JPS6294076A - 画像信号処理方法 - Google Patents

画像信号処理方法

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JPS6294076A
JPS6294076A JP60234247A JP23424785A JPS6294076A JP S6294076 A JPS6294076 A JP S6294076A JP 60234247 A JP60234247 A JP 60234247A JP 23424785 A JP23424785 A JP 23424785A JP S6294076 A JPS6294076 A JP S6294076A
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JP
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image
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shading
correction
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JP60234247A
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Ryoichi Watanabe
良一 渡辺
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は画像をイメージセンサで上及び副走査方向の
二次元走査して得られた映像データのシェーディングを
二次元的に補正する画像信号処理方法に関する。
(従来の技術) 従来、画像読取装置として複写機とかファクシミリ機等
があり、最近では画像処理システムとして開発されたマ
イクロフィルム読取装置等がある。
マイクロッ ルム1“ 4゛ 先ず、この発明の説明に先立ち従来提案されている画像
処理システムのマイクロフィルム読取装置につき説明す
る。
近年、情報量の増大に伴ない、種々の情報を記録した原
稿の量が飛躍的に増えてきている。この多量の原稿をコ
ンパクトなスペースに収納し、しかも、検索が容易に出
来るシステムが強く求められている。このy求を達成す
るためには、原稿に記tl した情報を一旦圧縮して何
等かの手段に記録して保育することが必要である。その
記録手段としてマイクロフィルムとか、光ディスクが用
いられている。マイクロフィル11は二次元の可視情報
で記録されており、長期保存性、法的証拠性、同一情報
の多数複製その他等の長所を有している。
また、光ディスクは多量の情報を記録出来ることはもと
より、情報の追加、更新をリアルタイムで実現出来また
ディジタル情報で記録しているため直接記録情報をコン
ピユー・夕に接続してそのまま通信番こ利用することが
出来る等の長所を崩している。
そこで、これら両者の長所を活すため、−、−、Ej例
えば紙原稿等のオリジナル原稿を一括して次ノ?と撮影
してマイクロフィルムを作成し、その後に、マイクロフ
ィルノ・に記録した情報と一緒に、将来検′I05が出
来るようにするための検索情報を光ディスクに記録する
ことが提案されている。このように、オリジナル情報を
検索情報と一緒に光ディスク番こ記録しておけば、誰で
も8彎な時に記録情報を読出してプリントアウトしたり
−Jイクロノイルムを作成したりすることが出来る11
、直接ファクうミリ装置で遠方−5伝送することも出来
、従って情報の高度利用が図れる。
第2 rN〜第4図は、このような目的で従来提案され
ている、オリジナル原稿から光ディスクへ情報を書込む
ための画像処理システムのマイクロフィルム読取装置の
一例を説明する75めのブロック図である。
先ず、この装置の全体的な概略を第2図につき説明する
このマイクロフィルム読取装置は文字、図面、コンピュ
ータメモリに記録されたディジタル情報などのオリジナ
ル画像情報をマイクロフィルム情報として一旦記録し、
た後、マイクロフィルム情報の中から所望な情報のみを
マ・イクロフィルトスキャナで読取っ−C光ディスクに
ファイtしするように構成されている。
第2fNにおいて、例えば紙原稿10等のオリジナル画
像情報をマイクロフィルム撮影装置20(以下、中にカ
メラという)でマイクロフィルムに撮影した後、通常の
如く現像処理30を行ってマイクロフィルム40ヲ作成
する。このマイクロフィルム40には16mmロールマ
イクロフィルム42.35mmロールマイクロフィルム
