JP3303548B2 - めっき試験装置 - Google Patents

めっき試験装置

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JP3303548B2 JP20757094A JP20757094A JP3303548B2 JP 3303548 B2 JP3303548 B2 JP 3303548B2 JP 20757094 A JP20757094 A JP 20757094A JP 20757094 A JP20757094 A JP 20757094A JP 3303548 B2 JP3303548 B2 JP 3303548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速めっきのめっき条
件の設定に好適のめっき試験装置に関し、めっきセル内
の陽極板に通流孔を設けて前記陽極板によりめっき液の
流れが遮られることを回避すると共に、めっき液の流速
を調整可能とすることにより、実際のめっき設備でめっ
きを行わなくても適切なめっき条件を得ることができる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図13はめっき試験方法を示す模式図で
ある。従来のめっき試験装置は、図14に示すように上
面視で台形の容器31内でめっきを行うようになってい
る。この容器31は側壁Bと側壁A,Cとのなす角度が
直角に設定されており、側壁Dは側壁Bに対し斜めに設
けられている。
【0003】そして、図13に示すように、この容器3
1の側壁Bに沿って陽極板32を配置し、側壁Dに沿っ
て陰極板33を配置する。また、容器31内に、所定の
高さまでめっき液30を装入する。この陽極板32及び
陰極板33に、電源装置から直流電流を供給する。この
電源装置は直流電源36、摺動抵抗器39、電圧計37
及び電流計38により構成されており、電圧計37及び
電流計38により夫々めっき電圧及びめっき電流を確認
できると共に、摺動抵抗器39により陽極板32及び陰
極板33に流れる電流を調整することができるようにな
っている。
【0004】このように構成されためっき試験装置にお
いて、摺動抵抗器39により陽極板32と陰極板33と
の間に流れる電流を所定の電流とし、陰極板33にめっ
き膜を形成する。この場合に、陰極板33は、その幅方
向に沿って陽極板32との距離が連続的に変化している
ので、陰極板33の幅方向に沿って電流密度が連続的に
変化する。従って、陰極板33の幅方向の位置でめっき
析出状態が変化する。
【0005】図15は直流電源の電流値(全電流)が1
A〜5Aのときの陰極板の幅方向の各位置での電流密度
(A/dm2 )を示す図である。この図15に示すよう
に、電流密度は陰極板の幅方向で連続的に変化する。め
っき膜の品質及び厚さは、全電流と陰極板の幅方向の位
置とに関係する。従って、陰極板に形成されためっき膜
を調べることにより、電流密度とめっき膜の品質及びめ
っき厚さとの関係を把握することができ、適切なめっき
条件を求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のめっき試験装置においては、高速めっきに適用
できないという問題点がある。即ち、高速めっきにおい
ては、めっき液の温度が高く、めっき液の流速が速い条
件でめっきを行う。一方、上述した従来のめっき試験装
置においては、静止浴状態又は穏やかな攪拌状態でしか
めっき試験を行うことができない。このため、従来のめ
っき試験装置により得ためっき条件で実際に高速めっき
を実施しても良好なめっき膜を得ることができない。
【0007】例えば、図16に示すように、相互に対向
する位置にめっき液通流孔44aを有するめっきセル4
4内に高温のめっき液を比較的速い速度で流し、このめ
っきセル44内に陽極板42及び陰極板43を配置しめ
っき試験を行って、高速めっき条件を得ることも考えら
れる。しかし、この場合は、陽極板42又は陰極板43
に対して垂直の方向にめっき液を流そうとしても、図1
7(a),(b)に示すように、陽極板42又は陰極板
43の幅方向にめっき液が流れるため、所望の方向及び
流速のめっき液の流れを形成することはできない。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、めっき膜が形成される陰極板に対し、めっ
き液を所望の角度及び流速で流すことができ、高速めっ
