JP3079490B2 - 離脱機構付きカード用コネクタ - Google Patents

離脱機構付きカード用コネクタ

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JP3079490B2
JP3079490B2 JP08314619A JP31461996A JP3079490B2 JP 3079490 B2 JP3079490 B2 JP 3079490B2 JP 08314619 A JP08314619 A JP 08314619A JP 31461996 A JP31461996 A JP 31461996A JP 3079490 B2 JP3079490 B2 JP 3079490B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード、PC
カード等のカードを離脱する離脱機構を備えた離脱機構
付きカード用コネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として特開平7−335317
号公報には、図30乃至図32に示すように、イジェク
タ206が挿入完了状態のICカード201の後端面2
01Aに対向してICカード201の飛び出しを阻止す
る誤離脱防止位置と誤離脱防止位置から退避してICカ
ード201の抜き出しを可能とする操作位置との間を移
動可能にイジェクトバー205と連結されているICカ
ード用電気コネクタが開示されている。
【0003】図30乃至図32に示されているICカー
ド用電気コネクタはイジェクトバー205、イジェクタ
206との2体でイジェクタ部が構成されている。
【0004】また、図33に示すように、このICカー
ド用電気コネクタにおいて他の例として挙げられている
イジェクタ226は、イジェクトバー225の後端部に
おいてピン227によりICカード201の面と平行な
面内で回動できるものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に示されているICカード用電気コネクタは、部品点
数が多く、設備費が多く、これらを組み立てるための工
程が余計に必要であるという問題がある。
【0006】また、イジェクトバー205、225に対
してイジェクタ206、226が移動可能に組み立てら
れているため部品の構成が複雑となるという問題があ
る。
【0007】また、これらのイジェクトバー205、2
25とイジェクタ206、226との構成では係合強度
が弱くなる可能性がある。
【0008】さらに、ICカード201の嵌合時も2ア
クションの動作が必要で操作性が悪い。
【0009】なお、従来技術とは別に使用状態で誤って
イジェクタを押してしまいカードが離脱したときにカー
ドや機器が誤った動作をしたり電気的に破損するのを防
ぐために、カード離脱操作を開始したときカードが離脱
し始める前に機器の状態を適性な状態とするようにコネ
クタに設けたスイッチによって電気信号を出させるとい
う新たな要求がある。
【0010】それ故に本発明の課題は、部品点数、設備
費、組立工程を減少し、操作性に優れかつイジェクタの
構成で係合強度を向上させ、新たな要求も満足する離脱
機構付きコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カード
との接続を行う導電性のコンタクトと、該コンタクトを
保持したベースインシュレータと、該べースインシュレ
ータに対して前記カードのカード挿入方向へ移動可能に
設けたイジェクタと、該イジェクタの前記カード挿入方
向への移動によって前記カードを離脱するレバーを備え
ている離脱機構とを含む離脱機構付きカード用コネクタ
において、前記イジェクタは前記カード挿入方向へ押圧
操作によって移動する操作部と、前記離脱機構の第1の
係合部と、スイッチ駆動部とを有し、前記第1の係合
部、前記スイッチ駆動部及び前記操作部は弾性を有する
ヒンジ部によって接続されて一体に構成されており、前
記操作部の近傍には第2の係合部を設け、前記ベースイ
ンシュレータには前記ヒンジ部の前記操作部に自然状態
で前記第2の係合部に係合するとともに前記ベースイン
シュレータに対する前記イジェクタの前記カード挿入方
向への移動を抑制する第3の係合部と、前記カードの離
脱時に前記操作部を前記カードの離脱方向へ引きながら
カード幅方向に倒し前記第2の係合部と前記第3の係合
部との係合を外し、前記操作部を前記カード挿入方向へ
押すとカードが離脱して前記ベースインシュレータに対
