JP3298192B2 - モンタージュ作成装置およびモンタージュ作成方法 - Google Patents

モンタージュ作成装置およびモンタージュ作成方法

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JP3298192B2 JP33735292A JP33735292A JP3298192B2 JP 3298192 B2 JP3298192 B2 JP 3298192B2 JP 33735292 A JP33735292 A JP 33735292A JP 33735292 A JP33735292 A JP 33735292A JP 3298192 B2 JP3298192 B2 JP 3298192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子手帳の一機
能として搭載され、人の顔を任意に作成する際に使用さ
れるモンタージュ作成装置およびモンタージュ作成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子手帳において、名刺データ等
と共にその人の似顔絵を作成し登録させておくモンター
ジュ作成装置が実用されている。
【0003】モンタージュ作成装置は、目,鼻,口,
眉,輪郭,髪型等の各パーツ画像であるパーツパターン
を、それぞれ複数種類ビットマップパターンとして記憶
したパーツメモリを有するもので、この個々のパーツパ
ターンを選択的に呼出して表示部上に合成表示させ、任
意の似顔(モンタージュ)を作成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ーツメモリには、その記憶容量削減等の観点から、予め
記憶されるパーツの種類が、モンタージュの作成には必
須のパーツとなる顔の各部位(髪,目,鼻,口等)や、
必要性の高い付属パーツ(眼鏡,髭等)に限られるもの
で、作成されたモンタージュに対し黒子や皺等を付加し
てより特徴を持たせるべく微調整することはできない問
題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
予め記憶された必要性の高いパーツ画像のみによりモン
タージュ画像を作成するのではなく、一旦、作成された
モンタージュ画像上に使用者により指定された任意の表
示ドットを付加することも、また、一旦、作成されたモ
ンタージュ画像から任意の表示ドットを削除すること
も、いずれも行うことができ、より特徴あるモンタージ
ュ画像を作成することが可能になるモンタージュ作成装
置およびモンタージュ作成方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、次のような構成を備えている。な
お、各構成要素に括弧して付けた数値等は、後述する実
施例の図面に付けられている図面参照符号等である。す
なわち、本発明に係わる請求項1に記載のモンタージュ
作成装置は、複数種類のパーツ画像を記憶しているパー
ツ記憶手段(図1の13)をアクセスし、このパーツ記
憶手段に記憶されている各パーツ画像のなかから任意の
パーツ画像を選択しこの選択されたパーツ画像を組み合
わせてモンタージュ画像を作成し、この作成されたモン
タージュ画像をドットマトリクス表示手段(15、1
6)に表示させるモンタージュ作成装置(図1の11;
19a、19b、20a、20b;図2のS1〜S1
0;図3(A))において、 表示ドットを点灯制御させ
る際に操作される点灯表示操作手段(図1の22a)
と、 表示ドットを非点灯制御させる際に操作される非点
灯表示操作手段(図1の22b)と、 前記モンタージュ
画像がドットマトリクス表示手段に表示された後に、
記点灯表示操作手段の操作により表示ドットが指定され
た際は、この指定された表示ドットを点灯制御させ、他
方、前記非点灯表示操作手段の操作により表示ドットが
指定された際は、この指定された表示ドットを非点灯制
御させる表示制御手段(図1の11;図2のS12〜S
17)と、を具備したことを特徴とする。また、本発明
に係わる請求項2に記載のモンタージュ作成装置は、複
数のパーツ画像を組み合わせて作成されたモンタージュ
画像をドットマトリクス表示手段の表示画面上に表示さ
せる第1の表示制御手段(図1の11;19a、19
b、20a、20b;図2のS1〜S10;図3
(A))と、表示ドットを点灯制御させる際に操作され
る点灯表示操作手段(図1の22a)と、 表示ドットを
