JP2643959B2 - 工程管理システム - Google Patents

工程管理システム

Info

Publication number
JP2643959B2
JP2643959B2 JP27989587A JP27989587A JP2643959B2 JP 2643959 B2 JP2643959 B2 JP 2643959B2 JP 27989587 A JP27989587 A JP 27989587A JP 27989587 A JP27989587 A JP 27989587A JP 2643959 B2 JP2643959 B2 JP 2643959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
rack
station
shelf
isc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27989587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01121906A (ja
Inventor
昌也 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP27989587A priority Critical patent/JP2643959B2/ja
Publication of JPH01121906A publication Critical patent/JPH01121906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2643959B2 publication Critical patent/JP2643959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば板材などのワークの保管や加工を自
動的に行なう工程管理システムに関し、特に多種類のワ
ークを選別して保管や加工を能率良く行なえるようにす
る工程管理システムに関する。
(従来の技術) 一般に、この種の工程管理システムを運用する場合、
板材等のワークを種類別に多数保管するために、複数に
収納空間が区分されたストッカと、このストッカに対す
るワークの入庫用やワークの入出庫中継あるいはワーク
の折曲げその他の加工処理のために用いる各種ステーシ
ヨンとを適宜数設置することになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のこの種の工程管理システムの場
合においては、ワークを保管するラックと各種ステーシ
ョンとの間の有機的な関連性が不充分であるため、ラッ
ク及びステーション毎にそれぞれオペーレータを配置す
るなどして工程管理に対処しなければならないという不
具合があった。
本発明の目的は、システム全体の管理中枢となるコン
トローラに、所定の管理情報を設定するだけで、設定さ
れた管理情報が示すスケジュールに従ってシステム全体
が能率良く運用される工程管理システムを提供すること
にある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、パレッ
トを収納自在の棚を複数列複数段備えたラックと、この
ラックに対するワークの入庫用に設けられた入庫用ステ
ーションと、前記ラックに対するワークの出庫用に設け
た出庫用ステーションと、ワークの加工処理を行う加工
用ステーションと、前記ラックに対してワークの入出庫
動作を行う置換手段と、前記入庫用ステーションから前
記ラックへ及び前記ラックから前記出庫用ステーション
又は加工用ステーションへワークを搬送する搬送手段
と、前記置換手段及び搬送手段を駆動制御すると共に各
種機能に対応した選択マークを表示する表示画面を備
え、当該表示画面の適宜の選択マークを指示することに
よりシステム全体をコントロールすることのできるイン
テリジェント・ストッカ・コントローラと、を備えてな
り、前記表示画面の表示に基いて所望材料を載置したパ
レットの出庫すべきステーションを前記表示画面上にお
いて指定すると、在庫情報の自動検索が行われ、指定デ
ータを満す複数のパレットのうち所望材料の枚数を満す
パレットを優先しかつ入庫来歴の古いパレットを優先し
て出庫処理を行い、材料の枚数を満さない複数のパレッ
トの場合にはアラーム表示を行い実行の選択時に最も積
載枚数の多いパレットを優先して出庫処理を行い、また
材料の枚数がゼロの場合にはアラーム表示を行う構成と
してなるものである。
(実施例) 第1図は、本発明が適用された一実施例の概略を示す
システム構成図である。
この一実施例では、マトリクス状に収納空間を複数区
分したラック1と、このラック1に対するワークの入庫
用に設けた入庫用ステーション2と、上記ラック1に対
