JP2607642B2 - 背面投写型画像表示装置,及びその製造方法 - Google Patents
背面投写型画像表示装置,及びその製造方法Info
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- JP2607642B2 JP2607642B2 JP63254712A JP25471288A JP2607642B2 JP 2607642 B2 JP2607642 B2 JP 2607642B2 JP 63254712 A JP63254712 A JP 63254712A JP 25471288 A JP25471288 A JP 25471288A JP 2607642 B2 JP2607642 B2 JP 2607642B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像源に表示された画像を、レンズにより
拡大して、透過型スクリーンに背面から投写結像させる
ようにした背面投写型画像表示装置を、VTR等の周辺機
器のための物品収納部を備えた筺体内にスペース的に効
率良く格納したものに関する。
拡大して、透過型スクリーンに背面から投写結像させる
ようにした背面投写型画像表示装置を、VTR等の周辺機
器のための物品収納部を備えた筺体内にスペース的に効
率良く格納したものに関する。
比較的小型の陰極線管などの映像源に表示された映像
を、レンズで拡大してスクリーンに投写する投写型テレ
ビジョンは、近年、半導体大容量メモリなどが開発さ
れ、陰極線管のダイナミックコンバージェンスのディジ
タル制御等が容易に行われるようになったことなどに助
けられて、画質が著しく向上し、広く使用されるように
なってきた。
を、レンズで拡大してスクリーンに投写する投写型テレ
ビジョンは、近年、半導体大容量メモリなどが開発さ
れ、陰極線管のダイナミックコンバージェンスのディジ
タル制御等が容易に行われるようになったことなどに助
けられて、画質が著しく向上し、広く使用されるように
なってきた。
しかし、投写型テレビジョンは、レンズによる実像の
結像を利用しているため、画面が大きくなればなるほど
本質的に装置は大型となり、設置場所に制約が生じた
り、設置状態によっては観視者に圧迫感を与えるなどの
問題があった。
結像を利用しているため、画面が大きくなればなるほど
本質的に装置は大型となり、設置場所に制約が生じた
り、設置状態によっては観視者に圧迫感を与えるなどの
問題があった。
これに対し、レンズの投写距離(レンズの出射面から
スクリーンに至る距離)を短縮したり、光路折り曲げ用
の複数枚の反射鏡を使用したりして、装置を小型化させ
ることが試みられ、例えば、特開昭61−247180号公報や
特開昭59−230379号公報などに開示されている。
スクリーンに至る距離)を短縮したり、光路折り曲げ用
の複数枚の反射鏡を使用したりして、装置を小型化させ
ることが試みられ、例えば、特開昭61−247180号公報や
特開昭59−230379号公報などに開示されている。
特開昭61−247180号で開示された技術は、映像源から
の画像光をスクリーンに対して斜めに投写することによ
りレンズの投写距離を短縮し、装置の奥行き寸法の短縮
を図っている。しかし、この方法では、装置の高さは、
奥行きを短縮させなかったときより却って高くなり、特
に一般家庭で室内に設置する場合、観視者に与える圧迫
感は必ずしも低減されない。また、VTRやビデオディス
ク等のビデオ機器や、カラオケの如き、オーディオ・ビ
デオ複合機器を投写型テレビジョンに接続して使用する
場合は、投写型テレビジョン装置の上に載置するか、又
は専用ラックに収納して投写型テレビジョンの横に設置
するなどの必要があり、これらの機器を含めると一般家
庭の室内などでを設置場所の制約は必ずしも改善される
とは言い難い。また、斜め投写の光学構成であるため、
映像源の陰極線管の画像は台形とせざるを得ず、このた
めスクリーンに対し垂直投写する光学系の場合と比較し
てスクリーン上の画像の解像度は低下すると共に上下非
対称となり、画質上重大な問題となる。
の画像光をスクリーンに対して斜めに投写することによ
りレンズの投写距離を短縮し、装置の奥行き寸法の短縮
を図っている。しかし、この方法では、装置の高さは、
奥行きを短縮させなかったときより却って高くなり、特
に一般家庭で室内に設置する場合、観視者に与える圧迫
感は必ずしも低減されない。また、VTRやビデオディス
ク等のビデオ機器や、カラオケの如き、オーディオ・ビ
デオ複合機器を投写型テレビジョンに接続して使用する
場合は、投写型テレビジョン装置の上に載置するか、又
は専用ラックに収納して投写型テレビジョンの横に設置
するなどの必要があり、これらの機器を含めると一般家
庭の室内などでを設置場所の制約は必ずしも改善される
とは言い難い。また、斜め投写の光学構成であるため、
映像源の陰極線管の画像は台形とせざるを得ず、このた
めスクリーンに対し垂直投写する光学系の場合と比較し
てスクリーン上の画像の解像度は低下すると共に上下非
対称となり、画質上重大な問題となる。
一方、特開昭59−230379号に開示された技術は、光路
折り曲げ用の反射鏡を2枚使用することにより装置の小
型化を図っている。この構成でスクリーンの大きさを対
角長40〜55インチ程度にすると、装置の高さは80〜100c
m程度となるので、従来の普通の直視型テレビジョン装
置などの場合と同様、ビデオ機器等を収納したラックの
上に搭載して設置しても高さの点では不都合を生じな
い。しかし、この場合、装置の奥行き寸法も80〜100cm
