JP4674449B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

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この発明は、テレビジョン受信機の映像表示音声出力装置や、他の電子機器の映像表示装置などとして用いられる液晶ディスプレイ装置などのディスプレイ装置に関する。
液晶ディスプレイパネル装置やプラズマディスプレイパネル装置などのフラットディスプレイパネル装置として、フラットディスプレイパネルの表示画面の周囲に枠状の透明部を形成することによって、フラットディスプレイパネルの表示画面が宙に浮いているように見えるフローティング効果を生じさせたものが考えられている。
具体的に、特許文献1(特開2004−69822号公報)および特許文献2(特開2004−61922号公報)には、プラズマディスプレイパネルの前面側にプラズマディスプレイパネルの表示画面より十分に大きい透明なパネルを配置し、この前面パネルの裏面に枠状の遮蔽層または黒色塗装層を形成することによって、前面パネルの遮蔽層または黒色塗装層が形成された部分の外側の周辺部を枠状の透明部として、フローティング効果を得ることが示されている。
上に挙げた先行技術文献は、以下のとおりである。
特開2004−69822号公報 特開2004−61922号公報
しかしながら、上記のように、フラットディスプレイパネルの前面側にフラットディスプレイパネルの表示画面より十分に大きい透明なパネルを配置し、この前面パネルの周辺部をフローティング効果を得るための枠状の透明部とする場合には、ディスプレイ装置が表示画面に比べてかなり大きなものとなる。
そこで、この発明は、装置周辺部に枠状の透明部を有するディスプレイ装置として、装置全体が表示画面に比べてそれほど大型にならず、かつ装置外観もシャープで質感のあるものとなるようにしたものである。
この発明のディスプレイ装置は、
上下左右の側板部からなる外枠と、
この外枠の内側に配置された内枠と、
前記外枠の上下左右の側板部と前記内枠との間に介在された、全体として枠状の上下左右の透明側板と、
前記内枠の内側に取り付けられたディスプレイと、
を備え、
前記外枠と前記内枠との間において、前記外枠の各コーナー部には、それぞれジョイントが嵌合され、前記ジョイントには、前記透明側板の端部が見えなくなるように、前記端部を覆い隠すコーナーカバーが設けられているものである。
上記の構成の、この発明のディスプレイ装置では、ディスプレイが取り付けられた内枠と外枠との間に介在された上下左右の透明側板が、枠状の透明部となり、ディスプレイ装置を正面側から見たとき、上下左右の透明側板および外枠が浮いた感じに見える。
この発明によれば、フローティング効果を得るための枠状の透明部の形成に、内枠、上下左右の透明側板および外枠からなる枠組み構造を用いるので、装置全体が表示画面に比べてそれほど大型にならないとともに、透明部の外側に外枠が存在することによって、装置外観もシャープで質感のあるものとなる。
〔ディスプレイ装置の一例の概要:図1〕
図1は、この発明のディスプレイ装置の一例を示し、液晶ディスプレイ装置の場合である。
この例の液晶ディスプレイ装置は、枠組み装置10と液晶ディスプレイパネル20とを備え、スタンド51に取り付けられる。
枠組み装置10は、外枠100、図1では省略した内枠(キャビネット)、および外枠100と内枠との間に介在された透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240を備え、外枠100の左上、右上、左下および右下のコーナー部に、コーナーカバー510,520,530および540が設けられたものである。
透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240は、フローティング効果を得るための枠状の透明部を形成するものである。この例では、ディスプレイ装置を正面側から見たとき、これら透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230、透明右側板240および外枠100が、浮いた感じに見えるものである。
液晶ディスプレイパネル20は、内枠の内側に取り付けられ、液晶表示素子およびバックライトを備え、さらに液晶表示素子およびバックライトを駆動する回路部や電源部を備えるものである。
液晶ディスプレイパネル20の表示画面の周縁と、透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240の内側の縁との間のエリアには、内部を覆い隠すようにフロントマスク890が配置される。
図では省略したが、フロントマスク890には、左右のスピーカの配置位置に相当する位置に多数の微細な放音用丸穴が形成される。
なお、以下では、液晶ディスプレイパネル20の表示画面の縦方向を上下方向、表示画面の横方向を左右方向、表示画面に垂直な方向(図1の紙面に垂直な方向)を奥行方向(前後方向)、より表示画面の中心に近づく方向を内側、より表示画面の中心から遠ざかる方向を外側とし、奥行方向については、図1の紙面の表側を正面側、図1の紙面の裏側を背面側とする。