44、マイクロフィッシュフィルム46及びアパーチャ
フィルム48がある。
次に、このマイクロフィルム40に記憶された画@ 情
eνをマイクロクイルレムスキャナ100で読取ってデ
ィジタル画像情報PSに変換し、このディジタル画像情
報PSと、この画像の撮像順番との対応を取るための管
理情報とを次の光ディスク記録装置200に送り、そこ
でこの画像情報PSを管理情報と共に光ディスク50に
格納する。情9[j P Sの読取りに当り、マイクロ
フィルム40を専用のキッド102に装填して、所定の
位置にセットし、イメージセンサ104で装填されたマ
イクロフィルム40を走査し、また、所要に応じスクリ
ーン108に画像を投影し、画像を見ながら、ディジタ
ル変換を行うことも出来る。また、光デイスク記録装置
200において光ディスク50に画像情報PSを記録す
るに当り、スキャナ202で入力した画像情報PSt−
読取ると共に、CRT表示装置204で画像表示し、こ
の表示画像を見ながら、キーボード206で画像内容や
種類等を指示するインデックス情報を入力して光ディス
ク50に情報の古込みを行っている。尚、このインデッ
クス情報はマイクロフィルムスキャナ100のスクリー
ン+08に投影された画像を見ながらキーボード208
で入力しても良い。このような入力作業は通常は一人の
オペレータが行うが、処理能力はいづれも約3000頁
/′8時間である。これがため、入力作業の高速化のた
め、パソコンシステム60を設けて作業を行っても良い
、この場合、複数台例えば27j・のパソコン62.6
4を設置し、−力のパソコン62はマイクロフィルムス
キャナ100のスクリーン10Gを見ながらキーボード
e2aでインデックス情報を打込み、他方のパンコンロ
4には専用のマイクロフィルムリータ 100aを別に
設けてそのスクリーン106dを見ながら、キーボード
22aでインデックス情報を打込んでそれぞれのフロッ
ピーディスク66及び68に書込む。これらインデック
ス情報はこれらフロッピーディスク66及び68を光デ
ィスク記録袋m200のフロッピディスク装置70に装
填してデータの読出しを行うことによって、光ディスク
50に格納されている画像情報に対応してインデックス
情報をこれに書込むことが出来る。
また、パンコンロ2.84で作成されたインデックス情
報をマイクロフィルムスキャナ100に入力出来るよう
に構成し、マイクロフィルムスキャナ+00に検索機能
を持たせ、画像情報、管理情報と共にインデックス情報
を光ディスク記録装器200に転送できるように構成す
ることも出来る。
ニエノロフ ルムスキ すのt 次に第3図を参照してマイクロフィルムスキャナ100
の構成例につき説明する。
このマイクロスキャナ100は主としてマイクロフィル
ムの画像情報を読取るための光学読取部120と、光学
読取部120の駆動部140と、光学読取部120から
の読取信号を光ディバイス記録装置200へ送給するた
めの信号処理部160と、駆動部140及び信号処理部
+60を制御するための制御部+80とを具えている。
光学読取部120は、光源1222及びコンデンサレン
ズ1224を具える照明系+22と2画像を歪ませない
ために例えば圧着ガラス1242a及び+242bでマ
イクロフィルム40を挟持するためのマイクロフィルム
保持装置124と、投影レンズ1262、結像レンズ1
264 、1268、ハーフミラ−1268及びスクリ
ーン106を具える画像投影系12Gと、マイクロフィ
ルム40を照明光路中に送るための例えば送給及び巻取
リール128a及び128bと、マイクロフィルム40
に付されているブリップマーク或いはコマ間の濃度差を
光学的に検出するためのマークセンサ130と、最適条
件で画像読取を行うためにマイクロフィルム40の濃度
情報を検出するだめの自動露光制御用のセンサ132と
、ハーフミラ−1268によってビームスブリットされ
て投影された光画像情報をイメージセンサ104で走査
し電気信号に変換するためのセンサ部134とを有して
いる。尚、この場合、マイクロ画像に縮小する前の原稿
サイズに拡大された画像を、拡大された画像のまま読み
採れるイメージセンサを用いた場合には、結像レンズ1
264.1266を省略することができる。
駆動部140はマイクロフィルム40のコマ送りを行う
ために、マークセンサ130からの信号に応じて供給及
び巻取リール128a及び128bを駆動するための駆
動制御部142と、イメージセンサ104に機械的に結
合されているスクリュー・ナツト機構144を駆動する
ためのモータ148を制御する駆動回路150とを具え
ている。このモータ148の回転によりイメージセンサ
