JP3290469B2 - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JP3290469B2 JP21768892A JP21768892A JP3290469B2 JP 3290469 B2 JP3290469 B2 JP 3290469B2 JP 21768892 A JP21768892 A JP 21768892A JP 21768892 A JP21768892 A JP 21768892A JP 3290469 B2 JP3290469 B2 JP 3290469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高性能タイヤトレッド
ゴム組成物に関し、さらに詳しくは、ゴム成分として低
分子量ブタジエン重合体を含有することにより、耐摩耗
性と破壊特性が良好で、しかもウェットスキッド特性、
アイススキッド特性およびドライグリップ特性に優れる
高性能タイヤトレッドゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の高速走行安定性に対する
要求が一段と厳しくなって来ており、自動車のタイヤト
レッド用ゴム材料に従来から要求されて来た耐摩耗性な
どの破壊特性に加えて、ウェットスキッド抵抗、アイス
スキッド抵抗およびドライグリップ特性に優れたゴムが
強く望まれるようになって来た。しかし、これらの特性
を同時に満足させるのは困難であり、特に、ウェットス
キッド特性、アイススキッド特性、ドライグリップ特性
および耐摩耗性は、それぞれ相反する関係にある。
【0003】このような問題を解決するために、広い温
度領域において上記性能を満足するゴム組成物として古
くから様々なブロック共重合体が提案されている。例え
ば、特開昭57−92014号、特公昭63−6076
8号、特公昭63−60769号、特公昭63−390
15号、特開昭57−200413号、特公平3−80
165号、特開昭61−55135号、特開昭61−1
41742号、特開昭61−231016号、特開昭6
2−240347号、特開昭63−112648号、特
開昭63−137945号、特開昭63−90522
号、特開平1−297412号などには、高スチレン含
量のスチレン−ブタジエン共重合体と低スチレン含量の
スチレン−ブタジエン共重合体とのブロック共重合体
や、高ビニル含量のスチレン−ブタジエン共重合体と低
ビニル含量の(スチレン)ブタジエン(共)重合体との
ブロック(共)重合体などの高Tg の重合体と低Tg の
重合体とのブロック重合体を用いたゴム組成物が開示さ
れている。
【0004】上記のゴム組成物は、重合体のTg の幅を
広げることによって、ウェットスキッド特性、アイスス
キッド特性および低燃費性を改良しようとしたものであ
るが、高速時の走行安定性に大きな影響を与えるドライ
グリップ特性は未だ不十分である。
【0005】また、特公昭49−37415号、特開昭
62−143959号などには、高Tg の重合体と低T
g の重合体とのブロック重合体にプロセス油を添加した
ゴム組成物、および高Tg の重合体と低Tg の重合体と
のブロック重合体をカップリングして、プロセス油を添
加したゴム組成物が開示されている。しかし、これらの
組成物は、自動車タイヤとして用いた場合の乗りごこち
や工業用品として用いた場合の防振特性の改良を狙った
ものであり、自動車タイヤとしての耐摩耗性や破壊特性
およびウェットスキッド特性やアイススキッド特性など
は、十分に満足できるものではない。
【0006】また、特公昭59−52664号、特開昭
58−147442号、特開昭58−147443号、
特開昭60−240746号、特開昭61−20314
5号、特開昭62−135506号、特開昭64−16
845号などには、高分子量体と低分子量体とのブレン
ドにより加工性、低燃費性、破壊特性およびグリップ力
の改良を狙ったゴム組成物が開示されているが、ウェッ
トスキッド特性、アイススキッド特性、ドライグリップ