程度となるため、一般家庭の室内などにおける設置場所
の制約が改善されるとは矢張言い難い。
折り曲げ用の反射鏡を2枚使用することにより装置の小
型化を図っている。この構成でスクリーンの大きさを対
角長40〜55インチ程度にすると、装置の高さは80〜100c
m程度となるので、従来の普通の直視型テレビジョン装
置などの場合と同様、ビデオ機器等を収納したラックの
上に搭載して設置しても高さの点では不都合を生じな
い。しかし、この場合、装置の奥行き寸法も80〜100cm
程度となるため、一般家庭の室内などにおける設置場所
の制約が改善されるとは矢張言い難い。
また、この構成で装置を十分小型にするためには、映
像源の陰極線管の長さを短縮したり、レンズの長さを短
縮したりしなければならない。陰極線管の長さを短縮す
る場合は、画像の解像度の劣化を招き、レンズの長さを
短縮する場合は、レンズの収差補正を犠牲にしなければ
ならないため、これも画像の解像度の劣化を招くことに
なる。
像源の陰極線管の長さを短縮したり、レンズの長さを短
縮したりしなければならない。陰極線管の長さを短縮す
る場合は、画像の解像度の劣化を招き、レンズの長さを
短縮する場合は、レンズの収差補正を犠牲にしなければ
ならないため、これも画像の解像度の劣化を招くことに
なる。
また、反射鏡を2枚使用しているため、1枚のみの場
合よりスクリーン上の画像の輝度が低下する。更に、装
置の設置場所の照明光がスクリーンを通して映像源側の
上向きの反射鏡に入射し、筺体内の迷光となるため、ス
クリーン上の画像のコントラストが低下し、画質の点に
おいて重大な問題となる。
合よりスクリーン上の画像の輝度が低下する。更に、装
置の設置場所の照明光がスクリーンを通して映像源側の
上向きの反射鏡に入射し、筺体内の迷光となるため、ス
クリーン上の画像のコントラストが低下し、画質の点に
おいて重大な問題となる。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決し、ビデオ
機器などの周辺機器をも含めてコンパクトに設置でき、
なおかつ高画質な背面投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。そのため、周辺機器の収納に便利な筺
体の中に背面投写型画像表示装置を組付けるようにした
筺体付き背面投写型画像表示装置と、その製造方法を提
供する。
機器などの周辺機器をも含めてコンパクトに設置でき、
なおかつ高画質な背面投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。そのため、周辺機器の収納に便利な筺
体の中に背面投写型画像表示装置を組付けるようにした
筺体付き背面投写型画像表示装置と、その製造方法を提
供する。
上記目的を達成するために本発明においては、レンズ
から透過型スクリーンに至る光路中に光路折り返し用の
反射鏡を設けると共に、例えば透過型スクリーンの中心
点と映像源の後端の中心点との距離lSOと、レンズから
透過型スクリーンに至る光軸の反射鏡における反射点と
映像源の後端の中心点との距離lMOと、上記反射点とレ
ンズの出射面の中心点との距離lMLと、透過型スクリー
ンの画面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように、陰極線管などの映像源を筺
体の奥に配設する構成とし、更に本発明に係る筺体へ
の、透過型スクリーン取付け部の下方に、物品載置用の
収納部を設けることにした。
から透過型スクリーンに至る光路中に光路折り返し用の
反射鏡を設けると共に、例えば透過型スクリーンの中心
点と映像源の後端の中心点との距離lSOと、レンズから
透過型スクリーンに至る光軸の反射鏡における反射点と
映像源の後端の中心点との距離lMOと、上記反射点とレ
ンズの出射面の中心点との距離lMLと、透過型スクリー
ンの画面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように、陰極線管などの映像源を筺
体の奥に配設する構成とし、更に本発明に係る筺体へ
の、透過型スクリーン取付け部の下方に、物品載置用の
収納部を設けることにした。
上記のような手段をとると、筺体内にビデオ機器やオ
ーディオ・ビデオ複合機器などを収納できる収納部を有
するので、これらの機器を含めてコンパクトになり、一
般家庭の室内などでの設置場所の制約は改善される。
ーディオ・ビデオ複合機器などを収納できる収納部を有
するので、これらの機器を含めてコンパクトになり、一
般家庭の室内などでの設置場所の制約は改善される。
また、スクリーンに対して斜め投写ではなく、略垂直
に投写する光学構成をとることが出来るので、映像源と
して陰極線管を使用する場合、陰極線管の管面の画像は
略長方形となり、これを十分大きくとることにより、画
像サイズに対する輝点サイズの比を小さくすることがで
き、スクリーン上に拡大投写された画像においても解像
度が劣化することはない。また、映像源が陰極線管の場
合でも、陰極線管の長さをあまり短縮する必要がなく、
陰極線管の電子流の集束性能を確保する上で有利で、ス
クリーン上の画像の解像度の劣化につながることはな
い。更に、レンズの長さを無理に短縮する必要がないの
で、十分な収差補正が可能となり、画像の解像度の劣化
はない。
に投写する光学構成をとることが出来るので、映像源と
して陰極線管を使用する場合、陰極線管の管面の画像は
略長方形となり、これを十分大きくとることにより、画
像サイズに対する輝点サイズの比を小さくすることがで
き、スクリーン上に拡大投写された画像においても解像
