JP3293209B2 - 数値制御工作機械群の制御装置 - Google Patents

数値制御工作機械群の制御装置

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JP3293209B2
JP3293209B2 JP00203393A JP203393A JP3293209B2 JP 3293209 B2 JP3293209 B2 JP 3293209B2 JP 00203393 A JP00203393 A JP 00203393A JP 203393 A JP203393 A JP 203393A JP 3293209 B2 JP3293209 B2 JP 3293209B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパレットに取付られたワ
ークを複数の数値制御工作機械と、バッファーステーシ
ョンの間でパレットを搬送台車によって搬送するように
した数値制御工作機械群の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械によりワークを自動加工するシ
ステムとして、工作機械の近傍にワークを一時的に保管
するバッファーステーションを設け、このバッファース
テーションにワークを溜めておき、搬送台車によって自
動的に工作機械にバッファーステーションからワークを
搬出搬入することで無人加工を実現した装置がある。こ
の装置では、初品で加工精度の確認をしなければならな
いワーク等、作業者が工場にいる間に加工を行わなけれ
ばならないワークの加工を行わせるともに、作業者が工
場にいない無人時に加工を行うワークのバッファーステ
ーションへの搬入も同時におこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、無人運転には
日の定時作業終了から次の平日に作業者が作業を始める
までの夜勤時間帯で作業を行う、いわゆる夜勤運転と、
休日の時間帯に作業を行う休日運転の2通りがある。こ
の2通りの無人運転では運転時間が異なるため、有人
運転時間帯に作業者がローディングステーションにて行
うワーク投入作業におけるワークのバッファーステーシ
ョンへの入数にも差がでてくる。しかしながら、上述
した従来のこの種の自動加工装置においては、このワー
クの投入はその平日の有人運転時間帯で直ちに加工を行
うのか無人運転時間帯に加工を行うのかをワーク1つ毎
に作業者が指定しながら行っているため、休日の前日
有人運転時間帯においては作業者はその平日の定時作業
終了後から始まる夜勤時間帯での無人運転のためのワー
ク投入作業に加えてその夜勤時間帯に続く休日時間帯で
の無人運転のためのワーク投入作業を行わなければなら
ず、休日の前日の有人運転時間帯における作業者の負荷
が大きくなる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上述した問題を解決するためになされたもので、
1に示すように、複数の数値制御工作機械MA1,MA
2からなる加工システムにローディングステーションL
Sで投入するワークの加工時間帯を設定する加工時期設
定手段24には無人運転時間帯に加工するワークを平日
の夜勤時間帯である第1無人運転時間帯で加工するのか
休日の第2無人運転時間帯で加工するのかを設定可能と
し、また数値制御工作機械MA1,MA2の運転モード
を切替える運転切替手段23は無人モードとして工作機
械MA1,MA2を平日の夜勤時間帯に無人運転する第
1無人モードと休日に無人運転する第2無人モードに切
替可能とし、コンピュータ制御装置21は運転切替手段
が第1無人モード及び第2無人モードの何れかを指定し
ているときはそれぞれ対応する第1無人運転時間帯及び
第2無人運転時間帯で加工されるように設定されたワー
クをバッファーステーションBSから工作機械MA1,
MA2の何れかに搬送するように搬送台車11を制御す
ことを特徴とする。また、請求項2に記載の発明は、
加工時期設定手段24はワークがローディングステーシ
ョンLSで投入される時にこの投入作業を行うオペレー
タにより操作できるように設けられ、コンピュータ制御
装置21は、ローディングステーションLSで有人運転
時間帯、第1無人運転時間帯及び第2無人運転時間帯で
それぞれ加工されると設定されたワークを搭載するパレ
