JP3293243B2 - 沸騰検知装置 - Google Patents

沸騰検知装置

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JP3293243B2 JP15192993A JP15192993A JP3293243B2 JP 3293243 B2 JP3293243 B2 JP 3293243B2 JP 15192993 A JP15192993 A JP 15192993A JP 15192993 A JP15192993 A JP 15192993A JP 3293243 B2 JP3293243 B2 JP 3293243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジャーポットやコーヒー
メーカ等に使用される容器内の水が沸騰したことを検知
できる沸騰検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、沸騰検知装置としてはバイメタル
やサーミスタ等の温度センサを用いたものが主流となっ
ている。
【0003】以下、従来の沸騰検知装置について説明す
る。図4において、1は容器、2は容器1内の水を加熱
するヒータ、3は容器1内の水の温度を検出するための
バイメタルやサーミスタ等の温度センサで、容器1の外
側に設けている。4は沸騰したことを判断するための沸
騰検知手段、5は沸騰したことを音やLED等で知らせ
る沸騰表示手段である。
【0004】以上の構成で、ヒータ2がオンされて容器
1内の水の温度が上昇してくると、温度センサ3がこの
水温を検知して沸騰検知手段4にこの情報を伝達してい
る。沸騰検知手段4が沸騰を検知すると、沸騰表示手段
5を駆動して沸騰を表示すると同時に、ヒータ2をオフ
にまたは保温モードに切り替える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、温度センサ3を容器1の外側に設けているため、
温度センサ3から得られる温度と実際の容器1内の水の
温度とは若干のずれがある。さらに、使用している温度
センサ3には精度のバラツキもある。このため、沸騰検
知手段4は正確な沸騰検知ができないものである。また
一旦沸騰に達した後、例えば水を追加したりして再沸騰
させるような場合に、この2回目の水温の上昇特性は図
5に示しているように緩やかなものとなる。このため単
位時間あたりの水温の上昇が少なくなって、沸騰検知に
かかる時間が長くなり過ぎたりするものである。つまり
従来の構成の沸騰検知装置は、沸騰検知にかかる時間が
長くなったり、また逆に短くなったりするという課題を
有している。
【0006】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、正確な沸騰検知が行
える沸騰検知装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、水位の変化を検知する水位セ
ンサと、この水位センサの水位情報により沸騰を検知す
る沸騰検知手段と、沸騰を表示する沸騰表示手段とを備
え、前記沸騰検知手段が水位変化の振幅の大小で沸騰の
程度を判断する沸騰検知装置とするものである。
【0008】また、第二の手段は第一の手段に加え、沸
騰検知手段が定常状態の信号は水位信号と判断し、また
非定常状態の信号はノイズであると判断する沸騰検知装
置とするものである。
【0009】
【作用】本発明の第一の手段は、沸騰検知に水位センサ
の水位情報を利用したもので、従来のものよりも正確な
沸騰検知を行うことができ、特に沸騰検知手段が水位の
変化の程度によって沸騰の程度を判断するように作用す
るものである。
【0010】また本発明の第の手段は、同様に受ける
信号の種類が定常信号であれば水位信号、非定常信号で
あればノイズであると判断するように作用するものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例の構成について図1に
基づいて説明する。11は水等の液体を加熱または保温
するための容器である。12は容器11内の液体を加熱
するヒータで、容器11の下部に設けている。13は容
器11内の水位の変化を検出することができる水位セン
サで、本実施例では浮き子を使用して容器11内の液面
の変化を検知している。水位センサ13の信号は、沸騰
検知手段14に伝達されている。沸騰検知手段14は、
前記水位センサ13から受けた信号と予め設定されてい
る所定値とを比較して液体が沸騰状態に入ったかどうか
を判断している。また沸騰検知手段14は、液体が沸騰
状態に入れば沸騰表示手段15を駆動して使用者に沸騰
を表示する。沸騰表示手段15としては本実施例ではL
