JP3289399B2 - 感光性ポリイミド前駆体組成物 - Google Patents

感光性ポリイミド前駆体組成物

Info

Publication number
JP3289399B2
JP3289399B2 JP11726193A JP11726193A JP3289399B2 JP 3289399 B2 JP3289399 B2 JP 3289399B2 JP 11726193 A JP11726193 A JP 11726193A JP 11726193 A JP11726193 A JP 11726193A JP 3289399 B2 JP3289399 B2 JP 3289399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polyimide precursor
carbon atoms
film
precursor composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11726193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06332178A (ja
Inventor
益市 江口
一貴 田村
昌也 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP11726193A priority Critical patent/JP3289399B2/ja
Publication of JPH06332178A publication Critical patent/JPH06332178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3289399B2 publication Critical patent/JP3289399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性ポリイミド前駆
体組成物に関するものであり、さらに詳しくは、ネガ
型、ポジ型ともに適用可能な感光性ポリイミド前駆体組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光した部分が現像により残るネガ型の
感光性ポリイミド前駆体組成物としては次のものが知ら
れていた。
【0003】(a)ポリアミド酸に化学線により2量化
又は重合可能な炭素−炭素二重結合およびアミノ基又は
その四級化塩を添加した組成物(例えば特公昭59−5
2822号公報)。
【0004】(b)ポリアミド酸と不飽和二重結合を有
するイソシアネ−ト化合物との感光性付加物(例えば特
開昭63−226639号公報、特開昭63−2266
40号公報、G.C.Davis :ACS Symp.Ser.,242(1984)25
9. )。
【0005】(c)炭素−炭素二重結合基を有するポリ
イミド前駆体と、特定のオキシム化合物と、増感剤を含
有してなる組成物(例えば特開昭61−118423号
公報、特開昭62−184056号公報、特開昭62−
273259号公報)。
【0006】またポジ型の感光性ポリイミド組成物とし
ては、次のものが知られていた。
【0007】(d)ポリアミド酸にエステル基で光分解
性の感光性を導入した感光性ポリイミド前駆体(例えば
特開平01−61747号公報)。
【0008】(d)特定の構造のポリアミド酸に特定の
構造のナフトキノンジアジド化合物を添加し、露光後に
特定の温度範囲で熱処理し、形成した感光性ポリイミド
前駆体(例えば、高分子学会予稿集、40巻、3号、8
21(1991))。
【0009】しかしながら、これらは、いずれも、ネガ
型、ポジ型どちらかの機能しか有しておらず、同一組成
物でネガ型、ポジ型ともに機能を有する感光性ポリイミ
ド前駆体組成物については、全く知られていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製造方法が
容易で、かつネガ型としても、ポジ型としても性能が優
れた感光性ポリイミド前駆体組成物を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、 (a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とする
ポリマ(A)、
【化3】 (ただし、式中R1 は少なくとも2個の炭素原子を有す
る3価または4価の有機基、R2 は少なくとも2個の炭
素原子を有する2価の有機基、R3 は水素、アルカリ金
属イオン、アンモニウムイオンまたは炭素数1〜30の
有機基を表す。nは1または2である。) (b)一般式(2)で表される化合物(B)、および
【化4】 (ただし、式中、Y1 、Y2 は、それぞれ−O−または
−NH−基を示す。R4は水素または炭素数1〜10の
低級アルキル基、R5 は置換または無置換の炭化水素
基、R6 は置換または無置換の炭素数1〜10の炭化水
素基を表す。) (c)光開始剤および/または増感剤および/または光
反応性モノマを含有することを特徴とする感光性ポリイ
ミド前駆体組成物により達成される。
【0012】本発明における一般式(1)で表される構
造単位を主成分とするポリマ(A)とは、加熱あるいは
適当な触媒により、イミド環や、その他の環状構造を有
するポリマ(以後、ポリイミド系ポリマという)となり
得るものである。