ット番号を登録するそれぞれのメモリ手段(図4(a)〜
(d))を備え、有人運転時間帯、第1無人運転時間帯及
び第2無人運転時間帯の各々で工作機械MA1,MA2
が運転される間にバッファ ーステーションBSから工作
機械MA1,MA2の何れかに搬送すべきワークを装着
したパレットPを選択する際には、工作機械MA1,M
A2が運転されている運転時間帯に対応するメモリ手段
(図4(c)、(d))を参照してこのメモリ手段に登録され
たパレット番号のうち登録順位が高い1つのパレット番
号が割り当てられたパレットPを順次選定することを特
徴とする。
【0005】
【作用】平日の定時時間帯ではシステムは運転切替手段
23により指定される有人モードで運転され、その日の
定時時間帯及び夜勤時間帯で加工する各ワークはローデ
ィングステーションLSにおいて作業者によりパレット
Pに搭載されて投入される。この場合、定時時間帯及び
夜勤時間帯で加工する各ワークは加工時期設定手段24
によりそれぞれ有人時間帯及び第1無人時間帯で加工さ
れるように設定され、これにより各ワークを搭載するパ
レットPの番号がコンピュータ制御装置21に設けた対
応する有人用のメモリ手段及び無人1用のメモリ手段に
それぞれ登録される。休日の前日の定時時間帯では、そ
の日の定時時間帯及び夜勤時間帯で加工するワークに加
えて翌日である休日に加工するワークがローディングス
テーションLSにおいて投入される。この場合、休日に
加工する各ワークについては、投入の際に加工時期設定
手段24により第2無人時間帯で加工されるように設定
され、これらのワークを搭載するパレットPの番号がコ
ンピュータ制御装置21に設けた無人2用のメモリ手段
(図4(d))に登録される。従って、コンピュータ制御
装置21は、平日の夜勤時間帯に運転切替手段23によ
り指定される無人モードでシステムが運転されるとき、
無人1用のメモリ手段(図4(c))から登録順にパレッ
ト番号を読み取り、搬送台車11を制御してこの番号で
指定されるパレットPをバッファーステーションBSか
ら工作機械MA1,MA2の何れかに搬入する。そし
て、休日において例えば生産管理者が運転切替手段23
を第2無人モードに切替え操作すると、コンピュータ制
御装置21は無人2用のメモリ手段(図4(d))に登録
されたパレット番号を登録順に読み取り、搬送台車11
を制御してこの番号で指定されるパレットPをバッファ
ーステーションBSから工作機械M A1,MA2の何れ
かに搬入する。これにより、平日の夜勤時間帯に加工さ
れるワークとこの時間帯に続く休日時間帯に加工される
ワークとが区別される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2において、10はスタッカクレーン式の搬送台
車11によってワークを取付けたパレットPが搬送され
る搬送ラインを示し、この搬送ライン10に沿って工作
機械MA1、MA2、MA3と、ローディングステーシ
ョンLSおよびバッファーステーションBSがそれぞれ
配設されている。搬送台車11にはパレットPに付与さ
れたパレットNo.を読み取るパレット検測装置12が
設けられている。また、各工作機械MA1、MA2、M
A3にはパレット搬入搬出装置PC1、PC2、PC3
が設けられ、これらパレット搬入搬出装置PC1、PC
2、PC3を介して工作機械MA1、MA2、MA3が
搬送台車11との間でパレットPを搬送するようになっ
ている。
【0007】バッファーステーションBSは搬送ライン
10に沿って横7列、縦3段の計21個に仕切られてお
り、それぞれ401〜421の棚No.が付与されてい
る。そしてこの棚No.は、前記パレットPのパレット
No.と1対1で対応している。また、パレットPは、
そのパレットNo.によって取付けられるワークの種類
が決まっている。
【0008】次に制御装置の構成について説明すると、
NCは各工作機械MA1、MA2、MA3にそれぞれ対
応して設けられた数値制御装置で、これら数値制御装置
NCには加工を行うための数値制御データを記憶してお
り、この数値制御データに基づいてパレットPに取付ら
れたワークの加工を行う。また、各数値制御装置NCは
記憶装置20を備えた搬送管理装置21に接続され、搬
送管理装置21より各数値制御装置NCへ搬送台車11
で搬送するパレットのパレットNo.が転送されるよう
になっている。搬送管理装置21は、搬送台車11とバ