するカード離脱方向への前記イジェクタの移動で前記ス
イッチ駆動部により開閉を行う導電性のスイッチコンタ
クトを設けたことを特徴とする離脱機構付きカード用コ
ネクタが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
離脱機構付きカード用コネクタの実施の形態例を説明す
る。図1乃至図5は、本発明の離脱機構付きカード用コ
ネクタの第1の実施の形態例を示している。
【0013】図1乃至図5を参照して、離脱機構付きカ
ード用コネクタは、複数本の導電性コンタクト10と、
これらのコンタクト10を保持したベースインシュレー
タ20と、べースインシュレータ20に対してカード9
0をカード挿入方向I(図2の矢印I方向)へ移動可能
に設けたイジェクタ40と、カード挿入方向Iへのイジ
ェクタ40の移動によってカード90を離脱する離脱機
構とを含む。
【0014】離脱機構部はイジェクタ40と、このイジ
ェクタ40のカード挿入方向I への移動によって回動す
るレバー50(図5を参照)とによって構成されてい
る。
【0015】べースインシュレータ20はコンタクト1
0の中間部分を保持したベース部20aと、ベース部2
0aの両側から図2に示すようにカード挿入方向Iとは
逆向きのカード離脱方向II 方向(図2の矢印II 方
向)へのびている一対のフレーム部20b,20cとを
有している。ベース部20aと一対のフレーム部20
b,20cとによって規定されている空間にはカバーイ
ンシュレータ30が組み付けられている。
【0016】また、図3に示したように、ベースインシ
ュレータ20には離脱機構付きカード用コネクタをプリ
ント回路基板のような基板100に搭載するための複数
の係合突起部20dが形成されている。係合突起部20
dは基板100の図示しない複数の穴に一対一に嵌め込
まれている。この際、ベースインシュレータ20から基
板100側にのびているコンタクト10の接続部10a
が基板100のスルーホールに挿入されて基板100の
導電部に接続される。
【0017】さらに、図5に示すように、ベースインシ
ュレータ20には導電性のスイッチコンタクト60と、
このスイッチコンタクト60に接離する導電性の相手ス
イッチコンタクト70と、スイッチコンタクト60及び
相手スイッチコンタクト70の近傍にリターンスプリン
グ80が設けられている。なお、スイッチコンタクト6
0及び相手スイッチコンタクト70については、後に詳
細に説明する。
【0018】リターンスプリング80は図6及び図7に
示すように、カード90が未嵌合の状態で図6に示した
状態にカバーインシュレータ30を維持することで、カ
ード90の挿入時に、カード90がコンタクト10に摺
動しにくくなるものである。
【0019】即ち、図6及び図7に示したように、カー
ド90が突き当て位置の手前から突き当て位置まで移動
する間に、カード90のカード挿入方向I の先端部と係
合して、このカード9090の先端部をベースインシュ
レータ30の底部30dの上面の方へ押圧し、最終的に
カード90の相手接触部をコンタクト10の接触部10
aに押圧させるように構成されている。
【0020】ここで、離脱機構付きカード用コネクタに
おけるイジェクタ40の動作を、図8(A)〜図8
(D)を参照して概略的に説明する。図8(A)は、ベ
ースインシュレータ20にカード90が嵌合状態にある
ときのイジェクタ40の位置を示している。図8(B)
は図8(A)に示した状態からイジェクタ40を引き出
した状態を示している。この際、後述するスイッチコン
タクト60及び相手スイッチコンタクト70が閉状態と
なっている。図8(C)は図8(B)の状態からイジェ
クタ40をカード挿入方向I に対して倒した状態を示し
ている。図8(D)は図8(C)の状態からイジェクタ
40をカード挿入方向I へ押した状態を示している。
【0021】カード90が嵌合状態にあるときは、図1
及び図4に示したコンタクト10の接触部10bに図9
及び図10にも示したカード90のカード挿入方向1 側
でカード幅Wの中央部に位置している相手接触部91が
接触している状態である。即ち、コンタクト10の接触
部10aと相手接触部91とは、カード90の板厚方向
で互いに接触している。
【0022】図11及び図12は離脱機構付きコネクタ
の外観の構成を示している。また、コンタクト10、レ
バー50、スイッチコンタクト60、及び相手スイッチ
コンタクト70は省略してある。
【0023】図13及び図14は、図1乃至図5に示し
