JP3177274B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3177274B2
JP3177274B2 JP30323791A JP30323791A JP3177274B2 JP 3177274 B2 JP3177274 B2 JP 3177274B2 JP 30323791 A JP30323791 A JP 30323791A JP 30323791 A JP30323791 A JP 30323791A JP 3177274 B2 JP3177274 B2 JP 3177274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子手帳やワ−ドプロ
セッサなどの情報処理装置に関し、特に複数の情報処理
装置を統合して操作できる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住所の管理や文章の作成などに
用いられており主に個人で使用する情報処理装置として
は、電子手帳やワ−ドプロセッサが知られている。これ
らの情報処理装置は、表示部、入力部、メモリ、中央処
理装置(CPU)等により構成されている。
【0003】図14は、上述した従来の情報処理装置の
接続の一例を示す。
【0004】通常、1つの情報処理装置から他の情報処
理装置にデ−タを複写する場合には、複写元の装置でフ
ロッピ−ディスクなどの外部記憶に記憶させてから、フ
ロッピ−ディスクを複写したい装置で読み取ることが多
い。
【0005】また、通信手段を用いて相手の装置を指定
してフアイルを複写するなどの方式が取られる。これら
の方式は装置が離れておかれている場合には有効であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置は、個人に属するデ−タをその個人に
よって管理、作成するように構成されており、他人の情
報処理装置とデ−タの共有を行うようには構成されてい
ない。従って、他人が作成した住所録を自分の情報処理
装置に複写したいとき等は、他人が作成した住所録を一
度フロッピ−デイスクなどの記録媒体に記録し、その記
録媒体を用いてデ−タを自分の情報処理装置に複写また
は移動させる必要があり、上述のように隣接して接続で
きる情報処理装置では操作が繁雑になるという問題点が
あった。
【0007】本発明は、上述した従来の情報処理装置に
おける問題点に鑑み、複数の情報処理装置を接続したと
きに一つのシステムとして操作できる情報処理装置を提
供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理情報を入
力する入力手段と、入力手段に接続されており表示情報
を格納する記憶手段と、記憶手段に接続されており入力
手段で入力された処理情報に基づいて記憶手段に格納さ
れた表示情報を制御する制御手段と、制御手段に接続さ
れており記憶手段に格納された表示情報を制御手段に基
づいて表示する表示手段と、制御手段に接続されており
制御手段に基づいて特定の情報を他の情報処理装置に伝
送する通信手段とを備えた情報処理装置であって、複数
の情報処理装置が接続されたときに、制御手段が、接続
された複数の情報処理装置の記憶手段に格納されている
表示情報の全てを記憶手段に格納させ、該表示情報のう
ち、該装置に該当する領域の表示を前記表示手段により
表示する情報処理装置によって達成される。また、表示
手段上で入力位置を示す一つのカーソルと、カーソルが
存在する領域を明示するための手段とを表示手段が更に
備えてもよい。また、表示手段上で入力位置を示す一つ
のカーソルを表示手段が備え、表示手段に表示されてい
る操作対象を接続されている他の情報処理装置が備える
表示手段が表示する領域に移動させるときに、表示手段
の表示を移動させるべき他の情報処理装置の表示手段が
表示する領域の表示に切り換えて操作対象とカーソルと
を移動させてもよい。また、情報処理装置が接続された
複数の情報処理装置のいずれかで実施される処理に従属
する従属モードを備え、従属モードであるとき、従属す
る情報処理装置は従属される情報処理装置において実施
された処理と同様の処理を行ってもよい。
【0009】
【作用】本発明の情報処理装置では、入力手段は処理情
報を入力し、記憶手段は入力手段に接続されており表示
情報を格納し、制御手段は記憶手段に接続されており入
