JP3294999B2 - スペーサ片貼付装置 - Google Patents

スペーサ片貼付装置

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JP3294999B2
JP3294999B2 JP19648496A JP19648496A JP3294999B2 JP 3294999 B2 JP3294999 B2 JP 3294999B2 JP 19648496 A JP19648496 A JP 19648496A JP 19648496 A JP19648496 A JP 19648496A JP 3294999 B2 JP3294999 B2 JP 3294999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器、リアク
トル等の電磁誘導機器の巻線の間に間挿される絶縁板の
表面にスペーサ片を貼り付けるスペーサ片貼付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】変圧器、リアクトル等の電磁誘導機器の
外鉄形の場合の巻線は、巻線ユニット間に、絶縁バリア
の役目を果し、冷媒流路を確保するスペーサ片を貼り付
けた絶縁板を間挿して積層した構成であり、複数の巻線
ユニットと絶縁板で形成されている。外鉄形電磁誘導機
器の巻線の形状は、パンケーキ状に形成され、中心部は
鉄心が挿入される角穴があいており、外周の角部が円弧
状になった形状である。
【0003】この巻線ユニットの間に間挿される絶縁板
は、外周は巻線よりやや大きめに、内周は巻線と同一に
形成され、その表面に冷却媒体が均一に流れるように、
スペーサ片が適正な間隔で配置された構成である。図9
に絶縁板の形状を示す。図9において、20は絶縁板、
21はスペーサ片である。絶縁板20は巻線の形状に合
わせて製作され、巻線の中心部の角穴は鉄心が挿入され
る窓であり、窓の大きさC×D、及び巻線の外周寸法A
×Bは機器の容量によって異なり、スペーサ片21の配
置も異なり、種類は雑多である。図10は絶縁板20の
縦方向(図9のB方向)のスペーサ片21の配置パター
ンの例を示す。このように絶縁板20の寸法、及びスペ
ーサ片21の寸法、形状、大きさは機器の仕様が変わる
毎に変化するものであり、一定ではない。
【0004】このような絶縁板20の寸法、スペーサ片
21の形状の変化に対応して絶縁板20にスペーサ片
を貼り付ける方法としては、古くは、絶縁板20の形
状、スペーサ片21の配置パターンに合わせて穴をあけ
た板型を製作し、手作業により貼り付けが行われていた
が、貼付作業を効率的にするための装置として、特開昭
59−31016号公報に示された図11〜図15に示
すものが開発され使用されていた。図11は貼付装置
の全体鳥瞰図、図12はスペーサ片21を絶縁 板に貼り
付ける貼付方法の説明図、図13はスペーサ片21の供
給部分の説明図、図14はスペーサ片21の糊付状況の
説明図、図15はスペーサ片21を絶縁板20に貼り付
ける貼付ヘッド部分の拡大図である。
【0005】図11〜図15において、1は絶縁板20
を載置してスペーサ片21を貼り付ける貼付台であり、
絶縁板20が位置決め機構部4に固定し、駆動ねじ2を
介して駆動モータ3により位置調整ができるようにセッ
トされる。貼付台1の両側にまたがって門形の架台5が
配置され、この架台5に、貼付アーム6a、6bが、左
右に移動可能に支持され、貼付アーム6a、6bに取り
付けられた貼付ヘッド7a、7bが上下移動、回転が可
能に支持され、駆動モータ8a、8bによりそれぞれ左
右に移動可能に支持されている。貼付台1両側には架
台13a、13bが取り付けられ、その上面にスペーサ
片21を積み重ねて収納する収納箱9a、9b、スペー
21を1個づつ押し出すことができるアクチェータ1
1a、11b、及び押出板12a、12bを備えた供給