【0013】上記一般式(1)中、R1 は少なくとも2
個の炭素原子を有する3価または4価の有機基である。
耐熱性の面から、R1 は芳香族環または芳香族複素環を
含有し、かつ、炭素数6〜30の3価または4価の基が
好ましい。具体的には、フェニル基、ビフェニル基、タ
ーフェニル基、ナフタレン基、ペリレン基、ジフェニル
エーテル基、ジフェニルスルホン基、ジフェニルプロパ
ン基、ベンゾフェノン基、ビフェニルトリフルオロプロ
パン基などが挙げられるが、これらに限定されない。
【0014】上記一般式(1)中、R2 は少なくとも2
個の炭素原子を有する2価の有機基であるが、耐熱性の
面から、R2 は芳香族環または芳香族複素環を含有し、
かつ炭素数6〜30の2価の基が好ましい。具体的に
は、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、ナフ
タレン基、ペリレン基、ジフェニルエーテル基、ジフェ
ニルスルホン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾフェノ
ン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基などが挙げら
れるが、これらに限定されない。
【0015】さらに、基板との接着性を向上させるため
に、耐熱性を低下させない範囲でR1 、R2 にシロキサ
ン構造を有する脂肪族の基を共重合してもよい。具体的
には、ジアミン成分として、ビス(3−アミノプロピ
ル)テトラメチルジシロキサンなどを1〜10モル%共
重合したものなどがあげられる。
【0016】R3 は水素、アルカリ金属イオン、アンモ
ニウムイオン、または炭素数1〜30の有機基を表す。
3 の好ましい具体例としては、水素、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、メタクリル酸エチル
基、アクリル酸エチル基、o−ニトロベンジル基などが
挙げられるが、これらに限定されない。特に、R3 とし
ては、水素が好ましい。
【0017】ポリマ(A)は、R1 、R2 、R3 がこれ
らのうち各々1種から構成されていても良いし、各々2
種以上から構成される共重合体であつてもよい。
【0018】ポリマ(A)は、一般式(1)で表される
構造単位のみからなるものであっても良いし、他の構造
単位との共重合体あるいはブレンド体であっても良い。
その際、一般式(1)で表される構造単位を90モル%
以上含有していることが好ましい。共重合あるいはブレ
ンドに用いられる構造単位の種類および量は最終加熱処
理によって得られるポリイミド系ポリマの耐熱性を損な
わない範囲で選択することが好ましい。
【0019】ポリマ(A)の具体的な例として、ピロメ
リット酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエー
テル、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3´,4,4´−ビフェニルトリフルオロプロパン
テトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェ
ニルエーテル、3,3´,4,4´−ビフェニルスルホ
ンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフ
ェニルエーテル、ピロメリット酸二無水物と3,3´−
(または4,4´)ジアミノジフェニルスルホン、3,
3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物と3,3´−(または4,4´)ジアミノジフェニ
ルスルホン、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物と3,3´−(または4,4´)ジア
ミノジフェニルスルホン、ピロメリット酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3´,
4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,
4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3´,4,
4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とパラ
フェニレンジアミン、3,3´,4,4´−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、
3,3´,4,4´−ジフェニルエーテルテトラカルボ
ン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、3,3´,
4,4´−ビフェニルトリフルオロプロパンテトラカル
ボン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、3,3´,
4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とター
フェニルジアミン、3,3´,4,4´−ビフェニルテ
トラカルボン酸二無水物および3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とパラフェニレ