力手段で入力された処理情報に基づいて記憶手段に格納
された表示情報を制御し、表示手段は制御手段に接続さ
れており記憶手段に格納された表示情報を制御手段に基
づいて表示し、通信手段は制御手段に接続されており制
御手段に基づいて特定の情報を他の情報処理装置に伝送
し、複数の情報処理装置が接続されたときに、制御手段
が、接続された複数の情報処理装置の記憶手段に格納さ
れている表示情報の全てを記憶手段に格納させ、該表示
情報のうち、該装置に該当する領域の表示を前記表示手
段により表示する
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の情報処理装置
の実施例を詳述する。
【0011】図1は、本発明の情報処理装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【0012】図1の情報処理装置は、処理情報を入力す
る入力手段である入力部10、入力部10に接続されており
表示情報を格納する記憶手段であるメモリ11、メモリ11
に接続されており入力部10で入力された処理情報に基づ
いてメモリ11に格納された表示情報を制御する制御手段
である中央処理装置(CPU)12、CPU12に接続され
ておりメモリ11に格納された表示情報をCPU12に基づ
いて表示する表示手段である表示部13、CPU12に接続
されておりCPU12に基づいて特定の情報を他の情報処
理装置に伝送する通信手段である通信部14及び入出力端
子15によって構成されている。
【0013】上記各構成部分は、図1に示すように、通
信用のバス16で相互に接続されている。
【0014】つぎに、図1の情報処理装置を用いた複数
接続の第1実施例を説明する。
【0015】図2は、本実施例の情報処理装置を用いた
複数接続の一例を示す図である。
【0016】2つの情報処理装置の接続時には、接続さ
れている全ての情報処理装置の表示関連バッファを1つ
の大きなバッファとして取り扱うために、図3のフロ−
チャ−トに示すように、1つの情報処理装置(情報処理
装置A)の表示関連バッファを、接続された他の情報処
理装置(情報処理装置B)の分まで拡大する。
【0017】表示関連バッファの拡大時には、同時に接
続された情報処理装置間で現在の表示バッファの内容を
相互に送信して、どの情報処理装置の表示関連バッファ
にも、全ての情報処理装置の表示関連の情報が格納され
ているようにする。
【0018】従って、相互接続された2つの情報処理装
置A,Bは、入力位置を示すカ−ソルを情報処理装置間
の境界を意識することなく両方の表示部の任意の場所に
移動できる。
【0019】上述のように2つの情報処理装置を相互接
続してもカ−ソルを1つだけ表示して、カ−ソルが表示
されている位置でしか入力ができないように構成してい
るので、複数の情報処理装置を用いてひとつのマルチウ
インドウシステムのように操作できる。
【0020】以下、図4のフロ−チャ−トを参照して、
上述の情報処理装置の動作を説明する。
【0021】図2に示すのように2つの情報処理装置A
と情報処理装置Bが、ケ−ブル17を介してそれぞれの入
出力端子15,18に相互接続されている。
【0022】なお、入出力端子15,18の接続は、本実施
例のようにケ−ブル17を介して接続してもよいし、無線
で行なってもよい。
【0023】情報処理装置Aは、入力部10から得た情報
に基づいてカ−ソル19の位置を算出して表示部13に表示
する。
【0024】他方、情報処理装置Bは、情報処理装置A
の通信部14から入出力端子15により出力されたカ−ソル
19の位置情報を通信用ケ−ブル17を介して情報処理装置
Bの入出力端子18で受信して通信部20に送り、通信部20
は受信したカ−ソル19の位置情報に基づいてカ−ソル19
を表示部21に表示する(ステップS1)。
【0025】前の処理時のカ−ソルの位置が情報処理装
置Bの表示部21の表示領域内にあった場合には、そのカ
−ソルの表示を消去し(ステップS2)、上記ステップ
S1で得られた新しいカ−ソル19の位置が情報処理装置
Bの表示部21の表示領域内であるか否かを判定し(ステ
ップS3)、上記ステップS3がYESの場合には、得
られたカ−ソル19を情報処理装置Bの表示部21に表示す
る(ステップS4)ので、カ−ソルが常に1つしか表示
されず2つの情報処理装置A,Bが1つのシステムとし
て動作する。
【0026】次に、図5及び図6のフロ−チャ−トを参