特性および耐摩耗性については、十分に満足できるもの
ではない。
【0007】さらに、特開平1−197541号には、
高分子量体のTg 幅を広くし、低分子量体を添加するこ
とにより、ドライグリップ特性と高耐摩耗性の改良を狙
ったゴム組成物が開示されている。しかしながら、この
組成物は乳化重合により得られるスチレン−ブタジエン
共重合体であり、アイススキッド特性の改良は不十分で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
車の高速走行安定性に対する要求を満たすために、自動
車タイヤの耐摩耗性および破壊特性に加えて、ウェット
スキッド特性、アイススキッド特性およびドライグリッ
プ特性を満足する新規なゴム組成物を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の条件を
満たす分岐状スチレン−ブタジエン系共重合体(A)1
00重量部と下記の条件を満たす低分子量ブタジエン系
重合体(B)15〜100重量部とからなるゴム分を少
なくとも30重量%含有しており、該ゴム分のムーニー
粘度(ML1+4,100 ℃)が30〜100であることを特
徴とするゴム組成物を提供するものである。 分岐状スチレン−ブタジエン系共重合体(A):スチレ
ン含量が15〜50重量%で、ブタジエン部のビニル結
合含量が20〜70%であり、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC)で求めた重量平均分子量
(Mw )が600,000〜3,000,000であ
り、30%以上が2〜6官能性のカップリング剤でカッ
プリングされた分岐状スチレン−ブタジエン系共重合
体。 低分子量ブタジエン系重合体(B):スチレン含量が0
〜60重量%で、ブタジエン部のビニル結合含量が20
〜70%であり、示差走査熱量計(DSC)で求めたガ
ラス転移温度(Tg )が−45℃以上であり、GPCで
求めた重量平均分子量(Mw )が2,000〜5,00
00である重合体。上記本発明のゴム組成物の中でさら
に好ましいものは、上記共重合体(A)として、Tg が
−30℃以上であるブロック共重合体成分(A−1)と
Tg が−40℃以下であるブロック重合体成分(A−
2)とからなるブロック共重合体を用いるゴム組成物で
ある。
【0010】上記共重合体(A)は、ブタジエンとスチ
レンを炭化水素溶媒中でエーテルまたは第三級アミンの
存在下に重合開始剤を用いて共重合したのち、カップリ
ング反応することにより得られる。
【0011】共重合体(A)を製造する際には、炭素数
4〜5の共役ジエン、例えばイソプレン,ピペリレンを
ブタジエンに対して10重量%以下の割合で添加するこ
とができ、さらにスチレンに対してビニル芳香族化合物
であるα−メチルスチレン,ビニルトルエン,メトキシ
スチレン,t−ブトキシスチレンなどを10重量%以下
の割合で添加することもできる。
【0012】上記炭化水素溶媒としては、シクロヘキサ
ン、メチルシクロペンタン、シクロオクタンなどの脂環
族炭化水素、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素、ベ
ンゼン、トルエン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水
素が用いられる。これらの炭化水素は2種以上を混合し
て用いてもよい。これらの炭化水素の中では、脂肪族炭
化水素および脂環族炭化水素が重合溶媒として好まし
い。上記炭化水素溶媒は、単量体1重量部に対して好ま
しくは0.5〜20重量部の範囲で用いられる。
【0013】上記重合開始剤としては、有機リチウム化
合物が好ましく、その代表例としては、エチルリチウ
ム、プロピルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムなどのアル
キルリチウム;フェニルリチウム、トリルリチウムなど
のアリルリチウム;ビニルリチウム、プロペニルリチウ