するワークの出庫用に設けた出庫用ステーション3と、
ワークの折曲げ等の加工処理をするために設けた加工用
ステーション4とが存在する工程にあって、インテリジ
ェント・ストッカ・コントローラ(以下ISCという)5
により置替手段6及び搬送手段7を駆動制御するように
なされている。
置換手段6は、リフタ6aとトラバーサ6bとからなり、
ラック1に対し、上下及び左右方向の適宜位置でワーク
の入出庫動作を行なえる。
搬送手段7は、ベルトコンベアや無人搬送車等を適用
して構成され、ISC5からの指令により、入庫用ステーシ
ョン2からラック1までワークを搬送し、またラック1
から出力用ステーション3あるいは加工用ステーション
4までワークを搬送することを行なえる。
ISC5は、後述するようにCRT画面上に表示される選択
マークをライトペンで指示することにより、システム全
体をコントロールすることができるものであって、以下
説明するように機能される。
第2図は、ISC5によるトラバス制御のシステム構成を
示した図である。同図に示す如く、ISC5は、ラック1に
設置したシーケンサ構成の搭載盤11との通信を空間光伝
送装置12で行なうものである。即ち、ラック1の筐体に
空間光伝送装置12の一方の端子sioを設置し、置替手段
6のトラバーサにその他方の端子sioを設置することに
より、光伝送距離に対置するようにISC5によって置替手
段6をトラバースすることができる。なお、搭載盤11に
は、脱着式の遠隔手動操作ボックス1aが格納されてお
り、必要に応じて、この操作ボックスによる単独手動操
作が可能である。
第3図は、ISC5の機器構成を示しており、このような
機器構成であれば、CRT上に表示される選択マークをラ
イトペンで指示することによりシステム全体をコントロ
ールすることができる。
また、各操作手順に関しては、全て、CRT上に案内と
して表示されるので、作業者はその案内に従って操作す
るだけで特に細かな操作手順を記憶ておく必要がない。
第4図は、入出庫ステーションターミナルのインター
フェースを示すもので、このようにしておけば、棚ラッ
クに複数の入出庫ステーションがある場合、最大5台ま
での入出庫ステーションをISC本体に通信で接続するこ
とができる。
第5図は、インテリジェントジョブコントローラ(IJ
C)のイクターフェースを示すもにであって、ISCとIJC
とを通信で接続することによって、DNC運転時のパレッ
トの自動搬入出が可能になる。
第6図はホストコンピュータのインターフェースを示
すもので、このようにしておけば、ISCとホストコンピ
ュータとを通信で接続することができる。
第7図は、ISC各部の詳細を示す図であり、同図にお
ける各部は以下の通りである。なお、入出庫ステーショ
ンターミナルは、第7図に示すISC本体を同様な筐体で
あるが、プリンタが装備されていない。
〈各部の説明〉 (1) 14インチカラーCRT この画面には、操作に必要な各種の情報が表示されま
す。
(2) ライトペン 画面上に表示される機能選択マーク、棚位置マーク、
およびその他の選択マークをこのライトペンで指示しま
す。
(3) キーボード ISCには、JIS標準キーボードが装備されており、デー
タ入力画面において、このキーボードからのデータ入力
が可能である。
キーボードから入力が可能なものは、英数字,カナ文
字,カーソルキー(↑↓→←),BSキー,およびRETORN
キーです。なお、カナ文字入力の時にはキーボード上の
カナキーを押してから入力してください。
また、データ入力画面では、データ入力エリアの下に
キーボードの表示がされますので、ライトペンで画面上
のキーボードを指示して、データを入力することもでき
ます。
(4) プリンタ ISCには、プリンタが装備されており、このプリンタ
により、在庫リストを印字することができます。
(5) ストップスイッチ ISCからの自動倉庫クレーンの動きをこのストップス
イッチにより一時停止させることができます。この時、
ISC(および入出庫ステーションターミナル)のストッ
プスイッチランプが点灯します。停止後の再開は、スタ
ートスイッチにより行います。
(6) スタートスイッチ ストップスイッチにより自動倉庫クレーンの動きを停
止させた後、このスタートスイッチにより再開させるこ
とができます。
この時、ISC(および各入出庫ステーションターミナ
ル)のストップスイッチランプが消灯します。
(7) 非常停止ボタン この非常停止が押されると、自動倉庫に対する給電が
即座に遮断され、自動倉庫クレーンの動作ほその場で停
止します。
この状態から復帰するためには、非常停止ボタンを解
除し、自動倉庫クレーンを自動運転が可能な位置にもど
してください。
(8) このブレーカを「ON」とすると、ISC本体は、
