラツキがきわめて小さく、かつ平滑なマッシュルーム
表面形状を有し、さらにSn含有量がめっき浴中のSn
含有量とほぼ等しくかつ含有量の変動が少ないバンプが
得られるが、化1に示した芳香族化合物およびリン化合
物を含まない比較例1のめっき浴を用いて得られたバン
プは高さバラツキが大きく、表面形状の良好なものが少
ない他、Sn含有量も液組成と一致しない等、特に高電
流密度において良好な特性が得られないことが明らかで
ある。
【0077】(III) めっき浴の劣化試験A〜Y 実施例1〜24のめっき浴をそれぞれ1リットルづつビ
ーカに入れ、10mm×20mmの寸法の銅板をカソー
ド電極とし、PtめっきしたTiメッシュ(62c
2 )をアノード電極として設置し、下記の条件 電流密度:カソードで5A/dm2 、アノードで2A/
dm2 、 電解量 :4.8A・Hr、 液 温:室温、 撹拌速度:2m/min、 で電解を行った。電解後、アノード電極表面の黒色物の
増加量を電子天秤にて測定し、その結果を表13〜15
に示した後、さらに、分光光度計を用いて波長:660
nmの純水に対する透過強度:Isolnおよび電解後めっ
き浴の光の透過強度:Isolvを求め、これを用いて透過
強度t:Isoln/Isolvを求め、この透過度tから光の
吸光度A:−Logtを求め、その結果を表13〜15
に示して電解後めっき浴の濁りを評価した。
【0078】さらに、50mm×50mmの寸法のステ
ンレス板をカソード電極とし、50mm×10mmの寸
法のPtめっきしたTiメッシュをアノード電極として
設置し、カソード電流密度を5A/dm2 となるように
通電し、ステンレス板の表面にはんだ合金層を析出さ
せ、析出したはんだ合金層の1gを分取し、酸素気流中
で加熱燃焼させ、発生した炭酸ガスを赤外線検出器で検
出定量して炭素量を測定し、その結果を表13〜15に
示すことによりめっき皮膜中に取り込まれた有機物量を
評価した。
【0079】
【表13】
【0080】
【表14】
【0081】
【表15】
【0082】表13〜15に示される結果から、実施例
1〜24のめっき浴は、高電流密度で長時間電解を行っ
ても電解後のアノード電極の表面の黒色物発生量および
めっき浴の濁りが極めて少なく、さらにこのめっき浴を
用いてカソード電極のステンレス板の表面に析出したは
んだ合金層に含まれる炭素量が少ないところから、めっ
き皮膜中に取り込まれた有機物量が少なく、従ってリフ
ロー処理時にめっき皮膜にボイドが発生することが極め
て少ないことが分かる。しかし、実施例9のめっき浴か
ら化1に示した芳香族化合物およびリン化合物を除いた
比較例1のめっき浴は、電解後のアノード電極の表面に
黒色物が多量に発生し、めっき浴の濁りが激しく、さら
にめっき浴の鉛および錫成分の損失が大きいと共にめっ
き皮膜中に取り込まれた有機物量が多くなって好ましく
ないことが分かる。
【0083】
【発明の効果】上述のように、この発明の鉛めっき浴ま
たは鉛−錫合金めっき浴について、平板めっき試験A〜
Y、半導体ウエハへのバンプめっき試験A〜Yおよびめ
っき浴の劣化試験A〜Yを行った結果、(i)この発明
の鉛めっき浴または鉛−錫合金めっき浴を用いて高電流
密度で高速度めっきしても、得られためっきの外観は、
灰白色であり、皮膜高さが均等でかつ平滑な表面を有す
るめっき皮膜が得られ、このめっき皮膜をリフロー処理
してもめっき皮膜にボイドが発生することが極めて少な
く、さらに電析後のPb−Sn合金めっき皮膜のPbに
対するSnの比(Pb/Sn)はめっき浴に含まれるP
bに対するSnの比(Pb/Sn)とほぼ同じで組成変
化が少なく、高耐食性に優れ、めっき特性が優れている
ところから、高耐食性が要求されかつはんだ付けが必要
な一般電子部品に外観が良好で平滑なPb及びPb−S
n合金めっき皮膜を形成することができ、また半導体ウ
エハが大径化し、かつ高集積化しても、これの表面に高
さのバラツキが著しく小さく、かつ表面が平滑で、適切
な電析物中Pb/Sn比を有するPbおよびPb−Sn
合金突起電極を好適な作業効率で形成するとができ、
(ii)さらに、この発明の鉛めっき浴または鉛−錫合金
めっき浴は、高電流密度で長時間電解を行っても電解後
のアノード電極の表面に黒色物発生およびめっき浴の濁
りが極めて少ないところから使用寿命が長く、従ってコ
ストも低減でき、この発明の鉛めっき浴または鉛−錫合
金めっき浴を用いることにより、電子産業の一層の発展
をもたすものである。尚、この発明は前記の実施例に拘
束されるものでなく、この発明の技術的思想の範囲内で
