JP3301181B2 - プロジェクションテレビ用ミラーホルダー - Google Patents

プロジェクションテレビ用ミラーホルダー

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JP3301181B2
JP3301181B2 JP28723493A JP28723493A JP3301181B2 JP 3301181 B2 JP3301181 B2 JP 3301181B2 JP 28723493 A JP28723493 A JP 28723493A JP 28723493 A JP28723493 A JP 28723493A JP 3301181 B2 JP3301181 B2 JP 3301181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なプロジェクション
テレビ用ミラーホルダーに関する。詳しくは、キャビネ
ット内において映像表示装置から出射された光を投影ス
クリーンへ向けて反射するミラーを該キャビネット内の
所定の位置に位置させるためのプロジェクションテレビ
用ミラーホルダーであって、一種類の簡単な構造のもの
であってミラーをキャビネット内に容易に固定すること
ができる新規なプロジェクションテレビ用ミラーホルダ
ーを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプロジェクションテレビ内に配置
されるミラーの固定方法には、プロジェクションテレビ
のキャビネットのリアカバーの内面に板金ブラケットで
ミラーを取り付けるようにしたものがある。
【0003】図11乃至図13に従来のプロジェクショ
ンテレビにおけるミラーの取付構造の一例を示す。
【0004】aはプロジェクションテレビであり、キャ
ビネットbと該キャビネットb内に配置された映像表示
装置であるCRT(陰極線管)cとキャビネットbの前
面板に配置された投影スクリーンdとキャビネットbの
樹脂製のリアカバーeに支持されCRTcから出射した
光をスクリーンdへ反射させるガラス製のミラーfとを
備えている。
【0005】キャビネットbは縦長の箱状を為し、その
後面部は着脱自在なリアカバーeによって覆われてい
る。そして、キャビネットbの前面板gの上半部にはそ
の略全域に亘る開口hが形成され、該開口hを塞ぐよう
に投影スクリーンdが配置されている。
【0006】リアカバーeの上記投影スクリーンdに対
向した略上半部iは前傾されており、該上半部iの内面
にミラーfが取着されている。
【0007】そして、キャビネットb内に配置されたC
RTcから出射された光が上記ミラーfによって反射さ
れて投影スクリーンdに投影される。
【0008】リアカバーeの上半部iの内面にはその上
端部に上部取付座jが、また、下端部に下部取付座k
が、それぞれ突設されている。
【0009】lは横断面形状がクランク状をした上端部
用ミラーホルダーであり、ミラーfの上端部を押える押
え部mと取付部nとが板金材料によって一体に形成され
ており、取付部nに取付孔o、o、・・・(図では1つ
だけ示している。)が形成されている。
【0010】pは横断面形状がヘ字状をした下端部用ミ
ラーホルダーであり、ミラーfの下端部を押える押え部
qと取付部rとが板金材料によって一体に形成されてお
り、取付部rには取付孔s、s、・・・(図では1つだ
け示している。)が形成されている。
【0011】そして、ミラーfの上端部は、その前面に
上端部用ミラーホルダーlの押え部mがあてがわれ、そ
して、該ミラーホルダーlがその取付部nの取付孔o、
o、・・・を挿通されたネジt、t、・・・が上部取付
座jに捩じ込まれて該上部取付座jに固定され、該上端
部用ミラーホルダーlの押え部mと上部取付座jとによ
って挟持された状態となる。
【0012】また、ミラーfの下端部は、その前面に下
端部用ミラーホルダーpの押え部qがあてがわれ、そし
て、該ミラーホルダーpがその取付部rの取付孔s、
s、・・・を挿通されたネジt、t、・・・が下部取付
座kに捩じ込まれて該下部取付座kに固定され、該下端
部用ミラーホルダーpの押え部qと下部取付座kとによ
って挟持された状態となる。
【0013】このようにして、ミラーfはリアカバーe
の上半部iの内側に取付けられる。