〔透明部を形成する枠組み装置の例:図2〜図10〕
図2に、枠組み装置10の内枠を除く部分を示す。
外枠100は、外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140によって構成される。外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140は、それぞれ、例えばアルミニウムの押し出し材によって形成される。
外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140の内面には、それぞれ透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240が、それぞれ両面接着テープによって貼り付けられる。
透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240は、それぞれ、アクリル板やポリカーボネート板などによって形成され、例えば、上下方向または左右方向の厚みが10mm前後、奥行方向(前後方向)の幅が数cm以上、というように、厚みが幅に比べて十分に小さいものとされる。
透明上側板210の内面には、左側の位置にホルダー610が、右側の位置にホルダー620が、中央の位置にホルダー630が、それぞれ両面接着テープによって貼り付けられる。透明下側板220の内側にも、左側の位置にホルダー650が、右側の位置にホルダー660が、中央の位置にホルダー670が、それぞれ両面接着テープによって貼り付けられる。
同様に、透明左側板230の内側には、上側の位置にホルダー710が、下側の位置にホルダー720が、中央の位置にホルダー730が、それぞれ両面接着テープによって貼り付けられ、透明右側板240の内側にも、上側の位置にホルダー750が、右側の位置にホルダー760が、中央の位置にホルダー770が、それぞれ両面接着テープによって貼り付けられる。
ホルダー610には突片611,612,613および614が、ホルダー620には突片621,622,623および624が、ホルダー630には突片631および633が、というように、各ホルダーには、これらが貼り付けられた透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240が貼り付けられた外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140、すなわち外枠100を、内枠に取り付けるための突片が、それぞれ一体に形成され、これら突片がネジによって内枠に締結されることによって、外枠100と内枠が合体され、枠組み装置10が構成される。
図3に、内枠の一例を示す。この例の内枠900は、内枠上側板部910、内枠下側板部920、内枠左側板部930および内枠右側板部940からなる内枠本体部950と、内枠前面部960とを有し、プラスチックが一体成型されることによって形成される。
内枠本体部950の内側には、上記の各ホルダーの各突片がネジ止めされるネジ孔部970が形成され、内枠前面部960の左右の板部には、スピーカが臨む透孔980が形成される。
そして、上述したように、このように一体化された内枠900に、図2に示したように透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240が貼り付けられた外枠100が取り付けられる。
図4に、外枠100の上側部の構成を示す。図1および図2では示していないが、図4(A)に示すように、透明上側板210の左右の端面211および212は、左右方向および上下方向に対して45度の傾きの傾斜面とされる。
ホルダー610,620および630は、それぞれ両面接着テープによって透明上側板210の内面に貼り付けられ、そのホルダー610,620および630が貼り付けられた透明上側板210は、両面接着テープによって外枠上側板110の内面に貼り付けられる。
図4(B)に示すような、この組立て状態で、透明上側板210の内側および外側の両面接着テープが正面側から見えないように、あらかじめ、すなわち両面接着テープによる貼り付け前に、透明上側板210の内面および外面には、印刷によって鏡面薄膜が形成される。
外枠100の上側部の構成部品としては、そのほか、図2に示した左上コーナー部11の組立て用に、コーナーブラケット310、コーナージョイント410およびコーナーカバー510が用いられ、図2に示した右上コーナー部12の組立て用に、コーナーブラケット320、コーナージョイント420およびコーナーカバー520が用いられる。
外枠100の下側部は、上述した上側部に対して上下対称に構成される。
図5に、外枠100の左側部の構成を示す。図1および図2では示していないが、図5(A)に示すように、透明左側板230の上下の端面231および232は、左右方向および上下方向に対して45度の傾きの傾斜面とされる。