た離脱機構付きコネクタの外観の構成を示している。図
15はカバーインシュレータ30の外観を示している。
図16は図15に示したカバーインシュレータ30を反
転した状態の外観を示している。図17はイジェクタ4
0を示している。図18は図17に示したイジェクタを
反転した状態を示している。図19はカード90を示し
ている。
【0024】図2及び図5、図13及び図14を参照し
て、ベースインシュレータ20にはレバー50を回動可
能に軸支する軸部22と、カード挿入口Aの近傍に形成
したバネ部21aと、バネ部21aの先端に形成した第
3の係合部21と、イジェクタ40にカード挿入方向I
及びカード離脱方向IIで係合する第1及び第2の係合突
起24a,24bとが形成されている。
【0025】図17及び図18に詳細に示したイジェク
タ40は、カード挿入方向I およびカード離脱方向IIに
長い寸法に作られており、カード挿入方向I への押圧操
作によって移動するよう一端側に形成した操作部41
と、離脱機構部のレバー50に係合するよう他端側の他
端面上に形成した第1の係合部48と、スイッチコンタ
クト60を相手スイッチコンタクト70に対して動作さ
せるよう他端側に突き出しているスイッチ駆動部49を
有している。
【0026】さらに、イジェクタ40には、このイジェ
クタ40を長手方向の中間部分で連結したヒンジ部45
と、他端側からヒンジ部45の近傍にまでのびている可
撓片部47aと、可撓片部47aの先端に形成されてい
る自由端部47と、ヒンジ部45とは反対側に位置して
いる中間突部46と、操作部41の近傍に位置している
第2の係合部42と、中間突部46側から操作部41方
向へのびている中間板部44aと、中間板部44aの先
端面44に対向している突起43とを有している。な
お、突起43対する先端面44は突起43と同様な突起
を形成して位置ずれして対向するようにしてもよい。
【0027】即ち、このイジェクタ40では、レバー5
0に係合する第1の係合部48、スイッチ駆動部49及
び操作部41が弾性を有するヒンジ部45によって接続
されて一体に構成されている。操作部41の近傍には第
2の係合部42が位置している。ベースインシュレータ
20にはヒンジ部45の自然状態(操作部41に外力が
ほとんど加わっていない状態)で第2の係合部42に係
合している。
【0028】第3の係合部21はベースインシュレータ
20に対するイジェクタ40のカード挿入方向Iへの移
動を抑制する。スイッチコンタクト60及び相手スイッ
チコンタクト70はベースインシュレータ20に対する
カード離脱方向IIへのイジェクタ40の移動によってス
イッチ駆動部49によりスイッチの開閉を行う。
【0029】カード90を離脱する時には操作部41を
カード90のカード離脱方向IIへ引きながらカード幅W
の一方向へ倒す(この際、ヒンジ部45が弾性変形す
る)と、第2の係合部42と第3の係合部21との係合
が外れ、かつスイッチコンタクト60、相手スイッチコ
ンタクト70を動作する。これにより操作部41をカー
ド挿入方向へ押すと、カード90が離脱する。スイッチ
コンタクト60、相手スイッチコンタクト70の動作は
開から閉、もしくは閉から開にするようにしてもよい。
【0030】なお、操作部41を引かずにイジェクタ4
0を押圧しようとしても第2の係合部42と第3の係合
部21とが係合しているため、イジェクタ40はカード
挿入方向I へ押すことはできず、カード90を離脱する
ことはできない。
【0031】第2の係合部42又は第3の係合部21の
少なくとも一方にこれと連結し、バネ部21aがカード
90の板厚方向へ弾性変形可能に設けられており、カー
ド90の嵌合時にカード90をカード挿入方向Iに押す
だけで第2の係合部42と第3の係合部21の係合が行
われる。
【0032】カード90の嵌合時にはカード90を押す
だけで、第2の係合部42はバネ部21aの弾性変形に
より他方の第3の係合部21を乗り越す。
【0033】操作部41を図9に矢印で示したカード幅
Wの方向に倒したときには、操作部41のカード挿入方
向I側の端部に設けられた突起43と、操作部41及び
ヒンジ部45とで繋がった部分のカード離脱方向II側の
先端面44とが当接する。
【0034】さらに、カード90を離脱するときには操
作部41に加えられる力は突起43とカード離脱方向II
側の先端部44との当接によってイジェクタ40のカー
ド挿入方向I 側の部分(特に第1の係合部48)に伝え
られる。
【0035】レバー50は図5及び図20にもっとも良