きのめっき条件の設定に適用することができるめっき試
験装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るめっき試験
装置は、めっきセルと、このめっきセル内に配設される
陽極板及び陰極板と、前記めっきセル内にめっき液を供
給するめっき液供給手段と、前記めっきセル内に流れる
めっき液の流速を制御する流速制御手段とを有し、前記
陽極板にはめっき液が通過可能な通流孔が設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、陽極板にめっき液が通過可
能な通流孔を設けると共に、流速制御手段によりめっき
セル内に流れるめっき液の流速を調整する。これによ
り、めっきセルを流れるめっき液が陽極板に遮られるこ
とがなく前記通流孔を通過し、陰極板に対し所望の角度
及び流速でめっき液を流すことができる。従って、陰極
板の表面上には陽極板からの距離及びめっき液の流速に
応じためっき析出量が得られる。また、陰極板に対して
所望の角度及び流速でめっき液を流すことができるた
め、めっき条件を種々変化させることができ、実際の高
速めっきに近い条件でめっき試験を行うことができて、
高速めっきにおける最適のめっき条件を得ることができ
る。
【0011】なお、陰極板にもめっき液が通過可能な通
流孔を設けることにより、陰極板の幅方向にめっき液が
流れることを抑制でき、陰極板表面の各部におけるめっ
き液の流速のばらつきをより一層抑制できる。
【0012】また、前記めっきセル内の陰極板及び陽極
板を、その一端部から他端部にかけてその対向間隔が変
化するように配置すると、陰極板表面上のめっき析出量
が陽極板と陰極板との対向間隔に応じて変化する。従っ
て、高速めっきにおける陽極板と陰極板との距離の最適
条件を容易に得ることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について、添付の図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
係るめっき試験装置を示す模式図、図2は同じくそのめ
っき試験装置を使用するめっき試験方法を示す模式図で
ある。めっき液貯留槽5には温度調節ユニット6と、こ
の温度調節ユニット6に接続されたヒータ7及び測温体
8とが設けられており、めっき液貯留槽5内のめっき液
を所定の温度に維持できるようになっている。このめっ
き液貯留槽5は、配管12を介してポンプ9の吸込側に
連結されており、このポンプ9の排出側は配管13を介
してめっきセル1の一端側に連結されている。陽極板2
及び陰極板3はこのめっきセル1内に配置される。
【0014】また、めっきセル1にはセル1内を通流す
るめっき液の流速を検出する流速センサ4も設けられて
いる。めっきセル1の他端側には配管11が連結されて
おり、このめっきセル1から流れ出ためっき液はこの配
管11を通ってめっき液貯留槽5に戻る。この配管11
の途中には流量計10が設けられており、めっきセル1
から流れ出るめっき液の流量を測定できるようになって
いる。
【0015】更に、めっきセル1内を通流するめっき液
の流量は、ポンプ9の回転数の制御又はバルブ(図示せ
ず)の操作等により調整可能になっている。更にまた、
めっき液貯留槽5にはドレインパイプ14及びドレイン
バルブ15が設けられており、このドレインパイプ14
及びドレインバルブ15を介してめっき液を排出できる
ようになっている。
【0016】通常、図2に示すように、陽極板2はめっ
き液の流れ方向に対して垂直に配置され、陰極板3はそ
の一端部から他端部にかけて陽極板2との対向間隔が変
化するように配置される。陽極板2と陰極板3との間隔
B1,D1は任意に変更可能になっている。図3は、陽
極板2を示す正面図である。この図3に示すように、陽
極板2には陰極板3との対向間隔が変化する方向に延び
る複数の通流孔(スリット)2aが設けられている。ま
た、陰極板3にも、陽極板2と同様の通流孔が設けられ
ている。
【0017】このように構成されためっき試験装置にお
いて、図2に示すように、陽極板2及び陰極板3に電源
装置から直流電流を供給する。この電源装置は直流電源
16、摺動抵抗器19、電圧計17及び電流計18によ
り構成されている。直流電源16の正極(+)は電圧計
17の一端側に接続されていると共に、めっき試験装置
の陽極板2に接続するようになっている。また、直流電
