JP2705225B2 - Crtディスプレイ装置 - Google Patents
Crtディスプレイ装置Info
- Publication number
- JP2705225B2 JP2705225B2 JP16418989A JP16418989A JP2705225B2 JP 2705225 B2 JP2705225 B2 JP 2705225B2 JP 16418989 A JP16418989 A JP 16418989A JP 16418989 A JP16418989 A JP 16418989A JP 2705225 B2 JP2705225 B2 JP 2705225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- display
- coordinate position
- display data
- data
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、複数のウインドウをCRTディスプレイの一
画面中に表示する、いわゆるマルチウインドウ表示を行
うCRTディスプレイ装置に関する。
画面中に表示する、いわゆるマルチウインドウ表示を行
うCRTディスプレイ装置に関する。
<従来の技術> 従来この種のCRTディスプレイ装置では、第5図
(a)に示すように、複数(この例では2つ)のウイン
ドウA、Bが表示されている場合において、重なり合っ
て背後に隠れているウインドウBの内容を確認したい場
合には、同図(b)に示すように、そのウインドウB全
体を他のウインドウAの最前方にくるように表示できる
ようにしたものがある。
(a)に示すように、複数(この例では2つ)のウイン
ドウA、Bが表示されている場合において、重なり合っ
て背後に隠れているウインドウBの内容を確認したい場
合には、同図(b)に示すように、そのウインドウB全
体を他のウインドウAの最前方にくるように表示できる
ようにしたものがある。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、この場合には先のウインドウAが他の
ウインドウBの背後に隠されてしまうので、これらのウ
インドウA、Bの内容の一部どうしを直接対比して見る
ことができない。特に、ウインドウA、Bの占める面積
が互いに大きい場合には、重なり合う部分も大きくなる
ので、ウインドウAあるいはBの表示位置を上下左右に
ずらせても見ずらかった。このため、ウインドウA、B
相互の内容を比較して確認し難い等の不便さがあった。
ウインドウBの背後に隠されてしまうので、これらのウ
インドウA、Bの内容の一部どうしを直接対比して見る
ことができない。特に、ウインドウA、Bの占める面積
が互いに大きい場合には、重なり合う部分も大きくなる
ので、ウインドウAあるいはBの表示位置を上下左右に
ずらせても見ずらかった。このため、ウインドウA、B
相互の内容を比較して確認し難い等の不便さがあった。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、重なり合っているウインドウの部分どうしの内容
を直接対比して確認できるようにするものである。その
ため、本発明では、複数のウインドウの画面を表示する
ための表示データが格納されるウインドウメモリと、CR
Tディスプレイの表示画面に対応した記憶容量をもつビ
デオRAMとを備えたCRTディスプレイ装置において、次の
構成を採る。
って、重なり合っているウインドウの部分どうしの内容
を直接対比して確認できるようにするものである。その
ため、本発明では、複数のウインドウの画面を表示する
ための表示データが格納されるウインドウメモリと、CR
Tディスプレイの表示画面に対応した記憶容量をもつビ
デオRAMとを備えたCRTディスプレイ装置において、次の
構成を採る。
すなわち、本発明のCRTディスプレイ装置では、優先
表示すべき所望のウインドウおよび該ウインドウの一部
を区画する各座標位置をそれぞれ指定する指定手段と、
この指定手段で指定されたウインドウおよび座標位置を
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたウイン
ドウおよび座標位置の各データに基づいて、前記ウイン
ドウメモリに格納されている該ウインドウの表示データ
の内から、前記座標位置で区画される領域に含まれる表
示データを選択して前記ビデオRAMに転送する転送手段
とを含んでいる。
表示すべき所望のウインドウおよび該ウインドウの一部
を区画する各座標位置をそれぞれ指定する指定手段と、
この指定手段で指定されたウインドウおよび座標位置を
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたウイン
ドウおよび座標位置の各データに基づいて、前記ウイン
ドウメモリに格納されている該ウインドウの表示データ
の内から、前記座標位置で区画される領域に含まれる表
示データを選択して前記ビデオRAMに転送する転送手段
とを含んでいる。
<作用> 上記構成において、重なり合って背後に隠れているウ
インドウの一部を見たい場合には、指定手段によって、
その隠れているウインドウおよび該ウインドウの表示し
たい部分を区画する各座標位置をそれぞれ指定する。す
ると、この指定手段で指定されたウインドウおよび座標
位置が記憶手段に記憶される。引き続いて、転送手段
は、この記憶手段に記憶されたウインドウおよび座標位
置の各データに基づいて、ウインドウメモリに予め格納
されているウインドウの表示データの内から、座標位置
で区画された領域に含まれる表示データのみを選択して
ビデオRAMに転送する。このため、ビデオRAMには、転送
されてきた表示データが最後に重ね書きされる。したが
って、ビデオRAMの表示データが読み出されてCRTディス
プレイに出力されると、ウインドウの一部がくりぬかれ
てその背後にあるウインドウの一部が露見されて表示さ
れることになる。
インドウの一部を見たい場合には、指定手段によって、
その隠れているウインドウおよび該ウインドウの表示し
たい部分を区画する各座標位置をそれぞれ指定する。す