台10a、10bが複数台、押し出された複数のスペー
サ片21を整列して真空吸着し、横方向に移動できる整
列台14a、14b配置され、供給台10a、10bと
整列台14a、14bとの境目には糊付手段17a、1
7bが配置されている。
【0006】次に、上記構成の貼付装置による貼付作業
について説明する。貼付台1の上面に絶縁板20を載せ
て位置決め機構部4に固定し、移動ねじ2を介して駆動
モータ3により位置調整できるように支持する。スペー
サ片21は、収納箱9a、9bには貼り付け順序にした
がって積み上げて収納箱9a、9bに収納し、糊付手段
17a、17bには糊を充填して準備が完了する。
【0007】準備が完了すれば制御装置19の始動スイ
ッチを押すことにより貼り付け動作が開始され、まず供
給台10a、10bのアクチェータ11a、11bが動
作してスペーサ片21が整列台14a、14bの上に押
し出され、所定の貼付パターンに整列して整列台14
a、14bに吸着し、整列台14a、14bが移動する
途中で糊付手段17a、17bによりスペーサ21の
下面に糊が塗布される。糊の塗布は図14(a)に示す
ように糊噴出ノズルがスペーサ21の下面に接して塗布
されるようになっている。糊付けされる位置は、図14
(b)の21aの部分に塗布される。図14(b)の2
1bの部分は整列台14a、14bに吸着される部分で
ある。
【0008】整列台14a、14bが移動を完了する
と、貼付ヘッド7a、7bが下降して、スペーサ片21
を真空吸着し、整列台14a、14bの真空吸着を外
し、貼付ヘッド7a、7bを持ち上げて絶縁板20の上
面に移動し、所定の位置に下降してしばらく押し付け状
態を持続し、貼付ヘッド7a、7bのスペーサ片21の
真空吸着をはずし、貼付ヘッド7a、7bを持ち上げて
貼り付けられる。順次、絶縁板20の位置を、位置決め
機構部4により所定の距離移動させて、全面に貼り付け
られるまで上記貼付動作を繰り返し、貼付動作が完了す
る。貼付動作が完了するとスペーサ21が貼り付けられ
た絶縁板20は貼付台1から取り外
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の貼付装置で
は、スペーサ片21の下面に整列台14a、14bに吸
着される部分を確保する必要があり、それ以外の部分が
糊付される部分となるので、貼付面が限定され、スペー
サ片21が大きくない場合に、接着面の広さが不足する
ことがあり、糊付面が下面のために移動中に糊が垂れ易
いという問題点がある。また、スペーサ片21の上面
は、一列に整列した状態で貼付ヘッド7a、7bに吸着
されるが、スペーサ片21の厚さのばらつき、あるいは
曲がり歪みがある場合には整列された全数が吸着され
ないものができることがあり、絶縁板20に接着すると
きに押し付け力が全スペーサ片21に均一に加わらず、
接着力が充分に得られないものができることもある。さ
らに、スペーサ片21は供給台10a、10bから整列
14a、14b、整列台14a、14bから貼付ヘッ
7a、7bと2回の移動動作があり、位置決め精度が
悪くなる等の問題点があった
【0010】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたものであり、スペーサ片の厚さのばらつきに
関係なく、正確な位置精度で貼り付けられ、スペーサ片
の下面の全面が接着面にすることができ、充分な接着力
が得られるスペーサ片貼付装置を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るスペーサ片貼付装置は、絶縁板を載置する貼付台、
定の位置に載置された絶縁板を設定し、信号により貼付
位置を間欠的に移動させる間欠送り機構貼付台の両側
それぞれに配置されたスペーサ片供給架台とこのスペー
サ片供給架台上に設けられたスペーサを収納するスペー
