JP3128298B2 - カード式リモートコントロールスイッチ - Google Patents

カード式リモートコントロールスイッチ

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JP3128298B2
JP3128298B2 JP03304597A JP30459791A JP3128298B2 JP 3128298 B2 JP3128298 B2 JP 3128298B2 JP 03304597 A JP03304597 A JP 03304597A JP 30459791 A JP30459791 A JP 30459791A JP 3128298 B2 JP3128298 B2 JP 3128298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気的あるいは光学的
またはその他の方法により所定の形式の識別番号(ID
番号)が書き込まれたIDカードからID番号を読み取
り、その読み取ったID番号が予め登録されているか否
かを検出することにより、当該IDカードが有効なもの
であるか否かを識別するカード式リモートコントロール
スイッチに係り、特にID番号の登録を容易に行えるよ
うにしたカード式リモートコントロールスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気的あるいは光学的またはその他の方
法により所定の形式のID番号が書き込まれたIDカー
ドからID番号を読み取り、その読み取ったID番号が
予め登録されているか否かを検出することにより、当該
IDカードが有効なものであるか否かを識別するカード
式リモートコントロールスイッチ(以下、単にリモコン
スイッチと称す)は、例えば、端末警備装置とセンター
装置とを専用通信回線あるいは公衆電話回線で接続した
遠方監視制御システムの端末警備装置に取り付けられて
いる。図4は後者の構成例を示す図であり、図中、1は
センター装置、2は受信機、3は表示モニタ、4はプリ
ンタ、5は端末警備装置、6は送信機、7はセンサ、8
は設備機器、9は公衆電話回線(以下、単に電話回線と
称す)、10はリモコンスイッチ、11は電話機、12
は交換機、13は他者の電話機を示す。なお、図4にお
いてはセンター装置1には1台の端末警備装置しか接続
されていないが、これは端末警備装置を代表して記載し
たものであって、実際には複数の端末警備装置が接続さ
れることはいうまでもない。
【0003】図4に示す構成において、センター装置1
は、電話回線9を介して、警備の対象である警備先に設
置されている端末警備装置5との間で種々のデータの授
受を行い、警備先の防犯、防災等を行う警戒センターと
しての役割を果たすものであり、受信機2、表示モニタ
3及びプリンタ4を備えている場合がある。
【0004】受信機2は、電話回線9を介して送信機6
から送られてくる種々のデータを受信すると共に、必要
に応じて送信機6に対して設備機器8を制御するための
制御信号を電話回線9により送信する。表示モニタ3
は、各警備先の監視状況をランプの点灯等により表示す
るものであり、例えば、受信機2が警備先で異常が発生
したことを検知した場合には、当該警備先の異常ランプ
を点灯する。これによって警備先の監視状況全体を一目
で把握することができる。
【0005】プリンタ4は、受信機2が受信したデータ
及び警備先の設備機器8に対して何等かの制御を指示し
た場合にはその制御内容をも印字するものである。端末
警備装置5は、一般家庭あるいはオフィス、事務所等の
警備の対象となっている箇所に設置されるものであり、
送信機6、センサ7、設備機器8及びリモコンスイッチ
10を備えている。
【0006】送信機6は、端末警備装置5の主体をなす
ものであって、一般の住宅においては屋内の適当な箇所
に、オフィス等においては各室内の適当な箇所に配置さ
れるのが通常であり、これによって例えば一般住宅では
就寝前に当該送信機を警戒状態に設定することができ
る。そして、送信機6には火災感知器、非常押ボタン、
ガス漏れ警報機、侵入者検知器、防犯センサ、ドアの開
閉状態を検出するドアセンサ等種々のセンサ7が接続さ
れており、これらのセンサ7からの信号により異常が発
生したことを検知すると、電話回線9を介して自動的に
