JPH06324493A - ポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物 - Google Patents

ポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物

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JPH06324493A
JPH06324493A JP11166693A JP11166693A JPH06324493A JP H06324493 A JPH06324493 A JP H06324493A JP 11166693 A JP11166693 A JP 11166693A JP 11166693 A JP11166693 A JP 11166693A JP H06324493 A JPH06324493 A JP H06324493A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
polyimide precursor
isoxazolone
compound
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JP11166693A
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English (en)
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Kazutaka Tamura
一貴 田村
Masuichi Eguchi
益市 江口
Masaya Asano
昌也 浅野
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、ポリイミド前駆体、エチレン性不飽
和二重結合およびアミノ基を有する化合物およびイソオ
キサゾロン化合物を含有するポジ型感光性ポリイミド前
駆体組成物である。 【効果】本発明におけるポジ型感光性ポリイミド前駆体
組成物は容易に製造でき、かつ、現像後、キュアするこ
とにより、性能が優れたポリイミド被膜を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジ型感光性ポリイミ
ド前駆体組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性ポリイミド前駆体組成物としては
次のものが知られていた。
【0003】(a)ポリアミド酸に化学線により2量化
または重合可能な炭素−炭素二重結合およびアミノ基ま
たはその四級化塩を添加した組成物(例えば特公昭59
−52822号公報)。
【0004】(b)ポリアミド酸にアクリルアミド類を
添加した組成物(例えば特開平3−170555号公
報)。
【0005】(c)炭素−炭素二重結合基を有するポリ
イミド前駆体と、特定のオキシム化合物と、増感剤を含
有してなる組成物(例えば特開昭61−118423号
公報、特開昭62−184056号公報、特開昭62−
273259号公報)。
【0006】しかしながら、これらは、いずれも露光し
た部分が現像により残るネガ型であった。ネガ型の場
合、露光時に使用するマスクなどにダストなどが付着し
ているとその部分が欠陥となり、ポリイミド被膜にピン
ホールが形成される。そのため、とくにポリイミド被膜
を半導体素子の保護膜や、高密度実装用多層配線の層間
絶縁膜として用いた場合は、歩留まりの低下や信頼性が
低下するという問題があり、ポジ型の感光性ポリイミド
前駆体組成物が求められていた。また、感光性ポリイミ
ド前駆体被膜の膜厚を厚くしていくと、光感度の低下
や、現像時に露光部のパターンのサイドが抉られ、オー
バーハングになるという問題があった。
【0007】また、イソオキサゾロン化合物を含むネガ
型の感光性ポリイミド前駆体組成物として、以下のもの
が知られている。
【0008】(d)ポリアミド酸にアクリルアミド類、
イソオキサゾロン化合物、および特定の増感剤を含有し
てなる組成物(例えば特開平3−170554号公報、
特開平3−170556号公報、特開平3−21036
2号公報、特開平3−210363号公報)。
【0009】しかしながら、これらは、必須成分として
アクリルアミド類および特定の増感剤を含んでおり、ポ
ジ型として動作しないばかりか、イミド化後のポリイミ
ド膜の物性が悪くなる欠点を有していた。
【0010】またポジ型の感光性ポリイミド前駆体組成
物としては、次のものが知られていた。
【0011】(e)ポリアミド酸にエステル基で光分解
性の感光性を導入した感光性ポリイミド前駆体(例え
ば、特開平01−61747号公報)。
【0012】(f)特定の構造のポリアミド酸に特定の
構造のナフトキノンジアジド化合物を添加し、露光後に
特定の温度範囲で熱処理し、形成した感光性ポリイミド
前駆体(例えば、高分子学会予稿集、40巻、3号、8
21(1991))。
【0013】しかしながら、これらは、いずれも感光性
ポリイミド前駆体組成物の製造方法が繁雑であったり、
性能面、特に光感度で問題があり、実用化されていない