く図示されているように、軸部22に回動可能に結合し
ており、イジェクタ40の第1の係合部48に回動可能
に連結されているレバー部50aと、カード90を押圧
して離脱させるよう押圧する押出部50bとを有してい
る。レバー50の中央部分には軸部22に係合する軸穴
50dが形成されている。レバー部50aには第1の係
合部48に回動可能に係合する長穴50cが形成されて
いる。
【0036】次に、カード90を離脱機構付きカード用
コネクタから離脱する時の状態を図20乃至図25によ
って説明する。なお、離脱する時の説明において、実際
は見えない線も表示されている。
【0037】図20ではカード90の嵌合状態であり、
この位置から操作部41を紙面の下方へ引き出すと、レ
バー50が反時計方向へ回動されて、図21の2点鎖線
の状態となる。この状態では突部23と自由端部47が
当接し、これ以上イジェクタ40は下方へ移動できな
い。このとき、スイッチコンタクト60は、図26に示
したように、イジェクタ40のスイッチ駆動部49の下
方へ移動し図26から図27の状態となり、スイッチコ
ンタクト60および相手スイッチコンタクト70とが短
絡する。
【0038】スイッチコンタクト60はスイッチ駆動部
49の直下に位置している接触バネ片61を有し、接触
バネ片61はスイッチ駆動部49の駆動により直下に押
圧されるバネ押圧部63と、ベースインシュレータ20
の外にのびている端子部65と、相手スイッチコンタク
ト70に接触する先端部62とを有している。
【0039】なお、図26に示したスイッチコンタクト
60の2点鎖線は組み立て前のスイッチコンタクト60
および相手スイッチコンタクト70の状態でそれぞれ先
端部62、73がプリロードのかかった状態でべ−スイ
ンシュレータ20に組み込まれている。
【0040】相手スイッチコンタクト70はスイッチ駆
動部49の下方に位置している相手接触バネ片71を有
し、接触バネ片71は先端部62に接離する相手接点部
72と、相手先端部73と、ベースインシュレータ20
の外にのびている端子部65とを有している。
【0041】図21に戻り、操作部41は2点鎖線の位
置から紙面の左方へ倒すと、図22に示すように実線の
状態となり、第3の係合部21と第2の係合部42とは
左右方向で位置ずれし、ベースインシュレータ20に対
してイジェクタ40上方へ抑制しなくなる。この状態に
よりイジェクタ40は上方へ移動可能となり、操作部4
1を上方へ押すと図22、図23、図24、及び図25
のように動く。
【0042】この途中で図26及び図27に示したスイ
ッチコンタクト60及び相手スイッチコンタクト70は
開く。このとき第1の係合部48も上方へ移動するが第
1の係合部48はレバー50を軸部22の部分で係合し
ている。また、レバー50はほぼ中央部の51で時計方
向回りに回る。
【0043】レバー50の押出部50aは、図22乃至
図25で示すように、紙面の下方に移動してきてカード
90を離脱させる。この後、カード90は手で抜き取
る。嵌合時は図25のカード90なしの状態でカード9
0を挿入すると、レバー50は反時計方向回りに回りイ
ジェクタ40は下方へ移動する。このとき操作部41は
左右に移動する必要はなく第2の係合部42はバネ部2
1aのバネ力によって第3の係合部21を乗り越えて図
20の状態となる。離脱操作時には大きな力をイジェク
タ40に加えてもヒンジ部45に無理な力が加わること
がない。
【0044】図28及び図29は離脱機構付きコネクタ
の第2の実施の形態例を示している。なお、この第2の
実施の形態例においてベースインシュレータ20内の構
成は第1の実施の形態例と同じ機構となっていることか
ら説明を省略する。
【0045】第2の実施の形態例において第1の実施の
形態例と異なる構成は、図28及び図29に示すように
イジェクタ110にある。イジェクタ110は操作部1
11と、係合片112にある。この係合片112と操作
部111とは弾性を有するヒンジ部(第1の実施の形態
例で説明したヒンジ部45と同じ)で接続され一体に構
成される。
【0046】操作部111にはカード90の嵌合時、カ
ード90の離脱側端面92の離脱側に位置しカード90
の離脱を抑制する突起112が設けられている。カード
90の離脱時には操作部111をカード幅Wの方向へ倒
すことによって突起112がカード幅Wの外側に位置す
る。係合片112はイジェクタ110と一体で従来例の
作用が可能である。
【0047】カード90の嵌合状態で係合片112は操