ムなどのアルケニルリチウム;テトラメチレンジリチウ
ム、ペンタメチレンジリチウム、ヘキサメチレンジリチ
ウム、デカメチレンジリチウムなどのアルキレンジリチ
ウム;1,3−ジリチオベンゼン、1,4−ジリチオベ
ンゼンなどのアリレンジリチレム;1,3,5−トリリ
チオシクロヘキサン、1,2,5−トリリチオナフタレ
ン、1,3,5,8−テトラリチオデカン、1,2,
3,5−テトラリチオ−4−ヘキシル−アントラセンな
どが挙げられる。これらのなかで好ましいものは、n−
ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−
ブチルリチウムおよびテトラメチレンジリチウムであ
り、特に好ましいものはn−ブチルリチウムである。
【0014】上記有機リチウム化合物の使用量は、反応
操作における所定の重合速度および生成重合体の分子量
によって決定されるが、通常、単量体100g当たりリ
チウム原子として0.02〜5ミリグラム原子程度、好
ましくは0.05〜2ミリグラム原子である。
【0015】本発明においては、重合開始剤として有機
リチウム化合物の他にカリウム化合物を併用することも
可能であり、その例としては−OK,>NK,−SO3
K,または−OSO3 K基を有する化合物が挙げられ
る。−OK基を有する化合物としては、メトキシカリウ
ム、エトキシカリウム、n−ブトキシカリウム、t−ブ
トキシカリウム、2−エチルヘキシルキシカリウム、n
−フェノキシカリウムなどが挙げられる。>NK基を有
する化合物としては、ジエチルアミン,ジブチルアミ
ン,エチルフェニルアミンまたはジフェニルアミンのカ
リウム塩が挙げられる。−SO3 Kまたは−OSO3
基を有する化合物としては、ドデシルベンゼンスルホン
酸カリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸カリウ
ム、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸カリウム、オクタ
デシルスルホン酸カリウムなどの特公昭54−4431
5号に記載の化合物が挙げられる。
【0016】上記カリウム化合物は、有機リチウム化合
物のリチウム1グラム原子当量当り好ましくは0.05
〜0.5モル用いられる。その量が有機リチウム化合物
のリチウム1グラム原子当量当り0.05モル未満では
ランダムなスチレン−ブタジエン共重合体を得ることが
困難であり、0.5モルを超えると重合活性が低下す
る。
【0017】上記カリウム化合物には、さらに極性化合
物を混合して用いることができ、その例としては、メチ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、t−ブチルアル
コール、ヘキシルアルコール、2−エチルヘキシルアル
コール、n−オクチルアルコール、ラウリルアルコール
などの脂肪族アルコールや各種フェノール性アルコール
誘導体およびブチルアミン、ジブチルアミン、ヘキシル
アミン、ジヘキシルアミン、オクチルアミン、ジオクチ
ルアミン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、アニリ
ンなどの各種第一級アミンまたは第二級アミン、ブチル
メルカプタン、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカ
プタンなどのチオアルコール類、オクチル酸、ステアリ
ン酸、ヘキサン酸などの有機カルボン酸および有機亜リ
ン酸、有機スルホン酸が挙げられる。これらのなかで炭
素数4以上のアルコールまたは第二級アミンは、各種物
性、特に反撥弾性、耐摩耗性の良好なスチレン−ブタジ
エン共重合体を得るうえで好ましく、重合活性を低下さ
せる傾向が小さい面からも好ましい。
【0018】共重合体(A)を得るための重合反応は、
バッチ重合方式、連続重合方式のいずれの方式によって
も行うことができる。上記重合反応における重合温度
は、0℃〜130℃の範囲が好ましい。また、重合反応
は、等温重合、昇温重合あるいは断熱重合のいずれの重
