JPH0812156A - シート体受容装置 - Google Patents

シート体受容装置

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JPH0812156A
JPH0812156A JP15326594A JP15326594A JPH0812156A JP H0812156 A JPH0812156 A JP H0812156A JP 15326594 A JP15326594 A JP 15326594A JP 15326594 A JP15326594 A JP 15326594A JP H0812156 A JPH0812156 A JP H0812156A
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movable tray
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JP15326594A
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English (en)
Inventor
Minoru Saotome
実 早乙女
Akira Masuda
彰 益田
Hidenori Sasaki
秀紀 佐々木
Takeshi Fukawatase
剛 深渡
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】種々のシート体を効率的かつ確実に排出するこ
とを可能にする。 【構成】可動トレイ52と傾斜トレイ54とを備え、こ
の可動トレイ52の下部には、その上向き姿勢で読取原
稿16を受容する際にこの読取原稿16の先端部に発生
する衝撃を吸収するとともに、その下向き姿勢で前記読
取原稿16を前記傾斜トレイ54に送り出す際に該読取
原稿16から離間する緩衝機構90が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体を一旦受容す
る可動トレイと、前記可動トレイから前記シート体を受
け取る傾斜トレイとを備えたシート体受容装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、スキャナー等の画像読取装置
は、通常、原稿載置部に積層されている読取原稿(シー
ト体)を一枚ずつ取り出して読取部に搬送し、所望の読
み取り作業を行った後、原稿排出部に自動的に排出する
ように構成されている。
【0003】この場合、読取原稿として、紙等の台紙上
に文字、絵等の切り抜きや写真を貼り付けた読取原稿
(以下、貼り込み原稿という)が使用される場合が多
い。このため、読み取り終了後の貼り込み原稿が順次原
稿排出部に排出される際、この貼り込み原稿が、前記原
稿排出部に既に積層されている他の貼り込み原稿の写真
等に引っ掛かり、前記貼り込み原稿の排出作業に支障を
来すという不具合が生じてしまう。
【0004】そこで、図6に示すように、トレイ2を矢
印方向に回動可能とし、このトレイ2に略対向させて他
のトレイ4を固定して設けた原稿排出部が知られてい
る。この構成では、搬送部6を介して矢印A方向に搬送
されてきた原稿Sが一旦トレイ2に排出された後、この
トレイ2が矢印方向に回動されることにより、前記原稿
Sを反転させてトレイ4に順次積層させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、原稿Sが搬送部6からトレイ2に排出される
際、この原稿Sの先端部が前記トレイ2の下部2aに衝
突する。このため、トレイ2上で原稿Sの位置ずれが惹
起したり、または、この原稿Sが前記トレイ2から飛び
出してしまい、結果的に効率的な排出作業が達成されな
いという問題が指摘されている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、種々のシート体を効率的かつ確実に排出す
ることが可能なシート体受容装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、搬送されてくるシート体を受容する上
向き姿勢と、前記受容されたシート体を反転して送り出
す下向き姿勢とに揺動自在な可動トレイと、前記可動ト
レイの下向き姿勢に対向して配置され、前記シート体を
前記可動トレイより受容する傾斜トレイと、を備え、前