作部111よりカード厚方向に突出する形で構成され、
カード90の誤った離脱を防止している。カード90の
離脱時には図28より操作部111を矢印方向へ倒すと
係合片112がカード90幅の外側に位置し、この状態
のまま操作部111を押し込むと、図29の状態となり
離脱機構によりカード90が離脱する。カード90の嵌
合時には離脱機構と逆の動きとなる。
【0048】
【発明の効果】以上、各実施の形態例によって説明した
ように、本発明の離脱機構付きカード用コネクタによる
と、カードの離脱時に操作部をカードのカード離脱方向
へ引きながらカード幅方向へ倒すと、第2の係合部と第
3の係合部との係合が外れ、かつスイッチコンタクト、
相手スイッチコンタクトを動作することにより操作部を
カード挿入方向へ押すとカードが離脱するように構成し
たため、従来にはない新たな要求を満足させることがで
きる。
【0049】また、離脱操作時に大きな力をイジェクタ
に加えても、ヒンジ部に無理な力が加わることがなく、
機械的強度を向上することができ、嵌合操作時にはカー
ドを押すだけでよく作業性が向上する。
【0050】また、部品点数及び組立工程が少なくて済
み、かつ単純な構成で磨耗も少なくなり、従来のように
係合部が弱いという欠点をも解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の離脱機構付きカード用コネクタの第1
の実施の形態例を示す正面図である。
【図2】図1に示した離脱機構付きカード用コネクタの
平面図である。
【図3】図1に示した離脱機構付きカード用コネクタの
側面図である。
【図4】図1に示した離脱機構付きカード用コネクタの
裏面図である。
【図5】図2に示した離脱機構付きカード用コネクタの
裏面図である。
【図6】図5に示したリターンスプリングの構成を示し
カードが挿入途中の状態を示した断面図である。
【図7】図5に示したリターンスプリングの構成を示し
カードが嵌合した状態を示した断面図である。
【図8】(A)は、ベースインシュレータにカードが嵌
合状態にあるときのイジェクタの位置を示し、(B)は
(A)に示した状態からイジェクタを引き出した状態を
示し、(C)は(B)の状態からイジェクタをカード挿
入方向I に対して倒した状態を示し、(D)は(C)の
状態からイジェクタをカード挿入方向へ押した状態を示
している。
【図9】本発明の離脱機構付きカード用コネクタの第1
の実施の形態例で用いたカードを示す平面図である。
【図10】図7に示したカードの側面図である。
【図11】図1に示した本発明の離脱機構付きカード用
コネクタの一例を示す斜視図である。
【図12】図9に示した離脱機構付きカード用コネクタ
を反転した状態を示す斜視図である。
【図13】図1に示した本発明の離脱機構付きカード用
コネクタを示し、イジェクタを除いた状態の斜視図であ
る。
【図14】図11に示した離脱機構付きカード用コネク
タを反転した状態を示す斜視図である。
【図15】図1に示した離脱機構付きカード用コネクタ
のカバーインシュレータを示す斜視図である。
【図16】図14に示したカバーインシュレータを反転
した状態で示す斜視図である。
【図17】図2に示した離脱機構付きカード用コネクタ
のイジェクタを示す斜視図である。
【図18】図15に示した離脱機構付きカード用コネク
タのイジェクタを反転した状態で示す斜視図である。
【図19】図7に示したカードの斜視図である。
【図20】本発明の第1の実施の形態例における離脱機
構付きカード用コネクタの嵌合時を示す平面図である。
【図21】図18の状態からカードの離脱途中時を示す
平面図である。
【図22】図19の状態からカードの離脱途中時を示す
平面図である。
【図23】図20の状態からカードの離脱途中時を示す
平面図である。
【図24】図21の状態からカードの離脱途中時を示す
平面図である。
【図25】図22の状態からカードの離脱した状態を示
す平面図である。
【図26】本発明の第1の実施の形態例における離脱機
構付きカード用コネクタのスイッチが開いた状態を拡大
して示した断面図である。
【図27】図24に示したスイッチを閉じた状態を示す
断面図である。
【図28】本発明の第1の実施の形態例に基づく離脱機
構付きカード用コネクタの第2の実施の形態例を示す斜
視図である。
【図29】図26に示したイジェクタを操作した状態を
示す斜視図である。
【図30】従来のコネクタを示した斜視図である。
【図31】図28に示したイジェクトレバー部分を拡大
して示した斜視図である。
