JPH05260435A - 光ディスク用画像記録装置 - Google Patents

光ディスク用画像記録装置

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JPH05260435A
JPH05260435A JP4052920A JP5292092A JPH05260435A JP H05260435 A JPH05260435 A JP H05260435A JP 4052920 A JP4052920 A JP 4052920A JP 5292092 A JP5292092 A JP 5292092A JP H05260435 A JPH05260435 A JP H05260435A
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JP
Japan
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pixels
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optical
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JP4052920A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shiozawa
和夫 塩澤
Katsuya Nagaishi
勝也 永石
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】規格で画素数が決められている光ディスクに、
規格以上の高精細な画像を記録することを目的とする。 【構成】スキャナーのCCDラインセンサのCCDアレ
イを規格画素数(2048)の2倍の数(4096)で構成し、
ネガフィルムを走査してAのような画素数の画像情報に
変換してメモリする。これをワークステーションによっ
て、B、Cのような規格範囲の画素数の画像に分割し、
これらをそれぞれ1画像として光ディスクに記録する。
再生時に、光ディスクに記録された規格内の画素数の複
数の画像をDの画像のよう合成すれば、規格以上の画素
数を有する高精細な画像を得ることができる。従って、
実質的に高精細な画像が光ディスクに記録されることに
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク用画像記録
装置に関し、1枚の画像を記録する際の画素数が規格で
制限された光ディスクに、規格画素数の範囲内でより高
精細な画像の記録が行える技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
撮影済みのフィルムやプリント等の銀塩感光材料の画像
をスキャナーで読み取りディジタル情報に変換し、この
ディジタル画像情報をマイクロコンピュータで構成され
るワークステーションでデータ圧縮等の所定の信号処理
を施した後、書き込み装置で光ディスクに記録し、これ
を再生装置で再生して高画質の写真画像をテレビで鑑賞
できるようにするシステムが提案されている。
【0003】ところで、このようなシステムの普及を図
る上で汎用性を持たせるために、光ディスクへの画像記
録方式、例えば光ディスクに記録する1枚の画面の画素
数を規格化することが考えられる。この場合、圧倒的に
利用頻度の高い一般ユーザーを対象に規格が決定され
る。しかしながら、特殊な分野、例えば印刷や医療等の
分野においては、一般ユーザーの要求以上の高精細な画
像が要求される。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、1画像当たりの画素数が規格の範囲内であるにも拘
らず、実質的に規格以上の高精細な画像の記録を可能と
した光ディスク用画像記録装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、銀塩
感光材料の画像を走査して電気的なディジタル画像情報
に変換し、このディジタル画像情報を、記録する1画像
の画素数が予め規格化された光ディスクに書き込み記録
する構成の光ディスク用画像記録装置において、前記走
査方向及び走査方向と直角方向の少なくとも一方の読み
取り画素数が光ディスクに記録する1画像の前記規格化
された画素数の整数倍に構成され前記銀塩感光材料の画
像を走査して電気的なディジタル情報に変換する画像読
み取り手段と、該画像読み取り手段で読み取ったディジ
タル画像情報を前記規格化された画素数で構成される複
数の画像情報に分割する画像情報分割手段と、該画像情
報分割手段の分割画像情報それぞれを1画像として光デ
ィスクに書き込む画像書き込み手段とを備えて構成し
た。
【0006】また、前記画像情報分割手段は、前記読み
取り手段の構成画素数に基づいて読み取り手段からのデ
ィジタル画像情報を所定の間隔で抜取り1画像が規格化
された画素数で構成される複数の画像情報に分割する構
成とした。また、前記画像情報分割手段は、前記読み取
り手段の構成画素数に基づいて読み取り手段からのディ
ジタル画像情報を画像の縦方向及び横方向の所定の画素