ンジアミン、ピロメリット酸二無水物および3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物と
3,3´−(または4,4´)ジアミノジフェニルエー
テル、ピロメリット酸二無水物および3,3´,4,4
´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とパラフェニ
レンジアミン、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテ
トラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニ
ルエーテルおよびビス(3−アミノプロピル)テトラメ
チルジシロキサン、ピロメリット酸二無水物と4,4´
−ジアミノジフェニルエーテルおよびビス(3−アミノ
プロピル)テトラメチルジシロキサン、3,3´,4,
4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4´
−ジアミノジフェニルエーテルおよびビス(3−アミノ
プロピル)テトラメチルジシロキサン、などから合成さ
れたポリアミド酸およびそのエステル化合物が挙げられ
るが、これらに限定されない。
【0020】これらのポリアミド酸およびそのエステル
化物は公知の方法によって合成される。すなわち、ポリ
アミド酸の場合はテトラカルボン酸二無水物とジアミン
を選択的に組み合わせ、有機極性溶媒中で重合反応させ
ることにより合成される。ここで有機極性溶媒とは、エ
チレン性不飽和二重結合を有しないアミド類、環状アミ
ド類、ラクトン類、N,N−ジアルキルスルホン類、
N,N−ジアルキルスルホキシド類をいう。N,N−ジ
アルキルカルボキシルアミド類、N−アルキルカルボキ
シルアミド類、環状アミド類、ラクトン類で低分子量の
もので、通常液体であるものが好ましい。具体的な例と
して、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,
N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメトキシアセト
アミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−メチルカプ
ロラクタム、N−アセチル−2−ピロリドン、γ−ブチ
ロラクトン、N,N−ジメチルスルホン、N,N−ジメ
チルスルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミド,2−
ピロリドンなどをあげることができるが、これらに限定
されない。これらの有機極性溶媒は単独もしくは二種以
上の混合物として使用される。また他の有機溶媒、例え
ば、キシレン、アセトン、エタノール、メタノール、メ
チルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジグライム、2−
ヒドロキシエチルメタクリレ−トなどとの混合物として
使用される。
【0021】ポリアミド酸のエステル化物は例えば、特
開昭61−72022号公報、特公昭55−30207
号公報に記載されている方法などで合成される。
【0022】本発明においては、一般式(2)で表され
る化合物(B)を必須成分として含む。
【0023】
【化5】 一般式(2)において、Y1 、Y2 は、それぞれ−O−
または−NH−基を示す。R4 は水素または炭素数1〜
10の低級アルキル基、R5 は置換または無置換の炭化
水素基、R6 は置換または無置換の炭素数1〜10の炭
化水素基を表す。ここで、置換基としては、アミノ基、
アミド基、水酸基、カルボニル基、カルボキシル基、シ
アノ基などが挙げられるがこれらに限定されない。
【0024】R4 の炭素数1〜10の低級アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基などが挙げられるがこれらに限定されない。
5、は置換または無置換の炭化水素基で、炭素数1〜
10の化合物が好ましい。炭化水素基としては、メチレ
ン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキサ
メチレン基、などが挙げられるがこれらに限定されな
い。R6 は置換または無置換の炭素数1〜10の炭化水
素基で、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベンジル
基などが挙げられるがこれらに限定されない。
【0025】化合物(B)の具体的な例として、1−メ
チル−3−(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレ
ア、1−エチル−3−(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)ウレア、1−プロピル−3−(2−メタクリロイル
オキシエチル)ウレア、1−ブチル−3−(2−メタク
リロイルオキシエチル)ウレア、1−ペンチル−3−
(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレア、シクロヘ
キシル−3−(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレ
ア、1−ベンジル−3−(2−メタクリロイルオキシエ
チル)ウレア、1−メチル−3−(2−メタクリロイル
オキシプロピル)ウレア、1−エチル−3−(2−メタ
