JP3286200B2 - 立坑掘削機 - Google Patents

立坑掘削機

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JP3286200B2
JP3286200B2 JP06824897A JP6824897A JP3286200B2 JP 3286200 B2 JP3286200 B2 JP 3286200B2 JP 06824897 A JP06824897 A JP 06824897A JP 6824897 A JP6824897 A JP 6824897A JP 3286200 B2 JP3286200 B2 JP 3286200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工法によ
って地盤に大口径の縦孔、すなわち立坑を掘削すること
のできる立坑掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工法によって地盤に大口径の立
坑を掘削する立坑掘削機に関連するものとして、本願出
願人らは先に、特願平7−128625号、及び特願平
7−161506号(以下、「第1,第2の先行技術」
という)に示す技術を提案した。
【0003】上述した第1の先行技術は、立坑内に配置
されるシールド本体と、このシールド本体の下方に設け
られ、立坑内の切羽を掘削するカッタと、少なくとも一
部がシールド本体に設けられ、上述したカッタを駆動す
る駆動部を有する立坑シールド掘進機にあって、一端が
カッタの掘削面近傍にそれぞれ開口して吸い込み口を形
成し、他端がサクションポンプに接続され、カッタによ
り掘削された土砂を吸い込んで排出する複数本の土砂吸
い込み配管を備えるとともに、これらの複数本の土砂吸
い込み配管をカッタの中心軸付近に配置された回転軸継
手に収納した構成になっている。
【0004】また、上述した第2の先行技術は、大口径
の立坑掘削機ほど掘削土砂が掘削孔の外周寄りに溜り易
くなるため、カッタのほぼ中心部に設けた土砂吸い込み
口に集まりにくくなり、その結果、排土効率および掘削
効率が低減するといった課題を解決するために、立坑の
掘削をおこなうカッタの少なくとも1箇所に送水口を設
け、掘削土砂を送水口から放出される泥水によって前述
の土砂吸い込み口の方へ押し流すようにするとともに、
この土砂吸い込み口を有する排泥管、および前述の送水
口を有する泥水管をカッタの中心軸付近に配置された回
転軸継手に収納した構成になっている。
【0005】図6は上述した第1,第2の先行技術を併
せて考えられる立坑掘削機を示す縦断面図、図7は図6
のD−D矢視に相当する横断面図、図8は図6のE−E
矢視に相当するカッタ部分を示す図、図9は図6のF部
拡大図である。
【0006】図6に示す立坑掘削機のシールド本体1
は、外殻を形成し、掘削した地山の崩壊を防ぐハル3を
有するとともに、その内部に内周リング1a、中間リン
グ1b、外周リング1cをそれぞれ有する。また、この
シールド本体1の下方には、立坑内の切羽を掘削するカ
ッタ2を有する。このカッタ2は、中央部分に配置され
るカッタ2の中心軸2dと、図8にも示すように、カッ
タ2の中心軸2dの下端に装着されるセンタカッタ2a
と、中央部分から外周部分に放射状に延びる複数本のカ
ッタスポーク2bと、これらのカッタスポーク2bのそ
れぞれに設けられるビット2cとを備える。
【0007】また、前述したシールド本体1の中間リン
グ1b部分には、図7,8,9にも示すように、カッタ
2を上下動させるカッタ上下ジャッキ9と、カッタ2を
回転させる回転力を発生させる駆動モータ4aと、この
駆動モータ4aで発生させた回転力をカッタ2に伝える
駆動リング4bと、この駆動リング4bを回転自在に保
持するベアリング11を有する。上述した駆動モータ4
a、ベアリング11、及び駆動リング4bによってカッ
タ2を回転させる駆動部4が構成される。
【0008】シールド本体1の内部のハル3に近接した
位置には、掘削した立坑の土砂の崩壊を防ぐセグメント