104が光路面を走査することが出来る。
信号処理部160は駆動読取回路162、線密度切換回
路164及びR5422データ線+66を具えている。
駆動読取回路1B2はセンサ132で測定されたフィル
ム濃度情報を基にして画像読取を最適条件下で行うよう
にイメージセンサ104を適当に合焦移動させると共に
、このイメージセンサ104が検出し光電変換された画
像情報を線密度切換回路164に送る。線密度切換回路
164は例えば16木/ m mとか8木/ m mと
かいった適当な任意の線密度で画像情報を送出し、これ
をデータ線166を経て光デイスク記録装置200へ送
る。
制御部180はこれら駆動部140及び信号処理回路1
80を制御するための回路であり、中央処理装置(CP
Uと称する)182と、CP U 182と光デイスク
装置200との間で情報C3例えば管理情報、画像情報
等のやりとりを行う例えばR3232データ線184 
と、データ線184を経てCPU182にコマンドを伝
送するためのパソコン186とを具え、さらに、キーボ
ード188の指令によりインタフェース190を経て駆
動制御部144及び駆動回路150を制御するとともに
、CP U 182に他のコマンドを与えるように構成
されている。
−デ スフ着 壮j 次に光デイスク記録装置につき説明する。
第4図は光デイスク記録装置200の構成例を示すブロ
ック図である。
この装置200においては、CPU210.ROM21
2 、  RAM214 、  CRT2113 、キ
ーボード218、インタフェース220を具え、これら
を共通のパスライン222に接続しである。インタフェ
ース220はフロッピディスク装置70或いはホスト側
CP U 224に接続されている。
さらに、このCPU224にはパスライン226ヲ通じ
て画像の編集や追加、削除、拡大縮小を行うためのグラ
フィックプロセッサ228、スキャナ202及びマイク
ロフィルムスキャナ100が接続されている。
これらはインタフェース230及びパスライン232を
介してフロッピディスク50に対する書込み及び読出し
を制御する書込み読出し制御部240と駆動部280と
を具えている。
占込み読出し制御部240はディスクデータ制御部24
2で画像情報の書込みと、ファイルされた画像情報の読
取りとを制御する。書込みは、マイクロフィルムスキャ
ナ100、スキャナ202で読出された画像情報、管理
情報及びインデー7クス情報に応じて変調器244を介
してレーザ駆動部246からレーザビームLBを発生す
ることによって行われる。
また、光ディスク50からの読出しは読取ヘッド248
に結合したセル250によって行われ、このセル250
で光学的にピックアップした情報をセルプロセッサ25
2を経て復調器254で復調する。この場合、焦点機構
256によってヘッド24日の位置を光ディスク50の
ビットに焦点を合せ、セル250から正確な情報を読取
出来るように構成しである。
一方、駆動部260はセクタ制御系及びクロスフィード
制御系とに分れており、セクター制御系はセクター制御
部262によって管理され、クロスフィード制御系はク
ロスフィード制御部272によって管理されている。セ
クター制御部262は駆動部264を介してスピンドル
モータ266を制御し、実際の制御位置はセクターホイ
ール268及びセクターパルス計数部270によって検
出され、この検出データをセクター制御部262にフィ
ード/へツクすることによってセクターの指令位置に制
御する。
クロスフィード制御部272は駆動部274を介してリ
ニアモータ276を制御し、その制御位置はモアレ縞2
78及びグレーティング装置280によって検出され、
その検出データをクロスフィード制御部272にフィー
ドバックすることによってクロスフィードの指令位置に
制御する。
このような従来提案されたマイクロフィルム読取装置を
用いれば、既存のマイクロフィルム化された情報はもと
よりマイクロフィルム化されていない情報を初め、将来
得られる情報のうち光ディスクにファイルするのに適し
た情報をマイクロフィルム化して保管し、また、保管し
た情報を検索してオンラインで利用することが出来る。
ところで、上述したようなマイクロフィルム読取装置で
は、第5図に示すように、光源1222からの照明光で
マイクロリーダの露光台1342に形成されたマイクロ
フィルム40の投影画像(画素マトリックスを形成して
いる)を−次元イメージセンサ104で、センサアレイ
方向の主走査方向(X方向)と、センサの機械的駆動方
向である副走査方向(Y方向)とを走査して読取ってい