ッファーステーションBSおよび操作盤22に接続さ
れ、ローディングステーションLSとバッファーステー
ションBSとの各間でパレットPの移送を制御するとと
もに、バファステーションBSと工作機械MA1、MA
2、MA3との各間でパレットPの移送を制御するよう
になっている。また、操作盤22は、図3に示すように
表示装置23と搬入するパレットPの加工時間帯を設定
する加工時期設定スイッチ24とパレットPにワーク
を取付けた後加工時間帯の設定が完了した際に押される
取付完了スイッチ25から構成されている。この表示
装置23は、図2に示すシステムを有人、無人1、無人
2のうちのどのモードで運転するかを設定する画面が表
示されるとともに、表示装置23の表示部に指等を接触
させることにより、モードの切り替えを行うことができ
るようになっている。また、加工時期設定スイッチ24
には、作業者がこのシステムについている間つまり定時
時間帯の有人モードでの運転状態においてワークを投入
した順序で加工を行うように設定する普通加工と、急い
で加工を行う特急加工と、夜勤時間帯に加工を行う無人
1加工と、休日に加工を行う無人2加工の4つの運転モ
ードを設定できるようになっている。
【0009】この操作盤22で設定された投入ワークの
各々についての加工時間帯は、記憶装置20に記憶され
ることになる。この記憶装置20には、前記パレットP
No.を加工時間帯別に投入順に記憶する加工順序記
憶エリアPSEと、ワーク品番に対応したNCデータの
種類や加工可能なマシングループ等を記憶したワーク情
報エリアWIEと、パレットNo.とワーク品番の対応
を記憶したパレットデータ記憶エリアPDEと、工作機
械MA1、MA2、MA3の状態を記憶するマシン状態
記憶エリアMIEと、パレットPの行先を記憶したパレ
ット位置記憶エリアPIEと、さらには同様な加工が可
能な工作機械を分類して記憶したマシングループ記憶エ
リアMGEから構成されている。前記加工順序記憶エリ
アPSEは図4(a)〜(d)のように特急品と、普通
品と、無人1および無人2と言うように加工時間帯別に
投入順にパレットNo.が登録されるようになってい
る。また、ワーク情報エリアWIEは図5のようにワー
ク品番毎に、パレットPに取り付けられるワークの姿
勢、工程数、加工可能な工作機械のグループを示すマシ
ングループおよび加工をする際のNCデータの種類が記
録されている。そして、パレットデータ記憶エリアPD
Eには、図6に示すようにパレットPに取り付けられる
ワーク品番の対応が記録されている。マシン状態記憶エ
リアMIEには図7に示すように工作機械MA1、MA
2、MA3に現在投入されているパレットNo.が記録
される。パレット位置記憶エリアPIEにはパレットN
o.毎に図8に示すように行先の欄には、00をバッフ
ァーステーションBS、01をローディングステーショ
ンLS、03を工作機械とし、状態の欄には、00を未
加工とし、第1工程を01、第2工程を02という具合
に記録されている。さらにマシングループ記憶エリアM
GEには、図9に示すように共通な加工可能な工作機械
毎に分類して記憶をしている。
【0010】以上のような構成で、平日の定時時間帯に
は図3の画面上でシステムの運転モードを有人とし、パ
レットPに作業者がローディングステーションLSにお
いてワークを取付け、各ワークについて加工時期設定ス
イッチ24にて無人1、無人2、特急、普通の何れかの
加工時間帯を設定する。そして取付完了スイッチ25を
押すことにより、搬送管理装置21に設定された加工時
間帯に基づいて、無人1および無人2に設定されたパレ
ットPは搬送台車11にてバッファーステーションBS
に保管され、特急および普通に設定されたパレットは、
工作機械MA1、MA2、MA3が空いていれば工作機
械MA1、MA2、MA3に搬送され、空いていなけれ
ばバッファーステーションBSに保管され、順次搬送台
車11にて工作機械MA1、MA2、MA3に搬送され
る。その後、パレットPは工作機械MA1、MA2、M
A3の何れかで加工され、バッファーステーションBS
に搬送されて待機され、作業者によるワーク戻し指令に
より該当するパレットPがバッファステーションBSよ
りローディングステーションLSに搬送される。しかし
てローディングステションLSにおいて加工完了したワ
ークをパレットから外し、新たに未加工のワークがパレ
