JP3289950B2 - 留守番電話装置 - Google Patents
留守番電話装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、応答用メッセージを記
憶する留守番電話装置に関するものである。
憶する留守番電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の留守番電話装置において
は、電話回線の着信時における応答用メッセージの音声
データ及び、発呼者の用件メッセージの音声データを記
憶する音声データメモリとして、カセットテープや半導
体メモリを用いたものが知られている。応答用メッセー
ジの記憶メモリとして半導体メモリ(RAM)を用いた
留守番電話装置において、そのRAMには、応答用メッ
セージを音声データとして記憶する音声データメモリ及
び、音声データメモリ内の音声データのスタートアドレ
ス及びエンドアドレスを記憶する管理テーブルが設けら
れている。
は、電話回線の着信時における応答用メッセージの音声
データ及び、発呼者の用件メッセージの音声データを記
憶する音声データメモリとして、カセットテープや半導
体メモリを用いたものが知られている。応答用メッセー
ジの記憶メモリとして半導体メモリ(RAM)を用いた
留守番電話装置において、そのRAMには、応答用メッ
セージを音声データとして記憶する音声データメモリ及
び、音声データメモリ内の音声データのスタートアドレ
ス及びエンドアドレスを記憶する管理テーブルが設けら
れている。
【0003】また、このような留守番電話装置において
は、電話回線の受信モードとして着信に対して自動応答
し、所定の応答用メッセージを送出した後、発呼者から
の用件メッセージを録音する留守番受信モードや、着信
に対して人間が手動で応答する手動電話モード等が設け
られている。ここで、手動電話モードに設定されている
場合は、応答用メッセージは送出されないので、RAM
に記憶されている必要はない。
は、電話回線の受信モードとして着信に対して自動応答
し、所定の応答用メッセージを送出した後、発呼者から
の用件メッセージを録音する留守番受信モードや、着信
に対して人間が手動で応答する手動電話モード等が設け
られている。ここで、手動電話モードに設定されている
場合は、応答用メッセージは送出されないので、RAM
に記憶されている必要はない。
【0004】そして、このような留守番電話装置におい
て、その所有者が応答用メッセージAを録音する場合、
まず電源がONされると、受信モードは電源がOFFさ
れる前に設定されていた受信モードが設定される。ここ
では、留守番受信モードに設定され、受信モード記憶メ
モリに記憶される。
て、その所有者が応答用メッセージAを録音する場合、
まず電源がONされると、受信モードは電源がOFFさ
れる前に設定されていた受信モードが設定される。ここ
では、留守番受信モードに設定され、受信モード記憶メ
モリに記憶される。
【0005】その後、応答用メッセージの録音が開始さ
れると、音声データメモリの先頭位置アドレスがスター
トアドレスとして管理テーブルに記憶され、その応答用
メッセージはアナログ音声信号から音声データに変換さ
れて音声データメモリに記憶される。このように応答用
メッセージAが音声データメモリに記憶される際、その
応答用メッセージAはその音声データメモリに前回記憶
された応答用メッセージBの上に上書きされて記憶され
る。その後、応答用メッセージAの録音が停止される
と、録音された音声データメモリの録音終了位置アドレ
スがエンドアドレスとして管理テーブルに記憶され、応
答用メッセージAの録音は終了する。
れると、音声データメモリの先頭位置アドレスがスター
トアドレスとして管理テーブルに記憶され、その応答用
メッセージはアナログ音声信号から音声データに変換さ
れて音声データメモリに記憶される。このように応答用
メッセージAが音声データメモリに記憶される際、その
応答用メッセージAはその音声データメモリに前回記憶
された応答用メッセージBの上に上書きされて記憶され
る。その後、応答用メッセージAの録音が停止される
と、録音された音声データメモリの録音終了位置アドレ
スがエンドアドレスとして管理テーブルに記憶され、応
答用メッセージAの録音は終了する。
【0006】その後、留守番電話受信モードにおいて応
答用メッセージAが再生される際には、管理テーブルに
記憶されたスタートアドレスとエンドアドレスに基づい
て、音声データメモリにおけるスタートアドレスからエ
ンドアドレスまでの音声データを読み出して、その応答
用メッセージAは音声データからアナログ音声信号に変
換されて、再生される。
答用メッセージAが再生される際には、管理テーブルに
記憶されたスタートアドレスとエンドアドレスに基づい
て、音声データメモリにおけるスタートアドレスからエ
ンドアドレスまでの音声データを読み出して、その応答
用メッセージAは音声データからアナログ音声信号に変