EDを使用しているが、音・光またはこの両方による表
示としてもよいものである。なお沸騰検知手段14とし
ては、本実施例ではマイクロコンピュータを使用してい
る。
【0012】以下本実施例の動作について説明する。容
器11内の液体が高温となってくるにつれて、この液体
の運動は活発なものとなり、水位センサ13を構成して
いる浮き子の運動も活発になってくる。本実施例では沸
騰検知手段14は、図2に示しているような沸騰状態に
相当する液体の水位の変動幅のデータを備えている。水
位センサ13の水位の変動信号は常時沸騰検知手段14
に伝達されており、沸騰検知手段14はこの水位センサ
13の信号と保有しているデータとを照合して、一致し
た時点を沸騰と判断しているものである。こうして沸騰
を検知すると、沸騰検知手段14は沸騰表示手段15を
駆動して音・光等を使用して使用者に沸騰を表示するも
のである。
【0013】また本実施例では沸騰検知手段14は、図
3に示すような信号の識別機能を有している。つまり、
水位センサ13からの沸騰検知信号と外乱によるノイズ
とを識別する機能である。図3(a)に示しているよう
に、水位センサ13からの信号は時間的に信号が連続し
た定常状態であり、ノイズは図3(b)に示しているよ
うにこの信号が突発的・一時的な非定常状態となってい
るものである。本実施例では沸騰検知手段14は、この
信号が定常状態か非定常状態かを検知することによっ
て、信号かノイズかを判別しているものである。当然ノ
イズである場合は、沸騰検知手段14はこれを無視する
ものである。
【0014】つまり、例えば使用者が誤って沸騰検知装
置に触れたりしたような場合にも、誤作動しないように
なっているものである。
【0015】以上のように本実施例は、浮き子を使用し
た水位センサ13を沸騰検知に利用しているため、従来
の温度センサによる沸騰検知による方法と比べて非常に
正確で、安定した沸騰検知装置としているものである。
つまり、例えば沸騰後に給水して再沸騰させるような場
合にも正確に作動するものである。
【0016】また沸騰検知手段14の沸騰状態の判断
に、水位センサ13の振幅を利用しているものである。
つまり、温度が高くなるにつれて液面の運動は活発なも
のとなって、水位の変動幅もこの液面の運動に応じて大
きくなることを利用しているものである。
【0017】更に沸騰検知手段14が、信号かノイズか
を区別するための基準を信号の定常性においているもの
である。つまり定常状態の信号であれば水位信号と判断
し、また非定常状態の信号であればノイズと判別してい
るものである。こうして、ノイズによって誤動作しない
沸騰検知装置を実現しているものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、正確な沸騰検知ができ
る沸騰検知装置を実現するものであり、沸騰検知手段が
水位変化の振幅の大小で沸騰の程度を判断する装置とし
て、正確な沸騰検知ができる沸騰検知装置を実現するも
のである。
【0019】更に、沸騰検知手段が定常状態の信号は水
位信号と判断し、また非定常状態の信号はノイズである
と判断する装置として、ノイズに対して誤動作しない沸
騰検知装置を実現しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における沸騰検知装置の概略構
成図
【図2】同装置の水位変化量と液体の温度の関係を示す
特性図
【図3】(a)沸騰検知手段の定常状態の信号を示す図 (b)同非定常状態の信号を示す図
【図4】従来の沸騰検知装置を示す概略構成図
【図5】従来の水の沸騰特性図
【符号の説明】
13 水位センサ 14 沸騰検知手段 15 沸騰表示手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−227019(JP,A) 実開 昭62−148946(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 25/08 A47J 27/21 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位の変化を検知する水位センサと、こ
    の水位センサの水位情報により沸騰を検知する沸騰検知
    手段と、沸騰を表示する沸騰表示手段とを備え、前記沸
    騰検知手段は水位変化の振幅の大小で沸騰の程度を判断
    する沸騰検知装置。
  2. 【請求項2】 沸騰検知手段は定常状態の信号は水位信
    号と判断し、また非定常状態の信号はノイズであると判
    断する請求項1記載の沸騰検知装置。
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