ットPに取付けられる動作が行われる。このようにする
ことで、平日の定時時間帯の有人モード運転時に加工さ
れるワークを取り付けたパレットPと、その平日の夜勤
時間帯の無人モード運転時に加工されるワークを取り付
けたパレットPと、その平日以降の休日の時間帯の無人
モード運転時に加工されるワークを取り付けたパレット
Pとを識別可能に区別してその平日におけるシステムの
有人モード運転時に投入しておくことができる。
【0011】次に上記動作を図10〜図12のフローチ
ャートに基づいて詳細に説明する。図10のフローチャ
ートは単位時間毎に繰り返し実行され、ステップ100
システムの現在のモードが有人であるのかが判定さ
れ、有人モードであればステップ101に進み、有人モ
ードでなければ、すなわち無人モードであれば、ステッ
プ102にて無人加工処理を実行して処理を終了する。
ステップ10においては、操作盤22にて取付完了ス
イッチ25が押されているか判定する。取付完了スイッ
チ25が押されていれば、パレット検測装置12にてパ
レットNo.を読取り、ステップ103に進み、押され
ていなければ、ステップ104に進んで有人加工処理を
行い、処理を終了する。ステップ103では、加工時期
設定スイッチ24が特急加工に設定されているかを判定
し、特急加工に設定されていれば、ステップ105に進
んで、図4(a)に示すように加工順序記憶エリアPS
Eに記憶された特急加工リストにパレットNo.を登録
して処理を終了する。特急加工に設定されていない場合
は、ステップ106にて無人加工に設定されているかを
判定し、無人加工と設定されてないとすると、普通加工
であると判断してステップ107にて図4(b)に示す
普通品加工リストに前記パレットNo.を登録してステ
ップ111に進む。ステップ106にて無人加工に設定
されていると判断された場合には、ステップ108に進
み、さらに無人1加工であるかが判定される。ここで無
人1加工であると判断されると、ステップ109に進ん
で、図4(C)に示す無人加工リスト1に前記パレット
No.を登録し、ステップ111に進む。そして無人1
加工でないと判断されると、ステップ110に進んで、
無人加工リスト2に前記パレットNo.を登録し、ステ
ップ111に進み、バファーステーションBSの棚へ搬
送する搬送指令がなされる。このようにローディングス
テーションLSにパレットPが取付けらると、そのパ
レットPのパレットNo.が加工順序記憶エリアPSE
のいずれかの加工リストに登録され、無人1加工と無人
2加工および普通加工に設定されたパレットPはバファ
ーステーションBSの棚に一端保管される。
【0012】また、この図10のフローチャートの処理
とは別に工作機械MA1、MA2、MA3の何れかで加
工が完了したワークは、パレットNo.に該当するバフ
ァーステーションBSの棚に搬送されるとともにパレッ
ト位置記憶エリアPIE(図8)に記憶された行先およ
び状態が変更される処理が行われる。次にステップ10
にて実行される無人加工処理の詳細について図11の
フローチャートで説明する。
【0013】ステップ200にてパレットPの加工順序
を決定するための変数nを1にセットする。そして、ス
テップ201に進み操作盤22上のモード設定画面上で
モード設定が無人1モードになっているかが判定され
る。無人1モードであればステップ202に進み、無人
加工リスト1の変数nで示された順位のパレットNo.
を選択(図4(C)において変数nが1であればパレッ
トNo.403を選択)してステップ204に進む
た、ステップ201でモード設定が無人1モードでなけ
れば、無人2モードであると判断してステップ203に
進む。ステップ203に進むと、無人加工リスト2の変
数nで示された順位のパレットNo.を選択(図4
(d)において変数nが1であればパレットNo.41
0を選択)してステップ204に進む。ステップ204
、加工リストの変数nで示された順位にパレットN
o.があったかが判定され、パレットNo.が存在しな
い場合には、無人加工処理を終了する。
【0014】次にステップ204でパレットNo.があ
るとされた場合には、ステップ205に進み、パレット
データ記憶エリアPDEに記憶されたパレットデータか
らパレットNo.に基づいてワーク品番を検索し、ステ
ップ206に進む。ステップ206では、ステップ20
2もしくはステップ203で選択されたパレットNo.