度が劣化することはない。また、映像源が陰極線管の場
合でも、陰極線管の長さをあまり短縮する必要がなく、
陰極線管の電子流の集束性能を確保する上で有利で、ス
クリーン上の画像の解像度の劣化につながることはな
い。更に、レンズの長さを無理に短縮する必要がないの
で、十分な収差補正が可能となり、画像の解像度の劣化
はない。
一方、反射鏡は通常0.90〜0.95程度の反射率を有する
が、本発明の背面投写型画像表示装置においては、反射
鏡は1枚のみなので、2枚使用する場合のようなスクリ
ーン画像の輝度の低下はない。
が、本発明の背面投写型画像表示装置においては、反射
鏡は1枚のみなので、2枚使用する場合のようなスクリ
ーン画像の輝度の低下はない。
また、反射鏡を2枚使用する場合のように上向きの反
射鏡がある場合は、装置の設置場所の照明光がスクリー
ンを通して上向きの反射鏡に入射し筺体内の迷光となる
が、本発明のように下向きの鏡が1枚だけある場合には
迷光の発生は殆どなく、スクリーン上の画像のコントラ
ストが低下することはない。
射鏡がある場合は、装置の設置場所の照明光がスクリー
ンを通して上向きの反射鏡に入射し筺体内の迷光となる
が、本発明のように下向きの鏡が1枚だけある場合には
迷光の発生は殆どなく、スクリーン上の画像のコントラ
ストが低下することはない。
第1図は本発明の筺体付き背面投写型画像表示装置の
第1実施例の側断面図である。1は合成樹脂、木材、又
は金属等よりなる筺体、2は投写型陰極線管、3はレン
ズ、4はレンズ3からの出射光束、5は光束4の光軸、
6は反射鏡、7は反射鏡6からの出射光束、8は光束7
の光軸、9は透過型スクリーン、10は投写型陰極線管2
とレンズ3とを機械的および光学的に結合する結合器で
ある。また、1は物品収納部で、筺体1内において筺体
と同様な材質を用いて仕切られている。12はガラス、木
材、合成樹脂等よりなる物品収納部11の扉である。
第1実施例の側断面図である。1は合成樹脂、木材、又
は金属等よりなる筺体、2は投写型陰極線管、3はレン
ズ、4はレンズ3からの出射光束、5は光束4の光軸、
6は反射鏡、7は反射鏡6からの出射光束、8は光束7
の光軸、9は透過型スクリーン、10は投写型陰極線管2
とレンズ3とを機械的および光学的に結合する結合器で
ある。また、1は物品収納部で、筺体1内において筺体
と同様な材質を用いて仕切られている。12はガラス、木
材、合成樹脂等よりなる物品収納部11の扉である。
この実施例では、映像源である投写型陰極線管2の蛍
光面で発光した光は、レンズ3を通って光束4となり、
更に反射鏡6により反射されて光束7となり、透過型ス
クリーン9を透過する際に水平方向および垂直方向に拡
散され、透過型スクリーン9の前方(第1図では左方)
では発散光束となる。このとき、投写型陰極線管2の蛍
光面に表示された画像は、レンズ3により拡大され、透
過型スクリーン9上に投写され、観視者に対する表示画
像となる。
光面で発光した光は、レンズ3を通って光束4となり、
更に反射鏡6により反射されて光束7となり、透過型ス
クリーン9を透過する際に水平方向および垂直方向に拡
散され、透過型スクリーン9の前方(第1図では左方)
では発散光束となる。このとき、投写型陰極線管2の蛍
光面に表示された画像は、レンズ3により拡大され、透
過型スクリーン9上に投写され、観視者に対する表示画
像となる。
第1図において、投写型陰極線管2の配設位置と、反
射鏡6の配設位置は、透過型スクリーン9の中心点Sと
投写型陰極線管2の後端の中心点Oとの距離lSOと、光
軸5の反射鏡6における反射点Mとの投写型陰極線管2
の後端の中心点Oとの距離lMOと、前記反射点Mとレン
ズ3の出射面の中心点Lとの距離lMLと、透過型スクリ
ーン9の画面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。例えば透過型
スクリーン9上の画面の対角長が40インチ(約1016m
m)、画面高さWSVが610mmのとき、lSOを約900mm、lMOを
約750mm、lMLを約250mm程度に定めれば良い。このと
き、筺体の高さHは約1200mm、奥行きDは約600mとな
る。また、投写型陰極線管2の筺体1内の奥に配設され
ることになり、物品収納部11の奥行きとして約400mmと
ることが出来る。従って本発明の筺体付き背面投写型画
像表示装置にビデオ機器等を接続して使用する場合に
は、その機器等は物品収納部11に収納できるので、これ
らの機器を含めてコンパクトになり、一般家庭の室内な
どでの設置場所の制約が改善される効果がある。
射鏡6の配設位置は、透過型スクリーン9の中心点Sと
投写型陰極線管2の後端の中心点Oとの距離lSOと、光
軸5の反射鏡6における反射点Mとの投写型陰極線管2
の後端の中心点Oとの距離lMOと、前記反射点Mとレン
ズ3の出射面の中心点Lとの距離lMLと、透過型スクリ
ーン9の画面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。例えば透過型
スクリーン9上の画面の対角長が40インチ(約1016m
m)、画面高さWSVが610mmのとき、lSOを約900mm、lMOを
約750mm、lMLを約250mm程度に定めれば良い。このと
き、筺体の高さHは約1200mm、奥行きDは約600mとな
る。また、投写型陰極線管2の筺体1内の奥に配設され
ることになり、物品収納部11の奥行きとして約400mmと
ることが出来る。従って本発明の筺体付き背面投写型画
像表示装置にビデオ機器等を接続して使用する場合に
は、その機器等は物品収納部11に収納できるので、これ