のが現状である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決せしめ、製造方法が容易で、かつ性能が優れたポ
ジ型の感光性ポリイミド前駆体組成物を提供することを
目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、 (a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とする
ポリマ(A)、
【化3】 (ただし、式中R1 は少なくとも2個の炭素原子を有す
る3価または4価の有機基、R2 は少なくとも2個の炭
素原子を有する2価の有機基、R3 は水素、アルカリ金
属イオンまたはアンモニウムイオンを表す。nは1また
は2である。) (b)エチレン性不飽和二重結合およびアミノ基を有す
る化合物(B)、および (c)一般式(2)で表されるイソオキサゾロン化合物
(C)
【化4】 (ただし、R4 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜15のアリー
ル基、炭素数7〜20のアリールアルキル基またはハロ
ゲン原子、R5 、R6 は水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数
6〜15のアリール基、炭素数7〜20のアリールアル
キル基、炭素数1〜20のアシル基、カルボン酸、ニト
ロ基またはハロゲン原子を表す。)を含有することを特
徴とするポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物により達
成される。
【0016】本発明における一般式(1)で表される構
造単位を主成分とするポリマ(A)とは、加熱あるいは
適当な触媒により、イミド環や、その他の環状構造を有
するポリマ(以後、ポリイミド系ポリマという)となり
得るものである。
【0017】上記一般式(1)中、R1 は少なくとも2
個の炭素原子を有する3価または4価の有機基である。
耐熱性の面から、R1 は芳香族環または芳香族複素環を
含有し、かつ、炭素数6〜30の3価または4価の基が
好ましい。具体的には、フェニル基、ビフェニル基、タ
ーフェニル基、ナフタレン基、ペリレン基、ジフェニル
エーテル基、ジフェニルスルホン基、ジフェニルプロパ
ン基、ベンゾフェノン基、ビフェニルトリフルオロプロ
パン基などが挙げられるが、これらに限定されない。
【0018】上記一般式(1)中、R2 は少なくとも2
個の炭素原子を有する2価の有機基であるが、耐熱性の
面から、R2 は芳香族環または芳香族複素環を含有し、
かつ炭素数6〜30の2価の基が好ましい。具体的に
は、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、ナフ
タレン基、ペリレン基、ジフェニルエーテル基、ジフェ
ニルスルホン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾフェノ
ン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基などが挙げら
れるが、これらに限定されない。
【0019】さらに、基板との接着性を向上させるため
に、耐熱性を低下させない範囲でR1 、R2 にシロキサ
ン構造を有する脂肪族の基を共重合してもよい。具体的
には、ジアミン成分として、ビス(3−アミノプロピ
ル)テトラメチルジシロキサンなどを1〜10モル%共
重合したものなどがあげられる。
【0020】R3 は、水素、アルカリ金属イオン、アン
モニウムイオンまたは炭素数1〜30の有機基を表す。
3 の好ましい具体例としては、水素、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、メタクリル酸エチル
基、アクリル酸エチル基、o−ニトロベンジル基などが
あげられるが、これらに限定されない。
【0021】ポリマ(A)は、R1 、R2 、R3 がこれ
らのうち各々1種から構成されていても良いし、各々2
種以上から構成される共重合体であってもよい。
【0022】ポリマ(A)は、一般式(1)で表される
構造単位のみからなるものであっても良いし、他の構造
単位との共重合体あるいはブレンド体であっても良い。
その際、一般式(1)で表される構造単位を90モル%
以上含有していることが好ましい。共重合あるいはブレ
ンドに用いられる構造単位の種類および量は最終加熱処
理によって得られるポリイミド系ポリマの耐熱性を損な
わない範囲で選択することが好ましい。
【0023】ポリマ(A)の具体的な例として、ピロメ
リット酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエー
テル、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3´,4,4´−ビフェニルトリフルオロプロパン
テトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェ
ニルエーテル、3,3´,4,4´−ビフェニルスルホ
ンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフ
ェニルエーテル、ピロメリット酸二無水物と3,3´
(または4,4´)−ジアミノジフェニルスルホン、
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物と3,3´(または4,4´)−ジアミノジフ
ェニルスルホン、3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物と3,3´(または4,4´)−
ジアミノジフェニルスルホン、ピロメリット酸二無水物
と4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3
´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物と4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3
´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物と
パラフェニレンジアミン、3,3´,4,4´−ビフェ
ニルテトラカルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミ
ン、3,3´,4,4´−ジフェニルエーテルテトラカ
ルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、3,3
´,4,4´−ビフェニルトリフルオロプロパンテトラ
カルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、3,3
´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と
ターフェニルジアミン、3,3´,4,4´−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物および3,3´,4,4´
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物とパラフェ
ニレンジアミン、ピロメリット酸二無水物および3,3
´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物と3,3´(または4,4´)−ジアミノジフェニル
エーテル、ピロメリット酸二無水物および3,3´,
4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とパラ
フェニレンジアミン、3,3´,4,4´−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジ
フェニルエーテルおよびビス(3−アミノプロピル)テ
トラメチルジシロキサン、ピロメリット酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルエーテルおよびビス(3
−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、3,3
´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルエーテルおよびビス(3
−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、などか
ら合成されたポリアミド酸およびそのエステル化物が挙
げられるが、これらに限定されない。
【0024】これらのポリアミド酸およびそのエステル
化物は公知の方法によって合成される。すなわち、ポリ
アミド酸の場合はテトラカルボン酸二無水物とジアミン
を選択的に組み合わせ、これらをN−メチル−2−ピロ
リドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミドなどを主成分とする極性溶媒や、γ−
ブチロラクトン中で反応させることにより合成される。
ポリアミド酸のエステル化物は例えば、特開昭61−7
2022号公報、特公昭55−30207号公報に記載
されている方法などで合成される。
【0025】本発明におけるエチレン性不飽和二重結合
およびアミノ基を有する化合物(B)としては、エチレ
ン性不飽和二重結合およびアミノ基を有し、炭素数3〜
30の有機化合物が好ましい。さらに炭素数3〜30の
脂肪族有機化合物が好ましい。含有される有機基として
は、アミノ基の他に炭化水素基、水酸基、カルボニル
基、カルボキシル基、ウレタン基、ウレア基、アミド基
などが挙げられるがこれらに限定されない。
【0026】エチレン性不飽和二重結合およびアミノ基
を有する化合物(B)の好ましい具体的な例として、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチ
ルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノプロピ
ル、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、