照して2つの情報処理装置A,B間でフアイル等の操作
対象を移動するときの動作を説明する。
【0027】ここでは、情報処理装置Aから情報処理装
置Bへ操作対象26(例えばフアイルなど)を移動する場
合について説明する。
【0028】図5(a)に示すように、操作対象26(例
えばフアイル名)のところにカ−ソル19を持っていき、
入力部10であるマウスの操作によりその操作対象26を指
定する。この後、カ−ソル19及び操作対象26の位置を図
の右下の方向に移動させると、図5(b)及び図5
(c)に示すように、情報処理装置Aの表示部13の表示
境界を越えて情報処理装置Bの表示部21にカ−ソル19及
び操作対象26の位置が移動する。ここで、移動完了の操
作をマウスで行うことにより、操作対象26が情報処理装
置Bに移動する。
【0029】上述したように1つの装置内の操作対象の
移動であっても、2つの装置間の移動であっても、同一
の操作で実行できて操作性が向上する。
【0030】なお、上記操作対象26は、各装置上で動作
しているアプリケ−ションプログラムのデ−タであって
もよい。
【0031】ここで、図6のフロ−チャ−トを参照して
上記の動作を詳述する。
【0032】まず、表示に関与する受信デ−タを受け取
ったか否かを判別し(ステップU1)、上記ステップU
1でYESの場合には、受信デ−タを用いて表示を書換
えて(ステップU2)、情報処理装置の画面を直接変更
しなければならないような受信デ−タか否かを判別し
(ステップU3)、上記ステップU3でYESの場合に
は、該当する情報処理装置の表示関連バッファを変更し
て表示し(ステップU4)、変更部分の受信デ−タを他
の情報処理装置へ送信して(ステップU5)、他の情報
処理装置の表示関連バッファを書換える。
【0033】接続された情報処理装置が、それぞれ他の
情報処理装置の表示している領域も含めて情報を持つこ
とを仮定している。即ち、2つの情報処理装置が接続さ
れた場合には、両方の情報処理装置とも2つ分の表示関
連バッファを持ち、かつその内容は、いつも同一に保た
れる。
【0034】表示関連の情報は全て持っているが、当然
表示する領域はそのうちの該当する情報処理装置に関連
する1/2の領域である。
【0035】次に、再び図4のフロ−チャ−トを参照し
て、上記の情報処理装置の動作を説明する。
【0036】まず、カ−ソル19によって操作対象26が指
定されたか否かを判定し(ステップS5)、上記ステッ
プS5でNOの場合には、操作対象26にマウスボタンが
押されたか否かを判定し(ステップS6)、上記ステッ
プS6でYESの場合には、指定された操作対象26の情
報(フアイル名、ディレクトリ名、プログラム名、デ−
タ種類など)を記憶し(ステップS7)、指定された操
作対象26をユ−ザに示すために白黒反転表示などで表示
し(ステップS8)、操作対象26を移動する情報処理装
置Bで前カ−ソルが情報処理装置Bの自己表示領域内か
否かを判定し(ステップS9)、上記ステップS9でY
ESの場合には、前カ−ソルを消去し(ステップS1
0)、上記ステップS9でNOの場合には、操作対象26
が情報処理装置Aに存在しているので、その表示デ−タ
及び操作に必要な情報(上記ステップS7で記憶した情
報)を情報処理装置Aの通信部14及び入出力端子15から
出力させて、通信用ケ−ブル17を介して情報処理装置B
の入出力端子18、通信部20を通して受信する(ステップ
S11)。なお、操作対象26が情報処理装置Bに既に存在
している場合には、受信の必要はない。
【0037】そして、受信したデ−タを情報処理装置B
の表示部21に表示し(ステップS12)、移動実行ボタン
が押されたか否かを判定し(ステップS13)、上記ステ
ップS13がYESの場合には、操作を実行するための情
報を操作対象26が存在している情報処理装置Aから読み
込み(ステップS14)、読み込まれた情報に基づいて移
動先の装置である情報処理装置Bに操作対象26の情報を
記録する(ステップS15)。
【0038】上記ステップS5〜ステップ15の操作によ
り情報処理装置Aから情報処理装置Bへの操作対象26の
移動が完了する。
【0039】図7は、本実施例の情報処理装置によるカ
−ソルの存在位置を表示する手段の一例を示す図であ
る。
【0040】接続する装置の数が増えてきた場合に、カ
−ソルが1つしかないためカ−ソル19がどの装置に存在
するかを探す必要が生ずる。