多くの変化をなし得ることは勿論である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 真 兵庫県三田市テクノパ−ク12−6 三菱 マテリアル株式会社 三田工場内 (72)発明者 小日向 正好 兵庫県三田市テクノパ−ク12−6 三菱 マテリアル株式会社 三田工場内 (72)発明者 辻 清貴 兵庫県神戸市兵庫区西柳原5−26 石原 薬品株式会社内 (72)発明者 原 太樹 兵庫県神戸市兵庫区西柳原5−26 石原 薬品株式会社内 (72)発明者 奥濱 良明 兵庫県明石市二見町南二見21−8 株式 会社大和化成研究所内 (72)発明者 正木 征史 兵庫県明石市二見町南二見21−8 株式 会社大和化成研究所内 (72)発明者 吉本 雅一 兵庫県明石市二見町南二見21−8 株式 会社大和化成研究所内 (56)参考文献 特開 平6−184787(JP,A) 特開 平5−44074(JP,A) 特開 昭59−67387(JP,A) 特開 平8−35088(JP,A) 特開 平8−78424(JP,A) 特開 昭63−250485(JP,A) 特開 平8−269777(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 3/36 C25D 3/56

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカンスルホン酸鉛およびアルカノー
    ルスルホン酸鉛の内の1種または2種、並びにアルカン
    スルホン酸およびアルカノールスルホン酸の内の1種ま
    たは2種を含有し、さらにリン化合物を含有する水溶液
    に、 下記の化1の一般式で示される芳香族化合物と、これら
    を浴中に分散させる界面活性剤および平滑化添加剤を含
    有してなることを特徴とする鉛めっき浴。
  2. 【請求項2】 前記アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
    ノールスルホン酸鉛の内の1種または2種における鉛に
    含まれる放射性同位元素不純物の合計が50ppb以下
    であることを特徴とする請求項1記載の鉛めっき浴。
  3. 【請求項3】 前記アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
    ノールスルホン酸鉛の内の1種または2種における鉛か
    ら放射されるα粒子のカウント数が0.1CPH/cm
    2 以下であることを特徴とする請求項1記載の鉛めっき
    浴。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の鉛めっき浴
    に、さらに酸化防止剤を含有してなることを特徴とする
    鉛めっき浴。
  5. 【請求項5】 アルカンスルホン酸鉛およびアルカノー
    ルスルホン酸鉛の内の1種または2種、アルカンスルホ
    ン酸錫およびアルカノールスルホン酸錫の内の1種また
    は2種、並びにアルカンスルホン酸およびアルカノール
    スルホン酸の内の1種または2種を含有し、さらにリン
    化合物を含有する水溶液に、 下記の化1の一般式で示される芳香族化合物と、これら
    を浴中に分散させる界面活性剤および平滑化添加剤を含
    有してなることを特徴とする鉛−錫合金めっき浴。
  6. 【請求項6】 前記アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
    ノールスルホン酸鉛の内の1種または2種における鉛並
    びにアルカンスルホン酸錫およびアルカノールスルホン
    酸錫の内の1種または2種における錫に含まれる放射性
    同位元素不純物の合計量が50ppb以下であることを
    特徴とする請求項5記載の鉛−錫合金めっき浴。
  7. 【請求項7】 前記アルカンスルホン酸鉛およびアルカ
    ノールスルホン酸鉛の内の1種または2種における鉛並
    びにアルカンスルホン酸錫およびアルカノールスルホン
    酸錫の内の1種または2種における錫から放射されるα
    粒子のカウント数が0.1CPH/cm2 以下であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の鉛−錫合金めっき浴。
  8. 【請求項8】 請求項5、6または7記載の鉛−錫合金
    めっき浴に、さらに酸化防止剤を含有してなることを特
    徴とする鉛−錫合金めっき浴。 【化1】
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