N,N−ジエチルアミノエチルメタクリルアミド、N,
N−ジエチルアミノプロピルメタクリルアミド、アクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジエチルアミノ
エチル、アクリル酸ジメチルアミノプロピル、N,N−
ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N,N−ジメチ
ルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジエチルア
ミノエチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプ
ロピルアクリルアミドなどが挙げられるがこれらに限定
されない。
【0027】これらは単独もしくは2種以上の混合物と
して使用される。
【0028】化合物(B)はポリマの全構成単位の5
%、好ましくは30%に相当する当量以上で、かつポリ
マ中の全カルボキシル基の当量の5倍以下の割合で、混
合されているのが望ましい。この範囲をはずれると感度
が悪くなったり、現像への制約が多くなる。
【0029】下記一般式(2)で表されるイソオキサゾ
ロン化合物(C)は光開始剤として添加される。
【0030】
【化5】 (ただし、R4 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜15のアリー
ル基、炭素数7〜20のアリールアルキル基またはハロ
ゲン原子、R5 、R6 は水素原子、炭素数1〜10のア
ルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数
6〜15のアリール基、炭素数7〜20のアリールアル
キル基、炭素数1〜20のアシル基、カルボン酸、ニト
ロ基またはハロゲン原子を表す。) ここで、R4 の具体的な例としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
t−ブチル基、イソブチル基、デシル基、シクロヘキシ
ル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、
3−アミノプロピル基、フェニル基、トリル基、キシリ
ル基、4−ヒドロキシフェニル基、4−エチルフェニル
基、4−メトキシフェニル基、4−エトキシフェニル
基、4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル基、4−
(2−アミノエチル)フェニル基、4−ジメチルアミノ
フェニル基、4−ニトロフェニル基、ナフチル基、4−
メチルナフチル基、4−メトキシナフチル基、4−ヒド
ロキシナフチル基、ベンジル基、p−メチルベンジル
基、p−ヒドロキシベンジル基、p−メトキシベンジル
基、p−ジメチルアミノベンジル基、p−ニトロベンジ
ル基、塩素原子、臭素原子など挙げられるがこれらに限
定されない。
【0031】R5 、R6 の具体的な例としては、水素原
子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、シ
クロヘキシル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシ
エチル基、3−アミノプロピル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基、4−ヒドロキシフェニル基、4−エチ
ルフェニル基、4−メトキシフェニル基、4−エトキシ
フェニル基、4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル
基、4−(2−アミノエチル)フェニル基、4−ジメチ
ルアミノフェニル基、4−ニトロフェニル基、ナフチル
基、4−メチルナフチル基、4−メトキシナフチル基、
4−ヒドロキシナフチル基、ベンジル基、p−メチルベ
ンジル基、p−ヒドロキシベンジル基、p−メトキシベ
ンジル基、p−ジメチルアミノベンジル基、p−ニトロ
ベンジル基、塩素原子、臭素原子、ホルミル基、アセチ
ル基、ベンゾイル基、カルボン酸、ニトロ基などが挙げ
られるがこれらに限定されない。
【0032】本発明で用いられるイソオキサゾロン化合
物(C)の具体的な例としては3−メチル−4−フェニ
ル−5−イソオキサゾロン、3−メチル−4−ベンジル
−5−イソオキサゾロン、3,4−ジメチル−5−イソ
オキサゾロン、3,4,4−トリメチル−5−イソオキ
サゾロン、3−メチル−4−クロロ−5−イソオキサゾ
ロン、3−エチル−4−ブロモ−4−メチル−5−イソ
オキサゾロン、3−t−ブチル−5−イソオキサゾロ
ン、3−シクロヘキシル−5−イソオキサゾロン、3−
フェニル−4−メチル−5−イソオキサゾロン、3−フ
ェニル−4−エチル−5−イソオキサゾロン、3−フェ
ニル−4,4−ジメチル−5−イソオキサゾロン、3−
フェニル−4,4−ジブロモ−5−イソオキサゾロン、
3−フェニル−4−ブロモ−5−イソオキサゾロン、3
−ベンジル−4−フェニル−5−イソオキサゾロン、3
−β−フェニルエチル−5−イソオキサゾロン、3−ベ
ンジル−4−p−ニトロベンジル−5−イソオキサゾロ
