JPH08305873A - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JPH08305873A
JPH08305873A JP13573795A JP13573795A JPH08305873A JP H08305873 A JPH08305873 A JP H08305873A JP 13573795 A JP13573795 A JP 13573795A JP 13573795 A JP13573795 A JP 13573795A JP H08305873 A JPH08305873 A JP H08305873A
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JP
Japan
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image
image data
type
area
parts
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JP13573795A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Matsubara
邦裕 松原
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像を作成する際に、少ない検索回数で必要
なパーツ画像データを記憶手段から呼び出し、かつ、記
憶手段の容量を少なくする。 【構成】 ROM2は、複数の異なるタイプの画像ごと
に定めたタイプ別エリアにそのタイプの画像に固有なパ
ーツ画像データ群を記憶し、画像のタイプにかかわらず
定めた共通エリアに2以上のタイプの画像に共通して使
用するパーツ画像データ群を重複することなく記憶す
る。CPU10は、画像を構成するパーツ画像データの
候補がタイプ別エリア又は共通エリアのいずれに存在す
るかにかかわらず、所定のアドレス情報に基づく連続し
たアクセス手順によりROM2から少ない検索回数で呼
び出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のパーツ画像を
組み合わせて画像を作成する画像作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子手帳やワープロ等の画像作成装置に
おいては、複数のパーツ画像を組み合わせて任意のタイ
プの画像を作成する場合、複数のパーツ画像データを記
憶手段にあらかじめ記憶させておき、作成する画像のタ
イプに応じて必要なパーツ画像データを記憶手段から呼
び出して、これらを組み合わせて画像データを構成して
いる。そして、この画像データをディスプレイやプリン
タに供給して画像を表示させたり、印刷させたりしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像作成装置においては、作成する画像のタイプが多
い場合、又は1つのタイプの画像を構成するパーツ画像
が多い場合には、記憶手段に記憶させるパーツ画像デー
タの総数が膨大になる。したがって、膨大なパーツ画像
データを検索して記憶手段から呼び出す際に、作成する
画像に関係のないパーツ画像データも検索する場合があ
り、ユーザはそのたびに検索操作を行わねばならず、所
定数のパーツ画像データの候補を得るまでの検索操作の
回数が極めて多くなってしまう。このため、画像作成に
要する時間が非常に長くなるとともにユーザに大きな心
理的負担をかけるという問題があった。この問題を解決
する方法として、作成する画像のタイプごとに必要とさ
れる複数のパーツ画像データをグループ化し、グループ
別に記憶手段の異なるエリアに記憶させて、作成する画
像のタイプに対応するグループのパーツ画像データを呼
び出すことが考えられる。しかしながらこの方法では、
異なるタイプの画像に共通して使用する同一のパーツ画
像がある場合には、記憶手段内の異なるエリアに重複し
て同一のパーツ画像データを記憶させておく必要があ
り、記憶手段の容量が増大するため装置が高価になると
ともに小型化の障害になるという新たな問題が発生する
ことになる。この発明の目的は、画像を作成する際に、
少ない検索回数で必要なパーツ画像データを記憶手段か
ら呼び出すことができ、かつ、記憶手段の容量を少なく
できる画像作成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のパー
ツ画像を組み合わせて画像を作成する画像作成装置にお
いて、複数の異なるタイプの画像ごとに定めたタイプ別
エリアに当該タイプの画像に固有なパーツ画像データ群
を記憶し、画像のタイプにかかわらず定めた共通エリア
に2以上のタイプの画像に共通して使用するパーツ画像
データ群を記憶する記憶手段と、任意のタイプの画像を
作成する指令を受けたとき、当該指令に係る画像を構成
するパーツ画像データの候補がタイプ別エリア又は共通
エリアのいずれに存在する場合でも、所定のアドレス情
