JP3286742B2 - ワイヤレスセキュリティシステム - Google Patents
ワイヤレスセキュリティシステムInfo
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- JP3286742B2 JP3286742B2 JP06830092A JP6830092A JP3286742B2 JP 3286742 B2 JP3286742 B2 JP 3286742B2 JP 06830092 A JP06830092 A JP 06830092A JP 6830092 A JP6830092 A JP 6830092A JP 3286742 B2 JP3286742 B2 JP 3286742B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災、ガス漏れ、防犯
等の各種セキュリティ情報の監視に使用されるワイヤレ
スセキュリティシステムに関する。
等の各種セキュリティ情報の監視に使用されるワイヤレ
スセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のワイヤレスセキュリティ
システムの一例としては、図5に示すようなものが開発
されている。同図に示すものは、火災センサーやガス漏
れセンサー等として機能する複数のセキュリティ発信器
Aa・・から、固有のIDコードが付加されたセキュリ
ティ信号を無線信号の形で出力させ、これをアラームユ
ニットCaに接続されたワイヤレス受信器Baで受信さ
せるように構成したものである。また、ワイヤレス受信
器Baは、所定のIDコード用の登録手段(メモリ)に
予め登録されているIDコードを含む特定のセキュリテ
ィ信号のみを受信解読するように構成されている。かか
るシステムでは、通常のセキュリティ情報監視モードに
おいて、ワイヤレス受信器Baは、IDコードが未登録
のセキュリティ信号を受け付けないため、不必要なワイ
ヤレス発信器からの無線信号に反応して誤報が発せられ
るようなことが極力回避できる。
システムの一例としては、図5に示すようなものが開発
されている。同図に示すものは、火災センサーやガス漏
れセンサー等として機能する複数のセキュリティ発信器
Aa・・から、固有のIDコードが付加されたセキュリ
ティ信号を無線信号の形で出力させ、これをアラームユ
ニットCaに接続されたワイヤレス受信器Baで受信さ
せるように構成したものである。また、ワイヤレス受信
器Baは、所定のIDコード用の登録手段(メモリ)に
予め登録されているIDコードを含む特定のセキュリテ
ィ信号のみを受信解読するように構成されている。かか
るシステムでは、通常のセキュリティ情報監視モードに
おいて、ワイヤレス受信器Baは、IDコードが未登録
のセキュリティ信号を受け付けないため、不必要なワイ
ヤレス発信器からの無線信号に反応して誤報が発せられ
るようなことが極力回避できる。
【0003】ところで、上記のようなシステムでは、ワ
イヤレス受信器Baに予めセキュリティ発信器Aaの個
々のIDコードを登録しておく必要がある。そこで、従
来では、ワイヤレス受信器Baを登録モードに設定した
状態で、各セキュリティ発信器AaからIDコードが付
加された無線信号を出力させ、これをワイヤレス受信器
Baに受信させることにより、その受信した無線信号に
付加されているIDコードを、順次登録させるように構
成していた。
イヤレス受信器Baに予めセキュリティ発信器Aaの個
々のIDコードを登録しておく必要がある。そこで、従
来では、ワイヤレス受信器Baを登録モードに設定した
状態で、各セキュリティ発信器AaからIDコードが付
加された無線信号を出力させ、これをワイヤレス受信器
Baに受信させることにより、その受信した無線信号に
付加されているIDコードを、順次登録させるように構
成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のIDコードの登録方法では、登録モード時において
ワイヤレス受信器Baが受信した無線信号のIDコード
の全てが、画一的に登録されるため、例えば使用を希望
しないセキュリティ発信器Aaが不用意にセキュリティ
信号を出力した場合であっても、そのセキュリティ信号
に付加されているIDコードが不当に登録される事態が
発生する。また、それ以外にも、例えば上述のセキュリ
ティ発信器Aaとは異なる種類のワイヤレス発信器がワ
イヤレス受信器Baの受信エリア内に存在する場合に、
そのワイヤレス発信器のIDコードを登録してしまう虞
れもある。従って、従来では、不必要な発信器のIDコ
