JP4732391B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、スクリーン上に画像を投写する投写型表示装置に関するものである。
スクリーン上にプロジェクタからの光を投射して画像を写す投写型表示装置としては、例えば特許文献1のプロジェクション表示システムがある。このシステムでは、プロジェクタを収納筐体に収納しており、プロジェクタからスクリーンまでの投射光の光路を遮らないように収容筐体の一部を切り欠いている。このように構成することで、プロジェクタの投射光と収納筐体とが干渉しないように配慮しつつ、投写型表示装置の小型化を図っている。
また、特許文献2には、多くの視聴者に対応するため、円筒状のスクリーン上に映像を投写する投写型表示装置が開示されている。この投写型表示装置では、プロジェクタからの光をスクリーンの円筒中央部に配置した反射鏡で反射させてスクリーン上に投射する。このように、プロジェクタからスクリーンまでの投射光の光路を反射鏡で折り曲げ、該光路を遮らない位置に構成部品を配置することにより、投写型表示装置の小型化を図っている。
特開2004−252282号公報(第5頁〜第6頁、段落0024、第1図) 特開平9−107514号公報(第3頁、段落0015、第4図)
従来の投写型表示装置は、プロジェクタからスクリーンまでの投射光の光路と干渉しないようにプロジェクタを含む構成部品を配置する必要があるため、各構成部品の配置間隔をさらに縮めて小型化を図ることができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、反射鏡からスクリーンまでの投射光の光路と構成部品との干渉を許容して、装置の小型化を図ることができる投写型表示装置を得ることを目的とする。
この発明に係る投写型表示装置は、画像投写用の投射光を発するプロジェクタと、プロジェクタからの投射光をスクリーンへ向けて反射して画像を投写する反射鏡とを備えた投写型表示装置において、スクリーンと反射鏡との間に配置するプロジェクタを、反射鏡で反射された投射光の一部を遮り、かつ当該投射光が遮られることにより生じた影がスクリーン面以外に投影されるように配置するものである。
また、この発明に係る投写型表示装置は、画像投写用の投射光を発するプロジェクタと、プロジェクタからの投射光をスクリーンへ向けて反射して画像を投写する反射鏡とを備えた投写型表示装置において、スクリーンと反射鏡との間に配置するプロジェクタを、反射鏡で反射された投射光の一部を遮るよう配置し、反射鏡で反射された投射光の一部が遮られることにより生じた影で非表示となった画像をスクリーン面に投写する別のプロジェクタを備えたものである。
この発明によれば、スクリーンと反射鏡との間に配置するプロジェクタを、反射鏡で反射された投射光の一部を遮り、かつ当該投射光が遮られることにより生じた影がスクリーン面以外に投影されるように配置する、又は、スクリーンと反射鏡との間に配置するプロジェクタを、反射鏡で反射された投射光の一部を遮るよう配置し、反射鏡で反射された投射光の一部が遮られることにより生じた影で非表示となった画像をスクリーン面に投写する別のプロジェクタを備えたので、スクリーンとプロジェクタ及び反射鏡との間隔を狭めることができ、装置寸法を小型化することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による投写型表示装置の構成を示す斜視図である。図1において、実施の形態1による投写型表示装置5は、プロジェクタ1から射出される光を反射鏡3で反射させてスクリーン4に投射することにより、スクリーン4上に画像を表示する。プロジェクタ1は、スクリーン4に対向して配置された反射鏡3に対して画像投影用の投射光を照射するプロジェクタであり、反射鏡3で反射された投射光2の一部を領域7で遮る位置に配置される。
反射鏡3は、プロジェクタ1から照射された投射光2をスクリーン4上に反射する平面鏡であり、スクリーン4に対向し、かつ反射した投射光2の一部がプロジェクタ1の領域7にあたる位置に配置される。このようなプロジェクタ1及び反射鏡3の位置関係では、図1中に破線で示すように、反射鏡3を含む平面を対称面としてプロジェクタ1に面対称な位置に形成されるプロジェクタ1の虚像8からスクリーン4に向けて角錐状に投射光2が放射される様子がイメージされる。
また、スクリーン4は、湾曲したスクリーン面を有する曲面スクリーンであり、広い視野角での画像投写が可能である。影6は、反射鏡3で反射した投射光2の一部がプロジェクタ1の領域7で遮られることにより生じる。この影6は、図1に示すように上述の虚像8から放射される角錐状の投射光2の一部を切り欠く空間を形成する。
