JP3303143B2 - 光ディスク用画像記録装置 - Google Patents
光ディスク用画像記録装置Info
- Publication number
- JP3303143B2 JP3303143B2 JP05292192A JP5292192A JP3303143B2 JP 3303143 B2 JP3303143 B2 JP 3303143B2 JP 05292192 A JP05292192 A JP 05292192A JP 5292192 A JP5292192 A JP 5292192A JP 3303143 B2 JP3303143 B2 JP 3303143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- reading
- character
- processing
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク用画像記録
装置に関し、特に、パノラマ画像や文字付き画像を検出
してこれらの画像パターンに対応した画像処理を自動的
に行う技術に関する。
装置に関し、特に、パノラマ画像や文字付き画像を検出
してこれらの画像パターンに対応した画像処理を自動的
に行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
撮影済みのフィルムやプリント等の銀塩感光材料の画像
をスキャナーで読み取りディジタル情報に変換し、この
ディジタル画像情報をマイクロコンピュータで構成され
るワークステーションでデータ圧縮等の所定の信号処理
を施した後、書き込み装置で光ディスクに記録し、これ
を再生装置で再生して高画質の写真画像をテレビで鑑賞
できるようにするシステムが提案されている。
撮影済みのフィルムやプリント等の銀塩感光材料の画像
をスキャナーで読み取りディジタル情報に変換し、この
ディジタル画像情報をマイクロコンピュータで構成され
るワークステーションでデータ圧縮等の所定の信号処理
を施した後、書き込み装置で光ディスクに記録し、これ
を再生装置で再生して高画質の写真画像をテレビで鑑賞
できるようにするシステムが提案されている。
【0003】ところで、例えばパノラマ画像のように、
標準サイズの画像に比べて上下が黒く撮影されていない
部分があるような画像パターンを光ディスクに記録する
場合には、中央部分を拡大して読み込んで記録するか、
又は、上下の黒い部分を含めてそのままの状態で記録す
るかの2通りの画像処理を行って記録している。そし
て、従来ではこれらの処理を作業者がパノラマ画像であ
ることを認識して手作業で行っているため光ディスクへ
の記録作業に手間がかかるという問題があった。
標準サイズの画像に比べて上下が黒く撮影されていない
部分があるような画像パターンを光ディスクに記録する
場合には、中央部分を拡大して読み込んで記録するか、
又は、上下の黒い部分を含めてそのままの状態で記録す
るかの2通りの画像処理を行って記録している。そし
て、従来ではこれらの処理を作業者がパノラマ画像であ
ることを認識して手作業で行っているため光ディスクへ
の記録作業に手間がかかるという問題があった。
【0004】また、オートデート機構により日付の入っ
た画像についても、日付部分を消去して光ディスクに記
録したい場合にも、作業者による手作業で行っており、
同じく手間がかかる。本発明は上記の事情に鑑みなされ
たもので、パノラマ画像や文字付き画像に応じた適切な
記録処理が自動的にできる光ディスク用画像記録装置を
提供することを目的とする。
た画像についても、日付部分を消去して光ディスクに記
録したい場合にも、作業者による手作業で行っており、
同じく手間がかかる。本発明は上記の事情に鑑みなされ
たもので、パノラマ画像や文字付き画像に応じた適切な
記録処理が自動的にできる光ディスク用画像記録装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、画像を走査して電気的なディジタル画像
情報に変換し、このディジタル画像情報を光ディスクに
書き込み記録する光ディスク用画像記録装置において、
画像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して
画像の読み取りを行う画像読み取り手段と、該画像読み
取り手段の読み取った画像情報に基づいてパノラマ画像
か否かを判定する画像パターン判定手段と、該画像パタ