センター装置1を呼び出して異常発生情報及びその他の
情報を通知する。また、送信機6は異常発生時にセンタ
ー装置1に対して情報を送信することは勿論、予め定め
られた時間毎に定期的にセンター装置1に対して所定の
情報を通信することも可能となされている。更に、送信
機6は、センター装置1からの指示により各種の設備機
器8を制御する。
【0007】リモコンスイッチ10は、警戒を行うか、
警戒を解除するかを設定するものであり、通常屋外ある
いは半屋外に配置される。これによって例えば一般住宅
では外出する場合に当該リモコンスイッチ10を屋外で
操作することにより送信機6を警戒状態に設定すること
ができる。
【0008】リモコンスイッチ10は図5に示すよう
に、カード挿入口を備えるカード読み取り部15、制御
部16、メモリ17及び現在警戒状態にあるか警戒が解
除されている状態にあるかを示すLED等からなる発光
素子18を備えている。メモリ17には一つまたは複数
のID番号が登録されており、マイクロプロセッサ及び
その周辺回路からなる制御部16は、カード読み取り部
15から読み取ったID番号を受けると、当該ID番号
がメモリ17に登録されているID番号と一致している
か否かを検出し、一致しない場合は挿入されたIDカー
ドは無効であるとして無視するが、カード読み取り部1
5で読み取られたID番号がメモリ17に登録されてい
るID番号と一致する場合には、制御部16は当該ID
カードを有効なカードであると判断して、発光素子18
の状態及び警戒/解除の状態を反転させ、その情報を送
信機6に送る。即ち、いま送信機6が警戒状態にあり、
このとき発光素子18が点灯状態にあるとするときに有
効なIDカードがカード読み取り部15に挿入されたと
すると、制御部16は警戒解除の状態を設定して送信機
6に送ると共に、発光素子18を消灯する。これにより
送信機6は警戒解除の状態に設定される。またこれとは
逆に送信機6が警戒解除の状態にあり、発光素子18が
消灯しているときに有効なIDカードがカード読み取り
部15に挿入されたときには、制御部16は警戒状態を
設定して送信機6に送ると共に、発光素子18を点灯す
る。これにより送信機6は警戒状態に設定される。
【0009】なお、リモコンスイッチ10により警戒解
除が設定された場合には、送信機6はセンサ7で異常が
検知されても無視し、センター装置1には異常が発生し
たことを通報しない。なお、例えば侵入者の検知は行う
必要がないが、ガス洩れ警報や火災警報は行う必要があ
る等の場合があることを考慮して、リモコンスイッチ1
0を用途別あるいはセンサ別に警戒あるいは警戒解除を
設定できるようにすることも可能であることは明きらか
である。また電話機11は送信機6に接続されており、
送信機6とセンター装置1とのデータの授受は当該電話
機11の回線を介して行われるが、通常の通話を行うこ
とも可能となされている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところで、一旦登録し
たID番号は絶対不変のものではなく、消去を要求され
る場合、あるいは新たなID番号の登録を要求される場
合がある。例えば、IDカードを紛失し、新たなIDカ
ードを作成した場合には、紛失したIDカードのID番
号を消去し、新たなIDカードに書き込まれているID
番号を登録する必要が生じる。
【0011】従って、リモコンスイッチにおいては新た
にID番号を登録するための機能が設けられているのが
通常である。その方法としては、例えば、リモコンスイ
ッチに登録用のボタン及びテンキーを配置し、テンキー
で登録したい番号を入力して登録ボタンを押す等する方
法、あるいはデジタルスイッチやディップスイッチによ
り制御部を登録可能な状態に設定し、新たに登録するI
D番号が書き込まれたIDカードを挿入して登録ボタン
を押す等する方法が採用されている。
【0012】しかしながら、前者の方法においてはリモ
コンスイッチにボタンやテンキーを配置しなければなら
ないのでコストが高くなり、大型になるばかりでなく、
テンキーでID番号を入力する必要があるので入力誤り
が生じることがある。また、上述したようにリモコンス
イッチは屋外あるいは半屋外に配置されるので、いたず
らされて使用不能になる場合も考えられるものである。
【0013】また後者の方法においては、デジタルスイ
