JP3296713B2 - 光コネクタの端面研磨方法およびその研磨機 - Google Patents

光コネクタの端面研磨方法およびその研磨機

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JP3296713B2 JP06533096A JP6533096A JP3296713B2 JP 3296713 B2 JP3296713 B2 JP 3296713B2 JP 06533096 A JP06533096 A JP 06533096A JP 6533096 A JP6533096 A JP 6533096A JP 3296713 B2 JP3296713 B2 JP 3296713B2
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    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3863Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using polishing techniques

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタの接続
端面から突出されている光ファイバの端面を研磨テープ
を用いて研磨する光コネクタ端面の研磨方法とその方法
を実現する小型で持ち運びが容易な研磨機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの接続方法の1つとして、単
心の光コネクタや多心光コネクタを用いて光ファイバを
着脱自在に接続する方法が用いられており、図10には多
心光ファイバの着脱自在の接続を行うための一般的な多
心光コネクタが示されている。同図に示すように、フェ
ルール1の内部には複数の光ファイバ挿通孔(図示せ
ず)が並列形成されており、この光ファイバ挿通孔に光
テープ2の先端側の被覆が除去された裸光ファイバ5が
フェルール1の接続端面3から突き出した状態で挿通さ
れ、接着剤等によりフェルール1に固定されて、多心光
コネクタ4が組み立てられている。
【0003】この光テープ2がフェルール1に接続され
た状態で、多心光コネクタ4は、例えば図11に示される
ような研磨機にセットされ、フェルール1の接続端面3
側を回転しているターンテーブル40上の砥石41の研磨面
42に押圧し、光ファイバ5の端面がフェルール1の接続
端面3と一緒に研磨される位置Lm まで研磨されて多心
光コネクタ4の研磨仕上げがされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研磨機は、例えば図11に示したように、ターンテーブル
40上に研磨の砥石41を配設した大掛かりな装置であるた
め、装置が非常に大型であって重量が大きいため、多心
光コネクタ4等の光コネクタ接続現場に持ち運びするの
が非常に大変であり、光コネクタの接続作業の効率化を
図る上で障害となっていた。
【0005】また、従来の光コネクタ端面の研磨方法に
おいては、前記の如く、光ファイバ5の端面をフェルー
ル1の接続端面と一緒に研磨される位置まで研磨が行わ
れるために、多心光コネクタ4等の光コネクタを砥石41
等に押圧するときの力が弱いと研磨効率が悪く研磨に非
常に時間がかかるといった問題が生じ、一方、研磨効率
を上げるために光コネクタを砥石41側に強く押し付ける
と、光ファイバ5の先端側に割れ等が生じて光ファイバ
端面側が傷ついてしまうといった問題が生じた。なお、
このような問題は、研磨機として図11に示したような研
磨機を用いた場合と同様に、光ファイバ端面を球面研磨
するために、特開昭61−192460号公報に示され
ているような弾性状の研磨盤を用いた場合にも生じた。
【0006】さらに、従来の研磨機は、いずれも研磨の
砥石や研磨盤等が光コネクタに対して非常に大きいため
に、光コネクタの研磨機に対する位置合わせが難しく、
砥石表面や研磨盤表面と光コネクタ端面との平行度が僅
かに狂っただけでも光コネクタ端面が片削りされてしま
うといった問題もあった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、ターンテーブルタイプの研
磨機を使用することなく、容易に、かつ、短時間で、し
かも、光ファイバ端面側に傷つけることもなく、光コネ
クタの光ファイバ端面を所要端面形状に研磨することが
できる光コネクタの端面研磨方法を提供すると共に、そ
の研磨方法に適した小型で持ち運びが容易な研磨機を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような手段を講じている。すなわち、
本発明の光コネクタの端面研磨方法は、接続端面から光
ファイバを一本以上並列して突き出して成る光コネクタ
を研磨機にセットし、光コネクタの接続端面に対向する
側には可撓性を有する研磨テープを配設して該研磨テー
プの研磨砥粒面と前記光ファイバの端面とを当接させ、
該研磨テープの研磨砥粒面の反対面側には溝幅が前記光
コネクタの光ファイバの並列幅よりも大きく、かつ、光
ファイバ並列方向の光コネクタ接続端面幅よりも小さい
テープ走行溝を持ち、溝底面を前記光ファイバの所要端
面形状に応じた形状のテープ走行面としたテープバック
アップ部材を配設して該テープバックアップ部材のテー
プ走行面と光ファイバ端面との間に前記研磨テープを挟
んで走行させることにより光ファイバ端面の研磨を行う
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0009】また、前記光コネクタは複数の光ファイバ
を並設して成る多心光コネクタとすること、前記多心光
コネクタのファイバ並列方向と略直交する方向に研磨テ
ープを走行させることも本発明の光コネクタの端面研磨
方法の特徴的な構成とされている。