ーン判定手段がパノラマ画像と判定した時にパノラマ画
像に応じた画像処理を自動的に選択して前記読み取った
画像情報を処理する画像処理手段と、該画像処理手段で
処理された画像情報を光ディスクに書き込む画像書き込
み手段とを備え、前記画像処理手段が、パノラマ画像を
1つの画像が光ディスクの1画像に相当する複数の画像
に分割処理すべく前記画像読み取り手段の読み取り倍率
を拡大制御し且つ走査位置を制御する制御手段を有する
構成とした。
に示すように、画像を走査して電気的なディジタル画像
情報に変換し、このディジタル画像情報を光ディスクに
書き込み記録する光ディスク用画像記録装置において、
画像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して
画像の読み取りを行う画像読み取り手段と、該画像読み
取り手段の読み取った画像情報に基づいてパノラマ画像
か否かを判定する画像パターン判定手段と、該画像パタ
ーン判定手段がパノラマ画像と判定した時にパノラマ画
像に応じた画像処理を自動的に選択して前記読み取った
画像情報を処理する画像処理手段と、該画像処理手段で
処理された画像情報を光ディスクに書き込む画像書き込
み手段とを備え、前記画像処理手段が、パノラマ画像を
1つの画像が光ディスクの1画像に相当する複数の画像
に分割処理すべく前記画像読み取り手段の読み取り倍率
を拡大制御し且つ走査位置を制御する制御手段を有する
構成とした。
【0006】また、画像パターン判定手段が文字付き画
像か否かを判定する構成である場合、前記画像処理手段
は、前記文字付き画像の文字部分を周囲の画像情報に基
づいて文字を消去するよう補間処理を行う画像補間手段
と、消去した文字データを文字コードに変換する文字デ
ータ変換手段とを有する構成であって、この画像処理手
段で処理された文字のない画像情報及び前記文字コード
を対応させて前記画像書き込み手段により光ディスクに
書き込み記録する構成である。
像か否かを判定する構成である場合、前記画像処理手段
は、前記文字付き画像の文字部分を周囲の画像情報に基
づいて文字を消去するよう補間処理を行う画像補間手段
と、消去した文字データを文字コードに変換する文字デ
ータ変換手段とを有する構成であって、この画像処理手
段で処理された文字のない画像情報及び前記文字コード
を対応させて前記画像書き込み手段により光ディスクに
書き込み記録する構成である。
【0007】
【作用】かかる構成において、画像読み取り手段により
画像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して
画像の読み取りを行う。この読み取った画像情報に基づ
いて画像パターン判定手段でパノラマ画像か否かを判定
し、パノラマ画像の場合、画像処理手段の制御手段がパ
ノラマ画像を1つの画像が光ディスクの1画像に相当す
る複数の画像に分割処理すべく画像読み取り手段の読み
取り倍率を拡大制御し且つ走査位置を制御する。そし
て、処理された画像情報を画像書き込み手段で光ディス
クに書き込む。
画像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して
画像の読み取りを行う。この読み取った画像情報に基づ
いて画像パターン判定手段でパノラマ画像か否かを判定
し、パノラマ画像の場合、画像処理手段の制御手段がパ
ノラマ画像を1つの画像が光ディスクの1画像に相当す
る複数の画像に分割処理すべく画像読み取り手段の読み
取り倍率を拡大制御し且つ走査位置を制御する。そし
て、処理された画像情報を画像書き込み手段で光ディス
クに書き込む。
【0008】このようにすれば、異なった画像パターン
でも作業者の手を煩わせることなく自動的に光ディスク
への記録が行え、記録作業の効率化が図れる。また、判
定された画像がパノラマ画像の時に、画像の読み取り倍
率を拡大制御し且つ走査位置を制御してパノラマ画像を
1つの画像が光ディスクの1画像に相当する複数の画像
に分割処理することで、画像を劣化させずに画像全体の
記録が可能となる。
でも作業者の手を煩わせることなく自動的に光ディスク
への記録が行え、記録作業の効率化が図れる。また、判
定された画像がパノラマ画像の時に、画像の読み取り倍
率を拡大制御し且つ走査位置を制御してパノラマ画像を
1つの画像が光ディスクの1画像に相当する複数の画像
に分割処理することで、画像を劣化させずに画像全体の
記録が可能となる。