ッチやディップスイッチを操作する必要があるが、デジ
タルスイッチやディップスイッチの操作は非常に煩わし
いものである。また上述したようにリモコンスイッチは
屋外あるいは半屋外に配置されるのでリモコンスイッチ
は密閉されるのが通常であり、そのために通常は内部に
配置されるデジタルスイッチやディップスイッチを操作
することは非常に困難を伴うものでった。
【0014】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、新たなID番号を容易に登録することができるカ
ード式リモートコントロールスイッチを提供することを
目的とするものである。
【0015】上記の目的を達成するために、請求項1記
載のカード式リモートコントロールスイッチは、カード
読み取り部と、複数の領域を有するメモリと、制御部と
を備えるカード式リモートコントロールスイッチにおい
て、前記制御部は、予め定められた所定のデータが書き
込まれた第1のカードが挿入され、その後所定時間内に
予め所定の形式の識別番号が書き込まれた第2のカード
が挿入された場合には当該挿入された第2のカードに書
き込まれている識別番号を前記メモリのスタンバイ状態
にある領域に書き込んで当該識別番号を登録する処理を
行い、前記第1のカードが挿入され、その後所定時間内
に再度前記第1のカードが挿入された場合には前記メモ
リのスタンバイ状態にある領域に書き込まれている識別
番号を消去する処理を行うことを特徴とする。請求項2
記載のカード式リモートコントロールスイッチは、カー
ド読み取り部と、複数の領域を有するメモリと、制御部
とを備えるカード式リモートコントロールスイッチにお
いて、前記カード読み取り部のカード挿入口の入り口近
傍にはカードが挿入されたことを検知するカード検知手
段が設けられ、前記制御部は、前記カード読み取り部か
ら予め定められた所定の第1のカードのデータを受ける
と前記メモリの予め定められた領域をスタンバイ状態と
し、その後所定時間内に、前記カード読み取り部からカ
ードがカード検知手段まで挿入されて引き抜かれたこと
を示す情報を受けた場合には、当該カードがカード検知
手段まで挿入されて引き抜かれたことを示す情報を受け
る度毎にメモリの次の領域をスタンバイ状態とする処理
を行うことを特徴とする。請求項3記載のカード式リモ
ートコントロールスイッチは、請求項2記載のカード式
リモートコントロールスイッチにおいて、前記制御部
は、メモリのある領域がスタンバイ状態にあるときに前
記カード読み取り部から前記第1のカードとは異なるカ
ードに書き込まれた所定の形式の識別番号のデータを受
けた場合には、当該識別番号のデータを前記メモリのス
タンバイ状態にある当該領域に書き込んで登録する処理
を行い、メモリのある領域がスタンバイ状態にあるとき
に前記カード読み取り部から再度前記第1のカードのデ
ータを受けた場合には、前記メモリのスタンバイ状態に
ある当該領域に書き込まれている識別番号のデータを消
去する処理を行うことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、識別番号の登録
及び消去の操作を第1のカードで行うことができる。ま
た、請求項2記載の発明によれば、メモリの領域の切り
換えの操作を第1のカードだけで行うことができる。更
に、請求項3記載の発明によれば、メモリの領域の切り
換えの操作、識別番号の登録の操作、及び識別番号の削
除の操作を第1のカードで行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
なお、以下の実施例においてはJIS型カードを使用す
るものとする。図1は本発明に係るカード式リモートコ
ントロールスイッチを上述した遠方監視制御システムの
端末警備装置に適用した場合の一構成例を示す図であ
り、図中、20はリモコンスイッチ、21はカード読み
取り部、22は制御部、23はメモリ、24は発光素
子、25はチャンネル表示部、26は音声出力部を示
す。
【0018】図1において、カード読み取り部21は従
来と同様の構成でよいが、カード挿入口の入り口近傍に
カードが挿入されたことを検知するカード検知手段を備
えている必要がある。このカード検知手段は例えばマイ
クロスイッチで構成することができる。従って、カード
読み取り部21は、カード検知手段によりカードが挿入