【0014】しかし、ガラス製のミラーfを硬い金属製
の各ミラーホルダーl、pによって直に押えると、該ミ
ラーfの各ミラーホルダーl、pの押え部m、qと接触
している部分に傷が付き、リアカバーeに何等かの原因
で衝撃が加わると、該衝撃が上記ミラーの傷ついた部分
を大きくしたり、ミラーの傷ついた部分から亀裂が生じ
てミラーを破損させてしまうので、上記した各ミラーホ
ルダーl、pとミラーfとの間にクッション材を介在さ
せる必要があった。
【0015】uは裏面に接着面を有する布テープであ
り、上記したクッション材の一である。
【0016】そして、布テープuはミラーfの上端部の
上端部用ミラーホルダーlの押え部mと接触する部分を
覆うように手作業により貼着される。従って、上端部用
ミラーホルダーlの押え部mは布テープuを介してミラ
ーfの上端部を押えることになり、板金材料で形成され
た上端部用ミラーホルダーlの押え部mがミラーfに直
接当ることがないようにされる。
【0017】vは横断面形状がコ字状をしたゴム製のプ
ロテクターであり、これもクッション材の一である。
【0018】そして、プロテクターvの溝wの幅はミラ
ーfの板厚よりも僅かに小さくされており、ミラーfの
下端部が溝w内に嵌め込まれるように手作業により取り
付けられる。従って、下端部用ミラーホルダーpの押え
部qはプロテクターvを介してミラーfの下端部を押え
ることになり、板金材料で形成された下端部用ミラーホ
ルダーpの押え部qがミラーfに直接当ることがないよ
うにされている。
【0019】しかして、ミラーfの上端部及び下端部に
は布テープu及びプロテクターvが取り付けられている
ので、ミラーfが各ミラーホルダーl、pの押え部m、
qによって傷ついたり、リアカバーeに何等かの原因で
衝撃が加わったとしても、該衝撃を布テープuやプロテ
クターvが遮断又は緩和して、ミラーfの破損が防止さ
れる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のプロジェクションテレビ用ミラーホルダーl、pを使
用してミラーを取付けるには、傷つきやすいガラス製の
ミラーを硬い板金から守るために別部品であるゴム製の
プロテクターvや布テープu等のクッション材を用いる
必要があった。
【0021】そして、ミラーfの端縁部にプロテクター
vを嵌め込んだり、布テープuを貼り付けたりすること
は、人の手によって丁寧に行わなければならないので、
手間と時間がかかり、これにより生産性が阻害されてい
た。また、部品点数が多くなってしまい、コスト高にな
るという問題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明プロジェ
クションテレビ用ミラーホルダーは、上記した課題を解
決するために、キャビネットに取り付けられる取付部と
ミラーを支持する支持部とが合成樹脂により一体に形成
され、支持部には支持板と薄肉に形成されたヒンジ部か
ら折り曲げることにより前記支持板と対向してミラーを
挟持する挟持板とが設けられ、前記支持板の挟持板と対
向する面の反対側の面に対向して位置する立壁が設けら
れ、該立壁と前記支持板との間にミラー挿入溝が形成さ
たものである。
【0023】
【作用】従って、本発明プロジェクションテレビ用ミラ
ーホルダーにあっては、取付部と支持部とが合成樹脂に
より一体に形成されているので、一の金型で形成するこ
とが可能であり、また、ミラーを支持する支持部と挟持
とが合成樹脂により形成されているので、ミラーと直
に接しても該ミラーを傷つけることが無く、ミラーを支
持する際に特別な緩衝部材を用いる必要がなく、プロジ
ェクションテレビの製造コストを下げることが出来ると
共に、予めキャビネット内に取り付けられたプロジェク
ションテレビ用ミラーホルダーのミラー挿入溝内にミラ
ーを嵌め込むように取り付ければキャビネット内に簡単
にミラーを配置することが出来、作業性が良好である。
【0024】
【実施例】以下に、本発明プロジェクションテレビ用ミ
ラーホルダーの詳細を図示した実施例に従って説明す
る。
【0025】まず、本発明プロジェクションテレビ用ミ
ラーホルダーの説明をする前に、本発明に係るプロジェ
クションテレビ用ミラーホルダーが使用されるプロジェ
クションテレビの概要を説明する。
【0026】プロジェクションテレビ1は箱状をしたキ