【0009】また、日付等の文字付き画像と判定した時
に、文字付き画像の文字部分を周囲の画像情報に基づい
て文字を消去するよう補間処理を行うと共に、消去した
文字データを文字コードに変換し、画像処理された文字
のない画像情報及び文字コードを対応させて光ディスク
に記録することで、同じく画像劣化を伴うことなく日付
入り又は日付なしの両方の画像を、ユーザーの望みに応
じて再生時に鑑賞することが可能となり便利である。
に、文字付き画像の文字部分を周囲の画像情報に基づい
て文字を消去するよう補間処理を行うと共に、消去した
文字データを文字コードに変換し、画像処理された文字
のない画像情報及び文字コードを対応させて光ディスク
に記録することで、同じく画像劣化を伴うことなく日付
入り又は日付なしの両方の画像を、ユーザーの望みに応
じて再生時に鑑賞することが可能となり便利である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2に本実施例の光ディスク用画像記録装置の
システム構成を示す。図2において、銀塩感光材料、例
えば通常のカメラによる撮影済みのカラーのネガフィル
ム1から画像を読み取る画像読み取り手段としてのスキ
ャナー2は、光源3からの光を第1光学レンズ4を介し
てネガフィルム1に当て、その透過光を第2光学レンズ
5を介してミラー6で反射させてCCDラインセンサ7
に結像させて画像を電気的な画像情報に変換した後、A
/D変換器8でディジタル画像情報に変換してマイクロ
コンピュータで構成されるワークステーション9に伝送
する。そして、前記ミラー6をミラー駆動回路10によっ
て回動軸6a回りに回動させてCCDラインセンサ7に
結像させる画像の読み取り位置を変えることで画像の走
査が行われる。また、レンズ駆動回路11によって第1及
び第2光学レンズ4,5の位置を変更させることで画像
の倍率が変更できるようになっている。
明する。図2に本実施例の光ディスク用画像記録装置の
システム構成を示す。図2において、銀塩感光材料、例
えば通常のカメラによる撮影済みのカラーのネガフィル
ム1から画像を読み取る画像読み取り手段としてのスキ
ャナー2は、光源3からの光を第1光学レンズ4を介し
てネガフィルム1に当て、その透過光を第2光学レンズ
5を介してミラー6で反射させてCCDラインセンサ7
に結像させて画像を電気的な画像情報に変換した後、A
/D変換器8でディジタル画像情報に変換してマイクロ
コンピュータで構成されるワークステーション9に伝送
する。そして、前記ミラー6をミラー駆動回路10によっ
て回動軸6a回りに回動させてCCDラインセンサ7に
結像させる画像の読み取り位置を変えることで画像の走
査が行われる。また、レンズ駆動回路11によって第1及
び第2光学レンズ4,5の位置を変更させることで画像
の倍率が変更できるようになっている。
【0011】前記ワークステーション9は、スキャナー
2で読み込まれ伝送されるディジタル画像情報に基づい
てネガフィルム1上の画像パターン、例えば通常画像、
パノラマ画像或いは日付等の文字が焼き込まれている文
字付き画像等を判別し、後述する図3のフローチャート
に従って、パノラマ画像であればミラー駆動回路10及び
レンズ駆動回路11を駆動制御して再度画像の読み込み操
作を行わせて複数の画像に分割して画像情報を取り込
み、また、文字付き画像であれば文字部分を周囲の画像
データにより補間して文字を消去すると共に消去した文
字データのコード変換処理を行う。そして、それぞれ得
られた画像情報に対しては、通常の画像の場合と同様
に、濃度補正、色補正及びデータ圧縮等の所定の信号処
理を行ってディスクライター12に出力し、また、文字デ
ータがある場合には変換した文字コードを画像書き込み
手段としてのディスクライター12に出力する。この際
に、パノラマ画像の場合には、分割画像が同一のパノラ
マ画像から分割したものであることを示す符号を付し、
また、文字コードには対応する画像の符号を付してお
く。
2で読み込まれ伝送されるディジタル画像情報に基づい
てネガフィルム1上の画像パターン、例えば通常画像、
パノラマ画像或いは日付等の文字が焼き込まれている文
字付き画像等を判別し、後述する図3のフローチャート
に従って、パノラマ画像であればミラー駆動回路10及び
レンズ駆動回路11を駆動制御して再度画像の読み込み操
作を行わせて複数の画像に分割して画像情報を取り込
み、また、文字付き画像であれば文字部分を周囲の画像