数位置で分割して1画像が規格化された複数の画像情報
に分割する構成とした。
【0007】また、銀塩感光材料の画像を走査して電気
的なディジタル画像情報に変換し、このディジタル画像
情報を、記録する1画像の画素数が予め規格化された光
ディスクに書き込み記録する構成の光ディスク用画像記
録装置において、前記走査方向と直角方向に前記規格と
同等の読み取り画素数の撮像素子を有する画像読み取り
部に前記銀塩感光材料の画像を結像させる光学系を備え
前記読み取り部に結像させる画像の読み取り位置を変え
るべく前記光学系の位置をずらして前記銀塩感光材料の
画像を複数回走査し走査毎に前記規格化された画像数の
電気的なディジタル画像情報に変換する画像読み取り手
段と、該画像読み取り手段で読み取った走査毎のディジ
タル画像情報を1画像として光ディスクに書き込む画像
書き込み手段とを備えて構成した。
【0008】また、前記画像読み取り手段は、各走査毎
の光学系の位置ずらし幅を画素ピッチの整数分の1とし
て各走査毎に画像全体を走査する構成とした。また、前
記画像読み取り手段は、銀塩感光材料の画像を複数領域
に分割して各走査毎に異なる分割領域が読み取り部に結
像すべく光学系の位置をずらして複数回走査し画像全体
を走査する構成とした。
【0009】
【作用】かかる構成において、銀塩感光材料の画像を、
画像読み取り手段で読み取る。この際に、読み取り手段
の走査方向又は走査方向と直角方向のどちらか一方の読
み取り画素数数を光ディスクの1画像当たりの画素数の
整数倍にしておく。例えば、2倍にした場合には、光デ
ィスクに記録する1画面の画素数の2倍の画素数のディ
ジタル画像情報が得られ、また、両方向ともに例えば2
倍に設定した場合には、光ディスクに記録する1画面の
画素数の4倍の画素数のディジタル画像情報が得られ
る。このようにして読み取った画像情報を、画像情報分
割手段で光ディスクに記録する1画像当たりの画素数で
構成される複数の画像、前者の場合であれば2つの画像
に、後者の場合であれば4つの画像に分割する。そし
て、画像書き込み手段によってこの分割画像それぞれを
1画像として光ディスクに記録する。即ち、銀塩感光材
料の1つの画像を複数の画像に分割して光ディスクに記
録する。
【0010】このようにすれば、再生時にこれらの画像
を合成することで規格以上の画素数を有する高精細な画
像を得ることが可能であり、1画面当たりの画素数が規
格の範囲内であるにも拘らず、実質的に規格で決められ
た以上の高精細な画像を光ディスクに記録することがで
きることになる。また、画像の分割を、読み取り手段か
らのディジタル画像情報を所定間隔で抜取って複数に分
割すれば、規格と同程度の解像度となる1つの分割画像
で全体像を知ることができ、また、縦方向及び横方向を
規格画素数の位置で分割すれば、分割画像は全体像の一
部となるが規格以上の高精細な画像を得ることができ
る。
【0011】更に、読み取り手段の光学系の位置を変更
して画像の読み取り位置をずらして複数回走査すること
で実質的な画素ずらしを行って画像の分割を行うように
すれば、読み取り手段の読み取り部の撮像素子数を規格
の画素数以上に増やすことなく高精細な画像を得ること
ができる。またこの時に、各走査毎の光学系の位置ずら
し幅を画素ピッチの整数分の1として各走査毎に画像全
体を走査するようにすれば、前述で述べたように、規格
と同程度の解像度となる1つの分割画像で全体像を知る
ことができ、また、銀塩感光材料の画像を複数領域に分
割して各走査毎に異なる分割領域を走査して画像全体を
走査するようにすれば、分割画像は全体像の一部となる
が規格以上の高精細な画像を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に本実施例の光ディスク用画像記録装置のシ
ステム構成を示す。図1において、銀塩感光材料、例え
ば通常のカメラによる撮影済みのカラーのネガフィルム
1から画像を読み取る画像読み取り手段としてのスキャ
ナー2は、CCDラインセンサ3、A/D変換器4及び
読み取った画像情報を記憶するメモリ5等で構成され、
CCDラインセンサ3を、例えば図中矢印方向に走査す
ることでネガフィルム1のカラー画像を読み取りカラー
の画像電気信号に変換し、A/D変換器4でディジタル
信号に変換してメモリ5に記憶する。ここで、前記CC
Dラインセンサ3は、走査方向と直角方向(図中上下方
向)に、予め規格で決められた光ディスクに記録する1
画像の縦方向の最大画素数(2048画素)の整数倍、例え
ば2倍(4096個)のCCDを備えている。また、このス
キャナーの走査方向の最大読み取り画素数は、予め規格
で決められた光ディスクに記録する1画像の横方向の最
大画素数(3072画素)と同じとしている。
【0013】尚、光ディスクの1画像当たりの画素数の
規格としては、最大2048×3072(16base) とし、1024×
1536(4base) 、512 ×768(base) 、256 ×384(base/
4)及び128 ×192(base/16) の5段階になっており、
これらを選択できるようになっている。前記スキャナー