る。この読取りによってセンサから画素毎に時系列的に
映像データ(画像信号)が得られ、この映像データは二
値化され、後処理用として出力される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この投影画像は主として光源の光量ムラ
によって光量分布が不均一であることや、またイメージ
センサ104のバラツキ及び光学系等の影響により、こ
の投影画像をイメージセンサ104で二次元的に読取っ
て得られた映像データにはシェーディングが生じている
このシェーディングは、第6図(A)及び(B)に示す
ように、主走査方向のみならず、副走査方向にも生じ、
いずれの場合においても画像の中心部よりも周辺部に向
うに従って光量が低下するので、それに対応して周辺部
においてシェーディングも大きくなる。このようなシェ
ーディングがあると、イメージセンサから得られた映像
データを再生する際、再生画像の周辺部で画像が不鮮明
となる。原稿が移動するスリットn光の場合には、副走
査方向のシェーディング補正は必要としない。
しかしながら、センサ走査型の読取装置では、−次元シ
ェーディング補正のみであると、再生画像の品質が原画
像に比べて劣化するので、再生画像の画質を良質にする
ためには、このシェーディングを二次元的に補正する必
要がある。
従って、この発明の目的は画像をイメージセンサで読取
って得られた映像データの二次元シェーディングを電気
的に補正するように構成した画像信号処理方法を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成のため、この発明においてはイメージセ
ンサに副走査方向のシェーディング補正用D/Aコンバ
ータ及び画像信号変換用A/Dコン/ヘータを順次に接
続して設ける。
そして、イメージセンサで、マイクロフィルム等の投影
画像の無い無画像状態すなわち光源の光量分布のみを二
次元走査し、D/A及びA/Dコンバータを経て、二次
元シェーディングの基準データを読取る。
次に1画像をイメージセンサで走査して、得られた映像
データをD/Aコンバータに供給し、−力先に読取られ
た基準データの逆数に応じた補正係数で、この映像デー
タと同期して、D/Aコン/ヘータの利得を調整し、副
走査方向のシェーディング補正を行う。
また、副走査方向の補正済み映像データをA/Dコンバ
ータに供給すると共に、前述した基準データをA/Dコ
ンバータに基準信号として、補正済み映像データと同期
して、供給することにより主走査方向のシェーディング
補正を行いながら画像信号をD/A変換する。
この場合、副走査方向のシェーディング補正に用いる補
正係数は1画素マトリックスの全列ラインのうちから任
意に選定した複数の列ラインの、同一行ライン上にある
それぞれの映像データに対する各補正係数を平均して得
られた平均補正係数とするのが好適である。
また、主走査方向のシェーディング補正を行うに当り、
映像データマトリックスの中央の行ライン上の各列ライ
ンの映像データに対するそれぞれの基準データを、全行
ライン上の、対応する列ラインの映像データに対する基
準信号としてそれぞれ用いるのが好適である。
(作用) このように、この発明によれば、一旦画像情報の無い光
源だけの二次元光量分布を読取って基準データを作成し
、この基準データに基づいて映像データの主走査方向及
び副走査方向のシェーディング補正を行う画像信号処理
方法であるので、比較的簡単な構成でかつ精度良く画像
の二次元シェーディング補正を行うことが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明に係わる二次元シェー
ディング補正を行う画像信号処理方法の実施例を第3図
に示したマイクロフィルムスキャナに適用した場合につ
き説明する。
第1図(A)及び(B)はこの発明の説明に供するブロ
ンク線図で、(A)図は第3図のセンサ部134゜駆動
読取部162.駆動回路150.モータ148及び制御
部180に対応する部分を示し、(B)図は二次元シェ
ーディング補正を行うための回路構成の一例を示す。
第1図(A)において、−次元イメージセンサ104に
よって、マイクロフィルムの投影画像300を主走査方
向Xに電気的に及び副走査方向Yに機械的に走査する6 センサ104から読取った画素毎に順次の時系列映像デ
ータを増幅器31(lを経てシェーディング補正回路3
20に送り、ここで映像データの二次元シェーディング
の補正を行う、シェーディング補正された映像データを
二値化回路340で二値化した後インタフェース回路3