ードが勝手に登録されることに原因し、その後の通常の
セキュリティ情報監視モード時において、ワイヤレス受
信器Baが過誤登録されたIDコードの無線信号を受信
することにより、誤動作を生じ、過誤の発報がなされる
等の不具合が発生する虞れがあった。
来のIDコードの登録方法では、登録モード時において
ワイヤレス受信器Baが受信した無線信号のIDコード
の全てが、画一的に登録されるため、例えば使用を希望
しないセキュリティ発信器Aaが不用意にセキュリティ
信号を出力した場合であっても、そのセキュリティ信号
に付加されているIDコードが不当に登録される事態が
発生する。また、それ以外にも、例えば上述のセキュリ
ティ発信器Aaとは異なる種類のワイヤレス発信器がワ
イヤレス受信器Baの受信エリア内に存在する場合に、
そのワイヤレス発信器のIDコードを登録してしまう虞
れもある。従って、従来では、不必要な発信器のIDコ
ードが勝手に登録されることに原因し、その後の通常の
セキュリティ情報監視モード時において、ワイヤレス受
信器Baが過誤登録されたIDコードの無線信号を受信
することにより、誤動作を生じ、過誤の発報がなされる
等の不具合が発生する虞れがあった。
【0005】尚、上記難点を解消する策として、例えば
登録されるIDコードを表示部に逐一表示させる等し
て、登録されるIDコードを容易に確認できるように
し、過誤のIDコード登録を排除できるようにすること
も考えられる。ところが、従来では、個々のセキュリテ
ィ発信器に付されたIDコードの具体的なナンバーをユ
ーザー側で容易に判別することは出来ない。即ち、従来
では、セキュリティ発信器から出力される無線信号に付
加されているIDコードをそのままワイヤレス受信器に
受信させて登録させることを本来の目的としているか
ら、セキュリティ発信器のIDコードの具体的なナンバ
ーをユーザーが不知であっても、その登録作業に支障は
ない。故に、メーカー側からユーザー側へIDコードの
内容を知らせることはなく、ユーザー側ではセキュリテ
ィ発信器のIDコードの内容を判別することはできない
実情であった。従って、仮にIDコードの登録時に個々
のIDコードを表示させるようにしても、それだけで
は、その表示されたIDコードが必要なセキュリティ発
信器のIDコードか否かの的確な判断が行えず、上記難
点の解消には到底至らない。
登録されるIDコードを表示部に逐一表示させる等し
て、登録されるIDコードを容易に確認できるように
し、過誤のIDコード登録を排除できるようにすること
も考えられる。ところが、従来では、個々のセキュリテ
ィ発信器に付されたIDコードの具体的なナンバーをユ
ーザー側で容易に判別することは出来ない。即ち、従来
では、セキュリティ発信器から出力される無線信号に付
加されているIDコードをそのままワイヤレス受信器に
受信させて登録させることを本来の目的としているか
ら、セキュリティ発信器のIDコードの具体的なナンバ
ーをユーザーが不知であっても、その登録作業に支障は
ない。故に、メーカー側からユーザー側へIDコードの
内容を知らせることはなく、ユーザー側ではセキュリテ
ィ発信器のIDコードの内容を判別することはできない
実情であった。従って、仮にIDコードの登録時に個々
のIDコードを表示させるようにしても、それだけで
は、その表示されたIDコードが必要なセキュリティ発
信器のIDコードか否かの的確な判断が行えず、上記難
点の解消には到底至らない。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、システムに使用しない発信器のIDコードが不当に
登録されることを防止して、使用対象となるセキュリテ
ィ発信器のIDコードのみを正確に登録できるものと
し、誤動作の虞れをなくすることを、その目的としてい
る。
で、システムに使用しない発信器のIDコードが不当に
登録されることを防止して、使用対象となるセキュリテ
ィ発信器のIDコードのみを正確に登録できるものと
し、誤動作の虞れをなくすることを、その目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るワイヤレスセキュリティシス
テムは、固有のIDコードが付加されたセキュリティ信
号を無線信号の形で出力するセキュリティ発信器と、I
Dコード用の登録手段に予め登録されているIDコード
を含んだセキュリティ信号のみを受信解読して信号処理
を行うワイヤレス受信器とを具備しているワイヤレスセ
キュリティシステムであって、前記セキュリティ発信器
には、ワイヤレス受信器に送信するセキュリティ信号に
付加された固有のIDコードが表示され、前記ワイヤレ