2のメモリ5に記憶されたカラーのディジタル画像信号
は、マイクロコンピュータで構成されるワークステーシ
ョン6で読み込まれる。ワークステーション6では、濃
度補正、色補正及びデータ圧縮等の所定の信号処理に加
えて、メモリ5から読み込んだ規格画素数より多い画像
の画素データを、1画像当たりの画素数が規格の画素数
(2048×3072画素)で構成される複数の画像情報に分割
処理する。従って、ワークステーション6が画像情報分
割手段に相当する。画像書き込み手段であるディスクラ
イター7は、ワークステーション6で分割された複数の
画像それぞれを1画像として光ディスク8に書き込み記
録する。この際に、同一のネガフィルム1から分割され
た分割画像には、他のネガフィルムの分割画像と区別す
るための識別符号を書き込んでおく。
【0014】次にこの実施例の画像記録動作を図2を参
照しながら説明する。まず、ネガフィルム1をCCDラ
インセンサ3によって図中矢印方向に走査してカラーの
電気画像信号に変換し、これをA/D変換器4によって
ディジタル信号に変換しメモリ5に記憶する。この場
合、メモリ5内には、ネガフィルム1の画像が、図2の
Aで示すように縦方向(CCDラインセンサの走査方向
と直角方向)が4096画素、横方向(CCDラインセンサ
の走査方向)が3072画素のディジタル画像情報として記
憶される。
【0015】このディジタル画像情報は、ワークステー
ション6によって図2のB及びCで示すような画像に分
割される。即ち、Aにおける縦方向の画素データを奇数
番目と偶数番目に分割し、奇数番目のみの画素データ群
(図中Bで示す)と偶数番目のみの画素データ群(図中
Cで示す)に分割する。これらB、Cの画素構成は、光
ディスク8に記録する1画像当たりの規格化された画素
数である2048×3072画素となっている。この画像分割処
理の際に、前記B、Cの画素構成の画像に例えばNo.
1、No.2等の識別符号を書き込む。分割された画像
B、Cは、ディスクライター7によって光ディスク8に
それぞれ記録する。光ディスク8には、規格で決められ
た範囲内の画素数の画像が記録される。そして、光ディ
スク8に記録された画像を再生する際に、前記識別符号
に基づいて分割記録されている画像を合成することで、
図2のDに示すようにスキャナー2で読み取った画素数
の画像(図中A)と同じ画素数、即ち、光ディスク8の
規格よりも2倍多い画素数の画像が再生される。
【0016】このように、スキャナー2の読み取り画素
数を光ディスクの規格画素数より多くし、光ディスク8
には、読み取った画像を複数の画像に分割して記録する
ことで、実質的に規格で決められた以上の高精細な画像
を得ることができ、高精細な画像が要求される印刷や医
療等の特殊な分野における利用価値を高められる。ま
た、1つの分割画像は、規格と同等の画質の全体像とな
っており、分割画像を見て高精細な画像が必要な時に合
成すればよい。
【0017】以上は、CCDラインセンサ3の走査方向
と直角方向(縦方向)のみを2倍の読み取り画素数とし
た場合について説明したが、次に前記縦方向加えてCC
Dラインセンサ3の走査方向(横方向)も2倍の画素で
読み取りを行う構成とした場合について説明する。この
場合は、ネガフィルム1をスキャナー2で読み取ってメ
モリ5内に記憶される画素情報は、図3のaのように縦
方向は前述の場合と同様に4096画素、横方向は前述の2
倍の6144画素のディジタル画像情報となる。このディジ
タル画像情報は、ワークステーション6によって図3の
b〜eで示すような画像情報に分割される。即ち、bで
はaにおける縦及び横方向の画素データの奇数番目のみ
の画素データ群、cでは横方向が奇数番目で縦方向が偶
数番目の画素データ群、dでは縦方向が奇数番目で横方
向が偶数番目の画素データ群、eでは縦及び横方向の画
素データの偶数番目のみの画素データ群にそれぞれ分割
される。これらb〜eの画素構成は、それぞれ2048×30
72画素となる。また、b〜eの画素構成の画像に例えば
No.1〜No.4等の識別符号を書き込む。分割された画像
b〜eは、ディスクライター7によって光ディスク8に
それぞれ記録する。このように、縦及び横方向をそれぞ
れ規格の2倍の読み取り画素数に設定した場合には、4
つの画像に分割して光ディスクに記録されることにな
る。再生する際に、前記識別符号に基づいて4つの分割
記録されている画像を合成することで、前述の実施例と
同様に規格以上の画素数の高精細な画像を再生できる。
【0018】また、上記の各実施例では、スキャナー2
からのディジタル画像情報を、所定間隔で抜取ることで
画像を分割するようにしたが、前記ディジタル画像情報
を、所定の画素数位置で分割することで画像を複数に分
割するようにしてもよい。例えば、縦方向及び横方向を
共に2倍の画素数で読み取りを行った場合では、図4に
示すように、図3のaの画像情報をa1 〜a4 の4分割
に分割する。
【0019】この分割方法によれば、1つの分割画像は
全体の一部分であるが、分割画像自体が高精細な画像と
なっており、全体を見たいときに合成すれば高精細な全
体画像が見られる。尚、読み取り画素数の設定を、縦方