入出庫ステーションターミナルがある場合は、各入出庫
ステーションターミナルおよび自動倉庫への給電を行っ
たあと、自動的に初期画面を表示します。
(9) ICカード ISCにはICカードドライバが装備されており、このド
ライバにICカードをセットして棚内容情報ICカードへの
書き込み及びICカードからの読み込みができます。
(10) リモート/ローカル切替えスイッチ ISCがインテリジェント・ジョブ・コントローラ(IJ
C)及びホストコンピュータ等と通信で接続してリモー
ト運転される場合、このキースイッチは、リモート側に
たおし、また自動倉庫単独で運転する場合、「ローカ
ル」側にたおします。
次にISCについてその機能を述べる。
(1)。画面選択機能 次に示す〜の機能はそのつど、画面上で選択でき
る機能です。
自動入出庫 ISC本体では、どこの棚にパレットがあり、そのパレ
ットにはどのような材料が積載されているかという在庫
管理を行います。
この管理情報にもとづいて、パレットの自動入出庫を
行うことができます。
自動入庫:パレットの格納位置を指定しなくとも、ISC
が空棚を自動検索して、自動的に格納します。
自動出庫:パレットの引出し位置を指定しなくとも、IS
Cが在庫情報を自動検索して指定材料の積載のされてい
るパレットを自動的に引出します。
なお、自動入庫時には、指定しれた材料データによ
り、積載高さおよび積載重量を自動計算し、チェックを
行います。
自動出庫時には積載枚数の少ないもの、短載パレッ
ト、また入庫日の古いものを優先して出庫します。
指定入出庫 指定入庫:パレットの格納位置をライトペンで指定して
格納します。
指定出庫:パレットの引出し位置をライトペンで指定し
て引出します。
棚内容表示 指定棚(各パレット単位の在庫リスト)の画面表示およ
びプリンタ印紙,また、全在庫リスト)のプリンタ印字
ができます。
メンテナンス 下記に示す情報の設定/修正及び来歴表示ができます。
●在庫情報 ●棚機械使用 ●材料比重 ●呼称マスタ登録 パレット移動 パレット移動では下記に示す4種類の機能がありま
す。
●棚→棚 ●ステーション→ステーション ●リフタ→ステーション ●リフタ→棚 棚→棚移動では在庫データの行進が行なわれますが、
その他の移動では、在庫データの更新が行なわれませ
ん。
外部入出力 ICカードに対する在庫情報の書き込み/読込みができ
ます。
(1−1)自動入出庫 ・自動入庫 素材、製品および空パレットを入庫するとき、入庫し
ようとする棚位置つまり、そのパレットをどこへ格納す
るかを指定しなくとも、ISCが自動的に空棚を検索して
入庫します。
このためオペレータは入庫するとき、棚ラック内でど
こが空棚を知る必要がありません。
〈入庫材料の指定〉 自動入庫するためには、下記のデータの指定が必要で
す。
素材:材質,板厚,寸法(X,Y),枚数 製品:シートコードNo.枚数 空パレット:空パレットを入庫する場合はデータの指定
はありません。
これらのデータはISCにおける画面でライトペン(ま
たはキーボード)を用いて入力します。
〈入庫ステーション〉 自動入庫するためには、上記のパレットをどこのステ
ーションかに入庫するかをISCに対して教えなければな
りません。
但し、入庫ステーションの指定は下記に示すように入
出庫口が1か所(ホームポジション)自動倉庫の場合
は、省略することができます(第8図参照)。
つまり、入出庫ステーションの指定は下記に示すよう
に複数の入出庫ステーションを所有する棚ラックの場合
に必要になります(第9図参照)。
この指定は、ISCの画面でライトペンを用いて指定で
きます。
下記例で示すように入庫しようとするステーションを
ライトペンで指定します(第10図参照)。
〈混載入庫〉 自動入庫では、1つのパレット上に最大10種類までの
混載ができます。
混載の種類は下記の場合があります。
素材と素材:異なる素材が混載される場合 製品と製品:異なる製品が混載される場合 素材と製品:素材と製品が混載される場合 混載を入庫する場合は、入庫材料の指定をその種類だ
け繰返します。
〈混載チェック〉 自動入庫では、トラックレーンに設置されている満載
センサで物理的に満載をチェックする以外にISCで指定
される材料情報(材質、板厚、寸法)から積載高さおよ
び積載重量を算出し、満載チェックを行います。
もし、許容量より超えた場合はアラームが表示しま
す。
なお、本機能は素材に対してのみ有効であり、製品に
対しては有効ではありません。
つまり、製品に対しては積載高さおひよび積載重量は
ゼロとして扱われ、満載チェックはトラックレーン上の
満載センサのみで行われます。
・自動出庫 素材、製品、および空パレットを出庫するとき、出庫
しようとする棚位置つまり、指定材料を満たすパレット
をどこから搬出するかを指定しなくともコントローラが
自動的に在庫情報を検索して、出庫します。
