JPS5823713Y2 - 居眠り運転検出装置 - Google Patents

居眠り運転検出装置

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JPS5823713Y2
JPS5823713Y2 JP2269679U JP2269679U JPS5823713Y2 JP S5823713 Y2 JPS5823713 Y2 JP S5823713Y2 JP 2269679 U JP2269679 U JP 2269679U JP 2269679 U JP2269679 U JP 2269679U JP S5823713 Y2 JPS5823713 Y2 JP S5823713Y2
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JP
Japan
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circuit
output
time
steering angle
signal
Prior art date
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Application number
JP2269679U
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JPS55121732U (ja
Inventor
井上正美
世古恭俊
柳島孝幸
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は居眠り運転検出装置に関し、特に、操舵角の変
化から居眠り運転を検出することかできる居眠り運転検
出装置に関する。
従来より、操舵角の変化から居眠り運転を検出しようと
する試みは行われている。
従来の方法として、居眠り運転すると、無操作状態と呼
ばれる微小なステアリング操作の頻度が減る現象が現わ
れるということから、この無操作状態を検出することに
よって居眠り運転を発見しようとするものがある。
しかし、この無操作状態は、運転手が居眠り状態になっ
てステアリング操作が減ることによって現われる以外に
も、例えは、道路の状態等によってステアリング操作を
必要としない場合にも現われることがある。
ある状況下では、後者の場合でもかなり長い時間にわた
って微小なステアリング操作がないこともあって無操作
状態だけから居眠り運転を検出したのでは、検出精度が
低下する恐れがある。
無操作状態を判定する場合、第1図イに示すように、あ
る設定された角度θ1の範囲内でステアリング操作が行
われていると、これを無操作状態と判別する方法がある
しかし、この方法によれば、時間t≦aの間では、容易
に無操作状態として判別することができるが、a〈時間
t≦bの間では、設定角度θ、の上下で細かく変化して
いるため、その判別が困難になる。
寸た、斯る困難な判別を容易にするため、第1図口に示
すように、複数の設定角度θ1.θ2.θ3.θ4を設
定して細かく判別する方法もあるが、この方法によると
検出回路が複雑になる。
居眠り運転のステアリング操作を更に詳細に調査してみ
ると、覚醒状態から急に居眠り状態に陥いることはなく
、その間に注意力が散慢になる状態があることを確認し
ている。
更に、斯る状態のステアリング操作は、ある時間にわた
って無操作状態が続いたあと、比較的大きなステアリン
グ操作が行われる。
しかし、この場合でも、ステアリング操作の操舵角だけ
の測定では不十分であって、他の正常な運転操作による
ステアリング操作と判別するためには、単位時間におけ
る操舵角変化を検出することが必要である。
本考案は、上記に鑑みて為されたものであり、一定時間
の無操作状態の後に単位時間に卦いて比較的大きなステ
アリング操作が発生したことを検出して居眠り運転と判
定する居眠り運転検出装置を提供するものである。
即ち、本考案による居眠り運転検出装置は、操舵角変化
が予じめ設定した変化値以上に変化するごとにトリガー
信号を出力するトリガー信号発生回路と、前記トリガー
信号が出力してから一定の時間の間、操舵角変化が前記
子じめの設定した値以上に変化しない場合に判定信号を
出力する状態検出回路と、前記判定信号が出力してから
、操舵角変化速度が予じめ設定した変化速度値以上にな
った時に、警報信号を出力する警報信号発生回路と、前
記警報信号を入力して警報を発する警報部とを有してい
る。
以下、第2図も・よび第3図により本考案の一実施例を
詳細に説明する。
第2図は、本考案による居眠り検出装置のブロック図を
示し、ステアリング操作における操舵角信号θが入力さ
れる入力端子1と、入力端子1から操舵角信号θを受け
るメモリー回路2と、メモリー回路出力3とインバータ