図2は、図1中の矢印方向に見た画面領域を示す図である。図2において、画面領域9は、スクリーン4に向けて投射されたプロジェクタ1からの投射光2により形成されている領域である。投写有効領域10は、画面領域9のうち、投射光2が照射されたスクリーン4上の投写領域である。また、投写無効領域11は、画面領域9のうち、スクリーン4以外に投射された投射光によって形成される領域である。
実施の形態1による投写型表示装置5では、図2に示すように、投射光2の一部がプロジェクタ1の領域7で遮られることにより生じる影6が投写無効領域11内に収まるようにプロジェクタ1及び反射鏡3を配置する。例えば、影6がスクリーン4の上部又は下部に投影されるようにスクリーン4面に対して反射鏡3を傾けて配置する。このように構成することで、投射光2の一部をプロジェクタ1が遮る程度にプロジェクタ1及び反射鏡3とスクリーン4との間隔を縮めても、影6が画像表示に影響を及ぼすことはない。
次に、反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮る位置関係で配置した場合と遮らないように配置した場合とを比較説明する。
図3は、反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮らないようにした従来の投写型表示装置を示す図であり、図3(a)はスクリーン4側から見た正面図、図3(b)は上面図、図3(c)は側面図である。図3(b)及び図3(c)に示すプロジェクタ12は、図1に示したプロジェクタ1と同様に、スクリーン4に対向して配置された反射鏡13に対して画像投影用の投射光を照射するプロジェクタである。
このプロジェクタ12は、反射鏡13からスクリーン4までに投射光2が広がることを考慮すると、反射鏡13で反射された投射光2の一部を遮らないように反射鏡13のなるべく近くに配置される。反射鏡13を含む平面を対称面としてプロジェクタ12に面対称な位置に形成されるプロジェクタ12の虚像8aからスクリーン4に向けて投射光2が放射される関係がイメージされる。ここで、投射光2による画像の全てをスクリーン4に投写するため、スクリーン4と反射鏡13とを一定の間隔で配置しなければならない。このため、図3の構成では、スクリーン4からプロジェクタ12までの間隔Aを縮めることができない。
図4は、反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮るようにした実施の形態1による投写型表示装置を示す図であり、図4(a)はスクリーン4側から見た正面図、図4(b)は上面図、図4(c)は側面図である。図4は、図3の構成と比較するため、図3における反射鏡とスクリーンとの位置関係を同一としている。つまり、図4(b)及び図4(c)に示すように、反射鏡3を含む平面を対称面として面対称な位置に形成されるプロジェクタ1の虚像8が、図3に示す虚像8aと同一位置になるようにプロジェクタ1と反射鏡3を配置している。
この構成において、プロジェクタ1は、反射鏡3で反射された投射光2の一部を遮ることが許容されていることから、図3の構成よりもプロジェクタ1及び反射鏡3をスクリーン4側に配置することができる。なお、図4(b)及び図4(c)に示すように、プロジェクタ1が反射鏡3で反射された投射光2の一部を遮ることにより生じる影6は、図2に示す投写無効領域11であるスクリーン4の下部に投影されるようにスクリーン4面に対して反射鏡3を傾けて配置する。
これにより、実施の形態1による投写型表示装置5では、虚像8,8aの位置を同じにした場合、図4(c)に示すようにスクリーン4からプロジェクタ1までの間隔Bを、図3に示す間隔Aより縮めることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、スクリーン4と反射鏡3との間に配置するプロジェクタ1を、反射鏡3で反射された投射光2の一部を遮り、かつ当該投射光2が遮られることにより生じた影6がスクリーン4面以外に投影されるように配置したので、プロジェクタ1及び反射鏡3とスクリーン4とを近づけて配置することができ、スクリーン4から反射鏡3までの装置5の寸法を小型化することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、プロジェクタ1が反射鏡3で反射された投射光2の一部を遮ることにより生じた影6の射影が投写無効領域11に収まるようにプロジェクタ1及び反射鏡3を配置する構成を示した。この構成では、スクリーン4に投写される画像が下方又は上方にずれ、画像の下部又は上部が非表示領域となるため、投射光2を遮るプロジェクタ1の領域7を大きくとることができない。