7を組み立てるエレクタ8が配置されるとともに、セグ
メント7の端面に当接することによりシールド本体1を
推進させる推進力を発生させるシールドジャッキ6が配
置される。
【0009】そして、一端すなわち下端がカッタ2の掘
削面近傍、例えばセンタカッタ2a付近に開口して吸い
込み口5aを形成し、他端が図示しないサクションポン
プに接続され、カッタ2により掘削された土砂を吸い込
んで排出する土砂吸い込み配管5と、カッタ2の外周に
配置される送水口10aを有し、カッタ2によって掘削
された土砂を送水口10aから放出される水、例えば泥
水によって土砂吸い込み配管5の吸い込み口5a方向に
押し流す送水管10とを備えるとともに、カッタ2の中
心軸2d付近に配置され、上述の土砂吸い込み配管5と
送水管10とが収納される回転軸継手5cが備えられ
る。
【0010】このように構成される立坑掘削機では、例
えばカッタ上下ジャッキ9を伸長させた状態で、シール
ドジャッキ6を伸長させながら駆動モータ4aを作動さ
せると、駆動リング4bを介してカッタ2が回転し、こ
のカッタ2により所定長さの立坑の掘削がおこなわれ
る。この状態で例えばカッタ上下ジャッキ9を収縮させ
ると、カッタ2の下方に空隙部が形成される。ここで送
水管10に水を供給するとともに、図示しないサクショ
ンポンプを駆動すると、送水口10aを経て掘削土砂に
放水され、掘削土砂が泥あるいは泥水となって吸い込み
口5a方向に押し流され、吸い込み口5aから土砂吸い
込み配管5を介してサクションポンプ方向に排出され
る。このようにして掘削土砂の排出がおこなわれた後に
は、シールドジャッキ6を収縮させる。このシールドジ
ャッキ6の収縮により、このシールドジャッキ6の末端
部(図6の上端部)の後方部分に、新たなセグメント7
の収納が可能な空隙が形成される。エレクタ8を作動さ
せることにより、その空隙に新たなセグメントが収納さ
れる。
【0011】以下、同様の動作が繰り返しおこなわれて
所望の立坑が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
出願人の第2の先行技術、および第1,第2の先行技術
を併せて考えられる図6〜図9に示す立坑掘削機は、送
水口をカッタ2の外周近傍に設けたため、掘削孔の外周
寄りに溜まった掘削土砂がカッタ2の回転と共に送水口
から放出される泥水によって土砂吸い込み口の方へ押し
流されて集まり、大口径の掘削機の排土効率を向上させ
ることができるものである。しかしながら、その反面
カッタ2の中心軸2d付近に配置される回転軸継手5c
に、土砂吸い込み配管5と送水管10の、少なくとも2
本の管路(流路)を設けなければならないことから、回
転軸継手5が大型化する。また、カッタ2の中心軸2d
に少なくとも2本の配管を通す必要があるため、その中
心軸2dが太くなってしまう。
【0013】上述のように、カッタ2の中心に位置する
回転軸継手5が大型化することに伴い、この回転軸継手
5よりも外周に位置し、カッタ2に回転力を伝える駆動
リング4bの径も大きくなり、この駆動リング4bを支
持するベアリング11も大径化する。また、泥水圧によ
るベアリング11への負荷も大きくなり、これを考慮す
るとベアリング11はさらに大径化する。これに伴い、
カッタ上下ジャッキ9の容量も大きくしなければならな
い。これらのことから、カッタ2の駆動部4が大型にな
り、製造原価が高くなってしまう問題がある。
【0014】なお、ベアリング11の大型化を抑えるた
めに、回転軸継手5を、図6に示す形態よりも上方に配
置することが考えられるが、このように、回転軸継手5
を配置しようとすると、シールド本体1の高さ寸法が大
きくなって上述とは別の観点からカッタ2の駆動部4が
大型になり、製造原価が高くなってしまう 発明は、
上記した従来技術における実状に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上述の排土効率は維持しつつ、土砂吸
い込み配管と、掘削土砂を押し流す送水管とを備える