記可動トレイの下部には、該上向き姿勢で前記シート体
を受容する際に該シート体の移動方向先端部に発生する
衝撃を吸収するとともに、該下向き姿勢で前記シート体
を前記傾斜トレイに送り出す際に該シート体から離間す
る緩衝機構が備えられることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るシート体受容装置では、シート体
が上向き姿勢に配置された可動トレイに排出されると、
このシート体の先端部が前記可動トレイの下部に設けら
れた緩衝機構に保持される。このため、シート体は、可
動トレイの下部に直接衝突することがなく、該シート体
がこの可動トレイに対して位置ずれを惹起したり、前記
可動トレイから飛び出すことを確実に阻止することがで
きる。次いで、可動トレイが下向き姿勢に揺動される
と、緩衝機構がシート体から離間するため、このシート
体は、前記可動トレイの下部に沿って傾斜トレイに円滑
に送り出される。
【0009】
【実施例】本発明に係るシート体受容装置について、こ
れを実施するための原稿搬送装置との関係で実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0010】図1および図2において、参照数字10
は、製版機を示す。この製版機10は、実際上、画像読
取装置と画像記録装置とを一体として構成されたもので
あり、前記製版機10を構成する基台12上に、本実施
例に係る原稿搬送装置14が離脱自在に装着される。
【0011】原稿搬送装置14は、複数枚の読取原稿
(シート体)16を積層して収容する原稿載置機構18
と、この原稿載置機構18に積層された前記読取原稿1
6を一枚ずつ取り出す分離搬送機構20と、前記取り出
された読取原稿16を撮影位置に保持し前記読取原稿1
6に担持されている画像情報を版材に記録して製版を行
うための撮影部22と、撮影後の読取原稿16を反転さ
せて集積する本実施例に係るシート体受容装置である原
稿排出部24とを備える。
【0012】読取原稿16は、図2に示すように、紙等
の台紙16a上の所定の位置に文字、絵等の切り抜きや
写真等の貼り込み部分16bを有した貼り込み原稿を含
んでいる。
【0013】原稿載置機構18は、複数枚の読取原稿1
6が積層されて昇降自在な載置台26を備え、この載置
台26上には、図1に示すように、読取原稿16の寸法
(例えば、A5〜B3サイズ)に対応して矢印Y方向に
移動自在な可動ガイド部材28と、前記読取原稿16の
後端をガイドする着脱自在な後端ガイド部材30とが配
設されている。
【0014】図2に示すように、分離搬送機構20は、
載置台26の最上位の読取原稿16を積層位置から所定
距離だけ取り出す取り出しローラ32と、前記取り出さ
れた読取原稿16をさらに搬送方向に送り出す送り出し
ローラ34と、前記送り出しローラ34に対向して配設
され該送り出された最上位の読取原稿16と一体的に送
り出された他の読取原稿16を積層位置に戻す戻しロー
ラ36と、前記送り出された読取原稿16を撮影部22
側に搬送する搬送ローラ対38とを備える。
【0015】撮影部22は、昇降自在な撮影台42と、
分離搬送機構20から矢印X方向に送り出された読取原
稿16をこの撮影台42の所定の撮影位置に搬送するた
めに回転駆動源(図示せず)の作用下に周回走行する複
数のエンドレスベルト44と、図示しない真空発生手段
に連結されこのエンドレスベルト44に前記読取原稿1
6を吸着保持させるための第1および第2サクションボ
ックス46、48と、前記撮影台42が上昇されること
により前記読取原稿16を押圧して該読取原稿16の平
面性を確保するための圧着ガラス50とを備える。
【0016】本実施例に係る原稿排出部24は、エンド
レスベルト44を介して搬送されてくる読取原稿16を
受容する上向き姿勢と前記受容された読取原稿16を反
転して送り出す下向き姿勢とに揺動自在な可動トレイ5
2と、この可動トレイ52の下向き姿勢に対向して配置
され前記読取原稿16を前記可動トレイ52より受容す
る傾斜トレイ54とを備える。
【0017】図2乃至図4に示すように、可動トレイ5
2は、断面略L字状を有しており、その下部52a側が
支軸56を介してケーシング58に軸支される。可動ト
レイ52を揺動させるための反転機構60は、モータ6
2を備え、このモータ62の駆動軸62aがトルククラ
ッチ手段64を介してリンク手段66に接続される。ト
