JP3298079B2 - ゴムローラおよびその製造方法 - Google Patents

ゴムローラおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸部材に円筒状ゴム部
材が一体的に設けられたゴムローラおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製版機で印刷用原版を作成する
際、原稿載置部に積層されている読取原稿が、搬送機構
を介して一枚ずつ取り出されて画像読取部に搬送位置決
めされ、この画像読取部により前記読取原稿に担持され
ている画像情報が読み取られた後、原稿排出部に排出さ
れるように構成された搬送装置が使用されている。
【0003】この種の搬送装置では、読取原稿上を転動
してこの読取原稿を所定の方向に搬送する搬送ローラが
広く用いられている。この搬送ローラとしては、読取原
稿を確実に搬送するために、通常、回転駆動される軸部
材の外周部に摩擦力が大きな円筒状ゴム部材が一体的に
設けられたゴムローラが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のゴム
ローラは、回転駆動源からの回転力を伝達するために、
軸部材の端部にタイミングベルトプーリや歯車等の回転
伝達部材をねじ止め等により装着する必要がある。従っ
て、ゴムローラの他に、回転伝達部材とねじ等の固定手
段とを用意しなければならず、部品数が増加するととも
に、この種の部品を前記ゴムローラに組み付ける作業が
相当に煩雑なものとなるという問題が指摘されている。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、ゴムローラの回転駆動に必要な部品数を一
挙に削減することができるとともに、前記ゴムローラを
容易に製造することが可能なゴムローラおよびその製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、回転駆動される軸部材の外周部に円筒
状ゴム部材が一体的に設けられたゴムローラであって、
端部に回転駆動源からの回転力を伝達するための歯形形
状部が一体的に形成されるとともに、前記歯形形状部と
前記ゴム部材の境界部位に該歯形形状部よりも深い周溝
が形成された軸部材を得た後、前記軸部材を成形装置に
配設し、前記成形装置のキャビテイに溶融ゴム部材を充
填して該軸部材の外周部にゴム部材を被覆し、さらに前
記ゴム部材を前記軸部材の周溝に沿って切断し、前記歯
形形状部を被覆するゴム部材を除去することにより形成
されることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明は、回転駆動される軸部材
の外周部に円筒状ゴム部材が一体的に設けられたゴムロ
ーラの製造方法であって、端部に回転駆動源からの回転
力を伝達するための歯形形状部が一体的に形成されると
ともに、前記歯形形状部と前記ゴム部材の境界部位に該
歯形形状部よりも深い周溝が形成された軸部材を得る工
程と、前記軸部材を成形装置に配設し、前記成形装置の
キャビテイに溶融ゴム部材を充填して該軸部材の外周部
にゴム部材を被覆する工程と、前記ゴム部材を前記軸部
材の周溝に沿って切断し、前記歯形形状部を被覆するゴ
ム部材を除去する工程と、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るゴムローラでは、軸部材の端部に
歯形形状部が一体的に設けられており、この歯形形状部
を、例えば、タイミングベルトプーリや歯車として直接
使用することにより、少ない部品数でゴムローラに回転
力を確実に伝達することができる。
【0009】さらに、本発明に係るゴムローラの製造方
法では、成形装置を介して軸部材の外周部にゴム部材が
被覆された後、この軸部材に形成された周溝に沿って前
記ゴム部材が切断され、歯形形状部を被覆していたゴム
部材が前記軸部材から除去される。これにより、端部に
歯形形状部を有したゴムローラが容易に製造される。
【0010】
【実施例】本発明に係るゴムローラおよびその製造方法
について、このゴムローラが組み込まれる原稿搬送装置
との関係で実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0011】図1および図2において、参照数字10
は、製版機を示す。この製版機10は、実際上、画像読
取装置と画像記録装置とを一体として構成されたもので
あり、前記製版機10を構成する基台12上に、本実施
例に係る原稿搬送装置14が離脱自在に装着される。
【0012】原稿搬送装置14は、複数枚の読取原稿1
6が積層される載置機構18と、この積層された最上位
の読取原稿16から一枚ずつ取り出して撮影部20に搬