ン、3−フェニル−5−イソオキサゾロン、3,4−ジ
フェニル−5−イソオキサゾロン、3−(4−メトキシ
フェニル)−5−イソオキサゾロン、3−(4−メチル
フェニル)−5−イソオキサゾロン、3−ナフチル−5
−イソオキサゾロン、3−ベンジル−5−イソオキサゾ
ロン、3−メチル−5−イソオキサゾロン−4−カルボ
ン酸、3−フェニル−4−ニトロ−5−イソオキサゾロ
ン、3−フェニル−4−ホルミル−5−イソオキサゾロ
ン、3−ベンジル−4−ホルミル−5−イソオキサゾロ
ン、3−ブロモ−4,4−ジフェニル−5−イソオキサ
ゾロンなどが挙げられるが、これらに限定されない。
【0033】これらのイソオキサゾロン化合物は単独も
しくは2種以上の混合物として使用される。また、上記
以外の光開始剤と併用することも可能である。
【0034】光開始剤の量はポリマに対して1重量%〜
100重量%、好ましくは2重量%〜50重量%、より
好ましくは、5〜20重量%混合されているのが望まし
い。この範囲をはずれると感度が悪くなったり、現像へ
の制約が多くなる。
【0035】本発明における感光性ポリイミド前駆体組
成物には増感剤を添加しても良い。増感剤としてはミヒ
ラーズケトン、4,4´−ジエチルアミノベンゾフェノ
ンなどの芳香族アミン、コダック社(株)の“クマリ
ン”339、“クマリン”338、“クマリン”31
4、“クマリン”7などのクマリン誘導体、フルオレノ
ン、ベンズアントロンなどの芳香族カルボニル化合物、
3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−フェニ
ル−2−プロペン−1−オン、1−(3−クロロフェニ
ル)−5−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,
4−ペンタジエン−3−オンなどのアミノ芳香族不飽和
ケトン、1−メチル−2−ベンゾイルメチレン−1,2
−ジヒドロナフト[1,2,d]チアゾールなどのメチ
レンチアゾール誘導体、メロシアニン色素などが有効で
あるが、これらに限定されない。とくにクマリン化合物
が感度面で望ましい。
【0036】これらの増感剤は単独もしくは2種以上の
混合物として使用される。
【0037】増感剤の量はポリマに対して0.1重量%
〜20重量%、好ましくは0.2重量%〜10重量%混
合されているのが感度面で望ましい。
【0038】本発明の組成物に、さらに、光反応性モノ
マとして、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレートなどのモノマーをポリマに対して1重量%
〜20重量%、添加するとさらに感度の向上が期待でき
る。
【0039】上記のポリマ(A)、化合物(B)および
イソオキサゾロン化合物(C)および必要に応じて添加
する増感剤、光反応性モノマを溶媒と混合することによ
りポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物を得る。このと
き用いられる溶媒としては、N−メチル−2−ピロリド
ン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホオキシド、などを主成分
とする極性溶媒や、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメ
チルアクリルアミドなどの溶媒が単独もしくは二種以上
の混合物として好ましく用いられるが、これらに限定さ
れない。、また、必要に応じ、上記の前駆体組成物に基
板との濡れ性を向上させる界面活性剤や、SiO2 ,T
iO2 などの無機粒子、あるいはポリイミドの粒子を添
加してもよい。
【0040】次に本発明のポジ型感光性ポリイミド前駆
体組成物を用いて、ポリイミドパターンを形成する方法
について説明する。
【0041】該感光性ポリイミド前駆体組成物を基板上
に塗布する。基板としてはシリコン、アルミナセラミッ
ク、ガラスセラミック、窒化アルミ、半導体を形成した
基板などが用いられるが、これらに限定されない。塗布
方法としてはスピンナーを用いた回転塗布、スプレー塗
布、浸漬、ロールコーティングなどの方法があげられる
が、これらに限定されない。また、塗布膜厚は、塗布手
段、組成物の固形分濃度、粘度等によって異なるが、通
常、乾燥後の膜厚が、0.1〜150μmになるように
塗布される。
【0042】次にポリイミド前駆体組成物を塗布した基
板を乾燥して、ポリイミド前駆体組成物被膜を得る。乾
燥は、オーブン、ホットプレート、赤外線などを使用
し、50〜100℃の範囲で1分〜数時間行なうのが好
ましい。
【0043】次に、この被膜上に所望のパターンを有す
るマスクを置き、それを介して化学線を照射し露光す
る。露光に用いられる化学線としては、紫外線、可視光
線、電子線、X線などがあげられる。とくに紫外線、可
視光線が好ましい。
【0044】本発明の感光性ポリイミド前駆体組成物を
用いて、ポジ型のポリイミドパターンを形成するには、
露光後に未露光部の被膜が露光部の被膜より、硬化度が
高くくなる処理を施こすこと、および現像液組成の選択
が、重要である。未露光部の被膜が露光部の被膜より、