サ収納箱とスペーサ片を押し出す押出シリンダとからな
り、スペーサ片をスペーサ片供給架台の所定の位置に供
給するスペーサ片供給機構、供給されたスペーサ片を吸
着し、糊付け面が上面となるように反転して所定量の糊
を塗布し、絶縁板の所定の位置に移動させ、貼付直前に
糊面が下面となるように反転させ、絶縁板に貼り付けて
押圧するスペーサ片貼付機構とを備えた構成としたもの
である。
【0012】この発明の請求項2に係るスペーサ片貼付
装置は、請求項1の構成のスペーサ片貼付機構は、支持
部にばねを介してスペーサ片吸着部が支持され、ばねを
介して支持され、スペーサ片は、貼付時に、ばねを介し
て絶縁板に押圧するよう構成したものである。
【0013】この発明の請求項3に係るスペーサ片貼付
装置は、絶縁板を載置する貼付台、所定の位置に載置さ
れた絶縁板を設定し、信号により貼付位置を間欠的に移
動させる間欠送り機構貼付台の両側それぞれに配置し
たスペーサ片供給架台と、このスペーサ片供給架台上に
設けたスペーサを収納するスペーサ収納箱とスペーサ片
を押し出す押出シリンダとからなり、スペーサ片を上記
スペーサ片供給架台上の所定の位置に供給するスペーサ
片供給機構、供給したスペーサ片を吸着して糊付面を上
面に反転して所定量の糊を塗布し、絶縁板の所定の位置
に移動させ、貼付直前に糊面が下面となるように反転さ
せて上記絶縁板に貼り付けて押圧するスペーサ片貼付機
構、設定位置に貼り付けて1ステップ移動させた後に貼
付部分を 加圧する加圧手段を備えた構成としたものであ
る。
【0014】この発明の請求項4に係るスペーサ片貼付
装置は、請求項1〜請求項3の構成に、スペーサの貼付
完了後に、絶縁板を間欠送り機構から開放し、取り出し
位置に引き込んで下方に移動させて取り出す取り出し手
段を付加した構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1、図2に実施の形態1.の構成を示す図であり、図
1は全体構成を示す鳥瞰図、図2は糊付ヘッドの構成を
示す断面図である。図において、51は絶縁板20を載
置する貼付台、52は載置し絶縁板20位置決めす
る位置決め爪であり、複数が左右に配置されている。5
3は絶縁板20を一定の間隔で間欠送りする間欠送り機
構、54は送り出された絶縁板20を載せる引取架台、
55は絶縁板20を引き取る引取台車、56は絶縁板2
0を間欠的に引き込む引込シリンダ、57は絶縁板20
を受ける受けローラ、58a、58bは貼付51の両
側に配置されたスペーサ片21を供給するスペーサ片供
給架台、59a、59bは所定の寸法に裁断され、貼付
順序に重ねて収納するスペーサ収納箱であり、スペー
サ片供給架台58a、58b上に配置されている。60
a、60bはスペーサ片21を押し出す押出板、61
a、61bはスペーサ片21を押し出す押出シリンダ、
62a、62bは押し出されたスペーサ片21を位置決
めするスペーサ片ストッパであり、スペーサ片供給架台
58a、58b、スペーサ片収納箱59a、59b、押
出板60a、60b、押出シリンダ61a、61b、ス
ペーサ片ストッパ62a、62bでスペーサ片供給機構
が構成されている。
【0016】65は貼付台1の両側に柱で支持され、
付機構が装着される貼付機構架台である。66a、66
bはスペーサ21の位置決めをして貼り付ける貼付
構、67a、67bは接着材としての糊を収容する糊タ
ンク、68a、68bは糊を供給する糊供給管である。
70a、70bは貼付機構66a、66bに装着された
糊付ヘッドであり、貼付機構架台65、貼付機構66
a、66b、糊タンク67a、67b、糊供給管68
a、68b、糊付ヘッド70a、70bでスペーサ片貼
付機構が構成されている。69a、69bは絶縁板20
のスペーサ片21が貼り付けられた部分を一定時間加圧
する加圧手段である。90は制御装置である。
【0017】糊付ヘッド70の詳細構成は図2に示す。