25を介して操舵角信号θとを受ける加算回路4と、加
算回路出力5を受ける絶対値演算回路6と、絶対値演算
回路6の出力と標準電圧発生回路7aの標準電圧とを比
較するコンパレータ7と、コンパレータ出力8を受けて
セット、リセットされるタイマー9と、タイマー9に接
続された判定回路10と、判定回路出力11を受ける時
間設定回路12とを有し、捷た、コンパレータ出力8は
メモリー回路2にも入力されるようになっている。
更に、入力端子1から操舵角信号θを受けるスイッチ回
路13が位置して時間設定回路12の出力21に制御さ
れ、その開放時にメモリー回路15に操作角信号θを提
供する。
メモリー回路15は、時間設定回路12の出力21によ
ってセットされ、メモリー回路出力16とインバータ2
6によって逆転されたスイッチ回路出力θが加算回路1
7で加算され、加算回路17の出力は絶対値演算回路1
8を介してコンパレータ20に入力され、標準電圧発生
回路20aの標準電圧と比較される。
コンパレータ20の比較出力22は、時間設定回路23
に入力され、時間設定回路出力24が警報装置27に入
力される。
以上の構成において、第3図が示すタイムチャートに基
づいてその操作を説明すると次の通りである。
メモリー回路2は、コンパレータ7のパルス出力8を受
けると、その時刻における操舵角信号θの値を記憶し、
その後も、コンパレータ7のパルス出力8を受ける度に
記憶していた内容を書き換えられ、その時刻における操
舵角信号θの値を記憶する。
メモリー回路2の出力3は、加算回路4に入力され、加
算回路4はインバータ25で逆転された操舵角信号θと
加算して出力3と操舵角信号θとの差の出力5を絶対値
演算回路6を介してコンパレータ7に入力する。
コンパレータ7は基準電圧と出力5の絶対値とを比較し
、予じめ設定された角度の範囲を越えた時に前述のパル
ス出力8を出力する。
上述したメモリー回路2、加算回路4.絶対値演算回路
6、コンパレータ7、およびインバータ25によってト
リガー信号発生回路が構成され、操舵角変化が予め設定
した変化値以上に変化した時トリガー信号であるパルス
出力8を発生する。
パルス出力8は、前述の通り、メモリー回路2の内容を
書き換える命令信号であると同時に、タイマー9に入力
してタイマー9をセット、リセットする。
タイマー9は、このセント、リセットによってパルス出
力8のパルス間隔の時間を計時し計測時間出力を判定回
路10に入力する。
判定回路10は、パルス間隔時間と予じめ設定された時
間とを比較し、パルス間隔時間が設定時間より犬になる
と、操舵角信号θが変化して次のパルス出力8が発生す
る1でのパルス幅をもった出力11を出力する。
上述したタイマー9および判定回路10によって状態検
出回路が構成され、トリガー信号であるパルス出力8が
所定の時間より犬になったとき判定信号である出力11
を発生し、操舵角の変化がある一定時間にわたっである
設定角度以下であり、その時間にわたって無操作状態が
続いていることを示す。
この判定信号11がオン(ON)から(OFF)に変わ
ると、時間設定回路12が予じめ設定された時間の出力
21を出してスイッチ回路13とメモリー回路15に入
力する。
スイッチ回路13は、時間設定回路12がオン(ONの
時だけ開いて操舵角信号θを通過ひ、)メモリー回路1
5は、出力21の立ち上り時の操舵角信号θの値を記憶
し、出力21のオン(ON)の時間にわたってその値の
出力16を出力して加算回路17に入力する。
加算回路17は、メモリー回路出力16とインバータ2
6を介して入力される操舵角信号θの逆転値を加算し、
得られる両値の差の出力を絶対値演算回路18に入力し
て出力19を得る。
出力19は、コンパレータ20に入力され、基準電圧発
生回路20aの標準電圧20bと比較される。
コンパレータ20におけるこの比較は、ある一定の時間
において予じめ設定された角度以上の操舵角変化即ち、
操舵角変化に一定以上の傾きが生じたかどうかを検出す
るものであり、設定値を超える操舵角変化があったこと
を検出すると、コンパレータ出力22を出して時間設定
23に入力する。
上述した時間設定回路12、スイッチ回路13、メモリ
ー回路15、加算回路17、絶対値演算回路18、およ
びコンパレータ20によって警報信号発生回路が構成さ
れ、前記判定信号11が出力されてから操舵角変化速度
が予め設定した変化速度値以上になったとき警報信号で
あるコンパレータ出力22を発生する。
時間設定回路23は、コンパレータ出力22を受けると
、ある一定時間にわたって警報時間信号24を出力し、
警報装置27を該一定時間にわたって作動させる。
この時間設定回路23と警報装置27によって警報部が
構成される。
捷た、予じめ設定された時間以上の無操作状態が続いて
判定回路出力11aが生じて時間設定回路12が出力2