非点灯制御させる際に操作される非点灯表示操作手段
(図1の2 2b)と、前記第1の表示制御手段の制御に
よりモンタージュ画像がドットマトリクス表示手段に表
示された後に、前記点灯表示操作手段の操作により表示
ドットが指定された際は、この指定された表示ドットを
点灯制御させ、他方、前記非点灯表示操作手段の操作に
より表示ドットが指定された際は、この指定された表示
ドットを非点灯制御させる第2の表示制御手段(図1の
11;図2のS12〜S17)と、を具備したことを特
徴とする。また、本発明に係わる請求項3に記載のモン
タージュ作成装置は、複数のパーツ画像を組み合わせて
作成されたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手
段の表示画面上に表示させるように制御する第1の表示
制御手段(図1の11;19a、19b、20a、20
;図2のS1〜S10;図3(A))と、モンタージ
ュ画像に対し表示ドットを付加させる際に操作される付
加操作手段図1の22aと、 モンタージュ画像から
表示ドットを削除させる際に操作される削除操作手段
(図1の22b)と、 前記第1の表示制御手段の制御に
よりモンタージュ画像がドットマトリクス表示手段に表
示された後に、前記付加操作手段の操作により表示ドッ
トが指定された際は、この指定された表示ドットを前記
モンタージュ画像に対し付加させ、他方、前記削除操作
手段の操作により表示ドットが指定された際は、この指
定された表示ドットを前記モンタージュ画像から削除さ
せるように制御する第2の表示制御手段図1の11
図2のS12〜S17)と、を具備したことを特徴とす
る。本発明に係わる請求項4に記載のモンタージュ作成
装置は、 請求項3に記載のモンタージュ作成装置におい
て、前記第2の表示制御手段にて付加または削除される
表示ドットは、前記モンタージュ画像に付加される黒
子、皺、または前記モンタージュ画像から削除されて
髪として使用されるドットであることを特徴とする。ま
た、本発明に係わる請求項5に記載のモンタージュ作成
方法は、複数のパーツ画像を組み合わせて作成されたモ
ンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表示画面
上に表示させる第1の表示制御ステップ(図2のS1〜
S10;図3(A))と、この第1の表示制御ステップ
により前記モンタージュ画像がドットマトリクス表示手
段に表示された後に、表示ドットを点灯制御させる際に
操作される点灯表示操作手段の操作により表示ドットが
指定された際は、この指定された表示ドットを点灯制御
させ、他方、表示ドットを非点灯制御させる際に操作さ
れる非点灯表示操作手段の操作により表示ドットが指定
された際は、この指定された表示ドットを非点灯制御さ
せる第2の表示制御ステップ(図2のS2〜S17;図
3(B)〜図3(F))と、を具備したことを特徴とす
る。また、本発明に係わる請求項6に記載のモンタージ
ュ作成方法は、複数のパーツ画像を組み合わせて作成さ
れたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表
示画面上に表示させるように制御する第1の表示制御ス
テップ(図2のS1〜S10;図3(A))と、この第
1の表示制御ステップにより前記モンタージュ画像がド
ットマトリクス表示手段に表示された後に、当該モンタ
ージュ画像に対し表示ドットを付加させる際に操作され
る付加操作手段の操作により表示ドットが指定された際
は、この指定された表示ドットを前記モンタージュ画像
に対し付加させ、他方、前記モンタージュ画像から表示
ドットを削除させる際に操作される削除操作手段の操作
により表示ドットが指定された際は、この指定された表
示ドットを当該モンタージュ画像から削除させるように
制御する第2の表示制御ステップ(図2のS2〜S1
7;図3(B)〜図3(F))と、を具備したことを特
徴とする。また、本発明に係わる請求項7に記載のモン
タージュ作成方法は、 請求項6に記載のモンタージュ作
成方法において、前記第2の表示制御ステップにて付加
または削除される表示ドットは、前記モンタージュ画像
に付加される黒子、皺、または前記モンタージュ画像か
ら削除さ れて白髪として使用されるドットであることを
特徴とする
【0007】
【作用】本発明にあっては複数のパーツ画像を組み合
わせて作成されたモンタージュ画像をドットマトリクス
表示手段の表示画面上に表示させる。そればかりでな
