JPH05292435A - マルチリアプロジェクション装置 - Google Patents
マルチリアプロジェクション装置Info
- Publication number
- JPH05292435A JPH05292435A JP8851192A JP8851192A JPH05292435A JP H05292435 A JPH05292435 A JP H05292435A JP 8851192 A JP8851192 A JP 8851192A JP 8851192 A JP8851192 A JP 8851192A JP H05292435 A JPH05292435 A JP H05292435A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- mirror
- screen
- lens
- light
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 奥行きを短くすることが可能で、かつスクリ
ーンとほぼ同一寸法のユニットを構成した、省スペー
ス,コンパクト性といったマルチリアプロジェクション
装置の提供を目的とする。 【構成】 レンズ群内に約90°反射させるミラー2を
介した投写レンズ3を用い、投写レンズから出る光線を
さらに約90°反射する反射ミラー5を備えた構成を有
する。
ーンとほぼ同一寸法のユニットを構成した、省スペー
ス,コンパクト性といったマルチリアプロジェクション
装置の提供を目的とする。 【構成】 レンズ群内に約90°反射させるミラー2を
介した投写レンズ3を用い、投写レンズから出る光線を
さらに約90°反射する反射ミラー5を備えた構成を有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数個の大画面のリアプ
ロジェクションユニットを上下左右方向に並べて、より
大きな画面を構成するマルチリアプロジェクション装置
に関する。
ロジェクションユニットを上下左右方向に並べて、より
大きな画面を構成するマルチリアプロジェクション装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複数の40〜50インチサイズ
のユニットを縦横方向に並べて大画面を構成するマルチ
リアプロジェクション装置がある。通常は家庭用に開発
されたリアプロジェクション装置の投写光学系から発す
る映像光をスクリーンと垂直に1つの箱に設置して複数
個並べるものが多い。(以下マルチVPという)図4,
図5は従来からのマルチVPの原理図を示し、それぞれ
その側面図と平面図である。蛍光面に電子ビームを当て
ることで発光する投写管10には投写レンズ11が一体
的に固定され、蛍光面上の像を投写レンズ11によって
結像する位置にスクリーン12が保持される。投写管1
0,投写レンズ11,スクリーン12はユニットとして
ユニット箱体13に固定される(固定方法は図示せ
ず)。また、マルチVPは上下左右に数段積まれるのが
一般的であるが、そのため大きなスペース(特に奥行
き)が必要で薄いユニットの開発が望まれていた。その
例として図6に示す方式が提案されている。図6は反射
ミラー14によって有効光線を折り曲げて使用した場合
であり、上ユニットは下ユニットと対象の位置にそれぞ
れ投写管10,投写レンズ11,スクリーン12,ユニ
ット箱体13,反射ミラー14を設置し4面マルチのみ
が構成可能な方式として提案されたものである。
のユニットを縦横方向に並べて大画面を構成するマルチ
リアプロジェクション装置がある。通常は家庭用に開発
されたリアプロジェクション装置の投写光学系から発す
る映像光をスクリーンと垂直に1つの箱に設置して複数
個並べるものが多い。(以下マルチVPという)図4,
図5は従来からのマルチVPの原理図を示し、それぞれ
その側面図と平面図である。蛍光面に電子ビームを当て
ることで発光する投写管10には投写レンズ11が一体
的に固定され、蛍光面上の像を投写レンズ11によって
結像する位置にスクリーン12が保持される。投写管1
0,投写レンズ11,スクリーン12はユニットとして
ユニット箱体13に固定される(固定方法は図示せ
ず)。また、マルチVPは上下左右に数段積まれるのが
一般的であるが、そのため大きなスペース(特に奥行
き)が必要で薄いユニットの開発が望まれていた。その
例として図6に示す方式が提案されている。図6は反射
ミラー14によって有効光線を折り曲げて使用した場合
であり、上ユニットは下ユニットと対象の位置にそれぞ
れ投写管10,投写レンズ11,スクリーン12,ユニ
ット箱体13,反射ミラー14を設置し4面マルチのみ
が構成可能な方式として提案されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のマル
チリアプロジェクション装置では例えば図4の形態では
奥行きが長くなり投写レンズ11を短焦点化しても限度
があるため、本体体積も大きく、省スペースのユニット
としての設置ができなかった。また、図6のユニットは
奥行きを薄くしたマルチビジョンであったが、スクリー
ン境界を少なくしたマルチビジョンの使用としては4面
のみの構成にとどまっていた。
チリアプロジェクション装置では例えば図4の形態では
奥行きが長くなり投写レンズ11を短焦点化しても限度
があるため、本体体積も大きく、省スペースのユニット
としての設置ができなかった。また、図6のユニットは
奥行きを薄くしたマルチビジョンであったが、スクリー
ン境界を少なくしたマルチビジョンの使用としては4面
のみの構成にとどまっていた。
【0004】本発明は上記の課題を解決するもので、奥
行きを薄くして、かつスクリーン大の大きさのユニット
を実現するマルチリアプロジェクション装置の提供を目
的とする。
行きを薄くして、かつスクリーン大の大きさのユニット
