JP3298044B2 - 格子体の柱への取付構造 - Google Patents

格子体の柱への取付構造

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文雄 藤井
千秋 松島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーの手
摺、フェンスなどにおける格子体を柱に取付ける構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーの手摺やフェンスとしては、
束、支柱などの柱に格子体を取付けたものが知られてい
る。この格子体としては例えば実開昭56−3966号
公報に示すように、柱に上横格子と下横格子を連結し、
この上横格子と下横格子に亘って縦格子を連結した格子
体が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように格子体を
柱に取り付けるには、柱に上横格子、下横格子をビスで
直接連結したり、連結金具を用いて連結し、上横格子、
下横格子と縦格子を突片と溝を係合して連結したり、ビ
スで直接連結している。
【0004】このために、柱と上横格子、下横格子を連
結するビス、連結金具や上横格子、下横格子と縦格子を
連結するビスが見えて見栄えが悪いものとなる。なお、
上横格子、下横格子と縦格子を突片と溝を係合して連結
すればビスが不要となるが、このようにして連結すると
連結強度が弱くなるばかりか、上横格子と下横格子とに
亘って鋳物パネルを取付けできない。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした格子体の柱への取付構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対向した柱
取付面と面材取付面を有する中空形状で面材取付面の上
部に上ヒレ片を有する上横格子と、相対向した柱取付面
と面材取付面を有する中空形状で面材取付面の下部に下
ヒレ片を有する下横格子と、前記上横格子と下横格子と
に亘って連結される面材とで格子体とし、前記上横格子
の柱取付面に大径穴と小径穴を長手方向に位置をずらし
て形成し、上横格子の面材取付面に小径穴と大径穴を前
記柱取付面の大径穴と小径穴とそれぞれ対向して形成
し、前記下横格子の柱取付面に大径穴と小径穴を長手方
向に位置をずらして形成し、下横格子の面材取付面に小
径穴と大径穴を前記柱取付面の大径穴と小径穴とそれぞ
れ対向して形成し、前記上横格子、下横格子の面材取付
面の各大径穴より柱用ビスを挿通して柱取付面の各小径
穴より柱に螺合して上横格子、下横格子の柱取付面を柱
にそれぞれ締付け連結し、その各大径穴を面材又はキャ
ップで閉塞し、前記上横格子、下横格子の柱取付面の各
大径穴より面材用ビスを挿通して面材取付面の各小径穴
より面材に螺合して面材を上横格子、下横格子の面材取
付面にそれぞれ締付け連結し、前記各大径穴をキャップ
で閉塞したことを特徴とする格子体の柱への取付構造で
ある。
【0007】
【作 用】上横格子と下横格子を柱に柱用ビスで強固
に連結できるし、面材を上横格子と下横格子とに面材用
ビスで強固に連結できるから、格子体を柱に強固に取付
けできる。また、柱用ビスが挿通する大径穴は面材又は
キャップで閉塞されるし、面材用ビスが挿通する大径穴
はキャップで閉塞されるから、柱用ビス、面材用ビスが
見えずに見栄えが良いものとなる。また、面材を連結す
る時に下横格子の下ヒレ片に仮置きできるから、面材が
鋳物パネルなどの重量物であっても簡単に連結すること
ができる。また、面材の上下面が上横格子の上ヒレ片、
下横格子の下ヒレ片で覆われているから、面材を縦格子
とした場合に上下端面が見えずに見栄えが良いものとな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はバルコニーの手摺の一部を
示し、バルコニーの立上り部が柱取付部1としてある。