クリロイルオキシプロピル)ウレア、1−プロピル−3
−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウレア、1−
ブチル−3−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウ
レア、1−ペンチル−3−(2−メタクリロイルオキシ
プロピル)ウレア、シクロヘキシル−3−(2−メタク
リロイルオキシプロピル)ウレア、1−ベンジル−3−
(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウレア、1−フ
ェニル−3−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウ
レア、メチルN−(2−メタクリロイルオキシエチル)
ウレタン、エチルN−(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)ウレタン、プロピルN−(2−メタクリロイルオキ
シエチル)ウレタン、ブチルN−(2−メタクリロイル
オキシエチル)ウレタン、ペンチルN−(2−メタクリ
ロイルオキシエチル)ウレタン、シクロヘキシルN−
(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレタン、ベンジ
ルN−(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレタン、
メチルN−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウレ
タン、エチルN−(2−メタクリロイルオキシプロピ
ル)ウレタン、プロピルN−(2−メタクリロイルオキ
シプロピル)ウレタン、ブチルN−(2−メタクリロイ
ルオキシプロピル)ウレタン、ペンチルN−(2−メタ
クリロイルオキシプロピル)ウレタン、シクロヘキシル
N−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウレタン、
ベンジルN−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウ
レタン、フェニルN−(2−メタクリロイルオキシプロ
ピル)ウレタン、ジメチルアミノエチルN−(2−メタ
クリロイルオキシエチル)ウレタン、ジメチルアミノエ
チルN−(2−メタクリロイルオキシプロピル)ウレタ
ン、ジエチルアミノエチルN−(2−メタクリロイルオ
キシエチル)ウレタン、ジエチルアミノエチルN−(2
−メタクリロイルオキシプロピル)ウレタン、および上
記、メタクリロイル基をアクリロイル基に変えたものな
どが挙げられるがこれらに限定されない。特にメタクリ
ル基を有する化合物が感度の面で望ましい。これらの化
合物(B)は単独もしくは2種以上の混合物として使用
される。
【0026】化合物(B)はポリマの全構成単位の20
%、好ましくは50%に相当する当量以上で、かつポリ
マ中の全カルボキシル基の当量の5倍以下の割合で、混
合されているのが望ましい。この範囲をはずれると感度
が悪くなったり、現像への制約が多くなる。
【0027】本発明の組成物は光開始剤および/または
増感剤および/または光反応性モノマを含有する。
【0028】光開始剤としてはミヒラーズケトン、4,
4´−ジエチルアミノベンゾフェノン、N−フェニルジ
エタノールアミン、N−フェニルグリシンなど芳香族ア
ミン化合物、1−フェニルプロパンジオン−2−(O−
エトキシカルボニル)オキシム、1−フェニル−1、2
−ブタンジオン−2−(O−メトキシカルボニル)オキ
シム、1−フェニルプロパンジオン−2−(O−ベンゾ
イル)オキシム、1−2−ジフェニル−エタンジオン−
1−(O−ベンゾイル)オキシム、に代表される鎖状オ
キシムエステル化合物、3−フェニル−5−イソオキサ
ゾロンに代表される環状オキシムエステル化合物が有効
であるがこれらに限定されない。特にオキシムエステル
化合物が感度面で望ましい。これらの光開始剤は単独も
しくは2種以上の混合物として使用される。
【0029】光開始剤の量はポリマに対して1重量%〜
100重量%、好ましくは2重量%〜50重量%混合さ
れているのが望ましい。この範囲をはずれると感度が悪
くなったり、現像への制約が多くなる。
【0030】増感剤としてはミヒラーズケトン、4,4
´−ジエチルアミノベンゾフェノン、3,3´−カルボ
ニルビス(ジエチルアミノクマリン)、コダック社
(株)の“クマリン”339、“クマリン”338、
“クマリン”314、“クマリン”7などが有効である
が、これらに限定されない。とくにクマリン化合物が感
度面で望ましい。これらの増感剤は単独もしくは2種以
上の混合物として使用される。
【0031】増感剤の量はポリマに対して0.1重量%
〜20重量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%混
合されているのが望ましい。
【0032】光反応性モノマとしては、アミノアクリレ
ート化合物および/またはアミノアクリルアミド化合物
などが有効であり、これらの光反応性モノマを添加する
と、さらに感光性能が向上する。
【0033】アミノアクリレート化合物の具体的な例と
して、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル
酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノ
プロピル、メタクリル酸ジエチルアミノプロピル、メタ
クリル酸第3ブチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチ
ルアミノ−2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ジメチ
ルアミノエチル、アクリル酸ジエチルアミノエチル、ア
クリル酸ジメチルアミノプロピル、アクリル酸ジエチル
アミノプロピル、などが挙げられるがこれらに限定され
ない。
【0034】アミノアクリルアミド化合物の具体的な例
として、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリルアミ
ド、N、N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、N、N−ジエチルアミノエチルメタクリルアミド、
N、N−ジエチルアミノプロピルメタクリルアミド、
N、N−ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N、N
−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N、N−ジ
エチルアミノエチルアクリルアミド、N、N−ジエチル
アミノプロピルアクリルアミド、などが挙げられるがこ
れらに限定されない。
【0035】アミノアクリレート化合物および/または
アミノアクリルアミド化合物はポリマの全構成単位の1
%、好ましくは5%に相当する当量以上で、かつポリマ
中の全カルボキシル基の当量の5倍以下の割合で混合さ
れていることが望ましい。
【0036】また、上記以外の光反応性モノマとして、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
トなどのモノマをポリマに対して1重量%〜20重量
%、添加するとさらに感度の向上が期待できる。
【0037】上記のポリマ(A)、化合物(B)、およ
び、光開始剤および/または増感剤および/または光反
応性モノマを溶媒と混合することにより感光性ポリイミ
ド前駆体組成物を得る。このとき用いられる溶媒として
は、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルア
セトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホオキシド、などを主成分とする極性溶媒や、γ−
ブチロラクトン、水などの溶媒が単独もしくは二種以上
の混合物として好ましく用いられるが、これらに限定さ
れない。
【0038】また、必要に応じ、上記の前駆体組成物に
基板との濡れ性を向上させる界面活性剤や、SiO2
TiO2 などの無機粒子、あるいはポリイミドの粒子を
添加してもよい。
【0039】次に本発明の感光性ポリイミド前駆体組成
物を用いて、ポリイミドパタ−ンを形成する方法につい
て説明する。
【0040】該感光性ポリイミド前駆体組成物を基板上
に塗布する。基板としてはシリコン、アルミナセラミッ
ク、ガラスセラミック、窒化アルミ、半導体を形成した
基板などが用いられるが、これらに限定されない。塗布
方法としてはスピンナーを用いた回転塗布、スプレー塗
布、浸漬、ロールコーティングなどの方法があげられる
が、これらに限定されない。また、塗布膜厚は、塗布手
段、組成物の固形分濃度、粘度等によって異なるが、通
常、乾燥後の膜厚が、0.1〜150μmになるように
塗布される。
【0041】次にポリイミド前駆体組成物を塗布した基
板を乾燥して、ポリイミド前駆体組成物被膜を得る。乾
燥は、オーブン、ホットプレート、赤外線などを使用
し、50〜100℃の範囲で1分〜数時間行なうのが好
ましい。
【0042】次に、この被膜上に所望のパターンを有す
るマスクを置き、それを介して化学線を照射し露光す
る。露光に用いられる化学線としては、紫外線、可視光
線、電子線、X線などがあげられる。とくに紫外線、可
視光線が好ましい。
【0043】ネガ型のポリイミドパターンを形成するに
は、露光後、現像液を用いて、未露光部を除去すること
によって達成される。現像液としては、N−メチル−2
−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N
−ジメチルホルムアミドなどの極性溶媒と、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、キシレン、
水などと組み合わせた現像液が、使用できる。現像後、
エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール
でリンスをする。また、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、
テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド、コリン
などのアルカリ水溶液も使用できる。この場合はリンス
液をして、水が使用できる。
【0044】ポジ型のポリイミドパターンを形成するに
は、露光後に未露光部の被膜が露光部の被膜より、硬化
度が高くくなる処理を施こすこと、および現像液組成の
選択が、重要である。未露光部の被膜が露光部の被膜よ
り、硬化度が高くなる処理としては、熱処理、赤外線照