【0041】基本的には、上述した図6のフロ−チャ−
トと同じであるが、図8のフロ−チャ−トに示すよう
に、表示に関与する受信デ−タを受け取ったか否かを判
別し(ステップV1)、上記ステップV1でYESの場
合には、受信デ−タを用いて表示を書換えて(ステップ
V2)、現在のカ−ソルがどの領域に存在するのかを表
すためにカ−ソル位置を表示し(ステップV3)、情報
処理装置の画面を直接変更しなければならないような受
信デ−タか否かを判別し(ステップV4)、上記ステッ
プV4でYESの場合には、該当する情報処理装置の表
示関連バッファを変更して表示し(ステップV5)、変
更部分の受信デ−タを他の情報処理装置へ送信して他の
情報処理装置の表示関連バッファを書換え(ステップV
6)、表示関連バッファを変更した後に現在のカ−ソル
位置を、どの表示の領域に存在するかを、図7(a),
(b)のように表示する(ステップV7)。ここでは、
現在のカ−ソル位置の情報は、表示関連バッファの情報
として含まれている。
【0042】図7(a)の場合は、カ−ソル19が存在し
ない装置の表示を暗くすることで相対的にカ−ソル19の
ある位置を示す。即ち、カ−ソル19が存在しない情報処
理装置Aの表示部13を暗くすることにより、カ−ソル19
が存在する情報処理装置Bの表示部21におけるカ−ソル
19の位置を明示できる。
【0043】図7(b)の場合は、情報処理装置Aの表
示部13の下部の箱及び情報処理装置Bの表示部21の下部
の箱によりカ−ソル19が現在存在する装置を表示する。
【0044】従って、本実施例の情報処理装置では、図
7(a),(b)に示す手段により簡単にカ−ソル19の
存在する装置を判定できるので操作性が向上する。
【0045】以上(図1〜図7)の操作では、2つの情
報処理装置が接続されている場合にも、各情報処理装置
が2つ分の表示関連バッファを持ち、かつ必ずその内容
が一致していることになる。その上で、表示関連バッフ
ァ全体の内、該当する情報処理装置の担当する部分のみ
の表示を行うことで、図5(a)〜(c)に示す機能が
実現できる。上述した方法以外にも、担当領域だけの情
報を持ちながら実現することも可能である。
【0046】図9は、本実施例の情報処理装置における
画面切り替え操作の一例を示す図である。
【0047】多数の装置を接続して装置間の操作を行な
う場合、カ−ソルを移動させる距離が増してくるので、
各装置の表示を切り替えるように構成されている。
【0048】図9(a)は、操作対象26の移動の場合を
示しており、この場合はカ−ソル19を情報処理装置Aか
ら情報処理装置Cまで移動させる必要があった。
【0049】図9(b)〜(d)は、操作対象26を指定
し(図9(b))、画面を切り替えて各操作対象物26を
通信部14により交換通信を行って記録表示した後(図9
(c))に操作を行なった場合を示す。切り替えを行な
うことにより、カ−ソル19を装置を越えて移動させるこ
となく装置間の操作が可能となり操作性が向上する。
【0050】単独で動作させる場合には、単独の装置と
して動作するが、相互に接続されると、各装置からの接
続信号をゲ−ト処理して全体システムのル−チンが走り
だし上述の各モ−ドのいずれかに変わることで操作性が
向上する。
【0051】図10は、上述した図8のフロ−チャ−ト
以外の表示切替え部分の処理フロ−を示す。
【0052】ここでは、キ−やマウスなどからの指示に
より、画面切替え信号が得られたときの処理を示してい
る。ここでの表示は、操作対象物とそれ以外の物が表示
関連バッファの中で区別されているとして操作対象物以
外の表示を切り替えている。図10に示すように、図9
に示すような情報処理装置の接続では、まず、画面を切
換えるかいなかを判別し(ステップW1)、上記ステッ
プW1でYESの場合には、表示ポインタを置換えて
(ステップW2)、置換えられた表示ポインタに基づい
て表示し(ステップW3)、画面が切換わった表示部に
対象物体を表示する(ステップW4)。
【0053】図11(a),図11(b)は、本実施例
の情報処理装置における従属モ−ドの一例を示す図であ
る。例えば、ある操作(フアイルを消去する等)を複数
の情報処理装置で同じように行ないたい場合には、他の
情報処理装置に従属するモ−ドを作成し、図11(a)
の場合のように装置Aに対して操作が行なわれると、そ
れに従属する装置B、B´はエミュレ−タとして同じ操
作を行なう。また、図11(b)のように、装置Aから