源16の負極(−)は、摺動抵抗器19の固定端子側に
接続されており、この摺動抵抗器19の可変端子側は電
流計18の一端側に接続されている。そして、この電流
計18の他端側は電圧計17の他端側に接続されている
と共に、陰極板3に接続するようになっている。
【0018】図4は高速めっきにおいて、直流電源の電
流値が1A〜5Aのときの陰極板の幅方向の各位置での
電流密度(A/dm2 )を示す図である。この図4に示
すように、電流密度は陰極板の幅方向で連続的に変化す
る。従って、陰極板に形成されためっき膜を調べること
により、電流密度とめっき膜の品質及びめっき厚さとの
関係を把握することができる。これにより、適切なめっ
き条件を得ることができる。
【0019】なお、本願において高速めっきとは、めっ
き槽にめっき液を100〜5000mm/秒の流速で通
流させつつめっき処理するものをいう。めっき液のより
好ましい流速の範囲は250〜2000mm/秒、更に
好ましい流速の範囲は500〜1500mm/秒であ
る。
【0020】めっき試験を実施する場合は、先ずめっき
液貯留槽5内にめっき液を装入し、温度調節ユニット
6、ヒータ7及び測温体8により、めっき液の液温を高
速めっき時のめっき液の温度に維持する。また、ポンプ
9の回転数の制御又はバルブの操作等を行って、めっき
セル1内を通流するめっき液の流速を高速めっき時にお
けるめっき液の流速にする。図5は、めっきセル1内の
陽極板2及び陰極板3並びにめっき液の流れを示す模式
図である。陽極板2及び陰極板3にはいずれも通流孔
(図示せず)が設けられており、めっきセル1内のめっ
き液の流れは陽極板2の通流孔を通過するため、流れの
方向は殆ど変化しない。陽極板2の通流孔を通過しため
っき液は、陰極板3に到達し、この陰極板3に設けられ
た通流孔を通過して、めっきセル1から流れ出る。この
ようにめっき液が流れている状態で、電源装置により、
陽極板2及び陰極板3に所定の電流を流して陰極板3の
表面上にめっき膜を形成する。この場合に、陽極板2及
び陰極板3に設けられた通流孔は、陽極板2と陰極板3
との対向間隔が変化する方向(水平方向)に延びている
ため、水平方向におけるめっき液の流速が均一になる。
即ち、陽極板2と陰極板3との間隔に応じ、陽極板2に
は、水平方向に沿って、めっき析出状態が連続的に変化
しためっき膜が形成される。
【0021】本実施例においては、陰極板3の表面上の
めっき析出状態は、流速が一定の条件で、陽極板2と陰
極板3との間隔に応じて変化する。即ち、陰極板3上の
水平方向に沿って陽極板2との連続的に変化する対向間
隔に応じためっき析出状態が得られるという効果があ
る。従って、陰極板3の表面上のめっき析出状態を調べ
ることにより、適切なめっき条件を求めることができ
る。
【0022】なお、本実施例においては、陽極板2及び
陰極板3の両方に通流孔が設けられている場合について
説明したが、例えば陰極板3として、従来と同様に通流
孔が設けられていない金属板を使用してもよい。
【0023】また、本実施例においては、通流孔が水平
方向に延びるスリットの場合について説明したが、通流
孔の形状に特に制限はなく、種々の形状とすることがで
きる。例えば、図3に示す陽極板2の替わりに、図6に
示すように、陽極板と陰極板との対向間隔が変化する方
向に垂直な方向(上下方向)に延びるスリット22aが
設けられた陽極板22を使用してもよい。この場合は、
陰極板の上下方向のめっき条件は一定であるので、図3
に示す陰極板2の場合に比して、一定のめっき条件にお
けるめっき析出状態をより正確に調べることができる。
【0024】更に、図7(a)に示すように、複数の孔
23aが格子状に設けられたパンチングメタル状の陽極
板23を使用してもよい。この場合に、孔23aの形状
は、図7(a)に示すように矩形状だけではなく、円
形、三角形及び図7(b)に示すような異形形状及びそ
の他の異形形状等とすることができる。このように、通
流孔を複数の孔23aが格子状に配列されたものとする
ことにより、陽極板の水平方向及び上下方向におけるめ
っき液の流速を略均一にすることができるという効果が
ある。
【0025】更に、図8に示すように、陽極板30は、
網状をなすことにより通流孔30aが形成されたもので
あってもよい。このような通流孔30aとすることによ
り、陽極板の水平方向及び上下方向におけるめっき液の
流速を、より一層均一にすることができるという効果が
ある。
【0026】なお、ここでは陽極板の形状について説明