射処理、マイクロ波照射処理などが有効であり、とくに
熱処理が簡便な点で望ましい。熱処理は前期乾燥の工程
と同じかそれより高い温度で1分〜数時間行なうのが好
ましい。具体的には60〜180℃、さらに好ましくは
90〜170℃の温度である。露光後に、これらの処理
を行うことによって、未露光部の被膜の方が露光部の被
膜より硬化度が高くなるとともに、現像液に対する耐性
が未露光部の被膜と露光部の被膜で差を生じる。未露光
部の被膜の方が露光部の被膜より、現像液に対する耐性
が高い場合は、露光部の方が未露光部より速く除去さ
れ、ポジ型の像が形成される。逆の場合、すなわち、露
光部の被膜の方が未露光部の被膜より、現像液に対する
耐性が高い場合は、未露光部の方が露光部より速く除去
され、ネガ型の像が形成される。
【0045】ここでいう硬化とはポリイミド前駆体の被
膜から、ポリイミド以外の成分、例えば、化合物(B)
と、光開始剤、光反応性モノマ類、溶剤、閉環水などが
揮発することをいう。ポリイミド前駆体組成物の被膜は
硬化が進むほど、膜厚が薄くなり、硬化が完了した時
点、すなわち、ポリイミド被膜になった時点である一定
の膜厚になる。硬化度が高くなる処理を施した後の未露
光部の被膜と露光部の被膜との硬化度の違いを膜厚の
比、すなわち、(硬化度比=未露光部被膜の膜厚÷露光
部被膜の膜厚)で示す。硬化度比は露光量および硬化を
進める処理条件により異なるが、ポジ型のポリイミドパ
ターンを形成するには、 0.98 以下が望ましい。
【0046】ポジ型のポリイミドパターンを形成するの
に適した現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド、コ
リンなどのアルカリ水溶液がもつとも望ましい。また、
N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセト
アミド、などの極性溶媒とメタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、キシレン、水などと組み合わせ
た有機溶媒系現像液は、ネガ型の像をあたえる。現像
後、水又はメタノール、エタノール、イソプロピルアル
コールなどのアルコールでリンスをする。現像後、キュ
アすることによりポリイミド絶縁膜を得る。
【0047】現像後のキュアは温度を選び、段階的に昇
温するかある温度範囲を選び連続的に昇温しながら5分
〜5時間実施する。このキュアの最高温度は、250〜
500℃、好ましくは、300〜450℃で行うのがよ
い。例えば、130℃、200℃、400℃で各々30
分熱処理する。また、室温から400℃まで2時間かけ
て直線的に昇温してもよい。
【0048】本発明による感光性ポリイミド前駆体によ
り形成したポリイミド被膜は、半導体のパッシベーショ
ン膜、半導体素子の保護膜や、高密度実装用多層配線の
層間絶縁膜などの用途として用いられる。
【0049】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0050】実施例1 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物 80.55g,ピロメリット酸二無水物 54.53gを
エタノール 2.3g,N−メチル−2−ピロリドン 549g
と共に、70℃で3時間反応させた。その後20℃に冷
却し、4、4´−ジアミノジフェニルエ−テル 95.10g
およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロ
キサン 6.20 gを添加し、さらに60℃で3時間反応さ
せ、粘度122ポアズ(25℃)のポリマ(A)溶液を
得た。この溶液にポリマ中の全カルボキシル基と当量に
なるように、エチルN−(2−メタクリロイルオキシエ
チル)ウレタン 201.21 g、3−フェニル−5−イソオ
キサゾロン 23.6 g、3,3´−カルボニルビス(ジエ
チルアミノクマリン) 2.36 gのγ−ブチロラクトン 3
15gに溶解した溶液を添加し、ポリイミド前駆体組成物
を得た。
【0051】4インチシリコンウエハー上にこのポリイ
ミド前駆体組成物を塗布、ホットプレートで80℃で3
分乾燥し、膜厚6.69μmの皮膜を形成した。キャノン
(株)製紫外線露光機PLA−501Fを用い、クロム
製のフォトマスクを介して1000mJ/cm2 (365n
m の紫外線強度)露光した。露光後、ホットプレートで
140℃で3分熱処理を施した。この処理により未露光
部の被膜は3.73μm、露光部の被膜は5.45μmの膜厚と
なり、硬化度比は0.684 であった。次にテトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液からな
る現像液に浸漬し、現像した。水でリンス後、窒素ブロ
ーして乾燥した。この様にして、得られたポジ型のパタ
ーンを130℃、200℃、400℃で各々30分窒素
雰囲気中でキュアし、ポジ型のポリイミドパターンを形
成した。
【0052】実施例2 実施例1において露光後、熱処理をせず、N−メチル−
2−ピロリドン 700g,キシレン 300g 、水 100g から
なる現像液に浸漬し、イソプロピルアルコールでリンス
後、窒素ブローし、ネガ型のパターンを得た。
【0053】実施例3 実施例1において露光後、熱処理をせず、テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイドの0.48%の水溶液から