からパレット位置記憶エリアPIEに記憶されたデータ
(図8)より、パレットPに取り付けられたワークの加
工がどの工程まで進んでいるか検索し、ステップ207
に進む。ステップ207では、ワーク情報エリアWIE
に記憶されたワーク情報(図5)からステップ205お
よびステップ206にて検索されたワーク品番と工程に
よって加工が可能な工作機械のマシングループが検索さ
れ、さらにこの検索されたマシングループにどの工作機
械が属しているかをマシングループ記憶エリアMGEの
データ(図9)より検索する。そして、この検索された
工作機械の状態をマシン状態記憶エリアMIEのデータ
(図)からステップ208にて検索し、ステップ20
9で該当する工作機械が空いていれば、ステップ210
に進み、パレットPが何処にあるか、つまりバッファー
ステーションBSにおける貯蔵棚をパレット位置記憶エ
リアPIEに記憶されたデータから検索し、ステップ2
12でバッファーステーションBSのその貯蔵棚から
記ステップ202もしくはステップ203で選択された
パレットPを取り出して空いている工作機械に搬送する
ともにその工作機械の数値制御装置にパレットNo.を
転送し、加工を開始する。もし、該当する工作機械が
いていなければ、ステップ211で変数nを1つ進めて
ステップ201に戻る。
【0015】そして、ステップ212にて空き工作機械
パレットが搬送されると、ステップ213にてマシン
状態記憶エリアMIEのデータ(図)を更新し、ステ
ップ214にてパレット位置記憶エリアPIE(図8)
に記憶された行先および状態を変更し、ステップ215
にて無人加工リスト1もしくは無人加工リスト2中の選
択されたパレット番号を消去して処理を終了する。
【0016】有人加工処理 次にステップ104にて実行される有人加工処理の詳細
について図12のフローチャートで説明する。ステップ
300にてパレットPの加工順序を決定するための変数
nを1にセットする。そして、ステップ301に進み特
急品加工リストの変数nで示された順位のパレットN
o.を選択(図4(a)において変数nが1であればパ
レットNo.406を選択)してステップ302に進
ステップ302では、加工リストの変数nで示され
た順位にパレットNo.があったかが判定され、パレッ
トNo.が存在しない場合には、ステップ303に進
み、また、ステップ302でパレットNo.が存在する
場合には、ステップ304に進む。ステップ303に進
むと、変数nを1にセットし直し、ステップ305にて
普通品加工リストの変数nで示された順位のパレットN
o.を選択(図4(b)において変数nが1であればパ
レットNo.409を選択)してステップ306に進
む。ステップ306では加工リストの変数nで示された
順位にパレットNo.があったかが判定され、パレット
No.が存在しない場合には、ステップ307aで変数
nに1を加算してステップ305に戻り、ステップ30
6でパレットNo.が存在する場合には、ステップ30
4に進む。ステップ304では、パレットデータ記憶エ
リアPDEに記憶されたパレットデータからパレットN
o.に基づいてワーク品番を検索し、ステップ307に
進む。ステップ307では、ステップ302もしくはス
テップ30存在が確認されたパレットNo.からパ
レット位置記憶エリアPIEに記憶されたデータ(図
8)より、パレットPに取り付けられたワークの加工が
どの工程まで進んでいるか検索し、ステップ308に進
む。スップ308では、ワーク情報エリアWIEに記憶
されたワーク情報(図5)からステップ304およびス
テップ307にて検索されたワーク品番と工程によって
加工が可能な工作機械のマシングループが検索され、さ
らにこの検索されたマシングループにどの工作機械が属
しているかをマシングループ記憶エリアMGEのデータ
(図9)より検索する。そして、この検索された工作機
械の状態をマシン状態記憶エリアMIEのデータ(図
)からステップ309にて検索し、ステップ310で
該当する工作機械が空いていれば、ステップ311に進
み、パレットPが何処にあるかつまり検索されたパレッ
トの所在地をパレット位置記憶エリアPIE(図8)
記憶されたデータから検索し、前記ステップ301もし
くはステップ305で選択されたパレットPを空いてい
る工作機械に搬送するともにその工作機械の数値制御装
置にパレットNo.を転送し、加工を開始する。もし、
該当する工作機械が空いていなければ、ステップ312