【図32】図29に示したイジェクトレバーを操作した
状態を示した斜視図である。
【図33】従来のイジェクトレバー部分の他の例を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
10 コンタクト 10a 接触部 20 ベースインシュレータ 21 第3の係合部 21a バネ部 24a 第1の係合突起 24b 第2の係合突起 30 カバーインシュレータ 40,110,206,226 イジェクタ 41,111 操作部 42 第2の係合部 43 突起 44 先端面 45 ヒンジ部 48 第1の係合部 49 スイッチ駆動部 50 レバー 50a レバー部 60 スイッチコンタクト 70 相手スイッチコンタクト 90 カード 100 基板 112 係合片 201 ICカード 205 イジェクトバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72 G06K 17/00 H01R 12/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードとの接続を行う導電性のコンタク
    トと、該コンタクトを保持したベースインシュレータ
    と、該べースインシュレータに対して前記カードのカー
    ド挿入方向へ移動可能に設けたイジェクタと、該イジェ
    クタの前記カード挿入方向への移動によって前記カード
    を離脱するレバーを備えている離脱機構とを含む離脱機
    構付きカード用コネクタにおいて、 前記イジェクタは前記カード挿入方向へ押圧操作によっ
    て移動する操作部と、前記離脱機構の第1の係合部と、
    スイッチ駆動部とを有し、前記第1の係合部、前記スイ
    ッチ駆動部及び前記操作部は弾性を有するヒンジ部によ
    って接続されて一体に構成されており、前記操作部の近
    傍には第2の係合部を設け、前記ベースインシュレータ
    には前記ヒンジ部の前記操作部に自然状態で前記第2の
    係合部に係合するとともに前記ベースインシュレータに
    対する前記イジェクタの前記カード挿入方向への移動を
    抑制する第3の係合部と、前記カードの離脱時に前記操
    作部を前記カードの離脱方向へ引きながらカード幅方向
    に倒し前記第2の係合部と前記第3の係合部との係合を
    外し、前記操作部を前記カード挿入方向へ押すとカード
    が離脱して前記ベースインシュレータに対するカード離
    脱方向への前記イジェクタの移動で前記スイッチ駆動部
    により開閉を行う導電性のスイッチコンタクトを設けた
    ことを特徴とする離脱機構付きカード用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード用コネクタにおい
    て、前記カード嵌合時に前記カードを前記挿入方向に押
    圧する操作のみによって前記第2の係合部と前記第3の
    係合部との係合が行われるよう前記第2の係合部及び前
    記第3の係合部の少なくとも一方に連結し、かつ前記カ
    ードのカード厚方向へ弾性変形可能なバネ部を設けたこ
    とを特徴とする離脱機構付きカード用コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカード用コネクタにおい
    て、前記操作部を前記カードのカード幅の方向へ倒した
    ときに、前記操作部の前記カード挿入方向側端部に設け
    られた突起と、前記操作部と前記ヒンジ部で繋がった部
    分のカードのカード離脱方向の側端面が当接するように
    構成したことを特徴とする離脱機構付きカード用コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカード用コネクタにおい
    て、前記突起に対してカード離脱方向の側端部面に前記
    突起と同様な当接面を設けたことを特徴とする離脱機構
    付きカード用コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカード用コネクタにおい
    て、前記イジェクタは前記操作部に係合片を有し、該係
    合片と前記操作部とは弾性を有する前記ヒンジ部で接続
    され一体に構成されることを特徴とする離脱機構付きカ
    ード用コネクタ。
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