ャビネット2と該キャビネット2内に配置されたCRT
3と同じくキャビネット2内に配置されたガラス製のミ
ラー4とキャビネット2の前面部に配置された投影スク
リーン5とを備えている。尚、キャビネット2の内部に
は図示しない機枠や電子回路が設けられているが、これ
らについては説明を省略する。
【0027】そして、CRT3から出た光がミラー4に
よって反射されて投影スクリーン5の裏面に投影され、
これをキャビネット2の前方から観ることが出来る。
【0028】キャビネット2は全体が略木材で形成され
た主部6と合成樹脂製のリアカバー7とからなる。
【0029】主部6は矩形状をした前面板8と、該前面
板8の下縁から後方へ延びる底板9と、前面板8の上縁
から後方へ延びる天板10と、底板9の後縁から上方へ
立設された後板11と、底板9の両側縁から立設されそ
の前縁が前面板8の両側縁と、上縁が天板10の両側縁
と、また、後縁の稍前側の位置が後板の両側縁と、それ
ぞれ連結された側板12、12とによって後部上半部が
開口された矩形の箱状に形成されている。
【0030】そして、天板10は底板9の前後長さの半
分より稍長い前後長さを有しており、後板11は前面板
8の高さの半分より稍高い高さを有している。これによ
って、主部6の後部上方には斜め上方へ開口した開口部
13が形成されている。
【0031】主部6の前面板8には下端部を除く略全域
に亘る開口部14が形成され、該開口部14を塞ぐよう
に投影スクリーン5が取り付けられている。
【0032】リアカバー7は垂直断面で略逆J字状を為
すように形成され、主部6の上記開口部13及び後板1
1の後側を覆うように主部6に着脱自在に取り付けられ
る。
【0033】15は支持部材であり、木材によって左右
方向に長い板状に形成されており、上記天板10の前端
から約3分の1後方へ寄った位置から垂設されている。
そして、該支持部材15の後面の上端寄りの位置には左
右方向に延びる係合溝16が形成されている。
【0034】投影スクリーン5は透光性を有する半透明
の材料により形成されており、該投影スクリーン5後面
の全周に亘って黒色の塗装等によりマスク部17が形成
されている。該マスク部17は投影スクリーン5に映し
出される映像のうち有効映像以外の部分をカットするた
めに設けられているものである。
【0035】プロジェクションテレビ用ミラーホルダー
18は、キャビネット2内に配置されるミラー4の上端
部及び下端部を支持するように設けられる。従って、一
のプロジェクションテレビ1には2つのプロジェクショ
ンテレビ用ミラーホルダー18が使用されるので、以後
の説明において、ミラー4の下端部を支持するプロジェ
クションテレビ用ミラーホルダーを符号「18」で表
し、ミラー4の上端部を支持するプロジェクションテレ
ビ用ミラーホルダーを符号「18」に「′」を付して表
す。
【0036】尚、プロジェクションテレビ用ミラーホル
ダー18及び18′は同一の構造を有するので、以後の
説明ではプロジェクションテレビ用ミラーホルダー18
の説明を主にし、プロジェクションテレビ用ミラーホル
ダー18′の各部の符号はプロジェクションテレビ用ミ
ラーホルダー18における同様の部分に付した符号
に「′」を付して示し、その説明を省略する。
【0037】プロジェクションテレビ用ミラーホルダー
18はキャビネット2に支持される被支持部19とミラ
ー4を支持する支持部20とが側面形状で略ヘ字状を為
すように連結された状態に合成樹脂により一体に形成さ
れて成る。
【0038】被支持部19は左右方向に長い帯板状を為
し、その下端から約4分の1上方へ寄った位置の前後両
面に左右方向に延びる係合突条21a、21bが突設さ
れている。
【0039】尚、以後の説明において、被支持部19の
前後の面のうち、側方から見て被支持部19と支持部2
0とによりできるヘ字状の形状の内角の小さい方を作る
面19aを前側面と言い、該前側面19aの反対側の面
19bを後側面と言う。そして、係合突条21aが前側
面19aに突設されており、係合突条21bが後側面1
9bに突設されている。
【0040】支持部20は基板22と支持板23と立壁
24と挟持板25とから成る。
【0041】基板22は被支持部19の上端から斜め下
方に向けて張り出すように形成されており、該基板22