報に基づく連続したアクセス手順によりパーツ画像デー
タを記憶手段から呼び出す制御手段とを備えた構成にな
っている。
【0005】
【作用】この発明によれば、任意のタイプの画像を作成
するために、作成する画像に固有のパーツ画像データに
ついてはタイプ別エリアから、他のタイプの画像と共通
のパーツ画像データについては共通エリアから呼び出
し、かつその際に、ジャンプ命令等の特別な制御データ
を要することなく、連続したアクセス手順により呼び出
すので、少ない検索回数で必要なパーツ画像データを呼
び出すことができる。またこの場合、共通のパーツ画像
データを共通エリアにまとめて記憶し、同一のパーツ画
像データを重複して記憶しないので、記憶手段の容量を
少なくすることができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図10を参照してこの発明の一
実施例を説明する。この場合の画像作成装置は、表示さ
れたメニュー画面を介してユーザと対話を行い、複数の
パーツ画像を組み合わせて人物のモンタージュ画像(以
下、単に画像という)を作成し、作成した画像の表示、
印刷等の処理を行うものである。
【0007】まず、この実施例の構成についてを参照し
て説明する。図1は実施例のシステム構成を示す外観図
である。図1において、本体1は画像処理機能を有する
とともに印刷機能を備えている。ROM(記憶手段)2
は本体1に挿脱自在に挿入されるカセットタイプの読み
出し専用メモリであり、アプリケーションプログラム
(以下、単にプログラムという)や画像作成に用いる
服、顔、目等のパーツ画像データその他の各種データが
記録されている。操作パッド3は本体1に接続され、画
像処理その他の制御動作を指示する。この操作パッド3
には十字キー4、決定キー5及び切替キー6が設けられ
ている。十字キー4は、水平方向及び垂直方向に回動可
能な構造となっており、水平方向に回動させて右キー操
作又は左キー操作を行い、垂直方向に回動させて上キー
操作又は下キー操作を行う。外部表示装置7は本体1に
接続される一般的なテレビ受像機であり、ディスプレイ
(表示手段)8及びスピーカ9を備えている。
【0008】図2は図1のシステム構成のブロック図で
ある。CPU(制御手段)10はROM2及び操作パッ
ド3に接続され、ROM2からプログラム等を読み込む
とともに、操作パッド3からの指令に基づいて画像作成
処理その他の制御動作を行う。RAM11はCPU10
に接続され、ROM2から読み込まれたプログラム等を
一時的に記録するとともに、画像データ及び画像作成に
必要なデータを一時的に記録するワークエリアとして用
いられる。VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)1
2はCPU10に接続され、CPU10からの指令に基
づいてVRAM13に記憶されている画像データを外部
表示装置7のディスプレイ8に出力する。VRAM13
はVDP12に接続され、VDP12からの読み出し指
令に応じてディスプレイ8の表示位置に対応するドット
データを送出し、VDP12からの書き込み指令に応じ
てCPU10から出力される画像データを記憶する。プ
リンタ14はCPU10に接続され、RAM11に記憶
された画像データをCPU10の指令に基づいて印刷す
る。音源15はCPU10に接続され、CPU10から
出力される音声データに応じて、画像処理や表示の際に
必要な警告音や音楽のための音声信号を外部表示装置7
のスピーカ9に送出する。
【0009】図3にROM2のデータ構成のエリアマッ
プを示す。以下、図3を参照してROM2に記憶されて
いるデータの内容について説明する。ROM2には、プ
ログラムエリアの他にデータエリアが設けられている。
このデータエリアは、パーツ情報データ先頭アドレステ
ーブルエリア21、パーツ情報データテーブルエリア2
2、パーツ個数データテーブルエリア23、パーツ画像
データエリア24、アイコン情報データエリア25、ア
イコン画像データエリア26等のエリアを有している。
以下、各エリアのデータの内容及びエリア間の関係につ
いて説明する。
【0010】パーツ情報データ先頭アドレステーブルエ
リア21には、作成する画像の9種類のタイプ#0〜#
8とパーツ画像データの13個の分類*0〜*12との
組み合わせによって定まるアドレス群A0、A1、A2
…Aj…のテーブル27が記憶されている。これらアド
レス群はパーツ情報データテーブルエリア22内の複数
のエリアの先頭アドレスとなっている。なおこの場合、
9種類の画像のタイプは、幼児・細めはタイプ#0、幼
児・普通はタイプ#1……少年・普通はタイプ#4……
大人・太めはタイプ#8となっている。パーツ情報デー
タテーブルエリア22には、先頭アドレス群A0、A1
2、…Aj…で示すエリアに、上半身胴、(顔の)輪
郭、右目、左目、眼鏡等の分類別のパーツ画像群に関す
るパーツ情報データ28が記憶されている。さらに、こ
のパーツ情報データ28の各先頭アドレスで示すエリア
には、パーツ画像データエリア24における各分類のパ