向は規格の画素数とし、横方向を整数倍に設定するよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0020】このように、CCDラインセンサ3のCC
D数を増大して走査時に規格より多い画素数で読み取り
電気的なディジタル画像情報に変換した後、画像を分割
した場合には、1回の読み取り動作と情報の演算処理動
作で済み、高速処理が可能となる。次にネガフィルム1
の画像から、規格化された画素数と同等の画素を有する
複数の画像を得る別の実施例について説明する。
【0021】通常のスキャナーでは、図5に示すよう
に、ネガフィルム1を所定位置にセットして、背面側か
ら光源11からの光を第1光学レンズ12を介して前記ネガ
フィルム1に当て、その透過光を第2光学レンズ13を介
してミラー14で反射させて規格の画素数と同数のCCD
を備えたCCDラインセンサ3に入射させCCDライン
センサ3で電気的なディジタル画像情報に変換する。そ
して、前記ミラー14を、主走査方向と平行を軸15を中心
に回動させ、CCDラインセンサ3に結像する画像位置
をわずかづつずらすことでネガフィルム1の走査を行う
ようになっている。
【0022】本実施例では、かかるスキャナー2に、図
6に示すように、ミラー14とCCDラインセンサ3との
間に透明ガラス16を設け、この透明ガラス16を走査毎に
主走査方向と平行な軸回りに回動させる構成とする。か
かる構成において、1回の走査毎に透明ガラス16を回動
操作し複数回操作を繰り返す。これにより、透明ガラス
16での光の屈折により、同一のミラー位置でもCCDラ
インセンサ3に結像する画像位置が前回の走査時の位置
とわずかにずれるので、実質的な画素ずらしができ、図
中の幅L(画素ピッチの整数分の1とする)だけずれた
規格の画素数の複数の画像に分割できる。そして、走査
毎にワークステーション6で信号処理してディスクライ
ター7により光ディスク8に分割画像を1画像として記
録していく。
【0023】このように、スキャナー2の光学系の位置
をずらしてCCDラインセンサ3による画像の読み取り
位置をわずかづつずらすことで、副走査方向の画像数を
規格画素数より増やすことができ、副走査方向に関して
実質的な画素ずらしができ、1つのネガフィルムの画像
を規格化された画素数の複数の画像に分割することがで
きる。従って、これら複数の画像を再生時に合成するこ
とで高精細な画像を得ることができる。
【0024】また、図7に示すように、ミラー14とCC
Dラインセンサ3との間の透明ガラス16を、入射する光
の軸に垂直且つ主走査方向に垂直な軸回りに回動させ
て、CCDラインセンサ3の主走査方向の画像の読み取
り位置をずらすようにしてもよい。この場合、読み取り
位置のずらし幅Lは、CCDラインセンサの画素ピッチ
(CCDの配置間隔に相当)の整数分の1とする。
【0025】また、ネガフィルム1が通常サイズより大
きい場合等では、通常は光学系で縮小して通常と同等の
サイズで読み込むようにしているが、ネガフィルム1の
画像を複数の領域に分割し領域毎に走査を繰り返すよう
にすれば、分割画像は全体の一部分であるが分割画像自
体が高精細な画像となっており、全体を見たいときに合
成すれば高精細な全体画像が見られる。尚、通常サイズ
のネガフィルムであっても光学系の倍率を上げて画像を
拡大して同様の操作を行っても同様の分割画像を得るこ
とが可能である。
【0026】このように、走査時にスキャナー2の光学
系を操作して読み取り位置をずらして複数回の走査を行
って画像分割を行う場合には、CCDラインセンサ3の
CCDの数を増大させなくとも高精細な画像を記録する
ことができると共に、1回の走査分のディジタル画像情
報が処理可能なメモリがあればよく、メモリの少ない安
価なシステムで構成できる利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、銀
塩感光材料の画像の読み取りを実質的に規格以上の画素
数で読み取り、これを光ディスクの規格の範囲内の画素
数で構成される複数の画像に分割して光ディスクに記録
するようにしたので、画像再生時に、分割した画像を合
成することで、規格で決められた以上の高精細な画像を
得ることができる。
【0028】そして、読み取り手段の撮像素子等を規格
の画素数以上に増大し、1回の走査時に規格以上の画素
数で読み取った後に画像分割を行う構成とすれば、1回
の読み取り走査とデータ演算で済み、高速処理ができる
利点がある。また、走査時に読み取り位置をずらして複
数回走査することで分割画像を得るように構成すれば、
走査回数は多くなるが、データ演算のためのメモリ等が
少なくて済み記録装置を安価にできる利点がある。
【0029】更に、画素をずらして分割画像を得る場合
には、1つの分割画像で画像全体を把握することができ
る利点がある。また、領域毎分割画像を得る場合には、
高精細な部分画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の一実施例の画像記録動作を説明するた
めの図
【図3】本発明の別の実施例の画像記録動作を説明する
ための図
【図4】本発明の更に別の実施例の画像分割構造を示す