このためオペレータは出庫するとき、棚ラック内のど
こかに何が格納されているかを知る必要がありません。
〈出庫材料の指定〉 自動出庫するためには、上記のパレットをどこのステ
ーションへ出庫するかをISCに対して教えなければなり
ません。
但し、この出庫ステーションの指定は自動入庫と同様
に入出庫口が1か所(ホームポジション)の自動倉庫の
場合省略することができます。
詳しくは、自動入庫の項を参照してください。
〈在庫情報の自動検索〉 自動出庫では、下記ルールに基づいて在庫情報を検索
し、パレットを出庫します。
・単載優先 指定データを満す複数パレットのうち混載よりも単載
を優先して出庫します。
・積載枚数最小優先 指定データを満す複数パレットのうち、最も積載枚数
の少ないものを優先して出庫します。
・先入先出 指定データを満す複数パレットのうち、最も入庫記録
の古いものを優先して出庫します。
・枚数不定時の積載枚数最大優先 指定データのうち枚数のみが満たしていない場合、ア
ラーム表示を行ない、その状態で、実行を選択すると、
枚数を満たさない複数パレットのうち、最も積載枚数の
多いものを優先して出庫します。
次に第11図に示すフローチャートに従って検索の具体
的な処理手順を示します。
〈出庫動作完了後の処理選択〉 自動出庫で出庫動作が完了すると、次に行われる動作
として次の2つがあります。
この動作はISCにおける画面でライトペンを用いて選
択されます。
・再入庫 出庫されたパレットから荷をおろした後、そのパレッ
トを自動で入庫することができます。
なお、この時再び材料を積付けることはできません。
・作業終了 出庫されたパレットから荷をおろし、その状態で終了
し他の機能(入庫,etc.)を選択することができます。
この場合、そのパレット情報はクリアされてしまいま
すので入庫モードで積増し入庫する場合はパレット上に
残った材料データについても同様に再入力する必要があ
ります。
(1−2)指定入出庫 ・指定入庫 素材、製品、および空パレットを入庫するとき、入庫
しようとする棚位置を画面上でライトペンを用いて指定
することによってそのパレットを入庫することができま
す。
この場合、入庫されるパレットに関する情報について
は管理されません。
・指定出庫 素材、製品、および空パレットを出庫するとき、出庫
しようとする棚位置を画面上でライトペンを用いて指定
することによってそのパレットを出庫することができま
す。
この場合、出庫されるパレットに関する情報について
は管理されません。
(注意) 指定入出庫の場合、単に指定された棚へ、または棚か
らパレットを入出庫する機能であり、材料データの入出
庫管理は行われません。
○指定入庫の場合 指定入庫が実行されると入庫されたパレット上にどの
ような材料が積載されていたのかがISC側で分かりませ
んので、棚ラックに入庫後この棚の内容は「不明」とな
ります。一度棚の内容が「不明」になるとたとえば自動
出庫において、実際要求する材料があったとしてもこの
検索の対象にはなりません。
「不明」となった棚内容を実際の内容に修復するには
「メンテナンス」においてその内容の書き換えを行なっ
て下さい。
○指定出庫の場合 指定出庫が実行されると、出庫された時点で指定され
た棚の内容が「空棚」になるだけでISC側ではこのパレ
ット上あった材料に関するデータ管理(つまり何を何枚
出庫したのか)は行われません。
・指定入庫 〈入庫材料の指定〉 指定入庫では入庫材料に関するデータの指定はありま
せん。
〈入庫ステーションの指定〉 指定入庫するためには自動入庫と同様にパレットをど
このステーションから入庫するのかをISCに対して教え
なければなりません。
但し、この入庫ステーションの指定は入出庫口が1か
所(ホームポジション)の自動倉庫の場合、省略するこ
とができます。
詳しくは、「自動入庫」の項を参照してください。
〈満載チェック〉 指定入庫では材料情報の指定がありませんので、トラ
バーサ上に設置されている満載センサでの物理的なチェ
ックのみになります。
〈入庫棚位置の指定〉 指定入庫場合、その棚位置の指定は下記にしめす画面
上でライトペンを用いて行います(第12図参照)。
・指定出庫 〈出庫材料の指定〉 指定出庫では出庫材料に関するデータの指定はありま
せん。
〈出庫ステーションの指定〉 指定出庫するためには自動出庫と同様にパレットをど
このステーションへ出庫するのかをISCに対して教えな
ければなりません。
但し、この出庫ステーションの指定は入出庫口が1か
所(ホームポジション)の自動倉庫の場合、省略するこ
とができます。
詳しくは、「自動入庫」の項を参照してください。
〈出庫棚位置の指定〉 指定出庫が選択されると、ISCの画面には第13図に示
す如く実棚になっている各棚毎の内容が表示されます。