【0010】さらに、本発明の研磨機は、接続端面から
光ファイバを一本以上並列して突き出して成る光コネク
タを装着する光コネクタ装着部と、この光コネクタ装着
部に装着される光コネクタの接続端面に対向する側に
置されていて溝幅が前記光コネクタの光ファイバの並列
幅よりも大きく、かつ、光ファイバ並列方向の光コネク
タ接続端面幅よりも小さいテープ走行溝を持ち、溝底面
前記光ファイバの所要端面形状に応じた形状のテープ
走行面としたテープバックアップ部材と、研磨表面に砥
粒が形成され研磨表面を光ファイバ端面に対向する側の
面にして前記テープバックアップ部材のテープ走行面に
沿って走行する研磨テープと、繰り出し軸と巻き取り軸
間に前記テープ走行面を経由して掛け渡された前記研磨
テープの走行駆動を行うテープ走行駆動手段と、互いに
対向するテープ走行面側と光コネクタ側の少なくとも一
方を相手側に押圧付勢して光ファイバ端面に研磨テープ
への研磨加工圧を与える研磨加工圧印加手段とを有する
ことを特徴として構成されている。
【0011】さらに、前記テープバックアップ部材のテ
ープ走行面は、該テープ走行面に沿って走行する研磨テ
ープで研磨される光ファイバ端面よりも広い平坦面を有
する面としたこと、前記テープバックアップ部材のテー
プ走行面は凹形面に形成されていること、前記テープバ
ックアップ部材のテープ走行面は凸形面に形成されてい
ることをも本発明の研磨機の特徴的な構成とされてい
る。
【0012】さらに、前記研磨テープは繰り出し先方側
の粒度の粗い粗粒テープに該粗粒テープよりはテープ厚
味が厚く粒度の細かい細粒テープが繋がれた連続テープ
により構成されていること、前記研磨テープとして粒度
の粗い粗粒テープと該粗粒テープよりはテープ厚味が厚
く粒度の細かい細粒テープとが別個独立に用意され、繰
り出し軸と巻き取り軸間に粗粒テープと細粒テープとが
交換自在に装着される構成としたこと、前記研磨テープ
は繰り出し軸に装着される繰り出しローラと巻き取り軸
に装着される巻き取りローラ間に掛け渡し巻装され、こ
れら繰り出しローラと巻き取りローラはカセット内に収
容されたカセット型研磨テープであることも本発明の研
磨機の特徴的な構成とされている。
【0013】さらに、前記光ファイバ端面が研磨テープ
の研磨表面に圧接して研磨される領域に研磨加工液を供
給する研磨液供給手段が設けられていること、前記光コ
ネクタはコレットチャックに着脱自在に装着され、この
コレットチャックはコネクタ装着部に着脱自在に装着さ
れる構成としたことも本発明の研磨機の特徴的な構成と
されている。
【0014】上記構成の本発明において、研磨機の光コ
ネクタ装着部に光コネクタを装着し、研磨テープをテー
プバックアップ部材のテープ走行面に沿って走行させ、
光コネクタの接続端面から突出している単心又は多心の
光ファイバの端面を研磨テープの研磨表面に押圧するこ
とにより、光ファイバ端面は研磨テープにより研磨され
ていく。そして、前記テープバックアップ部材のテープ
走行面が光ファイバの所要端面形状に応じた形状に形成
されているために、各光ファイバ端面は所要端面形状に
研磨される。
【0015】本発明においては、このように、研磨テー
プを走行させて光コネクタの接続端面を研磨する方式で
あるため、研磨機の小型化、かつ、軽量化が達成され、
光コネクタの接続現場への持ち運びが非常に容易とな
り、光コネクタの接続作業効率が改善される。
【0016】また、本発明においては、光コネクタの接
続端面から突出する裸光ファイバのみが研磨されるため
に、フェルールごと光コネクタ端面を研磨する従来の光
コネクタ端面研磨方法と異なり、光コネクタを大きな押
圧力でもって研磨盤等に押圧しなくとも短時間で光コネ
クタの端面研磨が行われ、光ファイバの先端面に割れ等
が生じることもなく、しかも、前記の如く、光ファイバ
の所要端面形状に応じた形状のテープ走行面に沿って走
行する研磨テープを用いて、光ファイバの端面を所要端
面形状に研磨することが可能となり、上記課題が解決さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて説明する。図1および図2には、本発明に係
る光コネクタ端面の研磨方法を行う研磨機の一実施形態
例が示されている。この研磨機を使用して研磨される光
コネクタは、例えば前記図10に示したものとほぼ同様の
多心光コネクタ4であり、フェルール1の光ファイバ挿
通孔に、被覆除去された光テープ2の先端側の裸光ファ
イバ5を挿通して、フェルール1の接続端面3から裸光
ファイバ5を突出させており、本実施形態例の研磨機で
研磨される多心光コネクタ4における裸光ファイバ5
は、フェルール1の接続端面3からL1 (数10μm〜0.
3 mm)だけ突出した状態で接着剤等を用いてフェルール
1に固定されている。
【0018】通常、裸光ファイバ5はフェルール1の光
ファイバ挿通孔に挿通する前に、その先端側をカッター
により切断して各裸光ファイバの先端面が揃えられる
が、実際には、微視的に見ると、各裸光ファイバの先端
はμmのオーダーで不揃いとなっており、この不揃いを
修正し、裸光ファイバの先端面(接続端面)を鏡面にす
べく研磨機による研磨が行われる。
【0019】図1および図2において、研磨機には、基
台6の面上に光コネクタ装着部(多心光コネクタ装着
部)7が設けられている。この多心光コネクタ装着部7
は内部空間8を有する保持枠部10の前記内部空間8にコ
レットチャック15のシャンク部(軸部)16が着脱自在に
挟持固定されている。そして、コレットチャック15のチ
ャック部17に研磨対象の多心光コネクタ4が接続端面3
をチャックの外に向けて着脱自在に装着されている。
【0020】前記コレットチャック15のチャック部17の
先端面に対向する側にはテープバックアップ部材18が配
置されている。このテープバックアップ部材18にはコレ
ットチャック15のチャック部17に装着されている多心光
コネクタ4の接続端面3に対向する位置に凹形のテープ