合形式によっても行うことができる。さらにまた、重合
を行う際には、反応容器内にゲルが生成するのを防止す
るために、1,2−ブタジエンなどのアレン化合物を添
加することもできる。
【0019】本発明においては、共重合体(A)とし
て、スチレン含量が15〜50重量%で、ブタジエン部
のビニル結合含量が20〜70%のものを用いる。スチ
レン含量が15重量%未満では破壊特性が低下し、ウェ
ットスキッド特性と他の特性とを同時に満足することが
困難であり、50重量%を超えるとアイススキッド特性
と耐摩耗性が低下する。また、ビニル結合含量が20重
量%未満ではウェットスキッド特性が不十分であり、7
0%を超えるとアイススキッド特性が低下する。
【0020】また、本発明において用いる共重合体
(A)の重量平均分子量(MW )は、GPCで求めたポ
リスチレン換算分子量で600,000〜3,000,
000であり、好ましくは700,000〜2,50
0,000である。共重合体(A)の重量平均分子量
(MW )が600,000未満では破壊特性が低下し、
3,000,000を越えると重合溶液の粘度が高くな
り生産性が低くなる。
【0021】本発明においては、前記重合反応を行った
のち、2〜6官能性のカップリング剤を添加することに
より、共重合体(A)の30%以上をカップリングす
る。共重合体(A)のカップリング率が30%未満で
は、破壊特性、アイススキッド特性および加工性が劣
る。
【0022】2〜6官能性のカップリング剤としては、
例えばジビニルベンゼン、ジイソプロペニルベンゼンな
どのアルケニル芳香族化合物、四塩化スズ、ジブチルス
ズジクロライド、ブチルスズトリクロライド、フェニル
スズトリクロライド、ジフェニルスズジクロライドなど
のハロゲン化スズ化合物、四塩化ケイ素、ブチルトリク
ロロケイ素、メチルトリクロロケイ素などのハロゲン化
ケイ素化合物、2,4−トリレンジイソシアナート、
2,6−トリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン
ジイソシアナート、ポリメリックタイプのジフェニルメ
タンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、
ヘキサメチレンジイソシアナートなどのイソシアナート
化合物、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、ビ
ス(2−ピリジル)ケトン、ビス(4−ピリジル)ケト
ンなどの芳香族複素窒素含有化合物などが挙げられる。
これらのカップリング剤は単独でまたは2種以上を組み
合せて重合系中に添加することができる。
【0023】また、各ブロック部の結合様式が、(A−
1)−(A−2)−(A−1)、(A−2)−(A−
1)−(A−2)、(A−1)−(A−2)−(A−
1)−(A−2)のようなマルチブロックタイプのブロ
ック共重合体成分をカップリングすることもできる。
【0024】本発明においては、上記共重合体(A)と
して、好ましくは、Tg が−30℃以上であるブロック
共重合体成分(A−1)とTg が−40℃以下であるブ
ロック共重合体成分(A−2)とからなるブロック共重
合体を用いる。
【0025】上記のTg が−30℃以上であるブロック
共重合体成分(A−1)は、ブロック共重合体成分(A
−1)のスチレン含量が20重量%の場合はビニル結合
含量を約68%以上にすることにより、スチレン含量が
30重量%の場合はビニル結合含量を約55%以上にす
ることにより、スチレン含量が40重量%の場合はビニ
ル結合含量を約40%以上にすることにより、そして、
スチレン含量が45重量%の場合はビニル結合含量を約
30%以上にすることにより得ることができる。
【0026】また、Tg が−40℃以下であるブロック
共重合体成分(A−2)は、ブロック共重合体(A−
2)のスチレン含量が10重量%の場合はビニル結合含
量を約70%以下にすることにより、スチレン含量が2
0重量%の場合はビニル結合含量を約55%以下にする