データにより補間して文字を消去すると共に消去した文
字データのコード変換処理を行う。そして、それぞれ得
られた画像情報に対しては、通常の画像の場合と同様
に、濃度補正、色補正及びデータ圧縮等の所定の信号処
理を行ってディスクライター12に出力し、また、文字デ
ータがある場合には変換した文字コードを画像書き込み
手段としてのディスクライター12に出力する。この際
に、パノラマ画像の場合には、分割画像が同一のパノラ
マ画像から分割したものであることを示す符号を付し、
また、文字コードには対応する画像の符号を付してお
く。
【0012】前記ディスクライター12は、伝送された画
像情報及び文字コードを光ディスク13に書き込み記録す
る。ここで、ワークステーション9が、画像パターン判
定手段、画像処理手段、制御手段、画像補間手段及び文
字データ変換手段の機能を有しており、これらの機能は
図3のフローチャートに示すようにワークステーション
9にソフトウエア的に備えられている。
像情報及び文字コードを光ディスク13に書き込み記録す
る。ここで、ワークステーション9が、画像パターン判
定手段、画像処理手段、制御手段、画像補間手段及び文
字データ変換手段の機能を有しており、これらの機能は
図3のフローチャートに示すようにワークステーション
9にソフトウエア的に備えられている。
【0013】次に図3のフローチャートに従って本実施
例装置の画像記録動作を説明する。ステップ1(図中S
1で示し、以下同様とする)では、スキャナー2で読み
取ったネガフィルム1の画像のディジタル画像情報を読
み込む。ステップ2では、読み込んだ画像情報に基づい
て画像パターンの判別を行う。例えば、上下が黒ければ
パノラマ画像と判断し、日付の焼き込み位置は決まって
いるのでその所定部位が白くなってれば文字付き画像と
判断する。ここで、パノラマ画像でも文字付き画像でも
なく通常の画像であればステップ3に進む。
例装置の画像記録動作を説明する。ステップ1(図中S
1で示し、以下同様とする)では、スキャナー2で読み
取ったネガフィルム1の画像のディジタル画像情報を読
み込む。ステップ2では、読み込んだ画像情報に基づい
て画像パターンの判別を行う。例えば、上下が黒ければ
パノラマ画像と判断し、日付の焼き込み位置は決まって
いるのでその所定部位が白くなってれば文字付き画像と
判断する。ここで、パノラマ画像でも文字付き画像でも
なく通常の画像であればステップ3に進む。
【0014】ステップ3では、通常の濃度補正、色補正
及びデータ圧縮処理等の画像処理を実行してディスクラ
イター12に伝送する。ステップ2でパノラマ画像と判定
された時はステップ4に進む。ステップ4では、ミラー
駆動回路10及びレンズ駆動回路11を制御する。即ち、画
像の上下を通常の画像サイズとなるように光学レンズ
4,5の倍率を拡大制御し、画像の略1/3 まで走査する
ようミラー6を駆動制御し、ステップ5に進み、この時
のスキャナー2からの画像情報を読み込む。1回目の読
み込みが終了したら、ステップ4に戻りミラー6位置を
少し戻し再び画像の略中央領域の1/3を走査し、走査さ
れた画像情報の読み込みを実行する。3回目も同様にミ
ラー6位置を制御し残りの1/3 の画像領域を走査した
後、画像情報の読み込みを行う。即ち、画像パターンが
パノラマ画像の場合には、図4に示すように画像を一部
重複(図中斜線部分)して3回に分けて走査し光ディス
ク13の規格と同じサイズの3つの画像(図中、A、B、
Cで示す)に分割して画像情報を取り込む。
及びデータ圧縮処理等の画像処理を実行してディスクラ
イター12に伝送する。ステップ2でパノラマ画像と判定
された時はステップ4に進む。ステップ4では、ミラー
駆動回路10及びレンズ駆動回路11を制御する。即ち、画
像の上下を通常の画像サイズとなるように光学レンズ
4,5の倍率を拡大制御し、画像の略1/3 まで走査する
ようミラー6を駆動制御し、ステップ5に進み、この時
のスキャナー2からの画像情報を読み込む。1回目の読
み込みが終了したら、ステップ4に戻りミラー6位置を
少し戻し再び画像の略中央領域の1/3を走査し、走査さ
れた画像情報の読み込みを実行する。3回目も同様にミ
ラー6位置を制御し残りの1/3 の画像領域を走査した
後、画像情報の読み込みを行う。即ち、画像パターンが
パノラマ画像の場合には、図4に示すように画像を一部
重複(図中斜線部分)して3回に分けて走査し光ディス
ク13の規格と同じサイズの3つの画像(図中、A、B、