そこで、この実施の形態2は、プロジェクタが投射光を遮ることによる影で生じた非表示領域を補うように複数のプロジェクタを配置する構成を説明する。このように構成することにより、さらにプロジェクタ及び反射鏡とスクリーンとを近くに配置でき、装置寸法の小型化を図ることができる。
図5は、この発明の実施の形態2による投写型表示装置の構成を示す図であり、図5(a)はスクリーン4側から見た正面図、図5(b)は上面図であり、図5(c)は側面図である。図5(b)に示すように、プロジェクタ1は、スクリーン4に対向して配置された反射鏡3に対して画像投影用の投射光を照射するプロジェクタであり、反射鏡3で反射された投射光2aの一部を遮る位置に配置される。反射鏡3は、プロジェクタ1から照射された投射光2aをスクリーン4上に反射する平面鏡であり、スクリーン4に対向し、かつ反射した投射光2の一部がプロジェクタ1にあたる位置に配置される。
このようなプロジェクタ1及び反射鏡3の位置関係では、図5(b)中に破線で示すように、反射鏡3を含む平面を対称面としてプロジェクタ1に面対称な位置に形成されるプロジェクタ1の虚像8からスクリーン4に向けて角錐状に投射光2aが放射される様子がイメージされる。また、スクリーン4は、湾曲したスクリーン面を有する曲面スクリーンであり、広い視野角での画像投写が可能である。影6は、反射鏡3で反射した投射光2aの一部がプロジェクタ1で遮られることにより生じる。
図5(c)に示すプロジェクタ14は、スクリーン4に対向して配置された反射鏡15に対して画像投影用の投射光を照射するプロジェクタであり、反射鏡15で反射された投射光2bの一部を遮る位置に配置される。反射鏡15は、プロジェクタ14から照射された投射光2bをスクリーン4上に反射する平面鏡であり、スクリーン4に対向し、かつ反射した投射光2bの一部がプロジェクタ14にあたる位置に配置される。
また、プロジェクタ14及び反射鏡15の位置関係においても、図5(c)中に破線で示すように、反射鏡15を含む平面を対称面としてプロジェクタ14に面対称な位置に形成されるプロジェクタ14の虚像8aからスクリーン4に向けて角錐状に投射光2bが放射される様子がイメージされる。影16は、反射鏡15で反射した投射光2bの一部がプロジェクタ14で遮られることにより生じる。
また、プロジェクタ14及び反射鏡15は、図5(c)中のa−a線を含む平面を対称面としてプロジェクタ1及び反射鏡3と面対称な位置に配置される。このように配置することにより、反射鏡3で反射した投射光2aの一部がプロジェクタ1で遮られることにより生じる影6と、反射鏡15で反射した投射光2bの一部がプロジェクタ14で遮られることにより生じる影16とが、図5(c)に示すようにスクリーン4上で重なるように投影される。
この構成において、プロジェクタ1からの投射光2aによる投影画像のうちの影6による非表示領域を除いた画像と、プロジェクタ14からの投射光2bによる投影画像のうちの影16による非表示領域を除いた画像とが、スクリーン4上で上下に合わさって1つの画像となるようにする。つまり、影16による非表示領域を除いた画像が、影6による非表示領域を含む画像となるようにプロジェクタ1,14の画像投写用の投射光を設定することで、影6,16による非表示領域の画像をプロジェクタ1,14により補うことができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、プロジェクタ1,14が投射光2a,2bを遮ることによる影6,16で生じた非表示領域を補うように配置するので、上記実施の形態1の構成より投射光を遮るプロジェクタ部位の面積を大きくしても、スクリーン4上に影のない画像を投写することができる。従って、上記実施の形態1よりもプロジェクタ1,14及び反射鏡3,15とスクリーン4とを近づけて配置することができ、スクリーン4から反射鏡3,15までの装置5の寸法を小型化することができる。
なお、上記実施の形態2では、図5(c)中のa−a線を含む平面に関して面対称に設けたプロジェクタ14及び反射鏡15でプロジェクタ1及び反射鏡3における影6による非表示領域を補う構成を示したが、プロジェクタ1以外の他のプロジェクタを用いて影6による非表示領域を補う構成であれば、図5の構成に限定されるものではない。例えば、影6による非表示領域を補うプロジェクタについては、投射光との干渉がないように配置してもよい。
実施の形態3.