送する分離搬送機構22と、この撮影部20で撮影後の
読取原稿16を積層収容する排出機構24とを備える。
読取原稿16は、図2に示すように、紙等の台紙16a
上の所定の位置に文字、絵等の切り抜きや写真等の貼り
込み部分16bを有した張り込み原稿を含んでいる。
【0013】載置機構18は、複数枚の読取原稿16が
積層される昇降自在な載置台26を備え、この載置台2
6上には、図1に示すように、読取原稿16の寸法(例
えば、A5〜B3サイズ)に対応して矢印Y方向にスラ
イド移動自在な可動ガイド部材28と、前記読取原稿1
6の後端をガイドする着脱自在な後端ガイド部材30と
が配設されている。
【0014】図2乃至図4に示すように、分離搬送機構
22は、載置台26の最上位の読取原稿16の搬送方向
(矢印X方向)に交差する両端部(貼り込み部分16b
を避けた部位)に摺接し前記読取原稿16を積層位置か
ら所定距離だけ取り出す取り出しローラ32と、前記取
り出された読取原稿16の搬送方向先端部に摺接し前記
読取原稿16をさらに搬送方向に送り出す本実施例に係
るゴムローラである送り出しローラ34と、前記取り出
しローラ32および前記送り出しローラ34が装着され
た一対のユニット36、36と、前記送り出しローラ3
4に対向して配設され該送り出された最上位の読取原稿
16と一体的に送り出された他の読取原稿16を積層位
置に戻す戻しローラ40と、前記送り出された読取原稿
16を撮影部20側に搬送する搬送ローラ対42とを備
える。
【0015】図5に示すように、送り出しローラ34
は、回転駆動される軸部材44と、この軸部材44の外
周部に一体的に設けられた円筒状ゴム部材46とを備え
る。軸部材44の端部には、後述する第2モータ76か
らの回転力を伝達するための歯形形状部、例えば、タイ
ミングベルトプーリ部48が一体的に形成されるととも
に、このプーリ部48とゴム部材46の境界部位に該プ
ーリ部48よりも深い周溝49が形成される。軸部材4
4の中心部分には、孔部44aが貫通形成され、この孔
部44aの両端に大径孔部44b、44bが連通してい
る。
【0016】図4に示すように、各ユニット36は、矢
印Y方向に互いに平行に配設された第1および第2回転
軸50、52に位置調整可能に支持されるブラケット5
4と、このブラケット54に対し前記第2回転軸52を
支点に揺動自在でかつその揺動先端側に送り出しローラ
34が軸55を介して回転自在に装着された第1揺動部
材56と、この軸55を支点に揺動自在でかつその揺動
先端側に取り出しローラ32を回転自在に装着した第2
揺動部材58とを備える。図5に示すように、送り出し
ローラ34の大径孔部44b、44bにベアリング5
7、57が嵌合するとともに、孔部44aに軸55が挿
入され、この送り出しローラ34が前記軸55に対して
回転自在に構成される。
【0017】第1回転軸50に第1モータ60が連結さ
れるとともに、前記第1回転軸50に第1歯車62が固
定される。第1歯車62は、第2回転軸52に回転自在
に配設された第2歯車64に噛合し、この第2歯車64
に一体的に設けられた第1プーリ66と軸55に固定さ
れた第2プーリ68とにベルト70が係合する。この第
2プーリ68には、偏心した位置にピン72が固着さ
れ、このピン72が第2揺動部材58に形成された円弧
状孔部74に嵌合する。
【0018】第2回転軸52には、戻しローラ40およ
び搬送ローラ対42を回転駆動させる第2モータ76が
歯車列およびベルト・プーリ等の駆動系(図示せず)を
介して連結される。この第2回転軸52には、第2モー
タ76の回転力を伝達するために第3プーリ78が固定
され、送り出しローラ34に一体的に設けられたプーリ
部48とこの第3プーリ78にベルト82が係合する。
取り出しローラ32が固着された軸84には、第4プー
リ86が設けられ、この第4プーリ86とプーリ部48
にベルト88が係合する。
【0019】図2に示すように、撮影部20は、昇降自
在な撮影台90と、分離搬送機構22から矢印X方向に
送り出された読取原稿16をこの撮影台90の所定の撮
影位置に搬送するために周回走行する複数のエンドレス
ベルト92と、図示しない真空発生手段に連結されこの
エンドレスベルト92に前記読取原稿16を吸着保持さ
せるための第1および第2サクションボックス94、9
6と、前記撮影台90が上昇されることにより前記読取
原稿16を押圧して該読取原稿16の平面性を確保する
ための圧着ガラス98とを備える。
【0020】排出機構24は、エンドレスベルト92の
端部に近接して配設され支点100を介して揺動自在な
反転トレイ102と、鉛直方向に対して傾斜する傾斜ト
レイ104とを備える。
【0021】製版機10は、撮影部20の撮影位置で読