く、前記モンタージュ画像がドットマトリクス表示手段
に表示された後に、点灯表示操作手段の操作により表示
ドットが指定された際は、この指定された表示ドットを
点灯制御させ、他方、非点灯表示操作手段の操作により
表示ドットが指定された際は、この指定された表示ドッ
トを非点灯制御させる。 また、別な本発明にあっては、
複数のパーツ画像を組み合わせて作成されたモンタージ
ュ画像をドットマトリクス表示手段の表示画面上に表示
させる。そればかりでなく、前記モンタージュ画像がド
ットマトリクス表示手段に表示された後に、付加操作手
段の操作により表示ドットが指定された際は、この指定
された表示ドットを前記モンタージュ画像に対し付加さ
せ、他方、削除操作手段の操作により表示ドットが指定
された際は、この指定された表示ドットを前記モンター
ジュ画像から削除させる。
【0008】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1はモンタージュ作成装置の電子回路の構成
を示すブロック図であり、このモンタージュ作成装置
は、CPU(中央処理装置)11を備えている。
【0009】CPU11は、キー入力部12から供給さ
れるキー操作信号に基づき、予め内蔵されたプログラム
に従って回路各部の動作制御を行ない、例えばモンター
ジュパターンの作成に伴うパーツパターンの読出し処理
やモンタージュパターンの微調整に伴う表示ドットポイ
ンタの移動処理等を行なうもので、CPU11には、上
記キー入力部12の他、パーツROM13,モンタージ
ュRAM14a,ONドットRAM14b,OFFドッ
トRAM14cが接続されると共に、表示バッファ15
を介して32×32ドットの液晶ドットマトリクスから
なる表示部16が接続され、CPU11と表示バッファ
15との間には、表示ドットの座標位置(X,Y)を設
定するポインタ17が接続される。
【0010】キー入力部12には、モンタージュパター
ン(似顔絵)の作成,表示を行なう際に操作される似顔
キー18、モンタージュパターンにおける髪,目,鼻,
口等の部位を選択する際、及び表示ドットポインタを上
下方向に移動させる際に操作される部位選択カーソルキ
ー(↑,↓)19a,19b、各部位毎のパーツパター
ンを選択する際、及び表示ドットポインタを左右方向に
移動させる際に操作されるパーツパターン選択カーソル
キー(←,→)20a,20b、表示部16に表示され
たモンタージュパターンに対し1ドット単位で任意のパ
ターンを付加するための微調整モードに設定する際に操
作されるEDITキー21、この微調整モードの設定状
態において、ポイントされた表示ドットを点灯させる際
に操作されるDot-ONキー22a、同ポイントされた表示
ドットを消灯させる際に操作される Dot-OFFキー22b
等、各種機能キーが備えられる。
【0011】パーツROM13には、顔の各部が髪型,
眉毛,目,鼻,口等の部位に分けられ、各部位毎に複数
種類のパーツパターンが所定の記憶位置に番号付けられ
てビットマップデータとして記憶されるもので、本実施
例では、例えば髪型部位の「1」番地に七三分けの髪型
パターンが記憶される。
【0012】モンタージュRAM14aには、上記部位
選択カーソルキー(↑,↓)19a,19b及びパーツ
パターン選択カーソルキー(←,→)20a,20bを
使用して選択作成された複数のモンタージュデータ
(1,2,3,…)が、そのモンタージュパターンを構
成する各部位毎に上記パーツROM13に記憶されたパ
ーツパターン番号として記憶される。
【0013】ONドットRAM14bには、上記モンタ
ージュRAM14aにおける複数のモンタージュデータ
(1,2,3,…)に対応して、点灯を要する表示ドッ
トの座標位置(X,Y)が記憶される。
【0014】OFFドットRAM14cには、上記モン
タージュRAM14aにおける複数のモンタージュデー
タ(1,2,3,…)に対応して、消灯を要する表示ド
ットの座標位置(X,Y)が記憶される。
【0015】表示バッファ15は、表示部16のドット
マトリクス領域に1対1に対応するフレームメモリから
なり、CPU11から被表示データとして送られたモン
タージュパターンが書込まれるもので、例えばモンター
ジュRAM14aから読出されたモンタージュデータ
は、その各部位毎のパーツ番号に対応してパーツROM
13に記憶されるパーツパターンが読出され表示バッフ
ァ15にて合成され、表示部16に表示される。