この内容を確認して、この画面でライトペンを用い
て、出庫する棚位置の列段部を選択します。
ページを切り換えることによって、全実棚の内容を確
認することができます。
〈出庫動作完了後の処理選択〉 指定出庫の場合、自動出庫となり、出庫動作完了後に
このモードで再入庫することはできません。
したがって、再入庫を必要とする場合は、入庫モード
(自動入庫、指定入庫)を選択してから行ってくださ
い。
(1−3)棚内容表示 ここでは棚トラックの各棚ごとの内容明細をISCの画
面に表示または、プリンタに印字することができます
(第14図参照)。
指定棚の画面内容表示 〈棚位置の指定〉 棚の内容表示を行なう場合、その棚位置の選択は下記
に示す画面上でライトペンを用いて行います(第15図参
照)。
〈プリンタへの印字〉 棚内容表示では、ISCの画面に指定された棚の内容表
示を行うだけでなく、その画面に表示されている指定さ
れた棚の内容用および全棚の内容をプリンタに印字する
ことができます。
(1−4)メンテナンス メンテナンスでは下記の情報の設定/修正の表示がで
きます。
(1) 情報の設定/修正 在庫管理情報のメンテナンス 指定入出庫等を実行したため、実際の在庫とISCが管
理する在庫管理情報に違いが発生した場合、その内容を
画面上で修正することができます。
棚機械使用 棚の機械的な使用を設定します。
・パレット重量 ・パレット高さ ・スキッド高さ ・最大積載重量 ・最大積載高さ これらの設定値はISCにおける積載重量および積載高
さチェックに餅られます。
材料比重 最大20ケまでの比重登録ができます。
この設定値はISCにおける積載重量チェックに用いら
れます。
呼称マスター登録 呼称マスターとはデータ入力の簡易化を図るためあら
かじめ使用頻度の高いデータを呼称化させてこの呼称と
それに対応する実際のデータを登録しておくとデータ入
力を必要とする画面になると自動的にその呼吸がISC画
面右端(機能選択エリア)に表示されます。作業者はキ
ーボード画面(またはキーボード)からデータを入力せ
ずに呼称をライトペンにより選択することでワンタッチ
でデータ入力することができます。
呼称マスター登録できる項目は次のものです。
板厚 サイズ(X,Y) 材質 各項目毎に最大ワークまでの呼称およびそれに対応す
るデータを登録できます。
なお、呼吸は英数字およびカナ文字で最大12文字まで
です。
呼称ガイダンスは、入力画面の各入力項目に対応して
表示されます(第16図参照)。
上記例の場合、カーソルは寸法を示していますので、
それに対応した呼称が表示されています。
ここで、呼称の“SABUROKU−1.0"の「●」をライトペ
ンで選択すると次のように入力されます。
寸法1830.00×915.00 これは寸法に関する呼称マスタが次のように応答して
いたことを示します。
呼称ガイダンス部 データ表示部 ・SABUROKU−1.0→1830.00×915.00 なお、一画面には5ケの呼称ガイダンスが表示されま
すので、その他を選択したい場合は次のページおよび前
ページにより切換えます。
〈プリンタへの印字〉 来歴表示ではコントローラの画面に来歴表示を行うだ
けでなくその画面に表示されている1個分の来歴情報お
よび前記来歴情報をブリンタに印字することができま
す。
(1−5)パレット移動 パレット移動では下記に示す4種類の機能がありま
す。
(1) 棚→棚 (2) ステーション→ステーション (3) リフタ→ステーション (4) リフタ→棚 パレット移動とは入出庫操作とは異なりデータの指定
はなく、パレット上にある材料の種類および材料の有無
にかかわらずパレット自体の移動を行なう機能です。
但し、棚→棚に対しては、棚ラック内の移動であるた
めに、移動元棚のパレット情報を移動完了後移動先棚へ
移します。
〈棚位置の指定〉 移動元及び移動先の各棚位置の指定は下記に示す画面
上でライトペンを用いて行います(第17図参照)。
〈ステーション位置の指定〉 ステーションが複数ある場合、移動元および移動先の
各ステーション位置は下記に示す画面上でライトペンを
用いて行います(第18図参照)。
(1) 棚→棚 棚ラック内の指定された棚位置のパレットを入出庫ス
テーションや乗継ぎステーションへではなく、別の棚位
置へ移動できる機能です(第19図参照)。
上記例は1列4列目のパレットを3列2段目へ移動す
る場合ですが、このとき在庫管理のデータも移動しま
す。つまり、下記のようになります(第20図参照)。
又、1列4段目が過去に指定入庫等が行われ、その積
載データが「不明」の時も同様に3列2段目が「不明」
となります。
(2) ステーション→ステーション ステーション→ステーションとは入出庫ステーション
または乗継ぎステーションから直接入出庫ステーション
または乗継ぎステーションへ移動できる機能です(第21
図)参照)。