ス受信器には、セキュリティ発信器に表示されたIDコ
ードをスイッチ操作で登録するためのスイッチ操作部が
設けられている構成である。
に提案された本発明に係るワイヤレスセキュリティシス
テムは、固有のIDコードが付加されたセキュリティ信
号を無線信号の形で出力するセキュリティ発信器と、I
Dコード用の登録手段に予め登録されているIDコード
を含んだセキュリティ信号のみを受信解読して信号処理
を行うワイヤレス受信器とを具備しているワイヤレスセ
キュリティシステムであって、前記セキュリティ発信器
には、ワイヤレス受信器に送信するセキュリティ信号に
付加された固有のIDコードが表示され、前記ワイヤレ
ス受信器には、セキュリティ発信器に表示されたIDコ
ードをスイッチ操作で登録するためのスイッチ操作部が
設けられている構成である。
【0008】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るワイヤレス
セキュリティシステムにおいては、セキュリティ発信器
にそのIDコードが表示されているから、そのIDコー
ドを確認することにより、ワイヤレス受信器のスイッチ
操作部を操作して、そのIDコードを登録することがで
きる。従って、かかるIDコード登録によれば、必要、
不必要なセキュリティ発信器の各IDコードのナンバー
が把握できるから、必要なセキュリティ発信器のみのI
Dコードを的確に登録できる。また、スイッチ操作によ
る入力によれば、ワイヤレス受信器で受信可能なエリア
内に他のワイヤレス発信器が存在するような場合であっ
ても、その影響を一切受けることなく、所望の必要なセ
キュリティ発信器のみのIDコードを正確に登録するこ
とが可能となる。
セキュリティシステムにおいては、セキュリティ発信器
にそのIDコードが表示されているから、そのIDコー
ドを確認することにより、ワイヤレス受信器のスイッチ
操作部を操作して、そのIDコードを登録することがで
きる。従って、かかるIDコード登録によれば、必要、
不必要なセキュリティ発信器の各IDコードのナンバー
が把握できるから、必要なセキュリティ発信器のみのI
Dコードを的確に登録できる。また、スイッチ操作によ
る入力によれば、ワイヤレス受信器で受信可能なエリア
内に他のワイヤレス発信器が存在するような場合であっ
ても、その影響を一切受けることなく、所望の必要なセ
キュリティ発信器のみのIDコードを正確に登録するこ
とが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るワイヤレスセキュリテ
ィシステムを構成する各部の外観を示す正面図である。
このシステムは、複数のセキュリティ発信器A(A1〜
An)、ワイヤレス受信器B、及びこのワイヤレス受信
器Bに接続されたアラームユニットCとから構成されて
いる。
て説明する。図1は本発明に係るワイヤレスセキュリテ
ィシステムを構成する各部の外観を示す正面図である。
このシステムは、複数のセキュリティ発信器A(A1〜
An)、ワイヤレス受信器B、及びこのワイヤレス受信
器Bに接続されたアラームユニットCとから構成されて
いる。
【0010】上記各機器のうち、セキュリティ発信器A
は、火災センサー、ガス漏れセンサー、及び防犯用セン
サー等としての所望のセンサー機能を備えたもので、こ
れら各センサー機能によって所定の異常を検知したとき
には、その異常を知らせる制御信号を、固有のIDコー
ドの信号とともにセキュリティ信号として無線信号の形
で出力すべく構成されている。セキュリティ発信器A1
〜Anには各々異なる固有のIDコードが予め特定され
(工場出荷前の段階から)付されているが、例えば6桁
の数字からなるそのIDコードは、これを表記したラベ
ル1をセキュリティ発信器A1〜Anの外面部に貼付さ
れることにより、外部から見易いように表示されてい
る。
は、火災センサー、ガス漏れセンサー、及び防犯用セン
サー等としての所望のセンサー機能を備えたもので、こ
れら各センサー機能によって所定の異常を検知したとき
には、その異常を知らせる制御信号を、固有のIDコー
ドの信号とともにセキュリティ信号として無線信号の形
で出力すべく構成されている。セキュリティ発信器A1
〜Anには各々異なる固有のIDコードが予め特定され
(工場出荷前の段階から)付されているが、例えば6桁
の数字からなるそのIDコードは、これを表記したラベ
ル1をセキュリティ発信器A1〜Anの外面部に貼付さ
れることにより、外部から見易いように表示されてい
る。
【0011】図2は、セキュリティ信号の1フレーム分
のフォーマットの一例を示すものである。同図のセキュ