硬化度が高くなる処理としては、熱処理、赤外線照射処
理、マイクロ波照射処理などが有効であり、とくに熱処
理が簡便な点で望ましい。熱処理は前記乾燥の工程と同
じかそれより高い温度で1分〜数時間行なうのが好まし
い。具体的には60〜180℃、さらに好ましくは90
〜170℃の温度である。露光後に、これらの処理を行
うことによって、未露光部の被膜の方が露光部の被膜よ
り硬化度が高くなるとともに、現像液に対する耐性が未
露光部の被膜と露光部の被膜で差を生じる。未露光部の
被膜の方が露光部の被膜より、現像液に対する耐性が高
い場合は、露光部の方が未露光部より速く除去され、ポ
ジ型の像が形成される。
【0045】ここでいう硬化とはポリイミド前駆体の被
膜から、ポリイミド以外の成分、例えば、アミノ基を有
する化合物と、光開始剤、光反応性モノマ類、溶剤、閉
環水などが揮発することをいう。ポリイミド前駆体組成
物の被膜は硬化が進むほど、膜厚が薄くなり、硬化が完
了した時点、すなわち、ポリイミド被膜になった時点で
ある一定の膜厚になる。硬化度が高くなる処理を施した
後の未露光部の被膜と露光部の被膜との硬化度の違いを
膜厚の比すなわち、(硬化度比=未露光部被膜の膜厚÷
露光部被膜の膜厚)で示す。硬化度比は露光量および硬
化を進める処理条件により異なるが、ポジ型のポリイミ
ドパターンを形成するには、 0.98 以下が望ましい。
【0046】処理後、現像を行い、露光部を除去する。
除去は、剥離、溶解、エッチングなどにより行うことが
できる。具体的には、機械的に剥離する、プラズマエッ
チング、現像液による方法などが挙げられるが、とくに
現像液による方法が簡便な点で望ましい。
【0047】ポジ型のポリイミドパターンを形成するの
に適した現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド、コ
リンなどのアルカリ水溶液が最も望ましい。また、N−
メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、などの極性溶媒とメタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、キシレン、水などと組み合わせた有
機溶媒系現像液を使用することもできる。
【0048】現像後、水またはメタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコールなどのアルコールでリンス
をする。
【0049】さらに、キュアすることによりポリイミド
絶縁膜を得る。現像後のキュアは温度を選び、段階的に
昇温するかある温度範囲を選び連続的に昇温しながら5
分〜5時間実施する。このキュアの最高温度は、250
〜500℃、好ましくは、300〜450℃で行うのが
よい。例えば、130℃、200℃、400℃で各々3
0分熱処理する。また、室温から400℃まで2時間か
けて直線的に昇温してもよい。
【0050】本発明による感光性ポリイミド前駆体によ
り形成したポリイミド被膜は、半導体のパッシベーショ
ン膜、半導体素子の保護膜や、高密度実装用多層配線の
層間絶縁膜などの用途として用いられる。
【0051】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0052】実施例1 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物 80.55g,ピロメリット酸二無水物 54.53gを
エタノ−ル 2.3g,N−メチル−2−ピロリドン 549g
と共に、70℃で3時間反応させた。その後20℃に冷
却し、4,4´−ジアミノジフェニルエーテル 95.10g
およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロ
キサン 6.20 gを添加し、さらに60℃で3時間反応さ
せ、粘度122ポアズ(25℃)のポリマ(A)溶液を
得た。この溶液にジメチルアミノエチルメタクリレート
157.2g(ポリマ中の全カルボキシル基と当量)、3−
フェニル−5−イソオキサゾロン 23.6 g、およびγ−
ブチロラクトン 315gを添加し、ポジ型感光性ポリイミ
ド前駆体組成物を得た。
【0053】4インチシリコンウエハー上にこの感光性
ポリイミド前駆体組成物を塗布、60℃で30分窒素雰
囲気中で乾燥し、膜厚4.55μmの感光性ポリイミド前駆
体被膜を形成した。キャノン(株)製紫外線露光機PL
A−501Fを用い、クロム製のフォトマスクを介して
840mJ/cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。
露光後、ホットプレートで140℃で3分熱処理を施し
た。この処理により未露光部の被膜は3.64μm、露光部
の被膜は3.84μm(硬化度比 0.948)の膜厚となり、未
露光部と露光部の膜厚に差が認められた。次にテトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液
からなる現像液に浸漬したところ露光部が溶解し、未露
光部が4.90μm残存した像が形成された。水でリンス