ことにより、そしてスチレン含量が30重量%の場合は
ビニル結合含量を約45%以下のにすることにより得る
ことができる。なお、ブロック共重合体(A−2)は、
ブロック共重合体成分(A−1)との物性バランスか
ら、スチレン含量が3重量%以上であることが好まし
い。
【0027】上記の如きミクロ構造を有する重合体〔ブ
ロック共重合体成分(A−1)およびブロック共重合体
(A−2)〕は、前述の有機リチウム化合物を主成分と
する有機金属を触媒として用いることにより得ることが
できる。すなわち、前述の触媒を用いることにより、所
望の共重合体成分(A−1)および(A−2)の製造が
可能になる。
【0028】上記共重合体(A)の分子量は特に限定さ
れないが、好適にはムーニー粘度(ML1+4,100 ℃)で
50〜200に相当する分子量である。ムーニー粘度が
50以下では組成物としたときの耐摩耗性、破壊特性、
ドライグリップ特性が低下し、また粘着性が大きくなっ
て生産性が低下する。一方、200以上では組成物とし
たときに他のゴムやカーボンブラックとの混練性および
生産性が低下する。
【0029】本発明においては、カップリング剤として
2〜6官能性のカップリング剤を用いることにより、以
下に示すような分岐状スチレン−ブタジエン系共重合体
(A)を得ることもできる。
【0030】
【化1】
【0031】低分子量ブタジエン系重合体(B)も共重
合体(A)と同様の方法により製造することができる。
また、重合体(B)のミクロ構造は、前述の共重合体
(A)と同様の方法でコントロールすることができる。
【0032】低分子量ブタジエン系重合体(B)のミク
ロ構造は、スチレン含量が0〜60重量%、ブタジエン
部のビニル結合含量が20〜70%であり、Tg は−4
5℃以上である。スチレン含量が60重量%を越える
と、アイススキッド特性が低下する。また、80重量%
以上になると、樹脂状になるため組成物が固くなりウェ
ットスキッド特性、ドライグリップ特性が低下する。ブ
タジエン部のビニル結合含量が20%未満ではウェット
スキッド特性、ドライグリップ特性が劣る。70%を越
えると、樹脂状になるため組成物が固くなり、ウェット
スキッド特性、ドライグリップ特性が低下する。また、
g が−45℃未満ではウェットスキッド特性とドライ
グリップ特性が劣る。このような重合体(B)を用いる
ことにより、強度とドライグリップ特性を満足するゴム
組成物を得ることができる。
【0033】また、低分子量ブタジエン系重合体(B)
のGPCで求めた重量平均分子量(MW )は、2,00
0〜50,000である。重量平均分子量(MW )が
2,000未満では破壊特性、耐摩耗性、ウェットスキ
ッド特性、ドライグリップ特性が劣り、50,000を
超えるとウェットスキッド特性、ドライグリップ特性が
劣る。共重合体(B)の重量平均分子量は有機リチウム
化合物の添加量を変えることによって容易にコントロー
ルすることが可能であり、通常は単量体100g当たり
リチウム原子として3〜100ミリグラム原子程度、好
ましくは5〜50ミリグラム原子用いる。
【0034】低分子量ブタジエン系重合体(B)は分岐
状スチレン−ブタジエン系共重合体(A)100重量部
に対して15〜100重量部添加し、さらに好ましくは
20〜80重量部添加する。15重量部未満では強度と
ドライグリップ特性の改良が不十分であり、100重量
を超えるとムーニー粘度が低くなりすぎて生産性が悪く
なる。
【0035】本発明においては、共重合体(A)に低分
子量ブタジエン系重合体(B)を添加した後のムーニー
粘度(ML 1+4,100 ℃)は30〜100であり、好まし
くは35〜80である。ムーニー粘度が30未満では粘
着性が大きく生産性が低くなり、ムーニー粘度が100
を超えると他のゴムやカーボンブラックとの混練り性や
生産性が低下する。
【0036】本発明においては、共重合体(A)の重合
溶液に重合体(B)の重合溶液を添加することにより、
スチレン−ブタジエン共重合体を含有している重合反応
溶液が得られ、この溶液から通常の溶液重合法で用いら
れる方法(例えば、溶液状態で安定剤などを添加したの
ち、直接乾燥するかスチームストリッピングする方法)
によって、ゴム分と溶剤を分離して洗浄し、乾燥するこ
とにより、本発明のゴム組成物を得ることができる。
【0037】本発明のゴム組成物は、分岐状スチレン−
ブタジエン系共重合体(A)と低分子量ブタジエン系重
合体(B)とからなるゴム分を少くとも30重量%含
み、ゴム分100重量%のものを単独で、または、ゴム
分に天然ゴム、ポリイソプレンゴム、乳化重合スチレン
ブタジエンゴム、ポリブタジエンなどをブレンドし、こ
れらにカーボンブラックまたはシリカなどの補強剤や各
種の配合剤を加えてロール、バンバリーミキサー、ニー
ダーなどによって混練りしたのち、硫黄、加硫促進剤な
どを添加して加硫し、トレッド、サイドウォール、カー
カスなどのタイヤ用ゴムをはじめベルト、防振ゴム、そ
の他の工業用品として用いられる。本発明のゴム組成物
に乳化重合スチレン−ブタジエンゴムをブレンドした場
合は、特に高速走行重視型タイヤとして好適であり、ポ
リブタジエンをブレンドした場合は特に低温特性重視型
タイヤとして好適である。
【0038】
【実施例】以下に、実施例によって本発明をさらに詳し
く説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を制限す
るものではない。なお、以下の実施例における各種物性
は、次の方法によって評価した。 (1)ムーニー粘度 L−ローターを使用してJIS K 6300(試験項
目(1)ムーニー粘度試験)記載の方法に準拠して測定
する。 (2)分子量(MW )および分子量分布(MW /Mn ) ウォーターズ社製244型GPCを用い、検知器として
示差屈折計を用い次の条件で測定する。 カラム:東洋ソーダ製カラムGMH−3、GMH−6、
G6000H−6 移動相:テトラヒドロフラン (3)ポリスチレン換算分子量 ウォーターズ社製単分散スチレン重合体を用い、GPC
による単分散スチレン重合体のピークの分子量とGPC
のカウント数との関係を予め求めて検量線を作成し、こ
れを用いて、重合体のポリスチレン換算での分子量を求
める。 (4)カップリングされた分岐状重合体の割合 ゲルパーミエーションクロマトグラフ(PGC)による
分子量分布曲線の全体の面積に対する最も高分子量側ピ
ークの面積の割合から求める。 (5)ガラス転移温度(Tg ) デュポン社製910型示差走査熱量計(DSC)を用
い、ASTM−D3418−82に記載の方法に従って
測定し、外挿開始温度(extrapolated onset temperatu
re);TfをもってTg 値とする。 (6)加硫物性 引張強さ JIS K6301に従って測定する。 tanδ 岩本製作所製スペクトロメーターにより動歪1%、10
0Hzにて測定する。 ウェットスキッドおよびアイススキッド スキッドテスターにより、濡れた路面上および氷上を再
現して評価する。 ランボーン摩耗 ランボーン式摩耗試験機により評価する。
【0039】合成例1 <分岐状スチレン−ブタジエン系共重合体(A)−Iの
合成>十分にチッソ置換した攪拌翼つきの5リットルオ
ートクレーブに、シクロヘキサン3000g、テトラヒ
ドロララン(THF)12g、1,3−ブタジエン14
0gおよびスチレン110gを導入し、オートクレーブ
内の温度を21℃に調整した。次に、ドデシルベンゼン
スルホン酸カリウムと2−エチルヘキシルアルコールの
2対1の錯体0.0167gおよびn−ブチルリチウム
0.19gを加えて昇温条件下で15分間重合し、モノ
マーの転化率が99%であることを確認した。この重合
容器に1,3−ブタジエン222gおよびスチレン28
gを追加して、さらに昇温条件下で20分間重合した。
次に、カップリング剤として四塩化ケイ素0.133g
を加えカップリング反応を10分間行ない、老化防止剤
として2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールを3.