リティ信号は、プリレシーブTpの後に、順次、所定ビ
ットのIDコードのデータ、制御信号のデータ、パリテ
ィチェックPの各ビットが設けられたものである。
のフォーマットの一例を示すものである。同図のセキュ
リティ信号は、プリレシーブTpの後に、順次、所定ビ
ットのIDコードのデータ、制御信号のデータ、パリテ
ィチェックPの各ビットが設けられたものである。
【0012】尚、IDコードを設定する方法の一例とし
ては、例えば図3に示す手段が適用される。即ち、同図
に示すように、IDコードを設定するためのICチップ
ICのリード11・・に導電パターン12・・を対応し
て設け、この導電パターン12・・を、互いに分離独立
して形成した二つの導電パターン13、14(一方はV
ccレベル、他方はGNDレベル)の何れかに、導電チッ
プ15を介して選択的に接続すれば、任意のIDコード
を設定することが可能である。
ては、例えば図3に示す手段が適用される。即ち、同図
に示すように、IDコードを設定するためのICチップ
ICのリード11・・に導電パターン12・・を対応し
て設け、この導電パターン12・・を、互いに分離独立
して形成した二つの導電パターン13、14(一方はV
ccレベル、他方はGNDレベル)の何れかに、導電チッ
プ15を介して選択的に接続すれば、任意のIDコード
を設定することが可能である。
【0013】ワイヤレス受信器Bは、その前面パネル2
の表面に、液晶表示器等から構成された表示部3、及び
スイッチ操作部4を備えたものである。スイッチ操作部
4は、ワイヤレス受信器BをIDコードの登録モードと
消去モードの各々に切換えるための登録スイッチ4aや
消去スイッチ4bを有する他、IDコードの入力操作用
のテンキー4c、セットスイッチ4d、及びリセットス
イッチ4e等も具備している。
の表面に、液晶表示器等から構成された表示部3、及び
スイッチ操作部4を備えたものである。スイッチ操作部
4は、ワイヤレス受信器BをIDコードの登録モードと
消去モードの各々に切換えるための登録スイッチ4aや
消去スイッチ4bを有する他、IDコードの入力操作用
のテンキー4c、セットスイッチ4d、及びリセットス
イッチ4e等も具備している。
【0014】図4は、ワイヤレス受信器Bのハード構成
の一例を示すブロックである。同図に示すように、ワイ
ヤレス受信器Bは、前記の表示部3やスイッチ操作部4
以外として、セキュリティ発信器Aからのセキュリティ
信号を受信するためのアンテナ5、このアンテナ5で受
信したセキュリティ信号を復調し解読するフロントエン
ドデコーダ部6、IDコード一致判別手段7、システム
データテーブル8、及びデータ判別手段9等を備えてい
る。
の一例を示すブロックである。同図に示すように、ワイ
ヤレス受信器Bは、前記の表示部3やスイッチ操作部4
以外として、セキュリティ発信器Aからのセキュリティ
信号を受信するためのアンテナ5、このアンテナ5で受
信したセキュリティ信号を復調し解読するフロントエン
ドデコーダ部6、IDコード一致判別手段7、システム
データテーブル8、及びデータ判別手段9等を備えてい
る。
【0015】上記のうち、システムデータテーブル8
は、本発明に係るIDコードの登録手段に相当するもの
であり、上記スイッチ操作部4の操作で入力されるID
コードのデータは此処に格納され、登録される。IDコ
ード一致判別手段7は、受信解読したセキュリティ信号
に付加されているIDコードが、システムデータテーブ
ル8に予め登録されているデータか否かを判別し、登録
されているものであれば、復調したデータを次のデータ
判別手段9に送信する。尚、IDコードが予め登録され
ていない場合には何ら特別な処理は行わず、セキュリテ
ィ信号を受付けないのと同様となる。データ判別手段9
は、受信したセキュリティ信号に含まれている制御信号
の内容を判別するもので、例えば火災検知やその他の異
常検出の旨の制御信号である場合には、アラームユニッ
トCに特定の指令信号を送出するものである。
は、本発明に係るIDコードの登録手段に相当するもの
であり、上記スイッチ操作部4の操作で入力されるID
コードのデータは此処に格納され、登録される。IDコ
ード一致判別手段7は、受信解読したセキュリティ信号
に付加されているIDコードが、システムデータテーブ
ル8に予め登録されているデータか否かを判別し、登録
されているものであれば、復調したデータを次のデータ
判別手段9に送信する。尚、IDコードが予め登録され
ていない場合には何ら特別な処理は行わず、セキュリテ
ィ信号を受付けないのと同様となる。データ判別手段9
は、受信したセキュリティ信号に含まれている制御信号
の内容を判別するもので、例えば火災検知やその他の異