を実現するマルチリアプロジェクション装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、それぞれ投写光学系は複数枚のレンズ群の
中に存在し光をほぼ直角に反射する第1の反射ミラーを
内包する投写レンズと、投写レンズを光軸方向で一体的
に保持し電子銃を蛍光面に当てて発光する投写管と、投
写レンズから出る投写光をほぼ直角に反射する第2の反
射ミラーとを備え、また、投写レンズから発し第2の反
射ミラーにて反射する映像光は、投写管にてけられなし
でスクリーン近傍に結像するほぼスクリーンと同サイズ
の縦横幅のユニットを備え、また、投写管から発する光
軸上の光とスクリーンに入射する光軸上の光が平行なほ
ぼスクリーンと同サイズの縦横幅のユニットを備えた構
成を有する。
するために、それぞれ投写光学系は複数枚のレンズ群の
中に存在し光をほぼ直角に反射する第1の反射ミラーを
内包する投写レンズと、投写レンズを光軸方向で一体的
に保持し電子銃を蛍光面に当てて発光する投写管と、投
写レンズから出る投写光をほぼ直角に反射する第2の反
射ミラーとを備え、また、投写レンズから発し第2の反
射ミラーにて反射する映像光は、投写管にてけられなし
でスクリーン近傍に結像するほぼスクリーンと同サイズ
の縦横幅のユニットを備え、また、投写管から発する光
軸上の光とスクリーンに入射する光軸上の光が平行なほ
ぼスクリーンと同サイズの縦横幅のユニットを備えた構
成を有する。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成において、第1のミラー
を含む投写レンズと、第2のミラーによって光を180
°折り曲げ、すなわち、従来に比べ光線を180°折り
曲げた分だけ奥行きを短くできることとなる。
を含む投写レンズと、第2のミラーによって光を180
°折り曲げ、すなわち、従来に比べ光線を180°折り
曲げた分だけ奥行きを短くできることとなる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1,図
2,そして図3を用いて説明する。
2,そして図3を用いて説明する。
【0008】図3に示すように、投写レンズはレンズ群
1、レンズ群1の中でL字形に光線を折り曲げるための
ミラー2、それらを保持する鏡枠から構成される。ま
た、投写レンズの一方は蛍光面4aに電子ビームを当て
ることによって発光する投写管4が取りつく。図1のよ
うに、蛍光面4a上の光像が投写レンズ3によって結像
する位置にスクリーン6が、また、ミラー2とほぼ直角
で投写レンズ3とスクリーン6の間に反射ミラー5がユ
ニット箱体7内部に保持され、投写レンズ3,投写管
4,反射ミラー5,スクリーン6はそれぞれ図1の関係
にある(以下1〜6を投写光学系という)。蛍光面4a
上の像はレンズ群1,ミラー2によって拡大されるが、
有効光は投写レンズ3,投写管4によってけられること
はない。投写光学系を保持するユニット箱体7はマルチ
プロジェクターとして上下左右に数段積まれるのが普通
であり、図1は代表的なものとして上下2段積みの側面
図を示し、図2は左右ユニット箱体7を並べた平面図を
示す。
1、レンズ群1の中でL字形に光線を折り曲げるための
ミラー2、それらを保持する鏡枠から構成される。ま
た、投写レンズの一方は蛍光面4aに電子ビームを当て
ることによって発光する投写管4が取りつく。図1のよ
うに、蛍光面4a上の光像が投写レンズ3によって結像
する位置にスクリーン6が、また、ミラー2とほぼ直角
で投写レンズ3とスクリーン6の間に反射ミラー5がユ
ニット箱体7内部に保持され、投写レンズ3,投写管
4,反射ミラー5,スクリーン6はそれぞれ図1の関係
にある(以下1〜6を投写光学系という)。蛍光面4a
上の像はレンズ群1,ミラー2によって拡大されるが、
有効光は投写レンズ3,投写管4によってけられること
はない。投写光学系を保持するユニット箱体7はマルチ
プロジェクターとして上下左右に数段積まれるのが普通
であり、図1は代表的なものとして上下2段積みの側面
図を示し、図2は左右ユニット箱体7を並べた平面図を
示す。
【0009】このように本発明の実施例のマルチリアプ
ロジェクション装置によると、光をほぼ直角に反射する
第1のミラーを含む投写レンズと、その投写レンズから
の光をほぼ直角に反射する第2のミラーを配して光軸を
約180°折り曲げてあるので、奥行き寸法を短くする
ことができる。
ロジェクション装置によると、光をほぼ直角に反射する
第1のミラーを含む投写レンズと、その投写レンズから
の光をほぼ直角に反射する第2のミラーを配して光軸を
約180°折り曲げてあるので、奥行き寸法を短くする
ことができる。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、レンズ群内にミラーを介し、かつ投写レン
ズから出る光線をミラーによって約90°反射させるこ
とによって奥行きを短くでき、かつスクリーンとほぼ同
一寸法のユニットを構成可能で、省スペース,コンパク
ト性といったマルチビジョンの課題を解決し、また、ユ
ニット単体のプロジェクションTVとして使用する場合
は直視管と同等サイズにできるマルチリアプロジェクシ
ョン装置を提供できる。
明によれば、レンズ群内にミラーを介し、かつ投写レン
ズから出る光線をミラーによって約90°反射させるこ
とによって奥行きを短くでき、かつスクリーンとほぼ同
一寸法のユニットを構成可能で、省スペース,コンパク
ト性といったマルチビジョンの課題を解決し、また、ユ
ニット単体のプロジェクションTVとして使用する場合
は直視管と同等サイズにできるマルチリアプロジェクシ
ョン装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例におけるマルチリアプロジェ
クション装置の2段積み(4面マルチ)を示す側面図
クション装置の2段積み(4面マルチ)を示す側面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1のレンズ部分の詳細を示す側面図