らの機器を含めてコンパクトになり、一般家庭の室内な
どでの設置場所の制約が改善される効果がある。
また、透過型スクリーン9に対して斜め投写でなく、
ほぼ垂直に投写する光学構成をとることが出来る上、投
写型陰極線管2の長さ、レンズ3の長さ等を無理に短縮
する必要がないので、透過型スクリーン9上の画像の解
像度を十分に確保することが出来る効果がある。
ほぼ垂直に投写する光学構成をとることが出来る上、投
写型陰極線管2の長さ、レンズ3の長さ等を無理に短縮
する必要がないので、透過型スクリーン9上の画像の解
像度を十分に確保することが出来る効果がある。
更に、反射鏡は1枚だけであって、しかも上向きでは
ないため、画像の輝度やコントラストの低下は発生しな
いという効果がある。
ないため、画像の輝度やコントラストの低下は発生しな
いという効果がある。
次に本発明の第2〜4実施例を、それぞれ、第2〜4
図により説明する。第1図の場合と同一のものには同一
符号を付してある。
図により説明する。第1図の場合と同一のものには同一
符号を付してある。
第2図に示す第2実施例では、投写型陰極線管2の配
設位置と反射鏡6の配設位置は、透過型スクリーン9の
中心点Sと光軸5の反射鏡6での反射点Mとの距離
lSM、前記反射点Mと投写型陰極線管2の後端の中心点
Oとの距離lMOと、反射点Mにおいて光軸5と光軸8が
なす角θと、反射点Mとレンズ3の出射面の中心点Lと
の距離lMLと、透過型スクリーン9の画面高さWSVとの間
に、 なる関係が成立するように定めれば良い。
設位置と反射鏡6の配設位置は、透過型スクリーン9の
中心点Sと光軸5の反射鏡6での反射点Mとの距離
lSM、前記反射点Mと投写型陰極線管2の後端の中心点
Oとの距離lMOと、反射点Mにおいて光軸5と光軸8が
なす角θと、反射点Mとレンズ3の出射面の中心点Lと
の距離lMLと、透過型スクリーン9の画面高さWSVとの間
に、 なる関係が成立するように定めれば良い。
このとき、第1実施例の場合と同様に、投写型陰極線
管2は筺体1の奥に配設されることとなり、設置場所の
制約が改善される効果がある。また、透過型スクリーン
9上の画像の解像度、輝度、コントラストについても問
題は発生しない。
管2は筺体1の奥に配設されることとなり、設置場所の
制約が改善される効果がある。また、透過型スクリーン
9上の画像の解像度、輝度、コントラストについても問
題は発生しない。
第3図に示す第3実施例では、投写型陰極線管2の配
設位置と、反射鏡6の配設位置とは、透過型スクリーン
の中心点Sと光軸5の反射鏡6における反射点Mとの距
離lSMと、反射鏡6における反射点Mとレンズ3の出射
面の中心点Lとの距離lMLと、透過型スクリーン9の画
面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。
設位置と、反射鏡6の配設位置とは、透過型スクリーン
の中心点Sと光軸5の反射鏡6における反射点Mとの距
離lSMと、反射鏡6における反射点Mとレンズ3の出射
面の中心点Lとの距離lMLと、透過型スクリーン9の画
面高さWSVとの間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。
この実施例においても、第1,第2実施例と同様な効果
が得られる。
が得られる。
第4図に示す第4実施例では、投写型陰極線管2の配
設位置と、反射鏡6の配設位置は、レンズ3の出射面の
中心点Lと筺体1の前面との距離l1と、レンズ3の出射
面の中心点Lと筺体1の後面との距離l2と、光軸5の反
射鏡6における反射点Mとレンズ3の出射面の中心点L
との距離lMLと、透過型スクリーン9の画面高さWSVとの
間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。この場合にお
いても第1〜第3実施例と同様な効果が得られる。
設位置と、反射鏡6の配設位置は、レンズ3の出射面の
中心点Lと筺体1の前面との距離l1と、レンズ3の出射
面の中心点Lと筺体1の後面との距離l2と、光軸5の反
射鏡6における反射点Mとレンズ3の出射面の中心点L
との距離lMLと、透過型スクリーン9の画面高さWSVとの
間に、 なる関係が成立するように定めれば良い。この場合にお
いても第1〜第3実施例と同様な効果が得られる。
また、第4実施例では、レンズ3の出射面と反射鏡と
の間に指向性遮光板13を設け、レンズ3の出射光が透過
型スクリーン9に直接入射しないように構成されてい
る。
の間に指向性遮光板13を設け、レンズ3の出射光が透過
型スクリーン9に直接入射しないように構成されてい
る。
第5図は第4実施例に用いられた指向性遮光板13の形
状の一例を示す断面図で、13−1は紙面に垂直な方向に
細長い帯状板、13−2は複数枚の帯状板13−1を串刺し
状に支持する支持棒である。支持棒13−2は、50mm程度
の間隔で配設され、帯状体13−1を固定しており、また
固定材16により筺体1に取付けられている。この指向性
遮光板13を使用する場合、レンズ3から反射鏡6に至る
光束4に対しても一部の光を遮ってしまうため、透過型
スクリーン9上の画像の輝度は若干低下するが、レンズ
3から透過型スクリーン9に直接入射する光は大幅に低
減するので、画像のコントラストは向上し、視感的には
画質が向上する効果がある。
状の一例を示す断面図で、13−1は紙面に垂直な方向に
細長い帯状板、13−2は複数枚の帯状板13−1を串刺し
状に支持する支持棒である。支持棒13−2は、50mm程度
の間隔で配設され、帯状体13−1を固定しており、また