60を経て後段の線密度切換回路(第3図に164で示
す)等の他の所要の処理回路に出力させる。
次に、第1図(B)を参照して二次元シェーディング補
正につき具体的に説明する D A びA Dコンバータ 先ず、このシェーディング回路320には、イメージセ
ンサ104で読取られた映像データS1が供給される副
走査方向のシェーディング補正用D/Aコンバータ32
2(図中D/A−1で示しである)及び副走査方向のシ
ェーディングの補正済み映像データS2が供給され、画
像信号をディジタル値に変換するためのA/Dコンバー
タ324を順次に接続して設け、このA/Dコンバータ
324によってA/D変換が行われる時に主走査方向の
シェーディング補正を行い、七の両補正が行われた映像
データSAを二値化回路340へと出力するように構成
する。この実施例では、D/Aコン八−へ322は乗算
型のコン/ヘータを用い、A/Dコン八−へコ241オ
通常の比較方式のコンバータを用いる。
この乗算型のD/Aコンバータ322では、入力信号S
lと出力信号S2との関係は、次式で与えられる。この
式において、GはD/Aコンバータ322の補正係数、
Mは分解能すなわち二値化された信号の取り得る状態数
であり、例えば8ビツトとする場合には255である。
S 2 = S 1X (G/M)    (+)マタ
、A/Dコンバータ324では、入力信号S2と出力信
号S3との関係は、Vref@A/Dコンバータ324
に入力させる基準信号、αをディジタル化する場合の取
り得る状態数(例えば分解能を7ビツトとすれば128
)とすると、S3 = (S2 /Vref ) X(
!      (2)となる。
五1j−二1 両方向のシェーディング補正のため、イメージセンナ1
O4(第3図参照)で、マイクロフィルム等の投影画像
の無い無画像状態で、しかも、D/Aコンバータ322
によるゲインを一定としまたAIDコンバータ324の
基準信号Vrefを一定とした状態で、−回二次元走査
する。この状態では、光源1222の直接投影の光量分
布そのものが二次元走査されるので、その読取データS
oをD/Aコンバータ322及びA/Dコンバータ32
4を経てそのまま通過させて、二次元シェーディングの
基準データSoとして取り込む。
この基準データは本来光量ムラが無ければ第7図に破線
工で示すように各走査方向に対して大きざが一定(光量
100%とする)であるが、光量ムラがあるため、実線
■で示すように画像の周辺部で値が低下した(例えば、
光量70%程度)光量分布曲線となる。
従って、映像データも光量分布が一定の場合には、破線
■で示すように画素毎に変化するが、光量ムラに起因し
て実線■で示すように周辺部で値が低下した映像データ
となる。
従って、この基準データ(¥線■)を基準としてX及び
Y方向のシェーディング補正を行う。
尚、上述した第7図は、説明の便宜のため、X及びY方
向について同一の光量分布及び同一の映像データと仮定
して示したが、実際には両方向において、これらの大き
さ及び変化は相違している。
i −−内のシ −デ ング正 (1)式において、Sl及びMは一定であるので、シェ
ーディング補正にちり、各映像データに同期して適正な
補正係数Gの値に変えてやれば良い。
この補正係数Gの変えかたにつき説明する。
この発明においては、読J[”シられた基準データS0
の逆数に応じた補正係数Gで、この映像デー夕と同期さ
せて、D/Aコン八−へ322の利得を調整する。
そのため、先ず、シェーディングの形状を示す基本デー
タS0をゲート326を切換えてRAM1328に書込
み、この書込まれた基本データSQを−B、CPU33
0に取り込む、この基本データS0は画素毎に独立した
値を有しており、光量の低減が無い画素のところでは、
例えばLという値となっており、シェーディングのある
画素のところでは例えば0.8とかの値となっている。
従って、本来1の値であるべきところでシェーディング
のため0.8となっている場合には、その補正値はこの
0.8の逆数となる。従って、CPU330においては
、取り込んだ基本データの値の逆数Dtl−算出し、こ
の逆数りを補正係数としてRAM 1328にメモリさ
せる。
次tこ、投影画R(第3図に300で示す)を二次元走
査したとき、イメージセンナ(第3図に104で示す)
から順次に時系列的にD/Aコンバータ322に入力さ
れる画素毎の映像データS1に、この映像データSl 
のアドレスの補正係数りをRAM1328から読み出し
て、D/Aコンバータ322に供給すれば、前述した(
1)式に従って、副走査方向のシェーFイングが補正さ
れた映像データS2が出力される。