【図4】従来のマルチリアプロジェクション装置の2段
積み(4面マルチ)を示す側面図
積み(4面マルチ)を示す側面図
【図5】図4の平面図
【図6】従来の別のマルチリアプロジェクション装置の
側面図
側面図
2 ミラー(第1の反射ミラー) 3 投写レンズ 4 投写管 5 反射ミラー(第2の反射ミラー)
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも2組以上の投写光学系をもつ
ユニットを上下左右に重ね、各投写光学系からの光を結
像面近傍にて透過する前記投写光学系と同数のスクリー
ンとで構成するマルチリアプロジェクション装置であっ
て、それぞれ前記投写光学系は複数枚のレンズ群の中に
存在し光をほぼ直角に反射する第1の反射ミラーを内包
する投写レンズと、前記投写レンズを光軸方向で一体的
に保持し電子銃を蛍光面に当てて発光する投写管と、前
記投写レンズから出る投写光をほぼ直角に反射する第2
の反射ミラーとを備えたマルチリアプロジェクション装
置。 - 【請求項2】 投写レンズから発し第2の反射ミラーに
て反射する映像光は投写管にてけられなしでスクリーン
近傍に結像するほぼスクリーンと同サイズの縦横幅のユ
ニットを備えた請求項1記載のマルチリアプロジェクシ
ョン装置。 - 【請求項3】 投写管から発する光軸上の光とスクリー
ンに入射する光軸上の光が平行なほぼスクリーンと同サ
イズの縦横幅のユニットを備えた請求項1記載のマルチ
リアプロジェクション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8851192A JPH05292435A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | マルチリアプロジェクション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8851192A JPH05292435A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | マルチリアプロジェクション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292435A true JPH05292435A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13944854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8851192A Pending JPH05292435A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | マルチリアプロジェクション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292435A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003066532A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2008241908A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
JP2014204957A (ja) * | 2014-01-22 | 2014-10-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2014204956A (ja) * | 2014-01-22 | 2014-10-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019050867A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019129450A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 三菱プレシジョン株式会社 | マルチディスプレイシステム及びシミュレータ |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP8851192A patent/JPH05292435A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003066532A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2008241908A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
JP4732391B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2011-07-27 | 三菱電機株式会社 | 投写型表示装置 |
JP2014204957A (ja) * | 2014-01-22 | 2014-10-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2014204956A (ja) * | 2014-01-22 | 2014-10-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019050867A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019129450A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 三菱プレシジョン株式会社 | マルチディスプレイシステム及びシミュレータ |
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