ルククラッチ手段64は、駆動軸62aに固着された駆
動歯車68に噛合する従動歯車70を備え、この従動歯
車70が伝動軸72に回転自在に装着される。伝動軸7
2には、従動歯車70を挟んで固定リング74と可動リ
ング76が一体的に回転可能に設けられ、この可動リン
グ76は、ばね78を介して軸方向に進退自在である。
【0018】伝動軸72の下部側にウオーム80が固定
され、このウオーム80に噛合するウオームホイール8
2がリンク手段66に連結される。このリンク手段66
は、ウオームホイール82の回転力を支軸56に伝達し
て可動トレイ52を揺動させる。
【0019】可動トレイ52の下部52aには、その上
向き姿勢で読取原稿16を受容する際にこの読取原稿1
6の先端部に発生する衝撃を吸収するとともに、その下
向き姿勢で前記読取原稿16を傾斜トレイ54に送り出
す際に該読取原稿16から離間する緩衝機構90が備え
られる。緩衝機構90は、図4に示すように、可動トレ
イ52の裏面側に軸92を介して揺動自在に装着される
揺動板94と、この揺動板94の下部に設けられ前記可
動トレイ52の下部52aに形成された複数の切欠部分
に臨む樹脂やスポンジゴム製の複数の緩衝部材96とを
備える。
【0020】揺動板94は、軸92に巻回されたばね
(図示せず)を介して、常時、可動トレイ52の下部5
2aから離間する方向に付勢されており、この可動トレ
イ52が上向き姿勢に配置される際にストッパ部材10
0に係合し、これにより緩衝部材96が前記可動トレイ
52の下部52aと略水平にかつこの下部52aの上面
より僅かに上方に突出して支持される(図4参照)。
【0021】図3に示すように、可動トレイ52の下部
(底面)52aおよび側面52bは、この可動トレイ5
2が上向き姿勢で読取原稿16を受容する際に該読取原
稿16の位置を規制するために、それぞれ水平方向およ
び鉛直方向に対して所定角度傾斜する。可動トレイ52
には、その下向き姿勢で読取原稿16を傾斜トレイ54
に押し出すために揺動自在な第1および第2受板10
2、104が設けられる。この第1および第2受板10
2、104は、それぞれの高さ位置を異にして各上端部
を可動トレイ52の上端側に揺動自在に支持される。
【0022】傾斜トレイ54は、移動機構106を介し
て幅方向(図3中、矢印Y方向)に進退自在に構成され
るとともに、この傾斜トレイ54の受容面108の下部
一端側には、所定の読取原稿16を他の読取原稿16か
ら分離させるためにこの所定の読取原稿16を傾斜して
積層する段部110が形成されている。
【0023】図4および図5に示すように、移動機構1
06は、傾斜トレイ54の裏面側に固着されたモータ1
12を備え、このモータ112の駆動軸112aにウオ
ーム114が軸着され、このウオーム114にウオーム
ホイール116が噛合する。ウオームホイール116に
は、回転板118が同軸的に連結されるとともに、この
回転板118の回転中心から偏位してリンク片120の
一端が係合する。このリンク片120の他端が保持板1
22に係合し、この保持板122は、矢印Y方向に延在
するロッド124の所定の位置に固定されている。
【0024】図1および図2に示すように、製版機10
は、撮影部22の撮影位置で読取原稿16に照明光を照
射する照明132a乃至132dと、圧着ガラス50の
上方で所定角度傾斜して配置される反射ミラー134
と、この反射ミラー134で反射された前記読取原稿1
6の画像等を所定の記録媒体に直接記録するカメラ13
6とを備える。
【0025】次に、本実施例に係る原稿排出部24の動
作について、これを組み込む原稿搬送装置14との関連
で説明する。
【0026】まず、載置台26上に複数枚の読取原稿1
6が積層して収容された後、この載置台26が昇降され
て最上位の読取原稿16が所定の取り出し高さ位置に調
整される。そこで、取り出しローラ32の回転作用下に
載置台26の最上位の読取原稿16が矢印X方向に所定
距離だけ取り出される。読取原稿16は、さらに送り出
しローラ34の回転作用下に矢印X方向に搬送されて搬
送ローラ対38に挟持された後、撮影部22側に搬送さ
れる。
【0027】撮影部22では、第1サクションボックス
46が駆動されて読取原稿16をエンドレスベルト44
に吸着保持させた状態でこのエンドレスベルト44が周
回走行される。次いで、第2サクションボックス48が
駆動され、読取原稿16は、エンドレスベルト44に吸