後、窒素ブローして乾燥した。この様にして得られたポ
ジ型のパターンを130℃、200℃、400℃で各々
30分窒素雰囲気中でキュアし、ポジ型の良好なポリイ
ミドパターンが形成できた。
【0054】比較例1 実施例1において、3−フェニル−5−オキサゾロンの
代わりに、光重合開始剤として知られるベンゾインエチ
ルエーテルを 23.6 g用いた以外には実施例1を同様の
操作をおこない、感光性ポリイミド前駆体組成物を得
た。
【0055】4インチシリコンウエハー上にこの感光性
ポリイミド前駆体組成物を塗布、60℃で30分窒素雰
囲気中で乾燥し、膜厚4.18μmの感光性ポリイミド前駆
体被膜を形成した。キャノン(株)製紫外線露光機PL
A−501Fを用い、クロム製のフォトマスクを介して
840mJ/cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。
露光後、ホットプレートで140℃で3分熱処理を施し
た。この処理により未露光部の被膜は3.73μm、露光部
の被膜は3.42μm(硬化度比 0.985)の膜厚となり、未
露光部と露光部の膜厚にあまり大きな差が認められなか
った。次にテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイ
ドの2.38%の水溶液からなる現像液に浸漬したところ露
光部と未露光部との溶解性に差がなく、鮮明なポリイミ
ドパターンを得ることができなかった。
【0056】実施例2 実施例1においてテトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイドの2.38%の水溶液からなる現像液の代りにN−
メチル−2−ピロリドン 700g ,キシレン 300g 、水 1
00g からなる現像液に浸漬し、イソプロピルアルコ−ル
でリンス後、窒素ブローし、ポジ型のパターンを得た。
【0057】実施例3 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物 80.55g,ピロメリット酸二無水物 54.53gを
エタノ−ル 2.3g,N−メチル−2−ピロリドン 549g
と共に、70℃で3時間反応させた。その後20℃に冷
却し、4,4´−ジアミノジフェニルエーテル 95.10g
およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロ
キサン 6.20 gを添加し、さらに60℃で3時間反応さ
せ、粘度122ポアズ(25℃)のポリマ(A)溶液を
得た。この溶液にジメチルアミノエチルメタクリレート
157.2g(ポリマ中の全カルボキシル基と当量)、3−
フェニル−5−イソオキサゾロン 23.6 g、コダック社
製“クマリン”339 2.36 g、およびγ−ブチロラク
トン 315gを添加し、ポジ型感光性ポリイミド前駆体組
成物を得た。
【0058】4インチシリコンウエハー上にこの感光性
ポリイミド前駆体組成物を塗布、60℃で30分窒素雰
囲気中で乾燥し、膜厚6.16μmの感光性ポリイミド前駆
体被膜を形成した。キャノン(株)製紫外線露光機PL
A−501Fを用い、クロム製のフォトマスクを介して
840mJ/cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。
露光後、ホットプレートで140℃で3分熱処理を施し
た。この処理により未露光部の被膜は4.77μm、露光部
の被膜は5.30μm(硬化度比 0.900)の膜厚となり、未
露光部と露光部の膜厚に差が認められた。次にテトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液
からなる現像液に浸漬したところ露光部が溶解し、未露
光部が4.26μm残存した像が形成された。水でリンス
後、窒素ブローして乾燥した。この様にして得られたポ
ジ型のパターンを130℃、200℃、400℃で各々
30分窒素雰囲気中でキュアし、ポジ型の良好なポリイ
ミドパターンが形成できた。
【0059】実施例4 実施例1において、3−フェニル−5−オキサゾロンの
代わりに3−ベンジル−5−イソオキサゾロンを 23.6
g用いた以外には実施例1を同様の操作をおこない、ポ
ジ型感光性ポリイミド前駆体組成物を得た。
【0060】4インチシリコンウエハー上にこの感光性
ポリイミド前駆体組成物を塗布、60℃で30分窒素雰
囲気中で乾燥し、膜厚4.17μmの感光性ポリイミド前駆
体被膜を形成した。キャノン(株)製紫外線露光機PL
A−501Fを用い、クロム製のフォトマスクを介して
840mJ/cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。
露光後、ホットプレートで140℃で3分熱処理を施し
た。この処理により未露光部の被膜は3.27μm、露光部
の被膜は3.52μm(硬化度比 0.929)の膜厚となり、未
露光部と露光部の膜厚に差が認められた。次にテトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液
からなる現像液に浸漬したところ露光部が溶解し、未露
光部が2.76μm残存した像が形成された。水でリンス
