JPH05162562A - 居眠り運転検出装置 - Google Patents

居眠り運転検出装置

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JPH05162562A
JPH05162562A JP32912991A JP32912991A JPH05162562A JP H05162562 A JPH05162562 A JP H05162562A JP 32912991 A JP32912991 A JP 32912991A JP 32912991 A JP32912991 A JP 32912991A JP H05162562 A JPH05162562 A JP H05162562A
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JP
Japan
Prior art keywords
inter
vehicle distance
standard deviation
vehicle
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32912991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Satonaka
久志 里中
Junichi Fukuda
準一 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP32912991A priority Critical patent/JPH05162562A/ja
Publication of JPH05162562A publication Critical patent/JPH05162562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先行車との車間距離をほぼ一定に保って走行
する追従走行中において、居眠り運転発生を確実に検出
する。 【構成】 追従走行中における先行車との車間距離は車
間距離センサ10にて検出され、マイクロコンピュータ
14に供給される。追従走行開始5分経過前における車
間距離の標準偏差が算出され、その平均値σ0 がRAM
14cに格納される。追従走行開始5分経過後における
車間距離の標準偏差σと平均値σ0 に基づくしきい値と
の大小比較が行われ、しきい値を越えた場合に居眠り運
転と判定され、警報器16を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は居眠り運転検出装置、特
に先行車との車間距離の変動に基づいて居眠り発生を検
出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速道路走行時の安全性確保
等を目的として運転者の居眠り運転を検出する居眠り運
転検出装置が提案されている。
【0003】このような居眠り運転検出装置としては、
運転者の意識低下に伴うステアリング角の変動やその結
果としての車両の横変位の変動を検出して居眠り運転の
有無を検出する構成が主に用いられている。
【0004】例えば、実開昭56−35429号公報に
開示された居眠り運転警報装置においては、覚醒度の低
下状態が生じるおそれが他の状態に比べて比較的高い単
調運転時の車速変動が所定値を越えた場合、この所定値
を越えた回数が所定時間内で所定回数生じた場合に警報
を発する構成が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに車速の変動幅が所定値を越えたことを検出すること
により居眠り運転の有無を判断する構成では、例えば先
行車に追従すべく先行車の加減速状態に応じて自車の加
減速制御を行っている場合において、先行車が急加速な
いし急減速を行った場合、運転者もこの先行車の走行状
態に応じて急加速ないし急減速を行うため、意識状態が
充分高い、すなわち居眠り状態でないにもかかわらず居
眠り状態と誤判定がなされ警報が発せられてしまう問題
があった。本発明は上記従来技術の有する課題に鑑みな
されたものであり、その目的は先行車に追従走行してい
る場合においても確実に居眠り運転発生を検出すること
が可能な居眠り運転検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る居眠り運転検出装置は、図1に示され
るように先行車との車間距離を検出する車間距離検出手
段1と、前記車間距離の標準偏差を算出する演算手段2
と、前記標準偏差と平常運転時の標準偏差に応じて設定
されたしきい値とを比較し、しきい値を越えた場合に居
眠り運転と判定する判定手段3とを有することを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明の居眠り運転検出装置はこのような構成
を有しており、先行車追従中における先行車との車間距
離の変動に着目し、居眠り運転の有無を検出するもので
ある。
【0008】すなわち、運転車の意識レベルが低下する
と、先行車の走行状態に応じた自車の走行を行うことが
困難となり、従って先行車との車間距離も変動し易くな
る。そこで、この車間距離の変動を標準偏差により定量
評価し、この標準偏差の増大により居眠り運転発生を検
出するものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る居眠り
運転検出装置の好適な実施例を説明する。
【0010】図2には本実施例の構成ブロック図が示さ
れている。車間距離検出手段としてレーダ装置やレーザ
レーダ装置などの車間距離センサ10が車両前部に設け
られ、追従する先行車との車間距離が検出される。検出
された車間距離はバス13を介してマイクロコンピュー
タ14に供給される。マイクロコンピュータ14は後述
する演算処理を行うCPU14a、所定の制御用プログ
ラムが格納されたROM14b、CPU14aでの演算
結果を記憶するRAM14cを含んでおり、以下の演算
を行って居眠り運転発生を検出し、入出力ポート15を
介して警報器16を作動させる構成である。
【0011】すなわち、図3の処理フローチャートに示
されるように、まず車間距離センサ10からの車間距離
信号をがマイクロコンピュータ14のRAM14bに入
力される(S101)。そして、追従走行開始から5分