固定材16により筺体1に取付けられている。この指向性
遮光板13を使用する場合、レンズ3から反射鏡6に至る
光束4に対しても一部の光を遮ってしまうため、透過型
スクリーン9上の画像の輝度は若干低下するが、レンズ
3から透過型スクリーン9に直接入射する光は大幅に低
減するので、画像のコントラストは向上し、視感的には
画質が向上する効果がある。
第5図に示す指向性遮光板13では、支持棒13−2は帯
状板13−1を串刺し状に固定しているが、帯状板13−1
の上端または下端に固着するような形状にしてもよい。
帯状板13−1と支持棒13−2の材質は、金属またはプラ
スチックなどで良いが、表面に艶消しの黒色の植毛処理
を施すのが望ましい。
状板13−1を串刺し状に固定しているが、帯状板13−1
の上端または下端に固着するような形状にしてもよい。
帯状板13−1と支持棒13−2の材質は、金属またはプラ
スチックなどで良いが、表面に艶消しの黒色の植毛処理
を施すのが望ましい。
また、第4図に示した第4実施例では、物品収納部11
を、誘電率、透磁率の大きい金属よりなるシールド14で
囲うように構成されている。この場合、投写型陰極線管
2の近傍で発生する電磁界が、物品収納部11に入り込ま
ないため、物品収納部11内にビデオ機器等を収納して
も、そのビデオ機器等の動作に上記電磁界の影響が及ば
ないという効果がある。この場合、逆に、収納部で発生
する電磁界が投写型陰極線管の動作に影響を及ぼさない
効果も当然ある。
を、誘電率、透磁率の大きい金属よりなるシールド14で
囲うように構成されている。この場合、投写型陰極線管
2の近傍で発生する電磁界が、物品収納部11に入り込ま
ないため、物品収納部11内にビデオ機器等を収納して
も、そのビデオ機器等の動作に上記電磁界の影響が及ば
ないという効果がある。この場合、逆に、収納部で発生
する電磁界が投写型陰極線管の動作に影響を及ぼさない
効果も当然ある。
第6図は第4図に示した筺体付き背面投写型画像表示
装置の第4実施例の側面図である。
装置の第4実施例の側面図である。
第6図において、15は物品収納部11内に収納した機器
と背面投写型画像表示装置自体との結線用の端子板で、
筺体1の側板に配設されている。この端子板には背面投
写型画像表示装置自体のビデオ信号入力端子、出力端子
が設けられているほか、物品収納部11の内部に収納する
ビデオ機器等の入出力信号線を、物品収納部11の内部側
から接続できるようにコネクタが設けられており、この
コネクタを介してビデオ機器等の入出力信号線を背面投
写型画像表示装置の入出力端子に接続できる構成になっ
ている。上記の端子板を設けることにより、物品収納部
11内にビデオ機器等を収納する場合の、使用者の使い勝
手が向上する効果が得られる。
と背面投写型画像表示装置自体との結線用の端子板で、
筺体1の側板に配設されている。この端子板には背面投
写型画像表示装置自体のビデオ信号入力端子、出力端子
が設けられているほか、物品収納部11の内部に収納する
ビデオ機器等の入出力信号線を、物品収納部11の内部側
から接続できるようにコネクタが設けられており、この
コネクタを介してビデオ機器等の入出力信号線を背面投
写型画像表示装置の入出力端子に接続できる構成になっ
ている。上記の端子板を設けることにより、物品収納部
11内にビデオ機器等を収納する場合の、使用者の使い勝
手が向上する効果が得られる。
第7図(a),(b)は、第4図に示した筺体付き背
面投写型画像表示装置の製造方法を説明する図である。
図中、1−1は筺体付き背面投写型画像表示装置の筺体
本体、1−2は筺体背面部材である。本発明の筺体付き
背面投写型画像表示装置を製造するに当っては、まず、
第7図(a)に示すように、筺体本体1−1に透過型ス
クリーン9、物品収納部11、シールド14などを組付けて
おく。一方、第7図(b)に示すように、投写型陰極線
管2とレンズ3を結合器10により結合してなる陰極線管
レンズ結合体17と、反射鏡6、指向性遮光板13を筺体背
面部材1−2に組付けておく。そののち筺体背面部材1
−2を筺体本体1−1に組付けることにより、第4図に
示した筺体付き背面投写型画像表示装置が完成する。
面投写型画像表示装置の製造方法を説明する図である。
図中、1−1は筺体付き背面投写型画像表示装置の筺体
本体、1−2は筺体背面部材である。本発明の筺体付き
背面投写型画像表示装置を製造するに当っては、まず、
第7図(a)に示すように、筺体本体1−1に透過型ス
クリーン9、物品収納部11、シールド14などを組付けて
おく。一方、第7図(b)に示すように、投写型陰極線
管2とレンズ3を結合器10により結合してなる陰極線管
レンズ結合体17と、反射鏡6、指向性遮光板13を筺体背
面部材1−2に組付けておく。そののち筺体背面部材1
−2を筺体本体1−1に組付けることにより、第4図に
示した筺体付き背面投写型画像表示装置が完成する。
上記の製造方法によれば、重量物である陰極線管レン
ズ結合体17の組付けが比較的容易で、光軸調整、反射鏡
6の取付け角度調整などが容易となり、量産性が向上す
る効果がある。
ズ結合体17の組付けが比較的容易で、光軸調整、反射鏡
6の取付け角度調整などが容易となり、量産性が向上す
る効果がある。
第8図(a),(b)は本発明筺体付き背面投写型画
像表示装置の第5実施例を説明するための断面図で、他
の実施例の場合と同じものには同一符号を付してある。
本実施例においては、筺体背面部材1−2は筺体本体1
−1の内側に収容されるように相対的にスライド可能と
するためのレール(図示せず)が設けられている。これ
により、実際に透過型スクリーン9に画像を表示すると