(3) リフタ→ステーション リフタ→ステーションは何等かの原因でパレットがラ
ック上に乗ってしまった場合用いる機能で、ここでは特
にリフタ上のパレットをステーションへ移動できます
(第22図参照)。
(4) リフタ→棚 リフタ→棚は何等かの原因でパレットがリフタ上に乗
ってしまった場合用いる機能でここでは特にリフタ上の
パレットを棚へ移動できます(第23図参照)。
この時、棚に格納されたパレットに対する在庫情報は
内容不明になるため在庫情報のメンテナンスが必要にな
ります。
(1−6)外部入出力 コントローラに設置されているICカードに対して棚ラ
ック在庫管理情報の書込みおよび読み込みができます
(第24図参照)。
この機能はコントローラにおける在庫管理情報のバッ
クアップ用に用いることができます。
(2)入出庫ステーションターミナル(オプション) 自動倉庫に複数の入出庫ステーション等がある場合、
最大5台までの入出庫ステーションターミナルが接続で
きます。
この入出庫ステーションターミナルで行える機能は次
のものに限ります。
(1) 自動入出庫 (2) 指定入出庫 (3) 棚内容表示 なお、上記の操作は、ISC本体とまったく同様に行わ
れます。
(3)リモート運転(オプション) インテリジェント・ジョブ・コントローラ(IJC)及
びホストコンピュータ等と通信で接続され、これらから
の指令で自動倉庫を操作することができます。
ISC本体にあるリモート/ローカル切替えスイッチに
よりリモート運転および単独運転が切替えられます。
リモート:リモート運転 ローカル:単独運転 なお、リモートモードでリモート運転している最中で
も通信で接続されているホストコンピュータ等からの入
出力要求が無い状態であればISC本体および各入出庫ス
テーションターミナルからの割込み入出庫指令の操作は
ローカルモードと同様にできます。
(4) 操作説明 ここで画面選択機能に関する操作について説明しま
す。
すべての操作手順が画面上のガイダンス表示エリアに
表示されますので、作業者は、この案内に従って操作を
行うことができます。
操作はライトペンとキーボードの2つの方法があり、
すべての操作がライトペンだけで行なえますが、データ
入力時のみキーボードを併用することもできます。
通常キーボードは筐体内に格納されており、必要に応
じて引き出しと使用します。
(5)その他操作説明 5−1,ホームポジション OT、又は、非常停止をかけた場合、トラバーサ及びリ
フターの原点復帰を行なう必要があります。なお、電源
投入時には、自動的に原点復帰を行ないます。
ISCでは原点復帰が必要な場合は、画面上にガイダン
スが表示されますので、このガイダンス表示に従って画
面上のH・Pをライトペンで指示し確認+実行で原点復
帰が実行されます。
又、原点復帰を行なう為の条件として“トラッカの定
位置”があり、トラッカの定位置が出ていない場合、原
点復帰はできません。
トラッカの定位置がでていない場合、画面に手動操作
を要求するガイダンスが表示されますので、このガイダ
ンス表示に従って手動操作でトラッカの定位置を出し、
このガイダンス表示が消えたことを確認した後、原点復
帰してください。
尚、ISCでは、原点復帰が完了していない状態で、入
出庫動作の指令を行なった場合、自動的に原点復帰を行
ない原点復帰完了後指示された動作を実行します。
5−2 ストップボタン 各入出庫ステーションに於て、作業者が荷積み、荷下
しを行うときは、必ずストップボタンを押して、終了し
た時点で作業者が解除してください。
このストップボタンがONになっている時は、コントロ
ーラ又は各入出庫ステーションターミナルから動作指令
がでたとしても、受付けません。
5−3 初期起動 ISC電源をONにして、起動をかけた時、CRT画面右上に
初期起動のライトペンで支持することによって、在庫情
報棚機械使用,材料比重,および呼称マスタを初期化す
ることができます。
なお、ISC本体以外に入出庫ステーションターミナル
がある場合、ターミナル側においても同様の表示が行な
われ、ターミナル側でこの操作を行なうことによって、
ISC変態で所有している在庫情報をターミナル側へ転送
することができます。
5−4 作業終了 ISCの電源をOFFする前に必ず作る終了処理を、行って
ください。
操作方法は、初期画面において、終了,確認,実行を
支持することによって 出来ます。
これにより、CRT画面、作業終了画面になります。
なお、ISC本体以外に入出庫ステーションターミナル
がある場合、ターミナル側においても同様の操作を行な
ってください。
5−6 再起動 ISCにおいて作業終了処理を行なうと、その作業終了
画面の右上に再起動のライトペン指示マークが表示され
ます。
これをライトペンで指示することによって再起動する
ことができます。