5g加えた。 <低分子量ブタエジン系重合体(B)−Iの合成>上記
と同様のオートクレーブに、シクロヘキサン3000
g、THF45g、1,3−ブタジエン375gおよび
スチレン125gを加え、オートクレーブ内の温度を2
5℃に調整し、n−ブチルリチウムを5.10g加え昇
温下で15分間重合した。さらに、重合反応終了後2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールを3.5g加え
た。
【0040】共重合体(A)−Iと重合体(B)−Iと
を、それぞれ100/10(ポリマーA)、100/2
0(ポリマーB)、100/40(ポリマーC)、10
0/60(ポリマーD)、100/110(ポリマー
E)の重量比になるように重合溶液のままブレンドして
脱溶媒、乾燥した。ポリマーA〜Eの分析結果を表1お
よび表2に示す。
【0041】低分子量ブタジエン系重合体(B)−Iの
代わりにアロマティックオイルを用い、これを共重合体
(A)−I100重量部に対して60重量部添加して、
脱溶媒、乾燥して、ポリマーFを得た。分析結果を表1
および表2に示す。
【0042】合成例2 <共重合体(A)−IIの合成>合成例1と同様のオート
クレーブを使用して、モノマーを分割することなく、
1,3−ブタジエンとスチレンとを共重合し、合成例1
と同様にカップリング反応を行って共重合体(A)−II
を得た。共重合体(A)−IIと合成例1で得た重合体
(B)−Iとを100/40の重量比になるように重合
溶液のままブレンドして脱溶媒、乾燥することにより、
ポリマーGを得た。分析結果を表1および表2に示す。
【0043】合成例3 <共重合体(A)−III の合成>合成例1と同様のオー
トクレーブを使用して、ミクロ構造を変量するために、
合成例1のブロック共重合体成分(A−1)合成時のT
HFの量を12gから50gに増量した以外は合成例1
と同様にして共重合体(A)−III を合成した。
【0044】<共重合体(B)−II>合成例1と同様の
オートクレーブを使用して、合成例1の低分子量ブタジ
エン系重合体成分(B−I)合成時のTHFの量を45
gから15gに、1,3−ブタジエンを375gから2
75gにスチレンを125gから225gに変量した以
外は合成例1と同様にして、表1に示した構造の共重合
体(B)−IIを合成した。共重合体(A)−III と重合
体(B)−IIとを100/60の重量比になるように重
合溶液のままブレンドして脱溶媒、乾燥することによ
り、ポリマーHを得た。
【0045】合成例4 共重合体(A)−IVと重合体(B)−III とを次の手順
によって同じ反応容器で合成した。合成例1と同様のオ
ートクレーブを使用して、シクロヘキサン3000g、
THF12g、1,3−ブタジエン100gおよびスチ
レン80gを導入したのち、n−ブチルリチウム0.1
4gと合成例1と同様のカリウム化合物0.0120g
を加え昇温重合を実施し、モノマーの転化率が98%以
上であることを確認した。この重合容器に1,3−ブタ
ジエン160gおよびスチレン20gを追加し、昇温重
合を実施した。20分後に四塩化ケイ素0.072gを
加え、カップリング反応を10分間行った。引き続いて
同じ重合容器にTHF16g、1,3−ブタジエン15
1gおよびスチレン65gを追加し、n−ブチルリチウ
ムを5.00g加え63℃から昇温重合で15分間重合
し、四塩化ケイ素を0.464g添加してカップリング
反応を行った。その後老化防止剤を添加し、脱溶媒、乾
燥して、ポリマーIを得た。分析結果を表1および表2
に示す。
【0046】合成例5 <共重合体(A)−Vの合成>合成例1と同様のオート
クレーブを使用して、合成例1の分岐状スチレン−ブタ
ジエン系共重合体(A)−Iの合成時にカップリング剤
(四塩化ケイ素)を加えない以外は合成例Iと同様にし
て共重合体(A)−Vを合成した。共重合体(A)−V
と合成例1で得た重合体(B)−Iとを100/60の
重合比になるように重合溶液のままブレンドして脱溶
媒、乾燥することにより、ポリマーJを得た。分析結果
を表1および表2に示す。
【0047】合成例6 <共重合体(B)−IVの合成>合成例1と同様のオート
クレーブを使用して、合成例1の低分子量ブタジエン系
重合体成分(B−1)合成時のTHFの量を45gから
5gに減量し重合開始温度を25℃から45℃にした以
外は、合成例1と同様にして、表2に示した構造の共重
合体(B)−IVを合成した。共重合体(B)−IVと合成
例1で得た重合体(A)−Iとを60/100の重量比
になるように重合溶液のままブレンドして脱溶媒、乾燥
することにより、ポリマーKを得た。分析結果を表1お
よび表2に示す。