取原稿16に照明光を照射する照明106a乃至106
dと、圧着ガラス98の上方で所定角度傾斜して配置さ
れる反射ミラー108と、この反射ミラー108で反射
された前記読取原稿16の画像等を所定の記録媒体に直
接記録するカメラ110とを備える。
【0022】次に、本実施例に係る送り出しローラ34
を製造する方法について説明する。
【0023】まず、図6に示すように、端部にプーリ部
48が一体的に形成されるとともに、このプーリ部48
とゴム部材46の境界部位に該プーリ部48よりも深い
周溝49が形成された軸部材44が形成される。なお、
この軸部材44の両端には、大径孔部44b、44bが
設けられている。
【0024】そこで、軸部材44が、図7に示すよう
に、成形装置120のキャビテイ122に配設される。
その際、軸部材44のプーリ部48側に離型剤(剥離
剤)が塗布される一方、最終的にゴム部材46が一体的
に固着される部分に接着剤が塗布されている。次いで、
キャビテイ122に溶融ゴム部材が充填されることによ
り、軸部材44の外周部全体にゴム部材46が被覆され
る。
【0025】さらに、軸部材44およびゴム部材46が
成形装置120から離型され、図8に示すように、カッ
ター124を介してゴム部材46が前記軸部材44の周
溝49に沿って切断される。そして、プーリ部48を被
覆する不要ゴム部材46aが軸部材44の軸方向に引張
されると、このプーリ部48に離型剤が塗布されている
ため、前記不要ゴム部材46aが前記プーリ部48から
容易かつ確実に除去される。
【0026】このように、本実施例では、端部に予めプ
ーリ部48が形成された軸部材44の外周部全体にゴム
部材46が一体的に設けられた後、このプーリ部48を
被覆する不要ゴム部材46aが周溝49に沿って切断除
去される。従って、ゴムローラである送り出しローラ3
4を簡単な構成からなる成形装置120を使用して容易
かつ効率的に製造することができるという効果が得られ
る。
【0027】次に、このように製造された送り出しロー
ラ34を組み込む原稿搬送装置14の動作を、製版機1
0との関連で説明する。
【0028】まず、製版機10の基台12に原稿搬送装
置14が装着された後、載置台26上に複数枚の読取原
稿16がその撮影面を上方に向けて積層して収容され
る。そして、載置台26が昇降されて最上位の読取原稿
16が所定の取り出し高さ位置に調整されると、第2モ
ータ76の作用下に第2回転軸52が、図4中、矢印方
向に回転される。この第2回転軸52の回転は、第3プ
ーリ78、ベルト82およびプーリ部48を介して送り
出しローラ34に伝達され、さらにベルト88および第
4プーリ86を介して軸84から取り出しローラ32に
伝えられる。
【0029】その際、取り出しローラ32は、読取原稿
16の上方に配置されており、第1モータ60の作用下
に第1回転軸50が、図4中、矢印方向に回転されるこ
とにより、第1歯車62、第2歯車64、第1プーリ6
6およびベルト70を介して第2プーリ68が回転す
る。このため、第2プーリ68のピン72が、第2揺動
部材58の孔部74内で揺動しこの第2揺動部材58を
自重で降下させる。これにより、取り出しローラ32
は、回転しながら下方に揺動して載置台26の最上位の
読取原稿16上に摺接し、この読取原稿16が矢印X方
向に所定距離だけ取り出される。読取原稿16は、さら
に送り出しローラ34の回転作用下に矢印X方向に搬送
されて搬送ローラ対42に挟持される。
【0030】読取原稿16は、搬送ローラ対42を介し
て撮影部20側に搬送される一方、第1モータ60の作
用下に第1回転軸50が矢印とは逆方向に回転され、第
2揺動部材58と一体的に取り出しローラ32が上方に
揺動される。さらに、第2揺動部材58に当接する第1
揺動部材56と一体的に送り出しローラ34が上方に揺
動される。このため、送り出しローラ34に対向して配
置されている戻しローラ40の回転作用下に読取原稿1
6の重送が防止される。また、搬送ローラ対42が互い
に離間する。
【0031】撮影部20では、第1サクションボックス
94が駆動されて読取原稿16をエンドレスベルト92
に吸着保持させた状態でこのエンドレスベルト92が周
回走行される。次いで、第2サクションボックス96が
駆動され、読取原稿16は、エンドレスベルト92に吸
着保持されて撮影台90上の所定の撮影位置に配置され
る。そして、撮影台90が上昇されて読取原稿16が圧
着ガラス98に押圧保持された状態で、製版機10を構
成する照明106a乃至106dから照明光が照射され
るとともに、カメラ110が付勢され、読取原稿16に
貼り込まれている画像、文字および写真等の貼り込み部
分16bが図示しない版材に直接記録され、印刷用版が
作成される。