なお、ISC本体以外に、入出庫ステーションターミナ
ルがある場合、ターミナル側においても同様の操作が可
能です。
また、第25図〜第54図は、この一実施例の操作説明図
である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
要するに本発明は、パレットを収納自在の棚を複数列複
数段備えたラック(1)と、このラック(1)に対する
ワークの入庫用に設けられた入庫用ステーション(2)
と、前記ラック(1)に対するワークの出庫用に設けた
出庫用ステーション(3)と、ワークの加工処理を行う
加工用ステーション(4)と、前記ラック(1)に対し
てワークの入出庫動作を行うた置換手段(6)と、前記
入庫用ステーション(2)から前記ラック(1)へ及び
前記ラック(1)から前記出庫用ステーション(3)又
は加工用ステーション(4)へワークを搬送する搬送手
段(7)と、前記置換手段(6)及び搬送手段(7)を
駆動制御すると共に各種機能に対応した選択マークを表
示する表示画面を備え、当該表示画面の適宜の選択マー
クを指示することによりシステム全体をコントロールす
ることのできるインテリジェント・ストッカ・コントロ
ーラ(5)と、を備えてなり、前記表示画面の表示に基
いて所望材料を載置したパレットの出庫すべきステーシ
ョンを前記表示画面上において指定すると、在庫情報の
自動検索が行われ、指定データを満す複数のパレットの
うち所望材料の枚数を満すパレットを優先しかつ入庫来
歴の古いパレットを優先して出庫処理を行い、材料の枚
数を満さない複数のパレットの場合にはアラーム表示を
行い実行の選択時に最も積載枚数の多いパレットを優先
して出庫処理を行い、また材料の枚数がゼロの場合には
アラーム表示を行う構成としてなるものである。
上記構成により、本発明によれば、コントローラ5の
表示画面に表示された選択マークを例えばライトペン等
によって指示することによって置換手段6や搬送手段7
等は順次駆動されるので工程管理が容易であると共に、
所望材料の指定時には材料の枚数を満す場合、材料の枚
数が不足する場合および枚数がゼロの場合に対応して適
宜処理が行われるので、各場合に対応しての作業者等の
対応が容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された一実施例の概略を示すシス
テム図、第2図はISCによるトラバース制御のシステム
構成を示す構成図、第3図はISCの機器構成を示すブロ
ック図、第4図は入出庫ステーションターミナルのイン
ターフェースを示すブロック図、第5図はIJLのインタ
ーフェースを示すブロック図、第6図はホストコンピュ
ータのインターフェースを示すブロック図、第7図はIS
C各部の機器構成を詳細を示す構成図、第8図〜第24図
は本発明の一実施例のシステム動作の詳細の説明するた
めの構成説明図、第25図〜第54図はその一実施例の操作
説明図である。 1……ラック、2……入庫用ステーション 3……出庫用ステーション 4……加工用ステーション、5……ISC 6……置替手段、7……搬送手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットを収納自在の棚を複数列複数段備
    えたラック(1)と、このラック(1)に対するワーク
    の入庫用に設けられた入庫用ステーション(2)と、前
    記ラック(1)に対するワークの出庫用に設けた出庫用
    ステーション(3)と、ワーク加工処理を行う加工用ス
    テーション(4)と、前記ラック(1)に対してワーク
    の入庫動作を行う置換手段(6)と、前記入庫用ステー
    ション(2)から前記ラック(1)へ及び前記ラック
    (1)から前記出庫用ステーション(3)又は加工用ス
    テーション(4)へワークを搬送する搬送手段(7)
    と、前記置換手段(6)及び搬送手段(7)を駆動制御
    すると共に各種機能に対応した選択マークを表示する表
    示画面を備え、当該表示画面の適宜の選択マークを指示
    することによりシステム全体をコントロールすることの
    できるインテリジェント・ストッカ・コントローラ
    (5)と、を備えてなり、前記表示画面の表示に基いて
    所望材料を載置したパレットの出庫すべきステーション
    を前記表示画面上において指定すると、在庫情報の自動
    検索が行われ、指定データを満す複数のパレットのうち
    所望材料の枚数を満すパレットを優先しかつ入庫来歴の
    古いパレットを優先して出庫処理を行い、材料の枚数を
    満さない複数のパレットの場合にはアラーム表示を行い
    実行の選択時に最も積載枚数の多いパレットを優先して
    出庫処理を行い、また材料の枚数がゼロの場合にはアラ