【0048】合成例7 共重合体(A)−IVと重合体(B)−Vを、合成例4と
同様の手順によって合成した。すなわち、まず合成例4
と同様にして共重合体(A)−IVを合成した。引き続い
て、同じ反応容器で合成例4の低分子量ブタジエン系重
合体成分(B)−III 合成時のTHF16gの追加を行
わないで、n−ブチルリチウムの添加量を5.00gか
ら2.2gに変えて、重合したのちの四塩化ケイ素の添
加を行わず、それ以外は合成例4と同様にして共重合体
(B)−Vを合成した。その後、老化防止剤を添加し、
脱溶媒、乾燥してポリマーLを得た。分析結果を表1お
よび表2に示す。
【0049】
【表1】
【表2】
【0050】実施例1〜12、比較例1〜5 合成例1〜7で得たポリマーA〜Lを表3に示した比率
で天然ゴム、シス−1,4−ポリブタジエンゴムまたは
乳化重合SBRと混合し、表4に示す配合処方により配
合物を調整した。(ただし、芳香族系オイルの配合量は
表2に示した。) 配合物を145℃にて30分間加硫
し、得られた加硫物の物性を測定した。その結果を表3
に示した。
【0051】
【表3】
【表4】
【0052】表3に示す結果から明らかなように、実施
例1〜12の加硫物は、比較例1〜5の加硫物に比べて
耐摩耗性、破壊特性、ウェットスキッド特性、アイスス
キッド特性およびドライグリップ特性のバランスに優れ
ている。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、特定のガラス転移温度
を持つ高分子量の分岐状スチレン−ブタジエン系共重合
体と低分子量ブタジエン系重合体とをブレンドすること
により、耐摩耗性と破壊特性が良好で、しかもウェット
スキッド特性、アイススキッド特性およびドライグリッ
プ特性に優れたゴム組成物が得られる。このゴム組成物
は、タイヤトレッド用ゴムとして好適であり、特に最近
要望されている高速走行安定性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】共重合体(A)−Iと共重合体(B)−Iを1
00/40の重量比でブレンドしたポリマーCのGPC
曲線である。
【図2】ポリマーCのDSC曲線であり、積分曲線と微
分曲線で熱の吸発熱を示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 達郎 東京都中央区京橋1丁目10番1号 株式 会社 ブリヂストン内 (72)発明者 山中 英司 東京都中央区京橋1丁目10番1号 株式 会社 ブリヂストン内 (56)参考文献 特開 昭58−167633(JP,A) 特開 昭60−192739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 9/06 C08L 47/00 C08L 53/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の条件を満たす分岐状スチレン−ブ
    タジエン系共重合体(A)100重量部と下記の条件を
    満たす低分子量ブタジエン系重合体(B)15〜100
    重量部とからなるゴム分を少なくとも30重量%含有し
    ており、該ゴム分のムーニー粘度(ML1+4,100℃)が
    30〜100であることを特徴とするゴム組成物。 分岐状スチレンーブタジエン系共重合体(A): スチレン含量が15〜50重量%で、ブタジエン部のビ
    ニル結合含量が20〜70%であり、ゲルパーミエーシ
    ョンクロマトグラフィー(GPC)で求めた重量平均分
    子量(Mw)が600,000〜3,000,000で
    あり、Tgが−30℃以上であるブロック共重合体成分
    (A−1)とTgが−40℃以下であるブロック重合体
    成分(A−2)とからなるブロック共重合体であって、
    該ブロック重合体成分(A−2)はスチレン含量が3重
    量%以上であり、30%以上が2〜6官能性のカップリ
    ング剤でカップリングされた分岐状スチレン−ブタジエ
    ン系共重合体。 低分子量ブタジエン系重合体(B): スチレン含量が0〜60重量%で、ブタジエン部のビニ
    ル結合含量が20〜70%であり、示差走査熱量計(D
    SC)で求めたガラス転移温度(Tg)が−45℃以上
    であり、GPCで求めた重量平均分子量(Mw)が2,
    000〜50,000である重合体。
  2. 【請求項2】 前記低分子量ブタジエン系重合体(B)
    のスチレン含量が25重量%〜45重量%であることを
    特徴とする請求項1記載のゴム組成物。
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