きには第8図(a)に示すようにセットされ、輸送時な
どには、第8図(b)に示すように筺体背面部材1−2
を筺体本体1−1内に押し込むことが出来る。第8図
(b)では、物品収納部11も折りたたまれる構造となっ
ている。
像表示装置の第5実施例を説明するための断面図で、他
の実施例の場合と同じものには同一符号を付してある。
本実施例においては、筺体背面部材1−2は筺体本体1
−1の内側に収容されるように相対的にスライド可能と
するためのレール(図示せず)が設けられている。これ
により、実際に透過型スクリーン9に画像を表示すると
きには第8図(a)に示すようにセットされ、輸送時な
どには、第8図(b)に示すように筺体背面部材1−2
を筺体本体1−1内に押し込むことが出来る。第8図
(b)では、物品収納部11も折りたたまれる構造となっ
ている。
上記のような構造とすることにより、本発明筺体付き
背面投写型画像表示装置は、コンパクトに梱包すること
ができ、輸送費の削減、保管費の削減が可能となる効果
がある。
背面投写型画像表示装置は、コンパクトに梱包すること
ができ、輸送費の削減、保管費の削減が可能となる効果
がある。
以上に説明した実施例では背面投写型画像表示装置の
映像源として投写型陰極線管を使用しているが、映像源
はこれに限定されるものではなく、例えば透過型液晶表
示素子と光源ランプとを組合せた液晶パネル式画像表示
装置や、プラズマ式画像表示装置などを使用してもよ
い。これらの映像源を使用した場合でも、投写型陰極線
管を映像源とした場合と同様な効果が得られる。
映像源として投写型陰極線管を使用しているが、映像源
はこれに限定されるものではなく、例えば透過型液晶表
示素子と光源ランプとを組合せた液晶パネル式画像表示
装置や、プラズマ式画像表示装置などを使用してもよ
い。これらの映像源を使用した場合でも、投写型陰極線
管を映像源とした場合と同様な効果が得られる。
以上説明したように本発明によれば、ビデオ機器など
の周辺機器を収納できる収納部を有するので、これらの
機器を含めてコンパクトになり、一般家庭の室内などに
おける設置場所の制約が改善される効果がある。
の周辺機器を収納できる収納部を有するので、これらの
機器を含めてコンパクトになり、一般家庭の室内などに
おける設置場所の制約が改善される効果がある。
またスクリーンに対して斜め投写でなく、ほぼ垂直に
投写する光学構成をとることができる上に、映像源が陰
極線管の場合でも、陰極線管の長さ、レンズの長さを無
理に短縮する必要がないので、画像の解像度の劣化は生
じない。
投写する光学構成をとることができる上に、映像源が陰
極線管の場合でも、陰極線管の長さ、レンズの長さを無
理に短縮する必要がないので、画像の解像度の劣化は生
じない。
更に反射鏡は下向きのものを1枚使用するだけなの
で、画像の輝度、コントラストの低下も生じない。
で、画像の輝度、コントラストの低下も生じない。
【図面の簡単な説明】 第1〜4図は夫々本発明の第1〜4実施例の断面図、第
5図は第4実施例の指向性遮光板の形状の一例を示す断
面図、第6図は第4実施例の筺体の側面図、第7図
(a),(b)は本発明筺体付き背面投写型画像表示装
置の製造方法を説明する断面図、第8図(a),(b)
は本発明筺体付き背面投写型画像表示装置の第5実施例
を説明する断面図である。 1……筺体、1−1……筺体本体 1−2……筺体背面部材、2……投写型陰極線管 3……レンズ、6……反射鏡 9……透過型スクリーン、10……結合器 11……物品収納部、13……指向性遮光板 14……シールド、15……端子板
5図は第4実施例の指向性遮光板の形状の一例を示す断
面図、第6図は第4実施例の筺体の側面図、第7図
(a),(b)は本発明筺体付き背面投写型画像表示装
置の製造方法を説明する断面図、第8図(a),(b)
は本発明筺体付き背面投写型画像表示装置の第5実施例
を説明する断面図である。 1……筺体、1−1……筺体本体 1−2……筺体背面部材、2……投写型陰極線管 3……レンズ、6……反射鏡 9……透過型スクリーン、10……結合器 11……物品収納部、13……指向性遮光板 14……シールド、15……端子板
フロントページの続き (72)発明者 平田 浩二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 沼田 徹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−31681(JP,A)
Claims (15)
- 【請求項1】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備えた背面投写
型画像表示装置において、 前記レンズから前記スクリーンに至る光路中に光路折り
返し用の反射鏡を配設し、前記各部材の配設位置を、 lSO>lMO 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置とするとともに、前
記レンズの出射面と前記反射鏡との間に、前記レンズの
出射光が前記スクリーンに直接入射しないようにするた
めの指向性遮光板を配設したことを特徴とする背面投写
型画像表示装置。 ただし、 lSOは前記スクリーンの中心点と前記映像源の後端の中
心点との距離、 lMOは前記レンズから前記スクリーンに至る光軸の前記
反射鏡における反射点と、前記映像源の後端の中心点と
の距離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項2】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備えた背面投写