されたことを検知すると、カードが挿入されたことを示
す情報を制御部22に送り、次にカードに書き込まれて
いるデータを読み取った場合には読み取ったデータを制
御部22に送る。従って、カードがカード検知手段の位
置まで挿入され、そこから奥には挿入されずすぐに引き
抜かれた場合にはカード読み取り部21はカードが挿入
された旨を示す情報だけを制御部22に送る。制御部2
2は当該リモコンスイッチ20の動作を統括して管理す
るものであり、マイクロプロセッサ及びその周辺回路で
構成される。なお、その動作については後述する。
【0019】メモリ23は適宜の記憶手段で構成するこ
とができ、またその容量も適宜定めることができるが、
ここでは電源バックアップの必要のない不揮発性メモリ
を用いることとし、10個のID番号を記憶可能な容量
とする。従ってこの実施例においてはメモリ23は10
の領域(以下、各領域をチャンネルと称す)を有してい
る。発光素子24は現在警戒状態にあるか、警戒解除の
状態にあるかを示すためのものであり、例えばLED等
で構成される。ここでは警戒状態の場合には点灯され、
警戒解除の状態では消灯されるものとする。チャンネル
表示部25はメモリ23のチャンネルの中のどのチャン
ネルが対象になっているかを示すものであり、図2Aに
示すように4個の発光素子251 ,252 ,253 ,2
4 で構成され、現在対象となっているメモリ23のチ
ャンネル番号をバイナリー表示で示すものである。例え
ば、現在チャンネル1が対象となっている場合には図2
Bに示すように発光素子251 のみが点灯され、図2C
のように発光素子251 と発光素子253 が点灯されて
いる場合には現在チャンネル5が対象となっていること
を示すものである。音声出力部26はスピーカー及びそ
の周辺回路で構成され、音により種々のメッセージを発
するものである。
【0020】次に、制御部22の動作について図3を参
照して説明する。制御部22はカードが挿入されるのを
待機し(ステップS1)、カード読み取り部21から送
られてくる情報によりカードが挿入されたことを検知
し、次にカード読み取り部21から読み取ったデータが
送られてくると、当該データが登録カードのデータであ
るか否かを判断する(ステップS2)。登録カードはI
D番号を登録/消去する場合に使用する特別なカードで
あり、そのデータはメモリ23あるいは制御部22の内
部メモリに予め登録されている。従って、制御部22は
カード読み取り部21から送られてきたデータが登録さ
れているID番号と一致するか否かを検出することによ
り、挿入されたカードが登録カードであるか否かを判断
することができる。
【0021】そして、挿入されたカードが登録カードで
ない場合には、制御部22はステップS3の通常モード
の処理を行う。この通常モードは、上述した従来の処理
と同様である。即ち、制御部22はカード読み取り部2
1からデータを受けると、メモリ23に書き込まれてい
るID番号と比較し、一致しない場合は挿入されたカー
ドは無効であるとして無視し、一致する場合には当該カ
ードを有効なカードであると判断して、発光素子24の
状態及び警戒/解除の状態を反転させ、その情報を送信
機(図1には図示せず)に送る。
【0022】ステップS2の判断で挿入されたカードが
登録カードであると判断すると、制御部22は、ID番
号の新規登録、消去ができる登録モードに入り、まずチ
ャンネル表示部25にチャンネル1の点滅表示を指示す
る。これによりチャンネル表示部25では図2Bに示す
表示が行われるが、発光素子251は所定の周期で点滅
する。これによってオペレータはチャンネル1がスタン
バイされたことを知ることができる。
【0023】この状態において、所定の時間、例えば1
0秒間何の操作も行われない場合には、タイムアウトと
して制御部22はステップS3の通常モードに入るが、
タイムアウト以前にカードが挿入され、そのデータがカ
ード読み取り部21から送られてきた場合には、そのデ
ータを判別してカードの種類に応じてステップS6また
はステップS8の処理を行う。
【0024】ステップS6は再度登録カードが挿入され
た場合であり、この場合制御部22はカード読み取り部
21から送られてきたデータが登録カードのID番号で
あると判断すると、メモリ23のチャンネルのうちの現
在チャンネル表示部25で表示されているチャンネル、
この場合にはチャンネル1に書き込まれているID番号
を消去すると共に、オペレータに当該チャンネルのID
番号を消去したことを認識させるために、チャンネル表
示部25の表示を点滅状態から点灯状態に変更し、且つ
音声出力部26には所定の態様の鳴動、例えば「ピー
ッ」という鳴動を指示する(ステップS7)。そして、
制御部22はチャンネル表示部25の表示を点滅状態か
ら点灯状態に変更した後、所定時間、例えば1〜2秒経
過すると、チャンネル表示部25に対して次のチャンネ
ル、この場合チャンネル2の点滅表示を指示し(ステッ
プS11)ステップS4の処理の次の状態に戻る。従っ
てこのときにはチャンネル表示部25の発光素子252
のみが所定の周期で点滅する。これによりオペレータは
チャンネル2がスタンバイ状態にあることを知ることが
できる。
【0025】次にステップS8の処理について説明す
る。ステップS8は登録カード以外のカードで、所定の
形式のID番号が書き込まれたカード(以下、このカー
ドを個別カードと称す)が挿入された場合であり、この
場合、制御部22はカード読み取り部21から送られて
きたデータが登録カード以外のデータであると判断する
と、メモリ23のチャンネルのうちの現在チャンネル表
示部25で表示されているチャンネル、この場合にはチ
ャンネル1に当該ID番号を上書きすると共に、オペレ
ータに当該チャンネルに新たなID番号を登録したこと
を認識させるために、チャンネル表示部25の表示を点
滅状態から点灯状態に変更し、且つ音声出力部26には
所定の態様の鳴動、例えば「ピッピッ」という鳴動を指
示する(ステップS9)。そして、制御部22はチャン
ネル表示部25の表示を点滅状態から点灯状態に変更し
た後、所定時間、例えば1〜2秒経過すると、チャンネ
ル表示部25に対して次のチャンネル、この場合チャン
ネル2の点滅表示を指示し(ステップS11)ステップ
S4の処理の次の状態に戻る。
【0026】次にステップS10の処理について説明す
る。ステップS6,S8の処理は登録モード時において
何等かのカードがカード読み取り部21のカード挿入口
の奥まで挿入された場合であるが、ステップS10はカ
ードが奥まで挿入されず、挿入口近傍に配置されている
カード検知手段まで挿入されて引き抜かれた場合の処理
であり、制御部22は、カード読み取り部21からカー
ドがカード検知手段まで挿入されて引き抜かれた旨の情
報を受けると、チャンネル表示部25に対して次のチャ
ンネル、この場合チャンネル2の点滅表示を指示し(ス
テップS11)ステップS4の処理の次の状態に戻る。
【0027】この処理は次のような場合に必要となる。
例えばチャンネル5に登録されているID番号を消去
し、そこに新たなID番号を書き込みたい場合にはチャ
ンネル5をスタンバイ状態にする必要があるが、図3か
ら理解できるように登録モードに入ったときには必ず最
初にチャンネル1がスタンバイされるので、チャンネル
表示部25の表示を図2Bの点滅状態から図2Cの点滅
状態とする必要がある。そこで、チャンネル1がスタン
バイになっている状態において登録カードまたは個別カ
ードをカード検知手段の位置まで挿入して引き出す操作
を4回行うことによってチャンネル5をスタンバイ状態
にすることができる。これがステップS10の処理が設
けられている意味である。そして、その状態で個別カー
ドをカード挿入口の奥まで挿入すればステップS8,S
9の処理が行われ、当該カードに書き込まれているID
番号が登録され、また登録カードを挿入するとステップ
S6,S7の処理が実行されて当該チャンネルのID番
号が消去される。
【0028】ID番号の登録または消去が終了した後は
何等かの操作を行う必要はなく、所定の時間が経過する
とステップS5の処理により通常モードに移行し、その
後ステップS1に戻る。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、チャンネル表示部25は
チャンネル番号をバイナリー表示で行うものとしたが、
いわゆる「日」字形の表示素子等により数字で表示する
ことが可能であることはいうまでもない。また、上記実
施例ではJIS型カードを用いるものとしたが、本発明
は他の形式のカードにも同様に適用できるものである。
また更に、上記実施例では本発明を遠方監視制御システ
ムの端末警備装置に適用した場合について説明したが、