なる現像液に浸漬し、現像した。水でリンス後、窒素ブ
ローし、ネガ型のパターンを得た。
【0054】実施例4 実施例1で得たポリマ(A)溶液に、1−プロピル−3
−(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレア 214g、
3−フェニル−5−イソオキサゾロン 23.6 g、3,3
´−カルボニルビス(ジエチルアミノクマリン) 2.36
gをN−メチル−2−ピロリドン 315gに溶解した溶液
を添加し、ポリイミド前駆体組成物を調整した。
【0055】4インチシリコンウエハー上にこのポリイ
ミド前駆体組成物を塗布、ホットプレートで80℃で3
分乾燥し、膜厚6.56μmポリイミド前駆体皮膜を形成し
た。キャノン(株)製紫外線露光機PLA−501Fを
用い、クロム製のフォトマスクを介して1000mJ/
cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。露光後、ホッ
トプレートで140℃で3分熱処理を施した。この処理
により未露光部の被膜は4.41μm、露光部の被膜は5.83
μmの膜厚となり、硬化度比は0.756 であった。次にテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の
水溶液からなる現像液に浸漬現像し、水でリンス後、窒
素ブローし、ポジ型の像を得た。
【0056】実施例5 実施例4において露光後、熱処理をせず、N−メチル−
2−ピロリドン 700g,キシレン 300g 、水 100g から
なる現像液に浸漬し、イソプロピルアルコールでリンス
後、窒素ブローし、ネガ型のパターンを得た。
【0057】参考例 本発明の実施例1に使用した化合物(B)、エチルN−
(2−メタクリロイルオキシエチル)ウレタンは、2−
メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和ロー
ディア(株)製) 115.15 g(1モル)とエタノール 4
60.7g(10モル)を反応させ、過剰のエタノールを減
圧下で留去し、合成した。
【0058】本発明の実施例4に使用した化合物
(B)、1−プロピル−3−(2−メタクリロイルオキ
シエチル)ウレアは、2−メタクリロイルオキシエチル
イソシアネート(昭和ローディア(株)製) 115.15 g
(1モル)とn−プロピルアミン 59.11g(1モル)を
N−メチル−2−ピロリドン 300g中で反応させ合成し
た。これは、そのまま溶液として使用した。
【0059】
【発明の効果】本発明は、上述したように、一般式
(1)で表される構造単位を主成分とするポリマ、一般
式(2)で表される化合物(B)、および、光開始剤お
よび/または増感剤および/または光反応性モノマから
なる組成物が、ポジ型、ネガ型の感光性ポリイミド前駆
体として優れた性能を示すと言う予想外の効果を得るこ
とができたものである。本発明における感光性ポリイミ
ド前駆体組成物は容易に製造でき、かつ現像後、キュア
することにより、性能が優れたポリイミド被膜を得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73813(JP,A) 特開 昭63−260909(JP,A) 特開 昭59−15449(JP,A) 特開 昭63−206740(JP,A) 特開 平3−37653(JP,A) 特開 平3−170547(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/037 501 G03F 7/004 515 G03F 7/027 502

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一般式(1)で表される構造単位を
    主成分とするポリマ(A)、 【化1】 (ただし、式中R1 は少なくとも2個の炭素原子を有す
    る3価または4価の有機基、R2 は少なくとも2個の炭
    素原子を有する2価の有機基、R3 は水素、アルカリ金
    属イオン、アンモニウムイオンまたは炭素数1〜30の
    有機基を表す。nは1または2である。) (b)一般式(2)で表される化合物(B)、および 【化2】 (ただし、式中、Y1 、Y2 は、それぞれ−O−または
    −NH−基を示す。R4は水素または炭素数1〜10の
    低級アルキル基、R5 は置換または無置換の炭化水素
    基、R6 は置換または無置換の炭素数1〜10の炭化水
    素基を表す。) (c)光開始剤および/または増感剤および/または光
    反応性モノマを含有することを特徴とする感光性ポリイ
    ミド前駆体組成物。
JP11726193A 1993-05-19 1993-05-19 感光性ポリイミド前駆体組成物 Expired - Lifetime JP3289399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11726193A JP3289399B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 感光性ポリイミド前駆体組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11726193A JP3289399B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 感光性ポリイミド前駆体組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06332178A JPH06332178A (ja) 1994-12-02