ると、この指定手段で指定されたウインドウおよび座標
位置が記憶手段に記憶される。引き続いて、転送手段
は、この記憶手段に記憶されたウインドウおよび座標位
置の各データに基づいて、ウインドウメモリに予め格納
されているウインドウの表示データの内から、座標位置
で区画された領域に含まれる表示データのみを選択して
ビデオRAMに転送する。このため、ビデオRAMには、転送
されてきた表示データが最後に重ね書きされる。したが
って、ビデオRAMの表示データが読み出されてCRTディス
プレイに出力されると、ウインドウの一部がくりぬかれ
てその背後にあるウインドウの一部が露見されて表示さ
れることになる。
<実施例> 第1図は、bitblt方式のCRTディスプレイ装置のブロ
ック図である。
ック図である。
同図において、1はCRTディスプレイ装置の全体を示
し、2はCRTディスプレイ、4はCRTディスプレイ2の表
示画面に対応した記憶容量をもつビデオRAM、6はビデ
オRAM4に格納されている表示データを読み出してCRTデ
ィスプレイ2に出力するCRTコントローラである。
し、2はCRTディスプレイ、4はCRTディスプレイ2の表
示画面に対応した記憶容量をもつビデオRAM、6はビデ
オRAM4に格納されている表示データを読み出してCRTデ
ィスプレイ2に出力するCRTコントローラである。
8は複数のウインドウの画面を表示するための表示デ
ータが格納されるウインドウメモリ(RAM)である。そ
して、このウインドウメモリ8が、特許請求の範囲にお
ける、指定手段で指定されたウインドウおよび座標位置
を記憶する記憶手段を兼用している。すなわち、ウイン
ドウメモリ8には、第2図に示すように、各ウインドウ
A、B、…の表示データが格納される記憶領域8a、後述
の入力装置10で指定された優先表示すべきウインドウ名
の記憶領域8b、および指定されたウインドウの一部を区
画するための座標位置のデータの記憶領域8cがそれぞれ
割り当てられている。
ータが格納されるウインドウメモリ(RAM)である。そ
して、このウインドウメモリ8が、特許請求の範囲にお
ける、指定手段で指定されたウインドウおよび座標位置
を記憶する記憶手段を兼用している。すなわち、ウイン
ドウメモリ8には、第2図に示すように、各ウインドウ
A、B、…の表示データが格納される記憶領域8a、後述
の入力装置10で指定された優先表示すべきウインドウ名
の記憶領域8b、および指定されたウインドウの一部を区
画するための座標位置のデータの記憶領域8cがそれぞれ
割り当てられている。
10は優先表示すべき所望のウインドウおよび該ウイン
ドウの一部を区画する各座標位置をそれぞれ指定する指
定手段としての入力装置であって、たとえば、キーボー
ドやマウスが適用される。
ドウの一部を区画する各座標位置をそれぞれ指定する指
定手段としての入力装置であって、たとえば、キーボー
ドやマウスが適用される。
12はウインドウメモリ8の所定の記憶領域8b、8cにそ
れぞれ格納されているウインドウ名および座標位置の各
データに基づいて、各ウインドウの表示データの内から
座標位置で区画される領域に含まれる表示データを選択
してビデオRAM4に転送する転送手段としてのCPUであ
る。すなわち、このCPU12はウインドウマネジャとして
の役目を果たす。また、14はCPU12の制御動作プログラ
ムが格納されているROMである。
れぞれ格納されているウインドウ名および座標位置の各
データに基づいて、各ウインドウの表示データの内から
座標位置で区画される領域に含まれる表示データを選択
してビデオRAM4に転送する転送手段としてのCPUであ
る。すなわち、このCPU12はウインドウマネジャとして
の役目を果たす。また、14はCPU12の制御動作プログラ
ムが格納されているROMである。
次に、上記構成のCRTディスプレイ装置の動作につい
て説明する。
て説明する。
第4図(a)に示すように、複数(この例では2つ)
のウインドウA、Bが表示されている場合において、重
なり合って背後に隠れているウインドウBの内容の一部
をウインドウAの内容と対比して見たい場合には、入力
装置10によって、その隠れているウインドウBの名称を
指定し(ステップ)、次に、このウインドウBの表示
したい部分を区画する各座標位置p0〜p3を指定する(ス
テップ)。すると、この入力装置10で指定されたウイ
ンドウBの名称および座標位置p0〜p3の各データがウイ
ンドウメモリ8の所定の記憶領域8b、8cに記憶される。
のウインドウA、Bが表示されている場合において、重
なり合って背後に隠れているウインドウBの内容の一部
をウインドウAの内容と対比して見たい場合には、入力
装置10によって、その隠れているウインドウBの名称を
指定し(ステップ)、次に、このウインドウBの表示
したい部分を区画する各座標位置p0〜p3を指定する(ス
テップ)。すると、この入力装置10で指定されたウイ
ンドウBの名称および座標位置p0〜p3の各データがウイ
ンドウメモリ8の所定の記憶領域8b、8cに記憶される。
続いて、CPU12は、このウインドウBの名称および座
標位置p0〜p3の各データに基づいて、ウインドウ表示デ
ータの記憶領域8aの該当するウインドウBの表示データ
の内から、座標位置p0〜p3で区画された領域(第2図中
斜線で示す)に含まれる表示データのみを選択してビデ
オRAM4にラスタ演算して転送する(ステップ)。この
ため、ビデオRAM4には、既に書き込まれているウインド
ウA、Bの表示データの上に、新たに転送されてきた表
示データが最後に重ね書きされる。したがって、ビデオ
RAMの表示データが読み出されてCRTディスプレイに出力
されると(ステップ)、第4図(b)に示すように、
ウインドウAの一部がくりぬかれてその背後にあるウイ
ンドウBの一部が露見されて表示されることになる。こ
れにより、ウインドウA、Bの互いに必要な部分を同時
に比較して見ることができる。
標位置p0〜p3の各データに基づいて、ウインドウ表示デ
ータの記憶領域8aの該当するウインドウBの表示データ
の内から、座標位置p0〜p3で区画された領域(第2図中
斜線で示す)に含まれる表示データのみを選択してビデ