    ーム表示を行う構成としてなることを特徴とする工程管
    理システム。
JP27989587A 1987-11-05 1987-11-05 工程管理システム Expired - Fee Related JP2643959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27989587A JP2643959B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 工程管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27989587A JP2643959B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 工程管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121906A JPH01121906A (ja) 1989-05-15
JP2643959B2 true JP2643959B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=17617421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27989587A Expired - Fee Related JP2643959B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 工程管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2643959B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748232B2 (ja) * 1992-02-27 1995-05-24 株式会社コーベック 在庫管理装置
JP4627829B2 (ja) * 1999-11-26 2011-02-09 株式会社アマダ 切断ワーク管理装置およびその方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997999A (ja) * 1982-11-24 1984-06-06 株式会社東芝 物品搬送装置
JPS60114451A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 Fujitsu Ltd 自走車による物品搬送方法
JPS6254657A (ja) * 1985-08-30 1987-03-10 Fanuc Ltd 物流制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01121906A (ja) 1989-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2500986B2 (ja) 物品処理システム及び複数の品目を分配する方法
JPS6251843B2 (ja)
JP2643959B2 (ja) 工程管理システム
JPS6133426A (ja) 貨物の自動積付システム
JP3832997B2 (ja) 物品保管管理システム
JP2529439B2 (ja) 入庫管理システム
JPH0873009A (ja) 在庫管理システム
JPS62121104A (ja) 自動倉庫に於けるコンピユ−タ−制御方法
JPS6357182B2 (ja)
JP2559158B2 (ja) 生産管理システム
JP3989119B2 (ja) 物品保管管理システム
JP2002167014A (ja) 自動倉庫および自動倉庫の出庫方法
JPH07300236A (ja) 荷積み装置
JP2559159B2 (ja) 生産管理システム
JP2000272718A (ja) 物品保管管理システム
JP4446910B2 (ja) 図書保管管理システム
JP3485143B2 (ja) 自動倉庫システム
JPH04213502A (ja) 自動倉庫の入出庫表示装置
JP2002160812A (ja) 物流管理方法、定置場所管理方法、定置場所管理システム、定置場所管理装置、及び記録媒体
JP2514739B2 (ja) 入庫管理システム
JPH0498405A (ja) 無人フォークリフトの運行制御装置
JPH1035828A (ja) 自動倉庫システム
JPH08175628A (ja) 自動倉庫における在庫状態表示方法
JPH04343630A (ja) 生産ラインの部品補給指示装置
JPH04243705A (ja) 自動倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees