JP3297864B2 - イジェクト機構付カード - Google Patents

イジェクト機構付カード

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JP3297864B2
JP3297864B2 JP09924799A JP9924799A JP3297864B2 JP 3297864 B2 JP3297864 B2 JP 3297864B2 JP 09924799 A JP09924799 A JP 09924799A JP 9924799 A JP9924799 A JP 9924799A JP 3297864 B2 JP3297864 B2 JP 3297864B2
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card
eject
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真史 小寺
景太 双木
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカード等のカ
ード自体にカードを相手側コネクタからイジェクトする
機構を備えたイジェクト機構付カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイジェクト機構付カードコネクタ
とPCカードとの関連構造について図7を参照して説明
する。
【0003】PCカード21は、イジェクト機構付カー
ドコネクタ31に対して手指によって矢印方向に挿入さ
れる。
【0004】イジェクト機構付カードコネクタ31は、
フレーム32と、フレーム32の片側に設けられたイジ
ェクト機構33と、フレーム32の前方に設けられたイ
ジェクト機構付ピンヘッダ34とから構成される。
【0005】挿入状態では、PCカード21の前面側に
設けられた多数のソケットコンタクトは、イジェクト機
構付ピンヘッダ34の手前側に設けられた多数のソケッ
トコンタクトと嵌合している。
【0006】PCカード21をイジェクト機構付カード
コネクタ31から抜去する場合には、イジェクト機構3
3をフレーム32の片側に沿ってスライドすると、イジ
ェクト機構付ピンヘッダ34に設けられているレバー、
ピン及びプレート(周知のため図示せず)の作動によっ
て、PCカード21とイジェクト機構付カードコネクタ
31とは離脱し、PCカード21はイジェクト機構付カ
ードコネクタ31から抜去される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のイジェクト
機構付カードコネクタでは、イジェクト機構がカードコ
ネクタの側部に設けられているため、操作性が利便でな
かった。
【0008】また、イジェクト機構がカードコネクタに
設けられているため、カードコネクタにおける実装面積
の拡大の支障となっていた。
【0009】そこで、本発明は、前記従来のイジェクト
機構付カードコネクタの欠点を改良し、カードのイジェ
クトを容易かつ便利に行うことが可能で、しかも、嵌合
相手側の実装面積を拡大することが可能なイジェクト機
構付カードを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0011】1.第1のパネルと、コネクタを有するプ
リント配線基板と、フレームと、第2のパネルとが積み
重ねられて構成されるカードにおいて、前記フレームの
両側に各イジェクトバーがスライド可能に、かつ、それ
ぞれスプリングよって前記コネクタを相手側コネクタか
ら離脱する方向に付勢するように取り付けられ、前記各
イジェクトバーに弾性変形可能に形成された凸部は、前
記フレームの両側に設けられた各穴に対して係合脱出可
能であり、前記フレームに設けられた各解除バーを操作
して前記各凸部が前記各穴から脱出することによって、
前記コネクタが前記相手側コネクタから離脱するイジェ
クト機構付カード。
【0012】2.前記各イジェクトバーは前記フレーム
の両側の中央に突出形成された各支持部をスライド可能
に貫通し、前記各イジェクトバーの前端には前記相手側
コネクタに対する押圧部が形成され、前記各イジェクト
バーの後端には前記凸部を有するロック部が形成されて
いる前記1記載のイジェクト機構付カード。
【0013】3.前記各スプリングはコイルスプリング
であって、前記各支持部と前記各押圧部との間で、前記
各イジェクトバーに巻き付けられている前記2記載のイ
ジェクト機構付カード。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例のイジェ
クト機構付カードについて図1〜図6を参照して説明す
る。
【0015】図3は、本イジェクト機構付カードの分解
斜視図である。本イジェクト機構付カード1は、上側か
ら順次、長方形状の上パネル2と、長方形状のプリント
配線基板3と、コ字型のフレーム4と、フレーム4の開
口部4Aを閉鎖するように設けられるコネクタ5と、長
方形状の下パネル6とが積み重ねられて構成される。
【0016】フレーム4の両側の中央に突出形成された
各支持部4Bに、イジェクトバー4Cがスライド可能に
貫通している。各イジェクトバー4Cの前端には押圧部
4Dが形成され、また、各イジェクトバー4Cの後端に
はロック部4Eが形成され、更に、各支持部4Bと各押
圧部4Dとの間で、コイルスプリング4Gがイジェクト
バー4Cに巻き付けられて、イジェクトバー4Cを前方
にスライドするように付勢している。
【0017】フレーム4の後端面(手前側)の中央に
は、図1に示されるように、解除バーの押圧部4Hが設
けられ、解除バーの押圧部4Hを押したとき、一対の解
除バー4Iは、図4(a)の状態から図4(b)の状態
を経て図4(c)の状態に至る。詳細は後述する。
【0018】図5は、フレーム4のロック部4Eの拡大
斜視図を示し、直方体状のロック部4Eの一面に凸部4
Fが弾性変形可能に一体形成されている。各凸部4F
は、各解除バー4Iによって押圧されると、ロック部4
Eの内方に没入して図4(c)の状態に至る。
【0019】また、図6(a)は、フレーム4の凸部4
Fが突出した状態を示す拡大断面図である。図6(b)
は、フレーム4の凸部4Fがフレーム4の側部の平面部
によって押圧されて没入した状態を示す拡大断面図であ
る(図4(a),(d)参照)。
【0020】本イジェクト機構付カードの機器(相手)