ところで、副走査方向の完全な補正を行おうとすると、
膨大な量のメモリが必要となる。従って、再生画像の品
質に支障がない程度にシェーディング補正が行われば良
いという観点から、第8図に示すように、画像マトリッ
クスとして表わせる画像300の全ての列ラインのうち
から数列例えば四列Y+  1y2 1Y31V4を選
び出L2、これらラインと、間隔d(例えば2 m m
 )で取った複数の行ラインxl、x2 。X3.・・
・xn との交差点Q r  、 Q2 、 Q3 、
 Q4であって、同一行ライン上の例えば四つの交差点
での画素の補正係数の平均を取った平均補正係数を用い
るのが良い。
従って、この場合には−H基本データS0をRA M 
l 328に取り込み、続いて、このRAMl328か
ら上述した例えば四つの交差点の基本データをCPU3
30に送り、そこで逆数を算出すると共にこれら逆数の
平均値を求めれば平均補正係数が得られる。この平均補
正係数で、RAM1328の四点共通の同一行ライン例
えばxlから次の平均補正係数が求められる行ラインx
2の一つ前の行ラインまでの全ての画素毎の基本データ
を書換える。同様にして、距fad毎に行ラインを取り
、四本の列ライン”!l 1y21y3 +Yaとの交
差点の画素について平均補正値を求め、次の行ラインま
での全ての画素毎の基本データをこの平均補正係数で書
換える。同様にして1画像マドリンク上の全ての画素に
つきこのような平均補正係数での書換えを行う。
実際の副走査方向のシェーディング補正を行うに当り、
D/Aコンバータ322に画素毎に入力する映像データ
S、と同期して、RAM132Bから入力映像データS
1と同一のアドレスに書込まれている平均補正値を読出
してD/Aコンバータ322に入力させてやれば、前述
した(1)式に従っだ補正済み出力S2が得られる。
このようにして副走査方向のシェーディングの補正を達
成することが出来る。
また、光学系自体の光量分布は、光量の最大値を100
%とすれば、最小値でも80%程度におさまっている場
合が多い。このような場合、上述の如き補正を加えれば
、光量分布は、優に100%〜90%の間に入れること
が出来る。この程度の補正で画質としては充分である場
合が多い。
また、この副走査方向のシェーディング補正をさらに簡
略化することが出来る。これまで説明した補正方法は、
光量分布に対応した基本データSoの逆数の値をそのま
ま用いて平均補正係数を算出し、その値をそのまま平均
補正係数としてD/Aコンバータ322へ供給している
。しかしながら、光量分布は一般には70〜100%の
範囲内におさまっており、必ずしも先優の低減に対して
忠実に補正をしなくても相当良い再生画質が得られるこ
とが経験的にわかっている。そこで、光量分布を複数の
範囲、例えば、100〜95%、95〜90%・拳−7
5〜70%の範囲に分け、各範囲内の平均補正係数に対
してはそれぞれ一定補正係数を割り当てD/Aコンバー
タ322の利得の調整を行うようにすることも出来る。
この一定補正係数は各光量分布の範囲に対して特定のデ
ータとしてD/Aコンバータ322の補正係数入力側に
設けたラッチ1332に予め記録しておく、勿論、この
特定のデータと、調整されるべき利得の大きさとの間で
一定の関係を付けておく、この場合の一例を表工に示す
表I 光量分布  ラッチ1のデータ  利得100%   
 BOH1,00 95%    B9H1,05 90%    C3H1、11 85%    CF8    1.1880%    
DCH1、25 75%    EBH1、33 70%    FBH1゜43 この表■に示す実施例の場合には、例えば、画素点毎に
補止する場合にはある画素点の補iF係数に対する光量
分布又は複数の画素点の平均補正係数を取って補正する
場合にはにこれら画素点の平均光量分布が83%である
ときには、RAM1328に記録される補正係数りは1
/83となるが、この場合には、この補正係数りによっ
てラッチ1332から一定補正係数CFHが読み出され
てD/Aコンバータ322に供給される。従って、この
特定のデータCFHによって、これに同期してA/Dコ
ンバータ322に加えられた映像データは利得が1.1
8に調整されて出力信号S2を生じる。
同様に光量が70%程度に落ている場合には、上述した
ような電気的な処理によってD/Aコンバータ322の
利得が1.43に調整されるので、結果的に出力S2は
画像が最も明るいときを100%とした時の90%程度
の光量に対応した大きさを有することとなる。このよう
な補正の結果、例えば補正済み映像データS2は第7図