常検出の旨の制御信号である場合には、アラームユニッ
トCに特定の指令信号を送出するものである。
【0016】アラームユニットCは、タイマー20、音
信号発生回路21、アラーム用スピーカSP、及びそれ
以外の警報用ランプや警報メッセージ用表示手段等の各
種報知手段(不図示)を備えたもので、ワイヤレス受信
器Bから送信されてくる指令信号の内容に応じて、様々
な態様の警報動作を行うものである。
信号発生回路21、アラーム用スピーカSP、及びそれ
以外の警報用ランプや警報メッセージ用表示手段等の各
種報知手段(不図示)を備えたもので、ワイヤレス受信
器Bから送信されてくる指令信号の内容に応じて、様々
な態様の警報動作を行うものである。
【0017】本実施例に係るワイヤレスセキュリティシ
ステムは以上の構成からなり、次にその作用、使用例に
ついて説明する。先ず、上記システムの使用に際して
は、使用するセキュリティ発信器AのIDコードを、ワ
イヤレス受信器Bのシステムデータテーブル8に、予め
入力し登録しておく必要がある。かかるIDコードの登
録は、スイッチ操作部4の登録スイッチ4aを操作して
ワイヤレス受信器Bを登録モードに設定した後に、順
次、セキュリティ発信器AのIDコードをテンキー4c
を操作し入力すればよい。
ステムは以上の構成からなり、次にその作用、使用例に
ついて説明する。先ず、上記システムの使用に際して
は、使用するセキュリティ発信器AのIDコードを、ワ
イヤレス受信器Bのシステムデータテーブル8に、予め
入力し登録しておく必要がある。かかるIDコードの登
録は、スイッチ操作部4の登録スイッチ4aを操作して
ワイヤレス受信器Bを登録モードに設定した後に、順
次、セキュリティ発信器AのIDコードをテンキー4c
を操作し入力すればよい。
【0018】而して、セキュリティ発信器AのIDコー
ドは、セキュリティ発信器Aの外面部に貼付されたラベ
ル1によって明確に表示されているから、そのラベル表
示の番号通りにテンキー操作を行えばよい。テンキー操
作時には、表示部3にその入力データを表示させること
ができるから、その表示を確認してからセットスイッチ
4dを操作し、IDコードのデータをシステムデータテ
ーブル8に格納させればよい。また、テンキー操作のミ
スを行った場合は、リセットスイッチ4eでそれ迄の入
力をキャンセルさせればよい。このようなスイッチ操作
によるIDコード登録では、セキュリティ信号を受信し
てデータ入力を行う場合とは異なり、ワイヤレス受信器
Bの近傍に他のワイヤレス発信器から無線信号が出力さ
れても、そのIDコードが過誤登録されるようなことが
確実に回避される。
ドは、セキュリティ発信器Aの外面部に貼付されたラベ
ル1によって明確に表示されているから、そのラベル表
示の番号通りにテンキー操作を行えばよい。テンキー操
作時には、表示部3にその入力データを表示させること
ができるから、その表示を確認してからセットスイッチ
4dを操作し、IDコードのデータをシステムデータテ
ーブル8に格納させればよい。また、テンキー操作のミ
スを行った場合は、リセットスイッチ4eでそれ迄の入
力をキャンセルさせればよい。このようなスイッチ操作
によるIDコード登録では、セキュリティ信号を受信し
てデータ入力を行う場合とは異なり、ワイヤレス受信器
Bの近傍に他のワイヤレス発信器から無線信号が出力さ
れても、そのIDコードが過誤登録されるようなことが
確実に回避される。
【0019】上記のようにして使用を行うセキュリティ
発信器AのIDコードの登録を行った後に、ワイヤレス
受信器Bを通常のセキュリティ情報監視モードに復帰さ
せれば、以後ワイヤレス受信器Bは、システムデータテ
ーブル8に登録されたIDコードと同一のIDコードが
付加されたセキュリティ信号のみを受信解読して、所定
の信号処理を行う。その結果、IDコードが登録された
セキュリティ発信器Aから異常検知の旨の制御信号を含
んだセキュリティ信号が無線出力された場合には、アラ
ームユニットCが所定の発報動作を行うこととなる。
発信器AのIDコードの登録を行った後に、ワイヤレス
受信器Bを通常のセキュリティ情報監視モードに復帰さ
せれば、以後ワイヤレス受信器Bは、システムデータテ
ーブル8に登録されたIDコードと同一のIDコードが
付加されたセキュリティ信号のみを受信解読して、所定
の信号処理を行う。その結果、IDコードが登録された
セキュリティ発信器Aから異常検知の旨の制御信号を含
んだセキュリティ信号が無線出力された場合には、アラ
ームユニットCが所定の発報動作を行うこととなる。
【0020】また、セキュリティ発信器Aからは、火災