後、窒素ブローして乾燥した。この様にして得られたポ
ジ型のパターンを130℃、200℃、400℃で各々
30分窒素雰囲気中でキュアし、ポジ型の良好なポリイ
ミドパターンを形成することができた。
【0061】実施例5 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物 80.55g,ピロメリット酸二無水物 54.53gを
エタノ−ル 2.3g,N−メチル−2−ピロリドン 549g
と共に、70℃で3時間反応させた。その後20℃に冷
却し、4,4´−ジアミノジフェニルエーテル 95.10g
およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロ
キサン 6.20 gを添加し、さらに60℃で3時間反応さ
せ、粘度122ポアズ(25℃)のポリマ(A)溶液を
得た。この溶液にジメチルアミノエチルメタクリレート
157.2g(ポリマ中の全カルボキシル基と当量)、3−
フェニル−5−イソオキサゾロン 23.6 g、エチレング
リコ−ルジメタクリレート11.8gおよびγ−ブチロラク
トン 315gを添加し、ポジ型感光性ポリイミド前駆体組
成物を得た。
【0062】4インチシリコンウエハー上にこの感光性
ポリイミド前駆体組成物を塗布、60℃で30分窒素雰
囲気中で乾燥し、膜厚4.38μmの感光性ポリイミド前駆
体被膜を形成した。キャノン(株)製紫外線露光機PL
A−501Fを用い、クロム製のフォトマスクを介して
420mJ/cm2 (365nm の紫外線強度)露光した。
露光後、ホットプレートで140℃で3分熱処理を施し
た。この処理により未露光部の被膜は3.55μm、露光部
の被膜は3.85μm(硬化度比 0.922)の膜厚となり、未
露光部と露光部の膜厚に差が認められた。次にテトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液
からなる現像液に浸漬したところ露光部が溶解し、未露
光部が2.66μm残存した像が形成された。水でリンス
後、窒素ブローして乾燥した。この様にして得られたポ
ジ型のパターンを130℃、200℃、400℃で各々
30分窒素雰囲気中でキュアし、ポジ型の良好なポリイ
ミドパターンが形成できた。
【0063】
【発明の効果】本発明は、上述したように、一般式
(1)で表される構造単位を主成分とするポリマ、エチ
レン性不飽和二重結合およびアミノ基を有する化合物お
よびイソオキサゾロン化合物を含有する組成物が、ポジ
型の感光性ポリイミド前駆体として優れた性能を示すと
言う予想外の効果を得ることができたものである。本発
明における感光性ポリイミド前駆体組成物は容易に製造
でき、かつ現像後、キュアすることにより、性能が優れ
たポリイミド被膜を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一般式(1)で表される構造単位を
    主成分とするポリマ(A)、 【化1】 (ただし、式中R1 は少なくとも2個の炭素原子を有す
    る3価または4価の有機基、R2 は少なくとも2個の炭
    素原子を有する2価の有機基、R3 は水素、アルカリ金
    属イオン、アンモニウムイオンまたは炭素数1〜30の
    有機基を表す。nは1または2である。) (b)エチレン性不飽和二重結合およびアミノ基を有す
    る化合物(B)、および (c)一般式(2)で表されるイソオキサゾロン化合物
    (C) 【化2】 (ただし、R4 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
    5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜15のアリー
    ル基、炭素数7〜20のアリールアルキル基またはハロ
    ゲン原子、R5 、R6 は水素原子、炭素数1〜10のア
    ルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数
    6〜15のアリール基、炭素数7〜20のアリールアル
    キル基、炭素数1〜20のアシル基、カルボン酸、ニト
    ロ基またはハロゲン原子を表す。)を含有することを特
    徴とするポジ型感光性ポリイミド前駆体組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026395A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
WO2022215743A1 (ja) * 2021-04-09 2022-10-13 住友ファーマフード&ケミカル株式会社 硬化用組成物及び硬化物

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JP2010026395A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
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