ホルダー710,720および730は、それぞれ両面接着テープによって透明左側板230の内面に貼り付けられ、そのホルダー710,720および730が貼り付けられた透明左側板230は、両面接着テープによって外枠左側板130の内面に貼り付けられる。
図5(B)に示すような、この組立て状態で、透明左側板230の内側および外側の両面接着テープが正面側から見えないように、あらかじめ、すなわち両面接着テープによる貼り付け前に、透明左側板230の内面および外面には、印刷によって鏡面薄膜が形成される。
外枠100の右側部は、上述した左側部に対して左右対称に構成される。
図6に、外枠上側板110の右端部の構成を示す。図6(A)は、正面側から見た図であり、図6(B)は、内側から見た図である。
外枠上側板110の正面側端部112の右端には、傾斜凹部112aが形成され、背面側端部113の右端にも、傾斜凹部113aが形成される。
外枠上側板110の右端部の内面111は、正面側端部112および背面側端部113より低い面とされ、その右端には、右端溝部115および右端凸部114が形成される。右端凸部114は、内面111と同じ高さであり、右端溝部115は、その右端凸部114と平行なものである。
内面111の正面側端部112寄りの部分には、後述のように2段の屋根状の係合板部116が一体に形成され、背面側端部113寄りの部分にも、同様の係合板部117が一体に形成される。さらに、内面111の奥行方向の中央部には、屋根状の係止板部118および119が一体に形成される。
外枠上側板110の左端部は、上記の右端部に対して左右対称に形成される。また、外枠下側板120の左端部は、外枠上側板110の左端部に対して上下対称に形成され、外枠下側板120の右端部は、外枠上側板110の右端部に対して上下対称に、すなわち外枠下側板120の左端部に対して左右対称に形成される。
図7に、図4に示した外枠上側板110の右端部で用いられるコーナーブラケット320の構成を示す。図7(A)は、正面側から見た図であり、図7(B)は、内側から見た図である。
コーナーブラケット320は、外枠上側板110の右端部に沿う上側板部321と、これに対して垂直な、外枠右側板140の上端部に沿う右側板部327とが、一体に形成されたものとされる。
その上側板部321の正面側および背面側には、脚部322および323が形成され、その脚部322,323間の右端には、端面326が形成される。
さらに、上側板部321の正面側および背面側の縁には、係合爪324および325が、例えば2個ずつ形成される。
図4に示した外枠上側板110の左端部で用いられるコーナーブラケット310は、上記のコーナーブラケット320に対して左右対称に形成される。また、外枠下側板120の左端部および右端部で用いられるコーナーブラケットは、それぞれコーナーブラケット310および320に対して上下対称に形成される。
各コーナー部11,12,13および14を組立てる前に、以下の工程を以下の順序で行う。
(1)まず、外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140の内面に、それぞれ両面接着テープを貼り付ける。
(2)次に、図2に示したホルダー610,620,630,650,660,670,710,720,730,750,760および770に、それぞれ両面接着テープを貼り付ける。
(3)次に、そのホルダー610,620および630を透明上側板210に貼り付け、ホルダー650,660および670を透明下側板220に貼り付け、ホルダー710,720および730を透明左側板230に貼り付け、ホルダー750,760および770を透明右側板240に貼り付ける。
(4)次に、その透明上側板210を外枠上側板110の内面に貼り付け、透明下側板220を外枠下側板120の内面に貼り付け、透明左側板230を外枠左側板130の内面に貼り付け、透明右側板240を外枠右側板140の内面に貼り付ける。
以上の工程を行った後、以下のように、外枠上側板110のコーナー部11,12および外枠下側板120のコーナー部13,14を組立てる。
外枠上側板110の右上コーナー部12の組立てについて示すと、まず、後述のように、図4に示したコーナーカバー520をコーナージョイント420に貼り付け、そのコーナーカバー520が貼り付けられたコーナージョイント420を外枠上側板110の右端部に挿入する。
次に、図8(A)に示すように、コーナーブラケット320の上側板部321の係合爪324および325を内側に曲げ、さらに、図8(B)の矢印328で示すように、そのコーナーブラケット320の上側板部321を、外枠上側板110の右端部の係合板部116および117と内面111との間に圧入する。
係合板部116および117は、それぞれ、図6に示した外枠上側板110の正面側端部112および背面側端部113に近い部分が、内面111からの距離が相対的に小さい低い屋根とされ、その部分より係止板部118および119に近い部分が、内面111からの距離が相対的に大きい高い屋根とされ、上記のようにコーナーブラケット320の上側板部321を係合板部116および117と内面111との間に圧入したとき、上側板部321の係合爪324および325は、その低い屋根の部分に圧入される。