この実施の形態3では、反射鏡3で反射された投射光2にプロジェクタ1を近接配置する構成を説明する。図6は、この発明の実施の形態3による投写型表示装置の構成を示す図であり、図6(a)は側面図であり、図6(b)は図6(a)中の符号Aを付した領域の拡大図である。図6において、2対の光センサ組である光センサ18,19及び光センサ20,21は、矩形のプロジェクタ1の上部端面上に対角に設置される。
これら光センサ組のうち、光センサ18,20は、反射鏡3で反射されてスクリーン4へ向かう投射光2を検出し、光センサ19,21は、再帰反射材22によって再帰反射した投射光2の再帰反射光23を検出する。再帰反射材22は、スクリーン4の下端部に設けられ、投射光2を再帰反射光23として反射鏡3に向けて再帰反射する。なお、図6の例では、再帰反射材22をスクリーン4とは別個に設ける場合を示したが、スクリーン4を再帰反射特性のある材料で構成してもよい。
移動装置24は、反射鏡3とスクリーン4の間でプロジェクタ1を前後に移動させる装置であり、光センサ18〜21による検出結果に応じて動作する。また、移動装置24の動作制御を行う不図示の制御装置を別個に設け、該制御装置が光センサ18〜21の検出結果を入力し、この検出結果に応じて移動装置24を動作させるように構成してもよい。なお、図6において、図1及び図4と同一の構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に、プロジェクタ1を投射光2に近接させる動作について説明する。
プロジェクタ1からスクリーン4上にテストチャートを投写するための投射光2を反射鏡3へ照射する。このテストチャートとしては、スクリーン4の画面領域9下端からライン状にスキャンするものがある。以降では、スクリーン4の画面領域9下端からライン状にスキャンするテストチャートで位置決定処理を実行した場合について説明する。
先ず、プロジェクタ1は、スクリーン4上の画面領域9の下端部にスキャンラインを固定するように投射光を設定する。これにより、反射鏡3で反射された投射光2がスクリーン4の画面領域9の最下端に照射される。このとき、図6(c)に示すようにプロジェクタ1の端面に対角に設けた光センサ18,20は、スクリーン4の画面領域9の最下端に照射される投射光2を検出し、不図示の制御装置は、光センサ18,20により検出された投射光2の強度をモニタする。
一方、プロジェクタ1の端面に対角に設けた光センサ19,21は、スクリーン4の下端部に設置された再帰反射材22で再帰反射された投射光2の再帰反射光23を検出し、上記制御装置は、光センサ19,21により検出された再帰反射光23の強度をモニタする。上記制御装置は、光センサ18,20によって投射光2がピーク強度で検出され、かつ光センサ19,21によって再帰反射光23がピーク強度で検出されるまで、プロジェクタ1をスクリーン4と反射鏡3の間で前後に移動させる。
上記制御装置は、光センサ18,20によって投射光2がピーク強度で検出され、光センサ19,21によって再帰反射光23がピーク強度で検出されると、プロジェクタ1がスクリーン4の下端へ向かう投射光2に近接した位置にあるものと判定する。この後、移動装置24は、プロジェクタ1の端部が投射光2の一部を遮り、これにより生じた影6が投写無効領域11内に収まる位置までプロジェクタ1を移動させて、プロジェクタ1の位置を固定する。
以上のように、この実施の形態3によれば、反射光3で反射された投射光2を検出する光センサ18,20と、スクリーン4の下端に配置した再帰反射材22で再帰反射された投射光2の再帰反射光23を検出する光センサ19,21とを、プロジェクタ1の上端面に設け、プロジェクタ1をスクリーン4と反射鏡3との間で前後に移動させる移動装置24を備えたので、光センサ18,20により検出された投射光2の強度と光センサ19,21により検出された再帰反射光23の強度とに応じて移動装置24によりプロジェクタ1の位置を移動させることにより、スクリーン4の下端へ向かう投射光2にプロジェクタ1を自動的に近接させることができる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による投写型表示装置の構成を示す図であり、7(a)はスクリーン4側から見た正面図、図7(b)は上面図であり、図7(c)は側面図である。図7(b)及び図7(c)において、反射鏡25は、1方向に湾曲(図示の例ではスクリーン4側に湾曲)した反射鏡であり、上記実施の形態1〜3と同様にスクリーン4に対向し、かつ反射した投射光26の一部がプロジェクタ1により遮られる位置に配置される。
このようなプロジェクタ1及び反射鏡25の位置関係では、図7中に破線で示すように、反射鏡25を含む平面を対称面としてプロジェクタ1に面対称な位置にプロジェクタ1の虚像8が形成され、虚像8からスクリーン4に向けて投射光26が放射される様子がイメージされる。また、影6aは、反射鏡25で反射された投射光26の一部がプロジェクタ1で遮られることにより生じ、投写無効領域11内に収まるようにプロジェクタ1及び反射鏡25が配置される。
図7(c)に示すように、反射鏡25がスクリーン4側に湾曲していることから、該反射鏡25でスクリーン4へ向けて反射された投射光26は、スクリーン4上で上下に拡大された画像を投写する。これにより、反射鏡25は、上記実施の形態1〜3のように平面の反射鏡を用いる場合と比較して、スクリーン4との配置間隔を狭めることができる。