JP3289399B2 true JP3289399B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=14707388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11726193A Expired - Lifetime JP3289399B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 感光性ポリイミド前駆体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3289399B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5370510A (en) * 1992-06-12 1994-12-06 Bee Chemical Company Liquid metering system
JP4860525B2 (ja) * 2007-03-27 2012-01-25 富士フイルム株式会社 硬化性組成物及び平版印刷版原版
WO2015052885A1 (ja) * 2013-10-09 2015-04-16 日立化成デュポンマイクロシステムズ株式会社 ポリイミド前駆体を含む樹脂組成物、及びそれを用いた硬化膜の製造方法
KR101688014B1 (ko) * 2013-11-25 2016-12-20 제일모직 주식회사 포지티브형 감광성 수지 조성물, 감광성 수지막, 및 이를 이용한 표시 소자
KR20230110589A (ko) 2020-12-28 2023-07-24 후지필름 가부시키가이샤 수지 조성물, 경화물, 적층체, 경화물의 제조 방법, 및, 반도체 디바이스
TW202236012A (zh) 2020-12-28 2022-09-16 日商富士軟片股份有限公司 樹脂組成物、硬化物、積層體、硬化物之製造方法及半導體元件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06332178A (ja) 1994-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04288365A (ja) 感光性重合体材料
JP3289399B2 (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物
JP2962103B2 (ja) i線用感光性ポリイミド前駆体組成物
JPH03179354A (ja) 化学線感応性重合体組成物
US5614354A (en) Method of forming positive polyimide patterns
JP2862627B2 (ja) 感光性樹脂組成物及びパターン形成方法
JPH02261862A (ja) 光重合性樹脂組成物
JPH06301209A (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物
JP3319004B2 (ja) ポジ型ポリイミドパターンの形成方法
JP3289396B2 (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物
JP4051759B2 (ja) 化学線感応性重合体組成物
JP3748086B2 (ja) 感光材料、レリーフパターンの製造法及びポリイミドパターンの製造法
JPH06337518A (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物
JP2511651B2 (ja) パタ−ンを形成する方法
JPH10307392A (ja) 化学線感応性重合体組成物
JPH07209879A (ja) パターンを形成する方法
JP2002122990A (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物
JPH0488347A (ja) 化学線感応性重合体組成物
JPH06282081A (ja) パターンを形成する方法
JP3339134B2 (ja) 化学線感応性重合体組成物
JPH04240856A (ja) 感光性樹脂組成物を用いたパターン形成方法
JPH0337652A (ja) 化学線感応性重合体組成物
JPH05224419A (ja) ポリイミド微細パターンの形成方法
JP2809789B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH06324493A (ja) ポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080322

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140322

EXPY Cancellation because of completion of term