71は糊付ヘッド枠、72は糊供給ヘッド、73は一回
当たりの糊の供給を一定量とする糊供給弁、74は糊供
給ノズル、75は旋回座、76は旋回機構、77はガイ
ド軸、78は押付金具、79は加圧力を一定にする加圧
ばね、80はスペーサ片21を吸着する吸着パッド、8
1は吸着パッド80を遊動支持する遊動ばねである。
【0018】図4、図5、図6は絶縁板を間欠送りする
間欠送り機構53の構成の説明図である。図4は貼付
51の平面図、図5は側断面図、図6は正面断面図、図
において、53aは絶縁板20を挟むクランパ、53b
は台車、53cは駆動モータ、53dはピニオン、53
eはレール、53fはラックである。間欠送りは駆動信
号により駆動モータ53cが回転し、レール53eに取
り付けられたラック53fに噛み合ったピニオン53d
が回転して台車53b部分が所定の距離移動する。
【0019】63a、63bは貼付台51の間欠送り機
構53が移動する溝の部分に装着し、絶縁板20にスペ
ーサ片21を貼り付けるときの溝部分の押付力を受ける
押付座である。64は押付座63のレール、63cは押
付座63が移動したあと引き戻す引戻ばねである。間欠
送り機構53が絶縁板20を最後部に送った時、押付座
63は図示の右端に移動し、間欠送り機構53が初期位
置に戻ったときスペーサの貼付位置に戻るようになって
いる。
【0020】69は絶縁板20にスペーサ片21が貼り
付けられた後、一定の時間押付力を加える加圧手段であ
り、台座69c、押付板69b、押付シリンダ69aで
構成されている。
【0021】次にこの実施の形態1の動作について説明
する。図7はこの実施の形態1の動作を説明する動作説
明図である。まず、スペーサ片21を貼付台51の両側
に配置たスペーサ片収納箱59a、59bに貼付順序
に重ねて収納する。絶縁板20を貼付台51の上面に載
置し、位置決め爪52を絶縁板20の外側部に合わせ、
絶縁板20を貼付台51の中央に配置し、後端部をクラ
ンパ53aでクランプする。制御装置90には絶縁板2
0の表面に貼り付けるスペーサ片21の位置及び絶縁板
20を間欠的に送るピッチを指示するプログラムをセッ
トする。
【0022】スペーサ片21への糊の塗布は、糊タンク
67a、67bに入れられた糊が糊供給管68a、68
bを通って糊供給ヘッド72に充填され、糊供給弁73
a、73bにより一定量の糊が糊供給ノズル74よりス
ペーサ片21の吸着パッド80に吸着された反対側に塗
布される。スペーサ片21に塗布された糊は、絶縁板2
0に押し付けられたときにほぼ全面に広がり安定した接
着力が得られるようになっている。
【0023】装置が始動すると、最初のスペーサ片21
貼付範囲に一対の貼付機構66a、66bに装備され
貼付ヘッド70a、70bが図8(a)に示すよう
に、スペーサ片ストッパ62a、62bの上面に押し出
されたスペーサ片21の上面を吸着し、図8(b)のよ
うに持ち上げて、図8(c)のように、旋回機構76a
により反転して、吸着したスペーサ片21の裏側を上向
きに反転して、糊を塗布し貼付位置に移動する。次に
ヘッド70は図8(d)のように、スペーサ片21を
絶縁板20の所定の位置に移動しながらスペーサ片21
を元の位置に反転させ貼り付ける。この動作をその位置
での貼付作業が完了するまで繰り返す。その位置での貼
り付けが完了すると、絶縁板20を1ステップ送り出
し、同様にしてスペーサ片21の貼付動作を繰り返す。
送り出された貼付部分は、後のステップの貼り付け中の
時間、加圧手段69により押付力を加えて確実に接着さ
せる。
【0024】貼付ヘッド70がスペーサ片21を絶縁板
20に貼り付けたときには、加圧ばね79が所定の圧縮
寸法となるように押し付けてほぼ一定の圧力を加え、一
定の時間(0.5〜1秒間)保持する動作を繰り返し、
加圧手段69による加圧は、1ステップのスペーサ片2
1の貼付時間(3〜5分間)の間加圧が持続され確実に