の側面形状における略中央部から基板22に対して垂直
になるように支持板23が立設されている。また、基板
22の下端からは、支持板23と平行に延び基板22か
らの突出量が支持板23のそれよりも稍少ない立壁24
が立設されている。そして、該立壁24の先端部24a
は反支持板23側へ僅かに湾曲している。
【0042】そして、基板22と支持板23と立壁24
とにより形成された左右方向に延びる凹条26がミラー
挿入溝とされる。
【0043】挟持板25は支持板23より稍薄い板状を
しており、該挟持板25の基端部が薄肉のヒンジ部27
によって基板22の上端と連結されている。また、該挟
持板25の通常の状態、即ち、何も力を受けていない状
態では支持板23に対して90度開いた状態にあり、基
板22と同一の方向に延びている。
【0044】28は基板22が被支持部19に対して一
定の角度を保つように設けられた補強板であり、基板2
2の下端と被支持部19の前側面19aの上端から約4
分の1下方へ寄った位置との間を連結している。
【0045】尚、該プロジェクションテレビ用ミラーホ
ルダー18は塩化ビニルの押し出し成形により形成さ
れ、その成形時に、ヒンジ部27の部分に他の部分より
も軟質の塩化ビニルを注型することによって形成され、
このように形成されたプロジェクションテレビ用ミラー
ホルダー18のヒンジ部27が他の部分よりも軟らかな
部分となっている。そして、軟質なヒンジ部27は上記
した薄肉に成形されたことと相俟ってヒンジとしての性
能(折り曲げ易さ及びくり返し折り曲げに対する強度)
が良い。
【0046】29は平板状の取付部30と押え部31と
が側面形状でヘ字状を為すように板金材料により形成さ
れた固定ブラケットであり、取付部30の長手方向に一
定のピッチでネジ挿通孔32、32、・・・が形成され
ている。また、固定ブラケット29の側面から見た取付
部30と押え部31との間の曲げ角度は、プロジェクシ
ョンテレビ用ミラーホルダー18の被支持部19と支持
板23との間の曲げ角度と略同一に為されている。
【0047】以後の説明において、取付部30の前後の
面のうち、側方から見て取付部30と押え部31とによ
りできるヘ字状の形状の内角の小さい方を作る面30a
を前側面と呼び、該前側面30aの反対側の面30bを
後側面と呼ぶ。
【0048】プロジェクションテレビ用ミラーホルダー
18はキャビネット2の後板11の上端部に取り付けら
れる。尚、11aはキャビネット2の後板11の後面の
上端部に左右方向に延びるように形成された係合溝であ
る。
【0049】先ず、図4に示すように、プロジェクショ
ンテレビ用ミラーホルダー18の被支持部19の上下方
向における略中間の位置に上記固定ブラケット29の取
付部30に形成されたネジ挿通孔32、32、・・・と
同一のピッチで略同一の孔径のネジ挿通孔33、33、
・・・を形成しておき、該ネジ挿通孔33、33、・・
・が形成された被支持部19から突設された係合突条2
1aを後板11の係合溝11aに係合させる。
【0050】それから、支持板23の反立壁24側の面
にミラー4の下端部を載置し、そして、挟持板25を支
持板23と平行になるように折り曲げながら固定ブラケ
ット29の取付部30の前側面30aを被支持部19の
後側面19bにあてがい、タッピングビス34、34、
・・・を固定ブラケット29の取付部30の後側面30
b側から該固定ブラケット29のネジ挿通孔32、3
2、・・・及びプロジェクションテレビ用ミラーホルダ
ー18の挿通孔33、33、・・・に挿通させて後板1
1に捩じ込む。これによって、プロジェクションテレビ
用ミラーホルダー18がキャビネット2の後板11の上
端部に取り付けられると共に、挟持板25が固定ブラケ
ット29の押え部31によって押えられてミラー4の下
端部の反支持板23側の面に当接される。
【0051】プロジェクションテレビ用ミラーホルダー
18′は、キャビネット2の支持部材15の下端部にそ
の被支持部19′が上側に、支持部20′が下側に、そ
れぞれ位置するように、また、前側面19a′がキャビ
ネット2の後方を向くように取り付けられる。
【0052】先ず、図5に示すように、支持部材15の
後面に形成された係合溝16に被支持部19′の後面側
19b′に突設された係合突条21b′を係合させる。
それから、被支持部19′の前側面19a′側からステ