に曲線Vで示すような光量分布に対応した出力信号とな
る。
以」−説明したようにして副走査方向のシェーディング
補正が行われる。
−二  −ロ シ −デ ング 次に、既に説明したように、副走査方向のシェーディン
グ補正された映像データS2がA/Dコンバータ324
に供給されて、そこで主走査方向のシェーディングの補
正が行われてその出力S3が後段の二値化回路(第1図
(A)に342で示す)に送られる。
この主走査方向のシェーディング補正は次のようにして
行う。
前述した(2)式において、通常はこのVrefを一定
としているが、この発明では、主走査方向のシェーディ
ングに当り、このVrefを各画素に対応する副走査方
向の補正済み入力信号S2に同期して変えてやれば良い
。そうすれば、この基準信号Vrefに対して今入って
来た入力信号S2がどのくらいの割合かが判断されてデ
ィジタル信号S3に変換される。
そのため、前述した基本データS0をゲート326で切
換えてこれをRA M 2334に−U、書込んだ後、
CPU330で画素のアドレスに対応させて所要の画素
の基本データを呼び出せるような状FDでメモリさせる
補正済み映像データS2がA/Dコンバータ324に入
力されると、これに同期してRAM2334から基本デ
ータが呼び出され、ラッチ2336を経てD/Aコンバ
ータ2338に供給され、そこでアナログ信号に変換さ
れた後、基準信号V refとしてA/Dコンバータ3
24に入力される。よって、このコンバータ324にお
いては、前述した(2)式に従って、分解能に応じた主
走査方向のシェーディングが補正され、従って、その出
力は両方向X及びYにつき補正済みの映像データs3と
なる。
この主走査方向Xのシェーディング補正も原則的には各
画素毎に独立して行うことも可能であるが、RA M 
2334のメモリ量が膨大となるのを回避するため、例
えばCPU330で再生画像の画質に影響が出ない程度
に基本データの取り込みを制限して行う。
好適実施例では、CP U 330によって、このX方
向のシェーディング補正は画像の中心の行ラインxi 
(第8図に誇張して示しである)の全ての画素に関する
基本データをイメージセンサ−04で走査して取り込む
ようにモード設定を行って、このラインX・ の各画素
の基本データSo  ([中。
各画素に対する基本データをSL+32+―・・S で
示す)をRA M 2334に書込む、そして、工 各画素に対する基本データ31+S2+・・・又はSs
  を、その画素の属する同一列ライン上の全ての画素
に対する補正済み映像データS2と同期してRA M 
2334から呼び出し、これをこれら同一列ライン上の
全ての画素に共通な基準信号としてA/Dコンバータ3
24に入力させ、よってA/Dコンバータ324から主
走査方向Xのシェーディングが補正された出力S3が出
力される。
この発明は、上述した説明からも明らかなようにイメー
ジセンサを画像に対して電気的及び機械的に走査して得
られた映像データの二次元シェーディングを電気的に補
正するようにした画像部″−)処理方法である。この場
合、D/Aコンバータ322及びA/Dフンバータ32
4でディジタル信号に変換する時の分解能は設計に応じ
て種々の値に設定出来るので、後段の二値化回路での二
値化の許容範囲内で充分にシェーディング補正を行うこ
とが出来る。
さらに、副走査方向のシェーディング補正の実施例で平
均補正係数の算出を、従来一般的に行われている統計的
手法を用いて、行っているが、この統計的処理により、
ゴミとかその他の原因によって過剰に光量が低減してい
る画素の基本データを両RAMに取り込まないようにす
るためである。
また、この補正を実施するための手段は上述した実施例
にのみ限定されるものではない。
従って、例えば、@1図(B)に示した各構成成分及び
又はそれらの相互の組み合わせ等は弔なる一例にすぎず
、他の構成成分を用いても良いし。
又5組み合わせも別の組み合わせであっても良い。
さらに、副走査方向Yの補正に用いる平均補正係数の算
出のために抽出する列ラインの指定及び本数等はもとよ
り、主走査方向の補正に用いる行ラインの指定も設計に
応じて任意に設定することが出来、さらに、同一の平均
補正係数を用いる画素領域の範囲すなわち距離dも設計
に応じて設定することが出来る。
また、この発明の実施例をマイクロフィルム読取装置に
適用した例につき説明したが1画像イメージセンサで二
次元走査して読取ってディジタル信号化する装置を具え