Cで示す)に分割して画像情報を取り込む。
【0015】3回の走査が終了すると、ステップ6の判
定がYESとなりステップ3に進み、パノラマ画像を分
割して光ディスク13の規格と同じサイズにした3つの画
像それぞれに前述の通常サイズの画像処理と同様の処理
を行いディスクライター12に伝送する。この際に、各3
つの分割画像に対しては同一のパノラマ画像から分割し
たこと及びどの部分の画像かを示す符号を付けておく。
定がYESとなりステップ3に進み、パノラマ画像を分
割して光ディスク13の規格と同じサイズにした3つの画
像それぞれに前述の通常サイズの画像処理と同様の処理
を行いディスクライター12に伝送する。この際に、各3
つの分割画像に対しては同一のパノラマ画像から分割し
たこと及びどの部分の画像かを示す符号を付けておく。
【0016】一方、ステップ2で日付等が入った文字付
き画像と判定された時はステップ7に進む。ステップ7
では、文字部分の周囲の画像情報に基づいて文字部分の
補間処理を行い文字を消去する。文字の消去した画像
は、ステップ3で通常の画像処理が行われディスクライ
ター12に伝送される。
き画像と判定された時はステップ7に進む。ステップ7
では、文字部分の周囲の画像情報に基づいて文字部分の
補間処理を行い文字を消去する。文字の消去した画像
は、ステップ3で通常の画像処理が行われディスクライ
ター12に伝送される。
【0017】消去された文字データについては、ステッ
プ8でコード化された後、ステップ9でディスクライタ
ー12に出力される。この際に、どの画像の文字データか
を示す符号を画像と対応させて付けておく。ディスクラ
イター12に伝送された画像情報や文字コードは、光ディ
スク13に書き込まれ記録される。
プ8でコード化された後、ステップ9でディスクライタ
ー12に出力される。この際に、どの画像の文字データか
を示す符号を画像と対応させて付けておく。ディスクラ
イター12に伝送された画像情報や文字コードは、光ディ
スク13に書き込まれ記録される。
【0018】以上のようにして光ディスクに記録したパ
ノラマ画像を再生する場合には、例えば、図5に示すよ
うに3つの画像A〜Cを縮小合成して再生するか、又
は、図6に示すよう記録された画像サイズで合成しモニ
ター画面(図中実線で示す)上で左右方向にスクロール
させて再生する等、ユーザーが自由に選択できる。ま
た、文字付き画像を再生する場合は、日付を入れずに再
生するか、入れて再生するかを、やはりユーザーが自由
に選択することが可能である。また、日付を入れる位置
も自由に設定することができる。
ノラマ画像を再生する場合には、例えば、図5に示すよ
うに3つの画像A〜Cを縮小合成して再生するか、又
は、図6に示すよう記録された画像サイズで合成しモニ
ター画面(図中実線で示す)上で左右方向にスクロール
させて再生する等、ユーザーが自由に選択できる。ま
た、文字付き画像を再生する場合は、日付を入れずに再
生するか、入れて再生するかを、やはりユーザーが自由
に選択することが可能である。また、日付を入れる位置
も自由に設定することができる。
【0019】このように、画像パターンを判定して画像
パターンにあった画像処理を自動的に行うので、従来手
作業であったこのような画像処理の作業時間を大幅に短
縮でき、画像処理が無駄なく行えるようになる。また、
パノラマ画像を再生する場合に、図5のように再生した
時は、画像の大きさは元の大きさと変わらないが、光デ
ィスクの規格の画素で記録したものを縮小しているの
で、高解像度の画像を得ることができるという利点があ
る。また、図6のように再生した時には、大きな画像で
鑑賞することができるという利点がある。
パターンにあった画像処理を自動的に行うので、従来手
作業であったこのような画像処理の作業時間を大幅に短
縮でき、画像処理が無駄なく行えるようになる。また、
パノラマ画像を再生する場合に、図5のように再生した
時は、画像の大きさは元の大きさと変わらないが、光デ
ィスクの規格の画素で記録したものを縮小しているの
で、高解像度の画像を得ることができるという利点があ
る。また、図6のように再生した時には、大きな画像で
鑑賞することができるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ノラマ画像や文字付き画像を読み取った時にパノラマ画
像や文字付き画像に合った画像処理を自動的に行って光
ディスクに記録する構成としたので、従来、パノラマ画