着保持されて撮影台42上の所定の撮影位置に配置され
る。そして、撮影台42が上昇されて読取原稿16が圧
着ガラス50に押圧保持された状態で、製版機10を構
成する照明132a乃至132dから照明光が照射され
るとともに、カメラ136が付勢され、読取原稿16に
貼り込まれている画像、文字および写真等の貼り込み部
分16bが図示しない版材に直接記録され、印刷用版が
作成される。
【0028】撮影終了後の読取原稿16は、撮影台42
が下降された後、エンドレスベルト44を介して矢印X
方向に搬送され、原稿排出部24で上向き姿勢に保持さ
れている可動トレイ52の下部52aに向かって落下供
給される。
【0029】この場合、本実施例では、可動トレイ52
の下部52aに略平行して緩衝部材96が配置されてお
り、この可動トレイ52に落下供給された読取原稿16
の先端部がこの緩衝部材96に保持される。このため、
読取原稿16の先端が可動トレイ52の下部52aに直
接衝突することがなく、この読取原稿16が飛び跳ねて
前記可動トレイ52内で位置ずれが惹起したり、前記読
取原稿16が該可動トレイ52から飛び出す等の不具合
を確実に阻止することができるという効果が得られる。
【0030】しかも、可動トレイ52の下部52aおよ
び側面52bは、それぞれ水平方向および鉛直方向に対
して所定角度傾斜している。従って、上向き姿勢の可動
トレイ52に読取原稿16が落下供給される際、この可
動トレイ52内での前記読取原稿16の位置が規制さ
れ、該読取原稿16を所望の位置に一層確実に配置させ
ることが可能になる。
【0031】次いで、反転機構60を構成するモータ6
2の駆動作用下に駆動軸62aが回転されると、駆動歯
車68および従動歯車70を介して伝動軸72が回転
し、さらにリンク手段66の作用下に支軸56が回転す
る(図3中、矢印参照)。このため、可動トレイ52
は、支軸56を中心に上向き姿勢から下向き姿勢に揺動
し(図4中、二点鎖線参照)、前記可動トレイ52の読
取原稿16が傾斜トレイ54側に送り出される。
【0032】可動トレイ52の揺動時に、緩衝機構90
を構成する揺動板94が、ストッパ部材100から離間
するため、軸92に巻回されたばね(図示せず)の弾発
力を介して下部52aから離間する方向に揺動する(図
4参照)。従って、可動トレイ52の下部52aより摩
擦力の大きな緩衝部材96が読取原稿16から離脱し、
この読取原稿16は、前記下部52aにのみ載置された
状態で傾斜トレイ54側に傾動される。これにより、読
取原稿16は、下部52a上を摺動して傾斜トレイ54
側に円滑に送り出されることになる。
【0033】ここで、可動トレイ52が傾斜トレイ54
側へ揺動する際、この可動トレイ52に設けられた第1
および第2受板102、104が、それぞれの上端部を
中心にして前記傾斜トレイ54側に揺動する。これによ
り、可動トレイ52の読取原稿16は、第1および第2
受板102、104を介して傾斜トレイ54側に強制的
に押圧されるため、この可動トレイ52に残置されるこ
となく前記傾斜トレイ54に移載される。特に、台紙1
6aが柔らかい紙等からなる読取原稿16であっても、
移載中に曲がることがなく、この読取原稿16の傾斜ト
レイ54への移載が確実に行われる。
【0034】さらに、読取原稿16が可動トレイ52か
ら傾斜トレイ54に反転して移載されるため、写真等の
貼り込み部分16bを有する読取原稿16であっても、
この貼り込み部分16bが引っ掛かることがなく、前記
傾斜トレイ54上に好適に収納させることができる。
【0035】さらにまた、可動トレイ52の揺動中に、
操作者等がこの可動トレイ52に触れて前記可動トレイ
52に負荷が作用すると、トルククラッチ手段64を構
成する伝動軸72と従動歯車70の間にトルクが発生す
る。このトルクが所定の値以上になると、従動歯車70
は、ばね78の弾発力に抗して伝動軸72と相対的に回
転し、モータ62の回転力が伝動軸72に伝達されな
い。従って、可動トレイ52の揺動動作が自動的に停止
され、操作者等への影響を防止することができるという
利点がある。
【0036】なお、本実施例に係る原稿排出部24で
は、例えば、読取原稿16の取り出し時、搬送時、ある
いは、撮影時等に不具合が生じた場合にその読取原稿1
6を選別して収納することができる。
【0037】これを概略的に説明すると、不良が発生し
た場合、移動機構106を構成するモータ112が駆動