型画像表示装置において、 前記レンズから前記スクリーンに至る光路中に光路折り
返し用の反射鏡を配設し、前記各部材の配設位置を、 lSM−lMOcosθ>WSV/2 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置とするとともに、前
記レンズの出射面と前記反射鏡との間に、前記レンズの
出射光が前記スクリーンに直接入射しないようにするた
めの指向性遮光板を配設したことを特徴とする背面投写
型画像表示装置。 ただし、 lSMは前記スクリーンの中心点と、前記レンズから前記
スクリーンに至る光軸の前記反射鏡における反射点との
距離、 lMOは前記反射点と前記映像源の後端の中心点との距
離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 θは前記反射点における入射光軸と反射光軸のなす角、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項3】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備えた背面投写
型画像表示装置において、 前記レンズから前記スクリーンに至る光路中に光路折り
返し用の反射鏡を配設し、前記各部材の配設位置を、 lSM>(3/2)lML 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置とするとともに、前
記レンズの出射面と前記反射鏡との間に、前記レンズの
出射光が前記スクリーンに直接入射しないようにするた
めの指向性遮光板を配設したことを特徴とする背面投写
型画像表示装置。 ただし、 lSMは前記スクリーンの中心点と、前記レンズから前記
スクリーンに至る光軸の前記反射鏡における反射点との
距離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項4】請求項1、2または3のいずれか1項に記
載した背面投写型画像表示装置において、 映像源として陰極線管、または、透過型液晶表示素子と
それを背後から照射する光源との組み合わせ、または、
プラズマ式画像表示装置を用いたことを特徴とする背面
投写型画像表示装置。 - 【請求項5】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備え、前記透過
型スクリーンを上部に外側へ向け配置し、筺体で外部を
覆った背面投写型画像表示装置において、 前記筺体のスクリーン取付け部の下方となる部分に、物
品載置用の収納部を設け、前記収納部の内部を、映像源
付近の電磁界から遮蔽する手段を設けるとともに、前記
背面投写型画像表示装置には、前記レンズから前記スク
リーンに至る光路中に光路折り返し用の反射鏡を配設
し、前記各部材の配設位置を、 lSO>lMO 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置としたことを特徴と
する背面投写型画像表示装置。 ただし、 lSOは前記スクリーンの中心点と前記映像源の後端の中
心点との距離、 lMOは前記レンズから前記スクリーンに至る光軸の前記
反射鏡における反射点と、前記映像源の後端の中心点と
の距離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項6】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備え、前記透過
型スクリーンを上部に外側へ向け配置し、筺体で外部を
覆った背面投写型画像表示装置において、 前記筺体のスクリーン取付け部の下方となる部分に、物
品載置用の収納部を設け、前記収納部の内部を、映像源
付近の電磁界から遮蔽する手段を設けるとともに、前記
背面投写型画像表示装置には、前記レンズから前記スク
リーンに至る光路中に光路折り返し用の反射鏡を配設
し、前記各部材の配設位置を、 lSM−lMOcosθ>WSV/2 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置としたことを特徴と
する背面投写型画像表示装置。 ただし、 lSMは前記スクリーンの中心点と、前記レンズから前記
スクリーンに至る光軸の前記反射鏡における反射点との
距離、 lMOは前記反射点と前記映像源の後端の中心点との距
離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 θは前記反射点における入射光軸と反射光軸のなす角、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項7】映像源と、透過型スクリーンと、前記映像
源に表示された画像を前記透過型スクリーン上にその背
面側から投写するレンズとを部材として備え、前記透過
型スクリーンを上部に外側へ向け配置し、筺体で外部を
覆った背面投写型画像表示装置において、 前記筺体のスクリーン取付け部の下方となる部分に、物
品載置用の収納部を設け、前記収納部の内部を、映像源
付近の電磁界から遮蔽する手段を設けるとともに、前記
背面投写型画像表示装置には、前記レンズから前記スク
リーンに至る光路中に光路折り返し用の反射鏡を配設
し、前記各部材の配設位置を、 lSM>(3/2)lML 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置としたことを特徴と
する背面投写型画像表示装置。 ただし、 lSMは前記スクリーンの中心点と、前記レンズから前記