像や文字付き画像においては手作業により行われていた
画像処理作業が、無駄なく且つ短時間で行えるようにな
る。
ノラマ画像や文字付き画像を読み取った時にパノラマ画
像や文字付き画像に合った画像処理を自動的に行って光
ディスクに記録する構成としたので、従来、パノラマ画
像や文字付き画像においては手作業により行われていた
画像処理作業が、無駄なく且つ短時間で行えるようにな
る。
【0021】また、パノラマ画像を記録する場合に、画
像を拡大して複数に分割して読み取って記録するので、
画像を劣化させることなく全体の画像を記録することが
できる。
像を拡大して複数に分割して読み取って記録するので、
画像を劣化させることなく全体の画像を記録することが
できる。
【図1】本発明の構成を説明するためのブロック図
【図2】本発明の一実施例のシステム構成図
【図3】同上実施例の動作を説明するフローチャート
【図4】パノラマ画像の読み取り動作を説明する図
【図5】パノラマ画像の再生方法の一例を説明する図
【図6】パノラマ画像の再生方法の別の例を説明する図
1 ネガフィルム 2 スキャナー 3 光源 4 第1光学レンズ 5 第2光学レンズ 6 ミラー 7 CCDラインセンサ 8 A/D変換器 9 ワークステーション 10 ミラー駆動回路 11 レンズ駆動回路 12 ディスクライター 13 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/85 H04N 1/04 C (56)参考文献 特開 平2−17767(JP,A) 特開 平2−9265(JP,A) 特開 平4−967(JP,A) 特開 昭64−51584(JP,A) 特開 昭64−4167(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 H04N 1/04 H04N 5/85
Claims (2)
- 【請求項1】画像を走査して電気的なディジタル画像情
報に変換し、このディジタル画像情報を光ディスクに書
き込み記録する光ディスク用画像記録装置において、画
像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して画
像の読み取りを行う画像読み取り手段と、該画像読み取
り手段の読み取った画像情報に基づいてパノラマ画像か
否かを判定する画像パターン判定手段と、該画像パター
ン判定手段がパノラマ画像と判定した時にパノラマ画像
に応じた画像処理を自動的に選択して前記読み取った画
像情報を処理する画像処理手段と、該画像処理手段で処
理された画像情報を光ディスクに書き込む画像書き込み
手段とを備え、前記画像処理手段が、パノラマ画像を1
つの画像が光ディスクの1画像に相当する複数の画像に
分割処理すべく前記画像読み取り手段の読み取り倍率を
拡大制御し且つ走査位置を制御する制御手段を有する構
成としたことを特徴とする光ディスク用画像記録装置。 - 【請求項2】画像を走査して電気的なディジタル画像情
報に変換し、このディジタル画像情報を光ディスクに書
き込み記録する光ディスク用画像記録装置において、画
像を走査して電気的なディジタル画像情報に変換して画
像の読み取りを行う画像読み取り手段と、該画像読み取
り手段の読み取った画像情報に基づいて文字付き画像か
否かを判定する画像パターン判定手段と、該画像パター
ン判定手段が文字付き画像と判定した時に文字付き画像
に応じた画像処理を自動的に選択して前記読み取った画
像情報を処理する画像処理手段と、該画像処理手段で処
理された画像情報を光ディスクに書き込む画像書き込み
手段とを備え、前記画像処理手段は、前記文字付き画像
の文字部分を周囲の画像情報に基づいて文字を消去する
よう補間処理を行う画像補間手段と、消去した文字デー
タを文字コードに変換する文字データ変換手段とを有す
る構成であって、この画像処理手段で処理された文字の
ない画像情報及び前記文字コードを対応させて前記画像
書き込み手段により光ディスクに書き込み記録する構成
とした光ディスク用画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05292192A JP3303143B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 光ディスク用画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05292192A JP3303143B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 光ディスク用画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05260430A JPH05260430A (ja) | 1993-10-08 |