この柱取付部1に複数の柱2が取付けてあり、各柱2の
上端部間に笠木3が取付けてある。前記柱2に格子体4
が取付けてある。
【0009】前記格子体4は上横格子5と下横格子6と
面材、例えば鋳物パネル7を備え、上横格子5と下横格
子6が柱2に連結してあり、鋳物パネル7が上横格子5
と下横格子6に亘って連結してある。
【0010】前記上横格子5は図2に示すように、相対
向した柱取付面10と面材取付面11及び相対向した上
面12と下面13及び上面12と連続して面材取付面1
1よりも突出した上ヒレ片14を有する中空長尺材であ
る。
【0011】この上横格子5の柱取付面10には複数の
大径穴15が鋳物パネル7の上部ネジ穴8と対向して形
成され、この大径穴15と対向する複数の小径穴16が
面材取付面11に形成してある。
【0012】前記上横格子5の面材取付面11には複数
の大径穴17が柱2と対向して形成され、この大径穴1
7と対向する複数の小径穴18が柱取付面10に形成し
てある。
【0013】図3に示すように、前記上横格子5の面材
取付面11の大径穴17より柱用ビス19を柱取付面1
0の小径穴18に挿通して柱2に螺合して柱取付面10
を柱2に締付け連結する。面材取付面11の大径穴17
にキャップ20を嵌合して取付けて柱用ビス19が見え
ないようにしてある。なお、鋳物パネル7で柱用ビス1
9が覆われる場合にはキャップ20を取付けなくとも良
い。
【0014】前記上横格子5の柱取付面10の大径穴1
5より面材用ビス21を面材取付面11の小径穴16に
挿通して鋳物パネル7の上部ビス穴8に螺合して鋳物パ
ネル7を上横格子5の面材取付面11に締付け連結す
る。柱取付面10の大径穴15にキャップ22を嵌合し
て取付けて面材用ビス21が見えないようにしてある。
【0015】前記下横格子6は図2に示すように、相対
向した柱取付面30と面材取付面31及び相対向した上
面32と下面33及び下面33と連続して面材取付面3
1よりも突出した下ヒレ片34を有する中空長尺材であ
る。
【0016】この下横格子6の柱取付面30には複数の
大径穴35が鋳物パネル7の下部ネジ穴9と対向して形
成され、この大径穴35と対向する複数の小径穴36が
面材取付面31に形成してある。
【0017】前記下横格子6の面材取付面31には複数
の大径穴37が柱2と対向して形成され、この大径穴3
7と対向する複数の小径穴38が柱取付面30に形成し
てある。
【0018】図3に示すように、前記下横格子6の面材
取付面31の大径穴37より柱用ビス39を柱取付面3
0の小径穴38に挿通して柱2に螺合して柱取付面30
を柱2に締付け連結する。面材取付面31の大径穴37
にキャップ40を嵌合して取付けて柱用ビス39が見え
ないようにしてある。なお、鋳物パネル7で柱用ビス3
9が覆われる場合にはキャップ40を取付けなくとも良
い。
【0019】前記下横格子6の柱取付面30の大径穴3
5より面材用ビス41を面材取付面31の小径穴36に
挿通して鋳物パネル7の下部ビス穴9に螺合して鋳物パ
ネル7を下横格子6の面材取付面31に締付け連結す
る。柱取付面30の大径穴35にキャップ42を嵌合し
て取付けて面材用ビス41が見えないようにしてある。
【0020】柱2に格子体4を取付けるには、柱2に上
横格子5、下横格子6を連結し、その後に鋳物パネル7
を連結する。
【0021】以上の様であるから、柱2と上横格子5、
下横格子6をビスにより強固に連結できるし、上横格子
5、下横格子6と鋳物パネル7をビスにより強固に連結
できる。また、各ビスが見えないから見栄えが良い。
【0022】しかも、鋳物パネル側から見た時にはキャ
ップも見えないから外観がより一層見栄え良いものとな
る。
【0023】また、鋳物パネル7を連結する際に下横格
子6の下ヒレ片34上に鋳物パネル7を仮置きできるか
ら、重量のある鋳物パネル7を連結する作業が簡単とな
る。
【0024】また、図1に示すように左右方向に隣接す
る複数の鋳物パネル7の上と下に上横格子5の上ヒレ片
14と下横格子6の下ヒレ片34が連続するから、複数