やガス漏れ等の異常検知に限らず、例えばセキュリティ
発信器A自体の電池切れを示す信号を送信させることも
できるが、かかる信号がワイヤレス受信器Bで受信され
たときには、そのIDコードを表示部3に表示させるこ
ともできる。かかる場合にあっても、そのIDコードに
対応するセキュリティ発信器Aが、複数のセキュリティ
発信器A1〜Anのうちの何れであるかが、ラベル1の
表示で予め判別しているから、表示部3のIDコードの
表示のみで、異常が発生したセキュリティ発信器Aを容
易に判別でき、メンテナンス作業も容易となる。
やガス漏れ等の異常検知に限らず、例えばセキュリティ
発信器A自体の電池切れを示す信号を送信させることも
できるが、かかる信号がワイヤレス受信器Bで受信され
たときには、そのIDコードを表示部3に表示させるこ
ともできる。かかる場合にあっても、そのIDコードに
対応するセキュリティ発信器Aが、複数のセキュリティ
発信器A1〜Anのうちの何れであるかが、ラベル1の
表示で予め判別しているから、表示部3のIDコードの
表示のみで、異常が発生したセキュリティ発信器Aを容
易に判別でき、メンテナンス作業も容易となる。
【0021】尚、上記実施例では、ワイヤレス受信器B
をアラームユニットCと別体で構成した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されず、例えばアラーム
ユニット、或いはそれ以外の警報動作用のユニットに、
ワイヤレス受信器Bが一体的に組み込まれたものであっ
てもよい。また、上記実施例では、IDコード用の登録
手段(上記ではシステムデータテーブル8)をワイヤレ
ス受信器Bに具備させたが、本発明はこれに限定されな
い。例えば、ワイヤレス受信器BをアラームユニットC
と接続使用する場合において、このアラームユニットC
に備えられた登録手段にIDコードを格納し登録させる
ようにしても構わない。
をアラームユニットCと別体で構成した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されず、例えばアラーム
ユニット、或いはそれ以外の警報動作用のユニットに、
ワイヤレス受信器Bが一体的に組み込まれたものであっ
てもよい。また、上記実施例では、IDコード用の登録
手段(上記ではシステムデータテーブル8)をワイヤレ
ス受信器Bに具備させたが、本発明はこれに限定されな
い。例えば、ワイヤレス受信器BをアラームユニットC
と接続使用する場合において、このアラームユニットC
に備えられた登録手段にIDコードを格納し登録させる
ようにしても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至3記載の本発明に係るワイヤレスセキュリティ
システムによれば、システムに使用しない発信器のID
コードが不当に登録されることを確実に阻止でき、使用
対象となる所望のセキュリティ発信器のIDコードのみ
を正確に登録できるから、過誤のIDコード登録に原因
するシステムの誤動作を適切に防止でき、信頼性の高い
セキュリティシステムを構築できるという格別な効果が
得られる。また、予めセキュリティシステムのIDコー
ドが判別されているため、ワイヤレス受信器で異常信号
を受信した場合には、その異常信号に付加されたIDコ
ードを確認することにより、その異常信号を送信してく
るセキュリティ発信器がどれなのかが直ちに判り、メン
テナンス作業の向上にも寄与する。
項1乃至3記載の本発明に係るワイヤレスセキュリティ
システムによれば、システムに使用しない発信器のID
コードが不当に登録されることを確実に阻止でき、使用
対象となる所望のセキュリティ発信器のIDコードのみ
を正確に登録できるから、過誤のIDコード登録に原因
するシステムの誤動作を適切に防止でき、信頼性の高い
セキュリティシステムを構築できるという格別な効果が
得られる。また、予めセキュリティシステムのIDコー
ドが判別されているため、ワイヤレス受信器で異常信号
を受信した場合には、その異常信号に付加されたIDコ
ードを確認することにより、その異常信号を送信してく
るセキュリティ発信器がどれなのかが直ちに判り、メン
テナンス作業の向上にも寄与する。
【0023】また、請求項2記載の本発明によれば、I
Dコードがラベル表示されているから、IDコードを見
易い適当な位置に表示できる等して便利であり、更に請
求項3に記載の本発明によれば、IDコードの登録が操
作の簡単なテンキー操作で行え、一層便利である。
Dコードがラベル表示されているから、IDコードを見
易い適当な位置に表示できる等して便利であり、更に請
求項3に記載の本発明によれば、IDコードの登録が操