ただし、図8では、上記のコーナーカバー520およびコーナージョイント420を省略している。図8(C)に示すように、コーナーブラケット320の上側板部321は、端面326が係止板部118および119に突き当たり、右側板部327が外枠上側板110の右端溝部115の一部を覆う位置まで圧入される。
このようにコーナーブラケット320が圧入された状態では、図8(B)の矢印329で示すようにコーナーブラケット320を引き抜こうとしても、係合爪324および325が係合板部116および117に喰い込むために、コーナーブラケット320を引き抜くことができない。したがって一旦、コーナーカバー520、コーナージョイント420およびコーナーブラケット320を外枠上側板110の右端部に組立てた後は、その組立て部を破壊するなどの非常手段によらない限り、組立て状態が保持される。
図9に、その組立て状態を示す。コーナージョイント420は、外側横板部421、外側縦板部422、内側横板部423、内側縦板部424および連結板部425が一体に形成されたものとされ、その外側横板部421は、図7および図8に示したコーナーブラケット320の上側板部321と同様に、2つの脚部を有するものとされる。
ただし、コーナージョイント420の奥行方向(図9の紙面に垂直な方向)の幅は、外枠上側板110のそれ(奥行方向の幅)より小さくされる。
図2に示した右上コーナー部12のコーナーカバー520は、図9に示すようなコーナーカバー基部523の奥行方向(図9の紙面に垂直な方向)の両端に、図9では省略した透明上側板210の右端および透明右側板240の上端を覆い隠す形状の端板部が一体に形成されたものとされる。図1および図2のコーナーカバー520は、その正面側の端板部を示したものである。
コーナーカバー基部523は、45度の角度を形成する2つの板部521および522によって形成され、板部521の両端に上記の端板部が形成される。
右上コーナー部12の組立てに当たっては、図9に示すように、板部521を両面接着テープ820によって連結板部425に貼り付けることによって、コーナーカバー520(コーナーカバー基部523)をコーナージョイント420に取り付け、次に、そのコーナーカバー520が取り付けられたコーナージョイント420の外側横板部421を、外枠上側板110の右端部の図6および図8に示した係合板部116および117と内面111との間に、外側横板部421が係止板部118および119に突き当たる位置まで挿入する。
このとき、外側横板部421は、上述した高い屋根の部分に挿入され、外側横板部421と外枠上側板110との間には、コーナーブラケット320の上側板部321を圧入できる分のスペースが形成される。
このようにコーナージョイント420を外枠上側板110の右端部に挿入した後、上述したようにコーナーブラケット320を外枠上側板110の右端部に圧入する。
以上で、外枠上側板110の右上コーナー部12の組立てが終了する。同様に、外枠上側板110の左上コーナー部11の組立てが終了することによって、図4(B)の状態となる。
外枠下側板120についても、外枠上側板110と同様の組立てを行う。
次に、上述したように組立てられた外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140を、内枠900に組立てる。
まず、外枠左側板130および外枠右側板140を内枠900に取り付けるが、このとき、外枠左側板130および外枠右側板140側の各ホルダーの突片を内枠本体部950にネジで固定することによって、外枠左側板130および外枠右側板140を内枠900に取り付ける。
次に、コーナー部11〜14を合わせて、外枠上側板110および外枠下側板120側の各ホルダーの突片を内枠本体部950にネジで固定することによって、外枠上側板110および外枠下側板120を内枠900に取り付ける。
図9および図10に、外枠右側板140の上端部の構成の一例、および外枠上側板110と外枠右側板140の嵌合状態の一例を示す。
外枠右側板140の上端の正面側には、図6に示した外枠上側板110の傾斜凹部112aに嵌合する傾斜凸部142aが形成され、外枠右側板140の上端の背面側にも、図6に示した外枠上側板110の傾斜凹部113aに嵌合する傾斜凸部が形成される。
また、外枠右側板140の上端には、図6および図8に示した外枠上側板110の右端溝部115に嵌合する上端凸部144が形成される。さらに、外枠右側板140の上端右面には、正面側および背面側の端部に上端係止部144xおよび144yが形成される。
そして、上述したようにコーナーブラケット320を外枠上側板110の右端部に圧入した後、外枠右側板140の上端凸部144を外枠上側板110の右端溝部115に挿入し、外枠右側板140の正面側の傾斜凸部142aを外枠上側板110の傾斜凹部112aに突き当て、外枠右側板140の背面側の傾斜凸部を外枠上側板110の傾斜凹部113aに突き当て、外枠上側板110の右端凸部114が外枠右側板140の上端係止部144x,144y間に嵌合するように、外枠右側板140を外枠上側板110に嵌合する。