転軸継手部分を小型化することができる立坑掘削機を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、立坑内に配置され
るシールド本体と、このシールド本体の下方に設けら
れ、立坑内の切羽を掘削するカッタと、一端側が前記カ
ッタのほぼ中央部で掘削面近傍の位置に設けた少なくと
も1つの吸い込み口を形成し、他端側がサクションポン
プに接続される土砂吸い込み配管と、一端側が前記カッ
タの外周近傍で掘削面近傍の位置に設けた少なくとも1
つの送水口を形成し、他端側が送水ポンプに接続される
送水管とを備えた立坑掘削機において、前記カッタの中
心軸近傍に配置され、前記土砂吸い込み配管の一端側と
他端側との間に位置する中間部を収納する第1の回転軸
継手と、この第1の回転軸継手と別に設けられ、前記送
水管の一端側と他端側との間に位置する中間部を収納す
る第2の回転軸継手とを備えた構成にしてある。
【0016】このように構成した請求項1に係る発明に
よれば、サクションポンプを駆動することにより、カッ
タによって掘削された土砂を土砂吸い込み配管を介して
排出させることができ、この際に、送水ポンプを駆動し
送水管を介して水を放出させることにより、カッタによ
って掘削された土砂を土砂吸い込み配管方向に押し流す
ことができ、能率よく掘削土砂の排出作業を実施するこ
とができる。
【0017】そして、カッタの中心軸近傍に配置され、
土砂吸い込み配管の一端側と他端側 との間に位置する中
間部を収納する第1の回転軸継手と、送水管の一端側と
他端側との間に位置する中間部を収納する第2の回転軸
継手とをそれぞれ別に設けたので、カッタ中心軸近傍に
設ける第1の回転軸継手を小型化することができる。よ
って、排土効率を維持しながらカッタの中心軸の径寸法
の大型化を防止することができ、それに伴い、カッタの
駆動部の大型化も防止することができる。また、第2の
回転軸継手は例えば駆動リングの外側に配置することが
できるので、この駆動リングも径寸法を特別に大きくす
ることを要しない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の立坑掘削機の実施
の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の立坑掘
削機の一実施形態を示す縦断面図、図2は図1のA−A
矢視に相当する横断面図、図3は図1のB−B矢視に相
当するカッタ部分を示す図、図4は図1のC部拡大図、
図5は図1に示す実施形態を用いておこなわれる掘削作
業の一形態を示す図である。なお、これらの図におい
て、前述した図6〜9に示した部材と同等のものは同一
の符号で示してある。
【0019】すなわち本実施形態も、前述した図6〜9
に示したものと同様に、シールド本体1は、外殻を形成
し、掘削した地山の崩壊を防ぐハル3の他、内周リング
1a、中間リング1b、外周リング1cを備えている。
また、シールド本体1の下方には、立坑内の切羽を掘削
するカッタ2を備えている。このカッタ2は、中央部分
に配置されるカッタ2の中心軸2dと、図3にも示すよ
うに、カッタ2の中心軸2dの下端に装着されるセンタ
カッタ2aと、中央部分から外周部分に放射状に延びる
カッタスポーク2bと、これらのカッタスポーク2bの
それぞれに設けられるビット2cとを備えている。
【0020】また、シールド本体1の中間リング1b部
分には、図1,2,4に示すように、カッタ2に回転力
を伝える駆動リング4bと、この駆動リング4bを回転
自在に保持するベアリング11と、駆動リング4bを回
転させる駆動モータ4aの他、カッタ2を上下動させる
カッタ上下ジャッキ9とを配置してある。上述した駆動
モータ4a、ベアリング11、駆動リング4b、及びカ
ッタ上下ジャッキ9によって、カッタ2を駆動する駆動
部4が構成されている。
【0021】シールド本体1の内部のハル3に近接した
位置には、図1,2に示すように、掘削した立坑の土砂
の崩壊を防ぐセグメント7を組み立てるエレクタ8を配
置してあるとともに、セグメント7の端面に当接するこ
とによりシールド本体1を推進させる推進力を発生させ