以上のように、この実施の形態4によれば、プロジェクタ1の投射光をスクリーン4へ向けて反射する反射鏡として、スクリーン4側に湾曲した反射鏡25を用いたので、上記実施の形態1〜3の構成と比較して、プロジェクタ1及び反射鏡25とスクリーン4とを近づけて配置することができ、スクリーン4から反射鏡25までの装置5の寸法をさらに小型化することができる。
なお、上記実施の形態4で示した湾曲した反射鏡25は、上記実施の形態1から上記実施の形態3までの各構成に適用しても良い。
また、上記実施の形態1から上記実施の形態4まででは、1つの画像(映像)をスクリーン4上に投写する構成を示したが、上記実施の形態1から上記実施の形態4までの各構成若しくはこれらの組み合わせの構成を複数用意し、これらにより投写される画像をスクリーン4上に別個に投写してもよく、1つの画像に組み合わせて投写しても良い。
さらに、上記実施の形態1から上記実施の形態4まででは、反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮る場合を示したが、本発明はプロジェクタに限定されるものではない。つまり、本発明は、反射鏡で反射された投射光の一部を、反射鏡とスクリーンの間に配置される他の構成部品が遮る構成にも適用することができる。例えば、上記実施の形態3では、反射鏡とスクリーンの間に配置される筐体の一部のような他の構成部品に対して光センサと移動装置を設けて同様に処理をすればよい。
この発明の実施の形態1による投写型表示装置の構成を示す斜視図である。 図1中の矢印方向に見た画面領域を示す図である。 反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮らないようにした従来の投写型表示装置を示す図である。 反射鏡で反射された投射光の一部をプロジェクタが遮るようにした実施の形態1による投写型表示装置を示す図である。 この発明の実施の形態2による投写型表示装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3による投写型表示装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による投写型表示装置の構成を示す図である。
符号の説明
1,12,14 プロジェクタ、2,2a,2b,26 投射光、3,13,15,25 反射鏡、4 スクリーン、5 投写型表示装置、6,6a,16 影、7 領域、8,8a 虚像、9 画面領域、10 投写有効領域、11 投写無効領域、18〜21 光センサ、22 再帰反射材、23 再帰反射光、24 移動装置。

Claims (6)

  1. 画像投写用の投射光を発するプロジェクタと、前記プロジェクタからの投射光をスクリーンへ向けて反射して画像を投写する反射鏡とを備えた投写型表示装置において、
    前記スクリーンと前記反射鏡との間に配置する前記プロジェクタを、前記反射鏡で反射された投射光の一部を遮り、かつ当該投射光が遮られることにより生じた影がスクリーン面以外に投影されるように配置したことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 画像投写用の投射光を発するプロジェクタと、前記プロジェクタからの投射光をスクリーンへ向けて反射して画像を投写する反射鏡とを備えた投写型表示装置において、
    前記スクリーンと前記反射鏡との間に配置する前記プロジェクタを、前記反射鏡で反射された投射光の一部を遮るよう配置し、
    前記反射鏡で反射された投射光の一部が遮られることにより生じた影で非表示となった画像を前記スクリーン面に投写する別のプロジェクタを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  3. スクリーン面の端部に設けた再帰反射材と、
    前記スクリーンと反射鏡との間に配置するプロジェクタに設けられ、前記反射鏡で前記スクリーンへ向けて反射された投射光を検出する第1の光センサと、
    前記スクリーンと前記反射鏡との間に配置するプロジェクタに設けられ、前記再帰反射材で反射された投射光の再帰反射光を検出する第2の光センサと、
    前記第1及び前記第2の光センサによる検出された光強度に応じて、前記プロジェクタを前記スクリーンと前記反射鏡との間で前後に移動させる移動装置とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の投写型表示装置。
  4. 再帰反射材の代わりにスクリーンを再帰反射特性を有する材料で構成したことを特徴とする請求項3記載の投写型表示装置。
  5. スクリーンは、湾曲した形状を有することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の投写型表示装置。
  6. 反射鏡は、スクリーン側に湾曲した形状を有することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の投写型表示装置。
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