換されて、再生される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
メモリがバッテリーバックアップされている場合、留守
番受信モードにおける応答用メッセージAの録音中に、
例えば停電などの原因で電源供給が停止されてしまう
と、前回録音された応答用メッセージBのエンドアドレ
スが管理テーブルにそのまま残ってしまう。そして、電
源供給停止までに録音された応答用メッセージAが前回
録音された応答用メッセージBよりも短い場合、応答用
メッセージAに前回録音された応答用メッセージBの上
書きされていない部分が付加され、2つの応答用メッセ
ージA及びBが合成された音声データが応答用メッセー
ジとなってしまっていた。
メモリがバッテリーバックアップされている場合、留守
番受信モードにおける応答用メッセージAの録音中に、
例えば停電などの原因で電源供給が停止されてしまう
と、前回録音された応答用メッセージBのエンドアドレ
スが管理テーブルにそのまま残ってしまう。そして、電
源供給停止までに録音された応答用メッセージAが前回
録音された応答用メッセージBよりも短い場合、応答用
メッセージAに前回録音された応答用メッセージBの上
書きされていない部分が付加され、2つの応答用メッセ
ージA及びBが合成された音声データが応答用メッセー
ジとなってしまっていた。
【0008】そして、合成された応答用メッセージが記
憶されているにもかかわらず、電源がONされると、受
信モードは電源がOFFされる前に設定されていた留守
番受信モードに設定される。そして、その受信モードに
おいて2つの応答用メッセージA及びBが合成されてで
きた応答用メッセージは再生されてしまうので、留守番
電話の所有者が誤ってその合成されてできた応答用メッ
セージを使用して、受信時には再生されてしまうという
問題点があった。
憶されているにもかかわらず、電源がONされると、受
信モードは電源がOFFされる前に設定されていた留守
番受信モードに設定される。そして、その受信モードに
おいて2つの応答用メッセージA及びBが合成されてで
きた応答用メッセージは再生されてしまうので、留守番
電話の所有者が誤ってその合成されてできた応答用メッ
セージを使用して、受信時には再生されてしまうという
問題点があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、確定手段によってその応答用メ
ッセージの記憶終了が確定されていない場合は、受信モ
ードを応答用メッセージを再生しない手動電話モードに
自動的に設定する留守番電話装置を提供することを目的
とする。
になされたものであり、確定手段によってその応答用メ
ッセージの記憶終了が確定されていない場合は、受信モ
ードを応答用メッセージを再生しない手動電話モードに
自動的に設定する留守番電話装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の留守番電話装置は、図1に示すように、応答
用メッセージを入力する入力手段と、その入力手段によ
り入力された応答用メッセージを記憶する応答用メッセ
ージ記憶手段と、応答用メッセージを発呼者に送出する
第1受信モードと応答用メッセージを発呼者に送出しな
い第2受信モードのどちらかの受信モードを選択する選
択手段と、その選択手段によって選択された受信モード
を記憶する受信モード記憶手段と、更に、応答用メッセ
ージ記憶手段への入力手段による応答用メッセージの記
憶終了を確定させる確定手段と、その確定手段によって
応答用メッセージの記憶終了が確定されたか否かを判断
する判断手段と、判断手段によって応答用メッセージの
記憶終了が確定されていないと判断された場合は、受信
モード記憶手段が第2受信モードを記憶するように制御
する受信モード制御手段とを備えている。
に本発明の留守番電話装置は、図1に示すように、応答
用メッセージを入力する入力手段と、その入力手段によ
り入力された応答用メッセージを記憶する応答用メッセ
ージ記憶手段と、応答用メッセージを発呼者に送出する
第1受信モードと応答用メッセージを発呼者に送出しな
い第2受信モードのどちらかの受信モードを選択する選
択手段と、その選択手段によって選択された受信モード
を記憶する受信モード記憶手段と、更に、応答用メッセ
ージ記憶手段への入力手段による応答用メッセージの記
憶終了を確定させる確定手段と、その確定手段によって
応答用メッセージの記憶終了が確定されたか否かを判断
する判断手段と、判断手段によって応答用メッセージの
記憶終了が確定されていないと判断された場合は、受信
モード記憶手段が第2受信モードを記憶するように制御
する受信モード制御手段とを備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の留守番電話装置に
おいては、応答用メッセージの録音が開始されると、入
力手段により入力された応答用メッセージは応答用メッ