走行溝20が形成されている。このテープ走行溝20の溝幅
は図5に示すように、多心光コネクタ4の裸光ファイバ
5の並列幅よりも大きく、かつ、フェルール1の接続端
面3のファイバ並列方向の幅Wよりも小さく形成されて
おり、その溝深さは、後述する図5(a)に示すように
粗研磨の所望ファイバ突出長さL2 と粗研磨テープの厚
さの和である(この溝深さは特に限定されるものではな
い)。
【0021】図3の(a),(b)に示すように、テー
プバックアップ部材18には、テープ走行溝20の底面にテ
ープ走行面9が形成されている。このテープ走行面9
は、裸光ファイバ5の所要端面形状に応じた形状に形成
されており、本実施形態例では、テープ走行面9は、こ
のテープ走行面9に沿って走行する研磨テープ32で研磨
される裸光ファイバ5の端面よりも広い平坦面と成して
いる。なお、研磨テープ32は可撓性を有するテープであ
り、図3の(b)に示すように、研磨テープ32の研磨砥
粒面が裸光ファイバ5側となり、この研磨砥粒面の反対
側の面にテープバックアップ部材18が配設されるように
なっている。そして、研磨テープ32の研磨砥粒面が裸光
ファイバ5の端面と当接させられて裸光ファイバ5の端
面研磨が行われるようになっている。
【0022】図4には、前記テープ走行溝20と多心光コ
ネクタ4の対向部分の詳細が示されている。この図4は
図2のAの部分を拡大して示したもので、図4の(a)
は荒仕上げの研磨状態をしており、図4の(b)は仕上
げ研磨の状態を示している。
【0023】図1,2,4に示すように、前記テープバ
ックアップ部材18の背面には板棒状の支持ロッド21の先
端側が連接されており、支持ロッド21の後端側には連結
板22が取り付けられている。この連結板22の両端側には
支持ロッド21に対して間隔を介して沿わせた形態で側板
23a,23bが設けられている。一方、基台6には前記支
持ロッド21の軸長方向に伸張して1対のガイド板24a,
24bが設置されており、ガイド板24aを支持ロッド21と
側板23aで挟み、かつ、ガイド板24bを支持ロッド21と
側板23bで挟んで支持ロッド21はガイド板24a,24bに
対して軸長方向に摺動自在に取り付けられており、ガイ
ド板24a,24bは支持ロッド21の軸長方向の摺動をガイ
ドする機能を担っている。
【0024】側板23aの先端側横方向には棒状のレバー
25が支点軸29に軸支されて揺動自在に取り付けられてい
る。この支点軸29の上端側には雄ねじが形成されてお
り、この雄ねじにナット38が螺合されており、このナッ
ト38を締めつけることにより、その締めつけ位置で、レ
バー25の揺動位置を固定できるようになっている。レバ
ー25の後端側の基台6上には1対のストッパピン28a,
28bがレバー25と間隔を介して挟む形態で上方に突設さ
れており、このストッパピン28a,28bはレバー25の過
剰の揺動を規制するストッパとして機能している。
【0025】レバー25の先端側と前記連結板22間には付
勢ばね26が介設されており、レバー25を反時計方向に回
転することにより、レバー25の先端部と連結板22の間隔
が大きくなり、その分、付勢ばね26が伸張するので、付
勢ばね26の付勢力、つまり、テープバックアップ部材18
側が多心光コネクタ4側に押圧する力が強くなる。その
逆に、レバー25を時計方向に回転することにより付勢ば
ね26の付勢力が弱くなる。このように、レバー25の回転
位置を調整することにより、テープバックアップ部材18
側が多心光コネクタ4側に押圧する押圧力の調整が可能
となっている。これら支点軸29を支点として回転する
(揺動する)レバー25と、該レバー25と連結板22間に介
設される付勢ばね26とは研磨加工圧印加手段を構成して
いる。
【0026】前記基台6の上側には前記支持ロッド21を
中心にしてその左右両側の一方側には繰り出し軸27が設
けられ、他方側には巻き取り軸28が設けられている。繰
り出し軸27には繰り出しローラ30が着脱自在に嵌合され
ており、巻き取り軸28には巻き取りローラ31が同様に着
脱自在に嵌合されている。繰り出しローラ30の嵌合穴の
内周面には凹凸の溝条が形成されており、対応する繰り
出し軸27の外周面にも凹凸の溝条が形成され、繰り出し
ローラ30側の凸部に繰り出し軸27側の凹部が嵌合して、
繰り出しローラ30は繰り出し軸27と一体回転するように
なっており、同様に、巻き取り軸28の外周面と巻き取り
ローラ31の嵌合穴の内周面にそれぞれ対応する凹凸の溝
条が形成され、一方側の凹部と他方側の凸部が嵌合して
巻き取りローラ31は巻き取り軸28と一体回転するように
構成されている。
【0027】前記繰り出しローラ30には研磨テープ32が
巻かれている。この研磨テープ32はその表面側に砥粒が
付着形成され、前記の如く、多心光コネクタ4の接続端
面3に対向する側に研磨砥粒面が形成されており、この
研磨テープ32の繰り出し先端側は繰り出しローラ30から
ガイドローラ33aを介して引き出され、さらに前記テー
プバックアップ部材18のテープ走行面9に沿わせてテー
プ走行溝20を通した後、ガイドローラ33bを介して巻き
取りローラ31の巻き取り面に連接(接続)されている。
【0028】本実施形態例では、多心光コネクタ4の研
磨用として、砥粒の粒度が粗い荒仕上げ用の粗粒テープ
と粒度の細かい仕上げ用の細粒テープとが2種類用意さ
れ、それらの各粗粒テープと細粒テープはそれぞれ対応
する繰り出しローラ30に巻かれてその繰り出し先端側は
巻き取りローラ31に連接されている。
【0029】研磨テープ32のテープ走行面9に沿っての
走行は巻き取りローラ31を回転することにより行われる
が、この巻き取り軸28の巻き取り方向の回転駆動は巻き
取り軸28をモータ回転に連動して巻き取り方向に回転す
るテープ走行駆動手段により行われている。なお、この
テープ走行駆動手段はモータ回転を減速機構等を介して
巻き取り軸28に伝達する構成のものであり、このような