側コネクタに対する嵌合と抜去について以下に説明す
る。
【0021】図1は、本イジェクト機構付カード1を機
器側コネクタ11に嵌合を開始するときの斜視図であ
る。機器側コネクタ11は、コ字型のフレーム12と、
フレーム12の前方に多数のピンコンタクトが整列配設
されたピンヘッダ13とから構成される。
【0022】図4(a)は、本イジェクト機構付カード
1の自然状態の断面図である。コイルスプリング4Gは
伸長され、押圧部4Dはコネクタ5よりも左側に突出
し、凸部4Fはロック部4Eの内方に没入し、解除バー
4Iはフレーム4の側部に開けられた穴4Jに挿入され
ていない。フレーム4に形成された第1ストッパ4K
は、ロック部4Eに当接することによって、イジェクト
バー4Cの左方向へのスライドを規制する。
【0023】図4(b)は、本イジェクト機構付カード
1を機器側コネクタ11に嵌合した状態の断面図であ
る。本イジェクト機構付カード1のコネクタ5は機器側
コネクタ11のピンヘッダ13と嵌合し、押圧部4Dは
押圧されてコネクタ5と同一面まで後退し、コイルスプ
リング4Gは圧縮され、凸部4Fは穴4Jに係合してい
る。フレーム4に形成された第2ストッパ4Lは、押圧
部4Dに当接することによって、イジェクトバー4Cの
右方向へのスライドを規制する。
【0024】図4(c)は、本イジェクト機構付カード
1を機器側コネクタ11から抜去を開始した状態の断面
図である。解除バーの押圧部4Hを押すと、解除レバー
4Iは矢印方向へ移動し、解除レバー4Iの先端が穴4
Jに挿入され、凸部4Fを穴4Jから脱出させてロック
部4Eの内方に矢印方向に没入させる。
【0025】すると、図4(d)の状態に至る。すなわ
ち、図4(d)は、本イジェクト機構付カード1が機器
側コネクタ11から抜去を終了した状態の断面図であ
る。嵌合の拘束状態が解除されると、フレーム4は、各
コイルスプリング4Gの拡張力によって右方向に移動す
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0027】1.カードをイジェクトする機構をカード
自体に備えるから、カードのイジェクトを容易かつ便利
に行うことができる。
【0028】2.パーソナル・コンピュータ等の機器側
にイジェクト機構を設置する必要がないから、機器側の
実装面積を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードを機器側コネクタに嵌合を開始するときの斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードを組み立てた状態の斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードの分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードの諸状態の断面図であり、(a)は自然状態のも
の、(b)は本カードを機器側コネクタに嵌合した状態
のもの、(c)は本カードを機器側コネクタから抜去を
開始した状態のもの、(d)は本カードが機器側コネク
タから抜去を終了した状態のものを、それぞれ示す。
【図5】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードにおけるフレームのロック部の拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態例のイジェクト機構付カ
ードにおけるフレームのロック部の拡大断面図であり、
(a)は凸部が突出した状態を示し、(b)は凸部がフ
レームの側部によって押圧されて没入した状態を示す。
【図7】従来のイジェクト機構付カードコネクタにPC
カードの嵌合を開始するときの斜視図である。
【符号の説明】
1 イジェクト機構付カード 2 上パネル 3 プリント配線基板 4 フレーム 4A 開口部 4B 支持部 4C イジェクトバー 4D 押圧部 4E ロック部 4F 凸部 4G コイルスプリング 4H 解除バーの押圧部 4I 解除バー 4J 穴 4K 第1ストッパ 4L 第2ストッパ 5 コネクタ 6 下パネル 11 機器側コネクタ 12 フレーム 13 ピンヘッダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−148287(JP,A) 実開 平3−100478(JP,U) 実開 平6−68866(JP,U) 実開 昭48−55815(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 G06K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のパネルと、コネクタを有するプリ
    ント配線基板と、フレームと、第2のパネルとが積み重
    ねられて構成されるカードにおいて、前記フレームの両
    側に各イジェクトバーがスライド可能に、かつ、それぞ
    れスプリングよって前記コネクタを相手側コネクタから
    離脱する方向に付勢するように取り付けられ、前記各イ
    ジェクトバーに弾性変形可能に形成された凸部は、前記
    フレームの両側に設けられた各穴に対して係合脱出可能
    であり、前記フレームに設けられた各解除バーを操作し
    て前記各凸部が前記各穴から脱出することによって、前
    記コネクタが前記相手側コネクタから離脱することを特
    徴とするイジェクト機構付カード。
  2. 【請求項2】 前記各イジェクトバーは前記フレームの
    両側の中央に突出形成された各支持部をスライド可能に
    貫通し、前記各イジェクトバーの前端には前記相手側コ
    ネクタに対する押圧部が形成され、前記各イジェクトバ
    ーの後端には前記凸部を有するロック部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のイジェクト機構付カ
    ード。
  3. 【請求項3】 前記各スプリングはコイルスプリングで
    あって、前記各支持部と前記各押圧部との間で、前記各
    イジェクトバーに巻き付けられていることを特徴とする
    請求項2記載のイジェクト機構付カード。
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