で変数nを1つ進め、ステップ317にて該当するパレ
ットNo.からこのパレットPが何処にあるかつまり
検索されたパレットの所在地をパレット位置記憶エリア
PIE(図8)から検索し、ステップ318にてローデ
ィングステーションLSにあるかを判定し、ローディン
グステーションLSにある場合は、ステップ319にて
該当するパレットNo.のバファーステーションBSの
棚にパレットを搬送してステップ320で、パレット位
置記憶エリアPIE(図8)に記憶された行先を変更し
てステップ301に戻る。そして、ステップ313にて
パレットステップ310で検索された空の工作機械
搬送され、この工作機械上で加工が開始されると、ス
テップ314にてマシン状態記憶エリアMIE(図7)
のこの工作機械に関するパレットデータを更新し、ステ
ップ315にてパレット位置記憶エリアPIE(図8)
に記憶された該当パレットPの行先および状態を変更
し、ステップ316にて特急加工リスト(図4(a))
しくは普通加工リスト(図4(b))中の選択されたパレ
ット番号を消去して処理を終了する。
【0017】なお、上記実施例において、本発明におけ
加工時期設定手段は加工時期設定スイッチ24にて構
成され、運転切替手段は、図3に示す表示装置23の表
示画面にて構成される。また、本発明におけるコンピュ
ータ制御装置は搬送管理装置21にて構成され、その機
能は図10〜図12に示すフローチャートで達成され
る。さらに、本発明におけるローディングステーション
LSで有人運転時間帯、第1無人運転時間帯及び第2無
人運転時間帯でそれぞれ加工されると設定されたワーク
を搭載するパレット番号を登録するそれぞれのメモリ手
段は、記憶装置20内に形成される図4に示す記憶領域
が該当する。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の本発明は、
加工時期設定手段には無人運転加工しようとする投入ワ
ークの各々について加工を平日の夜勤時間帯で行うか休
日の時間帯で行うかを設定可能とし、運転切替手段には
複数の工作機械を無人時間帯に運転するモードとして平
日の夜勤時間帯に無人運転する第1無人モードと休日に
無人運転する第2無人モードとに切替えできるように
し、平日の夜勤時間帯で加工するワークと休日の時間帯
で加工するワークとを区別できるようにしてバッファー
ステーションに一時保管するようにしたので、平日の夜
勤時間帯で加工するワークはそのように指定された夜勤
時間帯で工作機械が第1無人モード運転されている時に
工作機械に搬入されて加工され、休日の無人時間帯で加
工するワークは休日に第2無人モード運転されている時
に工作機械に搬入されて加工されるようになる。このた
め、休日の前日の定時時間帯に工作機械を有人運転して
いる間にこの有人運転で加工するワークに加えて、夜勤
時間帯の第1無人モード運転時に加工するワーク及び翌
日の休日の時間帯に第2無人モード運転時に加工するワ
ークをこれら運転モードの切替順序を考慮せずにローデ
ィングステーションにて投入でき、特に休日の時間帯の
第2無人モード運転時に加工するワークについては、そ
の休日に先立つ任意の平日の定時時間帯から投入するよ
うにしてもよいので、休日の前日に休日加工分を一度に
大量に投入しなくてもよくなり、作業者の負荷を低減で
きる効果がある。また、請求項2記載の発明によれば、
作業者がローディングステーションでワークを投入する
際に加工時期設定手段を操作してそのワークの加工時間
帯を設定できるようにし、休日の時間帯に第2無人モー
ド運転時に加工するワークについてはその時間帯専用の
メモリ手段にそのワークを搭載するパレット番号を登録
して加工の際は登録順にパレットを工作機械に搬入する
ようにしたので、休日に加工されるワークの加工時間帯
の指定に間違いがなくなり、また休日時間帯に加工 され
るワークの順位を作業者が指定することが不要となる効
果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の構成を示す図である。
【図2】実施例における工作機械郡の全体構成図であ
る。
【図3】操作盤の外観図
【図4】加工順序記憶エリアPSEの内容を示す図
【図5】ワーク情報エリアWIEの内容を示す図
【図6】パレットデータ記憶エリアPDEの内容を示す
【図7】マシン状態記憶エリアMIEの内容を示す図
【図8】パレット位置記憶エリアPIEの内容を示す図
【図9】マシングループ記憶エリアMGEの内容を示す