ープル35、35、・・・を図示しないステープラーに
よって打ち込めば、ステープル35、35、・・・の針
部35a、35a、・・・が被支持部19′を貫通して
支持部材15につき刺さり、プロジェクションテレビ用
ミラーホルダー18′が支持部材15に固定される。
【0053】そして、ミラー4の上端部がプロジェクシ
ョンテレビ用ミラーホルダー18′のミラー挿入溝2
6′に嵌合されて支持される。
【0054】上記したように、ミラー4の上下両端部が
プロジェクションテレビ用ミラーホルダー18、18′
によって保持されて、ミラー4がキャビネット2内の所
定の位置に所定の角度で配置されるが、その具体的な取
付手順について以下に説明する。
【0055】先ず、図6に示すように、ミラー4の上端
部をプロジェクションテレビ用ミラーホルダー18′の
ミラー挿入溝26′内に挿入する。この時、ミラー4の
上端部をミラー挿入溝26′に対して僅かに斜め上方か
ら挿入するが、プロジェクションテレビ用ミラーホルダ
ー18′は上記した通り全体が合成樹脂で出来ており、
立壁24′が反支持板23′側へ橈むのでミラー4やプ
ロジェクションテレビ用ミラーホルダー18′の立壁2
4′及び支持板23′等に無理が力が加わってこれらが
破損してしまう惧は無い。
【0056】次に、図7に示すように、固定ブラケット
29が取付けられる前の、即ち、挟持板25が通常の状
態、つまり、支持板23に対して90度開いた状態にあ
るプロジェクションテレビ用ミラーホルダー18の支持
板23の反立壁24側の面にミラー4の下端部を載置す
る。この状態でミラー4の上端部がプロジェクションテ
レビ用ミラーホルダー18′のミラー挿入溝26′内に
無理のない状態で位置し、ミラー4のキャビネット2内
での角度がプロジェクションテレビ用ミラーホルダー1
8′のミラー挿入溝26′及びプロジェクションテレビ
用ミラーホルダー18の支持板23によって決まる。
【0057】次いで、ミラー4の下端部が載置されたプ
ロジェクションテレビ用ミラーホルダー18の支持板2
3に挟持板25が対向するように、挟持板25をヒンジ
部27から折り曲げてミラー4を支持板23と挟持板2
5とにより挟持する状態にする。
【0058】それから、支持板23と挟持板25とによ
ってミラー4を挟持した状態を保ちながら固定ブラケッ
ト29の取付部30の前側面30aをプロジェクション
テレビ用ミラーホルダー18の被支持部19の後側面1
9bにあてがい、タッピングビス34、34、・・・を
固定ブラケット29の取付部30のネジ挿通孔32、3
2、・・・及びプロジェクションテレビ用ミラーホルダ
ー18のネジ挿通孔33、33、・・・に挿通させて後
板11に捩じ込む。これによって、プロジェクションテ
レビ用ミラーホルダー18がキャビネット2の後板11
の上端部に取り付けられると共に、支持板23と挟持板
25とが固定ブラケット29の押え部31によって押え
られ、支持板23と挟持板25とによってミラー4の下
端部が挟持される。
【0059】上記したように、プロジェクションテレビ
用ミラーホルダー18及び18′は合成樹脂で形成され
ているので、ミラー4を支持する際に特別に緩衝部材を
用いなくともミラー4を傷つけることがない。
【0060】また、ミラー4は、プロジェクションテレ
ビ用ミラーホルダー18及び18′によってプロジェク
ションテレビ1のキャビネット2内に取り付けられるの
で、点検等の目的でリアカバー7を外しても、CRT3
から出た光が投影スクリーン5へ向けて反射し続けてお
り、投影スクリーン5に映し出された映像を見ながら点
検をすることができる。
【0061】更に、上記したように、キャビネット2内
に配置される2つのプロジェクションテレビ用ミラーホ
ルダー18、18′のうち1つのもの18′は、ステー
プル35、35、・・・によってキャビネット2内に固
定されるので、ビスの本数が従来のものの半分になり、
ビスを絞め付ける時間の削減が出来ると共に、部品コス
トの面での削減もできる。
【0062】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかな通
り、本発明プロジェクションテレビ用ミラーホルダー
は、キャビネットに取り付けられる取付部とミラーを支
持する支持部とが合成樹脂により一体に形成され、支持