装置Bに対してフアイルをコピ−すると、装置B´に対
しても同様にフアイルコピ−が行なわれる。
【0054】図12は、図11(a)の処理フロ−を示
す。
【0055】まず、情報処理装置が従属モ−ドか否かを
判別し(ステップX1)、上記ステップX1でYESの
場合には、入力が主情報処理装置(マスタ)から送信さ
れたか否を判別し(ステップX2)、上記ステップX2
でYESの場合には、送信されたデ−タに基づいて動作
する(ステップX3)。他方、上記ステップX1でNO
の場合には、入力が入力バッファから行われたか否かを
判別し(ステップX4)、上記ステップX4でYESの
場合には、入力されたデ−タに基づいて動作する(ステ
ップX5)。
【0056】即ち、情報処理装置が従属モ−ドの場合、
入力はマスタから送信されるので、送信されたデ−タに
基づいて動作する。この場合には、表示は単独で動作し
ている場合と同じであり、入力のみがマスタから送られ
てくることになる。
【0057】単独で動作している場合には、入力は、入
力バッファに蓄えられるため、入力が蓄えられている入
力バッファの部分を参照して動作を行う。
【0058】他方、図11(b)の場合には、入力デ−
タと表示関連デ−タとが送信され、情報処理装置B´が
従属モ−ドとなり、情報処理装置Bから送信された入力
デ−タと表示関連デ−タに基づいて動作する。
【0059】図13は、本実施例の情報処理装置におけ
る大画面化の一例を示す。
【0060】複数の情報処理装置を接続した場合に、1
つの情報処理装置が単独で動作するモ−ドと複数の情報
処理装置が全体で一つのシステムとして動作するモ−ド
とを切替えると共に、このモ−ド切替えを外部からの指
示及び内部からの指示のいずれによっても行うことがで
きる。
【0061】上記他のモ−ドとしては、図13に示すよ
うに1つの情報処理装置の表示を複数の情報処理装置の
表示全体で拡大することも考えられる。
【0062】
【発明の効果】本発明の情報処理装置によれば、処理情
報を入力する入力手段と、入力手段に接続されており表
示情報を格納する記憶手段と、記憶手段に接続されてお
り入力手段で入力された処理情報に基づいて記憶手段に
格納された表示情報を制御する制御手段と、制御手段に
接続されており記憶手段に格納された表示情報を制御手
段に基づいて表示する表示手段と、制御手段に接続され
ており制御手段に基づいて特定の情報を他の情報処理装
置に伝送する通信手段とを備えた情報処理装置であっ
て、複数の情報処理装置が接続されたときに、制御手段
が、接続された複数の情報処理装置の記憶手段に格納さ
れている表示情報の全てを記憶手段に格納させ、該表示
情報のうち、該装置に該当する領域の表示を前記表示手
段により表示するので、システム内のカーソルの移動や
ファイル・データなどの複写、移動等を容易に行うこと
ができ、また、全体として大きな画像の一部分を表示装
置に表示できる。その結果、複数の情報処理装置の操作
を簡素化できる。また、表示手段上で入力位置を示す一
つのカーソルと、カーソルが存在する領域を明示するた
めの手段とを表示手段が更に備えることによって、簡単
にカーソルが存在する装置を判定できるので操作性が向
上する。また、表示手段上で入力位置を示す一つのカー
ソルを表示手段が備え、表示手段に表示されている操作
対象を接続されている他の情報処理装置が備える表示手
段が表示する領域に移動させるときに、表示手段の表示
を移動させるべき他の情報処理装置の表示手段が表示す
る領域の表示に切り換えて操作対象とカーソルとを移動
させることによって、カーソルを装置を越えて移動させ
ることなく装置間の操作が可能となり操作性が向上す
る。また、情報処理装置が接続された複数の情報処理装
置のいずれかで実施される処理に従属する従属モードを
備え、従属モードであるとき、従属する情報処理装置は
従属される情報処理装置において実施された処理と同様
の処理を行うことによって、ある操作を複数の装置で同
じように行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置の第1実施例である複数
接続の場合のカ−ソル例を示す説明図である。
【図3】図2の接続における情報処理装置の動作を説明
するためのフロ−チャ−トである。
【図4】図1の情報処理装置の動作全体を説明するため
のフロ−チャ−トである。
【図5】図1の情報処理装置の第2実施例である装置間
の操作例を示す説明図図である。