るシールドジャッキ6を配置してある。
【0022】また、カッタ2の中心軸2d部分には、カ
ッタ2によって掘削された土砂を吸い込んで排出する土
砂吸い込み配管5を配置してある。この土砂吸い込み配
管5の一方の端部すなわち下端には、カッタ2の掘削面
近傍、例えばセンタカッタ2a付近に開口する吸い込み
口5aを形成してあり、他方の端部側は図5に例示する
サクションポンプ5bを介して、所定の排土場所に位置
させてある。また、図1に示すように土砂吸い込み配管
5から離隔した外側部分には、カッタ2によって掘削さ
れた土砂を土砂吸い込み配管5の吸い込み口5a方向に
押し流す水、例えば泥水を導く送水管10を配置してあ
る。この送水管10は、一端、例えば下方に位置する端
部がカッタ2の外周に配置される送水口10aを形成
し、他端側は図5に示すように、送水ポンプ10bに接
続してある。
【0023】上述した各部材については、送水管10を
土砂吸い込み配管5から離隔した外側部分に配置した点
を除けば、前述した図6〜9に示したものとほとんど同
等の構成である。
【0024】本実施形態では特に、カッタ2の中心軸2
d付近に、土砂吸い込み配管5の両端部間に位置する中
間部を収納する第1の回転軸継手20を配置してあり、
駆動リング4bの外側に位置するシールド本体1部分
に、送水管10の両端部間に位置する中間部を収納する
第2の回転軸継手21を配置してある。
【0025】このように構成した本実施形態では、例え
ばカッタ上下ジャッキ9を伸長させた状態で、シールド
ジャッキ6を伸長させながら駆動モータ4aを作動させ
ると、ベアリング11、駆動リング4bを介してカッタ
2が回転し、このカッタ2によって所定長さの立坑の掘
削がおこなわれる。この状態で例えばカッタ上下ジャッ
キ9を収縮させると、カッタ2の下方に空隙部が形成さ
れる。ここで、送水ポンプ10bを駆動して送水管10
に泥水を供給するとともに、サクションポンプ5bを駆
動すると、送水管10に導かれた泥水が、第2の回転軸
継手21、送水管10の送水口10aを経て掘削土砂に
放水され、掘削土砂が泥土化あるいは泥水化されて吸い
込み口5a方向に押し流される。そのように押し流され
た掘削土砂は、その吸い込み口5aから土砂吸い込み配
管5内に取り込まれ、サクションポンプ5bの吸い込み
力により、第1の回転軸継手20を経て所定の排土位置
まで導かれる。このようにして掘削土砂の排出がおこな
われた後には、シールドジャッキ6を収縮させる。この
シールドジャッキ6の収縮により、このシールドジャッ
キ6の末端部(図1の上端部)の後方部分に、新たなセ
グメント7の収納が可能な空隙が形成される。ここでエ
レクタ8を作動させることにより、その空隙に新たなセ
グメントが収納される。以下、同様の動作が繰り返しお
こなわれて所望の立坑を形成することができる。
【0026】本実施形態によれば、上述のように送水管
10、第2の回転軸継手21を介して泥水を放出させ、
泥土化あるいは泥水化した掘削土砂を土砂吸い込み配管
5、第1の回転軸継手20を介して排出させることによ
り、能率よく掘削土砂の排土作業を実施することができ
る。
【0027】また特に、カッタ2の中心軸2d付近に配
置される第1の回転軸継手20は、土砂吸い込み配管5
の収納が可能な程度の小型のものに形成することがで
き、これに伴ってカッタ2の中心軸2dの径寸法の大径
化も抑えることができる。また、第2の回転軸継手21
は駆動リング4bの外側に配置するので、この駆動リン
グ4bも径寸法を特別に大きくすることを要しない。
【0028】これに伴い、駆動リング4bを保持するベ
アリング11もその径寸法を比較的小さく設定でき、ま
た、駆動リング4bの径寸法を比較的小さく設定できる
ことにより、泥水圧によるベアリング11への負荷を小
さく抑えることができ、カッタ上下ジャッキ9の容量も
比較的小さく抑えることができる。これらのことから、
カッタ2の駆動部4を比較的小型にすることができ、シ
ールド本体1に対するカッタ2の駆動部4の配置が容易
になるとともに、このカッタ2の駆動部4の製造原価を