したが、陰極板も同様に、例えば図3、図6又は図7に
示した形状とすることもできる。
【0027】陽極板及び陰極板の大きさはめっきセルの
大きさに応じて適宜設定すれば良く、特に限定されるも
のではない。但し、スリットの開口率は、上述の効果を
確実に得るため及び極板の強度を維持するために、10
乃至90%することが好ましい。スリットの開口率のよ
り好ましい範囲は30乃至70%であり、更に好ましい
範囲は40乃至60%である。
【0028】本実施例においては、前述の如く、めっき
セル1内のめっき液の温度及び流速を高速めっき時の状
態にしてめっき試験を行うことができるので、高速めっ
きに適切なめっき条件を得ることができる。また、本実
施例においては、めっきセル1の陽極板2と陰極板3と
の間隔B1,D1を変化させることにより、めっき条件
を広い範囲に亘って変化させることができるという利点
もある。更に、本実施例においては、陽極板2及び陰極
板3に通流孔が設けられているため、陽極板2及び陰極
板3によりめっき液の流れが遮られることを回避でき、
実際の高速めっきにおける状態により近い状態でめっき
試験を行うことができるという効果を奏する。
【0029】図9は、本発明の第2の実施例に係るめっ
き試験装置を示す斜視図、図10は同じくその模式的上
面図である。めっきセル21の相互に対向する壁面には
パイプ25,26が連結されており、これらのパイプ2
5,26を介してめっきセル21にめっき液が供給され
るようになっている。このめっきセル21内には円筒状
のめっき流制御部材24が配設されている。このめっき
流制御部材24は、その軸を中心として回転可能になっ
ている。また、この制御部材24には高さ方向に延びる
2本のスリット24aが相互に対向する位置に設けられ
ている。陽極板27及び陰極板28はこの制御部材24
の内側に配置される。なお、本実施例においても、陽極
板27及び陰極板28には夫々スリット状の通流孔27
a及び28aが設けられており、更に陰極板28はその
一端部から他端部にかけて陽極板27との対向間隔が変
化するように配置される。また、めっきセル21には、
めっき液がめっき流制御部材24内を通らずにめっきセ
ル21から排出されることを防止するための遮蔽板21
aが設けられている。これによりパイプ25を介してめ
っきセル21内に入っためっき液は、一方のスリット2
4aを介してめっき流制御部材24内に入り、このめっ
き流制御部材24内を他方のスリット24aに向けて流
れた後、この他方のスリット24aを介してめっき流制
御部材24の外側に流れ、更に、パイプ26を介してめ
っきセル21外部に排出される。
【0030】このように構成されためっき試験装置にお
いて、めっき流制御部材24を回転させ、陽極板27及
び陰極板28に対し、めっき液の流れが所望の方向とな
るように、スリット24aの位置を調整した後、めっき
セル21内にめっき液を供給する。図11はめっき液の
流れを陽極板27に対して垂直にした状態を示す模式
図、図12は陰極板28に垂直にした状態を示す模式図
である。いずれの場合においても、陽極板27及び陰極
板28には夫々通流孔27a,28aが設けられている
ため、めっき液は陽極板27及び陰極板28により遮ら
れることがなく、一方のスリット24aから他方のスリ
ット24aに向けて流れる。このように、めっきセル2
1内にめっき液を供給しつつ、陽極板27及び陰極板2
8との間にめっき電流を供給する。そして、第1の実施
例と同様に、めっき液の流速及び温度を制御する。
【0031】本実施例においては、第1の実施例と同様
の効果を得ることができるのに加えて、陽極板27及び
陰極板28に対するめっき液の流れ方向を制御できるの
で、第1の実施例に比してめっき試験条件をより一層広
い範囲に亘って変化させることができるという効果を奏
する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、陽
極板にめっき液が通過可能な通流孔が設けられているた
め、陽極板によりめっき液の流れが遮られることを抑制
でき、陰極板に対し所望の角度及び流速でめっき液を流
すことができると共に、流速制御手段によりめっき液の
流速を制御するので、実際の高速めっき時の状態又はそ
れに近い状態でめっき試験を行うことができる。このた
め、本発明に係るめっき試験装置によれば、高速めっき