オRAM4にラスタ演算して転送する(ステップ)。この
ため、ビデオRAM4には、既に書き込まれているウインド
ウA、Bの表示データの上に、新たに転送されてきた表
示データが最後に重ね書きされる。したがって、ビデオ
RAMの表示データが読み出されてCRTディスプレイに出力
されると(ステップ)、第4図(b)に示すように、
ウインドウAの一部がくりぬかれてその背後にあるウイ
ンドウBの一部が露見されて表示されることになる。こ
れにより、ウインドウA、Bの互いに必要な部分を同時
に比較して見ることができる。
<発明の効果> 本発明によれば、複数のウインドウが重なり合ってい
る場合には、前方に位置するウインドウの一部をくりぬ
いてその背後にあるウインドウを露見させることができ
るので、重なり合っているウインドウの部分どうしの内
容を直接比較して確認し易くなる。このため、マルチウ
インドウ表示の使い勝手が良くなる。
る場合には、前方に位置するウインドウの一部をくりぬ
いてその背後にあるウインドウを露見させることができ
るので、重なり合っているウインドウの部分どうしの内
容を直接比較して確認し易くなる。このため、マルチウ
インドウ表示の使い勝手が良くなる。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
CRTディスプレイ装置のブロック図、第2図はウインド
ウメモリの記憶内容を示すメモリマップ図、第3図はマ
ルチウインドウ表示内容の変更の処理を示すフローチャ
ート、第4図はマルチウインドウの表示例を示す説明図
である。 第5図は従来のマルチウインドウの表示例を示す説明図
である。 1……CRTディスプレイ装置、2……CRTディスプレイ、
4……ビデオRAM、6……CRTコントローラ、8……ウイ
ンドウメモリ(記憶手段)、10……入力装置(指定手
段)、12……CPU(転送手段)。
CRTディスプレイ装置のブロック図、第2図はウインド
ウメモリの記憶内容を示すメモリマップ図、第3図はマ
ルチウインドウ表示内容の変更の処理を示すフローチャ
ート、第4図はマルチウインドウの表示例を示す説明図
である。 第5図は従来のマルチウインドウの表示例を示す説明図
である。 1……CRTディスプレイ装置、2……CRTディスプレイ、
4……ビデオRAM、6……CRTコントローラ、8……ウイ
ンドウメモリ(記憶手段)、10……入力装置(指定手
段)、12……CPU(転送手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のウインドウの画面を表示するための
表示データが格納されるウインドウメモリと、CRTディ
スプレイの表示画面に対応した記憶容量をもつビデオRA
Mとを備えたCRTディスプレイ装置において、 優先表示すべき所望のウインドウおよび該ウインドウの
一部を区画する各座標位置をそれぞれ指定する指定手段
と、 この指定手段で指定されたウインドウおよび座標位置を
記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたウインドウおよび座標位置の
各データに基づいて、前記ウインドウメモリに格納され
ている該ウインドウの表示データの内から、前記座標位
置で区画される領域に含まれる表示データを選択して前
記ビデオRAMに転送する転送手段と、 を含むことを特徴とするCRTディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16418989A JP2705225B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Crtディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16418989A JP2705225B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Crtディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329023A JPH0329023A (ja) | 1991-02-07 |
JP2705225B2 true JP2705225B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=15788381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16418989A Expired - Lifetime JP2705225B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | Crtディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705225B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0547784B1 (en) * | 1991-12-18 | 1999-10-06 | Sun Microsystems, Inc. | Managing display windows of interrelated applications |
US5265202A (en) * | 1992-08-28 | 1993-11-23 | International Business Machines Corporation | Method and system for accessing visually obscured data in a data processing system |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP16418989A patent/JP2705225B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329023A (ja) | 1991-02-07 |
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