回転伝達機構は周知であるので、図面の複雑化を避ける
ために、図示を省略してある。なお、巻き取りローラ31
側に巻き取った研磨テープを繰り出しローラ30側に巻き
戻す必要がある場合には、繰り出し軸27をモータ回転を
利用して巻き戻し方向に回転する繰り出し軸の回転機構
が付加されることとなる。これらテープ走行駆動手段の
モータ回転駆動を行う電源は電池34により行う構成と
し、モータ回転を制御する回路は回路基板に形成され、
その回路基板(図示せず)は基台6の適宜の位置に配設
される。また、ACアダプタを介して外部電源による駆
動も可能である。
【0030】本実施形態例では、テープ走行溝20を通し
た研磨テープ32の研磨表面、すなわち研磨砥粒面を前記
付勢ばね26の付勢力を利用して多心光コネクタ4の裸光
ファイバ5の先端面に当接させて押圧し、その状態で、
研磨テープ32を走行させることにより、研磨テープ32を
テープ走行溝20のテープ走行面9と裸光ファイバ5の端
面に挟んで、研磨テープ32をテープ走行面9に沿って走
行させ、この走行により研磨テープ32による裸光ファイ
バ5の端面研磨が行われるが、その裸光ファイバ端面の
研磨は乾式研磨で行ってもよいが、より好ましくは、研
磨領域に研磨加工液を供給する湿式研磨とすることが望
ましい。
【0031】湿式研磨を採用する際には、研磨領域目掛
けて研磨加工液を噴射する研磨液噴射ノズルを研磨加工
領域の近傍に設けることとなる。この研磨加工液として
水を用いることも可能であるが、研磨加工液の機能、つ
まり、研磨加工部の冷却作用と、研磨により生じる研磨
くずの流出機能および研磨加工液の凍結を防ぐ機能とを
より効果的に行うためには、水に20〜30%のアルコール
を混ぜた水アルコール混合液とすることが望ましい。あ
るいは毛細管現象を利用して、研磨加工液のタンクに例
えばフェルト状の部材を挿入し、その毛細管現象で研磨
テープ部に研磨加工液を供給する。
【0032】本実施形態例では、粗粒テープと細粒テー
プの2種類のテープを用いて研磨を行うが、テープの厚
味を異にしており、粗粒テープの厚味よりも細粒テープ
の厚味を厚くしている。
【0033】図5の(a)は粗粒テープ35を用いた荒仕
上げの研磨状態を示しており、図5の(b)は細粒テー
プ36を用いた仕上げ研磨状態を示している。これらの図
から分かるように、細粒テープ36の厚味は粗粒テープ35
の厚味よりも厚く形成されている。この実施形態例では
粗粒テープ35と細粒テープ36の砥粒は共に酸化アルミニ
ウムを使用しており、粗粒テープ35の砥粒の粒径は5μ
mの粒度としており、細粒テープ36の砥粒の粒径は0.5
μmの粒度のものを用いている。また、粗粒テープ35の
厚味はテープ走行溝20の溝深さよりも5μmだけ薄いテ
ープ厚にしており(テープ走行溝20の溝深さは粗粒テー
プ35のテープ厚よりも5μm深くしてある)、細粒テー
プ36のテープ厚は粗粒テープ35のテープ厚よりも厚くし
てあり、この実施形態例では、テープ走行溝20の溝深さ
寸法よりも僅かに細粒テープ36の厚味を厚くしている。
【0034】本実施形態例の研磨機は上記のように構成
されており、次に、多心光コネクタ4の研磨動作(研磨
方法)を説明する。まず、図1に示すように、研磨対象
の多心光コネクタ4をコレットチャック15に装着し、こ
のコレットチャック15を多心光コネクタ装着部7に挟持
固定する。
【0035】そして、粗粒テープ35が巻かれている繰り
出しローラ30を繰り出し軸27に装着し、巻き取りローラ
31を巻き取り軸28に装着する。この研磨テープの装着時
に、繰り出しローラ30に巻かれている粗粒テープ35の繰
り出し先端側はガイドローラ33a、テープ走行溝20、ガ
イドローラ33bを順に通して巻き取りローラ31に導出す
る。
【0036】この状態においては、多心光コネクタ4の
接続端面3から突き出している裸光ファイバ5の先端面
は粗粒テープ35の研磨表面に当接し、付勢ばね26の付勢
力により研磨加工圧が加えられるが、この研磨加工圧が
調整されていない場合には、レバー25の回転位置を調節
し、付勢ばね26の押圧力を可変調整して裸光ファイバ端
面と研磨表面との接触圧、つまり、研磨加工圧を最適に
調整し、その調整位置でレバー25の回転位置をナット38
の締結によりロックする。
【0037】研磨加工に際して、その研磨加工圧が強す
ぎるとファイバ端面に加工変質層が生じてしまうという
問題が生じるので、それらが生じないような最適加工圧
にすることが必要であり、例えば、裸光ファイバ5の直
径が125 μmの4心の多心光コネクタの場合には、約40
±10gf(10±5gf/心)の研磨加工圧にすることが
最も望ましく、裸光ファイバの直径や心数が異なる多心
光コネクタの場合にはその仕様に応じた多心光コネクタ
4に最も適する研磨加工圧を実験等により求めて、その
最適な研磨加工圧となるようにレバー25の回転位置を調
整して研磨を行う。
【0038】多心光コネクタ4のセットと、研磨加工圧
の調整が行われた後、テープ走行駆動手段のモータを回
転駆動して、粗粒テープ35をテープ走行溝20を通して走
行させ、この走行により、粗粒テープ35を、多心光コネ
クタ4の並列方向と略直交する方向に走行させる。この
とき、湿式研磨を行う場合には、研磨加工領域に研磨加
工液を噴射供給する。多心光コネクタ4の裸光ファイバ
5の先端面の研磨開始時には、粗粒テープ35の研磨表面
とテープ走行溝20の溝形成表面37間の距離L2(図5の
(a)参照)よりも裸光ファイバ5の突出長L1 (図10
参照)が長いので、多心光コネクタ4の接続端面3はテ
ープ走行溝20の溝形成表面37との間に隙間をもった状態
で裸光ファイバ5の端面研磨が開始する。
【0039】そして、研磨の進行に伴い、裸光ファイバ
5の端面が研磨されていくので、裸光ファイバ5の接続
端面3からの突出長が徐々に短くなり、図5の(a)に
示すように、多心光コネクタ4の接続端面3がテープバ