【図6】図5の動作を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
【図7】本発明の情報処理装置の第3実施例である情報
処理装置におけるカ−ソルの位置表示の例を示す説明図
である。
【図8】図7の動作を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
【図9】本発明の情報処理装置の第4実施例である情報
処理装置における画面切り替え操作例を示す説明図であ
る。
【図10】図9の動作を説明するためのフロ−チャ−ト
である。
【図11】本発明の情報処理装置の第5実施例である情
報処理装置における従属モ−ドの例を示す説明図であ
る。
【図12】図11の動作を説明するためのフロ−チャ−
トである。
【図13】本発明の情報処理装置の第6実施例である情
報処理装置における大画面化の例を示す説明図である。
【図14】従来の情報処理装置を2つ接続した場合の構
成例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリ 13 表示部 14 入力部 15 通信部 16 入出力端子 17 カ−ソル 26 操作対象
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−281287(JP,A) 特開 昭64−54837(JP,A) 特開 平1−276892(JP,A) 特開 昭62−229430(JP,A) 特開 昭62−256125(JP,A) 特開 昭62−229325(JP,A) 特開 昭63−93031(JP,A) 特開 平2−144596(JP,A) 特開 平3−239289(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/14 - 3/153 G06F 3/00 G06F 3/033 G06F 13/00 G06F 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理情報を入力する入力手段と、前記入
    力手段に接続されており表示情報を格納する記憶手段
    と、前記記憶手段に接続されており前記入力手段で入力
    された前記処理情報に基づいて該記憶手段に格納された
    前記表示情報を制御する制御手段と、前記制御手段に接
    続されており前記記憶手段に格納された前記表示情報を
    該制御手段に基づいて表示する表示手段と、前記制御手
    段に接続されており前記制御手段に基づいて特定の情報
    を他の情報処理装置に伝送する通信手段とを備え情報
    処理装置であって、複数の前記情報処理装置が接続され
    たときに、前記制御手段が、接続された複数の情報処理
    装置の記憶手段に格納されている表示情報の全てを前記
    記憶手段に格納させ、該表示情報のうち、該装置に該当
    する領域の表示を前記表示手段により表示することを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段上で入力位置を示す一つの
    カーソルと、前記カーソルが存在する領域を明示するた
    めの手段とを前記表示手段が更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段上で入力位置を示す一つの
    カーソルを前記表示手段が備え、前記表示手段に表示さ
    れている操作対象を接続されている他の情報処理装置が
    備える表示手段が表示する領域に移動させるときに、前
    記表示手段の表示を移動させるべき前記他の情報処理装
    置の表示手段が表示する領域の表示に切り換えて前記操
    作対象と前記カーソルとを移動させることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置が接続された複数の情
    報処理装置のいずれかで実施される処理に従属する従属
    モードを備え、前記従属モードであるとき、従属する情
    報処理装置は従属される情報処理装置において実施され
    た処理と同様の処理を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
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