の鋳物パネル7が左右方向に一体的に連続した外観とな
り、手摺としての外観が見栄え良いものとなる。
【0025】以上の実施例では面材を鋳物パネル7とし
たが、図4に示すように縦格子50としても良く、この
場合には縦格子50の長手方向両端面が上ヒレ片14と
下ヒレ片34によって見えないから見栄えが良いものと
なる。
【0026】特にアルミ押出形材を所定寸法に切断加工
して縦格子50とした場合には、その切断面には表面処
理が施していないので、上ヒレ片14と下ヒレ片34で
見えないようにすることで見栄えが良いものとなる。
【0027】
【発明の効果】上横格子と下横格子を柱に柱用ビスで強
固に連結できるし、面材を上横格子と下横格子とに面材
用ビスで強固に連結できるから、格子体を柱に強固に取
付けできる。また、柱用ビスが挿通する大径穴は面材又
はキャップで閉塞されるし、面材用ビスが挿通する大径
穴はキャップで閉塞されるから、柱用ビス、面材用ビス
が見えずに見栄えが良いものとなる。また、面材を連結
する時に下横格子の下ヒレ片に仮置きできるから、面材
が鋳物パネルなどの重量物であっても簡単に連結するこ
とができる。また、面材の上下面が上横格子の上ヒレ
片、下横格子の下ヒレ片で覆われているから、面材を縦
格子とした場合に上下端面が見えずに見栄えが良いもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すバルコニーの手摺の一部
分の正面図である。
【図2】柱と上横格子と下横格子と鋳物パネルの分解斜
視図である。
【図3】取付状態の縦断面図である。
【図4】縦格子を取付けた実施例の正面図である。
【符号の説明】
2…柱、4…格子体、5…上横格子、6…下横格子、7
…鋳物パネル、10…柱取付面、11…面材取付面、1
4…上ヒレ片、15…大径穴、16…小径穴、17…小
径穴、18…大径穴、19…柱用ビス、21…面材用ビ
ス、30…柱取付面、31…面材取付面、34…下ヒレ
片、35…大径穴、36…小径穴、37…小径穴、38
…大径穴、39…柱用ビス、40…キャップ、41…面
材用ビス、42…キャップ、50…縦格子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/16 101 E04H 17/16 102 E04H 17/14 103 E06B 9/01 - 9/04 E04F 11/00 - 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向した柱取付面と面材取付面を有す
    る中空形状で面材取付面の上部に上ヒレ片を有する上横
    格子と、相対向した柱取付面と面材取付面を有する中空
    形状で面材取付面の下部に下ヒレ片を有する下横格子
    と、前記上横格子と下横格子とに亘って連結される面材
    とで格子体とし、 前記上横格子の柱取付面に大径穴と小径穴を長手方向に
    位置をずらして形成し、上横格子の面材取付面に小径穴
    と大径穴を前記柱取付面の大径穴と小径穴とそれぞれ対
    向して形成し、 前記下横格子の柱取付面に大径穴と小径穴を長手方向に
    位置をずらして形成し、下横格子の面材取付面に小径穴
    と大径穴を前記柱取付面の大径穴と小径穴とそれぞれ対
    向して形成し、 前記上横格子、下横格子の面材取付面の各大径穴より柱
    用ビスを挿通して柱取付面の各小径穴より柱に螺合して
    上横格子、下横格子の柱取付面を柱にそれぞれ締付け連
    結し、その各大径穴を面材又はキャップで閉塞し、 前記上横格子、下横格子の柱取付面の各大径穴より面材
    用ビスを挿通して面材取付面の各小径穴より面材に螺合
    して面材を上横格子、下横格子の面材取付面にそれぞれ
    締付け連結し、前記各大径穴をキャップで閉塞したこと
    を特徴とする格子体の柱への取付構造。
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