ックアップ部材18の溝形成表面37に当接することにより
それ以上の裸光ファイバ5の研磨の進行が停止され、多
心光コネクタ4の荒仕上げ研磨の終了状態となる。
【0040】この荒仕上げ研磨の終了状態においては、
裸光ファイバ5はフェルール1の接続端面3からL2
け、つまり、5μmだけ突出した長さとなる。
【0041】次に、粗粒テープ35の繰り出しローラ30と
巻き取りローラ31を繰り出し軸27と巻き取り軸28から取
り外して細粒テープ36の繰り出しローラ30と巻き取りロ
ーラ31をそれぞれ対応する繰り出し軸27と巻き取り軸28
に装着する。そして、荒仕上げの場合と同様に、細粒テ
ープ36の繰り出し先端側を、ガイドローラ33a、テープ
走行溝20、ガイドローラ33bを通して巻き取りローラ31
に導出し、同様に、細粒テープ36をテープ走行溝20を通
して走行させることにより、多心光コネクタ4の裸光フ
ァイバ5端面の仕上げ研磨が行われる。
【0042】この仕上げ研磨の開始時には、細粒テープ
36の厚味は粗粒テープ35の厚味よりも厚いために、フェ
ルール1の接続端面3はテープ走行溝20の溝形成表面37
から離れた状態となり、その状態で仕上げ研磨が前記荒
仕上げ研磨と同じ研磨状態で開始し、予め定めた所定の
時間経過するまで仕上げ研磨を続行し、その時間が経過
したときに仕上げ研磨を終了する。本発明者の実験によ
れば、仕上げ研磨の開始後2分〜4分の時間研磨を行う
ことにより、良質な光ファイバ端面を得ることが確認さ
れており、したがって、この2分〜4分の細粒テープ36
による研磨を行って仕上げ研磨を終了する。
【0043】なお、研磨テープ(粗粒テープ35および細
粒テープ36)32のテープ走行速度は0.02〜0.08m/sec
に設定することが研磨品質を高める上で望ましく、この
実施形態例では、この範囲内の走行速度によって研磨テ
ープを走行させている。
【0044】研磨が終了した多心光コネクタ4はコレッ
トチャック15から取り外され、コレットチャック15には
次の研磨対象の多心光コネクタ4が装着されて、同様
に、粗粒テープ35と細粒テープ36を用いて多心光コネク
タ4の研磨が次々に行われる。
【0045】この仕上げ研磨の終了時においては、裸光
ファイバ5が接続端面3から突出する長さは2μm程度
となり、この範囲のファイバ突出長となるように仕上げ
研磨を行うことが最も望ましいものとなる。
【0046】本実施形態例では、従来例の如く裸光ファ
イバ5の端面とフェルール1の接続端面3を一緒に研磨
する方法を採らず、多心光コネクタ4の接続端面3から
突出する裸光ファイバ5の端面のみを研磨する方式とし
たので、研磨に要する研磨加工圧を従来例に比べ格段に
小さくすることができ、この負荷の軽減により、従来例
のようなターンテーブル上40の砥石41を用いるという大
掛かりな装置構成とする必要がなく、研磨テープ32を走
行させて良好な研磨を行うことができるので、装置構成
が極めて簡易化され、研磨機の小型軽量化が達成された
マイクロ研磨機として構築することが可能となり、持ち
運びも非常に容易となり、多心光コネクタの接続現場に
持ち運びするのが極めて容易となり、多心光コネクタの
接続の作業効率を格段に高めることが可能となった。
【0047】また、本実施形態例によれば、前記の如
く、研磨に要する研磨加工圧を従来例に比べ格段に小さ
くすることができるために、研磨テープ32をテープ走行
面9に沿って走行させるだけの容易な操作で、多心光コ
ネクタ4の裸光ファイバ5の端面を短時間で研磨するこ
とが可能となり、しかも、裸光ファイバ5の端面に割れ
等の損傷を与えることもなく非常に良好に多心光コネク
タ4の端面研磨を行うことができる。そして、本実施形
態例においては、テープバックアップ部材18のテープ走
行面9を裸光ファイバ5の所要端面形状(平坦面)に形
成し、かつ、その平坦面を裸光ファイバ5の端面よりも
広い面とし、このテープ走行面9に沿って走行させる研
磨テープ32によって裸光ファイバ5の端面研磨を行うよ
うにしたために、各裸光ファイバ5の端面を確実に平坦
面に研磨することができる。
【0048】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、多心光コネクタ4の研磨を粗粒テ
ープ35と細粒テープ36を用いて研磨したが、例えば、細
粒テープをさらに粒度の大きさに応じて複数段階に区分
し、各区分の細粒テープを用いて、より緻密な仕上げ研
磨を行うようにしてもよい。もちろん、粗粒テープも粒
度の大きさに応じて複数に区分し、各区分の研磨テープ
を、粒度の粗いテープから徐々に粒度が細かくなる研磨
テープを用いて研磨を行うようにすることが可能であ
る。
【0049】また、上記実施形態例では粗粒テープ35と
細粒テープ36をそれぞれ別個独立のローラ30,31に巻い
て用いたが、例えば、粗粒テープ35の繰り出し終端側に
細粒テープ36の繰り出し先端側を接続して粗粒テープと
細粒テープを連続した1本のテープによって構成し、こ
れを1対の繰り出しローラ30と巻き取りローラ31に巻い
て使用するようにしてもよい。このように、粗粒テープ
と細粒テープを連続したテープにすれば、荒仕上げ研磨
と仕上げ研磨を行う度に研磨テープを取り替えるという
手間隙を省略することができる。これを応用すれば、例
えば、細粒テープを粒度の大きさに応じて複数に区分
し、粗粒テープも粒度の大きさに応じて複数に区分し、
粒度の粗い粗粒テープの終端側に粒度のより細かい研磨
テープを次々に接続して1本の研磨テープとし、この1
本の研磨テープを粒度の最も粗い粗粒テープから繰り出
し、順々に粒度の細かいテープを繰り出すようにして、
1本のテープを走行することにより、きめ細かな多心光
コネクタの研磨を行うようにすることも可能となる。
【0050】さらに、上記実施形態例では、研磨テープ
を巻き取る単独タイプの繰り出しローラ30と巻き取りロ
ーラ31を直接対応する繰り出し軸27と巻き取り軸28に嵌