セージ記憶手段に記憶され、確定手段によってその応答
用メッセージ記憶手段に記憶された応答用メッセージの
記憶終了を確定する。そして、判断手段によってその応
答用メッセージの記憶終了が確定されていないと判断さ
れると、受信モード制御手段により受信モード記憶手段
が応答用メッセージを発呼者に送出しない第2受信モー
ドを記憶するように制御される。
おいては、応答用メッセージの録音が開始されると、入
力手段により入力された応答用メッセージは応答用メッ
セージ記憶手段に記憶され、確定手段によってその応答
用メッセージ記憶手段に記憶された応答用メッセージの
記憶終了を確定する。そして、判断手段によってその応
答用メッセージの記憶終了が確定されていないと判断さ
れると、受信モード制御手段により受信モード記憶手段
が応答用メッセージを発呼者に送出しない第2受信モー
ドを記憶するように制御される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0013】まず、図2を参照して本実施例の留守番電
話機能を有するファクシミリ装置の制御部の構成につい
て説明する。その留守番電話装置の制御部には、CPU
12が設けられており、そのCPU12には制御プログ
ラムを記憶したROM14と、各作業用メモリ領域を有
するRAM16と、EEPROM53と、音声録音再生
用集積回路(ADM)20等がバスを介して接続されて
いる。
話機能を有するファクシミリ装置の制御部の構成につい
て説明する。その留守番電話装置の制御部には、CPU
12が設けられており、そのCPU12には制御プログ
ラムを記憶したROM14と、各作業用メモリ領域を有
するRAM16と、EEPROM53と、音声録音再生
用集積回路(ADM)20等がバスを介して接続されて
いる。
【0014】そして、EEPROM53には、応答用メ
ッセージのスタートアドレス及びエンドアドレスを記憶
する応答用M管理テーブル46と、後述する受信モード
を記憶する受信モード記憶領域49等が設けられてい
る。
ッセージのスタートアドレス及びエンドアドレスを記憶
する応答用M管理テーブル46と、後述する受信モード
を記憶する受信モード記憶領域49等が設けられてい
る。
【0015】更に、応答用M管理テーブル46には、応
答用M記憶領域42の応答用メッセージのスタートアド
レスを記憶するSA記憶部50と、応答用M記憶領域4
2の応答用メッセージのエンドアドレスを記憶するEA
記憶部52と、応答用M記憶領域42内の応答用メッセ
ージが有効か無効かをフラグによって無効のときはF
0、有効のときはF1にセットされる応答用M有無管理
領域54とが設けられている。この応答用M有無管理領
域54内のフラグによって応答用メッセージが確定され
たか否かが判断される。
答用M記憶領域42の応答用メッセージのスタートアド
レスを記憶するSA記憶部50と、応答用M記憶領域4
2の応答用メッセージのエンドアドレスを記憶するEA
記憶部52と、応答用M記憶領域42内の応答用メッセ
ージが有効か無効かをフラグによって無効のときはF
0、有効のときはF1にセットされる応答用M有無管理
領域54とが設けられている。この応答用M有無管理領
域54内のフラグによって応答用メッセージが確定され
たか否かが判断される。
【0016】また、RAM16には受信モード記憶領域
49内の受信モードを一時的に記憶する一時受信モード
記憶領域17が設けられている。
49内の受信モードを一時的に記憶する一時受信モード
記憶領域17が設けられている。
【0017】また、RAM18はADM20に接続され
ており、バッテリーバックアップされている。そのRA
M18には、応答用メッセージの音声データを記憶する
応答用M記憶領域42と、複数の用件メッセージの音声
データを記憶する用件M記憶領域44と、用件メッセー
ジのスタートアドレス及びエンドアドレスを記憶する用
件M管理テーブル48等が設けられている。
ており、バッテリーバックアップされている。そのRA
M18には、応答用メッセージの音声データを記憶する
応答用M記憶領域42と、複数の用件メッセージの音声
データを記憶する用件M記憶領域44と、用件メッセー
ジのスタートアドレス及びエンドアドレスを記憶する用
件M管理テーブル48等が設けられている。
【0018】更に、ADM20内に設けられた音声情報
変換回路においては、マイクロフォン24から入力され
るアナログ音声信号を音声データに変換してRAM18
に記憶させる一方、RAM18から読み出した音声デー
タをアナログ音声信号に変換して出力する。また、AD
M20はCPU12から送り出される読み出し指示信号
R、書き込み指示信号W、チップイネーブル信号CE、
RAM18のアドレス指定のためのデータ等を一時的に
記憶するレジスタが設けられている。このADM20と
しては例えば(株)東芝製TC8831F型が使用でき
る。
変換回路においては、マイクロフォン24から入力され
るアナログ音声信号を音声データに変換してRAM18
に記憶させる一方、RAM18から読み出した音声デー
タをアナログ音声信号に変換して出力する。また、AD
M20はCPU12から送り出される読み出し指示信号
R、書き込み指示信号W、チップイネーブル信号CE、
RAM18のアドレス指定のためのデータ等を一時的に
記憶するレジスタが設けられている。このADM20と
しては例えば(株)東芝製TC8831F型が使用でき
る。
【0019】ファクシミリ装置の本体前面に配設された
キーボード22には、マイクロフォン24から入力され
る音声信号をADM20に送って応答用M記憶領域42
に記憶させる応答用M録音開始キー56、応答用M記憶
領域42への記憶を終了させる応答用M録音終了キー5
8、応答用M記憶領域42に記憶されている応答用メッ
セージを再生させる応答用M再生キー60等を備えてい
る。また、電話回線の受信モードとして着信に対して自
動応答し、所定の応答用メッセージを送出した後、発呼
者からの用件メッセージを録音する留守番受信モード
や、着信に対して人間が手動で応答する手動電話モード
等の受信モードを変更するための受信モード変更スイッ
チ62が設けられている。ここで、留守番受信モードは
応答用メッセージを必要とするが、手動電話モードは、
応答用メッセージを必要としない。
キーボード22には、マイクロフォン24から入力され
る音声信号をADM20に送って応答用M記憶領域42
に記憶させる応答用M録音開始キー56、応答用M記憶
領域42への記憶を終了させる応答用M録音終了キー5
8、応答用M記憶領域42に記憶されている応答用メッ
セージを再生させる応答用M再生キー60等を備えてい
る。また、電話回線の受信モードとして着信に対して自
動応答し、所定の応答用メッセージを送出した後、発呼
者からの用件メッセージを録音する留守番受信モード
や、着信に対して人間が手動で応答する手動電話モード
等の受信モードを変更するための受信モード変更スイッ
チ62が設けられている。ここで、留守番受信モードは
応答用メッセージを必要とするが、手動電話モードは、
応答用メッセージを必要としない。
【0020】また、キーボード22からの出力信号及び
網制御部28の一部を構成しているホトカプラ30から
の出力信号はCPU12に送られる。そして、そのCP
U12に送られた出力信号によって、電話回線29とラ
イントランス32とを接続するスイッチ34の開閉が選
択的に行われ、ファクシミリ部(FAX部)64と切換
スイッチ26とのどちらか一方に選択的に導くスイッチ
36の切替が行われ、マイクロフォン24からの出力音
声信号とスイッチ36からの信号とのどちらか一方を選
択的にアナログ信号入力としてADM20に送る切換ス
イッチ26の切替を行う。更に、そのCPU12に送ら
れた出力信号によって、FAX部64のモードの切替が
行われ、ADM20からの再生アナログ音声信号をライ
ントランス32とスピーカ38とのどちらか一方に選択
的に導くスイッチ40の切替が行われる。
網制御部28の一部を構成しているホトカプラ30から
の出力信号はCPU12に送られる。そして、そのCP
U12に送られた出力信号によって、電話回線29とラ
イントランス32とを接続するスイッチ34の開閉が選
択的に行われ、ファクシミリ部(FAX部)64と切換
スイッチ26とのどちらか一方に選択的に導くスイッチ
36の切替が行われ、マイクロフォン24からの出力音
声信号とスイッチ36からの信号とのどちらか一方を選
択的にアナログ信号入力としてADM20に送る切換ス
イッチ26の切替を行う。更に、そのCPU12に送ら
れた出力信号によって、FAX部64のモードの切替が
行われ、ADM20からの再生アナログ音声信号をライ
ントランス32とスピーカ38とのどちらか一方に選択
的に導くスイッチ40の切替が行われる。
【0021】次に、このように構成された留守番電話機
能付ファクシミリ装置の動作について図3のフローチャ
ートにしたがって説明する。
能付ファクシミリ装置の動作について図3のフローチャ
ートにしたがって説明する。
【0022】ファクシミリ装置において、受信モードが
応答用メッセージを必要とする留守番受信モードに設定
されているとする。まず、キーボード22の応答用M録
音開始キー56が押下されると(S2:YES)、応答
用M有無管理領域54内のフラグをF0にセットし、前
回応答用M記憶領域42に記憶された応答用メッセージ
を無効とする(S4)。そして、受信モード記憶領域4
9内に記憶されている受信モードが一時受信モード記憶
領域17に一時的に記憶される(S6)。ここでは、留
守番受信モードが一時受信モード記憶領域17に記憶さ
れる。
応答用メッセージを必要とする留守番受信モードに設定
されているとする。まず、キーボード22の応答用M録
音開始キー56が押下されると(S2:YES)、応答
用M有無管理領域54内のフラグをF0にセットし、前
回応答用M記憶領域42に記憶された応答用メッセージ
を無効とする(S4)。そして、受信モード記憶領域4
9内に記憶されている受信モードが一時受信モード記憶
領域17に一時的に記憶される(S6)。ここでは、留
守番受信モードが一時受信モード記憶領域17に記憶さ
れる。
【0023】次に、その受信モード記憶領域49内に記
憶されていた受信モードが留守番受信モードか否かが判
断される(S8)。本実施例では、その受信モードは応
答用メッセージを必要とする留守番受信モードなので
(S8:YES)、受信モード記憶領域49に手動電話
モードが記憶される(S10)。
憶されていた受信モードが留守番受信モードか否かが判
断される(S8)。本実施例では、その受信モードは応
答用メッセージを必要とする留守番受信モードなので
(S8:YES)、受信モード記憶領域49に手動電話
モードが記憶される(S10)。
【0024】そして、応答用M記憶領域42内のスター
トアドレスがSA記憶部50に記憶される(S12)。
そして、ADM20はCPU12により録音開始を指示
され、切換スイッチ26がマイクロフォン24の出力端
子側に切り換えられ、応答用メッセージがマイクロフォ
ン24から入力され、その応答用メッセージの音声信号
がADM20に送られると、その音声信号は音声データ
に変換されてRAM18の応答用M記憶領域42へ書き
込まれる(S14)。
トアドレスがSA記憶部50に記憶される(S12)。
そして、ADM20はCPU12により録音開始を指示
され、切換スイッチ26がマイクロフォン24の出力端
子側に切り換えられ、応答用メッセージがマイクロフォ
ン24から入力され、その応答用メッセージの音声信号
がADM20に送られると、その音声信号は音声データ
に変換されてRAM18の応答用M記憶領域42へ書き
込まれる(S14)。
【0025】次に、キーボード22の応答用M録音終了
キー58が押下されたか否か、すなわち応答用メッセー
ジの録音が終了されたか否かが判断される(S16)。
応答用M録音終了キー58が押下されていない場合は
(S16:NO)、S14に戻り、応答用M録音終了キ
ー58が押下されたと判断されるまでS14及びS16
が繰り返され、応答用M記憶領域42への応答用メッセ
ージの音声データの書き込みが行われる。一方、応答用
M録音終了キー58が押下された場合は(S16:YE
S)、応答用M記憶領域42における録音最終位置アド
レスが応答用メッセージのエンドアドレスとして応答用
M管理テーブル46のEA記憶部52に記憶される(S
18)。
キー58が押下されたか否か、すなわち応答用メッセー
ジの録音が終了されたか否かが判断される(S16)。
応答用M録音終了キー58が押下されていない場合は
(S16:NO)、S14に戻り、応答用M録音終了キ
ー58が押下されたと判断されるまでS14及びS16
が繰り返され、応答用M記憶領域42への応答用メッセ
ージの音声データの書き込みが行われる。一方、応答用
M録音終了キー58が押下された場合は(S16:YE
S)、応答用M記憶領域42における録音最終位置アド
レスが応答用メッセージのエンドアドレスとして応答用
M管理テーブル46のEA記憶部52に記憶される(S
18)。
【0026】そして、応答用M有無管理領域54内のフ
ラグをF1にセットし、応答用M記憶領域42内の応答
用メッセージが有効であることが記憶される(S2
0)。その後、一時受信モード記憶領域17内の受信モ
ードが受信モード記憶領域49に記憶される(S2
2)。すなわち、受信モードは前記S2において応答用
M録音開始キー56が押下される前に設定されていた受
信モードに戻るので、受信モード記憶領域49内の受信
モードは手動電話モードから留守番受信モードに変更さ
れる。
ラグをF1にセットし、応答用M記憶領域42内の応答
用メッセージが有効であることが記憶される(S2
0)。その後、一時受信モード記憶領域17内の受信モ
ードが受信モード記憶領域49に記憶される(S2
2)。すなわち、受信モードは前記S2において応答用
M録音開始キー56が押下される前に設定されていた受
信モードに戻るので、受信モード記憶領域49内の受信
モードは手動電話モードから留守番受信モードに変更さ
れる。
【0027】前記S8において、受信モード記憶領域4
9内の受信モードが留守番受信モードでない場合、例え
ば手動電話モードである場合は(S8:NO)、受信モ
ードはそのままで前記S12に進む。
9内の受信モードが留守番受信モードでない場合、例え
ば手動電話モードである場合は(S8:NO)、受信モ
ードはそのままで前記S12に進む。
【0028】ここで、例えば、応答用メッセージの録音
中に停電等の原因で電源供給が停止してしまった場合
は、応答用メッセージの録音は終了されているが、S1
6において応答用M録音終了キー58が押下されたと判
断されず、S20において応答用M有無管理領域54内
のフラグもF1にセットされない。そのため、録音され
た応答用M記憶領域42内の応答用メッセージに対する
応答用M有無管理領域54内のフラグは前記S4でセッ
トされたF0が残り、応答用M記憶領域42内の応答用
メッセージは無効が記憶されている。また、S22にお
いて、受信モード記憶領域49内の受信モードは前記S
6において記憶された手動電話モードから一時受信モー
ド記憶領域18内の受信モードに変更されないため、受
信モード記憶領域49内の受信モードは手動電話モード
が記憶されている。
中に停電等の原因で電源供給が停止してしまった場合
は、応答用メッセージの録音は終了されているが、S1
6において応答用M録音終了キー58が押下されたと判
断されず、S20において応答用M有無管理領域54内
のフラグもF1にセットされない。そのため、録音され
た応答用M記憶領域42内の応答用メッセージに対する
応答用M有無管理領域54内のフラグは前記S4でセッ
トされたF0が残り、応答用M記憶領域42内の応答用
メッセージは無効が記憶されている。また、S22にお
いて、受信モード記憶領域49内の受信モードは前記S
6において記憶された手動電話モードから一時受信モー
ド記憶領域18内の受信モードに変更されないため、受
信モード記憶領域49内の受信モードは手動電話モード
が記憶されている。
【0029】そして、EEPROM53及びRAM18
内の情報は電源供給停止後も記憶されたまま残る。
内の情報は電源供給停止後も記憶されたまま残る。
【0030】そのため、応答用メッセージ録音中に、停
電等の原因で電源供給が停止された後、電源が再びON
されたときには、受信モードは受信モード記憶領域49
内に記憶されている手動電話モードに設定され、応答用
M有無管理領域54内のフラグはF0にセットされてお
り、応答用M記憶領域42内の応答用メッセージは無効
と記憶されている。
電等の原因で電源供給が停止された後、電源が再びON
されたときには、受信モードは受信モード記憶領域49
内に記憶されている手動電話モードに設定され、応答用
M有無管理領域54内のフラグはF0にセットされてお
り、応答用M記憶領域42内の応答用メッセージは無効
と記憶されている。
【0031】上述したように、いかなる受信モードに設
定されていても、また、応答用M有無管理領域54内の
フラグがF0あるいはF1のどちらにセットされていて
も、応答用メッセージ録音開始時には、応答用M有無管
理領域54内のフラグはF0にセットされ、受信モード
記憶領域49内の受信モードは手動電話モードに設定さ
れる。
定されていても、また、応答用M有無管理領域54内の
フラグがF0あるいはF1のどちらにセットされていて
も、応答用メッセージ録音開始時には、応答用M有無管
理領域54内のフラグはF0にセットされ、受信モード
記憶領域49内の受信モードは手動電話モードに設定さ
れる。
【0032】そこで、応答用メッセージ録音中に停電等
の原因で電源供給が停止されてしまい、応答用M録音終
了キー58が押下されなかった場合には、応答用M有無
管理領域54内のフラグはF0のままであり、受信モー
ドも手動電話モードのままである。そのため、応答用メ
ッセージ録音終了時に、応答用M録音終了キー58が押
下されなかったために、応答用M記憶領域42内に応答
用メッセージが記憶されていなかったり、2つのメッセ
ージが合成された応答用メッセージが記憶されている場
合等でも、その応答用メッセージが誤って使用されるこ
とはない。
の原因で電源供給が停止されてしまい、応答用M録音終
了キー58が押下されなかった場合には、応答用M有無
管理領域54内のフラグはF0のままであり、受信モー
ドも手動電話モードのままである。そのため、応答用メ
ッセージ録音終了時に、応答用M録音終了キー58が押
下されなかったために、応答用M記憶領域42内に応答
用メッセージが記憶されていなかったり、2つのメッセ
ージが合成された応答用メッセージが記憶されている場
合等でも、その応答用メッセージが誤って使用されるこ
とはない。
【0033】尚、本実施例においては、前記S10にお
いて受信モード記憶領域49に手動電話モードが記憶さ
れるが、電話回線29の着信に対して自動的にFAX部
64に接続されるFAX自動受信モードが記憶されるよ
うにしてもよい。そして、その場合には、応答用メッセ
ージ録音中に停電等の原因で電源供給が停止されてしま
い、再び電源をONさせた場合には、受信モード記憶領
域49にFAX自動受信モードが記憶されている。
いて受信モード記憶領域49に手動電話モードが記憶さ
れるが、電話回線29の着信に対して自動的にFAX部
64に接続されるFAX自動受信モードが記憶されるよ
うにしてもよい。そして、その場合には、応答用メッセ
ージ録音中に停電等の原因で電源供給が停止されてしま
い、再び電源をONさせた場合には、受信モード記憶領
域49にFAX自動受信モードが記憶されている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、確定手段によってその応答用メッセージ