【0016】この場合、表示バッファ15では、上記モ
ンタージュRAM14aから読出されたモンタージュデ
ータに対応して、ONドットRAM14b及びOFFド
ットRAM14cから読出された座標位置(X,Y)が
示す点灯表示ドット及び消灯表示ドットも合成され表示
部16に表示される。
【0017】ポインタ17は、上記EDITキー21の
操作に伴うモンタージュパターンの微調整モードにおい
て、部位選択カーソルキー(↑,↓)19a,19b及
びパーツパターン選択カーソルキー(←,→)20a,
20bの操作に応じて、表示バッファ15に対するカー
ソルポインタの座標位置(X,Y)を移動設定するもの
で、これにより、表示部16におけるカーソル位置Pが
表示ドット単位で任意に移動され、Dot-ONキー22aを
押すことで点灯ドットが、また、 Dot-OFFキー22bを
押すことで消灯ドットが付加表示される。次に、上記構
成によるモンタージュ作成装置の動作について説明す
る。図2は上記モンタージュ作成装置によるモンタージ
ュパターンの微調整処理を示すフローチャートである。
図3は上記モンタージュ作成装置によるモンタージュパ
ターンの微調整処理に伴うモンタージュパターンの表示
状態を示す図である。
【0018】すなわち、所望のモンタージュを作成する
のに、キー入力部12の似顔キー18を操作することで
CPU11がモンタージュ作成モードに設定されると、
まず、パーツROM13に記憶された先頭部位の先頭パ
ーツパターン(この場合、髪型の第1パターン)が読出
され、表示バッファ15を介して表示部16の所定位置
に表示される。
【0019】ここで、ユーザが、キー入力部12の部位
選択カーソルキー(↑,↓)19a,19bを操作し
て、上記パーツROM13に記憶された髪,目,鼻,口
等の各部位を順次選択すると共に、その各部位毎のパー
ツパターンをパーツパターン選択カーソルキー(←,
→)20a,20bにより選択すると、各部位毎に選択
されたパーツパターンは、CPU11から表示バッファ
15に送られてモンタージュパターンとして合成され表
示部16に表示される「図3(A)参照」。
【0020】このモンタージュ作成表示状態において、
図示しない登録キーを操作すると、該表示モンタージュ
パターンを構成する各部位毎のパーツパターン番号が一
つのモンタージュデータとしてモンタージュRAM14
に記憶される。
【0021】一方、例えば上記図3(A)で示すような
モンタージュ作成表示状態において、ドット単位で任意
のパターンを付加するべく、キー入力部12のEDIT
キー21を操作し、CPU11が微調整モードに設定さ
れると、ポインタ17によるドットポインタの座標位置
(X,Y)が(16,16)に初期設定され、図3(B)で
示すように、現表示モンタージュパターンの中心位置に
カーソルポインタPが合成表示される(ステップS1,
S2)。
【0022】ここで、キー入力部12における部位選択
カーソルキー(↑,↓)19a,19b及びパーツパタ
ーン選択カーソルキー(←,→)20a,20bを操作
すると、そのそれぞれのカーソルキーの1回の操作毎に
上記ポインタ17におけるドットポインタの座標位置
(X,Y)が、1ポイントずつ“+”方向または“−”
方向に更新され、表示部16上のカーソルポインタPが
任意に移動される(ステップS3〜S13)。
【0023】こうして、表示部16上のカーソルポイン
タPを任意に移動させ、例えば図3(C)で示すよう
に、現表示モンタージュの右頬に黒子パターンを付加す
るべく所望の位置にポインタPを移動させた状態でDot-
ONキー22aを操作すると、そのポインタPに対応する
座標位置(X,Y)データがポインタ17からCPU1
1に読込まれ、ONドットRAM14bの現表示モンタ
ージュパターンに対応するエリアに書込まれる(ステッ
プS11,S12→S14)。
【0024】すると、図3(D)で示すように、上記O
NドットRAM14bに記憶された座標位置(X,Y)
が示す表示ドットが点灯制御され、黒子としての黒ドッ
トパターンが表示バッファ15を介し合成表示されるよ
うになる(ステップS14,S15)。
【0025】一方、表示部16上のカーソルポインタP
を任意に移動させ、例えば図3(E)で示すように、現
表示モンタージュの右頭部に白パターンを付加するべく
所望の位置にポインタPを移動させた状態で Dot-OFFキ
ー22bを操作すると、そのポインタPに対応する座標
位置(X,Y)データがポインタ17からCPU11に
読込まれ、OFFドットRAM14cの現表示モンター
ジュパターンに対応するエリアに書込まれる(ステップ
S11〜S13→S16)。
【0026】すると、図3(F)で示すように、上記O
FFドットRAM14cに記憶された座標位置(X,
Y)が示す表示ドットが消灯制御され、例えば白髪付加
のための白ドットパターンが表示バッファ15を介し合
成表示されるようになる(ステップS16,S17)。
【0027】したがって、上記構成のモンタージュ作成
装置によれば、パーツROM13に記憶された目,鼻,
口等の各部位のパターンを、部位選択カーソルキー
(↑,↓)19a,19b及びパーツパターン選択カー
ソルキー(←,→)20a,20bを操作して選択的に
読出し、そのパーツパターン番号をモンタージュRAM
14aに登録すると共に、表示バッファ15にてモンタ
ージュパターンとして合成しドットマトリクス表示部1
6に表示させ、EDITキー21により微調整モードを
設定した状態で、上記各カーソルキー19a,19b,
20a,20bを操作してポインタ17により表示部1
6上のカーソルポインタPを任意に移動させ、Dot-ONキ
ー22aの操作により該ポインタPにより指示された表
示ドットを点灯させ、 Dot-OFFキー22bの操作により
該ポインタPにより指示された表示ドットを消灯させる
ので、上記パーツROM13に予め記憶された所定のパ
ーツパターン以外に、黒子や皺,白髪等、任意の特徴パ
ターンを付加することができる。
【0028】なお、上記実施例では、Dot-ONキー22a
及び Dot-OFFキー22bの2つのキーを選択操作してカ
ーソルポインタPが示す座標位置(X,Y)の表示ドッ
トを点灯あるいは消灯制御する構成としたが、1つのキ
ー操作により自動的にドット点灯あるいはドット消灯が
制御される構成としてもよい。図4は上記モンタージュ
作成装置によるドットパターン表示操作を1キー操作と
した微調整処理を示すフローチャートである。
【0029】すなわち、上記実施例における微調整モー
ドでのカーソルポインタPの移動処理と同様にして、ス
テップA3〜A12を繰返し、表示部16上のカーソル
ポインタPを任意に移動させ、例えば図3(C)で示す
ように、現表示モンタージュの右頬に黒子パターンを付
加するべく所望の位置にポインタPを移動させた状態で
Dot-ONキー22aを操作すると、そのポインタPに対応
する表示バッファ15上のポイントドットが点灯状態
“Hi”にあるか否かがCPU11により判断される(ス
テップA11,A12→A13)。
【0030】ここで、上記カーソルポインタPに対応す
るポイントドットが点灯状態にない“Lo”、つまり、空
白状態にあると判断されると、その座標位置(X,Y)
データがポインタ17からCPU11に読込まれ、ON
ドットRAM14bの現表示モンタージュパターンに対
応するエリアに書込まれる(ステップA13→A1
4)。
【0031】すると、図3(D)で示すように、上記O
NドットRAM14bに記憶された座標位置(X,Y)
が示す表示ドットが点灯制御され、黒子としての黒ドッ
トパターンが表示バッファ15を介し合成表示されるよ
うになる(ステップA14,A15)。
【0032】一方、表示部16上のカーソルポインタP
を任意に移動させ、例えば図3(E)で示すように、現
表示モンタージュの右頭部に白パターンを付加するべく
所望の位置にポインタPを移動させた状態で上記同様Do
t-ONキー22aを操作すると、そのポインタPに対応す
る表示バッファ15上のポイントドットが点灯状態“H
i”にあるか否かがCPU11により判断される(ステ
ップA11,A12→A13)。
【0033】ここで、上記カーソルポインタPに対応す
るポイントドットが点灯状態“Hi”、つまり、黒表示状
態にあると判断されると、その座標位置(X,Y)デー
タがポインタ17からCPU11に読込まれ、OFFド
ットRAM14cの現表示モンタージュパターンに対応
するエリアに書込まれる(ステップA13→A16)。
【0034】すると、図3(F)で示すように、上記O
FFドットRAM14cに記憶された座標位置(X,
Y)が示す表示ドットが消灯制御され、例えば白髪付加
のための白ドットパターンが表示バッファ15を介し合
成表示されるようになる(ステップA16,A17)。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
パーツ画像を組み合わせで作成されモンタージュ画像
をドットマトリクス表示手段の表示画面上に表示させる
ことができる。また、そればかりでなく、前記モンター
ジュ画像がドットマトリクス表示手段に表示された後
に、点灯表示操作手段の操作により表示ドットが指定さ
れた際は、この指定された表示ドットを点灯制御させ、
他方、非点灯表示操作手段の操作により表示ドットが指
定された際は、この指定された表示ドットを非点灯制御
させることができる。 また、別な本発明によれば、複数
のパーツ画像を組み合わせて作成されたモンタージュ画
像をドットマトリクス表示手段の表示画面上に表示させ
ることができる。また、そればかりでなく、前記モンタ
ージュ画像がドットマトリクス表示手段に表示された後
に、付加操作手段の操作により表示ドットが指定された
際は、この指定された表示ドットを前記モンタージュ画
像に対し付加させ、他方、削除操作手段の操作により表
示ドットが指定された際は、この指定された表示ドット
を前記モンタージュ画像から削除させることができる。
このため、複数のパーツ画像を組み合わせて表示されて
いるモンタージュ画像に対し、黒子や皺等の特徴的な部
分的な画像を付加させることも、また表示されているモ
ンタージュ画像から、白髪等の特徴的な部分的な画像を
削除させることもできるので、より特徴あるモンタージ
ュ画像を迅速かつ簡単に作成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるモンタージュ作成装
置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】上記モンタージュ作成装置によるモンタージュ
パターンの微調整処理を示すフローチャート。
【図3】上記モンタージュ作成装置によるモンタージュ
パターンの微調整処理に伴うモンタージュパターンの表
示状態を示す図。
【図4】上記モンタージュ作成装置によるドットパター
ン表示操作を1キー操作とした微調整処理を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…キー入力部、13…パーツRO
M、14a…モンタージュRAM、14b…ONドット
RAM、14c…OFFドットRAM、15…表示バッ
ファ、16…ドットマトリクス表示部、17…ポイン
タ、18…似顔キー、19a,19b…部位選択カーソ
ルキー(↑,↓)、20a,20b…パーツパターン選
択カーソルキー(←,→)、21…EDITキー、22
a…Dot-ONキー、22b… Dot-OFFキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−68666(JP,A) 特開 平3−174666(JP,A) FM TOWNS Towns VN ET使いこなしガイド,日本,富士通株 式会社,151−179 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 11/80

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のパーツ画像を記憶しているパ
    ーツ記憶手段をアクセスし、このパーツ記憶手段に記憶
    されている各パーツ画像のなかから任意のパーツ画像を
    選択しこの選択されたパーツ画像を組み合わせてモンタ
    ージュ画像を作成し、この作成されたモンタージュ画像
    をドットマトリクス表示手段に表示させるモンタージュ
    作成装置において、 表示ドットを点灯制御させる際に操作される点灯表示操
    作手段と、 表示ドットを非点灯制御させる際に操作される非点灯表
    示操作手段と、 前記 モンタージュ画像がドットマトリクス表示手段に表
    示された後に、前記点灯表示操作手段の操作により表示
    ドットが指定された際は、この指定された表示ドットを
    点灯制御させ、他方、前記非点灯表示操作手段の操作に
    より表示ドットが指定された際は、この指定された表示
    ドットを非点灯制御させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とするモンタージュ作成装置。
  2. 【請求項2】 複数のパーツ画像を組み合わせて作成さ
    れたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表
    示画面上に表示させる第1の表示制御手段と、表示ドットを点灯制御させる際に操作される点灯表示操