ーツ画像群の中の個々のパーツ画像データの先頭アドレ
ス、及び各パーツ画像データのデフォルト位置座標が記
憶されている。例えば、先頭アドレスA2の目のパーツ
情報データ28−1は、パーツ画像データエリア24の
n個の先頭アドレスB1、B2、…Bn-1 及び各先頭アド
レスに対応するn個のデフォルト位置座標で構成されて
いる。パーツ個数データテーブルエリア23には、画像
のタイプ#0〜#8とパーツ画像データの分類*0〜*
12との組み合わせによって定まるエリアに、各分類の
パーツ画像データ群の中の個々のパーツ画像データの個
数が記憶されている。
【0011】パーツ画像データエリア24には、上半身
胴、輪郭、目、眼鏡等の分類別のパーツ画像データ群が
記憶されている。さらに、パーツ画像データエリア24
は画像のタイプ#0〜#8ごとに定めたタイプ別エリア
24aと、画像のタイプにかかわらず定めた共通エリア
24bとに分かれている。タイプ別エリア24aには各
タイプの画像に固有なパーツ画像データ群が記憶されて
おり、共通エリア24bには2以上のタイプの画像に共
通して使用するパーツ画像データ群が記憶されている。
タイプ別エリア24a及び共通エリア24bにおいて、
各分類のパーツ画像データ群が記憶されているエリア
は、パーツ情報エリア27に記憶されている先頭アドレ
スから始まるエリアごとに、複数のパーツ画像データが
記憶されている。例えば、先頭アドレスC0、C1…の複
数のエリアにそれぞれ異なる形状の眼鏡のパーツ画像デ
ータ29が記憶されている。
【0012】アイコン情報データエリア25には、ディ
スプレイ8に表示されるアイコンに対応するアイコン情
報データが記憶されている。アイコン情報データには、
アイコン列番号とアイコン番号とがある。アイコン列番
号とは、複数の異なる分類のパーツ画像データ群に対応
するアイコンを一定数(この場合は7個)ごとに分割し
て7個の群アイコンの列を構成したときの各列の番号で
ある。アイコン番号とは、ある1つの分類のパーツ画像
データ群の個々のパーツ画像データに対応する個別アイ
コンの番号である。ディスプレイ8には、群アイコンが
表示される場合と個別アイコンが表示される場合があ
り、これについては後述する。アイコン画像データエリ
ア26には、ディスプレイ8に表示されるアイコンの画
像データが記憶されている。この場合、一画面に表示さ
れるアイコンは群アイコン及び個別アイコンともに7個
であり、作成する人物のタイプやパーツ画像に対応して
おり、アイコン列番号及びアイコン番号によりパーツ画
像が特定される。
【0013】図4にRAM11のデータ構成のエリアマ
ップを示す。以下、図4を参照してRAM11に記憶さ
れるデータの内容について説明する。RAM11には、
パーツ番号ストックエリア31、選択アイコンデータエ
リア32、CPU内部処理ワークエリア33、画像デー
タストックエリア34等のデータエリアが設けられてい
る。パーツ番号ストックエリア31には、ROM2に記
憶されている上半身胴、輪郭、目、眼鏡等のパーツ画像
データに対応したパーツ番号35が記憶される。例え
ば、目のパーツ番号は図3のテーブル27及びパーツ情
報データ28の先頭アドレスを用いて、A20、A21
等の番号(アドレス情報)で記憶する。したがって、パ
ーツ番号ストックエリア31に記憶された1組のパーツ
番号35によって特定の人物像の画像データが構成され
る。選択アイコンデータエリア32には、ROM2のア
イコン情報データエリア25から転送されるアイコン列
番号の1つが選択アイコン列番号36として記憶され、
アイコン番号の1つが選択アイコン番号37として記憶
される。CPU内部処理ワークエリア33には、CPU
10における現在の処理モードのデータ38が記憶され
る。処理モードには、任意のパーツ画像を変更するパー
ツ変更モードと、表示されているパーツ画像の位置を移
動させるパーツ移動モードとがある。画像データストッ
クエリア34には、パーツ番号ストックエリア31に記
憶された1組のパーツ番号によって特定される画像デー
タが記憶され、印刷時にプリンタ14に転送される。
【0014】次に、この実施例の動作について説明す
る。本体1及び外部表示装置7に電源が投入されるとこ
のシステムが起動し、CPU10がROM2からプログ
ラムをRAM11に読み込んでこのプログラムを実行す
る。図5にメインプログラムのフローチャートを示す。
まず、ステップS1でイニシャル処理を行い、システム
の初期化及びディスプレイ8の初期画面の形成を行う。
システムの初期化には、CPU10内のレジスタ、RA
M11、VDP12、VRAM13、音源15等の初期
化がある。次に、画像選択処理を行い(ステップS
2)、図6に示すように、ディスプレイ8に画像選択画
面を表示させる。すなわち、作成する人物のタイプを年
令と体形から9種類に分けて、各タイプをアイコン(タ
イプ識別画像)で表示させる。ユーザは、作成したいタ
イプを選択する場合には、操作パッド3の十字キー4を
操作して所望のタイプに対応するアイコンの色を反転さ
せ、決定キー5を操作して選択する。