JP3303143B2 true JP3303143B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=12928301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05292192A Expired - Fee Related JP3303143B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 光ディスク用画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3303143B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5686244B2 (ja) | 2010-12-21 | 2015-03-18 | ソニー株式会社 | 表示制御装置、表示制御方法、及び、プログラム |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP05292192A patent/JP3303143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05260430A (ja) | 1993-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3495826B2 (ja) | ファイリング・システムおよび再生装置 | |
KR100722711B1 (ko) | 촬상 장치 및 신호 처리 방법 | |
JPH0574990B2 (ja) | ||
JPS63261952A (ja) | マイクロリ−ダ−スキヤナ | |
JP3924792B2 (ja) | 画像編集装置 | |
JP3100718B2 (ja) | 電子スチルカメラのモード設定方式 | |
US6741280B1 (en) | Digital camera having reproduction zoom mode | |
KR100820015B1 (ko) | 데이터 기록 장치 및 데이터 기록 방법 | |
JP3303143B2 (ja) | 光ディスク用画像記録装置 | |
JP3172496B2 (ja) | 編集装置およびそれを具備したデジタルカメラ | |
JPS5972873A (ja) | 画像再生装置 | |
JPS6322718B2 (ja) | ||
JPH11331699A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2006245921A (ja) | 撮像装置、携帯電話機、撮像システム、制御方法、及びプログラム | |
JP3786728B2 (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JPS61270738A (ja) | 絵図的情報再生装置 | |
JPS6294076A (ja) | 画像信号処理方法 | |
JP3095901B2 (ja) | パノラマ画像の撮影装置及び再生装置 | |
JP3454537B2 (ja) | 異なる記録媒体間のマルチ画面表示システム | |
JPH11275512A (ja) | デジタルカメラ | |
JP3371583B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPS6292684A (ja) | 画像のハ−ドコピ−形成装置 | |
JPH08256307A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000278578A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH0583527A (ja) | 画像作成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |