JP3302588B2 - グレンタンクのアンローダ構造 - Google Patents

グレンタンクのアンローダ構造

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JP3302588B2
JP3302588B2 JP02245897A JP2245897A JP3302588B2 JP 3302588 B2 JP3302588 B2 JP 3302588B2 JP 02245897 A JP02245897 A JP 02245897A JP 2245897 A JP2245897 A JP 2245897A JP 3302588 B2 JP3302588 B2 JP 3302588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グレンタンクの底
スクリューで送り出された穀粒を揚送する縦送りスクリ
ューコンベアの上端に、該縦送りスクリューコンベアで
揚送された穀粒を横方に送り先端部より吐出する横送り
スクリューコンベアを設けるとともに、該横送りスクリ
ューコンベアを、根元側の第1スクリューコンベアに対
して、先端側の第2スクリューコンベアをその送り方向
で出退自在に設けて構成したグレンタンクのアンローダ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、横送りスクリューコンベアにおけ
る穀粒吐出位置を変更調節するために上記のように構成
したグレンタンクのアンローダ構造にあっては、例えば
実開平2‐120134号公報に開示されているよう
に、横送りスクリューコンベアにおける第1スクリュー
コンベアのスクリュー径と第2スクリューコンベアのス
クリュー径とをほぼ同一に構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来構造
においては、比較的大径に構成される横送りスクリュー
コンベアにおける第2スクリューコンベアを、第1スク
リューコンベアと段違いに下方に位置させるものである
から、横送りスクリューコンベア全体としてその上下幅
が比較的大きなものとなって、見栄えが悪いとともに、
その重量も比較的重くなることで、横送りスクリューコ
ンベアを昇降や旋回させる駆動動力が大きくなる等の課
題を有している。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、横送りスクリューコンベアの見栄えを良くす
るとともに、軽量化を図ることのできるグレンタンクの
アンローダ構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかるグレンタンクのア
ンローダ構造は、グレンタンクの底スクリューで送り出
された穀粒を揚送する縦送りスクリューコンベアの上端
に、該縦送りスクリューコンベアで揚送された穀粒を横
方に送り先端部より吐出する横送りスクリューコンベア
を設けるとともに、該横送りスクリューコンベアを、根
元側の第1スクリューコンベアに対して、先端側の第2
スクリューコンベアをその送り方向で出退自在に設けて
構成し、前記第2スクリューコンベアのスクリューを前
記第1スクリューコンベアのスクリューよりも小径に構
成してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、横送りスクリューコンベアにおける第2スク
リューコンベアのスクリュー径を第1スクリューコンベ
アのスクリュー径よりも小径に設定しているから、横送
りスクリューコンベアの先端がわに配置される第2スク
リューコンベアが第1スクリューコンベアよりも小幅の
ものになって、コンパクトなものとなる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、横送りスクリューコンベアの先端が
わを比較的幅狭いコンパクトなものに構成できるので、
横送りスクリューコンベアの先端側が不当に大型化して
いた従来のものに比較してスマートな形状となって、見
栄えが良くなるとともに、コンパクトに構成できる分横
送りスクリューコンベアを軽量化できて、安価に構成で
き、また、その横送りスクリューコンベアの旋回や起伏
作動を省力化できるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかるグレ
ンタンクのアンローダ構造は、請求項1記載のものにお
いて、前記第2スクリューコンベアのスクリューを前記
底スクリューのスクリューとほぼ同径に構成してあるこ
とを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、第2スクリューコンベアのスクリューを底ス
クリューのスクリューとほぼ同径に構成してあるから、
元来、スクリューピッチやスクリュー回転数が同一の場
合には底スクリューにおけるスクリュー径によって決定
される単位時間当たりの穀粒搬送量がアンローダで搬送
できる単位時間当たりの最大搬送量であるので、搬送能
力を底スクリューよりも高く設定した縦送りスクリュー
コンベアや横送りスクリューコンベアの第1スクリュー
コンベアに対してスクリュー径を小型化した第2スクリ
ューコンベアであるにもかかわらず、その穀粒搬送能力
が不足になることはない。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、横送りスクリューコンベアの第1ス
クリューコンベアのスクリュー径より小径に構成した第
2スクリューコンベアであるにもかかわらず、底スクリ
ューの穀粒搬送能力を超える穀粒搬送を行わねばならな
いことはなく、穀粒が搬送途中で詰まったりする等の不
具合は第2スクリューコンベアにおいて生じにくいもの
となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、コンバインを示してい
る。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置
1,1に支持された機体フレーム2に、刈取前処理装置
3、脱穀装置4、搭乗運転部5、グレンタンク6等を搭
載装備して構成している。
【0012】グレンタンク6は、脱穀装置4からの精選
穀粒を揚送スクリュー(図示せず)により供給されて貯
留するものであって、前後方向視でグレンタンク6の下
部部分を下すぼまりの傾斜面を有する底部に構成してい
る。そして、その底部に前後方向に沿って底スクリュー
8を配設している。この底スクリュー8は回転駆動され
ることで、貯留穀粒をグレンタンク6の後方に搬送する
ものであって、グレンタンク6の後側壁より後方に突出
した底スクリュー8の後端部に、穀粒を上方に揚送する
縦送りスクリューコンベア9を連設している。そして、
この縦送りスクリューコンベア9の上端部には、縦軸芯
Y周りで旋回自在でかつ横軸芯X周りで起伏揺動自在に
横送りスクリューコンベア10を支持しているととも
に、この横送りスクリューコンベア10は、縦送りスク
リューコンベア9で搬送された穀粒を横送りしてその先
端部の吐出口11より吐出するものである。ここで、縦
送りスクリューコンベア9と横送りスクリューコンベア
10は、グレンタンク6から穀粒を排出するためのアン
ローダ装置12を構成している。
【0013】横送りスクリューコンベア10について以
下説明する。図1乃至図4に示すように、横送りスクリ
ューコンベア10は、前記縦送りスクリューコンベア9
の上端部に支持される根元部分を構成する第1スクリュ
ーコンベア13と、この第1スクリューコンベア13に
対して出退自在に支持される第2スクリューコンベア1
4とで構成されている。詳述すると、円筒状を成す第1
スクリューコンベア13の外装筒ケース13Aに対し
て、第2スクリューコンベア14の外装ケース14Aを
スクリュー軸芯方向でスライド自在に外嵌している。そ
して、図2に示すように、第2スクリューコンベア14
をスライド操作するために、外装筒ケース13Aの下面
部に前後(横送りスクリューコンベア10における穀粒
搬送方向上手側を前方とする)にラックギア15を並設
し、このラックギア15に歯合するピニオンギア16
を、外装ケース14Aの前端部に電動モータ17で回動
駆動される状態で設けている。この電動モータ17を正
逆に適宜に駆動することで、ピニオンギア16が回動し
て、第2スクリューコンベア14は第1スクリューコン
ベア13に対して出退する状態でスライド作動すること
になる。そして、外装ケース14Aの移動の限界を検出
するために、ラックギア15の前端部と、外装ケース1
4Aの側面部とのそれぞれにドグ18,19を配置して
いるとともに、各ドグ18,19の存否検出するリミッ
トスイッチ20,21を外装ケース14A側に設けてい
る。
【0014】図2に示すように、第1スクリューコンベ
ア13のスクリュー体13Bのスクリュー軸13Cは筒
軸に構成しているとともに、このスクリュー軸13Cに
対して軸芯方向で出退自在にスプライン嵌合する伝動軸
22を外装ケース14の内部空間の上部箇所にその端部
を軸受支持する状態で架設している。そして、第2スク
リューコンベア14のスクリュー体14Bは、外装ケー
ス14の内部空間の下部箇所に配設されているととも
に、前記伝動軸22と連動連結するチェーン伝動機構2
3を介して伝達される第1スクリューコンベア13から
の動力でスクリュー体14Bが回転駆動される。従っ
て、外装ケース14Aの外装筒ケース13Aに対する移
動に伴ってスクリュー軸13Cに対して伝動軸22も出
退するとともに、常時スクリュー軸13Cから伝動軸2
2への伝動が可能になっている。そして、図1に示すよ
うに、第2スクリューコンベア14のスクリュー体14
Bのスクリュー径を底スクリュー8のスクリュー径とほ
ぼ同径に設定しているとともに、第1スクリューコンベ
ア13のスクリュー体13Bのスクリュー径を第2スク
リューコンベア14のスクリュー体14Bの1.5倍に
設定している。そして、図2及び図3に示すように、第
2スクリューコンベア14のスクリュー14B周りでは
外装ケース14Aの左右幅が外装筒ケース13Aの左右
幅より小に構成している。
【0015】図4に示すように、外装ケース14Aの先
端部には、作業灯24を設置している。そして、この作
業灯24への電気配線や、電動モータ17及びリミット
スイッチ20,21への電気配線を図示しない制御装置
やバッテリー等に接続するワイヤハーネス25として構
成しているとともに、このワイヤハーネス25は、外装
筒ケース13Aの横側部に前後方向に沿う状態に固定設
置されたガイド棒26にコイル状に巻き付けた状態にし
ている。このガイド棒26は外装ケース14Aの横側部
に前後方向に沿う状態に設置されたガイド筒27に内嵌
されているとともに、その先端側を前記ドグ19として
ガイド筒27より露出した状態で横側方に突出させてい
る。このガイド棒26とガイド筒27とにより、外装筒
ケース13Aに対する外装ケース14Aの案内部材とし
て機能させているとともに、ワイヤハーネス25をカー
ルコードとして巻き付けて、横送りスクリューコンベア
10が最も縮小した場合でも、そのワイヤハーネス25
で無用の垂れ下がりが生じないようにしている。
【0016】このように、ワイヤハーネス25で無用の
垂れ下がりが生じないようにする構造としては、図5に
示すように、ワイヤハーネス25の外装ケース14Aが
わの端部を外装ケース14Aに固定し、外装筒ケース1
3Aに固定設置した固定プーリ28と、引っ張りバネ2
9で根元がわに引かれるように弾性付勢された可動プー
リ30とにわたってワイヤハーネス25を掛け渡すよう
に構成しても良い。従って、この構造では、横送りスク
リューコンベア10を伸縮させても、その伸縮に応じて
常時引っ張りバネ29でワイヤハーネス25に弛みが生
じないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】横送りスクリューコンベアを示す縦断側面図
【図3】横送りスクリューコンベアを示す縦断正面図
【図4】横送りスクリューコンベアの縮小状態(イ)と
伸長状態(ロ)とを示す側面図
【図5】別の実施の形態の横送りスクリューコンベアを
示す側面図
【符号の説明】
6 グレンタンク 8 底スクリュー 9 縦送りスクリューコンベア 10 横送りスクリューコンベア 13 第1スクリューコンベア 14 第2スクリューコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−187024(JP,A) 特開 平2−295412(JP,A) 実開 平4−2231(JP,U) 実開 平2−120134(JP,U) 実開 平1−121339(JP,U) 実開 昭58−56712(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレンタンクの底スクリューで送り出さ
    れた穀粒を揚送する縦送りスクリューコンベアの上端
    に、該縦送りスクリューコンベアで揚送された穀粒を横
    方に送り先端部より吐出する横送りスクリューコンベア
    を設けるとともに、該横送りスクリューコンベアを、根
    元側の第1スクリューコンベアに対して、先端側の第2
    スクリューコンベアをその送り方向で出退自在に設けて
    構成し、前記第2スクリューコンベアのスクリューを前
    記第1スクリューコンベアのスクリューよりも小径に構
    成してあるグレンタンクのアンローダ構造。
  2. 【請求項2】 前記第2スクリューコンベアのスクリュ
    ーを前記底スクリューのスクリューとほぼ同径に構成し
    てある請求項1記載のグレンタンクのアンローダ構造。
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