【0015】次に、任意のタイプのアイコンが選択され
た場合には、画像編集処理を行う(ステップS3)。図
7に画像編集処理の詳細な動作のフローチャートを示
す。まず、タイプ選択済みか否かを判定する(ステップ
S11)。すなわち、図6に示す画像選択画面の9種類
のタイプの1つが選択されたか否かを判定し、選択され
た場合にはタイプ選択処理を行い(ステップS12)、
RAM11のCPU内部処理ワークエリア33の処理モ
ードをパーツ変更モードに設定する(ステップS1
3)。また、RAM11のパーツ番号ストックエリア3
1に、選択されたタイプのデフォルトのパーツ番号の1
組を記憶する。この場合、上記したように、ROM2の
パーツ情報データ先頭アドレステーブルエリア21のテ
ーブル27の先頭アドレスA0、A1、A2、…Aj…及び
パーツ情報データ28の先頭アドレスを基にパーツ番号
を決定する。また、選択アイコンデータエリア32に選
択されたタイプに属するパーツ画像データに対応する選
択アイコン列番号を記憶する。
【0016】次に、画像編集処理に基づいて画像描画処
理を行う(ステップS4)。この処理においては、パー
ツ番号ストックエリア31のパーツ番号に対応するパー
ツ画像データをパーツ画像データエリア24から呼び出
してVRAM13に転送し、VDP12を介してディス
プレイ8に送出する。次に、システム描画処理を行う
(ステップS5)。この処理においては、選択アイコン
データエリア32に記憶した選択アイコン列番号に対応
するアイコン(パーツ識別画像)の画像データをROM
2からVRAM13に転送し、VDP12を介してディ
スプレイ8に送出する。
【0017】以後、ステップS3の画像編集処理でキー
操作がされるたびに、画像描画処理(ステップS4)及
びシステム描画処理(ステップS5)を行う。例えば、
図6の画像選択画面において、タイプ#4の少年・普通
が選択された場合、ディスプレイ8には、図8に示すよ
うに、少年・普通のデフォルト画像41及び群アイコン
42が表示される。この場合の群アイコン42は、上半
身胴アイコン43、輪郭アイコン44、目アイコン45
等、異なる分類の7個のアイコンとなっている。ユーザ
は、操作パッド3の操作により他の分類の群アイコン又
は群アイコン42の中の1つの分類のアイコンを選択す
ることができる。具体的には、十字キー4の上キー操作
又は下キー操作により、選択アイコンデータエリア32
の選択アイコン列番号34を変更して他の分類の群アイ
コンを表示させることができる。また、十字キー4の右
キー操作又は左キー操作により、選択アイコンデータエ
リア32の選択アイコン番号35を変更して1つの群ア
イコンを選択することができる。
【0018】次に、図6の画像選択画面において、タイ
プ#4の少年・普通が選択された場合の動作について説
明する。十字キー4が2回右キー操作された場合にはキ
ー処理を行い(ステップS14)、十字キー4、決定キ
ー5、切替キー6のいずれが操作されたかを判定する。
この場合は十字キー4の操作であるので、処理モードが
パーツ変更モードであるか又はパーツ移動モードである
かのモード判定を行う(ステップS15)。この場合は
パーツ変更モードであるので、さらにこのキー操作が上
下キー操作であるか左右キー操作であるかを判定する
(ステップS16)。この場合は右キー操作であるの
で、アイコン色変更処理を行う(ステップS17)。こ
の後、メインプログラムのステップS5においてシステ
ム描画処理がなされると、図8において色が反転してい
る上半身胴アイコン43に代えて、十字キー4の操作に
対応する他のアイコン、例えば目アイコン45の色を反
転する処理、すなわちカーソル移動処理を行う。なお、
ステップS16において上下キー操作の場合には、RA
M11の選択アイコン列番号36を変更する(ステップ
S18)。この場合には、システム描画処理がなされる
と、図8において表示されている群アイコンとは別の分
類の群アイコンが表示される。
【0019】次に、目アイコン45の色を反転した画面
の状態(図示せず)で決定キー5が操作されると、モー
ド判定を行う(ステップS19)。この場合はパーツ変
更モードであるので、さらに表示されているアイコンが
群アイコンであるか又は個別アイコンであるかを判定す
る(ステップS20)。群アイコンである場合には選択
アイコン番号を変更する(ステップS21)。この場合
には、システム描画処理において選択アイコン変更処理
がなされ、目の個別アイコンが7個表示される。ユーザ
は、十字キー4の左右キー操作により所望の目の形状を
選択することができる。
【0020】ここで、右キー操作が1回なされた場合に
は、ステップS14、ステップS15及びステップS1
6を経て、アイコン色変更処理がなされてカーソルが移
動する(ステップS17)。さらに、決定キー5が操作
された場合には、ステップS14、ステップS19及び
ステップS20を経て、パーツ番号変更処理を行う(ス
テップS22)。この場合には、RAM11のパーツ番
号ストックエリア31の目のパーツ番号をA20からA