【0032】撮影終了後の読取原稿16は、撮影台90
が下降された後、エンドレスベルト92を介して矢印X
方向に搬送され、一旦反転トレイ102に落下供給され
た後、この反転トレイ102が支点100を中心に矢印
方向に反転されることにより、前記読取原稿16がその
撮影面を下方に向けて傾斜トレイ104に積層して収容
される。
【0033】ところで、本実施例では、送り出しローラ
34の軸部材44の端部にプーリ部48が一体的に形成
されている。このため、従来のように軸部材44の端部
にプーリをねじ止めする構成に比べ、部品数が一挙に削
減されるという効果がある。しかも、軸部材44にプー
リをねじ止めする作業が不要となり、特に多数の送り出
しローラ34が用いられる場合に、前記送り出しローラ
34の組み付け作業全体が容易かつ効率的に遂行される
という利点が得られる。
【0034】なお、本実施例では、軸部材44の端部に
プーリ部48が設けられているが、これに限定されるも
のではなく、歯車列を構成する歯車に相当する歯形形状
部であってもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るゴムローラおよびその製造
方法によれば、以下の効果が得られる。
【0036】軸部材の端部に歯形形状部が一体的に設け
られており、この歯形形状部を、例えば、タイミングベ
ルトプーリや歯車として直接使用することにより、少な
い部品数でゴムローラに回転力を確実に伝達することが
できるとともに、前記ゴムローラの組み付け作業が一挙
に簡素化する。
【0037】さらに、成形装置を介して軸部材の外周部
にゴム部材が被覆された後、この軸部材に形成された周
溝に沿って前記ゴム部材が切断され、歯形形状部を被覆
していたゴム部材が前記軸部材から除去される。これに
より、簡単な構成からなる成形装置を用い、端部に歯形
形状部を有したゴムローラを容易に製造することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴムローラを組み込む原稿搬送装
置を製版機に装着した状態の概略斜視図である。
【図2】前記原稿搬送装置の概略構成図である。
【図3】前記原稿搬送装置を構成する分離搬送機構の概
略構成説明図である。
【図4】前記分離搬送機構の要部斜視説明図である。
【図5】前記ゴムローラの縦断説明図である。
【図6】前記ゴムローラの製造方法において、軸部材の
正面説明図である。
【図7】前記ゴムローラの製造方法において、前記軸部
材が成形装置のキャビテイに配置された状態の説明図で
ある。
【図8】前記ゴムローラの製造方法において、前記軸部
材のプーリ部から不要なゴム部材を除去する際の説明図
である。
【符号の説明】
10…製版機 12…基台 14…原稿搬送装置 16…読取原稿 18…載置機構 20…撮影部 22…分離搬送機構 24…排出機構 26…載置台 32…取り出し
ローラ 34…送り出しローラ 36…ユニット 40…戻しローラ 42…搬送ロー
ラ対 44…軸部材 46…ゴム部材 49…周溝 55…軸 120…成形装置 122…キャビ
テイ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される軸部材の外周部に円筒状ゴ
    ム部材が一体的に設けられたゴムローラであって、端部に回転駆動源からの回転力を伝達するための歯形形
    状部が一体的に形成されるとともに、前記歯形形状部と
    前記ゴム部材の境界部位に該歯形形状部よりも深い周溝
    が形成された軸部材を得た後、前記軸部材を成形装置に
    配設し、前記成形装置のキャビテイに溶融ゴム部材を充
    填して該軸部材の外周部にゴム部材を被覆し、さらに前
    記ゴム部材を前記軸部材の周溝に沿って切断し、前記歯
    形形状部を被覆するゴム部材を除去することにより 形成
    されることを特徴とするゴムローラ。
  2. 【請求項2】回転駆動される軸部材の外周部に円筒状ゴ
    ム部材が一体的に設けられたゴムローラの製造方法であ
    って、 端部に回転駆動源からの回転力を伝達するための歯形形
    状部が一体的に形成されるとともに、前記歯形形状部と
    前記ゴム部材の境界部位に該歯形形状部よりも深い周溝
    が形成された軸部材を得る工程と、 前記軸部材を成形装置に配設し、前記成形装置のキャビ
    テイに溶融ゴム部材を充填して該軸部材の外周部にゴム
    部材を被覆する工程と、 前記ゴム部材を前記軸部材の周溝に沿って切断し、前記
    歯形形状部を被覆するゴム部材を除去する工程と、 を有することを特徴とするゴムローラの製造方法。
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