【図10】搬送制御の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図11】搬送制御の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図12】搬送制御の動作を説明するフローチャートで
ある。 10 搬送ライン 11 搬送台車 12 パレット検測装置 21 搬送管理装置(コンピュータ制御装置) 22 操作盤 23 表示装置(運転切替手段) 24 加工時期設定スイッチ(加工時期設定手段) LS ローディングステーション BS バファステーション MA1〜MA 工作機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 41/00 G05B 19/418

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の数値制御工作機械と、これら工作機
    械により加工されるワークをパレットに装着して順次投
    入するローディングステーションと、パレットに装着さ
    れたワークを一時保管するバッファーステーションと、
    前記パレットに装着されたワークを前記ローディングス
    テーションと前記バッファーステーションと前記複数の
    数値制御工作機械との間で搬送する搬送台車と、前記ロ
    ーディングステーションにて投入されるワークの各々を
    有人運転時間帯で加工するのか無人運転時間帯で加工す
    るのかを指定する加工時期設定手段と、前記複数の工作
    機械の運転モードを有人モード及び無人モードの何れに
    も選択的に指定できる運転切替手段と、前記工作機械が
    有人モード及び無人モードの何れかで運転されるとき対
    応する前記有人運転時間帯或いは前記無人運転時間帯で
    加工するように設定されたワークを前記バッファーステ
    ーションから前記複数の数値制御工作機械の何れかに搬
    送するように前記搬送台車を制御するコンピュータ制御
    装置を備えた数値制御工作機械群の制御装置において、
    前記加工時期設定手段には前記無人運転時間帯に加工す
    るとして設定されたワークを平日の夜勤時間帯である第
    1無人運転時間帯で加工するのか休日の第2無人運転時
    間帯で加工するのかを設定可能とし、また前記運転切替
    手段は前記無人モードとして前記工作機械を平日の夜勤
    時間帯に無人運転する第1無人モードと休日に無人運転
    する第2無人モードに切替可能とし、前記コンピュータ
    制御装置は前記運転切替手段が第1無人モード及び第2
    無人モードの何れかを指定しているときは対応する前記
    第1無人運転時間帯及び第2無人運転時間帯の一方で加
    工されるように設定されたワークを前記バッファーステ
    ーションから前記工作機械の何れかに搬送するように前
    記搬送台車を制御することを特徴とする数値制御工作機
    械群の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の数値制御工作機械群の制
    御装置において、前記加工時期設定手段は前記ワークが
    前記ローディングステーションで投入される時にこの投
    入作業を行うオペレータにより操作できるように設けら
    れ、前記コンピュータ制御装置は前記ローディングステ
    ーションで前記有人運転時間帯、前記第1 無人運転時間
    帯及び前記第2無人運転時間帯でそれぞれ加工されると
    設定されたワークを搭載するパレット番号を登録するそ
    れぞれのメモリ手段を備え、また前記コンピュータ制御
    装置は前記有人運転時間帯、前記第1無人運転時間帯及
    び第2無人運転時間帯の各々で前記工作機械が運転され
    る間に前記バッファーステーションから前記工作機械の
    何れかに搬送すべきワークを装着したパレットを選択す
    る際には、前記工作機械が運転されている運転時間帯に
    対応するメモリ手段を参照してこのメモリ手段に登録さ
    れたパレット番号のうち登録順位が高い1つのパレット
    番号が割り当てられたパレットを順次選定することを特
    徴とする数値制御工作機械群の制御装置。
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