合装着したが、研磨テープを繰り出しローラ30側に巻い
た状態で繰り出しローラ30と巻き取りローラ31をカセッ
ト内に収容し、カセットを繰り出し軸27と巻き取り軸28
に嵌合装着するという如く、いわゆるテープレコーダの
カセットテープの如く、研磨テープをカセット型研磨テ
ープの形態で構成することも可能である。この場合も、
カセット内に粗粒テープのみを収容したカセットと、細
粒テープのみを収容したカセットとを別個に形成し、荒
仕上げ研磨の場合と仕上げ研磨の場合とで、カセットを
取り替えて研磨するようにしてもよいし、カセット内に
粗粒テープと細粒テープの連続したテープを収容し、1
個のカセットによって、荒仕上げ研磨から仕上げ研磨ま
でを連続的に行うようにすることも可能である。
【0051】さらに、上記実施形態例では、仕上げ研磨
を行う場合には、仕上げ研磨の開始時から予め設定した
所定の時間(2〜4分の間の設定の時間)経過した後
に、仕上げ研磨を終了するようにしたが、仕上げ研磨の
終了時点は、仕上げ研磨開始時からの時間ではなく、細
粒テープ36の走行長さによって設定することも可能であ
る。この場合には、例えば、テープ走行距離を示すカウ
ンタを設け、このカウンタが設定のカウント値になった
ときに細粒テープの走行を停止するようにしてもよい
し、あるいは、細粒テープのテープ長を予め仕上げ研磨
に必要な長さに設定しておき、その細粒テープが終端部
まで繰り出し終了したときに、仕上げ研磨が終了するよ
うに構成することも可能である。
【0052】さらに、上記実施形態例では、研磨テープ
32の砥粒(研磨材)は酸化アルミニウムとしたが、それ
以外に、酸化クロムやその他の研磨材を用いた研磨テー
プを使用することも可能であり、使用する研磨テープの
種類に応じた最適研磨条件を設定し、この設定条件に合
わせて研磨を行うことにより、上記実施形態例と同様な
良質のファイバ端面研磨が可能となる。
【0053】さらに、上記実施形態例では、研磨テープ
32は粗粒テープ35と細粒テープ36とを組み合わせた形態
とし、粗粒テープ35による荒仕上げ研磨の後に細粒テー
プ36による仕上げ研磨を行うようにしたが、研磨テープ
32は必ずしも粗粒テープ35と細粒テープ36を組み合わせ
た形態のものにするとは限らず、適宜のテープを用いて
形成されるものである。ただし、上記実施形態例のよう
に、粗粒テープ35と細粒テープ36とを組み合わせ、粗粒
テープ35による荒仕上げ研磨の後に細粒テープ36による
仕上げ研磨を行うと、裸光ファイバ5の端面を非常に効
率的に、かつ、良好に研磨することができる。
【0054】さらに、テープバックアップ部材18の大
きさ、形状および、テープ走行面9の大きさ、形状等は
特に限定されるものではない。
【0055】例えば、多心光コネクタ4等の光コネクタ
の裸光ファイバ5の端面を平坦面に研磨するときには、
図6の(a)〜(c)に示すように、テープ走行面9
を、このテープ走行面9に沿って走行する研磨テープ32
で研磨される光ファイバ端面よりも広い平坦面を有する
面とすればよい。また、光ファイバ端面を球面等の凸形
状に研磨するときには、図7に示すように、テープ走行
面9を凹形面に形成すればよい。さらに、光ファイバ端
面を凹形状に形成するときには、図8の(a),(b)
に示すように、テープ走行面9を凸形面に形成したり、
同図の(c)に示すように、テープ走行面9を、光ファ
イバ端面よりも狭い平坦面を有する面とすればよい。
【0056】さらに、上記実施形態例では、多心光コネ
クタ4の長手方向の中心軸をコレットチャック15の長手
方向中心軸と同方向にして、つまり、コレットチャック
15の長手方向中心軸に対して多心光コネクタ4の接続端
面3を直角になるように装着し、各裸光ファイバ5の端
面をフェルール1の接続端面3と平行になるように研磨
したが、各裸光ファイバ5の先端面をフェルール1の接
続端面3に対して斜めに(接続端面の厚味方向に傾斜し
た面、つまり、裸光ファイバ5の並列方向と直行する方
向に傾斜する面)となるように研磨するようにしてもよ
い。この場合には、コレットチャック15を保持枠部10に
斜めに装着すれば光ファイバの軸方向が研磨テープの走
行方向と斜めになり、光ファイバ端面を光軸に対して斜
めに研磨することが可能となる。
【0057】さらに、上記実施形態例では、多心光コネ
クタ4のファイバ並列方向と略直交する方向に研磨テー
プ32を走行させて裸光ファイバ5の端面研磨を行うよう
にしたが、例えば図9に示すように、多心光コネクタ4
の裸光ファイバ5の並列方向に研磨テープ32を走行させ
て裸光ファイバ5の端面研磨を行うようにしてもよい。
ただし、上記実施形態例のように、研磨テープ32を多心
光コネクタ4のファイバ並列方向と略直交する方向に走
行させることにより、多心光コネクタ4の接続端面3と
テープ走行面9との平行度を調節し易いし、複数の裸光
ファイバ5の端面をより一層確実に揃えることができ
る。
【0058】さらに、上記実施形態例では、研磨機に多
心光コネクタ4をセットし、多心光コネクタ4の複数の
裸光ファイバ5を一括して研磨するようにしたが、研磨
機にセットされる光コネクタは必ずしも複数の光ファイ
バを並設して成る多心光コネクタ4とするとは限らず、
1本の光ファイバを設けて成る単心光コネクタとしても
よい。
【0059】
【発明の効果】本発明は光コネクタの接続端面から突出
する裸光ファイバのみを研磨するようにしたので、研磨
の動力は従来のようなターンテーブルを回転するものに
比べ格段に小さくてよく、そのために、研磨テープを用
いて容易に、かつ、短時間で、しかも、光ファイバ端面
側を傷つけることもなく研磨することが可能となる。そ
して、これにより、研磨機の構成の簡易化が達成できる
と共に、装置の小型化、かつ、軽量化が可能となって、
マイクロ研磨機の構築が実現でき、光コネクタの接続現
場への持ち運びが容易となり、光コネクタの接続作業性
を格段に高めることができた。また、仕上げ研磨の時間