本発明は用途を問わずID番号を認識するためのリモコ
ンスイッチに一般的に適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、登録カードで登録モードに設定した後に個別
カードを挿入するという操作だけでID番号を登録する
ことができるので、その操作は非常に容易に行うことが
できる。また、メモリのチャンネルの切り換えも登録カ
ードだけで行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 チャンネル表示部の表示の態様を示す図であ
る。
【図3】 制御部が行う処理のフローチャートである。
【図4】 従来の遠方監視制御システムの構成例を示す
図である。
【図5】 従来のリモコンスイッチの構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】 20…リモコンスイッチ、21…カード読み取り部、2
2…制御部、23…メモリ、24…発光素子、25…チ
ャンネル表示部、26…音声出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−166693(JP,A) 特開 平2−85483(JP,A) 特開 昭62−296073(JP,A) 特開 昭64−88794(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 301 G08B 23/00 - 31/00 E05B 49/00 G06K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード読み取り部と、 複数の領域を有するメモリと、 制御部とを備えるカード式リモートコントロールスイッ
    チにおいて、 前記制御部は、予め定められた所定のデータが書き込ま
    れた第1のカードが挿入され、その後所定時間内に予め
    所定の形式の識別番号が書き込まれた第2のカードが挿
    入された場合には当該挿入された第2のカードに書き込
    まれている識別番号を前記メモリのスタンバイ状態にあ
    る領域に書き込んで当該識別番号を登録する処理を行
    い、前記第1のカードが挿入され、その後所定時間内に
    再度前記第1のカードが挿入された場合には前記メモリ
    のスタンバイ状態にある領域に書き込まれている識別番
    号を消去する処理を行うことを特徴とするカード式リモ
    ートコントロールスイッチ。
  2. 【請求項2】カード読み取り部と、 複数の領域を有するメモリと、 制御部とを備えるカード式リモートコントロールスイッ
    チにおいて、 前記カード読み取り部のカード挿入口の入り口近傍には
    カードが挿入されたことを検知するカード検知手段が設
    けられ、 前記制御部は、前記カード読み取り部から予め定められ
    た所定の第1のカードのデータを受けると前記メモリの
    予め定められた領域をスタンバイ状態とし、その後所定
    時間内に、前記カード読み取り部からカードがカード検
    知手段まで挿入されて引き抜かれたことを示す情報を受
    けた場合には、当該カードがカード検知手段まで挿入さ
    れて引き抜かれたことを示す情報を受ける度毎にメモリ
    の次の領域をスタンバイ状態とする処理を行うことを特
    徴とするカード式リモートコントロールスイッチ。
  3. 【請求項3】前記制御部は、メモリのある領域がスタン
    バイ状態にあるときに前記カード読み取り部から前記第
    1のカードとは異なるカードに書き込まれた所定の形式
    の識別番号のデータを受けた場合には、当該識別番号の
    データを前記メモリのスタンバイ状態にある当該領域に
    書き込んで登録する処理を行い、メモリのある領域がス
    タンバイ状態にあるときに前記カード読み取り部から再
    度前記第1のカードのデータを受けた場合には、前記メ
    モリのスタンバイ状態にある当該領域に書き込まれてい
    る識別番号のデータを消去する処理を行うことを特徴と
    する請求項2記載のカード式リモートコントロールスイ
    ッチ。
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