るどのような種類の装置にでも適用することが出来る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の二次元
シェーディング補正を行う画像信号処理方法によれば、
イメージセンサを画像に対して二次元走査して得られた
Fj!j!:像データ(画像信号)に含まれる主及び副
走査方向のシェーディングを、光源自体の光ψ分布を基
準として電気的に補正するので、画像マトリックスの周
辺部の光量の低下している画像部分を最も明るい画像部
分の少なくとも90%程度にまで明るさを回復させるこ
とが出来、従って、再生画像の画質を良質にすることが
出来る。
また、これら補正を電気的に行っているので、この補正
を実施するための回路構成が簡単であり、しかも、この
補正を確実に精度良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)はこの発明の二次元シェーブラ
イング補正を行う画像信号処理方法の説明に供するブロ
ック図・ 第2図はこの発明が適用されるマイクロフィルム読取装
置を示す概略図、 第3図は第2図の構成部分であるマイクロフィルムスキ
ャナの説明図、 第4図は第2図の構成部分である光デイスク記録装置の
説明図。 第5図はイメージセンサの画像に対する二次元走査を説
明するための説明図、 第6図(A)及び(B)は主走査方向及び副走査方向の
シェーディングを説明するための曲線図、第7図及び第
8図はこの発明の二次元シェーディング補正を行う画像
信号処理方法を説明するための曲線図である。 100・・・マイクロフィルムスキャナ104・・・イ
メージセンサ、134・・・センサ部148・・・モー
タ、    150・・・駆動回路162・・・駆動読
取回路、 180・・・制御部300・・・投影画像、
   310・・・増幅器320・・・シェーディング
補正回路 340・・・二値化回路、  360・・・インタフェ
ース部322・・・D/Aコンバータ(D/A−1)3
22・・・A/Dコンバータ 326  ・・・ ゲ − ト 、         
    328  ・・・ RAMl330・・・CP
U、     332・・・ラッチ1334・・・RA
M2、   33B・・・ラッチ2338・・・D/A
コンバータ(D/A−2)。 14g     151)           It
ρ二の隼明n$44シイ占芳p理づ鳳の511月呂第1
図 二ン欠力)LイLの苫←月B] 第5図 侵工−−ア゛4ノア′の説FJA国 第6図 (%)皐 二の・発明の画1某11号〃理応、天の板明国第7図 二の発明の14宋鈴芳p理J広の説明国第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像をイメージセンサで主及び副走査方向の二次
    元走査して得られた映像データのシェーディングを二次
    元的に補正するに当り、 前記イメージセンサに副走査方向の補正用D/Aコンバ
    ータ及び画像信号変換用A/Dコンバータを順次に接続
    して設け、 前記イメージセンサで無画像状態を二次元走査して前記
    D/A及びA/Dコンバータを経て二次元シェーディン
    グの基準データを得、 副走査方向の補正を、前記基準データの逆数に応じた補
    正係数で、前記D/Aコンバータに供給される映像デー
    タと同期させて、前記D/Aコンバータの利得を調整し
    て行い、 主走査方向の補正を、前記基準データを前記A/Dコン
    バータの基準信号として、前記A/Dコンバータに供給
    される副走査方向の補正済み映像データと同期させて、
    与えて行うこと を特徴とする画像信号処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4760464A (en) * 1986-06-30 1988-07-26 Ricoh Company, Ltd. Shading correction system for image scanning apparatus
JPH01103069A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Canon Inc フィルム読取装置
JPH01107265U (ja) * 1988-01-12 1989-07-19
JPH01300677A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Canon Inc シェーディング補正処理法

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