    作手段と、 表示ドットを非点灯制御させる際に操作される非点灯表
    示操作手段と、 前記第1の表示制御手段の制御によりモンタージュ画像
    がドットマトリクス表示手段に表示された後に、前記点
    灯表示操作手段の操作により表示ドットが指定された際
    は、この指定された表示ドットを点灯制御させ、他方、
    前記非点灯表示操作手段の操作により表示ドットが指定
    された際は、この指定された表示ドットを非点灯制御さ
    せる第2の表示制御手段と、 を具備したことを特徴とするモンタージュ作成装置。
  3. 【請求項3】 複数のパーツ画像を組み合わせて作成さ
    れたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表
    示画面上に表示させるように制御する第1の表示制御手
    段と、モンタージュ画像に対し表示ドットを付加させる際に操
    作される付加操作手段 と、 モンタージュ画像から表示ドットを削除させる際に操作
    される削除操作手段と、 前記第1の表示制御手段の制御によりモンタージュ画像
    がドットマトリクス表示手段に表示された後に、前記付
    加操作手段の操作により表示ドットが指定された際は、
    この指定された表示ドットを前記モンタージュ画像に対
    し付加させ、他方、前記削除操作手段の操作により表示
    ドットが指定された際は、この指定された表示ドットを
    前記モンタージュ画像から削除させる第2の表示制御手
    段と、 を具備したことを特徴とするモンタージュ作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモンタージュ作成装置
    において、 前記第2の表示制御手段にて付加または削除される表示
    ドットは、前記モンタージュ画像に付加される黒子、
    皺、または前記モンタージュ画像から削除されて白髪と
    して使用されるドットであることを特徴とするモンター
    ジュ作成装置。
  5. 【請求項5】 複数のパーツ画像を組み合わせて作成さ
    れたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表
    示画面上に表示させる第1の表示制御ステップと、 この第1の表示制御ステップにより前記モンタージュ画
    像がドットマトリクス表示手段に表示された後に、表示
    ドットを点灯制御させる際に操作される点灯表示操作手
    段の操作により表示ドットが指定された際は、この指定
    された表示ドットを点灯制御させ、他方、表示ドットを
    非点灯制御させる際に操作される非点灯表示操作手段の
    操作により表示ドットが指定された際は、この指定され
    た表示ドットを非点灯制御させる第2の表示制御ステッ
    プと、 を具備したことを特徴とするモンタージュ作成方法。
  6. 【請求項6】 複数のパーツ画像を組み合わせて作成さ
    れたモンタージュ画像をドットマトリクス表示手段の表
    示画面上に表示させるように制御する第1の表示制御ス
    テップと、この第1の表示制御ステップにより前記モンタージュ画
    像がドットマトリクス表示手段に表示された後に、当該
    モンタージュ画像に対し表示ドットを付加させる際に操
    作される付加操作手段の操作により表示ドットが指定さ
    れた際は、この 指定された表示ドットを前記モンタージ
    ュ画像に対し付加させ、他方、前記モンタージュ画像か
    ら表示ドットを削除させる際に操作される削除操作手段
    の操作により表示ドットが指定された際は、この指定さ
    れた表示ドットを当該モンタージュ画像から削除させる
    ように制御する第2の表示制御 ステップと、 を具備したことを特徴とするモンタージュ作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のモンタージュ作成方法
    において、 前記第2の表示制御ステップにて付加または削除される
    表示ドットは、前記モンタージュ画像に付加される黒
    子、皺、または前記モンタージュ画像から削除されて
    髪として使用されるドットであることを特徴とするモン
    タージュ作成方法。
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