され、ウオーム114およびウオームホイール116を
介して回転板118が回転する。そして、リンク片12
0が、保持体122側を支点にして揺動し、回転板11
8を支持している傾斜トレイ54は、ロッド124に沿
って矢印Y方向に移動する。
【0038】この状態で、可動トレイ52から不良の読
取原稿16が送り込まれると、この読取原稿16は、傾
斜トレイ54の段部110上に載置され、不良のない読
取原稿16に対して所定量だけ変位しかつ傾斜した状態
で傾斜トレイ54に収納されることになる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るシート体受容装置によれ
ば、以下の効果が得られる。
【0040】シート体は、上向き姿勢に配置された可動
トレイに排出される際、この可動トレイの下部に設けら
れた緩衝機構に保持されるため、前記シート体が前記可
動トレイの下部に直接衝突して位置ずれを惹起したり、
この可動トレイから飛び出すことを確実に阻止すること
ができる。さらに、可動トレイが下向き姿勢に揺動され
ると、緩衝機構がシート体から離間するため、このシー
ト体は、前記可動トレイの下部上を摺動して傾斜トレイ
側に円滑に送り出される。従って、種々のシート体を傾
斜トレイの所望の位置に正確かつ効率的に受容させるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシート体受容装置を組み
込む原稿搬送装置を製版機に装着した状態の概略斜視図
である。
【図2】前記原稿搬送装置の概略構成正面図である。
【図3】前記シート体受容装置の概略斜視図である。
【図4】前記シート体受容装置の一部縦断面図である。
【図5】前記シート体受容装置を構成する移動機構の斜
視説明図である。
【図6】従来技術に係るシート体受容装置の概略説明図
である。
【符号の説明】
10…製版機 12…基台 14…原稿搬送装置 16…読取原稿 18…原稿載置機構 20…分離搬送
機構 22…撮影部 24…原稿排出
部 26…載置台 42…撮影台 44…エンドレスベルト 52…可動トレ
イ 52a…下部 54…傾斜トレ
イ 56…支軸 60…反転機構 62…モータ 64…トルクク
ラッチ手段 90…緩衝機構 94…揺動板 96…緩衝部材 102、104
…受板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深渡 剛 神奈川県綾瀬市小園1005番地 富士マイク ログラフィックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されてくるシート体を受容する上向き
    姿勢と、前記受容されたシート体を反転して送り出す下
    向き姿勢とに揺動自在な可動トレイと、 前記可動トレイの下向き姿勢に対向して配置され、前記
    シート体を前記可動トレイより受容する傾斜トレイと、 を備え、 前記可動トレイの下部には、該上向き姿勢で前記シート
    体を受容する際に該シート体の移動方向先端部に発生す
    る衝撃を吸収するとともに、該下向き姿勢で前記シート
    体を前記傾斜トレイに送り出す際に該シート体から離間
    する緩衝機構が備えられることを特徴とするシート体受
    容装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート体受容装置におい
    て、前記緩衝機構は、前記可動トレイの下部側に揺動自
    在に装着される揺動手段と、 前記揺動手段に設けられ該可動トレイが上向き姿勢に挟
    持される際に前記下部に臨んで前記シート体の揺動方向
    先端部に係合する緩衝部材と、 を備えることを特徴とするシート体受容装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシート体受容装置におい
    て、前記可動トレイの底面および側面は、該可動トレイ
    が上向き姿勢で前記シート体を受容する際に該シート体
    の位置を規制するために、それぞれ水平方向および鉛直
    方向に対して傾斜することを特徴とするシート体受容装
    置。
JP15326594A 1994-07-05 1994-07-05 シート体受容装置 Pending JPH0812156A (ja)

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