【図5】通常のスキャナーの光学系の概略構成図
【図6】本発明の別の実施例におけるスキャナーの光学
系の概略構成図
【図7】本発明の更に別の実施例のスキャナーの光学系
の概略構成図
【符号の説明】
1 ネガフィルム 2 スキャナー 3 CCDラインセンサ 4 A/D変換器 5 メモリ 6 ワークステーション 7 ディスクライター 8 光ディスク 11 光源 12 第1光学レンズ 13 第2光学レンズ 14 ミラー 16 透明ガラス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銀塩感光材料の画像を走査して電気的なデ
    ィジタル画像情報に変換し、このディジタル画像情報
    を、記録する1画像の画素数が予め規格化された光ディ
    スクに書き込み記録する構成の光ディスク用画像記録装
    置において、前記走査方向及び走査方向と直角方向の少
    なくとも一方の読み取り画素数が光ディスクに記録する
    1画像の前記規格化された画素数の整数倍に構成され前
    記銀塩感光材料の画像を走査して電気的なディジタル情
    報に変換する画像読み取り手段と、該画像読み取り手段
    で読み取ったディジタル画像情報を前記規格化された画
    素数で構成される複数の画像情報に分割する画像情報分
    割手段と、該画像情報分割手段の分割画像情報それぞれ
    を1画像として光ディスクに書き込む画像書き込み手段
    とを備えて構成したことを特徴とする光ディスク用画像
    記録装置。
  2. 【請求項2】前記画像情報分割手段は、前記読み取り手
    段の構成画素数に基づいて読み取り手段からのディジタ
    ル画像情報を所定の間隔で抜取り1画像が規格化された
    画素数で構成される複数の画像情報に分割することを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク用画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記画像情報分割手段は、前記読み取り手
    段の構成画素数に基づいて読み取り手段からのディジタ
    ル画像情報を画像の縦方向及び横方向の所定の画素数位
    置で分割して1画像が規格化された複数の画像情報に分
    割することを特徴とする請求項1記載の光ディスク用画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】銀塩感光材料の画像を走査して電気的なデ
    ィジタル画像情報に変換し、このディジタル画像情報
    を、記録する1画像の画素数が予め規格化された光ディ
    スクに書き込み記録する構成の光ディスク用画像記録装
    置において、前記走査方向と直角方向に前記規格と同等
    の読み取り画素数の撮像素子を有する画像読み取り部に
    前記銀塩感光材料の画像を結像させる光学系を備え前記
    読み取り部に結像させる画像の読み取り位置を変えるべ
    く前記光学系の位置をずらして前記銀塩感光材料の画像
    を複数回走査し走査毎に前記規格化された画像数の電気
    的なディジタル画像情報に変換する画像読み取り手段
    と、該画像読み取り手段で読み取った走査毎のディジタ
    ル画像情報を1画像として光ディスクに書き込む画像書
    き込み手段とを備えて構成したことを特徴とする光ディ
    スク用画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記画像読み取り手段は、各走査毎の光学
    系の位置ずらし幅を画素ピッチの整数分の1として各走
    査毎に画像全体を走査する構成であることを特徴とする
    請求項4記載の光ディスク用画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記画像読み取り手段は、銀塩感光材料の
    画像を複数領域に分割して各走査毎に異なる分割領域が
    読み取り部に結像すべく光学系の位置をずらして複数回
    走査し画像全体を走査する構成であることを特徴とする
    請求項4記載の光ディスク用画像記録装置。
JP4052920A 1992-03-11 1992-03-11 光ディスク用画像記録装置 Pending JPH05260435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055485A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Nec Corp 画像信号生成装置、画像信号生成方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055485A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Nec Corp 画像信号生成装置、画像信号生成方法およびプログラム

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