作の簡単なテンキー操作で行え、一層便利である。
【図1】本発明に係るワイヤレスセキュリティシステム
を構成する各機器の外観を示す正面図。
を構成する各機器の外観を示す正面図。
【図2】セキュリティ発信器から送信されるセキュリテ
ィ信号のフォーマットの一例を示す説明図。
ィ信号のフォーマットの一例を示す説明図。
【図3】セキュリティ発信器から送信するIDコードの
設定手段の一例を示す要部平面図。
設定手段の一例を示す要部平面図。
【図4】ワイヤレス受信器のハード構成の一例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図5】従来のワイヤレスセキュリティシステムの一例
を示す説明図。
を示す説明図。
1 ラベル 3 表示部 4 スイッチ操作部 4c テンキー 6 フロントエンドデコーダ部 7 IDコード一致判別手段 8 システムデータテーブル 9 データ判別手段 A セキュリティ発信器 B ワイヤレス受信器 C アラームユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−210832(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/10
Claims (3)
- 【請求項1】固有のIDコードが付加されたセキュリテ
ィ信号を無線信号の形で出力するセキュリティ発信器
と、IDコード用の登録手段に予め登録されているID
コードを含んだセキュリティ信号のみを受信解読して信
号処理を行うワイヤレス受信器とを具備しているワイヤ
レスセキュリティシステムであって、 前記セキュリティ発信器には、ワイヤレス受信器に送信
するセキュリティ信号に付加されたIDコードが表示さ
れ、 前記ワイヤレス受信器には、セキュリティ発信器に表示
されたIDコードをスイッチ操作で登録するためのスイ
ッチ操作部が設けられていることを特徴とするワイヤレ
スセキュリティシステム。 - 【請求項2】上記セキュリティ発信器へのIDコードの
表示が、IDコードを記載したラベルをセキュリティ発
信器に貼付してなされたものである請求項1記載のワイ
ヤレスセキュリティシステム。 - 【請求項3】上記ワイヤレス受信器のスイッチ操作部
が、IDコードの登録をテンキー操作で行えるように構
成されたものである請求項1又は2に記載のワイヤレス
セキュリティシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06830092A JP3286742B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ワイヤレスセキュリティシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06830092A JP3286742B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ワイヤレスセキュリティシステム |
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JPH05274581A JPH05274581A (ja) | 1993-10-22 |
JP3286742B2 true JP3286742B2 (ja) | 2002-05-27 |
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ID=13369802
Family Applications (1)
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JP06830092A Expired - Fee Related JP3286742B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ワイヤレスセキュリティシステム |
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JP (1) | JP3286742B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP06830092A patent/JP3286742B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05274581A (ja) | 1993-10-22 |
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