接着するように動作する。
【0025】最終の貼り付け、加圧が終わると、引取
車55により絶縁板20を引き込み、受けローラ57を
退避させ、絶縁板20を引取架台54の床面に取り降ろ
し、1枚の貼付作業が終了する。
【0026】上記の実施の形態1.によるスペーサ片
装置は、貼付機構66a、66bに装着された貼付
ッド70a、70bが吸着したスペーサ片の反対側の全
面が糊付けに利用できるので確実に接着できる。また、
糊が塗布される瞬間は接着面が上になっており、糊の塗
布量を一定に管理でき、安定した強力な接着力が得られ
る。さらに、スペーサ片21の絶縁板20への接着は1
枚毎に一定の押付力を加え、押付時間を適正に確保して
いるので、スペーサ片21は、安定した接着力で確実に
接着される。
【0027】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るスペーサ片
装置は、スペーサ片供給機構から供給されたスペーサ
片を、スペーサ片貼付機構により吸着し、糊付け面が上
面となるように反転して所定量の糊を塗布し、絶縁板の
所定の位置に移動させ、貼付直前に糊面が下面となるよ
うに反転させ、絶縁板に貼り付けて押圧する構成とした
ので、糊が塗布されて移動するときは接着面が上にな
り、貼付直前まで糊面が上になっているので糊がたれ落
ちることが防止され、スペーサ片の糊は貼付後の各スペ
ーサ片毎に適正圧力を加え、一定時間押圧するので、ス
ペーサ片は安定した接着力で接着できる。
【0028】この発明の請求項2に係るスペーサ片貼付
装置は、請求項1の構成のスペーサ片貼付機構は、スペ
ーサ片吸着部と支持部との間は、ばねを介して支持さ
れ、ス ペーサ片は、貼り付け時に、ばねを介して絶縁板
に押圧するよう構成したので、スペーサ片毎に適正な押
付力が与えられて安定した接着力が得られる。
【0029】この発明の請求項3に係るスペーサ片貼付
装置は、スペーサ片供給機構から供給されたスペーサ片
を、スペーサ片貼付機構により吸着し、糊付け面が上面
となるように反転して所定量の糊を塗布し、絶縁板の所
定の位置に移動させ、貼付直前に糊面が下面となるよう
に反転させ、絶縁板に貼り付けて押圧する構成とし、接
着後の次ステップの接着時間中には加圧手段による加圧
する構成としたので、糊が塗布されて移動するときは接
着面が上になり、貼付直前まで糊面が上になっているの
で糊がたれ落ちることが防止され、スペーサ片の糊は貼
付後の各スペーサ片毎に適正圧力を加え、一定時間押圧
し、さらに加圧手段による加圧により、スペーサ片はさ
らに安定した接着力でより確実に接着できる。
【0030】この発明の請求項4に係るスペーサ片貼付
装置は、請求項1〜請求項の構成に、スペーサの貼付
完了後に、絶縁板を間欠送り機構から開放し、取出位置
に引き込んで下方に移動させて取り出す取出手段を付加
した構成としたので、連続的に貼付作業ができ、作業効
率のよい貼付装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1.の全体構成を示す
鳥瞰図である。
【図2】 図1の糊付けヘッドの構成を示す断面図であ
る。
【図3】 図2の吸着部分の部分断面図である。
【図4】 貼付台の平面図である。
【図5】 貼付台の側断面図である。
【図6】 貼付台の正面断面図である。
【図7】 実施の形態1.スペーサの貼付動作説明図
である。
【図8】 糊付けヘッドの糊付け、貼付動作の説明図で
ある。
【図9】 絶縁板のスペーサ片の貼付状況の説明図であ
る。
【図10】 スペーサ片の配置状況の説明図である。
【図11】 従来のスペーサ貼付装置の全体構成を示す
鳥瞰図である。
【図12】 絶縁板にスペーサ片を貼り付ける状況の説
明図である。
【図13】 図11の従来のスペーサ貼付装置のスペー
サ供給部分の部分拡大図である。
【図14】 従来のスペーサ片の糊付状況の説明図及び