経過したか否かが判定される(S102)。追従走行開
始から5分経過前においては運転者の意識レベルも高
く、平常運転が行われていると見なされ、この平常運転
時における先行車との車間距離の標準偏差が算出される
(S103)。具体的には、車間距離センサ10からの
車間距離データはバス13を介してマイクロコンピュー
タ14内のRAM14cに順次格納され、所定時間例え
ば10秒間における車間距離データが順次読み出され、
CPU14aに供給される。CPU14aでは10秒間
の車間距離データの標準偏差を算出し、計5分間の車間
距離データの標準偏差の平均値σ0 を算出し、RAM1
4cに再び格納する(S104)。このように、追従走
行開始5分経過前における車間距離データの標準偏差を
算出することにより、後述のごとく運転者の個々の運転
特性に合致したしきい値を設定して居眠り判定を行うこ
とができる。
【0012】追従走行開始から5分経過後は運転者の意
識レベルが低下し、居眠り運転発生の可能性が高いた
め、現在の車間距離データから標準偏差σを算出し(S
105)、この標準偏差σとしきい値との大小比較がC
PU14aにて行われる(S106)。しきい値は前述
の平常運転時に算出された標準偏差σ0に応じて設定さ
れ、例えばしきい値VTH=1.2σ0 と設定することが
できる。なお、標準偏差σは前述と同様に10秒間の車
間距離データから算出される。
【0013】図4には運転者の意識レベルが充分高い覚
醒状態における先行車との車間距離の時間変化(A)及
び運転者の意識レベルが低下した場合の車間距離の時間
変化(B)の一例が示されている。運転者の意識レベル
が充分高い場合には車間距離が大きくなるとこれ以上大
きくなるのを防ぐために加速を行って車間距離を縮小化
し、また車間距離が小さくなると逆に減速を行って車間
距離を拡大しようとするため、車間距離の変動幅も一般
に小さな値となる(A)。しかしながら、運転者の意識
レベルが低下し始めると車間距離が大きくなってもこれ
を修正するための車速制御に時間遅れが生じるため、車
間距離の変動幅も平常運転時に比べて大きな値をとる
(B)。
【0014】図5にはこのような車間距離の時間変化に
おける頻度ヒストグラムが示されている。図5(A)は
図4(A)に対応する平常運転時の車間距離ヒストグラ
ムであり、図5(B)は図4(B)に対応する居眠り運
転発生時の車間距離ヒストグラムである。前述したよう
に、平常運転時においては車間距離の変動幅が小さく、
従って車間距離頻度のばらつきも少ないが、居眠り運転
が発生すると車間距離の変動幅が大きくなり、従って車
間距離頻度も広い範囲にわたりばらつきが生じてくる。
従って、平常運転時の標準偏差σ0 の例えば2割増しを
しきい値に設定し(VTH=1.2σ0 )、このしきい値
を越えた場合に居眠り運転が発生したと判定することが
でき、警報器16を作動させて警報を発生させ(S10
7)、運転者に覚醒を促す。
【0015】なお、本実施例においては、追従走行開始
後5分経過前を平常運転とみなしたが、もちろんこれに
限定されるものではなく、例えば車間距離データが標準
偏差を算出するに十分なデータ数(例えば100サンプ
ル)に達するまでを平常運転とみなし、以後はこの標準
偏差に応じたしきい値と比較して居眠り運転を検出して
もよい。
【0016】このように、本実施例においては先行車追
従中における車間距離の変動幅を標準偏差で評価し、平
常運転時の標準偏差と居眠り運転発生時の標準偏差との
相違に基づき居眠り運転発生を検出しているため、先行
車追従中においても運転者に応じて確実に居眠り運転発
生を検出することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る居眠
り運転検出装置によれば、先行車追従中においても運転
者の意識レベルの低下を確実に評価し、居眠り運転発生
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図3】同実施例の動作フローチャート図である。
【図4】同実施例における平常運転時並びに眠り運転発
生時における車間距離の時間変化を示すグラフ図であ
る。
【図5】同実施例における平常運転時並びに居眠り運転
発生時における車間距離変化のヒストグラム図である。
【符号の説明】
10 車間距離センサ 13 バス 14 マイクロコンピュータ 15 入出力ポート 16 警報器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行車との車間距離を検出する車間距離
    検出手段と、 前記車間距離の標準偏差を算出する演算手段と、 前記標準偏差と平常運転時の標準偏差に応じて設定され
    たしきい値とを比較し、しきい値を越えた場合に居眠り
    運転と判定する判定手段と、 を有することを特徴とする居眠り運転検出装置。
JP32912991A 1991-12-12 1991-12-12 居眠り運転検出装置 Pending JPH05162562A (ja)

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JP32912991A JPH05162562A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 居眠り運転検出装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199159A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Univ Nagoya 運転行動認識装置
JP2010143578A (ja) * 2005-05-12 2010-07-01 Denso Corp ドライバ状態検出装置、車載警報装置、運転支援システム
WO2016017108A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 株式会社アルバック 膜厚センサの診断方法および膜厚モニタ
JP2017171161A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 マツダ株式会社 前照灯制御装置及び前照灯制御方法

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