このように右上コーナー部12は、ネジやリベットなどによらずに、外枠上側板110と外枠右側板140との嵌合によって組立てられ、美観的にも優れたものとなる。
左上コーナー部11、左下コーナー部13および右下コーナー部14も、同様に構成され、同様に嵌合によって組立てる。
このように組立てられた枠組み装置10では、右上コーナー部12につき示すと、外枠上側板110と外枠右側板140の組立て状態は、左右方向、上下方向および奥行方向(前後方向)のいずれの方向にも、ほとんど位置ずれを生じない。左上コーナー部11における外枠上側板110と外枠左側板130の組立て状態、左下コーナー部13における外枠下側板120と外枠左側板130の組立て状態、および右下コーナー部14における外枠下側板120と外枠右側板140の組立て状態についても、同じである。
さらに、図10に示すように、右上コーナー部12では、透明上側板210の右端の傾斜した端面212、および透明右側板240の上端の傾斜した端面241が、コーナーカバー520の上述した端板部によって覆い隠される。これによって、透明上側板210および透明右側板240につき、製作上の誤差や、外枠上側板110および外枠右側板140への取り付け(貼り付け)位置の誤差を生じても、右上コーナー部12において透明上側板210の右端および透明右側板240の上端が見えることがなく、製品の品位が保持される。
左上コーナー部11、左下コーナー部13および右下コーナー部14についても、同様である。
また、この例のように、外枠100を、上下左右の枠部を一体に形成することなく、外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140によって構成する場合には、金型を使用したアルミニウムダイキャストなどの一体成形によらずに、アルミニウムの押し出し成型などの方法によって、外枠100を容易に製造することができる。
さらに、以上の例のように、枠状の透明部を構成する透明上側板210、透明下側板220、透明左側板230および透明右側板240の外側にアルミニウムなどからなる外枠100を設けることによって、ディスプレイ装置の外観もシャープで質感のあるものとなる。
〔他の実施形態〕
上記の例のように、外枠100を外枠上側板110、外枠下側板120、外枠左側板130および外枠右側板140によって構成する場合には、上述したように外枠100を容易に製造することができるが、外枠は、上下左右の側板部を一体に形成してもよい。
また、上述した例は、この発明を液晶ディスプレイ装置に適用した場合であるが、この発明は、プラズマディスプレイ装置などの、他のフラットディスプレイ装置にも適用することができ、さらには、フラットディスプレイ装置に限らず、他のディスプレイ装置にも適用することができる。
この発明のディスプレイ装置の一例を示す図である。 透明部を構成する枠組み装置の一例の内枠を除く部分を示す図である。 内枠の一例を示す図である。 枠組み装置の上側部の一例を示す図である。 枠組み装置の左側部の一例を示す図である。 外枠上側板の右端部の一例を示す図である。 コーナーブラケットの一例を示す図である。 外枠上側板の右端部にコーナーブラケットが圧入された状態を示す図である。 枠組み装置の右上コーナー部の組立て状態を示す図である。 枠組み装置の右上コーナー部の組立て状態を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (6)

  1. 上下左右の側板部からなる外枠と、
    この外枠の内側に配置された内枠と、
    前記外枠の上下左右の側板部と前記内枠との間に介在された、全体として枠状の上下左右の透明側板と、
    前記内枠の内側に取り付けられたディスプレイと、
    を備え、
    前記外枠と前記内枠との間において、前記外枠の各コーナー部には、それぞれジョイントが嵌合され、前記ジョイントには、前記透明側板の端部が見えなくなるように、前記端部を覆い隠すコーナーカバーが設けられている
    ディスプレイ装置。
  2. 請求項1のディスプレイ装置において、
    前記外枠は、上下左右の側板が各コーナー部において嵌合されたものであるディスプレイ装置。
  3. 請求項1のディスプレイ装置において、
    前記上下左右の透明側板は、それぞれ前記外枠の上下左右の側板部に貼り付けられるとともに、それぞれ透明側板に設けられたホルダがねじによって前記内枠に固定保持されたディスプレイ装置。
  4. 請求項1のディスプレイ装置において、
    前記外枠の上下または左右の側板部にブラケットが圧入されることによって、前記ジョイントが前記外枠のコーナー部に固定保持されたディスプレイ装置。
  5. 請求項1のディスプレイ装置において、
    前記ディスプレイがフラットディスプレイパネルであるディスプレイ装置。
  6. 請求項5のディスプレイ装置において、
    前記フラットディスプレイパネルが液晶ディスプレイパネルであるディスプレイ装置。
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