の記憶終了が確定されていない場合は、受信モードを応
答用メッセージを発呼者に送出しない第2受信モードに
自動的に設定するため、応答用メッセージの記憶終了が
確定されていない場合には、その応答用メッセージは出
力されることはない。
発明によれば、確定手段によってその応答用メッセージ
の記憶終了が確定されていない場合は、受信モードを応
答用メッセージを発呼者に送出しない第2受信モードに
自動的に設定するため、応答用メッセージの記憶終了が
確定されていない場合には、その応答用メッセージは出
力されることはない。
【図1】 本発明の構成を説明するブロック図である。
【図2】 本実施例の制御的構成を説明するブロック図
である。
である。
【図3】 応答用メッセージ録音時の本実施例の動作を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
12 CPU 18 RAM 24 マイクロホン 42 応答用M記憶領域 49 受信モード記憶領域 53 EEPROM 54 応答用M有無管理領域 58 応答用M録音終了キー 62 受信モード変更スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 応答用メッセージを入力する入力手段
と、 その入力手段により入力された応答用メッセージを記憶
する応答用メッセージ記憶手段と、 前記応答用メッセージを発呼者に送出する第1受信モー
ドと、応答用メッセージを発呼者に送出しない第2受信
モードのどちらかの受信モードを選択する選択手段と、 その選択手段によって選択された前記受信モードを記憶
する受信モード記憶手段とを備えた留守番電話装置にお
いて、 前記応答用メッセージ記憶手段への前記入力手段による
応答用メッセージの記憶終了を確定させる確定手段と、 その確定手段によって応答用メッセージの記憶終了が確
定されたか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によって応答用メッセージの記憶終了が確
定されていないと判断された場合は、前記受信モード記
憶手段が第2受信モードを記憶するように制御する受信
モード制御手段とを備えることを特徴とする留守番電話
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14161492A JP3289950B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 留守番電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14161492A JP3289950B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 留守番電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336224A JPH05336224A (ja) | 1993-12-17 |
JP3289950B2 true JP3289950B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=15296131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14161492A Expired - Fee Related JP3289950B2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 留守番電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3289950B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9808221B2 (en) | 2004-04-02 | 2017-11-07 | Koninklijke Philips N.V. | Ultrasonic intracavity probe for 3D imaging |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP14161492A patent/JP3289950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9808221B2 (en) | 2004-04-02 | 2017-11-07 | Koninklijke Philips N.V. | Ultrasonic intracavity probe for 3D imaging |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05336224A (ja) | 1993-12-17 |
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