部には支持板と薄肉に形成されたヒンジ部から折り曲げ
ることにより前記支持板と対向してミラーを挟持する挟
持板とが設けられ、前記支持板の挟持板と対向する面の
反対側の面に対向して位置する立壁が設けられ、該立壁
と前記支持板との間にミラー挿入溝が形成されたことを
特徴とする。
【0063】従って、本発明プロジェクションテレビ用
ミラーホルダーにあっては、取付部と支持部とが合成樹
脂により一体に形成されているので、一の金型で形成す
ることが可能であり、また、ミラーを支持する支持部と
挟持とが合成樹脂により形成されているので、ミラー
と直に接しても該ミラーを傷つけることが無く、ミラー
を支持する際に特別な緩衝部材を用いる必要がなく、プ
ロジェクションテレビの製造コストを下げることが出来
ると共に、予めキャビネット内に取り付けられたプロジ
ェクションテレビ用ミラーホルダーのミラー挿入溝内
ミラーを嵌め込むように取り付ければキャビネット内に
簡単にミラーを配置することが出来、作業性が良好であ
る。
【0064】尚、上記実施例において示した各部の形状
乃至構造は本発明を実施するに当たっての具体化のほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって、本発明
の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはなら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プロジェクションテレビ用ミラーホルダ
ーの実施の一例を概略的に示す縦断面図である。
【図2】図1のII部を拡大して示す図である。
【図3】図1のIII部を拡大して示す図である。
【図4】ミラーの下端部を支持するプロジェクションテ
レビ用ミラーホルダーを示す斜視図である。
【図5】ミラーの上端部を支持するプロジェクションテ
レビ用ミラーホルダーを示す斜視図である。
【図6】図7及び図8と共にミラーを保持する手順を示
すものであり、本図はミラーの上端部を支持するプロジ
ェクションテレビ用ミラーホルダーにミラーの上端部が
挿し込まれる状態を示す要部の拡大断面図である。
【図7】ミラーの下端部を支持するプロジェクションテ
レビ用ミラーホルダーにミラーの下端部が載置される途
中の状態を示す要部の拡大断面図である。
【図8】ミラーの下端部がプロジェクションテレビ用ミ
ラーホルダーによって保持された状態を示す要部の拡大
断面図である。
【図9】プロジェクションテレビ用ミラーホルダーの縦
断面図である。
【図10】図9のX部を拡大して示す図である。
【図11】図12及び図13と共に従来のプロジェクシ
ョンテレビ用ミラーホルダーの一例を示すものであり、
本図はプロジェクションテレビを概略的に示す縦断面図
である。
【図12】図11のXII部を拡大して示す図である。
【図13】図11のXIII部を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プロジェクションテレビ 2 キャビネット 4 ミラー 18 プロジェクションテレビ用ミラーホルダー 19 被支持部(取付部) 20 支持部 23 支持板 24 立壁 25 挟持板 26 ミラー挿入溝 27 ヒンジ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに取り付けられる取付部と
    ミラーを支持する支持部とが合成樹脂により一体に形成
    され、支持部には支持板と薄肉に形成されたヒンジ部か
    ら折り曲げることにより前記支持板と対向してミラーを
    挟持する挟持板とが設けられ、前記支持板の挟持板と対
    向する面の反対側の面に対向して位置する立壁が設けら
    れ、該立壁と前記支持板との間にミラー挿入溝が形成さ
    たことを特徴とするプロジェクションテレビ用ミラー
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 ヒンジ部が軟質の合成樹脂により形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクショ
    ンテレビ用ミラーホルダー。
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