スクリーンに至る光軸の前記反射鏡における反射点との
距離、 lMLは前記反射点と前記レンズの出射面の中心点との距
離、 WSVは前記スクリーンの画面高さ、 である。 - 【請求項8】請求項5、6、または7のいずれか1項に
記載した背面投写型画像表示装置において、 前記各部材の配設位置を、 l1>l2 なる関係を満足するような配設位置としたことを特徴と
する背面投写型画像表示装置。 ただし、 l1は前記レンズの出射面の中心点と前記筺体の前面との
距離、 l2は前記レンズの出射面の中心点と前記筺体の後面との
距離、 である。 - 【請求項9】請求項1、2または3のいずれか1項に記
載した背面投写型画像表示装置を、前記透過型スクリー
ンを上部に外側へ向け配置して筺体に内蔵させた背面投
写型画像表示装置において、 前記筺体のスクリーン取付け部の下方となる部分に、物
品載置用の収納部を設けたことを特徴とする背面投写型
画像表示装置。 - 【請求項10】請求項9に記載した背面投写型画像表示
装置において、 前記収納部の内部を、映像源付近の電磁界から遮蔽する
手段を設けたことを特徴とする背面投写型画像表示装
置。 - 【請求項11】請求項9に記載した背面投写型画像表示
装置において、 前記各部材の配設位置を、 l1>l2 及び lML<(1/2)WSV なる関係を満足するような配設位置としたことを特徴と
する背面投写型画像表示装置。 ただし、 l1は前記レンズの出射面の中心点と前記筺体の前面との
距離、 l2は前記レンズの出射面の中心点と前記筺体の後面との
距離、 lMLは前記レンズから前記透過型スクリーンに至る光軸
の前記反射鏡における反射点と、前記レンズの出射面の
中心点との距離、 WSVは前記スクリーンの画面の高さ、 である。 - 【請求項12】請求項5、6、7、または9のいずれか
1項に記載した背面投写型画像表示装置において、 前記収納部に収納した機器と背面投写型画像表示装置本
体との間の結線用端子板を、前記筺体の側板に設けたこ
とを特徴とする背面投写型画像表示装置。 - 【請求項13】請求項5、6、7、または9のいずれか
1項に記載した背面投写型画像表示装置において、 前記筺体は、筺体本体と背面部材とを備え、前記背面部
材には、前記映像源と前記レンズとが結合部材により結
合されてなる映像源レンズ結合体、及び前記反射鏡が取
り付けられ、前記背面部材と前記筺体本体のいずれか一
方が他方の内側に相対的にスライドして収容されるよう
に、前記背面部材と前記筺体本体のいずれかにレールを
設けた構成としたことを特徴とする背面投写型画像表示
装置。 - 【請求項14】請求項5、6、7、または9のいずれか
1項に記載した背面投写型画像表示装置を、映像源とレ
ンズとを結合部材により結合してなる映像源レンズ結合
体、及び反射鏡を、筺体の背面部材に組付け、次いで前
記背面部材を筺体の本体に組み付けることによって製造
する工程を含むことを特徴とする背面投写型画像表示装
置の製造方法。 - 【請求項15】請求項5、6、または7のいずれか1項
に記載した背面投写型画像表示装置において、前記投写
型画像表示装置の映像源として、陰極線管、または、透
過型液晶表示素子とそれを背後から照射する光源との組
み合わせ、または、プラズマ式画像表示装置を用いたこ
とを特徴とする背面投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254712A JP2607642B2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面投写型画像表示装置,及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63254712A JP2607642B2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面投写型画像表示装置,及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104076A JPH02104076A (ja) | 1990-04-17 |
JP2607642B2 true JP2607642B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17268801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63254712A Expired - Lifetime JP2607642B2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面投写型画像表示装置,及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607642B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831681A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型テレビジヨン受像機 |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP63254712A patent/JP2607642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02104076A (ja) | 1990-04-17 |
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