21に変更する。この後、メインプログラムのステップ
S4において画像描画処理がなされると、図9に示すよ
うに、個別アイコン46の中の色が反転したアイコン4
7に対応するパーツ番号のパーツ画像データが、ROM
2のパーツ画像データエリア24からVRAM13に転
送され、VDP12を介してディスプレイ8に送出さ
れ、表示された目のパーツ画像48の形状が変化する。
【0021】次に、切替キー6が操作された場合には、
RAM11のCPU内部処理ワークエリア33の処理モ
ードのデータ38を変更する(ステップS23)。この
場合には、パーツ変更モードからパーツ移動モードに変
更する。この後、メインプログラムのステップS4にお
いて画像描画処理がなされると、図10に示すように、
パーツ移動モードである矢印マーク49が表示される。
次に、十字キー4が操作されると、ステップS15のモ
ード判定を経て、座標位置変更処理を行う(ステップS
24)。この後、画像描画処理において十字キー4の操
作量に応じた位置情報がVDP12にセットされ、図1
0に示すように、表示された目のパーツ画像48の位置
が移動する。ここで決定キー5が操作されると、ステッ
プS14及びステップS19を経て、再びパーツ変更モ
ードに設定する(ステップS25)。
【0022】この後は、ユーザは操作パッド3を操作す
ることにより、パーツ画像の形状及び表示位置を変更し
て所望の画像を作成する。例えば、眼鏡をかけた画像を
表示させる場合には、十字キー4の操作により眼鏡のア
イコンを表示させて、所望の形状のアイコンにカーソル
移動を行って決定キー5を操作する。この場合、眼鏡の
パーツ画像データはROM2の共通エリア24bに記憶
されているので、パーツ番号ストックエリア31の番号
をAi0、Ai1等に設定するだけでよい。したがっ
て、眼鏡のパーツ画像データの候補が共通エリア24b
に存在していても、タイプ別エリア24aに存在する他
のパーツ画像データと同様のアクセス手順により、ジャ
ンプ命令等の特別な制御データを要することなく、RO
M2から他のパーツ画像データと連続して呼び出してV
RAM13に転送することができる。
【0023】このように、上記実施例によれば、任意の
タイプの画像を作成するために、作成する画像に固有の
パーツ画像データについてはタイプ別エリア24aか
ら、他のタイプの画像と共通のパーツ画像データについ
ては共通エリア24bから、ジャンプ命令等の特別な制
御データを要することなく、連続したアクセス手順によ
り呼び出すので、少ない検索回数で必要なパーツ画像デ
ータを呼び出すことができる。またこの場合、共通のパ
ーツ画像データを共通エリア24bにまとめて記憶し、
同一のパーツ画像データを重複して記憶しないので、R
OM2の容量を少なくすることができる。
【0024】なお、上記実施例では、年令と体型による
複数のタイプから1つのタイプを選択するようにした
が、年令のみによる選択や体型のみによる選択、及び、
性別や性格等のその他の属性の単独又はこれらの組み合
わせによるタイプを定義して、画像作成を行う構成にし
てもよい。さらに、上記実施例では、作成する画像を人
物としたが、動物、植物その他の事物の形象を表す画
像、あるいは図形等を作成する場合にもこの発明を適用
することができる。
【0025】また、上記実施例では、本体1に挿入する
カセットタイプのROM2にプログラムを記録する構成
としたが、ROMを内蔵したワンチップCPUを用いて
その内蔵ROMにプログラムを記録する構成にしてもよ
い。この場合には、装置を小型化することが可能とな
る。
【0026】また、上記実施例では、本体1に一般的な
テレビ受像機である外部表示装置7を接続するようにし
たが、外部表示装置としてはテレビ受像機に限らず、パ
ソコン等の表示装置に接続してもよく、本体1に表示部
及びスピーカ並びに操作部を組み込んだ構成にしてもよ
い。本体1に表示部等を組み込んだ場合には、非常にコ
ンパクトな装置を実現することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、任意のタイプの画像
を作成するために、作成する画像に固有のパーツ画像デ
ータについてはタイプ別エリアから、他のタイプの画像
と共通のパーツ画像データについては共通エリアから、
ジャンプ命令等の特別な制御データを要することなく、
連続したアクセス手順により呼び出すので、少ない検索
回数で必要なパーツ画像データを呼び出すことができ
る。またこの場合、共通のパーツ画像データを共通エリ
アにまとめて記憶し、同一のパーツ画像データを重複し
て記憶しないので、記憶手段の容量を少なくすることが
できる。したがって、画像作成に要する時間が短くな
り、ユーザに大きな心理的負担をかけることがない。ま
た、記憶手段の容量が少なくできるので装置が安価にな
るとともに小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のシステム構成を示す外観斜
視図。
【図2】この発明の実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図。