設定次第により、所望の光ファイバの突き出し量を得る
ことが可能である。
【0060】また、本発明によれば、研磨テープの研磨
砥粒面を光コネクタの光ファイバ端面と当接させ、この
研磨テープの研磨砥粒面の反対側の面には光ファイバの
所要端面形状に応じた形状のテープ走行面を備えたテー
プバックアップ部材を配設し、テープバックアップ部材
のテープ走行面と光ファイバ端面との間に研磨テープを
挟んで走行させて光ファイバ端面の研磨を行うようにし
たものであるから、光ファイバ端面を確実に所要端面形
状に研磨することができる。
【0061】さらに、研磨機にセットする光コネクタを
多心光コネクタとすれば、多心光コネクタに並設されて
いる複数の光ファイバの端面を研磨機によって一括して
研磨することが可能となり、特に、多心光コネクタのフ
ァイバ並列方向と略直交する方向に研磨テープを走行さ
せて研磨を行えば、多心光コネクタの接続端面とテープ
走行面との平行度の調節が行い易くなるし、複数の光フ
ァイバの端面をより一層確実に揃えることができる。
【0062】さらに、本発明の研磨機において、前記テ
ープバックアップ部材のテープ走行面は、該テープ走行
面に沿って走行する研磨テープで研磨される光ファイバ
端面よりも広い平坦面を有する面としたものにおいて
は、光コネクタの光ファイバ端面を非常に確実に平坦面
に研磨することができる。
【0063】さらに、本発明の研磨機において、前記テ
ープバックアップ部材のテープ走行面は凹形面に形成さ
れているものにおいては、光コネクタの光ファイバ端面
を非常に確実に球面等の凸形状に研磨することが可能と
なり、前記テープバックアップ部材のテープ走行面は凸
形面に形成されているものにおいては、光コネクタの光
ファイバ端面を非常に確実に凹形状に形成することがで
きる。
【0064】さらに、本発明の研磨機において、前記研
磨テープは繰り出し先方側の粒度の粗い粗粒テープに該
粗粒テープよりはテープ厚味が厚く粒度の細かい細粒テ
ープが繋がれた連続テープにより構成されているもの
や、前記研磨テープとして粒度の粗い粗粒テープと該粗
粒テープよりはテープ厚味が厚く粒度の細かい細粒テー
プとが別個独立に用意され、繰り出し軸と巻き取り軸間
に粗粒テープと細粒テープとが交換自在に装着される構
成としたものにおいては、繰り出し先方側の粗粒テープ
による荒仕上げ研磨の後に粗粒テープによる仕上げ研磨
を行うことができるために、研磨テープによる光ファイ
バ端面研磨を非常に効率的に、かつ、良好に行うことが
できる。
【0065】なお、研磨テープを、上記の如く粗粒テー
プと細粒テープを有する構成としたときに、別個独立に
用意された粗粒テープと細粒テープとを交換自在に装着
する構成としたものにおいては、例えば研磨機にセット
される光コネクタに応じて粗粒テープと細粒テープとの
組み合わせを自在に変えて、研磨テープの粒度の組み合
わせをその都度様々に組み合わせ形成することができる
し、一方、粗粒テープと細粒テープを繋いで連続テープ
とすれば、荒仕上げ研磨と仕上げ研磨を行う度に研磨テ
ープを取り替えるという手間隙を省略することができ
る。
【0066】さらに、本発明の研磨機において、前記研
磨テープは繰り出し軸に装着される繰り出しローラと巻
き取り軸に装着される巻き取りローラ間に掛け渡し巻装
され、これら繰り出しローラと巻き取りローラはカセッ
ト内に収容されたカセット型研磨テープであるものにお
いては、研磨テープの装着および取り外しを非常に容易
に行うことができるし、研磨テープの走行も非常にスム
ーズに行うことができる非常にコンパクトで作業性の良
好な研磨機とすることができる。
【0067】さらに、光ファイバ端面が研磨テープの研
磨表面に圧接して研磨される領域に研磨加工液を供給す
る研磨液供給手段が設けられている本発明の研磨機によ
れば、必要に応じて、研磨液供給手段から研磨領域に研
磨加工液を供給しながらの湿式研磨を行うことができる
ために、研磨加工液によって研磨加工部の冷却や研磨く
ずの流出等を行って、光ファイバ端面をより一層スムー
ズに、かつ、良好に研磨することができる。
【0068】さらに、光コネクタはコレットチャックに
着脱自在に装着され、このコレットチャックはコネクタ
装着部に着脱自在に装着される構成とした本発明の研磨
機によれば、光コネクタの研磨機への装着および取り外
しを非常に行い易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨機の一実施形態例を示す構成
説明図である。
【図2】本実施形態例の研磨機の側面図である。
【図3】本実施形態例の研磨機におけるテープバックア
ップ部材のテープ走行面形成状態を示す説明図(a)
と、テープ走行面に沿って走行する研磨テープの走行を
図3の(a)のA方向から見た状態で示す説明図(b)
である。
【図4】図2のAの部分の拡大図であり、図4の(a)
は研磨テープとして荒仕上げ用の粗粒テープを使用して
いる状態の拡大図であり、図4の(b)は研磨テープと
して仕上げ用の細粒テープを使用しているときの拡大図
である。
【図5】本実施形態例における多心光コネクタの荒仕上
げ研磨状態と仕上げ研磨状態とを示す研磨動作状態の説
明図である。
【図6】本発明に係る研磨機の他の実施形態例において
用いられる、平坦面の光ファイバ端面形成用テープバッ
クアップ部材の説明図である。
【図7】本発明に係る研磨機の他の実施形態例において
用いられる、凸形状の光ファイバ端面形成用テープバッ
クアップ部材の説明図である。
【図8】本発明に係る研磨機の他の実施形態例において
用いられる、凹形状の光ファイバ端面形成用テープバッ
クアップ部材の説明図である。
【図9】本発明に係る光コネクタの端面研磨方法を用い
て多心光コネクタのファイバ並列方向に研磨テープを走
行させて研磨する研磨方法例を示す説明図である。
【図10】一般的な多心光コネクタの説明図である。