安く抑えることができる。
【0029】また、駆動リング4bの径寸法を比較的小
さく設定できることに伴って、カッタ2の回転に追従す
る図示しない駆動リングシールの摺動部の速度を遅くす
ることができ、これにより駆動リングシールの耐久性を
向上させることができる。
【0030】また、上述のようにカッタ2の中心軸2d
の径寸法を比較的小さく設定できることにより、この中
心軸2dに装着される図示しない中心軸シールの摺動部
の速度を遅くすることができ、これにより中心軸シール
の耐久性を向上させることができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
発明は、カッタの中心軸近傍に配置され、土砂吸いこみ
配管の一端側と他端側との間に位置する中間部を収納す
る第1の回転軸継手と、送水管の一端側と他端側との間
に位置する中間部を収納する第2の回転軸継手とをそれ
ぞれ別に設けたので、カッタ中心軸近傍に設ける第1の
回転軸継手を小型化することができる。よって、排土効
率を維持しながらカッタの中心軸の径寸法の大型化を防
止することができ、それに伴い、カッタの駆動部の大型
化も防止することができる。 また、請求項2に係る発明
では、第2の回転軸継手を、カッタに回転力を加える駆
動リングの外側に設けたので、駆動リングの大型化を防
止することができる。よって、さらにカッタの駆動部の
大型化を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立坑掘削機の一実施形態を示す縦断面
図である。
【図2】図1のA−A矢視に相当する横断面図である。
【図3】図1のB−B矢視に相当するカッタ部分を示す
図である。
【図4】図1のC部拡大図である。
【図5】図1に示す実施形態を用いておこなわれる掘削
作業の一形態を示す図である。
【図6】本願出願人らの先行技術から考えられる立坑掘
削機を示す縦断面図である。
【図7】図6のD−D矢視に相当する横断面図である。
【図8】図6のE−E矢視に相当するカッタ部分を示す
図である。
【図9】図6のF部拡大図である。
【符号の説明】
1 シールド本体 1a 内周リング 1b 中間リング 1c 外周リング 2 カッタ 2a センタカッタ 2b カッタスポーク 2c ビット 2d 中心軸 3 ハル 4 駆動部 4a 駆動モータ 4b 駆動リング 5 土砂吸い込み配管 5a 吸い込み口 5b サクションポンプ 6 シールドジャッキ 7 セグメント 8 エレクタ 9 カッタ上下ジャッキ 10 送水管 10a 送水口 10b 送水ポンプ 11 ベアリング 20 第1の回転軸継手 21 第2の回転軸継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑内に配置されるシールド本体と、 このシールド本体の下方に設けられ、立坑内の切羽を掘
    削するカッタと、 一端側が前記カッタのほぼ中央部で掘削面近傍の位置に
    設けた少なくとも1つの吸い込み口を形成し、他端側が
    サクションポンプに接続される土砂吸い込み配管と、 一端側が前記カッタの外周近傍で掘削面近傍の位置に設
    けた少なくとも1つの送水口を形成し、他端側が送水ポ
    ンプに接続される送水管とを備えた立坑掘削機におい
    て、 前記カッタの中心軸近傍に配置され、前記土砂吸い込み
    配管の一端側と他端側との間に位置する中間部を収納す
    る第1の回転軸継手と、この第1の回転軸継手と別に設けられ、 前記送水管の一
    端側と他端側との間に位置する中間部を収納する第2の
    回転軸継手とを備えたことを特徴とする立坑掘削機。
  2. 【請求項2】 前記第2の回転軸継手を、前記カッタに
    回転力を加える駆動リングの外側に設けたことを特徴と
    する立坑掘削機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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