【図3】ROMのエリアマップを示す図。
【図4】RAMのエリアマップを示す図。
【図5】この実施例の動作を示すメインプログラムのフ
ローチャート。
【図6】作成する人物のタイプを選択する画像選択画面
を示す図。
【図7】図5における画像編集処理のプログラムのフロ
ーチャート。
【図8】画像作成の一過程の例を示す図。
【図9】画像作成の一過程の例を示す図。
【図10】画像作成の一過程の例を示す図。
【符号の説明】
2 ROM 8 ディスプレイ 10 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパーツ画像を組み合わせて画像を
    作成する画像作成装置において、 複数の異なるタイプの画像ごとに定めたタイプ別エリア
    に当該タイプの画像に固有なパーツ画像データ群を記憶
    し、画像のタイプにかかわらず定めた共通エリアに2以
    上のタイプの画像に共通して使用するパーツ画像データ
    群を記憶する記憶手段と、 任意のタイプの画像を作成する指令を受けたとき、当該
    指令に係る画像を構成するパーツ画像データの候補が前
    記タイプ別エリア又は前記共通エリアのいずれに存在す
    る場合でも、所定のアドレス情報に基づく連続したアク
    セス手順によりパーツ画像データを前記記憶手段から呼
    び出す制御手段とを備えたことを特徴とする画像作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定のアドレス情報は、画像のタイ
    プとパーツ画像データとの組み合わせによって定まる前
    記タイプ別エリア及び前記共通エリアの先頭アドレス群
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像作成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記複数の異なるタイ
    プの画像に対応するタイプ識別画像を表示させ、任意の
    タイプ識別画像を選択する指令を受けたときは、当該指
    令に係るタイプの画像を構成する複数のパーツ画像の候
    補に対応するパーツ識別画像を選択可能に表示させるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の画像作成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像は、人物又は事物の形象を表す
    画像であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の画像作成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像を表示する表示手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像作
    成装置。
JP13573795A 1995-05-10 1995-05-10 画像作成装置 Pending JPH08305873A (ja)

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JP13573795A JPH08305873A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像作成装置

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JP13573795A JPH08305873A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像作成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061896A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Nintendo Co Ltd ゲームプログラムおよびゲーム装置
US8001210B2 (en) 2005-05-25 2011-08-16 Kabushiki Kaisha Square Enix Transmission and reception of display information that configures a screen with multiple screen elements
US8707205B2 (en) * 2005-09-01 2014-04-22 Blackberry Limited Method and apparatus for controlling a display in an electronic device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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