1aを発生しても、操舵角信号θaが、ある一定の時間
において予じめ設定された角度以上の操舵角変化がない
ために、割合小さく、従って、絶対値演算回路出力19
aが標準電圧20b以下であるため、コンパレータ20
は出力しない。
その結果、ある一定時間の無操作状態が続いただけでは
、警報装置27が作動することはない。
以上説明したように、本考案による居眠り運転検出装置
によれば、ある一定時間の無操作状態が続いた後、予じ
め設定された角度以上の操舵角変化があった時に始めて
居眠り運転と判定してこれを検出するため、たとえ、道
路環境等によっである一定時間以上の無操作状態が続い
たとしても、装置が作動することはなく、従って、精度
がより高い検出結果が得られる。
捷た、無操作状態の判定においても、操舵角の絶対値を
測定することによって行うのではなく、操舵角状態によ
って変化する基準値との相対比較によって行っているた
め、操舵角状態に関係なく適確な判定を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、口は従来の無操作状態検出方法を示す時間対
操舵角説明図、第2図は本考案の一実施例を示すブロッ
ク図、第3図は本考案の一実施例を示すタイムチャート
。 符号の説明、1・・・入力端子、2・・・メモリー回路
、4・・・加算回路、6・・・絶対値演算回路、7・・
・コンパレータ、7a・・・基準電圧発生回路、9・・
・タイマー10・・・判定回路、12・・・時間設定回
路、13・・・スイッチ回路、15・・・メモリー回路
、17・・・加算回路、18・・・絶対値演算回路、2
0・・・コンパレータ、20a・・・基準電圧発生回路
、23・・・時間設定回路、25.26・・・コンパレ
ータ、27・・・警報装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操舵角変化が予め設定した変化値以上に変化するごとに
    トリガー信号を出力するトリガー信号発生回路と、前記
    トリガー信号が出力してから一定の時間、操舵角変化が
    前記予め設定した変化値以上に変化しない場合に判定信
    号を出力する状態検出回路と、前記判定信号が出力して
    から、操舵角変化速度が予め設定した変化値以上になっ
    た時に、警報信号を出力する警報信号発生回路と、前記
    警報信号を入力して警報を発する警報部とを有すること
    を特徴とする居眠り運転検出装置。
JP2269679U 1979-02-23 1979-02-23 居眠り運転検出装置 Expired JPS5823713Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8035496B2 (en) 2003-11-26 2011-10-11 Daimler Ag Method and computer program for identification of inattentiveness by the driver of a vehicle

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JPS5750097A (en) * 1980-09-08 1982-03-24 Nissan Motor Automotive warning device
JPS5758515A (en) * 1980-09-22 1982-04-08 Nissan Motor Co Ltd Alarm system for vehicle
JPS5766025A (en) * 1980-10-06 1982-04-22 Nissan Motor Co Ltd Alarming device for vehicle
JPS5766027A (en) * 1980-10-06 1982-04-22 Nissan Motor Co Ltd Alarming device for vehicle

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US8035496B2 (en) 2003-11-26 2011-10-11 Daimler Ag Method and computer program for identification of inattentiveness by the driver of a vehicle
JP4825132B2 (ja) * 2003-11-26 2011-11-30 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両の運転者による不注意を識別する方法及びコンピュータプログラム

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