に最適のめっき条件を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るめっき試験装置
を示す模式図である。
【図2】 同じくそのめっき試験装置を使用しためっき
試験方法を示す模式図である。
【図3】 同じくその陽極板の形状を示す正面図であ
る。
【図4】 高速めっきにおいて、陰極板の幅方向の各位
置における電流密度を示す図である。
【図5】 めっき試験装置のめっきセルを示す模式図で
ある。
【図6】 他の陽極板を示す正面図である。
【図7】 更に他の陽極板を示す正面図である。
【図8】 更に他の陽極板を示す正面図である。
【図9】 本発明の第2の実施例に係るめっき試験装置
を示す斜視図である。
【図10】 同じくその上面図である。
【図11】 めっきセル内のめっき液の流れを示す模式
的上面図である。
【図12】 同じく他の向きの流れを示す模式的上面図
である。
【図13】 従来のめっき試験装置を使用しためっき試
験方法を示す模式図である。
【図14】 従来のめっき試験方法に使用する容器を示
す斜視図である。
【図15】 陰極の幅方向の各位置における電流密度を
示す図である。
【図16】 高速めっきの試験装置を示す模式的上面図
である。
【図17】 同じくそのめっき液の流れの向きを示す模
式的上面図である。
【符号の説明】
1,21,44…めっきセル、2,22,23,27,
30,32,42…陽極板、2a,22a,24a,2
7a,28a…スリット、23a,30a…通流孔、
3,28,33,43…陰極板、4…流速センサ、5…
めっき液貯留槽、6…温度調節ユニット、7…ヒータ、
8…測温体、9…ポンプ、10…流量計、14…ドレイ
ン、15…ドレインバルブ、16,36…直流電源、1
7,37…電圧計、18,38…電流計、19,39…
摺動抵抗器、24,44…めっき流制御部材、25,2
6…パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川向 博史 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平7−198656(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 21/12 C25D 5/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっきセルと、このめっきセル内に配設
    される陽極板及び陰極板と、前記めっきセル内にめっき
    液を供給するめっき液供給手段と、前記めっきセル内に
    流れるめっき液の流速を制御する流速制御手段とを有
    し、前記陽極板にはめっき液が通過可能な通流孔が設け
    られていることを特徴とするめっき試験装置。
  2. 【請求項2】 前記陰極板にもめっき液が通過可能な通
    流孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    のめっき試験装置。
  3. 【請求項3】 前記陰極板と前記陽極板とは、その一端
    部から他端部にかけてその対向間隔が変化するように配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    めっき試験装置。
  4. 【請求項4】 前記通流孔は複数のスリット状をなすこ
    とを特徴とする請求項3に記載のめっき試験装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のスリットは前記陽極板の前記
    一端部と他端部との間に延びていることを特徴とする請
    求項4に記載のめっき試験装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のスリットは前記陽極板の前記
    一端部から他端部に向かう方向に垂直に延びていること
    を特徴とする請求項4に記載のめっき試験装置。
  7. 【請求項7】 前記通流孔は所定形状の複数の孔が格子
    状に配列されていることを特徴とする請求項3に記載の
    めっき試験装置。
  8. 【請求項8】 前記通流孔は前記陽極板が網状をなすこ
    とにより形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のめっき試験装置。
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