スペーサ片のチャック部分、糊付部分を示す図である。
【図15】 従来のスペーサ片貼付装置の貼付ヘッド部
分の拡大図である。
【符号の説明】
51 貼付台、52 位置決め爪、53 間欠送り機
構、53a クランパ、53b 台車、53c 駆動モ
ータ、53d ピニオン、53e レール、53f ラ
ック、54 引取台、55 引取台車、56 引込シリ
ンダ、57 受けローラ、58a,58b 架台、59
a,59b スペーサ収納箱、60a,60b 押出
板、61a,61b 押出シリンダ、62a,62b
スペーサ片ストッパ、63a,63b 貼付台座、63
引戻ばね、64a,64b レール、65 架台、
66a,66b 貼付機構、67a,67b 糊タン
ク、68a,68b 糊供給管、69 加圧手段、70
a,70b 貼付ヘッド、71 貼付ヘッド、72 糊
供給ヘッド、73 糊供給弁、74 糊供給ノズル、7
5 旋回座、76 旋回機構、77 ガイド軸、78
押付金具、79 加圧ばね、80 吸着パッド、81
遊動ばね、90 制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/32,41/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板を載置する貼付台、所定の位置に
    載置された絶縁板を設定し、信号により貼付位置を間欠
    的に移動させる間欠送り機構、上記貼付台の両側それぞ
    れに配置されたスペーサ片供給架台と、このスペーサ片
    供給架台上に設けられたスペーサを収納するスペーサ収
    納箱とスペーサ片を押し出す押出シリンダとからなり、
    スペーサ片を上記スペーサ片供給架台の所定の位置に供
    給するスペーサ片供給機構、供給されたスペーサ片を吸
    着し、糊付け面が上面となるように反転して所定量の糊
    を塗布し、上記絶縁板の所定の位置に移動させ、貼付直
    前に糊面が下面となるように反転させ、上記絶縁板に貼
    り付けて押圧するスペーサ片貼付機構とを備えたことを
    特徴とするスペーサ片貼付装置。
  2. 【請求項2】 スペーサ片貼付機構は、支持部にばねを
    介してスペーサ片吸着部が支持され、スペーサ片は貼付
    時に上記ばねを介して絶縁板に押圧する構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載のスペーサ片貼付装置。
  3. 【請求項3】 絶縁板を載置する貼付台、所定の位置に
    載置された絶縁板を設定し、信号により貼付位置を間欠
    的に移動させる間欠送り機構、上記貼付台の両側それぞ
    れに配置されたスペーサ片供給架台と、このスペーサ片
    供給架台上に設けられたスペーサを収納するスペーサ収
    納箱とスペーサ片を押し出す押出シリンダとからなり、
    スペーサ片を上記スペーサ片供給架台上の所定の位置に
    供給するスペーサ片供給機構、供給されたスペーサ片を
    吸着して糊付面を上面に反転して所定量の糊を塗布し、
    上記絶縁板の所定の位置に移動させ、貼付直前に糊面が
    下面となるように反転させて上記絶縁板に貼り付けて押
    圧するスペーサ片貼付機構、設定位置に貼り付けて1ス
    テップ移動させた後に貼付部分を加圧する加圧手段を備
    えたことを特徴とするスペーサ片貼付装置。
  4. 【請求項4】 スペーサの貼り付け完了後に、絶縁板を
    間欠送り機構から開放し、取り出し位置に引き込んで下
    方に移動させて取り出す取出手段を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスペーサ
    貼付装置。
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