【図11】従来の多心光コネクタの研磨方法の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】
4 多心光コネクタ 5 裸光ファイバ 7 多心光コネクタ装着部 9 テープ走行面 15 コレットチャック 18 テープバックアップ部材 20 テープ走行溝 25 レバー 26 付勢ばね 27 繰り出し軸 28 巻き取り軸 32 研磨テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 悦男 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 椎野 雅人 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−343665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 19/00 603 B24B 21/00 B24B 19/26

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端面から光ファイバを一本以上並列
    して突き出して成る光コネクタを研磨機にセットし、光
    コネクタの接続端面に対向する側には可撓性を有する研
    磨テープを配設して該研磨テープの研磨砥粒面と前記光
    ファイバの端面とを当接させ、該研磨テープの研磨砥粒
    面の反対面側には溝幅が前記光コネクタの光ファイバの
    並列幅よりも大きく、かつ、光ファイバ並列方向の光コ
    ネクタ接続端面幅よりも小さいテープ走行溝を持ち、溝
    底面を前記光ファイバの所要端面形状に応じた形状のテ
    ープ走行面としたテープバックアップ部材を配設して該
    テープバックアップ部材のテープ走行面と光ファイバ端
    面との間に前記研磨テープを挟んで走行させることによ
    り光ファイバ端面の研磨を行うことを特徴とする光コネ
    クタの端面研磨方法。
  2. 【請求項2】 光コネクタは複数の光ファイバを並設し
    て成る多心光コネクタとすることを特徴とする請求項1
    記載の光コネクタの端面研磨方法。
  3. 【請求項3】 多心光コネクタのファイバ並列方向と略
    直交する方向に研磨テープを走行させることを特徴とす
    る請求項2記載の光コネクタの端面研磨方法。
  4. 【請求項4】 接続端面から光ファイバを一本以上並列
    して突き出して成る光コネクタを装着する光コネクタ装
    着部と、この光コネクタ装着部に装着される光コネクタ
    の接続端面に対向する側に配置されていて溝幅が前記光
    コネクタの光ファイバの並列幅よりも大きく、かつ、光
    ファイバ並列方向の光コネクタ接続端面幅よりも小さい
    テープ走行溝を持ち、溝底面を前記光ファイバの所要端
    面形状に応じた形状のテープ走行面としたテープバック
    アップ部材と、研磨表面に砥粒が形成され研磨表面を光
    ファイバ端面に対向する側の面にして前記テープバック
    アップ部材のテープ走行面に沿って走行する研磨テープ
    と、繰り出し軸と巻き取り軸間に前記テープ走行面を経
    由して掛け渡された前記研磨テープの走行駆動を行うテ
    ープ走行駆動手段と、互いに対向するテープ走行面側と
    光コネクタ側の少なくとも一方を相手側に押圧付勢して
    光ファイバ端面に研磨テープへの研磨加工圧を与える研
    磨加工圧印加手段とを有する光コネクタ端面の研磨機。
  5. 【請求項5】 テープバックアップ部材のテープ走行面
    は、該テープ走行面に沿って走行する研磨テープで研磨
    される光ファイバ端面よりも広い平坦面を有する面とし
    たことを特徴とする請求項4記載の光コネクタ端面の研
    磨機。
  6. 【請求項6】 テープバックアップ部材のテープ走行面
    は凹形面に形成されていることを特徴とする請求項4記
    載の光コネクタ端面の研磨機。
  7. 【請求項7】 テープバックアップ部材のテープ走行面
    は凸形面に形成されていることを特徴とする請求項4記
    載の光コネクタ端面の研磨機。
  8. 【請求項8】 研磨テープは繰り出し先方側の粒度の粗
    い粗粒テープに該粗粒テープよりはテープ厚味が厚く粒
    度の細かい細粒テープが繋がれた連続テープにより構成
    されている請求項4乃至請求項7のいずれか1つに記載
    の光コネクタ端面の研磨機。
  9. 【請求項9】 研磨テープとして粒度の粗い粗粒テープ
    と該粗粒テープよりはテープ厚味が厚く粒度の細かい細
    粒テープとが別個独立に用意され、繰り出し軸と巻き取
    り軸間に粗粒テープと細粒テープとが交換自在に装着さ
    れる構成とした請求項4乃至請求項7のいずれか1つに
    記載の光コネクタ端面の研磨機。
  10. 【請求項10】 研磨テープは繰り出し軸に装着される
    繰り出しローラと巻き取り軸に装着される巻き取りロー
    ラ間に掛け渡し巻装され、これら繰り出しローラと巻き
    取りローラはカセット内に収容されたカセット型研磨テ
    ープである請求項8又は請求項9記載の光コネクタ端面
    の研磨機。
  11. 【請求項11】 光ファイバ端面が研磨テープの研磨表
    面に圧接して研磨される領域に研磨加工液を供給する研
    磨液供給手段が設けられている請求項4乃至請求項10
    のいずれか1つに記載の光コネクタ端面の研磨機。
  12. 【請求項12】 光コネクタはコレットチャックに着脱
    自在に装着され、このコレットチャックはコネクタ装着
    部に着脱自在に装着される構成とした請求項4乃至請求
    項11のいずれか1つに記載の光コネクタ端面の研磨
    機。
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